JPH0936364A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0936364A
JPH0936364A JP7188981A JP18898195A JPH0936364A JP H0936364 A JPH0936364 A JP H0936364A JP 7188981 A JP7188981 A JP 7188981A JP 18898195 A JP18898195 A JP 18898195A JP H0936364 A JPH0936364 A JP H0936364A
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semiconductor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャネル層の上下にゲート電極を有する高性
能の半導体装置を、2つのゲート電極間の位置ずれがな
く、製造工程が大幅に増加せず、低コストで製造できる
半導体装置及びその製造方法を提供する。 【構成】 半導体基板10と、半導体基板10の主表面
に独立して形成されたソース拡散層34及びドレイン拡
散層36と、ソース拡散層34とドレイン拡散層36と
の間の半導体基板10上に、第1の絶縁膜24を介して
形成され、且つ、ソース拡散層34及びドレイン拡散層
36に接続された半導体層30と、半導体層30上に、
第2の絶縁膜26を介して形成されたゲート電極22と
を有する。半導体層30をチャネル領域とし、ゲート電
極22を上部ゲート、半導体基板10を下部ゲートとす
るMISトランジスタを形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、素子の微細化に適した
構造のMOSトランジスタを有する半導体装置及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のLSIの大規模集積化と高性能化
の要求に伴い、半導体素子自体の微細化が図られてい
る。従来は、素子寸法を単純に縮小することにより高集
積化が可能であったが、近年の更なる微細化とともに種
々の問題が発生しており、正常なトランジスタ動作を確
保することが困難となってきている。
【0003】具体的には、素子の微細化に伴ってトラン
ジスタのゲート長を短くすると、トランジスタの閾値電
圧のずれが大きくなり、正常な回路動作を危うくする現
象、いわゆる短チャネル効果等が発生する。また、チャ
ネル領域における電界の集中によりホットキャリアの生
成確率が高まるため、ゲート酸化膜に注入されるホット
キャリアが増加してゲート酸化膜膜質を劣化し、トラン
ジスタの寿命までも劣化させるといった問題がある。
【0004】このような問題を解決する一つの方法とし
て、図9(d)に示すMOSトランジスタが提案されて
いる。即ち、半導体層30にはチャネル領域38を挟ん
でソース領域34とドレイン領域36とが形成されてい
る。チャネル領域38の上下には、それぞれゲート絶縁
膜24、26を挟んでゲート電極22、44が形成され
ている。
【0005】このようにしてチャネル領域38を挟むよ
うに二つのゲート電極22、44を設けることにより、
ソース−ドレイン間の電界集中を緩和することができる
ので、ホットキャリア効果によるトランジスタの劣化を
抑制することが可能となる。チャネル領域38の上下に
ゲート電極22、44を有するこのようなトランジスタ
は、例えば以下に示す方法により形成されていた。
【0006】まず、素子分離膜18により素子領域が画
定された半導体基板10上に、ゲート絶縁膜24を介し
てゲート電極22を形成する(図9(a))。次いで、
ゲート電極22が形成された半導体基板10上に絶縁膜
46を堆積して平坦化し、その表面に支持基板48を張
り合わせる(図9(b))。続いて、半導体基板10の
裏面から半導体基板10を研磨等により除去し、ソース
拡散層34、ドレイン拡散層36、チャネル層38を形
成するための半導体層30を形成する。
【0007】その後、研磨した表面にゲート絶縁膜34
及びゲート電極36を形成する。次いで、通常のLDD
(Lightly Doped Drain)構造を有するMOSトランジ
スタの製造方法と同様にして、ゲート電極44に自己整
合で低濃度拡散層50と高濃度拡散層52とを形成し、
ソース拡散層34及びドレイン拡散層36を形成する。
これにより、チャネル層38がゲート電極22、44に
挟まれた構造のMOSトランジスタが形成される。
【0008】このようにして、いわゆる張り合わせSO
I(Silicon On Insulator)技術を用い、上下にゲート
