JPH0938004A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents
電気掃除機の吸込口体Info
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- JPH0938004A JPH0938004A JP19324495A JP19324495A JPH0938004A JP H0938004 A JPH0938004 A JP H0938004A JP 19324495 A JP19324495 A JP 19324495A JP 19324495 A JP19324495 A JP 19324495A JP H0938004 A JPH0938004 A JP H0938004A
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- wiping member
- wiping
- dust
- suction
- mounting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、吸込口体の下面に設けた拭き部材が
汚れるという従来の問題の解決を図ることにある。 【解決手段】掃除機本体に連通接続される接続管3を有
しするとともに下面中央部に拭き部材取付体24とこの
拭き部材取付体24の少なくとも両側近傍に前記接続管
に連通する溝状の吸込部26とを設けた本体1と、前記
拭き部材取付体24に取り付けられた拭き部材40とを
備え、最初に床面の塵埃を吸込部26から吸い込んだ後
床面に残った塵埃を拭き取ることにより拭き部材の汚れ
を防止するようにした電気掃除機の吸込口体。
汚れるという従来の問題の解決を図ることにある。 【解決手段】掃除機本体に連通接続される接続管3を有
しするとともに下面中央部に拭き部材取付体24とこの
拭き部材取付体24の少なくとも両側近傍に前記接続管
に連通する溝状の吸込部26とを設けた本体1と、前記
拭き部材取付体24に取り付けられた拭き部材40とを
備え、最初に床面の塵埃を吸込部26から吸い込んだ後
床面に残った塵埃を拭き取ることにより拭き部材の汚れ
を防止するようにした電気掃除機の吸込口体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気掃除機の吸
込口体にに関する。
込口体にに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機に使用されている吸込
口体の中には、吸込口体の下面に起毛布等からなる床面
等を拭く機能を持たせた拭き部材を設けたものがある
が、この拭き部材が設けられた吸込口体は図5に示すよ
うな構成となっていた。つまり吸込口体100は上部ケ
ース102と下部ケース103をバンパー104を介し
て一体的に結合した本体101とこの本体101の後部
に回転可能に接続された接続管105とから構成されて
おり、そして、前記本体101つまり下部ケース103
の下面の前後つまり図において左右には床面に摺接する
橇状部106および107を設け、この両橇状部10
6、107の間に位置して床面に開口した溝状の吸込開
口108を設けている。そして、前記橇状部106、1
07の下面にはそれぞれ床面の砂、土等の塵埃を拭き取
る機能を持たせた起毛布等からなる拭き部材109、1
10が接着等により固着して設けられている。
口体の中には、吸込口体の下面に起毛布等からなる床面
等を拭く機能を持たせた拭き部材を設けたものがある
が、この拭き部材が設けられた吸込口体は図5に示すよ
うな構成となっていた。つまり吸込口体100は上部ケ
ース102と下部ケース103をバンパー104を介し
て一体的に結合した本体101とこの本体101の後部
に回転可能に接続された接続管105とから構成されて
おり、そして、前記本体101つまり下部ケース103
の下面の前後つまり図において左右には床面に摺接する
橇状部106および107を設け、この両橇状部10
6、107の間に位置して床面に開口した溝状の吸込開
口108を設けている。そして、前記橇状部106、1
07の下面にはそれぞれ床面の砂、土等の塵埃を拭き取
る機能を持たせた起毛布等からなる拭き部材109、1
10が接着等により固着して設けられている。
【0003】そして、この吸込口体100を図示しない
電気掃除機に接続された吸込ホースに延長管を介して接
続し、吸込口体100を床等の被掃除面を前後方向に移
動させて掃除を行うものであるが、この吸込口体100
を床面上を前後方向に移動させると、床面に存在あるい
は付着している砂、土等の塵埃は最初に前記拭き部材1
09ないしは110によって拭き取られることになる。
