JPH0939926A - タグ吊持用ピン体の取付具 - Google Patents

タグ吊持用ピン体の取付具

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JPH0939926A
JPH0939926A JP7209989A JP20998995A JPH0939926A JP H0939926 A JPH0939926 A JP H0939926A JP 7209989 A JP7209989 A JP 7209989A JP 20998995 A JP20998995 A JP 20998995A JP H0939926 A JPH0939926 A JP H0939926A
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JP
Japan
Prior art keywords
slider
trigger lever
link member
cam plate
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP7209989A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoyuki Hirai
智行 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J II KK
Original Assignee
J II KK
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Filing date
Publication date
Application filed by J II KK filed Critical J II KK
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Publication of JPH0939926A publication Critical patent/JPH0939926A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に、作業終了を体感できるクリック感
を出し、しかも機構の動きが滑らかで軽く作業者の負担
が少なくなるタグ吊持用ピン体の取付具とする。 【解決手段】 ベースケーシングに、一端を枢支され弦
巻バネで前方へ附勢されたトリガーレバーと、そのトリ
ガーレバーと連動し、略中央で枢支されたリンク部材
と、そのリンク部材の先端部分に筒状突起が嵌着された
第一のスライダーと、その第一のスライダーの筒状突起
に屈曲された後端を嵌入した押し棒と、その押し棒の前
方に備えられたカッターと、スリットを有する中空ニー
ドルと、前記リンク部材で連動する第二のスライダー
と、その第二のスライダーの前端部分に備えられた突起
が嵌合する屈曲溝を備えたカム板と、そのカム板にコイ
ルスプリングで後端上部を附勢された爪板とを有してい
ることとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタグ吊持用ピン材の
取付具、特に被服類をはじめ、毛布、はき物等、種々の
商品に価格や品質を表示したタグを吊り糸に代えた強靭
なプラスチック製のピン材で吊持させるにつき、そのピ
ン材をタグの取付孔及び商品の素地自体を貫通させて、
取り付けるためのタグ吊持用ピン材の取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したピン材として従来より図3、図
4に示されるものが知られている。図3はこのピン材1
の連結体としたマガジンAの側面図、図4は同じく正面
図である。
【0003】このピン材1は腰の強い弾性を保有した強
靭なプラスチックで全体を成形されており、その下端部
において連結棒2により連結化されたマガジンAとされ
ている。ピン材1は一端にタグ抜止用のフランジ部3が
形成され、他端には商品素地に貫通して抜け止めとなる
杆部4が形成されている。そして、このマガジンAは取
付具に装填されて、通常トリガーレバーと連動する押し
棒で杆部4が押され、溝付中空ニードル内を挿通される
ことで商品素地に取り付けられることとなるが、その
際、ピン材1は単体物としてマガジンAの連結棒2か
ら、その連接部5ごとカッターで切り離されることとな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このピ
ン材1のマガジンAに対し、上記した作用を与えるに関
して、従来より知られている取付具は、トリガーレバー
の回動動作と連動させて押し棒を移動させるが、マガジ
ンAのピン材1を一つづつ送る機構との連動についてト
リガーレバーの握持力がアナログ的に伝えられ、操作に
滅り張り、即ち、作業終了時点が明確に感知することが
でき難い問題点があった。これは主としてマガジンAを
送る機構のカム動作にテーパカムを用い、復帰にコイル
スプリングを使用することに起因している。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した従来の技術の
実情、問題点に着目してなされたもので、使用時に、作
業終了を体感できるクリック感を出し、しかも機構の動
きが滑らかで軽く作業者の負担が少なくなるタグ吊持用
ピン体の取付具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るタグ吊持用ピン体の取付具はベースケ
ーシングに、一端を枢支され弦巻バネで前方へ附勢され
たトリガーレバーと、そのトリガーレバーと連動し、略
中央で枢支されたリンク部材と、そのリンク部材の先端
部分に筒状突起が嵌着された第一のスライダーと、その
第一のスライダーの筒状突起に屈曲された後端を嵌入し
た押し棒と、その押し棒の前方に備えられたカッター