電極を有するMOSトランジスタが形成されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体装置では、チャネル領域38の上下にゲート
電極22、44を形成する必要があるが、ゲート電極2
2とゲート電極44は別の工程で形成するため、ゲート
電極22とゲート電極44とを位置ずれなく正確に形成
することが困難であるといった問題があった。
【0010】また、ゲート電極形成工程が2回必要であ
るため、製造工程が増加するといった問題があった。ま
た、上述の製造方法のように、張り合わせSOI技術を
用いて上記従来の半導体装置を形成すれば、研磨工程な
ど張り合わせSOI独自の製造工程が増加するため、製
造コストが大幅に増加するといった問題があった。
【0011】本発明の目的は、チャネル層の上下にゲー
ト電極を有する高性能の半導体装置を、2つのゲート電
極間の位置ずれがなく、製造工程が大幅に増加せず、低
コストで製造できる半導体装置及びその製造方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体基板
と、前記半導体基板の主表面に独立して形成されたソー
ス拡散層及びドレイン拡散層と、前記ソース拡散層と前
記ドレイン拡散層との間の前記半導体基板上に、第1の
絶縁膜を介して形成され、且つ、前記ソース拡散層及び
ドレイン拡散層に接続された半導体層と、前記半導体層
上に、第2の絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを
有することを特徴とする半導体装置によって達成され
る。
【0013】また、上記の半導体装置において、前記ソ
ース拡散層と前記ドレイン拡散層との間の前記半導体基
板に形成され、前記ソース拡散層又は前記ドレイン拡散
層と異なる導電型を有する不純物拡散層とを更に有する
ことが望ましい。また、半導体基板上に、所定の隙間を
おいて配置されたゲート電極を形成するゲート電極形成
工程と、前記ゲート電極の側面及び底面、前記ゲート電
極直下の前記半導体基板表面にゲート絶縁膜を形成する
ゲート絶縁膜形成工程と、前記ゲート絶縁膜が形成され
た前記半導体基板上に、前記半導体基板と前記ゲート電
極との間の隙間を埋め込み、且つ前記半導体基板全体を
覆う半導体層を堆積する半導体層堆積工程と、堆積した
前記半導体層を異方性エッチングし、前記ゲート電極側
面及び前記ゲート電極直下に前記半導体層を残すエッチ
ング工程と、前記半導体基板を種結晶として、前記半導
体層を結晶化する結晶化工程と、を有することを特徴と
する半導体装置の製造方法によっても達成される。
【0014】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記ゲート電極形成工程は、前記半導体基板上の所
定の領域に形成されたシリコン窒化膜をマスクとして熱
酸化し、素子分離膜を形成する素子分離膜形成工程と、
前記シリコン窒化膜を除去せずに、前記半導体基板上に
導電性膜を堆積する導電性膜堆積工程と、前記導電性膜
と前記シリコン窒化膜とを同時にパターニングし、前記
導電性膜からなる前記ゲート電極を形成するパターニン
グ工程と、前記シリコン窒化膜を除去し、前記ゲート電
極と前記半導体基板との間に隙間を形成するシリコン窒
化膜除去工程とを有することが望ましい。
【0015】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記ゲート電極形成工程は、絶縁膜を堆積する絶縁
膜堆積工程と、前記絶縁膜上に導電性膜を堆積する導電
性膜堆積工程と、前記導電性膜と前記絶縁膜とを同時に
パターニングし、前記導電性膜からなる前記ゲート電極
を形成するパターニング工程と、前記絶縁膜を除去し、
前記ゲート電極と前記半導体基板との間に隙間を形成す
る絶縁膜除去工程とを有することが望ましい。
【0016】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記絶縁膜堆積工程では、ドーパントを含有する絶
縁膜を堆積し、前記パターニング工程の後に、前記半導
体基板を熱処理し、パターニングされた前記絶縁膜直下
の前記半導体基板中に前記ドーパントを拡散する拡散工
程を更に有することが望ましい。また、上記の半導体装
置の製造方法において、前記エッチング工程の後に、前
記半導体層及び前記ゲート電極をマスクとして前記半導
体基板に不純物を導入し、ソース拡散層とドレイン拡散
層を形成する拡散層形成工程を更に有することが望まし
い。
【0017】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記結晶化工程は、前記エッチング工程の前に行う
ことが望ましい。
【0018】
【作用】本発明によれば、半導体基板と、半導体基板の
