JP2000277638A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000277638A
JP2000277638A JP11078907A JP7890799A JP2000277638A JP 2000277638 A JP2000277638 A JP 2000277638A JP 11078907 A JP11078907 A JP 11078907A JP 7890799 A JP7890799 A JP 7890799A JP 2000277638 A JP2000277638 A JP 2000277638A
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silicon layer
silicon
layer
semiconductor device
film
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JP11078907A
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Yoichi Tamaoki
洋一 玉置
Yoshifumi Wakahara
祥史 若原
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイポーラ部分あるいはMISFET部分の
シリコン層の厚さをそのデバイス構造に適した厚さで構
成しつつ、その境界領域での段差のない平坦なデバイス
構造および製造方法を提供する。 【解決手段】 完全空乏型MISFETの形成に適した
薄い膜厚のシリコン層3(SOI層)を有する基板にシ
リコン酸化膜を形成し、続いて開口5を形成する。開口
5の側壁に絶縁体からなるサイドウォール6を形成し、
その後、選択エピタキシャル成長法を用いて開口5内に
エピタキシャル成長膜である単結晶シリコン膜8を形成
する。次に、シリコン層3上のシリコン酸化膜、サイド
ウォール6および単結晶シリコン膜8にCMP法を施
し、シリコン酸化膜の除去および平坦化を行う。その
後、シリコン層3にMISFETを形成し、さらに単結
晶シリコン膜8にバイポーラトランジスタを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造技術に関し、特に、縦型バイポーラトランジス
タと完全空乏型SOI・MISFETとを同一基板に形
成した半導体装置に適用して有効な技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年発展の著しい高速通信分野で適用さ
れる半導体装置では、高集積化の要求に加え、高速化、
低消費電力化の要求が強い。高速性能を満たし得るデバ
イス構造として縦型バイポーラトランジスタ構造が知ら
れ、低消費電力性能を満たし得るデバイス構造としてC
−MISFET(Complementary-Metal Insulator Semi
conductor Field Effect Transistor )構造が知られて
いる。また、MISFETは、SOI(Silicon On Ins
ulator)基板に形成することにより基板容量を低減し、
高性能化を図れることが知られている。そこで、バイポ
ーラトランジスタとC−MISFETとを同一SOI基
板上に形成するBi−CMOSデバイスが考えられてい
る。このようなBi−CMOSデバイスは、バイポーラ
トランジスタの高速性とC−MISFETの低消費電力
性とを兼ね備え、さらにα線によるソフトエラーにも強
いという特徴を有することから、前記高速通信分野での
ニーズを満たし得る半導体装置として大きな期待が寄せ
られている。
【0003】たとえば、T. kikuchi et al., A 0.35um
ECL-CMOS Process Technology on SOI for 1ns Mega-bi
ts SRAMs with 40ps Gate Array, IEDM Technical Dige
st,pp.923-926, 1995. には、SOI基板に形成された
Bi−CMOSデバイスが記載されている。このBi−
CMOSデバイスでは、高速の縦型バイポーラトランジ
スタとMISFETとが単一のSOI層に形成され、S
OI層は約1.5μmの膜厚で形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、縦型バイポー
ラトランジスタとC−MISFETとを同一のSOI層
に形成しようとした場合、各々のデバイス構成で要求さ
