JPH0938013A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH0938013A
JPH0938013A JP19392295A JP19392295A JPH0938013A JP H0938013 A JPH0938013 A JP H0938013A JP 19392295 A JP19392295 A JP 19392295A JP 19392295 A JP19392295 A JP 19392295A JP H0938013 A JPH0938013 A JP H0938013A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水弁の接続部から水漏れが発生したときの
水受けと検知とができて、床面の濡れを防止し、しか
も、それが既存の構造を利用してできるようにする。 【解決手段】 内箱13内部の洗浄室と連通して異常水
位を検知する異常水位検知手段を具備する水溜ケース4
0を、洗浄室外(内箱13外)の給水弁26下方の位置
に設けると共に、該水溜ケース40の通水口を有する蓋
45を、洗浄室外面(内箱13外面)に接するように設
けて、給水弁26の接続部から水漏れが発生したとき、
漏れた水が蓋45で受けられて、該蓋45の通水口から
水溜ケース40内に入り、水溜ケース40内で異常水位
に達したときに、本来洗浄室内の異常水位を検知すべく
具えられている異常水位検知手段により検知されるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給水弁部分からの水
漏れに対処し得る食器洗浄機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、食器洗浄機
においては、食器を収納し洗浄するための洗浄室に、給
水弁から、洗浄に必要な水を供給するようになってい
る。図16はこのものの構成を示しており、洗浄室を構
成する内箱1の背面部に給水弁2が取付けられ、これに
給水管3が接続されている。このほか、内箱1の背面部
には、食器乾燥用の吸気ファン4や給気ダクト5が取付
けられ、且つ、排水ホース6が配設されている。
【0003】更に、内箱1背部の台板7上には水溜ケー
ス8が設けられている。この水溜ケース8は詳しくは図
示しないが洗浄室と連通し貯水水位が洗浄室の貯水水位
と連動するもので、食器洗浄のための規定水位を検知す
る例えばフロートタイプの規定水位検知手段と、それよ
り高い異常水位を検知する同じくフロートタイプの異常
水位検知手段とを具備している。
【0004】上記構成のものにあって、給水弁2は給水
管3との接続が、製造時のほか、点検,修理時に不確実
になることがあり、不確実になれば、水漏れが発生す
る。このように給水弁2の接続部から水漏れが発生する
と、漏れた水が直接、あるいは内箱1の背面を伝って降
下し、更に内箱1から滴下して、食器洗浄機が設置され
た床面を濡らしてしまう。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、給水弁の接続部から水漏れ
が発生したときの水受けと検知とができて、床面の濡れ
を防止でき、しかも、それが既存の構造を利用してでき
る食器洗浄機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器洗浄機においては、第1に、食器を収
納し洗浄するための洗浄室と、この洗浄室に給水する給
水弁と、上記洗浄室と連通し貯水水位が洗浄室の貯水水
位と連動する水溜ケースと、この水溜ケースに設けられ
異常水位を検知する異常水位検知手段とを具備するもの
にあって、上記水溜ケースを上記洗浄室外の上記給水弁
下方の位置に設けると共に、該水溜ケースの通水口を有
する蓋を洗浄室外面に接するように設けたことを特徴と
する。
【0007】この第1の手段によれば、給水弁の接続部
から水漏れが発生したとき、漏れた水は直接、あるいは
洗浄室の外面を伝って降下した後、水溜ケースの蓋で受
けられ、そして該蓋の通水口を通って水溜ケース内に入
る。その後、水溜ケース内で水位を高め、異常水位に達
すれば、本来洗浄室内の異常水位を検知すべく具えられ
ている異常水位検知手段により検知される。
【0008】本発明の食器洗浄機においては、第2に、
上記水溜ケースの蓋が周縁部に堤部を有することを特徴
とする。この第2の手段によれば、水溜ケースの蓋で受
けられた水が蓋から滴下することが蓋周縁部の堤部によ
り阻止される。
【0009】本発明の食器洗浄機においては、第3に、
