JPH093768A - 弗素樹脂繊維で作った網戸 - Google Patents
弗素樹脂繊維で作った網戸Info
- Publication number
- JPH093768A JPH093768A JP7186108A JP18610895A JPH093768A JP H093768 A JPH093768 A JP H093768A JP 7186108 A JP7186108 A JP 7186108A JP 18610895 A JP18610895 A JP 18610895A JP H093768 A JPH093768 A JP H093768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen door
- fluororesin fiber
- door
- monofilament
- woven fabric
- Prior art date
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- Pending
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- Woven Fabrics (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】雨天の日、雨滴を通過させないで、扉やガラス
戸を閉める必要のない網戸を得ること。 【構成】弗素樹脂繊維中エチレン−4弗化エチレン共重
合樹脂ETFEあるいは過弗化アルコキシPFAを40
0〜500デニールのモノフィラメントとして紡糸した
のち、200°〜300℃の加熱下において4〜6倍に
延伸して、これを20〜30メッシュの織物に織成し、
さらにテンターにて200〜300℃の加熱下において
縮絨した網戸の製造方法。
戸を閉める必要のない網戸を得ること。 【構成】弗素樹脂繊維中エチレン−4弗化エチレン共重
合樹脂ETFEあるいは過弗化アルコキシPFAを40
0〜500デニールのモノフィラメントとして紡糸した
のち、200°〜300℃の加熱下において4〜6倍に
延伸して、これを20〜30メッシュの織物に織成し、
さらにテンターにて200〜300℃の加熱下において
縮絨した網戸の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】建築物の網戸。
【0002】
【従来技術】従来の建築物の網戸は、PVC繊維400
〜450デニールのモノフィラメントを用い、約20メ
ッシュに織成している。しかし、このPVC繊維による
網戸は雨天の日、雨滴が網目を通り水滴が室内に吹き込
んで、雨の日ガラス戸や扉を開くことができない。この
ため換気に困難を来すという難点がある。また耐久性、
強度が充分でない。
〜450デニールのモノフィラメントを用い、約20メ
ッシュに織成している。しかし、このPVC繊維による
網戸は雨天の日、雨滴が網目を通り水滴が室内に吹き込
んで、雨の日ガラス戸や扉を開くことができない。この
ため換気に困難を来すという難点がある。また耐久性、
強度が充分でない。
【0003】
【解決すべき課題】雨天の日、または濃霧の日に網戸を
通して雨滴が室内に侵入しないことおよび濃霧の日、霧
滴による湿度を室内において減少すること。
通して雨滴が室内に侵入しないことおよび濃霧の日、霧
滴による湿度を室内において減少すること。
【0004】
▲a▼ 400〜500デニールの弗素樹脂中エチレン
−4弗化エチレン共重合樹脂ETFE、あるいは過弗化
アルコキシPFAを200〜300℃にて4〜6倍に延
伸して、20〜30メッシュに織成するので、網戸とし
ての強度は充分である。
−4弗化エチレン共重合樹脂ETFE、あるいは過弗化
アルコキシPFAを200〜300℃にて4〜6倍に延
伸して、20〜30メッシュに織成するので、網戸とし
ての強度は充分である。
【0005】▲b▼ 雨滴の粒度は普通2500〜35
00mμに対し、本発明網戸は20〜30メッシュに織
成されている。したがって雨滴はほとんど撥水性の良い
弗素樹脂繊維に撥かれ室内に侵入しない。また濃霧の場
合は、霧滴の粒度300〜1000mμであるが、同様
に撥水性の弗素樹脂繊維に撥かれ、室内の湿度が著しく
低下する。
00mμに対し、本発明網戸は20〜30メッシュに織
成されている。したがって雨滴はほとんど撥水性の良い
弗素樹脂繊維に撥かれ室内に侵入しない。また濃霧の場
合は、霧滴の粒度300〜1000mμであるが、同様
に撥水性の弗素樹脂繊維に撥かれ、室内の湿度が著しく
低下する。
【0006】
【構成の説明】弗素樹脂繊維中特に、エチレン−4弗化
エチレン共重合樹脂ETFEあるいは過弗化アルコキシ
PFA繊維を400〜500デニールのモノフィラメン
トに紡糸し、これを200〜300℃にて延伸する。こ
の延伸した弗素樹脂繊維を通常3尺幅にて20〜30メ
ッシュに織成する。
エチレン共重合樹脂ETFEあるいは過弗化アルコキシ