れるSOI層の最適膜厚が相違するいう問題がある。
【0005】すなわち、縦型バイポーラトランジスタを
SOI層に形成しようとする場合には、エミッタ、ベー
スおよびコレクタをSOI層の縦方向に形成する必要が
あり、各々の半導体領域を形成するスペースを確保する
必要がある。このため、縦型バイポーラトランジスタの
構造からは、SOI層の膜厚を1μmから2μm、たと
えば1.5μmにしたいという要請がある。
【0006】一方、MISFETをSOI層上に形成す
る場合、MISFETの高性能化を考慮すればMISF
ETを部分空乏型または完全空乏型で構成することが好
ましい。その時SOI層の膜厚を部分空乏型では4μm
以下、完全空乏型では0.1μm以下とする必要がある。
【0007】前記文献に記載のBi−CMOSデバイス
ではSOI層膜厚をバイポーラトランジスタ構造から要
請される膜厚に揃えており、MISFETのチャネル領
域は完全空乏化されてはいない。このため、MISFE
Tの特性は、アイソレーション特性を除けばバルクMI
SFETと比較した大きな向上は見られず、SOI・M
ISFET構造とするメリットが減殺されていることな
る。
【0008】このため、バイポーラトランジスタとMI
SFETとの両特性を最適化するためには両デバイスが
形成されるSOI層膜をデバイス構造に合わせて最適化
する必要がある。すなわち、バイポーラ部分のSOI膜
厚は厚く(たとえば0.8μm以上)する一方、MISF
ET部分のSOI膜厚は薄く(たとえば0.4μm以下)
形成する必要がある。
【0009】ところが、このように基板領域によってS
OI膜厚を異ならせると、その境界部分で大きな段差が
発生し、フォトリソグラフィ等LSI製造工程が困難と
なり、結果として高集積化が困難になるという不都合が
生じる。
【0010】本発明の目的は、バイポーラ部分あるいは
MISFET部分のシリコン層の厚さをそのデバイス構
造に適した厚さで構成しつつ、その境界領域での段差の
ない平坦なデバイス構造および製造方法を提供すること
にある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0013】すなわち、本発明の半導体装置は、SOI
層膜厚を部分空乏型または完全空乏型MISFETに要
求される膜厚(たとえば0.4μm以下)に合わせて薄く
するものである。バイポーラ部はSOI層下部の酸化膜
をエッチングして開口部を形成し、その下部のシリコン
基板にコレクタ埋め込み層を形成した後、その上層に能
動層となるシリコン層をエピタキシャル成長させてバイ
ポーラトランジスタに必要な膜厚を確保するものであ
る。
【0014】また、前記開口部には絶縁膜からなるサイ
ドウォールを形成する。このサイドウォールの存在によ
り、エピタキシャル成長させるシリコン層の結晶性を良
好にできる。また、エピタキシャル成長させるシリコン
層は、開口部を形成した基板の表面よりも厚く形成し、
その後CMP法により研磨して平坦化できる。
【0015】なお、本発明を項に分けて説明すれば以下
の通りである。
【0016】1.本発明の半導体装置の製造方法は、
(a)支持基板上に第1絶縁層および第1シリコン層を
有するSOI基板上に第2絶縁層を堆積する工程、
(b)SOI基板の第1領域にエッチングを施し、第2
絶縁層、第1シリコン層および第1絶縁層を選択的に除
去し、第1領域の支持基板を露出する開口を形成する工
程、(c)SOI基板にエピタキシャル成長法を施し、
開口底部のシリコン表面に第2シリコン層を選択的に形
成する工程、(d)第2絶縁層を除去する工程、(e)
第1および第2シリコン層に分離領域を形成し、第1シ
リコン層にMISFETを、第2シリコン層にバイポー
ラトランジスタを形成する工程、を有する。
【0017】2.項1記載の半導体装置の製造方法であ
って、(c)工程の前に、開口の側壁に絶縁体からなる
サイドウォールを形成する工程を有する。
【0018】3.項1または2記載の半導体装置の製造
方法であって、(c)工程において第2シリコン層表面
の標高を、第2絶縁層表面の標高よりも高くし、(d)
工程において第2絶縁層の除去をCMP法を用いて行う
とともに第2シリコン層の一部を研磨し、第1および第
2シリコン層の表面を平坦化する。
【0019】4.本発明の半導体装置は、同一基板上に
バイポーラトランジスタと、MISFETとが形成され
た半導体装置であって、基板はその表面に、単結晶シリ
コンからなる支持基板上に第1絶縁層を介して形成され
た第1シリコン層と、支持基板上に絶縁層を介すること