上記水溜ケースの蓋の上面が通水口に向かって降下する
斜面状を成していることを特徴とする。この第3の手段
によれば、水溜ケースの蓋で受けられた水が蓋の斜面に
沿って通水口部分に流れ、水溜ケース内への流入が促進
される。
【0010】本発明の食器洗浄機においては、第4に、
上記洗浄室の外面に給水弁取付部分から水溜ケースの蓋
部分まで洗浄室外面を伝う水を案内するガイド部を形成
したことを特徴とする。この第4の手段によれば、給水
弁の接続部から漏れた水がガイド部に案内されて水溜ケ
ース内に入るようになる。
【0011】本発明の食器洗浄機においては、第5に、
上記水溜ケースをその内面が洗浄室の外面と連なるよう
に該洗浄室構成部材と一体に形成したことを特徴とす
る。この第5の手段によれば、水溜ケースの蓋の洗浄室
外面と接した部分を水が通過することがあっても、それ
を水溜ケース内に入れることができる。
【0012】本発明の食器洗浄機においては、第6に、
上記水溜ケースの蓋が洗浄室外面に接する部分に弾性圧
接するひれ部を有することを特徴とする。この第6の手
段によれば、水溜ケースの蓋が洗浄室外面と接した部分
の水密度を増して、そこを水が通過すること自体、なく
なる。
【0013】本発明の食器洗浄機においては、第7に、
上記異常水位検知手段が運転時に異常水位を検知したと
きの報知の仕方と、停止時に異常水位を検知したときの
報知の仕方とを異ならせたことを特徴とする。この第7
の手段によれば、異常の報知の仕方の違いで異常の発生
時期を判別することができる。
【0014】本発明の食器洗浄機においては、第8に、
上記異常水位検知手段が停止時に異常水位を検知したと
きに排水動作を行なうことを特徴とする。この第8の手
段によれば、停止時に水溜ケース内に溜まった水が自動
的に排出される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図5を参照して説明する。まず図2には
食器洗浄機全体の構成を示しており、外箱11の内部
に、洗浄室12を構成する例えば金属製の内箱13を配
設し、前面に、洗浄室12の出入口を開閉する扉14を
枢設している。洗浄室12には、上部食器かご15と下
部食器かご16とをそれぞれ出し入れ可能に収納すると
共に、その上部食器かご15内に向け洗浄水を噴射する
上部噴水アーム17と、下部食器かご16内に向け洗浄
水を噴射する下部噴水アーム18とを配設している。
【0016】更に、洗浄室12の最下部にはヒータ19
を配設しており、これの下方に位置して洗浄室12の前
底部に貯水タンク部20を設けている。貯水タンク部2
0は洗浄室12の外下方部に配設した洗浄ポンプ21と
導水管22で連通しており、排水ポンプ23と導水管2
4で連通している。排水ポンプ23からは排水ホース2
5を延出させている。
【0017】一方、洗浄室12の外面である内箱13の
背面には図1にも示すように給水弁26を取付けてい
る。この給水弁26は洗浄室12に給水するためのもの
で、例えばフレキシブル金属パイプから成る給水管27
を接続している。図3はその接続部の構造を詳細に示し
ており、給水弁26の給水受口の雄ねじ部28に段付き
管継手29の径大部雌ねじ部30を螺合してパッキン3
1を介して締め付け、段付き管継手29の径小雄ねじ部
32にナット33の雌ねじ部34を螺合してパッキン3
5及び給水管27の端部フランジ36を介して締め付け
ることにより、給水弁26に給水管27を接続してい
る。
【0018】このほか、内箱13の背面には、食器乾燥
用の吸気ファン37や給気ダクト38を取付けており、
且つ、前記排水ホース25を配設している。そして、内
箱13背面の台板39上には、特に給水弁26の下方に
位置させて水溜ケース40を配設している。この水溜ケ
ース40は、前記貯水タンク部20と底部どうしが導水
管41で連通しており、この構成で、貯水タンク部20
を介し前記洗浄室12と連通して貯水水位が該洗浄室1
2の貯水水位と連動するようになっている。
【0019】図4及び図5は水溜ケース40に設けた第
1の検知機構42及び第2の検知機構43の構成を示し
ている。このうち、第1の検知機構42は、水溜ケース
40内に位置した第1のフロート44と、この第1のフ
ロート44から立設されて水溜ケース40の例えばプラ
スチック製の蓋45の通水口である角孔46を通って上
方へ突出したシャフト47と、このシャフト47の上端
部に一端部を連結したレバー48と、このレバー48の
他端部で作動ボタン49が押圧されたマイクロスイッチ