したがって、前記拭き部材109、110が汚れ易く、
また、塵埃は前記拭き部材109、110によって前方
あるいは後方に押しやられ、吸込開口108に吸い込ま
れることが阻害され効率的な掃除がてきないという問題
があった。また、前記拭き部材109および110は交
換を意図されていないことから接着等によって固着され
ており、拭き部材109および110交換が汚れても交
換できないため、一旦汚れてしまうと清掃ないし洗浄等
ができないことから拭き機能が失われてしまうばかり
か、場合によっては逆に床面を汚してしまう虞もあるも
のである。
電気掃除機に接続された吸込ホースに延長管を介して接
続し、吸込口体100を床等の被掃除面を前後方向に移
動させて掃除を行うものであるが、この吸込口体100
を床面上を前後方向に移動させると、床面に存在あるい
は付着している砂、土等の塵埃は最初に前記拭き部材1
09ないしは110によって拭き取られることになる。
したがって、前記拭き部材109、110が汚れ易く、
また、塵埃は前記拭き部材109、110によって前方
あるいは後方に押しやられ、吸込開口108に吸い込ま
れることが阻害され効率的な掃除がてきないという問題
があった。また、前記拭き部材109および110は交
換を意図されていないことから接着等によって固着され
ており、拭き部材109および110交換が汚れても交
換できないため、一旦汚れてしまうと清掃ないし洗浄等
ができないことから拭き機能が失われてしまうばかり
か、場合によっては逆に床面を汚してしまう虞もあるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の拭
き部材が設けられた吸込口体においては、吸込開口の前
後に位置して拭き部材を設ける構成となっているため、
第一にはこの拭き部材が汚れ易く、また、大きな塵埃は
この拭き部材によって吸込開口に吸い込まれることが阻
害され効率的な掃除ができないという問題があり、ま
た、第二には前記拭き部材は汚れ易いにも拘らず交換が
できず場合によっては逆に床面を汚してしまう虞もある
という問題があった。
き部材が設けられた吸込口体においては、吸込開口の前
後に位置して拭き部材を設ける構成となっているため、
第一にはこの拭き部材が汚れ易く、また、大きな塵埃は
この拭き部材によって吸込開口に吸い込まれることが阻
害され効率的な掃除ができないという問題があり、ま
た、第二には前記拭き部材は汚れ易いにも拘らず交換が
できず場合によっては逆に床面を汚してしまう虞もある
という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記従来の第一の問題を解決するもので、掃除機本体に
連通接続される接続管を有するとともに下面中央部に拭
き部材取付体とこの拭き部材取付体の少なくとも両側に
前記接続管に連通する溝状の吸込部とを設けた本体と、
前記拭き部材取付体に取り付けられた拭き部材とを備え
た電気掃除機の吸込口体としたものであり、また、請求
項2記載の発明は、上記従来第一の問題の解決に加えて
第二の問題を解決するもので、掃除機本体に連通接続さ
れる接続管を有しするとともに下面中央部に係止部が形
成された拭き部材取付体とこの拭き部材取付体の少なく
とも両側近傍に前記接続管に連通する溝状の吸込部とを
設けた本体と、前記拭き部材取付体の係止部に係脱可能
に係止される取付部材と、この取付部材を介して前記拭
き部材取付体に取り付けられる拭き部材とを備えた電気
掃除機の吸込口体としたものである。
上記従来の第一の問題を解決するもので、掃除機本体に
連通接続される接続管を有するとともに下面中央部に拭
き部材取付体とこの拭き部材取付体の少なくとも両側に
前記接続管に連通する溝状の吸込部とを設けた本体と、
前記拭き部材取付体に取り付けられた拭き部材とを備え
た電気掃除機の吸込口体としたものであり、また、請求
項2記載の発明は、上記従来第一の問題の解決に加えて
第二の問題を解決するもので、掃除機本体に連通接続さ
れる接続管を有しするとともに下面中央部に係止部が形
成された拭き部材取付体とこの拭き部材取付体の少なく
とも両側近傍に前記接続管に連通する溝状の吸込部とを
設けた本体と、前記拭き部材取付体の係止部に係脱可能
に係止される取付部材と、この取付部材を介して前記拭
き部材取付体に取り付けられる拭き部材とを備えた電気
掃除機の吸込口体としたものである。
【0006】上記のように構成した請求項1記載の発明
は、被掃除面に存在する塵埃を最初に吸込部から吸い込
んだ後に、被掃除面に残ったあるいは付着した塵埃を拭
き部材で拭き取ることとなるため、拭き部材の早期の汚
れを防止するとともに効率的に掃除がてきるという作用
を有するものである。また、上記のように構成した請求
