JPH0938387A - ハンガー掛 - Google Patents

ハンガー掛

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JPH0938387A
JPH0938387A JP19826295A JP19826295A JPH0938387A JP H0938387 A JPH0938387 A JP H0938387A JP 19826295 A JP19826295 A JP 19826295A JP 19826295 A JP19826295 A JP 19826295A JP H0938387 A JPH0938387 A JP H0938387A
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JP
Japan
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hanger
hook
clothesline
gripping member
fitted
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JP19826295A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Tanmachi
俊之 反町
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外で洗濯物を天日乾燥する際、強風によっ
てハンガーと共に洗濯物が煽られ密着状態になって乾き
にくい。 【解決手段】 物干し竿Pの長手方向に沿う表面に略半
円筒状の把持部材2を嵌着させる。この把持部材2から
一体的に延在された掛止部材3にフック挿入孔3aを物
干し竿Pの長手方向に沿って略等間隔に穿設する。フッ
ク挿入孔3aにハンガーHのフックFを挿入掛止させて
洗濯物を乾燥させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗濯物等を吊下
げたハンガーを物干し竿にほぼ等間隔に掛止させるハン
ガー掛に関する。
【0002】
【従来の技術】シャツ等の洗濯物は、図4に示すハンガ
ー(H)に吊下げて乾燥される。洗濯物を効率よく乾燥
させるためには、十分な日光を照射すると共に洗濯物間
の風通しをよくする必要がある。そのため、通常、ハン
ガー(H)は、その上端のフック(F)を物干し竿
(P)にほぼ等間隔に掛止させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来はハン
ガー(H)のフック(F)を物干し竿(P)の外周上面
に単に掛止させているだけなので、物干し竿(P)が少
しでも傾斜しているとハンガー(H)が物干し竿(P)
の長手方向に沿って下方の竿端部まで滑り落ち、物干し
竿(P)を支持している支柱(図示せず)等に洗濯物が
接触して汚れるおそれがあった。また、物干し竿(P)
が風向きと同じ方向に配設されている場合には、強風に
煽られた洗濯物が物干し竿(P)の長手方向に沿って風
下の竿端部に偏ってしまうこともあった。
【0004】かかる場合、洗濯物の乾燥効率が大幅に落
ちる。すなわち、全てのハンガー(H)が竿端部に偏る
とハンガー(H)に吊下げた各洗濯物に日光が均一に照
射されず風通しも悪くなるため、乾燥に要する時間が非
常に長くなる。
【0005】この発明は、このような不都合を解消する
ために提案されたもので、例えば強風下においても洗濯
物を吊下げたハンガー(H)を確実に所定間隔に保持で
きる、ハンガー掛を新たに提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明に係るハンガー掛(1)は、物干し竿(P)の外
周面に嵌着される略半円筒状の把持部材(2)と、この
把持部材(2)から一体的に延在され、略中央部に前記
物干し竿(P)の長手方向に沿って略等間隔にハンガー
(H)のフック挿入孔(3a)が形成された掛止部材
(3)とから構成される。
【0007】あるいは、本発明に係るハンガー掛(1
0)は、物干し竿(P)の外周面を把持するように取付
けられる一対の略半円筒状の把持部材(12)と、この
一対の把持部材(12)から一体的に延在され、略中央
部に前記物干し竿(P)の長手方向に沿って略等間隔に
ハンガー(H)のフック挿入孔(13a)が形成された
一対の掛止部材(13)とから構成される。
【0008】
【作用】物干し竿(P)の外周面をハンガー掛(1)の
把持部材(2)で嵌着あるいはハンガー掛(10)の把
持部材(12)で把持させる。掛止部材(3)あるいは
(13)を物干し竿(P)の上方あるいは下方に位置さ
せ、フック挿入孔(3a)あるいは(13a)にハンガ
ー(H)のフック(F)を挿入掛止する。
【0009】ハンガー(H)は、物干し竿(P)の長手
方向に沿って略等間隔に並ぶので、各ハンガー(H)に
吊下げた洗濯物間に適度な離間間隔が保たれる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施形態を
図1に基づいて説明する。このハンガー掛(1)は、断
面C型形状を呈する略半円筒状の把持部材(2)と、こ
の把持部材(2)から外側に突出するように延在された
側面平板状の掛止部材(3)とから全体が構成される。
【0011】把持部材(2)は物干し竿(P)の外径よ
りもやや小さい内径を有し、物干し竿(P)の外周面の
ほぼ半分あるいは半分をやや越えて嵌着できるように適
度の厚みに形成されている。把持部材(2)の全長は物
干し竿(P)よりも短く、特に限定されないが少なくと
も300mm以上とする。
【0012】掛止部材(3)は上記把持部材(2)と共
に一体的に構成され、把持部材(2)との境界部分に3
0〜40mm間隔で穿設されたフック挿入孔(3a)を
有する。このフック挿入孔(3a)は、ハンガー(H)