主表面に独立して形成されたソース拡散層及びドレイン
拡散層と、ソース拡散層とドレイン拡散層との間の半導
体基板上に、第1の絶縁膜を介して形成され、且つ、ソ
ース拡散層及びドレイン拡散層に接続された半導体層
と、半導体層上に、第2の絶縁膜を介して形成されたゲ
ート電極とにより半導体装置を構成することにより、半
導体層をチャネル領域とし、ゲート電極を上部ゲート、
半導体基板を下部ゲートとする高性能のMISトランジ
スタを形成することができる。
【0019】また、ソース拡散層とドレイン拡散層との
間の半導体基板に形成され、ソース拡散層又はドレイン
拡散層と異なる導電型を有する不純物拡散層を形成すれ
ば、基板抵抗を低くすることができるので、半導体基板
を下部ゲートとして使用する場合にも基板抵抗に起因す
る伝達遅延を低減することができる。また、半導体基板
上に、所定の隙間をおいて配置されたゲート電極を形成
するゲート電極形成工程と、ゲート電極の側面及び底
面、ゲート電極直下の半導体基板表面にゲート絶縁膜を
形成するゲート絶縁膜形成工程と、ゲート絶縁膜が形成
された半導体基板上に、半導体基板とゲート電極との間
の隙間を埋め込み、且つ半導体基板全体を覆う半導体層
を堆積する半導体層堆積工程と、堆積した半導体層を異
方性エッチングし、ゲート電極側面及びゲート電極直下
に半導体層を残すエッチング工程と、半導体基板を種結
晶として、半導体層を結晶化する結晶化工程とにより半
導体装置を製造すれば、通常のMISトランジスタの形
成プロセスを大幅に変更し、又は増加することなく、チ
ャネル領域の上下に一対のゲート電極を有する高性能の
MISトランジスタを製造することができる。
【0020】また、半導体基板上の所定の領域に形成さ
れたシリコン窒化膜をマスクとして熱酸化し、素子分離
膜を形成する素子分離膜形成工程と、シリコン窒化膜を
除去せずに、半導体基板上に導電性膜を堆積する導電性
膜堆積工程と、導電性膜とシリコン窒化膜とを同時にパ
ターニングし、導電性膜からなるゲート電極を形成する
パターニング工程と、シリコン窒化膜を除去し、ゲート
電極と半導体基板との間に隙間を形成するシリコン窒化
膜除去工程とによりゲート電極を形成すれば、半導体基
板上に所定の隙間をおいて配置されたゲート電極を形成
するプロセスとLOCOSプロセスとが合理化でき、製
造工程を簡略にすることができる。
【0021】また、絶縁膜を堆積する絶縁膜堆積工程
と、絶縁膜上に導電性膜を堆積する導電性膜堆積工程
と、導電性膜と絶縁膜とを同時にパターニングし、導電
性膜からなるゲート電極を形成するパターニング工程
と、絶縁膜を除去し、ゲート電極と半導体基板との間に
隙間を形成する絶縁膜除去工程とによっても、半導体基
板上に所定の隙間をおいて配置されたゲート電極を形成
することができる。
【0022】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、堆積する絶縁膜にドーパントを含有させ、パターニ
ング工程の後に半導体基板を熱処理すれば、絶縁膜直下
の半導体基板中にドーパントが拡散され、半導体基板の
抵抗を低減することができる。また、エッチング工程の
後に、半導体層及びゲート電極をマスクとして半導体基
板に不純物を導入してソース拡散層とドレイン拡散層を
形成すれば、ソース/ドレイン拡散層を形成すると同時
に、ゲート電極側壁部への不純物の添加をすることがで
きる。
【0023】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、半導体層の結晶化工程は、エッチング工程の前に行
うこともできる。
【0024】
【実施例】本発明の第1の実施例による半導体装置及び
その製造方法を図1乃至図5を用いて説明する。図1は
本実施例による半導体装置の構造を示す概略断面図、図
2乃至図5は本実施例による半導体装置の製造方法を示
す工程断面図である。
【0025】始めに、本実施例による半導体装置の構造
を説明する。半導体基板10の主表面には、素子分離膜
18が形成されている。素子分離膜18により画定され
た素子領域16には、ソース拡散層34及びドレイン拡
散層36が独立して形成されている。ソース拡散層34
とドレイン拡散層36との間の半導体基板10上には、
ゲート絶縁膜24を介して半導体層30が形成されてい
る。
【0026】半導体層30は、ソース拡散層34上及び
ドレイン拡散層36上において半導体基板10と接して
おり、半導体基板10の面方位に沿ってエピタキシャル
成長されている。半導体層30上には、ゲート絶縁膜2
6を介してゲート電極22が形成されている。ゲート電
極22の半導体層30の側壁部32は、ソース拡散層3
4及びドレイン拡散層36と同一の導電型を有し、ゲー