項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の作用に加
えて拭き部材が汚れ他は場合等必要に応じて拭き部材の
交換ができるという作用を有するものである。
は、被掃除面に存在する塵埃を最初に吸込部から吸い込
んだ後に、被掃除面に残ったあるいは付着した塵埃を拭
き部材で拭き取ることとなるため、拭き部材の早期の汚
れを防止するとともに効率的に掃除がてきるという作用
を有するものである。また、上記のように構成した請求
項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の作用に加
えて拭き部材が汚れ他は場合等必要に応じて拭き部材の
交換ができるという作用を有するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態を
図1および図4に基づいて説明する。図1は吸込口体A
の全体を示した斜視図であり、この吸込口体Aは、上部
ケース10と下部ケース20とからなる本体1とこの本
体1に取り付けられる接続管3とから構成されている。
そして、前記上部ケース10と下部ケース20とはバン
パー2を介して図示しない取付ねじによって一体的に結
合されており、この上部ケース10と下部ケース20を
結合する際に両ケース10および20のそれぞれに互い
に対向して形成された半円形状の軸受部材11a、11
bおよび21a、21bによって接続管3が回動可能に
取り付けられるものである。また、この回転管3の先端
部には環状の嵌合溝3aが形成されており、この嵌合溝
3aに前記軸受部材11aおよび21aが嵌合してお
り、このことによって接続管3は抜け止めされつつ回動
可能となっている。
図1および図4に基づいて説明する。図1は吸込口体A
の全体を示した斜視図であり、この吸込口体Aは、上部
ケース10と下部ケース20とからなる本体1とこの本
体1に取り付けられる接続管3とから構成されている。
そして、前記上部ケース10と下部ケース20とはバン
パー2を介して図示しない取付ねじによって一体的に結
合されており、この上部ケース10と下部ケース20を
結合する際に両ケース10および20のそれぞれに互い
に対向して形成された半円形状の軸受部材11a、11
bおよび21a、21bによって接続管3が回動可能に
取り付けられるものである。また、この回転管3の先端
部には環状の嵌合溝3aが形成されており、この嵌合溝
3aに前記軸受部材11aおよび21aが嵌合してお
り、このことによって接続管3は抜け止めされつつ回動
可能となっている。
【0008】そして、前記下部ケース20は、下面外周
縁部は下方つまり床面側に突出して形成された長手方向
に沿った前壁22a、後壁22bおよび両横壁22c、
22dからなる側壁を外側壁22とし、また、天井壁2
2eを底壁とし下方に開口した有底角筒状に形成されて
いる。そして、前記前壁22a、後壁22bおよび両側
壁22c、22dの先端部は床面に摺接する摺接堤部2
3a、23b、23cおよび23dとなっている。これ
ら摺接堤部23a、23b、23cおよび23dのそれ
ぞれには図4に示すように床面との間に小間隙を形成す
るように複数の吸込溝23eが形成されている。そし
て、前記天井壁22eの中央部には床面側に向けて突設
した拭き部材取付体24が設けられている。この拭き部
材取付体24は前記前壁22a、後壁22bおよび両側
壁22c、22dの内壁面に対して所定距離内側に離間
して前記天井壁22eから下方に垂下して形成した前壁
25a、後壁25bおよび両側壁25c、25dからな
る側壁25とこの側壁25の下端部に形成され床面と対
向する平坦面とした方形状の支持面25eとからなって
いる。なお、この支持面25eは前記摺接堤部23aな
いし23dと略同一平面となるように形成されている。
縁部は下方つまり床面側に突出して形成された長手方向
に沿った前壁22a、後壁22bおよび両横壁22c、
22dからなる側壁を外側壁22とし、また、天井壁2
2eを底壁とし下方に開口した有底角筒状に形成されて
いる。そして、前記前壁22a、後壁22bおよび両側
壁22c、22dの先端部は床面に摺接する摺接堤部2
3a、23b、23cおよび23dとなっている。これ
ら摺接堤部23a、23b、23cおよび23dのそれ
ぞれには図4に示すように床面との間に小間隙を形成す
るように複数の吸込溝23eが形成されている。そし
て、前記天井壁22eの中央部には床面側に向けて突設
した拭き部材取付体24が設けられている。この拭き部
材取付体24は前記前壁22a、後壁22bおよび両側
壁22c、22dの内壁面に対して所定距離内側に離間
して前記天井壁22eから下方に垂下して形成した前壁