のフック(F)の外径よりもやや小さい8mm程度の内
径を有し、把持部材(2)で嵌着する物干し竿(P)の
長手方向に沿うように例えば6つ並設されている。この
フック挿入孔(3a)は必ずしも丸孔に限られずスリッ
ト状に形成してもよく個数及びその間隔も適宜変更して
よい。
【0013】なお、前記把持部材(2)と掛止部材
(3)の素材としては、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニール等の熱可撓性樹脂が好ましく、例
えば射出整型方式を利用して上記構成に加工する。
【0014】このハンガー掛(1)は、図1に示すよう
に、把持部材(2)をやや拡径させながら物干し竿
(P)の外周面の上半分に嵌着させて使用する。本実施
形態では把持部材(2)が断面C型乃至半円筒形状をな
しており、その内径が物干し竿(P)の外径よりもやや
小さいので適度な嵌着力を奏し、例え掛止部材(3)の
突出方向に力がかかっても物干し竿(P)からハンガー
掛(1)が外れることはない。従って、掛止部材(3)
を物干し竿(P)の下方に位置させて取付けてもよい。
【0015】こうして物干し竿(P)に取付けたハンガ
ー掛(1)のフック挿入孔(3a)に、ハンガー(H)
のフック(F)を挿入掛止して洗濯物を乾燥させるが、
フック挿入孔(3a)を貫通させたフック(F)の先端
部は下方に屈曲しているので、風等によって洗濯物が煽
られてもハンガー(H)がフック挿入孔(3a)から外
れることはない。
【0016】また、把持部材(2)は物干し竿(P)に
嵌着されているから、傾斜した物干し竿(P)に取付け
た場合でもハンガー掛(1)が物干し竿(P)の長手方
向にズレることもない。
【0017】その結果、本実施形態によれば、強風等の
悪環境下でも洗濯物がハンガー(H)と共に物干し竿
(P)から外れたり一ヶ所に偏ることがなく、たくさん
の洗濯物を汚さずに迅速かつ確実に乾燥させることがで
きる。
【0018】次に本発明の第2の実施形態を図2及び図
3に基づいて説明する。このハンガー掛(10)は、ヒ
ンジ(11)を中心として回動可能な一対の略半円筒状
の把持部材(12)と、それぞれの把持部材(12)の
端部から一体的に延在された掛止部材(13)とから全
体が構成される。
【0019】把持部材(12)(12)は、物干し竿
(P)の外径とほぼ同じ内径を有し、上端部のヒンジ
(11)を中心として図3中矢印方向に回動自在に構成
されている。各把持部材(12)の側面は、図2に示す
ように略コ字状に切欠かれ、その中央部に内側へ向けて
やや屈曲偏位された舌片(12a)が形成されている。
この各舌片(12a)の内側面には、図3に示すように
滑止め(12b)を形成するのが好ましい。
【0020】掛止部材(13)(13)は、上述したよ
うに射出整形方式等によって把持部材(12)(12)
と共に平板状に一体的に構成され、物干し竿(P)の長
手方向に沿うように一定間隔で穿設された複数の丸いフ
ック挿入孔(13a)を有する。掛止部材(13)の対
向する内側面の一方には突子(13b)が適宜突設さ
れ、他方にこの突子(13b)と係合する固定孔(13
c)が適宜形成されている。
【0021】このハンガー掛(10)は、ヒンジ(1
1)を中心として把持部材(12)(12)を回転させ
て舌片(12a)で物干し竿(P)の外周面を押圧支持
させながら固定孔(13a)に突子(13b)を係合さ
せて使用する。
【0022】本実施形態では、一対の把持部材(12)
(12)で物干し竿(P)の外周面を囲むように確実に
把持し、舌片(12a)に形成した滑止め(12b)に
よって把持力を強化したため、ハンガー掛(10)を物
干し竿(P)に確実に取付けることができ、掛止部材
(13)が物干し竿(P)の周方向に回転するようなこ
ともない。
【0023】また、こうして物干し竿(P)に取付けた
ハンガー掛(10)のフック挿入孔(13a)に、ハン
ガー(H)のフック(F)を挿入掛止することによっ
て、一対の掛止部材(13)(13)が離間するのを未
然に防止できる。
【0024】その結果、本実施形態によれば、突風等に
よって洗濯物が捲上げられた場合でもハンガー掛(1
0)が物干し竿(P)から外れるおそれは全くなく、洗
濯物を第1の実施形態よりも一層確実かつ迅速に乾燥さ
せることができる。
【0025】なお、本実施形態では一対の把持部材(1
2)(12)をヒンジ(11)を中心として回動させて
物干し竿(P)に取付ける構成としたが、これに代えて
一対の把持部材(12)(12)をネジによって螺着す
る構成にしてもよく、各把持部材(12)に相互に係合
可能な鉤(図示せず)を形成してもよい。
【0026】
【発明の効果】このように本発明に係るハンガー掛は、
把持部材によって物干し竿の外周面に迅速かつ強固に取
付けることが可能で、しかも掛止部材のハンガー挿入孔
にハンガーのフックを掛止させるだけで洗濯物を物干し
竿に一定間隔ごとに確実に吊下げることができる。
【0027】殊に、本発明によれば、強風等の環境下に
おいても洗濯物が物干し竿の長手方向に沿って風下の竿
端部に移動することがなく、ハンガーが掛止部材から外
れることもない。
【0028】その結果、ハンガーに吊下げた各洗濯物に
日光が均一に照射され、かつ、十分な風通しが得られる
こととなり、多量の洗濯物を早く、かつ、均一に乾燥さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物干し竿を嵌着した状態を示す本発明の第1の
実施形態の斜視図。
【図2】物干し竿を把持した状態を示す本発明の第2の
実施形態の斜視図。
【図3】物干し竿から取外した状態を示す本発明の第2
の実施形態の斜視図。
【図4】ハンガーを物干し竿に掛止した従来例を示す斜
視図。
【符号の説明】
1,10 ハンガー掛 2,12 外周面に嵌着される略半円筒状の把持部材 3,13 掛止部材 3a,13a フック挿入孔 F ハンガーのフック H ハンガー P 物干し竿