なくエピタキシャル成長された第2シリコン層とを有
し、第1および第2シリコン層の表面が平坦化され、M
ISFETは第1シリコン層に形成され、バイポーラト
ランジスタは第2シリコン膜に形成されている。
【0020】5.項4記載の半導体装置であって、第1
絶縁層および第1シリコン層と第2シリコン層との境界
領域には絶縁体からなるスペーサが形成されている。
【0021】6.項4または5記載の半導体装置であっ
て、第1シリコン層の厚さが0.4μm以下であり、第2
シリコン層の厚さが0.8μm以上である。
【0022】7.項6記載の半導体装置であって、第1
シリコン層の厚さが0.2μm以下であり、第1シリコン
層に形成された分離領域の底部が第1シリコン層下部の
第1絶縁層に達している第1の構成、第1シリコン層の
厚さが0.1μm以上0.4μm以下であり、第1シリコン
層に形成された分離領域の底部が第1シリコン層下部の
第1絶縁層に達していない第2の構成、の何れかの構成
を有する。
【0023】8.項4〜7の何れか一項に記載の半導体
装置であって、支持基板上に絶縁層を介することなく、
第2シリコン層と同時にエピタキシャル成長される第3
シリコン層をさらに有し、第3シリコン層には支持基板
と同一導電型の不純物が導入されている第1の構成、支
持基板上に絶縁層を介することなく、第2シリコン層と
同時にエピタキシャル成長される第4シリコン層と、第
4シリコン層に電気的に接続され、第1絶縁層下部の支
持基板に形成されたMISFETのバックゲート用の半
導体領域とをさらに有し、第4シリコン層には半導体領
域と同一導電型の不純物が導入されている第2の構成、
の何れかの構成を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0025】(実施の形態1)図1〜図8は、実施の形
態1の半導体装置の製造方法の一例を工程順に示した断
面図である。
【0026】まず、支持基板1上に埋め込み酸化膜2お
よび薄膜のシリコン層3(SOI層)を有するSOI基
板を用意する。SOI基板は、たとえばSIMOX(se
paration by implanted oxygen)等により形成できる。
支持基板1は、たとえばp型不純物が導入された単結晶
シリコンとすることができ、埋め込み酸化膜2の膜厚
は、0.1μm〜0.5μmとすることができる。シリコン
層3の膜厚は、0.03〜0.2μm、たとえば0.06μm
とする。このようにシリコン層3の膜厚を薄くすること
により、完全空乏型のMISFETが形成できる。
【0027】次に、図1に示すように、シリコン層3上
に絶縁膜4を形成する。絶縁膜4は、たとえばシリコン
酸化膜とするが、シリコン窒化膜等他の絶縁膜でもよ
い。絶縁膜4は、後に説明する単結晶シリコン膜のエピ
タキシャル成長の際の成長阻害層として機能する。
【0028】次に、図2に示すように、バイポーラ部
(バイポーラトランジスタが形成される領域)の絶縁膜
4、シリコン層3および埋め込み酸化膜2を選択的にエ
ッチングして開口5を形成する。このように開口5を形
成することにより、開口5の底部に支持基板1表面を露
出し、後に説明するように単結晶シリコン膜のエピタキ
シャル成長を可能にできる。また、開口5の深さは、埋
め込み酸化膜2の底部よりも深いため、エピタキシャル
成長される単結晶シリコン膜の膜厚はシリコン層3より
も十分に厚く、縦型バイポーラトランジスタを形成する
に十分な膜厚とすることができる。なお、前記選択エッ
チングはフォトリソグラフィと異方性エッチングの技術
を用いて行うことができる。
【0029】次に、SOI基板の全面に絶縁膜(図示せ
ず)を堆積する。この絶縁膜は、開口5の内壁を覆うよ
うに堆積する。絶縁膜は、たとえばシリコン酸化膜とす
るが、シリコン窒化膜等他の絶縁膜でもよい。ただし、
後に説明するCMP法を用いた研磨において、研磨速度
を均一にする観点から、絶縁膜は、前記絶縁膜4と同一
の材料にすることが好ましい。
【0030】次に、図3に示すように、この絶縁膜に異
方性エッチングを施し、開口5の側壁にサイドウォール
6を形成する。このように、絶縁膜からなるサイドウォ
ール6を形成するため、後に説明する単結晶シリコン膜
8のエピタキシャル成長の際、開口5の側壁部分からの
シリコン結晶の核発生を抑制できる。つまり、仮にサイ
ドウォール6が存在しない場合、エピタキシャル成長し
てきた単結晶シリコン膜(エピタキシャル膜)がシリコ
ン層3の側壁に達した段階で、シリコン層3側壁からの
核発生によりエピタキシャル膜の結晶性が劣化する可能
性が大きい。しかし、サイドウォール6が存在する本実