と、スリットを有する中空ニードルと、前記リンク部材
で連動する第二のスライダーと、その第二のスライダー
の前端部分に備えられた突起が嵌合する屈曲溝を備えた
カム板と、そのカム板にコイルスプリングで後端上部を
附勢された爪板とを有していることを特徴としている。
【0007】
【作用】係る構成としたことによって、第二のスライダ
ーの前方部分に備えられた突起がカム板の屈曲溝のコー
ナーを通過する際に明確なクリック感が発生することと
なり、作業終了を体感できる。また、全体の構成から、
駆動機構に附勢力に抗する部分が少なく、弦巻バネのみ
となるため、操作も軽く滑らかなものとなるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態を図
1、図2を参照して説明する。図1は本発明を実施した
タグ吊持用ピン材の取付具を示す部分断面機構図、図2
は同じく機構の分解斜視図である。
【0009】これらの図にあって10はプラスチックで
成形されたベースケーシングである。このベースケーシ
ング10には図示しないカバーケーシングが被せられ機
構を覆うものとなっている。カバーケーシングはベース
ケーシング10のグリップ部11に突出された軸体12
に接合部を被冠嵌合させ、四ケ所の雌ネジ部13、13
…にビスを貫通止着することで着脱自在に取り付けられ
る。
【0010】前記したベースケーシング10にはトリガ
ーレバー14が、その上端に備えた軸15を取付穴に挿
し込むことで回動自在に取り付けられている。この軸1
5には弦巻バネ16が巻回されており、その弦巻バネ1
6の一端は後述する第二のスライダーのガイド壁17に
当接支承され、また、他端はトリガーレバー14の内壁
に当接支承されて、常にこのトリガーレバー14を前方
へ回動するよう附勢している。さらに、トリガーレバー
14の下端奥にはストッパー14aが形成され、このス
トッパー14aをグリップ部11の前端と係合させるこ
とで前記附勢力を規制している。
【0011】また、トリガーレバー14の内壁間に架設
された軸18にはリンク部材19の後端に形成された長
孔20が嵌合されている。リンク部材19はベースケー
シング10の軸体12に、その略中心にある透孔が嵌合
され、この軸体12を支点として、トリガーレバー14
の動きと連動して回動するものとなっており、長孔20
によって回動距離の差が吸収されることとなっている。
【0012】さらに、図中21は第一のスライダーであ
り、この第一のスライダー21はベースケーシング10
に形成されたガイド壁22、23間に挟持され、そのガ
イド壁22、23の略中央に設けられたガイドレール2
4上に跨設されてガイド壁22、23間をスライドする
ものとなっている。
【0013】この第一のスライダー21の表面には前方
側に後述する押し棒の受け用切欠溝25aを形成した筒
状突起25が一体に突設されており、この筒状突起25
にリンク部材19の先端に形成された長孔26が嵌着さ
れ、リンク部材19の回動動作を第一のスライダー21
に伝達するようにされ、長孔26を使用することで回動
を直線運動とする距離の差を吸収するものとしている。
【0014】第一のスライダー21の筒状突起25には
押し棒27の直角に屈曲された後端屈曲部27aが挿入
され、押し棒27を第一のスライダー21と同期して摺
動させるものとしている。なお、27b、27bはベー
スケーシング10に突設されたガイドである。
【0015】また、図中28はガイド板17と23間に
挟持されている第二のスライダーであり、この第二のス
ライダー28は表面に所定の間隔を置いて一対の突起2
9、29が一体に突設されている。この第二のスライダ
ー28はリンク部材19の回動動作により、そのリンク
部材19の側壁面で突起29、29が押され前後へのス
ライド動作をするものとなっている。
【0016】さらに、この第二のスライダー28はカバ
ープレート30により隠されているマガジンAの送り機
構と連結され、この送り機構を作動させるものとなって
いる。即ち、この第二のスライダー28の前端は上方へ
向けてL字状に屈曲されており、この屈曲先端に係合用
突起31が突設されているもので、この係合用突起31
がカム板32の裏面下方に形成された屈曲溝33と係合
されている。
【0017】このカム板32の表面側前方上端には取付
孔34が形成され、その取付孔34に爪部材35の前方
上端に形成された突子35aが嵌められ枢支されてい
る。また、この爪部材35の後方上端にも突子35bが
突設されており、この突子35bとカム板32の略中央
に突設された突子32a間にはコイルスプリング36が
張設され、爪部材35を突子35aを支点とした回動方
向に引張付勢している。
【0018】また、図中37はマガジンAの戻り防止部
材であり、切り起こし片37aとベースケーシング間に
コイルスプリング38が弾設され、常に前方へ付勢され
たものとなっているもので、前端の戻り防止突片37b
がマガジンAの装着溝39に突出されるようになってい
る。
【0019】さらに、図中40はピン材1の杆部4が押
し棒27により送り込まれる横溝付の中空ニードル、4
1はピン材1をマガジンAから切離させるカッターであ
り、11aはトリガーレバー14の枢動ガイドである。
【0020】本実施の形態によるタグ吊持用ピン体の取
付具は上記のように構成されている。ここで、この動作
を説明すると、中空ニードルに目的とするタグの取付孔
及び商品の一部を挿通してトリガーレバー14を引く
と、リンク部材19が回動して第一のスライダー21と
共に押し棒27を前方へスライドさせる。また、リンク
部材19はその回動の途中から第二のスライダー28の
前方寄りの突起29を押して、この第二のスライダー2
8も前方へスライドさせる。
【0021】前記動きで押し棒27は装着溝39にセッ
トされているマガジンAからピン材1を切離して杆部4