50とから成っており、そのマイクロスイッチ50を、
蓋45の立上り壁51にねじ52によって取付け、レバ
ー48を同立上り壁51に段付きねじ53によって上下
回動可能に取付けている。この構成で、第1の検知機構
42は、後述のごとく、食器洗浄のための規定水位(図
5参照)を検知する規定水位検知手段として機能するよ
うになっている。
【0020】これに対して、第2の検知機構43は、規
定水位より高い異常水位(図5参照)を検知する異常水
位検知手段として機能するもので、水溜ケース40内に
位置した第2のフロート54と、この第2のフロート5
4と一体に上下するマグネット55と、このマグネット
55の部分をガイドするガイドパイプ56と、このガイ
ドパイプ56内に位置されたリードスイッチ57とから
成っており、ガイドパイプ56を水溜ケース40の蓋4
5にナット58によって固定している。
【0021】しかして、水溜ケース40の蓋45は内箱
13の背面側の一縁部45aを内箱13の背面に当接さ
せており、それを除く他の周縁部には立上りリブによっ
て堤部59を形成している。又、水溜ケース40に対す
る蓋45の固定は複数本のねじ60により行なってい
る。
【0022】次に、上記構成のものの作用を述べる。ま
ず、洗浄運転が開始されれば、給水弁26が通電されて
開放されることにより、給水管27から給水弁26を通
じて洗浄室12に食器の洗浄に必要な水が供給される。
この洗浄室12に供給された水は、貯水タンク部20内
に溜まると共に、この貯水タンク部20から導水管41
を通じて水溜ケース40内にも供給されることにより、
該水溜ケース40内にも溜まり、その貯水水位は貯水タ
ンク部20内から更に洗浄室12に溜まる水の貯水水位
と連動してそれと等しく漸次高まる。
【0023】このように水位が高まると、水溜ケース4
0内では、第1の検知機構42の第1のフロート44が
水に浮いて上昇し、シャフト47によりレバー48を回
動させて、図5に示す規定水位でマイクロスイッチ50
の作動ボタン49の押圧を解除し、マイクロスイッチ5
0を作動させるから、給水弁26が断電されて閉塞され
る。
【0024】この後、洗浄ポンプ21が通電されて作動
されることにより、上部噴水アーム17及び下部噴水ア
ーム18からそれぞれ上部食器かご15内及び下部食器
かご16内の各収納食器(図示せず)に向け洗浄水を噴
射して洗浄する運転が行なわれる。
【0025】このように洗浄運転が行なわれるとき、例
えば第1の検知機構42の故障や給水弁26の故障が原
因で、水溜ケース40内の貯水水位が規定水位に達した
にもかかわらず給水弁26が閉塞されずに給水が続けら
れると、水溜ケース40内の貯水水位はやがて異常水位
に達する。すると、その水位の上昇によって浮いた第2
の検知機構43の第2のフロート54がマグネット55
をリードスイッチ57に近接させるから、該リードスイ
ッチ57が作動して例えば運転を停止し、異常の報知が
なされる。
【0026】さて、これらに対し、給水弁26の接続部
から水漏れが発生すると、その漏れた水は直接、あるい
は内箱13の背面を伝って降下するが、上記構成のもの
の場合、その降下先に水溜ケース40の蓋45が内箱1
3の背面側の一縁部45aを内箱13の背面に当接させ
て位置しているので、この蓋45に受けられる。そし
て、その受けられた水は蓋45の通水口である角孔46
を通って水溜ケース40内に入る。この水溜ケース40
内に入った水は水溜ケース40内で水位を高め、それが
続けば、やがて異常水位に達する。すると、第2の検知
機構43が上述同様に作動するから、例えば運転が停止
され、異常の報知がなされる。
【0027】このように上記構成のものでは、給水弁2
6の接続部から水漏れが発生したときの水受けと検知と
が水溜ケース40の蓋45と第2の検知機構43とによ
りできるもので、それにより、従来のもののような床面
の濡れを防止することができる。しかも、その場合、水
溜ケース40と第2の検知機構43は運転時の異常水位
を検知するものとして既存であり、この既存の水溜ケー
ス40と第2の検知機構43を利用して給水弁26の接
続部から漏れた水の水受けと検知とができるので、コス
トアップすることなくその機能を得ることができる。
【0028】加えて、特に上記構成のものの場合、水溜
ケース40の蓋45には内箱13の背面側の一縁部45
aを除く他の周縁部に堤部59を形成しており、これに
よって、蓋45で受けられた水が蓋45から滴下するこ
とを阻止できるので、給水弁26の接続部から漏れた水
の水受けと検知も、より確実にできる。なお、堤部59