施の形態では、開口5の側壁がシリコン結晶の成長核と
はならず、エピタキシャル成長面のみが結晶核となり成
長面の結晶性を反映して整然と単結晶シリコン膜8が形
成されることとなる。これにより単結晶シリコン膜8の
結晶性が良好に保たれる。
【0031】次に、図4に示すように、たとえばイオン
注入法によりn型の不純物を導入し、その後熱処理を行
って、開口5底部の支持基板1にn型の半導体領域7を
形成する。半導体領域7は、バイポーラトランジスタの
コレクタ埋め込み層として機能する。
【0032】次に、半導体領域7表面の酸化膜を除去し
て、単結晶シリコン表面を露出させた後、エピタキシャ
ル成長法を用いて単結晶シリコン膜8を形成する。開口
5底部の半導体領域7(支持基板1)以外の領域は絶縁
膜4およびサイドウォール6で覆われているため、この
領域にエピタキシャル膜は成長せず、開口5の内部にの
み選択的にエピタキシャル膜(単結晶シリコン膜8)が
成長する。このような選択成長は、ソースガスであるシ
ラン系ガスに塩素系ガスを添加することにより実現でき
る。
【0033】この単結晶シリコン膜8は、絶縁膜4の表
面よりも若干高くなるように形成する。このように単結
晶シリコン膜8の表面を若干高く形成するのは、エピタ
キシャル膜の表面は完全には平らにならないためCMP
法により平坦化することが好ましいこと、単結晶シリコ
ン膜8とサイドウォール6との境界部には図示するよう
なファセット8aが形成されるため単結晶シリコン膜8
を高く形成してこれをCMP法により研磨すればファセ
ットが除去できること、等の理由による。
【0034】このように開口5にエピタキシャル膜を形
成するため、単結晶シリコン膜8の膜厚を十分厚くする
ことができ、単結晶シリコン膜8に高性能な縦型バイポ
ーラトランジスタを形成することができる。
【0035】なお、バイポーラトランジスタの一般的な
形成工程においてもエピタキシャル成長法が使用される
ため、本実施の形態のように開口5にエピタキシャル膜
を形成しても従来技術と比較して工程増加が生じるわけ
ではない。
【0036】次に、CMP法とウェットエッチング法を
用いて絶縁膜4、サイドウォール6および単結晶シリコ
ン膜8を研磨する。この研磨により、図5に示すよう
に、絶縁膜4の全部、サイドウォール6および単結晶シ
リコン膜8の一部を除去し、単結晶シリコン膜8および
シリコン層3の表面の平坦化を行う。
【0037】単結晶シリコン膜8およびシリコン層3の
表面は、図示するようにほぼ同一平面に形成され、その
境界部には段差が形成されない。これにより、段差に起
因する製造工程、特にフォトリソグラフィ工程上の困難
性を取り除き、製造工程を容易にすることができる。ま
た、前記の通り単結晶シリコン膜8は開口5の内部に厚
く形成されるため、縦型バイポーラトランジスタを形成
するに十分な膜厚が確保され、一方、MISFETが形
成されるシリコン層3の膜厚は完全空乏型を実現するに
十分な薄い膜厚で形成できる。
【0038】なお、エピタキシャル成長が良好に実施で
き、単結晶シリコン膜8表面の結晶性、平坦性が十分良
好に確保できる場合、あるいは単結晶シリコン膜8とシ
リコン層3との間に若干の段差が存在しても許容できる
場合には、特にCMP法を用いる必要はない。
【0039】次に、図6に示すように、MISFETが
形成される領域に分離領域9、バイポーラトランジスタ
が形成される領域に分離領域10を形成する。分離領域
9、10の形成は、単結晶シリコン膜8の表面部とシリ
コン層3に、フォトリソグラフィおよび異方性エッチン
グの技術を用いて溝を形成し、この溝を埋め込む絶縁
膜、たとえばシリコン酸化膜を堆積した後、溝内以外の
絶縁膜をCMP法あるいはエッチバック法を用いて除去
することにより形成する。
【0040】前記溝は、単結晶シリコン膜8およびシリ
コン層3の双方で同時に形成される。シリコン層3の溝
は埋め込み酸化膜2に達した時点でエッチングがストッ
プするが、単結晶シリコン膜8はシリコン層3より厚く
形成されているため単結晶シリコン膜8の溝はシリコン
層3の溝よりも深く形成される。従って、単結晶シリコ
ン膜8に形成される分離領域10の底部は、シリコン層
3に形成される分離領域9の底部よりも低く形成され
る。
【0041】次に、図7に示すように、単結晶シリコン
膜8にコレクタ接続用拡散層12を形成し、シリコン層
3にMISFETを形成する。コレクタ接続用拡散層1
2は、単結晶シリコン膜8の表面にシリコン酸化膜11
を形成した後、フォトレジスト膜をマスクとしてp型の
不純物をイオン打ち込みすることにより形成する。MI