ト絶縁膜24とゲート絶縁膜26とに挟まれた領域(以
下チャネル領域38と呼ぶ)は、ソース拡散層34及び
ドレイン拡散層36とは異なる導電型(逆導電型又は真
性半導体)を有している。
【0027】このように、チャネル層38が、ゲート電
極22と半導体基板10とに挟まれた構造のMOSトラ
ンジスタが構成されている。次に、本実施例による半導
体装置の動作について説明する。以下の説明では、図1
に示すトランジスタがN型トランジスタの場合について
説明する。即ち、半導体基板10、チャネル領域38が
P型半導体、ソース拡散層34及びドレイン拡散層36
がN型半導体により構成されているとする。
【0028】通常のN型MOSトランジスタと同様に、
ドレイン拡散層36には、ソース拡散層34に対して高
レベルの電圧を印加する。この状態で、ゲート電極22
に高レベルの電圧を印加すると、チャネル層38のゲー
ト電極22側はN型に反転してチャネルが形成される。
これにより、ソース拡散層34とドレイン拡散層36と
が電気的に接続され、トランジスタが動作状態となる。
【0029】一方、この状態で半導体基板10に高レベ
ルの電圧を印加すれば、チャネル層38の半導体基板1
0側をN型に反転してチャネルを形成することが可能と
なる。このように、半導体基板10をゲート電極(以
下、下部ゲートと呼ぶ)として用いることができるの
で、チャネル層38の上部及び下部にゲート電極を有す
るMOSトランジスタを構成することができる。従っ
て、図9に示す従来のMOSトランジスタと同様に、ソ
ース−ドレイン間の電界集中を緩和することができるの
で、ホットキャリア効果によるトランジスタの劣化等を
抑制することが可能となる。
【0030】なお、本実施例によるトランジスタでは、
半導体基板10を下部ゲートとして用いるため、以下の
点を考慮する必要がある。即ち、ソース拡散層34と半
導体基板10とにより形成されるPN接合は、半導体基
板10に高レベルの電圧を印加することにより順バイア
スされるからである。従って、下部ゲートに印加する電
圧は、ソース拡散層34と半導体基板10との間の電位
差が、PNダイオードの閾値電圧(例えば、シリコンの
場合には約0.7V)以下となるように設定し、過剰な
順方向電流が流れない範囲で使用する必要がある。
【0031】しかし、半導体装置を動作するための電源
電圧は、素子の微細化とともに低下されており、近い将
来には電源電圧が1V以下に下がることが予想される。
従って、半導体基板10に印加する電圧をPNダイオー
ドの閾値電圧以下に設定することは、容易に達成できる
ものと思われる。また、上記の動作説明では、チャネル
層のゲート電極22側及び下部ゲート側にチャネルを形
成する場合を示したが、必ずしもチャネル層の両側にチ
ャネルを形成する必要はない。即ち、チャネル層38の
ゲート電極22側のみにチャネルを形成してもよいし、
下部ゲート側のみに形成してもよい。この場合、単にチ
ャネル層38の不純物濃度を変更することにより達成す
ることができる。
【0032】従って、下部ゲートには必ずしも大きな電
圧を印加する必要はなく、下部ゲートの電位を所定の電
圧に保った状態で半導体装置を駆動してもよい。次に、
本実施例による半導体装置の製造方法について図2乃至
図5を用いて説明する。まず、P型のシリコン基板10
上に、パッド酸化膜12を熱酸化により形成する。次い
で、膜厚約100nmのシリコン窒化膜14を例えばC
VD(化学気相成長:Chemical Vapor Deposition)法
により堆積する。続いて、シリコン窒化膜14をパター
ニングし、素子領域16となる領域にのみシリコン窒化
膜14を残す(図2(a))。なお、図2及び図3にお
いて、各図右側に示す断面は、図2(a)におけるA−
A′部の紙面垂直方向での断面図である。
【0033】次いで、シリコン窒化膜14をマスクとし
て熱酸化を行い、素子分離膜18を形成する。続いて、
膜厚約200nmの多結晶シリコン膜20をCVD法に
より堆積する(図2(b))。その後、多結晶シリコン
膜20とシリコン窒化膜14とを順次エッチングしてゲ
ート電極22を形成する(図3(a))。
【0034】次いで、ボイルした燐酸によりシリコン窒
化膜14を除去する。シリコン窒化膜14を除去するこ
とにより、ゲート電極22は素子分離膜18にのみ支持
されることなり、素子領域16ではゲート電極22とシ
リコン基板10との間に隙間が形成される(図3
(b))。なお、本実施例では素子分離膜形成工程との
合理化を考慮して、上記の工程によりゲート電極22を
形成したが、図3(b)に示すようにゲート電極22下
に空間部を形成できればよいので、種々の製造方法によ
り達成することが可能である。また、他の手段によりゲ