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物干し竿の外周面に嵌着される略半円筒
    状の把持部材と、 該把持部材から一体的に延在され、前記物干し竿の長手
    方向に沿って略等間隔にハンガーのフック挿入孔が形成
    された掛止部材とからなるハンガー掛。
  2. 【請求項2】 物干し竿の外周面を把持するように取付
    けられる一対の略半円筒状の把持部材と、 該一対の把持部材から一体的に延在され、前記物干し竿
    の長手方向に沿って略等間隔にハンガーのフック挿入孔
    が形成された一対の掛止部材とからなるハンガー掛。
JP19826295A 1995-08-03 1995-08-03 ハンガー掛 Withdrawn JPH0938387A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19826295A JPH0938387A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 ハンガー掛

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JP19826295A JPH0938387A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 ハンガー掛

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4499822B1 (ja) * 2009-08-04 2010-07-07 株式会社エコテックス 物干竿用ハンガー保持具
US8016138B2 (en) 2007-10-05 2011-09-13 Wenger Corporation Hanger retainer device, system, and methods for retaining hangers on a rod
CN103251297A (zh) * 2006-12-13 2013-08-21 约翰·德维斯 轨道和幕帘系统
WO2019227876A1 (zh) * 2018-06-01 2019-12-05 济南奥润智信息科技有限公司 一种自锁式晾晒杆

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Effective date: 20021105