SFETは、以下のように形成する。
【0042】すなわち、まず、n型不純物とp型不純物
を各々所定の領域にフォトレジスト膜をマスクとしてイ
オン打ち込みすることにより、p型MISFETのチャ
ネル領域21とn型MISFETのチャネル領域22と
を形成する。次に、シリコン層3上のシリコン酸化膜1
1を除去し、たとえばシリコン酸化膜からなるゲート絶
縁膜13をたとえば熱酸化法により形成する。次に、た
とえば不純物が導入された多結晶シリコン膜を形成し、
これをフォトリソグラフィおよびエッチング技術を用い
てパターニングすることにより、p型MISFETのゲ
ート電極14およびn型MISFETのゲート電極15
を形成する。この際、p型MISFETのゲート電極1
4およびn型MISFETのゲート電極15に導入され
る不純物の導電型を各々のMISFETの導電型に対応
させるいわゆるデュアルゲート構造を採用することがで
きる。次に、たとえばシリコン酸化膜等絶縁膜を堆積
し、これを異方性エッチングすることによりゲート電極
14、15の側壁にサイドウォール16を形成する。次
に、フォトレジスト膜をマスクとして所定の領域にイオ
ン注入を施し、p型MISFETのソース拡散層17お
よびドレイン拡散層18、n型MISFETのソース拡
散層19およびドレイン拡散層20を形成する。このよ
うにしてシリコン層3にn型およびp型のMISFET
が形成される。
【0043】次に、図8に示すように、単結晶シリコン
膜8に縦型バイポーラトランジスタを形成する。縦型バ
イポーラトランジスタの形成は以下のように行う。
【0044】まず、ベースおよびエミッタ形成領域上の
シリコン酸化膜11を除去した後、CVD法を用いてア
モルファスシリコン膜を堆積し、たとえばボロンをイオ
ン注入法により注入する。次に、たとえば熱処理等によ
り、アモルファスシリコン膜を結晶化し多結晶シリコン
膜を形成する。さらに、多結晶シリコン膜上にシリコン
酸化膜をたとえばCVD法により堆積する。
【0045】次に、フォトレジスト膜をマスクとして前
記シリコン酸化膜および多結晶シリコン膜を順次エッチ
ング処理しパターニングする。これにより、ベース引き
出し用の多結晶シリコン膜23およびシリコン酸化膜3
7を形成する。その後、ベース引き出し用の多結晶シリ
コン膜23およびフォトレジスト膜をイオン打ち込みマ
スクとして、例えばp形不純物のボロンをイオン注入す
る。なお、このイオン注入されたボロンは後の熱処理に
より拡散して真性ベース領域となり、ベース引き出し用
の多結晶シリコン膜23からも熱処理によりボロン(不
純物)が拡散して真性ベース領域周辺のベース引き出し
領域となる。真性ベース領域と周辺のベース引き出し領
域とでベース拡散層24を構成する。
【0046】次に、たとえばシリコン酸化膜を堆積し、
このシリコン酸化膜を異方性エッチングしてベース引き
出し用の多結晶シリコン膜13の側面にサイドウォール
スペーサ25を形成する。その後、n形不純物例えばリ
ンを含有する低抵抗多結晶シリコン膜をCVD法等によ
って堆積した後、フォトレジストをエッチングマスクと
して、低抵抗多結晶シリコン膜をパターニングすること
により、エミッタ電極用の多結晶シリコン膜26を形成
する。この際シリコン酸化膜37も同時にエッチングし
てベース引き出し用の多結晶シリコン膜13表面を露出
する。
【0047】次に、全面にチタン等の金属膜を堆積し、
これを熱処理してチタンとシリコンとが接触している領
域でシリサイド反応を起こさせ、未反応のチタン膜をエ
ッチング除去してチタンシリサイド膜28を形成する。
【0048】その後、パッシベーション用のたとえばシ
リコン酸化膜からなる絶縁膜29を堆積し、これをたと
えばCMP法により平坦化する。さらに、フォトレジス
ト膜をマスクとして絶縁膜29にコンタクトホールを形
成し、このコンタクトホールを埋め込む金属膜を堆積
後、これをパターニングして電極を形成する。電極30
はベース電極であり、電極31はエミッタ電極であり、
電極32はコレクタ電極である。また、電極33はp型
MISFETのソース電極であり、電極34はp型MI
SFETのドレイン電極であり、電極35はn型MIS
FETのソース電極であり、電極36はn型MISFE
Tのドレイン電極である。
【0049】このようにして本実施の形態の半導体装置
がほぼ完成する。
【0050】本実施の形態の半導体装置によれば、バイ
ポーラトランジスタ部のシリコン層の膜厚を厚くし、M
ISFET部のシリコン層の膜厚を薄くして、かつ、基
板を平坦化して、半導体装置の高集積化を容易にでき
る。