25a、後壁25bおよび両側壁25c、25dからな
る側壁25とこの側壁25の下端部に形成され床面と対
向する平坦面とした方形状の支持面25eとからなって
いる。なお、この支持面25eは前記摺接堤部23aな
いし23dと略同一平面となるように形成されている。
【0009】そして、前記側壁22、天井壁22eおよ
び側壁25によって図2に示すように下方を開口した溝
状の吸込部26が形成されている。つまり前記拭き部材
取付体24の側壁25の周囲に前記吸込部26が形成さ
れているものである。
び側壁25によって図2に示すように下方を開口した溝
状の吸込部26が形成されている。つまり前記拭き部材
取付体24の側壁25の周囲に前記吸込部26が形成さ
れているものである。
【0010】また、前記側壁25つまり前壁25a、後
壁25bおよび両側壁25c、25dにはそれぞれ吸込
開口27a、27b、27cおよび27dが形成されて
おり、これら吸込開口27aないし27dは本体1内に
設けられている吸込風路28を介して前記接続管3と連
通している。したがって、吸込口体Aが図示しない吸込
ホースを介して電気掃除機に接続されて掃除がなされた
ときは、床面上に存在する塵埃は吸込部26、吸込開口
27aないし27d、吸込風路28および接続管3を介
して電気掃除機の集塵室に集塵されるものである。
壁25bおよび両側壁25c、25dにはそれぞれ吸込
開口27a、27b、27cおよび27dが形成されて
おり、これら吸込開口27aないし27dは本体1内に
設けられている吸込風路28を介して前記接続管3と連
通している。したがって、吸込口体Aが図示しない吸込
ホースを介して電気掃除機に接続されて掃除がなされた
ときは、床面上に存在する塵埃は吸込部26、吸込開口
27aないし27d、吸込風路28および接続管3を介
して電気掃除機の集塵室に集塵されるものである。
【0011】また、前記拭き部材取付体24の支持面2
5eの外周部には、環状凸縁29aを設けることによっ
て係止部としての環状凹部29が形成されている。
5eの外周部には、環状凸縁29aを設けることによっ
て係止部としての環状凹部29が形成されている。
【0012】そして、前記拭き部材取付体24の支持面
25eの外周部に形成した環状凹部29には取付部材3
0が着脱可能に取り付けられるようになっている。この
取付部材30は弾性変形する材料例えば硬質ゴム等から
なるとともに図4に示すように長方形枠状に形成され、
また、前部には取外用の凹部31、31設けられてい
る。そして、この取付部材30は図2、図3に示すよう
に断面方形状に形成されれるとともにその内周長は前記
環状凹部29の外周長より所定長短く形成されており、
このことによって取付部材30が前記環状凹部29に嵌
合したときは引き伸ばされた状態となっている。つまり
取付部材30は嵌合凹部29に弾性力によって密着状態
に嵌合して係止されている。
25eの外周部に形成した環状凹部29には取付部材3
0が着脱可能に取り付けられるようになっている。この
取付部材30は弾性変形する材料例えば硬質ゴム等から
なるとともに図4に示すように長方形枠状に形成され、
また、前部には取外用の凹部31、31設けられてい
る。そして、この取付部材30は図2、図3に示すよう
に断面方形状に形成されれるとともにその内周長は前記
環状凹部29の外周長より所定長短く形成されており、
このことによって取付部材30が前記環状凹部29に嵌
合したときは引き伸ばされた状態となっている。つまり
取付部材30は嵌合凹部29に弾性力によって密着状態
に嵌合して係止されている。
【0013】つぎに、前記支持面25eに取り付けられ
る拭き部材40について説明する。この拭き部材40は
起毛布等の薄布材料からなり、図4に示すように長方形
状に形成されている。また、この拭き部材40の大きさ
つまり面積は前記支持面25eの大きさよりも前記環状
凹部29に折り込まれる取付代分だけ大きく形成されて
いる。そして、この拭き部材40の前記支持面25eへ
の取付は、まずこの拭き部材40をその外周部つまり取
付代を支持面25eの周囲に出した状態で支持面25e
に載置し、ついで前記取付部材30をこの拭き部材40
の取付代をこの取付部材30と前記環状凹部29の間に
挟み込むようにして嵌合凹部29に嵌合して係止する。
この状態では前記拭き部材40はその取付代を前記取付
部材30の弾性力によって環状凹部29に締付け状態で
取り付けられ容易に外れないようになっている。
る拭き部材40について説明する。この拭き部材40は
起毛布等の薄布材料からなり、図4に示すように長方形
状に形成されている。また、この拭き部材40の大きさ
つまり面積は前記支持面25eの大きさよりも前記環状