ート電極22を支持してもよい。
【0035】続いて、パッド酸化膜12をウェットエッ
チング等により除去した後、熱酸化法又はCVD法によ
り酸化膜を形成する。これにより、素子領域16上のシ
リコン基板10表面にはゲート絶縁膜24が、ゲート電
極22の周囲にはゲート絶縁膜26が形成される(図4
(a))。その後、ゲート絶縁膜24、26の異方性エ
ッチングを行い、ゲート電極22上部のゲート絶縁膜2
6、ゲート電極22直下の領域以外のゲート絶縁膜24
を除去する(図4(b))。
【0036】次いで、シリコン基板10全面に、例えば
アモルファスシリコン膜28を堆積する。この際、ゲー
ト電極22直下の空間部にもアモルファスシリコン膜2
8が埋め込まれるようにする。なお、アモルファスシリ
コンの堆積にCVD法を用いれば周り込みがよく、堆積
条件を適切に設定することによりゲート電極22直下に
もアモルファスシリコン膜28を埋め込むことが可能と
なる(図4(c))。
【0037】アモルファスシリコン膜28は、ゲート絶
縁膜24が形成されていない領域では、シリコン基板1
0上に直に堆積される。続いて、アモルファスシリコン
膜28を異方性エッチングする。これにより、アモルフ
ァスシリコン膜28はゲート電極22の直下及び側壁部
にのみ残留する。
【0038】その後、400〜800℃程度の熱処理を
行いアモルファスシリコン膜28を結晶化する。このと
き、アモルファスシリコン膜28はシリコン基板10に
直に接続されているので、シリコン基板10を種結晶と
してエピタキシャル成長する。これにより、ゲート電極
22直下のアモルファスシリコン膜28をも単結晶化す
ることが可能となる。以下の説明では、単結晶化したア
モルファスシリコン膜30を半導体層と呼ぶこととする
(図5(a))。
【0039】固相エピタキシャル成長によりアモルファ
スシリコン膜28を全て単結晶化することは困難である
が、ゲート電極22の幅が約0.1μm以下であれば容
易に単結晶化することができる。また、トランジスタの
性能は劣化するが、必ずしも単結晶である必要はない。
次いで、ソース/ドレイン拡散層を形成するためのイオ
ン注入を行う。例えばN型の不純物であるAs(砒素)
イオンを注入する。イオンは、シリコン基板10中に注
入されるとともに、半導体層30の側壁部32にも注入
される。
【0040】こうして、シリコン基板10中にはソース
拡散層34、ドレイン拡散層36が形成され、半導体層
30には、ソース拡散層34、ドレイン拡散層36と同
一の導電型を有する側壁部32が形成される。また、ゲ
ート電極22直下の半導体層30には、注入したイオン
が導入されず、注入前の導電型を有するチャネル層38
が形成される(図5(b))。
【0041】なお、ソース/ドレイン拡散層を形成する
ためのイオン注入は、ゲート電極22に自己整合で形成
すればよいので、アモルファスシリコン膜28の堆積前
に行ってもよい。例えば、図4(a)に示すゲート絶縁
膜24、26の形成後に行ってもよい。また、チャネル
層38への不純物導入は、例えばアモルファスシリコン
膜28の堆積と同時に行うことができる。本実施例で示
すようにN型のトランジスタを形成する場合には、例え
ば、B(硼素)等のIII族元素を導入すればエンハンス
メント型のトランジスタを形成することができ、例え
ば、P(燐)等のV族元素を導入すればデプレッション
型のトランジスタを形成することができる。チャネル層
38に導入する不純物濃度はトランジスタの動作電圧等
に応じて適宜決定することが望ましく、又、真性半導体
としてもよい。
【0042】ソース拡散層34、ドレイン拡散層36を
形成するイオン注入工程では、一部のイオンは側壁部3
2直下の半導体基板10にも注入される。これらのイオ
ンは、半導体層30の側壁部32を通過する際にエネル
ギーを失うため、側壁部32直下には浅い接合が形成さ
れる。これにより、LDDプロセスを用いることなく、
LDD構造と同等の不純物プロファイルを形成すること
ができる。
【0043】このようにして、チャネル層38の上下に
ゲート電極を有するMOSトランジスタを形成すること
ができる。このように、本実施例によれば、上部ゲート
と下部ゲートとを自己整合により形成することができる
ので、上部ゲートと下部ゲートとの位置ずれが生じるこ
とがなく、位置ずれに起因するトランジスタ特性のばら
つきを防止することができる。
【0044】また、上部ゲートと下部ゲートとを、通常
のゲート電極を1つ有する半導体装置の製造工程を大幅
に変更することなく、ほぼ等しい工程で形成することが
でき、且つ張り合わせSOI技術を用いる必要がないの
で、低コストで高性能な半導体装置を製造することがで
きる。なお、上記実施例では、バルクのシリコン基板1