は蓋45の内箱13の背面側の一縁部45aを含む全周
縁部に形成されていても良い。
【0029】以上に対して、図6は本発明の第2実施例
を示すもので、水溜ケース40の蓋45の上面を各斜面
61で表わすように四方から角孔46(通水口)に向か
って降下する斜面状に形成したものを示している。この
ものによると、水溜ケース40の蓋45で受けられた水
が蓋45の各斜面61に沿って角孔46部分に流れ、水
溜ケース40内への流入が促進されるから、給水弁26
の接続部から漏れた水の水受けと検知が更に確実にでき
る。
【0030】図7及び図8は本発明の第3実施例を示す
もので、内箱13の背面に給水弁26の取付部分から水
溜ケース40の蓋45部分まで真直ぐに延びる例えば4
本の凸条62をガイド部として形成したものを示してい
る。このものによると、給水弁26の接続部から漏れて
内箱13の背面を伝う水を各凸条62により案内でき、
それて流れるのを防止できるから、やはり、給水弁26
の接続部から漏れた水の水受けと検知が確実にできる。
なお、この場合のガイド部としては、図9及び図10に
示すように、最外側の2本の凸条63で構成されるもの
であっても良い。
【0031】図11は本発明の第4実施例を示すもの
で、水溜ケース64を、水溜ケース40に代えて、内面
64aが内箱13の背面と連なるように該内箱13(洗
浄室構成部材)と一体に形成したものを示している。こ
のものによると、水溜ケース64の蓋45の内箱13背
面と接した部分を矢印で示すごとく水が通過しても、そ
れを水溜ケース64内に入れることができるので、やは
り、給水弁26の接続部から漏れた水の水受けと検知が
確実にできる。
【0032】図12及び図13は本発明の第5実施例を
示すもので、水溜ケース40の蓋45の一縁部45aに
薄肉のひれ部65を上向きの角度θをもたせて形成し、
このひれ部65を内箱13の背面に上向きの角度θが大
きくなるように弾性圧接させたものを示している。
【0033】このものによると、蓋45が内箱13の背
面と接する部分の水密度を増して、そこを水が通過する
こと自体、なくなる。ことに、内箱13は一般に金属製
で、他方、水溜ケース40の蓋45は一般にプラスチッ
ク製であり、それらの熱膨張率の相違(蓋45の伸び縮
みが内箱13のそれより大きい)から、特に冬季など寒
冷期には内箱13の背面と縮んだ蓋45との間に隙間が
できることが考えられるのに対し、ひれ部65がその弾
性により内箱13の背面に圧接し続け、隙間の発生を防
止して水の通過を阻止し続ける。かくして、やはり、給
水弁26の接続部から漏れた水の水受けと検知が確実に
できる。なお、この場合、蓋45はその全部を薄肉にし
てひれ部65を形成するようにしても良い。
【0034】図14及び図15は本発明の第6実施例を
示すもので、マイクロコンピュータを主体として構成し
た制御装置(制御手段)の制御内容を示している(制御
装置自体は図示していない)。このものの場合、電源プ
ラグが差込まれると、制御装置は作動を開始(スター
ト)して、リードスイッチ57が作動したか否かの判断
をする(ステップS1)。このとき、リードスイッチ5
7が作動したと判断されれば、制御装置は外箱11の前
面部に設けた操作パネル66(図15参照)の通常は乾
燥時間を表示する表示部67に異常内容を示す「27」
の文字による報知をさせ(ステップS2)、異常報知器
例えばブザー(図示せず)を作動させて(ステップS
3)、排水ポンプ23を作動させ排水動作を行なわしめ
る(ステップS4)。ステップS4の後はステップS1
に戻る。
【0035】これに対して、ステップS1でリードスイ
ッチ57が作動していないと判断されれば、電源スイッ
チが「入」操作されたか否かの判断をし(ステップS
5)、「入」操作されたと判断されれば、操作パネル6
6に初期状態の表示をさせる(ステップS6)。そし
て、その後、内箱13の温度が96[℃]未満であるか
否かの判断をし(ステップS7)、96[℃]未満では
ないと判断されれば、操作パネル66の表示部67にこ
の場合の異常内容を示す「10」の文字による報知をさ
せ(ステップS8)、ブザーを作動させて(ステップS
9)、電源スイッチを切り、運転を停止させる(ステッ
プS10)。
【0036】又、ステップS7で96[℃]未満である
と判断されれば、その温度検知に供した温度センサが正
常であるか否かの判断をし(ステップS11)、この場
合も正常ではないと判断されれば、操作パネル66の表
示部67にこの場合の異常内容を示す「31」の文字に
よる報知をさせ(ステップS12)、ステップS9,S
