JPH0937938A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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Publication number
JPH0937938A
JPH0937938A JP19168695A JP19168695A JPH0937938A JP H0937938 A JPH0937938 A JP H0937938A JP 19168695 A JP19168695 A JP 19168695A JP 19168695 A JP19168695 A JP 19168695A JP H0937938 A JPH0937938 A JP H0937938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
heating
water heater
heating unit
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP19168695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukitoshi Kunihiro
幸利 国広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP19168695A priority Critical patent/JPH0937938A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な発熱体の構成で、従来の電気湯沸かし
器に比し同じ電熱容量(ワット)の場合で、湯沸かし音
の低い電気湯沸かし器を提供する。 【構成】 底面に、伝熱板を有する容器の伝熱板裏側に
絶縁板3で覆われた発熱部4を配設し、前記発熱部4は
第1の発熱体9と、第2の発熱体12を有し、第2の発
熱体12は第1の発熱体9の両外側部に絶縁材3を介し
て配設し、電源に対し第1の発熱体9と第2の発熱体1
2を直列に配線する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収容液体を加熱、
保温する電気湯沸かし器の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、湯を沸かして保温する電気湯沸か
し器が広く普及している。この電気湯沸かし器に配設さ
れている発熱体は図4、図5に示すような構成であっ
た。
【0003】以下、従来の電気湯沸かし器の発熱部の発
熱体の構成を図4、図5を参照しながら説明する。電気
湯沸かし器の容器101の底面中央部に突出させて形成
した伝熱板102の裏面に両面を絶縁材103により覆
われた発熱部104を配設し、良熱伝導性の熱拡散板1
05を介してシーム板106により伝熱板102及び容
器101の底面に発熱部104を圧接装着して溶接固定
している。また、前記発熱部104は基板107に、発
熱線108を巻装して構成されている。また、発熱線1
08の両端部108A、108Bは電源部と接続されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】湯沸かし時に発生する
気泡は上記伝熱板102の面で液体が加熱されると、伝
熱板102の面で水蒸気の泡が発生し、大きくなると浮
力により伝熱面より離脱する。
【0005】その瞬間液体により急激に冷やされ、急激
に泡は縮小し消滅する。また液体の温度が高くなると離
脱した泡は水面で破裂する。
【0006】このように、容器101内の液体を加熱す
ると、湯沸かし時に発生する多量の気泡の消滅、破裂の
繰り返しが生ずる。そのため液体が振動し、それにより
容器底面を連続的に振動させ、湯沸かし音が発生する。
【0007】以上の現象で湯沸かし音は発生するが、そ
の大小は前記振動のエネルギーの大小に比例し、湯沸か
し時に発生する気泡内の温度が高い程急激に消滅し、泡
が大きい程振幅は大きくなり振動エネルギーは大きくな
る。従来の巻線型の発熱部では、一定の範囲の中で絶縁
距離を確保しつつ基板107に発熱線108を等間隔で
巻装しているため、図5における中央部aと両外側部b
の放熱差により中央部aの温度が高くなる。従って伝熱
板102の熱分布が不均一となり上記湯沸かし音を低く
するためには発熱容量(ワット)を低くしなければなら
ず、低くすると湯沸かし時間が長くなるという使用面で
の問題が生ずる。本発明は上記課題を解決するもので、
新しい発熱部の構成で湯沸かし時間を落すことなく、湯
沸かし音を低くすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、底面に伝熱板を有する容器の、伝熱板裏側
に絶縁体で覆われた発熱部を配設する容器を備え、前記
発熱部は第1の発熱体と、第2の発熱体とを有し、第2
の発熱体は絶縁材を介して第1の発熱体の両外側部に配
設し、電源に対し第1の発熱体と第2の発熱体を直列に
配線したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の技術は電気湯沸かし器に
応用できるもので容器内の液体を加熱する伝熱板の発熱
を均一化し伝熱板の面積を有効に使うことで従来の構成
と同じ電熱容量(ワット)の場合では伝熱板上の最高温
度を低くすることが可能な電気湯沸かし器を実現でき
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1から図3
を参照にしながら説明する。図1から図3において、1
は容器で、中央底面に突状に伝熱板2を一体に形成し、
伝熱板2の裏面に絶縁材3を上下に介して発熱部4を配
設するとともに、発熱部4の発熱を効率的に容器1内の
液体に放熱するため、良熱伝導性からなる熱拡散板5を
介して伝熱板2及び容器1の底面に前記発熱部4を圧接
装着すべくシーム板6が溶接固定されている。また、上
記発熱部4は第1の発熱体9と、第2の発熱体12とか
らなり、第2の発熱体12は絶縁材3を介して第1の発
熱体9の両外側部に配設し、電源に対し第1の発熱体9
と第2の発熱体12を直列に配線したものである。従っ
て伝熱板2には均一に熱を伝えることができる。そして
第1の発熱体9は従来例で説明した発熱体と同様に第1
の発熱体の発熱線7を第1の発熱体の基板8の全体に巻
装し、第2の発熱体12は第1の発熱体9の両外側部の
みで発熱するよう、図1に示すように第2の発熱体の発
熱線10を第2の発熱体の基板11に巻装したものであ
る。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1、
第2の発熱体を電源に対し直列に接続し、第2の発熱体
は絶縁材を介して第1の発熱体の両外側部に配設したた
め、伝熱板の温度は均一化され、しかも従来の発熱体の
構成に対し、同じ電熱容量(ワット)の場合では伝熱板
上の温度を低くすることが可能となり、湯沸かし音の低
い電気湯沸かし器を提供できるものである。
【0012】また、逆に従来の湯沸かし音と同じで電熱
容量(ワット)を高くし、湯沸かし時間を短縮すること
が可能となり、使用性の良い電気湯沸かし器を提供でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の発熱体の分解斜視図
【図2】本発明の一実施例の発熱体の容器底部の要部断
面図
【図3】本発明の一実施例の発熱体を用いた電気湯沸か
し器の容器部の分解斜視図
【図4】従来の発熱体の構成を有する容器底部の要部断
面図
【図5】従来の発熱体の構成を有する発熱体の平面図
【符号の説明】
1 容器 2 伝熱板 3 絶縁材 4 発熱部 5 熱拡散板 6 シーム板 7 第1の発熱体の発熱線 8 第1の発熱体の基板 9 第1の発熱体 10 第2の発熱体の発熱線 11 第2の発熱体の基板 12 第2の発熱体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に伝熱板を有し、伝熱板裏側に絶縁
    材で覆われた発熱部を配設する容器を備えた湯沸かし器
    で、前記発熱部は第1の発熱体と、第2の発熱体とを有
    し、第2の発熱体は絶縁材を介して第1の発熱体の両外
    側部に配設し電源に対し第1の発熱体と第2の発熱体を
    直列に配線したことを特徴する電気湯沸かし器。
JP19168695A 1995-07-27 1995-07-27 電気湯沸かし器 Pending JPH0937938A (ja)

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JP19168695A JPH0937938A (ja) 1995-07-27 1995-07-27 電気湯沸かし器

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JP19168695A JPH0937938A (ja) 1995-07-27 1995-07-27 電気湯沸かし器

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JPH0937938A true JPH0937938A (ja) 1997-02-10

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