PFA繊維を400〜500デニールのモノフィラメン
トに紡糸し、これを200〜300℃にて延伸する。こ
の延伸した弗素樹脂繊維を通常3尺幅にて20〜30メ
ッシュに織成する。
【0007】次に、テンターにて200〜350℃で縮
絨処理して求むる網戸を得る。雨天のとき、雨滴3が侵
入しようとしても、雨滴3の粒度は2500〜3500
mμであるので、弗素樹脂繊維に撥かれてしまい、室内
に侵入することはない。また濃霧のとき霧滴4の粒度は
300〜1000mμであるので、一部は網戸を通過す
るが、大部分は弗素樹脂繊維に撥かれてしまい、霧滴の
室内への侵入は多く防止され、室内の湿度の低下が可及
的に防がれる。図1において、1は網戸枠である。
絨処理して求むる網戸を得る。雨天のとき、雨滴3が侵
入しようとしても、雨滴3の粒度は2500〜3500
mμであるので、弗素樹脂繊維に撥かれてしまい、室内
に侵入することはない。また濃霧のとき霧滴4の粒度は
300〜1000mμであるので、一部は網戸を通過す
るが、大部分は弗素樹脂繊維に撥かれてしまい、霧滴の
室内への侵入は多く防止され、室内の湿度の低下が可及
的に防がれる。図1において、1は網戸枠である。
【0008】
【発明の効果】特に雨天の場合、雨滴の侵入を弗素樹脂
繊維が撥いて室内への侵入を防止する。
繊維が撥いて室内への侵入を防止する。
【図1】 網戸の正面図、
【図2】 雨滴3の説明図、
【図3】 霧滴4の説明図、
1:網戸枠、2:弗素樹脂繊維、3:雨滴、4:霧滴。
Claims (2)
- 【請求項1】 弗素樹脂繊維を400〜500デニール
のモノフィラメントとして紡糸したのち、200°〜3
00℃の加熱下において4〜6倍に延伸して、これを2
0〜30メッシュの織物に織成し、さらにテンターにて
200〜300℃の加熱下において、縮絨した、網戸の
製造方法。 - 【請求項2】 弗素樹脂繊維としてエチレン−4弗化エ
チレン共重合樹脂ETFE、あるいは過弗化アルコキシ
PFAを用いた請求項1記載の網戸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7186108A JPH093768A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 弗素樹脂繊維で作った網戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7186108A JPH093768A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 弗素樹脂繊維で作った網戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH093768A true JPH093768A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=16182509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7186108A Pending JPH093768A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 弗素樹脂繊維で作った網戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH093768A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102444375A (zh) * | 2011-10-26 | 2012-05-09 | 日氟荣高分子材料研发(上海)有限公司 | 一种氟素树脂纤维纱窗及其制备方法 |
CN102787415A (zh) * | 2011-05-18 | 2012-11-21 | 清展科技股份有限公司 | 防污纱网及纱线 |
CN110863767A (zh) * | 2018-08-27 | 2020-03-06 | 汪禹谌 | 防水防雾霾纱窗及其制备方法 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP7186108A patent/JPH093768A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102787415A (zh) * | 2011-05-18 | 2012-11-21 | 清展科技股份有限公司 | 防污纱网及纱线 |
CN102444375A (zh) * | 2011-10-26 | 2012-05-09 | 日氟荣高分子材料研发(上海)有限公司 | 一种氟素树脂纤维纱窗及其制备方法 |
CN110863767A (zh) * | 2018-08-27 | 2020-03-06 | 汪禹谌 | 防水防雾霾纱窗及其制备方法 |
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