【0051】また、サイドウォール6を形成するため、
単結晶シリコン膜8の結晶性を向上してバイポーラトラ
ンジスタの性能を良好に維持向上できる。
【0052】また、バイポーラ部の下部にSOI層を有
しないため、バイポーラ部の放熱特性を良好にできる。
これは、今後ますますバイポーラトランジスタの高集積
化に伴って発生する放熱の問題を回避でき、高集積化さ
れた半導体装置に顕著な効果を示す。
【0053】(実施の形態2)図9〜図11は、実施の
形態2の半導体装置の製造方法の一例を工程順に示した
断面図である。
【0054】本実施の形態の半導体装置は、実施の形態
1の半導体装置と、そのバイポーラトランジスタの部分
の素子分離構造において相違する。その他の部分は実施
の形態1と同様であるため説明を省略し、相違する部分
についてのみ説明する。
【0055】本実施の形態の半導体装置の製造方法は、
実施の形態1における図6までの工程と同様である。
【0056】実施の形態1の図6に示す分離領域9、1
0を形成後、図9に示すように、バイポーラトランジス
タが形成される領域に素子分離用の溝52を形成する。
溝52は、フォトレジスト膜をマスクとして異方性エッ
チングを施すことにより形成できる。溝52は、コレク
タ埋め込み層7よりも深く形成する。
【0057】次に、シリコン層表面を薄く(たとえば5
〜10nm)酸化した後、たとえばボロンをイオン注入
して、p型のチャネルストップ層53を形成する。
【0058】次に、図10に示すように、全面に溝52
を埋め込む絶縁膜、たとえばシリコン酸化膜を形成後、
溝52以外の絶縁膜を除去して溝52内に分離領域54
を形成する。
【0059】その後、実施の形態1と同様にMISFE
Tおよび縦型バイポーラトランジスタを形成する(図1
1)。
【0060】本実施の形態の半導体装置によれば、バイ
ポーラ部の素子絶縁を良好にして、バイポーラ部の集積
度を向上できる。
【0061】なお、本実施の形態の場合のシリコン層3
の膜厚は0.4μm以下とすることが好ましい。0.4μm
以下であれば、α線の吸収効率を低減し、ソフトエラー
の確率を低減できる効果がある。
【0062】(実施の形態3)図12は、実施の形態3
の半導体装置を示した断面図である。本実施の形態の半
導体装置は、SOI層(シリコン層3)の膜厚を実施の
形態1よりも厚くし、MISFETに部分空乏型のSO
Iトランジスタを用いたものである。
【0063】図示するように分離領域下部にもシリコン
層3を残しておく。このような構成とすることにより、
分離領域下部のシリコン層3を介してチャネル領域に蓄
積した電荷を排除できる。これにより半導体装置のMI
SFETの性能を安定に維持できる。
【0064】また、シリコン層3の膜厚を厚くした関係
で、バイポーラ部の単結晶シリコン膜8も膜厚も厚くな
る。このため、埋め込み層7を浅く形成し、イオン注入
等により、補助コレクタ層46を形成することができ
る。補助コレクタ層46によりバイポーラトランジスタ
の性能の維持向上を図れる。
【0065】(実施の形態4)図13は、実施の形態4
の半導体装置を示した断面図である。本実施の形態の半
導体装置は、エピタキシャル成長される単結晶シリコン
膜8と同時に形成されるシリコン層47を形成したもの
である。シリコン層47は、基板の導電型と同じ不純物
を導入して、基板電位に電位を与えるための導電部材と
して作用させることができる。シリコン層47に接続さ
れる電極48を他の電極30〜36と同様に形成し、電
極48に電位を与えて基板に電位を付与できる。これに
より半導体装置の性能向上を図れる。
【0066】(実施の形態5)図14は、実施の形態5
の半導体装置を示した断面図である。本実施の形態の半
導体装置は、実施の形態4のように、基板電位に電位を
与えるだけでなく、MISFETのバックバイアスを与
える拡散層50を有するものである。拡散層50には、
基板とは逆導電型の不純物を導入でき、基板がp型であ
る場合には、たとえばn型不純物のリン、ヒ素等を高エ
ネルギのイオン注入法により注入し、形成できる。拡散
層50は埋め込み酸化膜2の直下に形成する。また、拡
散層50に接するシリコン層49を、実施の形態1の単
結晶シリコン膜8あるいは実施の形態4のシリコン層4
7と同様に形成し、拡散層50と同一導電型の不純物を
導入して、拡散層50に電気的に接続するための接続部
材として作用させることができる。シリコン層49に接
続される電極51を他の電極30〜36と同様に形成
し、電極51に電位を与えてバックゲートバイアスを付
与できる。これにより半導体装置の性能向上を図れる。
