JPH093602A - トーションバー素材 - Google Patents

トーションバー素材

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JPH093602A
JPH093602A JP14780995A JP14780995A JPH093602A JP H093602 A JPH093602 A JP H093602A JP 14780995 A JP14780995 A JP 14780995A JP 14780995 A JP14780995 A JP 14780995A JP H093602 A JPH093602 A JP H093602A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のトーションバーの製造工程である[圧
延]−[球状化焼鈍]−[ピーリング]−・・・・のう
ち[球状化焼鈍]工程を省略したときでも、圧延のまま
でピーリング加工を行うことができ、球状化焼鈍の省略
によって製造原価の低減を実現することができるトーシ
ョンバー素材を提供する。 【構成】 重量%で、C:0.35〜0.65%、S
i:0.1〜0.5%、Mn:0.70%以下場合によ
っては0.60%以下、P:0.035%以下より望ま
しくは0.015%以下、S:0.035%以下より望
ましくは0.020%以下、Cr:0.50%以下場合
によっては0.40%以下、B:0.0005〜0.0
050%、残部Feおよび不純物よりなるトーションバ
ー素材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車の懸架
装置(サスペンション)に利用され、とくに、[圧延]
−[ピーリング]−[切断]−[端部加熱]−[端部ア
プセット]−[端部切削]−[端部転造]−[焼入れ]
の工程を経て製造されるトーションバーの素材として好
適なトーションバー素材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用懸架装置に使用されるトーショ
ンバーは、ほとんどの場合、ばねとして用いられる本体
部分が円形断面を有し、その両端にスプライン形状等に
よる掴み部を設けたものが使用される。また、この種の
トーションバーは、懸架ばねによるロール剛性を補うた
めのアンチロールバー(スタビライザー)としても利用
されている。
【0003】従来、このような本体部分が円形断面を有
しかつ両端にスプライン形状等による掴み部をそなえた
トーションバーを製造するに際しては、素材としてJI
SSUP9(例えば、C:0.52〜0.60%、S
i:0.15〜0.35%、Mn:0.65〜0.95
%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、C
r:0.65〜0.95%、残部Feおよび不純物より
なるもの)や、これを若干変更したSUP9A(例え
ば、C:0.56〜0.64%、Si:0.15〜0.
35%、Mn:0.70〜1.00%、P:0.035
%以下、S:0.035%以下、Cr:0.70〜1.
00%、残部Feおよび不純物よりなるもの)などを使
用し、[圧延]−[球状化焼鈍]−[ピーリング]−
[切断]−[端部加熱]−[端部アプセット]−[端部
切削]−[端部転造]−[焼入れ]の工程を採用してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の自動車用トーションバーにおいても、他の自動車用部
品に求められている原価の厳しい低減要求の例に漏れ
ず、製品コストの低減が要求されており、このため各工
程における原価の低減対策もなされているが、上記製造
工程における[球状化焼鈍]の省略も1つの対策と考え
られる。
【0005】ところが、従来のSUP9やSUP9Aを
素材とした場合において、単純に[球状化焼鈍]の工程
を省略した場合には、圧延後の硬さがピーリング加工が
可能である硬さ限界とされるHRB103〜105より
も大きくなってしまい、圧延のままでピーリング加工を
行うことができないという問題点があることから、球状
化焼鈍を省略したときでも圧延のままでピーリング加工
を行うことができるようにすることが課題としてあっ
た。
【0006】
【発明の目的】本発明は、このような従来の課題にかん
がみてなされたものであって、従来のトーションバーの
