JPH0939679A - デッキサイドトリムの取付構造 - Google Patents
デッキサイドトリムの取付構造Info
- Publication number
- JPH0939679A JPH0939679A JP19486695A JP19486695A JPH0939679A JP H0939679 A JPH0939679 A JP H0939679A JP 19486695 A JP19486695 A JP 19486695A JP 19486695 A JP19486695 A JP 19486695A JP H0939679 A JPH0939679 A JP H0939679A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door opening
- deck side
- trim
- side trim
- deck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付け、或いは取外しを繰り返し行っても、
デッキサイドトリムや溶接フランジを傷つけることな
く、しかも保持力の低下することのないデッキサイドト
リムの取付構造を提供すること。 【構成】 ドア開口部２に連続する車室内側壁を覆うデ
ッキサイドトリム１の前記ドア開口部２側端部に、ドア
開口部２の開口縁に突出する溶接フランジ４と対向する
挟持部１４を設ける一方、該挟持部１４を前記溶接フラ
ンジ４に装着されたドアオープニングトリム３に挟み込
んだ。
デッキサイドトリムや溶接フランジを傷つけることな
く、しかも保持力の低下することのないデッキサイドト
リムの取付構造を提供すること。 【構成】 ドア開口部２に連続する車室内側壁を覆うデ
ッキサイドトリム１の前記ドア開口部２側端部に、ドア
開口部２の開口縁に突出する溶接フランジ４と対向する
挟持部１４を設ける一方、該挟持部１４を前記溶接フラ
ンジ４に装着されたドアオープニングトリム３に挟み込
んだ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デッキサイドトリ
ムをドア開口部の開口縁に突出する溶接フランジに取リ
付ける構造に関する。
ムをドア開口部の開口縁に突出する溶接フランジに取リ
付ける構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両のドア開口部に連続する車室
内側壁を覆う装飾用のデッキサイドトリムの取付構造に
おいて、前記デッキサイドトリムにおけるドア開口部側
の端部を、その端部が対向する前記ドア開口部の開口縁
に突出する溶接フランジに取り付ける構造としては、前
記デッキサイドトリムのドア開口部側の端部にリブを形
成する一方、例えば、実開平１ー９３１４８号公報に示
されているような係止片をもつ板金製クリップを用い
て、該板金製クリップを溶接フランジに装着すると共
に、前記リブに板金製クリップの係止片を係合させるこ
とにより取り付けていた。
内側壁を覆う装飾用のデッキサイドトリムの取付構造に
おいて、前記デッキサイドトリムにおけるドア開口部側
の端部を、その端部が対向する前記ドア開口部の開口縁
に突出する溶接フランジに取り付ける構造としては、前
記デッキサイドトリムのドア開口部側の端部にリブを形
成する一方、例えば、実開平１ー９３１４８号公報に示
されているような係止片をもつ板金製クリップを用い
て、該板金製クリップを溶接フランジに装着すると共
に、前記リブに板金製クリップの係止片を係合させるこ
とにより取り付けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような取
付構造において、板金製クリップのデッキサイドトリム
を保持する力が、溶接フランジを保持する力より弱いた
め、デッキサイドトリムを取り外すときには、板金製ク
リップがデッキサイドトリムから外れて溶接フランジ側
に残るのであるが、板金製クリップがデッキサイドトリ
ムから外れる際には、デッキサイドトリムのリブが板金
製クリップで削られて損傷し、付け直した場合には板金
製クリップとデッキサイドトリムとの間の保持力が低下
し、取付を繰り返し行うと保持できなくなることがあ
る。
付構造において、板金製クリップのデッキサイドトリム
を保持する力が、溶接フランジを保持する力より弱いた
め、デッキサイドトリムを取り外すときには、板金製ク
リップがデッキサイドトリムから外れて溶接フランジ側
に残るのであるが、板金製クリップがデッキサイドトリ
ムから外れる際には、デッキサイドトリムのリブが板金
製クリップで削られて損傷し、付け直した場合には板金
製クリップとデッキサイドトリムとの間の保持力が低下
し、取付を繰り返し行うと保持できなくなることがあ
る。
【０００４】また、板金製クリップで溶接フランジを挟
持しているため、取付け、或いは取外しの際には、溶接
フランジ側にも傷が付きやすく、塗装が落ちて錆の発生
する原因ともなる。
持しているため、取付け、或いは取外しの際には、溶接
フランジ側にも傷が付きやすく、塗装が落ちて錆の発生
する原因ともなる。
【０００５】本発明の主目的は、取付け、或いは取外し
を繰り返し行っても、デッキサイドトリムや溶接フラン