を商品の側まで送り出し、ピン材1の装着は終了する
が、第二のスライダー28の係合用突起31がカム板3
2の屈曲溝33内を移動し、この屈曲点を通過した時点
で明確なクリック感を伴ってカム板32を上方へ移行さ
せる。
【0022】カム板32の上方への移行と同期して爪部
材35も上方へ移行されることとなる。そして、トリガ
ーレバー14を解放すると、前記と逆の手順で初期状態
に復帰するが、その際爪部材35はその先端でマガジン
Aの連接部5を引っ掛けて戻り、ピン材1を新たな取付
状態としてセットすることとなる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るタグ吊持用ピン体の取付具
は上述のように構成され、作用する。そのため、トリガ
ーレバーを引くという単純な操作により連続的に目的と
する作業を繰り返すことができ、しかも、その作業終了
時に明確なクリック感を体感することができる。また、
機構自体も簡易なもので廉価にて需要者に供給でき、故
障も生ずることが少なくて済むものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したタグ吊持用ピン体の取付具の
機構を示す側面図である。
【図2】機構を示す分解斜視図である。
【図3】マガジンの側面図である。
【図4】マガジンの正面図である。
【符号の説明】
1 ピン材 A マガジン 10 ベースケーシング 11 グリップ部 12 軸体 13 雌ネジ部 14 トリガーレバー 15 軸 16 弦巻バネ 17 ガイド壁 18 軸 19 リンク部材 20 長孔 21 第一のスライダー 22 ガイド壁 23 ガイド壁 24 ガイドレール 25 筒状突起 26 長孔 27 押し棒 28 第二のスライダー 29 突起 30 カバープレート 31 係合用突起 32 カム板 33 屈曲溝 34 取付孔 35 爪部材 36 コイルスプリング 37 戻り防止部材 38 コイルスプリング 39 装着溝 40 中空ニードル 41 カッター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースケーシングに、一端を枢支され弦
    巻バネで前方へ附勢されたトリガーレバーと、そのトリ
    ガーレバーと連動し、略中央で枢支されたリンク部材
    と、そのリンク部材の先端部分に筒状突起が嵌着された
    第一のスライダーと、その第一のスライダーの筒状突起
    に屈曲された後端を嵌入した押し棒と、その押し棒の前
    方に備えられたカッターと、スリットを有する中空ニー
    ドルと、前記リンク部材で連動する第二のスライダー
    と、その第二のスライダーの前端部分に備えられた突起
    が嵌合する屈曲溝を備えたカム板と、そのカム板にコイ
    ルスプリングで後端上部を附勢された爪板とを有してい
    ることを特徴とするタグ吊持用ピン体の取付具。
  2. 【請求項2】 リンク板と第一のスライダー、及びトリ
    ガーレバーとの連結には、そのリンク板に形成された長
    孔を突起と嵌合してあることを特徴とする請求項1に記
    載のタグ吊持用ピン体の取付具。
JP7209989A 1995-07-26 1995-07-26 タグ吊持用ピン体の取付具 Pending JPH0939926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7209989A JPH0939926A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 タグ吊持用ピン体の取付具

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JP7209989A JPH0939926A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 タグ吊持用ピン体の取付具

Publications (1)

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JPH0939926A true JPH0939926A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16582022

Family Applications (1)

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JP7209989A Pending JPH0939926A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 タグ吊持用ピン体の取付具

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JP (1) JPH0939926A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015143753A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社トスカバノック 係止ピン材及びその成形方法と成形された係止ピン材の使用方法
CN115159193A (zh) * 2022-07-07 2022-10-11 浙江凌志智能科技有限公司 吊牌自动穿针机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015143753A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社トスカバノック 係止ピン材及びその成形方法と成形された係止ピン材の使用方法
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