製造工程である[圧延]−[球状化焼鈍]−[ピーリン
グ]−[切断]−[端部加熱]−[端部アプセット]−
[端部切削]−[端部転造]−[焼入れ]の工程におい
て、[球状化焼鈍]を省略したときでも、圧延のままで
[ピーリング]を行うことができ、原価低減をさらに進
めることが可能であるトーションバー素材を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるトーショ
ンバー素材は、請求項1に記載しているように、重量%
で、C:0.35〜0.65%、Si:0.1〜0.5
%、Mn:0.70%以下、P:0.035%以下、
S:0.035%以下、Cr:0.50%以下、B:
0.0005〜0.0050%、残部Feおよび不純物
よりなる組成としたことを特徴としている。
【0008】そして、本発明に係わるトーションバー素
材の実施態様においては、請求項2に記載しているよう
に、Mn:0.60%以下、Cr:0.40%以下であ
るようにしたり、請求項3に記載しているように、P:
0.015%以下、S:0.020%以下であるように
することも場合によってはより好ましい。
【0009】同じく、本発明に係わるトーションバー素
材の実施態様においては、請求項4に記載しているよう
に、[圧延]−[ピーリング]−[切断]−[端部加
熱]−[端部アプセット]−[端部切削]−[端部転
造]−[焼入れ]のトーションバー製造工程における圧
延後の組織がフェライト+パーライト組織であり、硬さ
がHRB100以下であるようにすることが場合によっ
てはより好ましい。
【0010】同じく、本発明に係わるトーションバー素
材の実施態様においては、請求項5に記載しているよう
に、[圧延]−[ピーリング]−[切断]−[端部加
熱]−[端部アプセット]−[端部切削]−[端部転
造]−[焼入れ]のトーションバー製造工程におけるア
プセット後の硬さがHRB98以下であるようにするこ
とも場合によってはより好ましい。
【0011】同じく、本発明に係わるトーションバー素
材の実施態様においては、請求項6に記載しているよう
に、[圧延]−[ピーリング]−[切断]−[端部加
熱]−[端部アプセット]−[端部切削]−[端部転
造]−[焼入れ]のトーションバー製造工程における焼
入れ後の組織がマルテンサイト50%以上であるように
することが場合によってはより好ましい。
【0012】
【発明の作用】本発明に係わるトーションバー素材は、
上記したごとく請求項1ないし3に記載の成分組成を有
するものであるが、以下に、その成分組成(重量%)の
限定理由について各元素の作用と共に説明する。
【0013】C:0.35〜0.65% Cはトーションバーの強度を確保するために必要な元素
であり、とくに焼入れ後にマルテンサイトが50%以上
の組織を得ることができるようにするために0.35%
以上含有させる必要がある。しかし、多すぎると靭性が
低下し、トーションバーの耐久性が低下することとなる
ので、0.65%以下とした。
【0014】Si:0.1〜0.5% Siは鋼溶製時の脱酸剤として作用する元素であるので
0.1%以上含有させることとしているが、多すぎると
冷間加工性を劣化させることとなるので0.5%以下と
した。
【0015】Mn:0.70%以下 Mnは鋼溶製時の脱酸剤および脱硫剤として作用する元
素であり、また、熱処理性を向上させて硬さを増大させ
るのに有効な元素であるが、多すぎると圧延のままの硬
さが増大することから、圧延後に球状化焼鈍を省略して
圧延ままでピーリング加工を行うのが困難となるので、
0.70%以下、場合によってはさらに0.60%以下
に限定した。
【0016】P:0.035%以下 P含有量が多すぎるとトーションバーの靭性を害すると
共に冷間加工性を劣化させることとなるので、0.03
5%以下、より好ましくは0.015%以下に規制する
のが良い。
【0017】S:0.035%以下 S含有量が多すぎると冷間加工性を劣化させるので、
0.035%以下、より好ましくは0.020%以下に
規制するのが良い。
【0018】Cr:0.50%以下 Crは熱処理性を向上させ、トーションバーのほぼ最終
製造工程での焼入れ後の硬さを増大させるのに有効な元
素であるが、多すぎると圧延のままの硬さが増大するこ
とから、圧延後に球状化焼鈍を省略して圧延ままでピー
リング加工を行うのが困難となるので、0.50%以
下、場合によっては0.40%以下に限定した。