ジを傷つけることなく、しかも保持力の低下することの
ないデッキサイドトリムの取付構造を提供することにあ
る。
を繰り返し行っても、デッキサイドトリムや溶接フラン
ジを傷つけることなく、しかも保持力の低下することの
ないデッキサイドトリムの取付構造を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するため、請求項１記載の発明は、ドア開口部２に連続
する車室内側壁を覆うデッキサイドトリム１の取付構造
であって、前記デッキサイドトリム１の前記ドア開口部
２側端部に、ドア開口部２の開口縁に突出する溶接フラ
ンジ４と対向する挟持部１４を設ける一方、該挟持部１
４を前記溶接フランジ４に装着されたドアオープニング
トリム３に挟み込んだのである。
するため、請求項１記載の発明は、ドア開口部２に連続
する車室内側壁を覆うデッキサイドトリム１の取付構造
であって、前記デッキサイドトリム１の前記ドア開口部
２側端部に、ドア開口部２の開口縁に突出する溶接フラ
ンジ４と対向する挟持部１４を設ける一方、該挟持部１
４を前記溶接フランジ４に装着されたドアオープニング
トリム３に挟み込んだのである。
【０００７】
【発明の作用効果】請求項１記載の発明では、デッキサ
イドトリム１のドア開口部２側端部に形成した挟持部１
４を、前記ドア開口部２の開口縁に突出する溶接フラン
ジ４に装着されたドアオープニングトリム３に挟み込ん
だので、取付け、或いは取外しに際しては、デッキサイ
ドトリム１や溶接フランジ４を傷つけることなく、ま
た、取付け、或いは取外しを繰り返し行ってもデッキサ
イドトリム１と溶接フランジ４との間の保持力が低下す
ることはない。
イドトリム１のドア開口部２側端部に形成した挟持部１
４を、前記ドア開口部２の開口縁に突出する溶接フラン
ジ４に装着されたドアオープニングトリム３に挟み込ん
だので、取付け、或いは取外しに際しては、デッキサイ
ドトリム１や溶接フランジ４を傷つけることなく、ま
た、取付け、或いは取外しを繰り返し行ってもデッキサ
イドトリム１と溶接フランジ４との間の保持力が低下す
ることはない。
【０００８】また、板金製クリップを用いることはな
く、簡易な構成でありながら、部品点数を減らして、よ
り強固な保持力を維持できるものである。
く、簡易な構成でありながら、部品点数を減らして、よ
り強固な保持力を維持できるものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】図は、車室内の右側ドアの開口部
後側壁部を示したものであり、１はドア開口部２に連続
した後側壁を覆うデッキサイドトリム、４はドア開口部
２の開口縁を形成するアウターパネル４１とインナーパ
ネル４２との接合面を溶接して形成された溶接フラン
ジ、３は前記溶接フランジ４に装着されたドアオープニ
ングトリムである。
後側壁部を示したものであり、１はドア開口部２に連続
した後側壁を覆うデッキサイドトリム、４はドア開口部
２の開口縁を形成するアウターパネル４１とインナーパ
ネル４２との接合面を溶接して形成された溶接フラン
ジ、３は前記溶接フランジ４に装着されたドアオープニ
ングトリムである。
【００１０】前記デッキサイドトリム１は、樹脂からな
り、小物類を収納する略長方形状の凹所１１を設けると
共に、この凹所１１の奥壁をボルト１２を介して側部ボ
ディに固定する一方、前記デッキサイドトリム１の後端
部２か所を、クリップ１３を介して側部ボディに固定し
ている。
り、小物類を収納する略長方形状の凹所１１を設けると
共に、この凹所１１の奥壁をボルト１２を介して側部ボ
ディに固定する一方、前記デッキサイドトリム１の後端
部２か所を、クリップ１３を介して側部ボディに固定し
ている。
【００１１】このような構成において、前記デッキサイ
ドトリム１のドア開口部２側端部は、溶接フランジ４側
に以下のように取り付けるのである。
ドトリム１のドア開口部２側端部は、溶接フランジ４側
に以下のように取り付けるのである。
【００１２】すなわち、図２に示すように、前記デッキ
サイドトリム１のドア開口部２側端部における前記溶接
フランジ４に対向する部位に、該デッキサイドトリム１
の前記端部の端縁を屈曲して形成した外壁１５と、前記
外壁１５と平行状に相対向する内壁１６とからなる略コ
字状の挟持部１４を形成する一方、ドア開口部２の開口
縁に突出する溶接フランジ４における前記挟持部１４と
の対向部位には、内面に係合突起３１を形成した略コ字
状のドアオープニングトリム３を、該係合突起３１で溶
接フランジ４を挟持するようにして装着し、この装着さ
れたドアオープニングトリム３に前記挟持部１４を挟み
込むようにして取り付けるのである。
サイドトリム１のドア開口部２側端部における前記溶接
フランジ４に対向する部位に、該デッキサイドトリム１
の前記端部の端縁を屈曲して形成した外壁１５と、前記
外壁１５と平行状に相対向する内壁１６とからなる略コ
字状の挟持部１４を形成する一方、ドア開口部２の開口
縁に突出する溶接フランジ４における前記挟持部１４と
の対向部位には、内面に係合突起３１を形成した略コ字
状のドアオープニングトリム３を、該係合突起３１で溶
接フランジ４を挟持するようにして装着し、この装着さ