0上にトランジスタを形成する方法について示したが、
図6に示すようにSOI基板上に形成してもよい。
【0045】SOI基板を用いることにより、素子分離
膜18による素子間の完全分離が可能となり、また、ソ
ース拡散層34、ドレイン拡散層36における接合容量
が大幅に減少するので、ラッチアップの防止や低消費電
力での高速動作が実現できる。また、SOI層により形
成される下部ゲートはトランジスタごとに独立している
ので、トランジスタごとに下部ゲートを制御することが
できる。
【0046】また、上記実施例ではN型トランジスタを
例に説明したが、P型トランジスタについても同様に適
用することができる。この場合には、単に不純物の導電
型を変更すれば達成することができる。次に、本発明の
第2の実施例による半導体装置及びその製造方法につい
て図7及び図8を用いて説明する。なお、第1の実施例
による半導体記憶装置及びその製造方法と同一の構成要
素には同一の符号を付して説明を省略又は簡略にする。
【0047】図7は本実施例による半導体装置の構造を
示す概略断面図、図8は本実施例による半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。上記第1の実施例で
は、シリコン基板10を下部ゲートとして用いる半導体
装置及びその製造方法について示したが、シリコン基板
10をそのまま下部ゲートとして用いると、基板抵抗に
起因する信号伝達遅延等が増加する虞がある。
【0048】本実施例では、シリコン基板10中の不純
物濃度を増加してシリコン基板10の抵抗を低下し、基
板抵抗に起因する信号伝達遅延等を減少する半導体装置
及びその製造方法を提供する。本実施例による半導体装
置は、ゲート電極直下のシリコン基板に不純物拡散層が
形成されていることに特徴がある。即ち、図7に示すよ
うに、ソース拡散層34とドレイン拡散層36との間の
シリコン基板10の領域には、シリコン基板10と同一
導電型の不純物拡散層40が形成されている。
【0049】このように不純物拡散層40を設けること
によりシリコン基板10の電気抵抗を低減することがで
きるので、基板抵抗に起因する信号伝達遅延等を減少
し、高速動作を実現することが可能となる。次に、本実
施例による半導体装置の製造方法について説明する。ま
ず、P型のシリコン基板10上に、例えば通常のLOC
OS法により素子分離膜18を形成する(図8
(a)。) 次いで、素子分離膜18を形成したシリコン基板10上
に、例えばBSG膜42を堆積する。続いて、BSG膜
42をパターニングし、N型トランジスタを形成する領
域にのみBSG膜を残す(図8(b))。
【0050】その後、膜厚約200nmの多結晶シリコ
ン膜20をCVD法により堆積する(図8(c))。次
いで、多結晶シリコン膜20とBSG膜42とを連続し
てエッチングしてゲート電極22を形成する。続いて、
ゲート電極22を形成したシリコン基板10を熱処理す
る。これにより、BSG膜42中に含まれるBがシリコ
ン基板10方向に固相拡散し、ゲート電極22直下のシ
リコン基板10にはP型の不純物拡散層40が形成され
る(図8(d))。
【0051】その後、弗酸水溶液を用いたウェットエッ
チング等によりBSG膜42を除去し、図4(a)乃至
図5(b)に示す第1の実施例と同様の製造方法により
N型トランジスタを形成する。これにより、ソース拡散
層34、ドレイン拡散層36間のシリコン基板10に不
純物拡散層40が形成されたN型トランジスタを形成す
ることができる。
【0052】このように、本実施例によれば、ゲート電
極22と同一パターンに加工したBSG膜42からBを
固相拡散するので、ゲート電極22直下のシリコン基板
10に不純物拡散層40を自己整合的に形成することが
できる。また、このようにして不純物拡散層40を形成
することにより、シリコン基板10の電気抵抗を低減す
ることができる。これにより、基板抵抗に起因する信号
伝達遅延等を減少し、高速動作を実現することができ
る。
【0053】なお、上記実施例では、BSG膜42を用
いてシリコン基板10中にBを導入したが、P型トラン
ジスタを形成する場合には、BSG膜42の代わりにP
SG膜を用いることにより、シリコン基板10中にPを
導入してもよい。また、As等の他の不純物を含む膜を
用いてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、半導体基
板と、半導体基板の主表面に独立して形成されたソース
拡散層及びドレイン拡散層と、ソース拡散層とドレイン
拡散層との間の半導体基板上に、第1の絶縁膜を介して
形成され、且つ、ソース拡散層及びドレイン拡散層に接
続された半導体層と、半導体層上に、第2の絶縁膜を介
して形成されたゲート電極とにより半導体装置を構成す