凹部29に折り込まれる取付代分だけ大きく形成されて
いる。そして、この拭き部材40の前記支持面25eへ
の取付は、まずこの拭き部材40をその外周部つまり取
付代を支持面25eの周囲に出した状態で支持面25e
に載置し、ついで前記取付部材30をこの拭き部材40
の取付代をこの取付部材30と前記環状凹部29の間に
挟み込むようにして嵌合凹部29に嵌合して係止する。
この状態では前記拭き部材40はその取付代を前記取付
部材30の弾性力によって環状凹部29に締付け状態で
取り付けられ容易に外れないようになっている。
【0014】また、この拭き部材40を取り外す場合
は、前記取外用の凹部31、31に例えばドライバーの
先端部を挿入し取付部材30を図3において下方移動さ
せて環状凹部29から外すせば拭き部材40は支持面2
5eから取り外すことができる。 なお、前記拭き部材
40としては上記した起毛布等の布部材のもののほか、
紙を素材としたいわゆる科学雑巾といわれているもの、
あるいはテッシュペーパー等を用いることもでき、これ
ら各種拭き部材の中から被掃除面の種類、拭き取る塵埃
の種類等によって適宜選択して使用すればよいものであ
る。
は、前記取外用の凹部31、31に例えばドライバーの
先端部を挿入し取付部材30を図3において下方移動さ
せて環状凹部29から外すせば拭き部材40は支持面2
5eから取り外すことができる。 なお、前記拭き部材
40としては上記した起毛布等の布部材のもののほか、
紙を素材としたいわゆる科学雑巾といわれているもの、
あるいはテッシュペーパー等を用いることもでき、これ
ら各種拭き部材の中から被掃除面の種類、拭き取る塵埃
の種類等によって適宜選択して使用すればよいものであ
る。
【0015】つぎに上記のように構成された吸込口体A
の動作つまり作用について説明する。まず、掃除に際し
ては吸込口体Aを上述したように図示しない電気掃除機
に取り付けられた吸込ホースに接続された延長管に接続
して掃除を行うものである。そして、掃除の際には吸込
口体Aは被掃除面である床面に対して前後左右方向に移
動するように操作され、この移動操作の際には前記摺接
堤部23aないし23dおよび拭き部材40は床面と摺
接しつつ移動する。したがって、例えば吸込口体Aが前
方に移動させるように操作されたときは、床面に存在す
る大きな塵埃および砂、土等の塵埃のほとんどは前記摺
接堤部23aに形成した吸込溝23eから吸い込まれる
が、床面に付着する等して吸い込まれずに残った塵埃は
前記拭き部材40の前方への移動に伴い床面を摺接する
際に拭き取られるものである。また、後方に移動するよ
うに操作されたときは、同様に床面に存在する大きな塵
埃および砂、土等の塵埃のほとんどは前記摺接堤部23
bに形成した吸込溝23eから吸い込まれるが、床面に
付着する等して吸い込まれずに残った塵埃は前記拭き部
材40の後方への移動に伴い床面を摺接する際に拭き取
られるものである。また、左右方向への移動操作がなさ
れたときも同様になされるものである。大きな塵埃およ
び砂、土等の塵埃のほとんどは前記摺接堤部23c、2
3dに形成した吸込溝23eから吸い込まれるが、床面
に付着する等して吸い込まれずに残った塵埃は前記拭き
部材40の左右方向への移動に伴い床面を摺接する際に
拭き取られるものである。
の動作つまり作用について説明する。まず、掃除に際し
ては吸込口体Aを上述したように図示しない電気掃除機
に取り付けられた吸込ホースに接続された延長管に接続
して掃除を行うものである。そして、掃除の際には吸込
口体Aは被掃除面である床面に対して前後左右方向に移
動するように操作され、この移動操作の際には前記摺接
堤部23aないし23dおよび拭き部材40は床面と摺
接しつつ移動する。したがって、例えば吸込口体Aが前
方に移動させるように操作されたときは、床面に存在す
る大きな塵埃および砂、土等の塵埃のほとんどは前記摺
接堤部23aに形成した吸込溝23eから吸い込まれる
が、床面に付着する等して吸い込まれずに残った塵埃は
前記拭き部材40の前方への移動に伴い床面を摺接する
際に拭き取られるものである。また、後方に移動するよ
うに操作されたときは、同様に床面に存在する大きな塵
埃および砂、土等の塵埃のほとんどは前記摺接堤部23
bに形成した吸込溝23eから吸い込まれるが、床面に
付着する等して吸い込まれずに残った塵埃は前記拭き部
材40の後方への移動に伴い床面を摺接する際に拭き取
られるものである。また、左右方向への移動操作がなさ
れたときも同様になされるものである。大きな塵埃およ
び砂、土等の塵埃のほとんどは前記摺接堤部23c、2
3dに形成した吸込溝23eから吸い込まれるが、床面
に付着する等して吸い込まれずに残った塵埃は前記拭き
部材40の左右方向への移動に伴い床面を摺接する際に