れたドアオープニングトリム３に前記挟持部１４を挟み
込むようにして取り付けるのである。
【００１３】より具体的には、ドアオープニングトリム
３は、ドア開口部２における下側の開口縁に突出する溶
接フランジ４に装着されたドアオープニングトリム３
を、前記挟持部１４との対向部位まで延設することによ
り、前記挟持部１４を挾み込めるようにしている。
３は、ドア開口部２における下側の開口縁に突出する溶
接フランジ４に装着されたドアオープニングトリム３
を、前記挟持部１４との対向部位まで延設することによ
り、前記挟持部１４を挾み込めるようにしている。
【００１４】尚、図中、５は前記ドア開口部２を開閉す
るドアを示す。
るドアを示す。
【００１５】このように、ドアオープニングトリム３を
介してデッキサイドトリム１を溶接フランジ４に取り付
けたので、板金製クリップを必要とすることなく簡易な
構成により取り付けられ、しかも、取付け、或いは取外
しに際しては、デッキサイドトリム１や溶接フランジ４
を傷つけることなく、また、取付け、或いは取外しを繰
り返し行ってもデッキサイドトリム１と溶接フランジ４
との間の保持力を低下させることはない。
介してデッキサイドトリム１を溶接フランジ４に取り付
けたので、板金製クリップを必要とすることなく簡易な
構成により取り付けられ、しかも、取付け、或いは取外
しに際しては、デッキサイドトリム１や溶接フランジ４
を傷つけることなく、また、取付け、或いは取外しを繰
り返し行ってもデッキサイドトリム１と溶接フランジ４
との間の保持力を低下させることはない。
【００１６】
【図１】車室内の右側ドアの開口部後側壁部を示す正面
図である。
図である。
【図２】図１におけるＡーＡ線拡大断面図である。
１ デッキサイドトリム １４ 挟持部 ２ 開口部 ３ ドアオープニングトリム ４ 溶接フランジ
Claims (1)
- 【請求項１】 ドア開口部（２）に連続する車室内側壁
を覆うデッキサイドトリム（１）の取付構造であって、 前記デッキサイドトリム（１）の前記ドア開口部（２）
側端部に、ドア開口部（２）の開口縁に突出する溶接フ
ランジ（４）と対向する挟持部（１４）を設ける一方、
該挟持部（１４）を前記溶接フランジ（４）に装着され
たドアオープニングトリム（３）に挟み込むことを特徴
とするデッキサイドトリムの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19486695A JPH0939679A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | デッキサイドトリムの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19486695A JPH0939679A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | デッキサイドトリムの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0939679A true JPH0939679A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16331612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19486695A Pending JPH0939679A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | デッキサイドトリムの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0939679A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08239055A (ja) * | 1995-01-12 | 1996-09-17 | Bayer Ag | 車体用パネル |
| US8038194B2 (en) | 2008-04-15 | 2011-10-18 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Mounting structure of deck side trim |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP19486695A patent/JPH0939679A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08239055A (ja) * | 1995-01-12 | 1996-09-17 | Bayer Ag | 車体用パネル |
| US8038194B2 (en) | 2008-04-15 | 2011-10-18 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Mounting structure of deck side trim |
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