特に、MISFETを完全空乏型で構成した場合には素
子特性をMISFETの構造のみで制御することの困難
性が高まるが、本実施の形態の場合はバックゲートとし
て作用する拡散層50によりバックバイアスを与えるこ
とができるので、MISFETの特性制御が容易とな
り、その効果を顕著に得ることができる。
【0067】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0068】たとえば、バイポーラトランジスタはnp
n型に代えてpnp型とすることができる。この場合、
基板や拡散層の導電型を適当の選択できることはいうま
でもない。
【0069】また、上記実施の形態では、MISFET
の形成後にバイポーラトランジスタを形成したが、バイ
ポーラトランジスタを形成後にMISFETを形成して
もよい。いずれのトランジスタ素子を後に形成するか
は、いずれの素子特性を重視するかにより選択できる。
一般に、後に形成する方の素子特性が良好に形成でき
る。
【0070】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0071】すなわち、本発明のよれば、バイポーラ部
分あるいはMISFET部分のシリコン層の厚さをその
デバイス構造に適した厚さで構成しつつ、その境界領域
での段差のない平坦なデバイス構造および製造方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の半導体装置の製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図2】実施の形態1の半導体装置の製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図3】実施の形態1の半導体装置の製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図4】実施の形態1の半導体装置の製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図5】実施の形態1の半導体装置の製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図6】実施の形態1の半導体装置の製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図7】実施の形態1の半導体装置の製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図8】実施の形態1の半導体装置の製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図9】実施の形態2の半導体装置の製造方法の一例を
工程順に示した断面図である。
【図10】実施の形態2の半導体装置の製造方法の一例
を工程順に示した断面図である。
【図11】実施の形態2の半導体装置の製造方法の一例
を工程順に示した断面図である。
【図12】実施の形態3の半導体装置を示した断面図で
ある。
【図13】実施の形態4の半導体装置を示した断面図で
ある。
【図14】実施の形態5の半導体装置を示した断面図で
ある。
【符号の説明】
1 支持基板 2 埋め込み酸化膜 3 シリコン層 4 絶縁膜 5 開口 6 サイドウォール 7 半導体領域 8 単結晶シリコン膜 8a ファセット 9 分離領域 10 分離領域 11 シリコン酸化膜 12 コレクタ接続用拡散層 13 ゲート絶縁膜 14 ゲート電極 15 ゲート電極 16 サイドウォール 17 ソース拡散層 18 ドレイン拡散層 19 ソース拡散層 20 ドレイン拡散層 21 チャネル領域 22 チャネル領域 23 多結晶シリコン膜 24 ベース拡散層 25 サイドウォールスペーサ 26 多結晶シリコン膜 28 チタンシリサイド膜 29 絶縁膜 30〜36 電極 37 シリコン酸化膜 46 補助コレクタ層 47 シリコン層 48 電極 49 シリコン層 50 拡散層 51 電極 52 溝 53 チャネルストップ層 54 分離領域
フロントページの続き Fターム(参考) 5F048 AA00 AC05 BA05 BA16 BB06 BB07 BB11 BG07 CA03 CA04 CA07 DA25 5F082 AA40 BA02 BA03 BA10 BA16 BC01 BC09 CA08 DA01 EA04 EA24 EA27 EA45 GA03 5F110 AA18 CC02 DD05 DD13 EE09 EE22 EE32 FF02 FF23 GG02 GG24 HJ13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)支持基板上に第1絶縁層および第