拭き取られるものである。
【0016】そして、上記掃除の際に吸込口体Aを前後
左右方向に移動すると、床面に存在する塵埃はまず最初
に前記摺接堤部23aないし23dの吸込溝23eから
吸い込まれ、ついで吸い込まれず残った塵埃を拭き部材
40によって拭き取るようにして掃除がなされるもので
あり、従来の吸込口体のように最初に拭き部材によって
塵埃を拭き取るものではないことから拭き部材40が早
期に汚れてしまうことを防止できるものである。また、
あらかじめ塵埃を吸い込んだ後に残った塵埃を拭き部材
40により拭き取るものであることから床面に付着等し
た塵埃は他の大きな塵埃等によって覆われるということ
がないため、確実にかつ迅速に拭き取ることができるこ
とから掃除効率の向上が図れるものである。
左右方向に移動すると、床面に存在する塵埃はまず最初
に前記摺接堤部23aないし23dの吸込溝23eから
吸い込まれ、ついで吸い込まれず残った塵埃を拭き部材
40によって拭き取るようにして掃除がなされるもので
あり、従来の吸込口体のように最初に拭き部材によって
塵埃を拭き取るものではないことから拭き部材40が早
期に汚れてしまうことを防止できるものである。また、
あらかじめ塵埃を吸い込んだ後に残った塵埃を拭き部材
40により拭き取るものであることから床面に付着等し
た塵埃は他の大きな塵埃等によって覆われるということ
がないため、確実にかつ迅速に拭き取ることができるこ
とから掃除効率の向上が図れるものである。
【0017】そして、長期に亘る使用等により拭き部材
40が汚れたときに新たな拭き部材40と交換する場
合、あるいは床面の種類あるいは拭き取る塵埃の種類等
に応じて他の適宜な素材の拭き部材40と交換しようと
する場合は、上述したようにドライバー等を用いて前記
取付部材30を前記環状凹部29から外して拭き部材4
0を取り外し所望の拭き部材40と交換する。
40が汚れたときに新たな拭き部材40と交換する場
合、あるいは床面の種類あるいは拭き取る塵埃の種類等
に応じて他の適宜な素材の拭き部材40と交換しようと
する場合は、上述したようにドライバー等を用いて前記
取付部材30を前記環状凹部29から外して拭き部材4
0を取り外し所望の拭き部材40と交換する。
【0018】以上のように吸込口体Aの下面中央部に拭
き部材取付体24を設けこの拭き部材取付体24の周囲
に吸込部26を形成し、前記拭き部材取付体24の支持
面25eに拭き部材40を取り付けるようにしたことか
ら、掃除時に吸込口体Aが床面上を移動操作されると、
床面に存在する塵埃は最初に吸込溝23eから吸い込ま
れ、その後残った塵埃を拭き部材40で拭き取るもので
あるから、拭き部材40の汚れを防止でき長期にわって
使用ができるものである。また、最初に塵埃を吸い込ん
だ後に残った塵埃を拭き取るものであるから、塵埃の拭
き取りが確実かつ容易になされるものである。
き部材取付体24を設けこの拭き部材取付体24の周囲
に吸込部26を形成し、前記拭き部材取付体24の支持
面25eに拭き部材40を取り付けるようにしたことか
ら、掃除時に吸込口体Aが床面上を移動操作されると、
床面に存在する塵埃は最初に吸込溝23eから吸い込ま
れ、その後残った塵埃を拭き部材40で拭き取るもので
あるから、拭き部材40の汚れを防止でき長期にわって
使用ができるものである。また、最初に塵埃を吸い込ん
だ後に残った塵埃を拭き取るものであるから、塵埃の拭
き取りが確実かつ容易になされるものである。
【0019】また、前記拭き部材40は汚れが防止され
ることから、仮に交換可能な構成でないものとしても長
期に亘る使用が可能ではあるが、上記のように取付部材
30を介して交換可能なように構成すれば、拭き部材4
0の汚れあるいは破損したときは新たな拭き部材40と
容易に交換することができるものである。
ることから、仮に交換可能な構成でないものとしても長
期に亘る使用が可能ではあるが、上記のように取付部材
30を介して交換可能なように構成すれば、拭き部材4
0の汚れあるいは破損したときは新たな拭き部材40と
容易に交換することができるものである。
【0020】なお、上記実施の形態においては、拭き部
材40の着脱は拭き部材40とは別に設けた取付部材3
0によって行う構成として、被掃除面の種類あるいは用
途に応じた各種の拭き部材と交換することができるよう
にしたが、これは拭き部材40の外周縁部に前記取付部
材30を適宜の手段で一体的に取着した構成とし、取付
部材30を介して環状凹部29に取り付けるように構成
してもよい。このように拭き部材40と取付部材30と
を一体化する構成とした場合は拭き部材取付体24への
拭き部材40の着脱が容易となり、したがって、拭き部