ることにより、半導体層をチャネル領域とし、ゲート電
極を上部ゲート、半導体基板を下部ゲートとする高性能
のMISトランジスタを形成することができる。
【0055】また、ソース拡散層とドレイン拡散層との
間の半導体基板に形成され、ソース拡散層又はドレイン
拡散層と異なる導電型を有する不純物拡散層を形成すれ
ば、基板抵抗を低くすることができるので、半導体基板
を下部ゲートとして使用する場合にも基板抵抗に起因す
る伝達遅延を低減することができる。また、半導体基板
上に、所定の隙間をおいて配置されたゲート電極を形成
するゲート電極形成工程と、ゲート電極の側面及び底
面、ゲート電極直下の半導体基板表面にゲート絶縁膜を
形成するゲート絶縁膜形成工程と、ゲート絶縁膜が形成
された半導体基板上に、半導体基板とゲート電極との間
の隙間を埋め込み、且つ半導体基板全体を覆う半導体層
を堆積する半導体層堆積工程と、堆積した半導体層を異
方性エッチングし、ゲート電極側面及びゲート電極直下
に半導体層を残すエッチング工程と、半導体基板を種結
晶として、半導体層を結晶化する結晶化工程とにより半
導体装置を製造すれば、通常のMISトランジスタの形
成プロセスを大幅に変更し、又は増加することなく、チ
ャネル領域の上下に一対のゲート電極を有する高性能の
MISトランジスタを製造することができる。
【0056】また、半導体基板上の所定の領域に形成さ
れたシリコン窒化膜をマスクとして熱酸化し、素子分離
膜を形成する素子分離膜形成工程と、シリコン窒化膜を
除去せずに、半導体基板上に導電性膜を堆積する導電性
膜堆積工程と、導電性膜とシリコン窒化膜とを同時にパ
ターニングし、導電性膜からなるゲート電極を形成する
パターニング工程と、シリコン窒化膜を除去し、ゲート
電極と半導体基板との間に隙間を形成するシリコン窒化
膜除去工程とによりゲート電極を形成すれば、半導体基
板上に所定の隙間をおいて配置されたゲート電極を形成
するプロセスとLOCOSプロセスとが合理化でき、製
造工程を簡略にすることができる。
【0057】また、絶縁膜を堆積する絶縁膜堆積工程
と、絶縁膜上に導電性膜を堆積する導電性膜堆積工程
と、導電性膜と絶縁膜とを同時にパターニングし、導電
性膜からなるゲート電極を形成するパターニング工程
と、絶縁膜を除去し、ゲート電極と半導体基板との間に
隙間を形成する絶縁膜除去工程とによっても、半導体基
板上に所定の隙間をおいて配置されたゲート電極を形成
することができる。
【0058】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、堆積する絶縁膜にドーパントを含有させ、パターニ
ング工程の後に半導体基板を熱処理すれば、絶縁膜直下
の半導体基板中にドーパントが拡散され、半導体基板の
抵抗を低減することができる。また、エッチング工程の
後に、半導体層及びゲート電極をマスクとして半導体基
板に不純物を導入してソース拡散層とドレイン拡散層を
形成すれば、ソース/ドレイン拡散層を形成すると同時
に、ゲート電極側壁部への不純物の添加をすることがで
きる。
【0059】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、半導体層の結晶化工程は、エッチング工程の前に行
うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体装置の構造
を示す概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その1)である。
【図3】本発明の第1の実施例による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その2)である。
【図4】本発明の第1の実施例による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その3)である。
【図5】本発明の第1の実施例による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その4)である。
【図6】第1の実施例の変形例による半導体装置の構造
を示す概略断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例による半導体装置の構造
を示す概略断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例による半導体装置に製造
方法を示す工程断面図である。
【図9】従来の半導体装置の構造及び製造方法を示す工
程断面図である。
【符号の説明】