    1シリコン層を有するSOI基板上に第2絶縁層を堆積
    する工程、 (b)前記SOI基板の第1領域にエッチングを施し、
    前記第2絶縁層、第1シリコン層および第1絶縁層を選
    択的に除去し、前記第1領域の前記支持基板を露出する
    開口を形成する工程、 (c)前記SOI基板にエピタキシャル成長法を施し、
    前記開口底部のシリコン表面に第2シリコン層を選択的
    に形成する工程、 (d)前記第2絶縁層を除去する工程、 (e)前記第1および第2シリコン層に分離領域を形成
    し、前記第1シリコン層にMISFETを、前記第2シ
    リコン層にバイポーラトランジスタを形成する工程、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法で
    あって、 前記(c)工程の前に、前記開口の側壁に絶縁体からな
    るサイドウォールを形成する工程を有することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体装置の製
    造方法であって、 前記(c)工程において前記第2シリコン層表面の標高
    を、前記第2絶縁層表面の標高よりも高くし、前記
    (d)工程において前記第2絶縁層の除去をCMP法を
    用いて行うとともに前記第2シリコン層の一部を研磨
    し、前記第1および第2シリコン層の表面を平坦化する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 同一基板上にバイポーラトランジスタ
    と、MISFETとが形成された半導体装置であって、 前記基板はその表面に、単結晶シリコンからなる支持基
    板上に第1絶縁層を介して形成された第1シリコン層
    と、前記支持基板上に絶縁層を介することなくエピタキ
    シャル成長された第2シリコン層とを有し、 前記第1および第2シリコン層の表面が平坦化され、 前記MISFETは前記第1シリコン層に形成され、前
    記バイポーラトランジスタは前記第2シリコン層に形成
    されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置であって、 前記第1絶縁層および第1シリコン層と前記第2シリコ
    ン層との境界領域には絶縁体からなるスペーサが形成さ
    れていることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の半導体装置であ
    って、 前記第1シリコン層の厚さが0.4μm以下であり、前記
    第2シリコン層の厚さが0.8μm以上であることを特徴
    とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置であって、 前記第1シリコン層の厚さが0.2μm以下であり、前記
    第1シリコン層に形成された分離領域の底部が前記第1
    シリコン層下部の前記第1絶縁層に達している第1の構
    成、 前記第1シリコン層の厚さが0.1μm以上0.4μm以下
    であり、前記第1シリコン層に形成された分離領域の底
    部が前記第1シリコン層下部の前記第1絶縁層に達して
    いない第2の構成、 の何れかの構成を有することを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7の何れか一項に記載の半導
    体装置であって、 前記支持基板上に絶縁層を介することなく、前記第2シ
    リコン層と同時にエピタキシャル成長される第3シリコ
    ン層をさらに有し、前記第3シリコン層には前記支持基
    板と同一導電型の不純物が導入されている第1の構成、 前記支持基板上に絶縁層を介することなく、前記第2シ
    リコン層と同時にエピタキシャル成長される第4シリコ
    ン層と、前記第4シリコン層に電気的に接続され、前記
    第1絶縁層下部の前記支持基板に形成されたMISFE
    Tのバックゲート用の半導体領域とをさらに有し、前記
    第4シリコン層には前記半導体領域と同一導電型の不純
    物が導入されている第2の構成、 の何れかの構成を有することを特徴とする半導体装置。
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