10に進む。そして、その後、扉14が閉じられている
か否かの判断をし(ステップS13)、閉じられている
と判断されれば、次にスタートスイッチが「オン」操作
されたか否かの判断をし(ステップS14)、「オン」
操作されたと判断されれば、洗浄行程に入る(ステップ
S15)。
【0037】しかして、洗浄行程では、再びリードスイ
ッチ57が作動したか否かの判断をするもので(ステッ
プS16)、作動したと判断されれば、操作パネル66
の表示部67にこの場合の異常内容を示す「26」の文
字による報知をさせ(ステップS17)、ブザーを作動
させて(ステップS18)、排水ポンプ23を作動させ
排水動作を行なわしめる(ステップS19)。ステップ
S18の後はステップS14に戻る。
【0038】このように本構成のものでは、リードスイ
ッチ57が運転時に異常水位を検知したときの報知の仕
方と、停止時に異常水位を検知したときの報知の仕方と
を異ならせたもので、これによると、その報知の仕方の
違いで異常の発生時期、すなわち、異常水位を停止時に
検知したか、運転中に検知したかを判別することができ
るので、その対処もそれぞれ適切に行なうことができ
る。
【0039】又、この場合、特に停止時に異常水位を検
知したときには排水ポンプ23を作動させて排水動作を
行なうようにしているので、停止時に水溜ケース40,
64内に溜まった水を自動的に排出でき、その後の使用
を支障なく行なうことができる。
【0040】なお、食器の洗浄方式としては、上述の噴
水により洗浄するものに限られず、食器を水中に浸漬し
ての水流やあるいは食器の揺動により洗浄するものであ
っても良い。そのほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0041】
【発明の効果】本発明の食器洗浄機は以上説明したとお
りのもので、下記の効果を奏する。第1に、洗浄室と連
通して異常水位を検知する異常水位検知手段を具備する
水溜ケースを洗浄室外の給水弁下方の位置に設けると共
に、該水溜ケースの通水口を有する蓋を洗浄室外面に接
するように設けたことにより、給水弁の接続部から水漏
れが発生したときの水受けと検知とができて、床面の濡
れを防止でき、しかも、その機能を既存の構造を利用し
てコストアップすることなく得ることができる。
【0042】第2に、上記水溜ケースの蓋が周縁部に堤
部を有するようにしたことにより、水溜ケースの蓋で受
けられた水がその蓋から滴下することを阻止できて、給
水弁の接続部から漏れた水の水受けと検知がより確実に
できる。
【0043】第3に、上記水溜ケースの蓋の上面が通水
口に向かって降下する斜面状を成すようにしたことによ
り、水溜ケースの蓋で受けられた水が水溜ケース内へ流
入するのを促進できて、給水弁の接続部から漏れた水の
水受けと検知とが更に確実にできる。
【0044】第4に、上記洗浄室の外面に給水弁取付部
分から水溜ケースの蓋部分まで洗浄室外面を伝う水を案
内するガイド部を形成したことにより、給水弁の接続部
から漏れて洗浄室の外面を伝う水が水溜ケースの蓋部分
までの間でそれて流れるのを防止できて、やはり、給水
弁の接続部から漏れた水の水受けと検知が確実にでき
る。
【0045】第5に、上記水溜ケースをその内面が洗浄
室の外面と連なるように該洗浄室構成部材と一体に形成
したことにより、水溜ケースの蓋の洗浄室外面接した部
分を水が通過することがあっても、それを水溜ケース内
に入れることができて、やはり、給水弁の接続部から漏
れた水の水受けと検知が確実にできる。
【0046】第6に、上記水溜ケースの蓋が洗浄室外面
に接する部分に弾性圧接するひれ部を有するようにした
ことにより、蓋の洗浄室外面と接する部分の水密度を増
し、そこを水が通過すること自体、なくなるようにでき
て、やはり、給水弁の接続部から漏れた水の水受けと検
知が確実にできる。
【0047】第7に、上記異常水位検知手段が運転時に
異常水位を検知したときの報知の仕方と、停止時に異常
水位を検知したときの報知の仕方とを異ならせたことに
より、異常の発生時期を判別することができて、その対
処をそれぞれ適切に行なうことができる。
【0048】第8に、上記異常水位検知手段が停止時に
異常水位を検知したときに排水動作を行なうようにした
ことにより、停止時に水溜ケース内に溜まった水を自動
的に排出できて、その後の使用を支障なく行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の外箱背板を取
外した状態での斜視図
【図2】全体の縦断側面図