10…半導体基板(シリコン基板) 12…パッド酸化膜 14…シリコン窒化膜 16…素子領域 18…素子分離膜 20…多結晶シリコン膜 22…ゲート電極 24…ゲート絶縁膜 26…ゲート絶縁膜 28…アモルファスシリコン膜 30…半導体層 32…側壁部 34…ソース拡散層 36…ドレイン拡散層 38…チャネル層 39…埋め込み酸化膜 40…不純物拡散層 42…BSG膜 44…ゲート電極 46…絶縁膜 48…支持基板 50…低濃度拡散層 52…高濃度拡散層 54…埋め込み酸化膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の主表面に独立して形成されたソース拡
    散層及びドレイン拡散層と、 前記ソース拡散層と前記ドレイン拡散層との間の前記半
    導体基板上に、第1の絶縁膜を介して形成され、且つ、
    前記ソース拡散層及びドレイン拡散層に接続された半導
    体層と、 前記半導体層上に、第2の絶縁膜を介して形成されたゲ
    ート電極とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記ソース拡散層と前記ドレイン拡散層との間の前記半
    導体基板に形成され、前記ソース拡散層又は前記ドレイ
    ン拡散層と異なる導電型を有する不純物拡散層とを更に
    有することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に、所定の隙間をおいて配
    置されたゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、 前記ゲート電極の側面及び底面、前記ゲート電極直下の
    前記半導体基板表面にゲート絶縁膜を形成するゲート絶
    縁膜形成工程と、 前記ゲート絶縁膜が形成された前記半導体基板上に、前
    記半導体基板と前記ゲート電極との間の隙間を埋め込
    み、且つ前記半導体基板全体を覆う半導体層を堆積する
    半導体層堆積工程と、 堆積した前記半導体層を異方性エッチングし、前記ゲー
    ト電極側面及び前記ゲート電極直下に前記半導体層を残
    すエッチング工程と、 前記半導体基板を種結晶として、前記半導体層を結晶化
    する結晶化工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記ゲート電極形成工程は、 前記半導体基板上の所定の領域に形成されたシリコン窒
    化膜をマスクとして熱酸化し、素子分離膜を形成する素
    子分離膜形成工程と、 前記シリコン窒化膜を除去せずに、前記半導体基板上に
    導電性膜を堆積する導電性膜堆積工程と、 前記導電性膜と前記シリコン窒化膜とを同時にパターニ
    ングし、前記導電性膜からなる前記ゲート電極を形成す
    るパターニング工程と、 前記シリコン窒化膜を除去し、前記ゲート電極と前記半
    導体基板との間に隙間を形成するシリコン窒化膜除去工
    程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記ゲート電極形成工程は、 絶縁膜を堆積する絶縁膜堆積工程と、 前記絶縁膜上に導電性膜を堆積する導電性膜堆積工程
    と、 前記導電性膜と前記絶縁膜とを同時にパターニングし、
    前記導電性膜からなる前記ゲート電極を形成するパター
    ニング工程と、 前記絶縁膜を除去し、前記ゲート電極と前記半導体基板
    との間に隙間を形成する絶縁膜除去工程とを有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記絶縁膜堆積工程では、ドーパントを含有する絶縁膜
    を堆積し、 前記パターニング工程の後に、前記半導体基板を熱処理
    し、パターニングされた前記絶縁膜直下の前記半導体基
    板中に前記ドーパントを拡散する拡散工程を更に有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法において、 前記エッチング工程の後に、前記半導体層及び前記ゲー
    ト電極をマスクとして前記半導体基板に不純物を導入
    し、ソース拡散層とドレイン拡散層を形成する拡散層形
    成工程を更に有することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至7のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法において、 前記結晶化工程は、前記エッチング工程の前に行うこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
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