材40を使い捨てとすることなく洗った後再度使用でき
る布等の材料で構成した場合に利点がある。なお、拭き
部材40が使い捨てとなっている場合は取付部材30も
同時に捨てることになるため一体的にすることは望まし
いものではない。また、前記取付部材30は枠形状とし
た構成としたが、これは保型性のない弾性部材によって
リング状とすることもできる。また、取付部材30はい
わゆるゴム等の弾性部材とすることなく弾性を有する合
成樹脂によって構成するとともに前記環状凹部29の凹
部の深さを適宜に設定して嵌合させるようにすることも
できる。この場合環状凹部29への係脱の際に合成樹脂
で形成した取付部材30に過度の引っ張り力が加わるこ
とに起因する破損等を防止する観点からは、前記環状凸
縁29aを連続して形成することなく例えば各角部の部
分には形成しないようにすることが望ましい。
材40の着脱は拭き部材40とは別に設けた取付部材3
0によって行う構成として、被掃除面の種類あるいは用
途に応じた各種の拭き部材と交換することができるよう
にしたが、これは拭き部材40の外周縁部に前記取付部
材30を適宜の手段で一体的に取着した構成とし、取付
部材30を介して環状凹部29に取り付けるように構成
してもよい。このように拭き部材40と取付部材30と
を一体化する構成とした場合は拭き部材取付体24への
拭き部材40の着脱が容易となり、したがって、拭き部
材40を使い捨てとすることなく洗った後再度使用でき
る布等の材料で構成した場合に利点がある。なお、拭き
部材40が使い捨てとなっている場合は取付部材30も
同時に捨てることになるため一体的にすることは望まし
いものではない。また、前記取付部材30は枠形状とし
た構成としたが、これは保型性のない弾性部材によって
リング状とすることもできる。また、取付部材30はい
わゆるゴム等の弾性部材とすることなく弾性を有する合
成樹脂によって構成するとともに前記環状凹部29の凹
部の深さを適宜に設定して嵌合させるようにすることも
できる。この場合環状凹部29への係脱の際に合成樹脂
で形成した取付部材30に過度の引っ張り力が加わるこ
とに起因する破損等を防止する観点からは、前記環状凸
縁29aを連続して形成することなく例えば各角部の部
分には形成しないようにすることが望ましい。
【0021】上記のように拭き部材40と取付部材30
とは一体とした構成てあっても別体とした構成であって
もよく、また、取付部材30の材質および形状は前記拭
き部材40を拭き部材取付体24支持面25aに取り付
けることができるものであればどのようなものであって
もよい。
とは一体とした構成てあっても別体とした構成であって
もよく、また、取付部材30の材質および形状は前記拭
き部材40を拭き部材取付体24支持面25aに取り付
けることができるものであればどのようなものであって
もよい。
【0022】また、上記実施の形態では係止部を環状凹
部29としたが、これは環状凸部として前記取付部材3
0の内周面に前記環状凸部と嵌合する環状凹部を設ける
構成としてもよい。
部29としたが、これは環状凸部として前記取付部材3
0の内周面に前記環状凸部と嵌合する環状凹部を設ける
構成としてもよい。
【0023】また、上記実施の形態においては吸込部2
6は拭き部材取付体24の全外周に設ける構成とした
が、これは少なくとも前後また左右方向の両側に形成す
れば上記効果を奏することができるものであり、このよ
うに少なくとも拭き部材取付体24両側に設ける場合
は、前後方向両側つまり本体1の長手方向に沿う両側に
設けることが掃除効率の面からは有効である。
6は拭き部材取付体24の全外周に設ける構成とした
が、これは少なくとも前後また左右方向の両側に形成す
れば上記効果を奏することができるものであり、このよ
うに少なくとも拭き部材取付体24両側に設ける場合
は、前後方向両側つまり本体1の長手方向に沿う両側に
設けることが掃除効率の面からは有効である。
【0024】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1の発明
は、被掃除面に存在する塵埃を最初に吸込部から吸い込
んだ後に、吸い込まれずに被掃除面に残った塵埃あるい
は被掃除面に付着した塵埃を拭き部材で拭き取ることと
なるため、拭き部材の早期の汚れを防止するとともに効
率的な掃除がてきるという効果を奏することができるも
のである。また、請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の効果に加えて拭き部材が汚れ他は場合等必
要に応じて拭き部材の交換ができるという効果を奏する
ことができるものである。
は、被掃除面に存在する塵埃を最初に吸込部から吸い込
んだ後に、吸い込まれずに被掃除面に残った塵埃あるい