【図3】給水弁の接続部部分の拡大断面図
【図4】水溜ケース部分の斜視図
【図5】水溜ケース部分の縦断面図
【図6】本発明の第2実施例を示す図4相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図8】図7のA−A線に沿う断面図
【図9】ガイド部の異なる例を示す図1相当図
【図10】図9のB−B線に沿う断面図
【図11】本発明の第4実施例を示す図2部分相当図
【図12】本発明の第5実施例を示す図2部分相当図
【図13】水溜ケース蓋のひれ部部分の拡大断面図
【図14】本発明の第6実施例を示す作用説明のための
フローチャート
【図15】操作パネル部分の正面図
【図16】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
12は洗浄室、13は内箱(洗浄室構成部材)、20は
貯水タンク部、23は排水ポンプ、26は給水弁、27
は給水管、29は段付き管継手、33はナット、40は
水溜ケース、42は第1の検知機構(規定水位検知手
段)、43は第2の検知機構(異常水位検知手段)、4
4は第1のフロート、45は蓋、46は角孔(通水
口)、48はレバー、50はマイクロスイッチ、54は
第2のフロート、55はマグネット、57はリードスイ
ッチ、59は堤部、61は斜面、62,63は凸条(ガ
イド部)、64は水溜ケース、64aは水溜ケースの内
面、65はひれ部、67は表示部を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を収納し洗浄するための洗浄室と、
    この洗浄室に給水する給水弁と、前記洗浄室と連通し貯
    水水位が洗浄室の貯水水位と連動する水溜ケースと、こ
    の水溜ケースに設けられ異常水位を検知する異常水位検
    知手段とを具備するものにおいて、前記水溜ケースを前
    記洗浄室外の前記給水弁下方の位置に設けると共に、該
    水溜ケースの通水口を有する蓋を洗浄室外面に接するよ
    うに設けたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 水溜ケースの蓋が周縁部に堤部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 水溜ケースの蓋の上面が通水口に向かっ
    て降下する斜面状を成していることを特徴とする請求項
    1記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 洗浄室の外面に給水弁取付部分から水溜
    ケースの蓋部分まで洗浄室外面を伝う水を案内するガイ
    ド部を形成したことを特徴とする請求項1記載の食器洗
    浄機。
  5. 【請求項5】 水溜ケースをその内面が洗浄室の外面と
    連なるように該洗浄室構成部材と一体に形成したことを
    特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 水溜ケースの蓋が洗浄室外面に接する部
    分に弾性圧接するひれ部を有することを特徴とする請求
    項1記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 異常水位検知手段が運転時に異常水位を
    検知したときの報知の仕方と、停止時に異常水位を検知
    したときの報知の仕方とを異ならせたことを特徴とする
    請求項1記載の食器洗浄機。
  8. 【請求項8】 異常水位検知手段が停止時に異常水位を
    検知したときに排水動作を行なうことを特徴とする請求
    項1記載の食器洗浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100917737B1 (ko) * 2006-09-28 2009-09-15 파나소닉 주식회사 접속구 및 이것을 이용한 식기 세척기
CN106725206A (zh) * 2016-12-27 2017-05-31 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 洗碗机
CN107095632A (zh) * 2017-05-15 2017-08-29 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 用水家用电器

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