は被掃除面に付着した塵埃を拭き部材で拭き取ることと
なるため、拭き部材の早期の汚れを防止するとともに効
率的な掃除がてきるという効果を奏することができるも
のである。また、請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の効果に加えて拭き部材が汚れ他は場合等必
要に応じて拭き部材の交換ができるという効果を奏する
ことができるものである。
【図1】本発明の実施の形態の電気掃除機の吸込口体の
全体を示す斜視図。
全体を示す斜視図。
【図2】上記実施の形態の吸込口体の断面図。
【図3】上記実施の形態の吸込口体の拭き部材の取付を
示す要部拡大図。
示す要部拡大図。
【図4】上記実施の形態の吸込口体の分解斜視図。
【図5】従来の吸込口体の一部を断面した側面図。
A 吸込口体 1 本体 3 接続管 24 拭き部材取付体 25e 拭き部材取付体の支持面 26 溝状の吸込部 29 環状凹部(係止部) 30 取付部材 40 拭き部材
Claims (2)
- 【請求項1】掃除機本体に連通接続される接続管を有す
るとともに下面中央部に拭き部材取付体とこの拭き部材
取付体の少なくとも両側に前記接続管に連通する溝状の
吸込部とを設けた本体と、前記拭き部材取付体に取り付
けられた拭き部材とを備えたことを特徴とする電気掃除
機の吸込口体。 - 【請求項2】掃除機本体に連通接続される接続管を有す
るとともに下面中央部に係止部が形成された拭き部材取
付体とこの拭き部材取付体の少なくとも両側近傍に前記
接続管に連通する溝状の吸込部とを設けた本体と、前記
拭き部材取付体の係止部に係脱可能に係止される取付部
材と、この取付部材を介して前記拭き部材取付体に取り
付けられる拭き部材とを備えたことを特徴とする電気掃
除機の吸込口体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19324495A JPH0938004A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 電気掃除機の吸込口体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19324495A JPH0938004A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 電気掃除機の吸込口体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0938004A true JPH0938004A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16304736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19324495A Pending JPH0938004A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 電気掃除機の吸込口体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0938004A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013141610A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-22 | Dyson Technology Ltd | 真空清掃電気器具のための床ツール |
JP2014030726A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Dyson Technology Ltd | 真空掃除機用床ツール |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19324495A patent/JPH0938004A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013141610A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-22 | Dyson Technology Ltd | 真空清掃電気器具のための床ツール |
JP2014030726A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Dyson Technology Ltd | 真空掃除機用床ツール |
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