【0019】B:0.0005〜0.0050% 本発明によるトーションバーでは、従来の[圧延]−
[球状化焼鈍]−[ピーリング]−・・・・における
[球状化焼鈍]を省略して圧延のままでピーリングを行
うことができるように、Mnを0.70%以下、Crを
0.50%以下とし、圧延ままの硬さがピーリング加工
の限界硬さとされるHRB103〜105よりも低くな
るようにしているが、このようなMn,Crの低減はこ
の後の焼入れに際しての焼入れ性を低下させることとな
るので、焼入れ性向上作用の大きいBを0.0005%
以上含有させることによって焼入れ性の維持ないしは向
上をはかることとした。しかし、多量に含有させると結
晶粒を粗大化し、靭性を劣化させてトーションバーの耐
久性を低下させることとなるので、0.0050%以下
とした。
【0020】本発明に係わるトーションバー素材は、上
記した成分組成を有するものであり、請求項4に記載し
ているように、[圧延]−[ピーリング]−[切断]−
[端部加熱]−[端部アプセット]−[端部切削]−
[端部転造]−[焼入れ]のトーションバー製造工程に
おける圧延後の組織がフェライト+パーライト組織であ
り、硬さがHRB100以下であるものとすることによ
って、圧延のままでピーリングが行えることとなるの
で、従来のように圧延後に球状化焼鈍を行わなくてもす
むこととなり、コストの低減に寄与するものとなる。
【0021】また、請求項5に記載しているように、
[圧延]−[ピーリング]−[切断]−[端部加熱]−
[端部アプセット]−[端部切削]−[端部転造]−
[焼入れ]のトーションバー製造工程におけるアプセッ
ト後の硬さがHRB98以下であるものとすることによ
って、アプセット前後での硬さの上昇が従来の焼鈍処理
材に比べて小さいものとなり、合金元素調整による組織
コントロールの作用が大きなものとなって、アプセット
後の硬さの過大な上昇が防止されて、この後の転造加工
性が良好なものとなる。
【0022】また、請求項6に記載しているように、
[圧延]−[ピーリング]−[切断]−[端部加熱]−
[端部アプセット]−[端部切削]−[端部転造]−
[焼入れ]のトーションバー製造工程における焼入れ後
の組織がマルテンサイト50%以上であるものとするこ
とによって、耐久性にすぐれたトーションバーが得られ
ることとなる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係わるトーションバー素材の
実施例について比較例と共に説明する。
【0024】表1に示す化学成分組成の鋼を溶製したの
ち造塊し、分塊圧延および製品圧延を行って、直径24
mmの圧延コイル線材を得た。
【0025】次いで、[線材圧延]−(比較例6の場合
は770℃×3hr→20℃/hr徐冷→660℃以降
空冷の球状化焼鈍)−[ピーリング]−[切断]−[表
面温度1000℃の端部高周波加熱]−[950℃→8
50〜820℃間での減面率52〜54%の端部アプセ
ット]−[端部切削]−[スプライン形状への端部転
造]−[油焼入れ]を行って、本体部の直径が22mm
で且つ両端にスプライン形状の掴み部を有するトーショ
ンバーを得た。
【0026】なお、本実施例において、従来は端部高周
波加熱温度を950℃とし、アプセットは900℃→7
00℃間での減面率52〜54%の加工としていたのに
対して、高周波加熱温度を1000℃とさらに高くし、
アプセットは950℃→850〜820℃間での減面率
52〜54%の加工として、アプセットの終止温度を8
50〜820℃の高めとすることによって、アプセット
時の動的再結晶と冷却によるパーライト変態をねらうよ
うにしている。
【0027】そして、製造工程途中にある各トーション
バー素材および製造後のトーションバーの特性をそれぞ
れ評価したところ、表2に示す結果であった。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】表1および表2に示す結果より明らかなよ
うに、本発明実施例1〜7では、圧延後の組織がフェラ
イト+パーライトまたはベーナイトであり、また、圧延
後の硬さがHRB100以下であって、従来ピーリング
可能とされている限界値であるHRB103〜105を
下回るものであることから、圧延後に球状化焼鈍処理を
施さなくとも圧延ままでピーリングが可能であり、球状
化焼鈍工程の省略による原価の低減が可能であった。
【0031】また、アプセット後の硬さはHRB98以
下であり、アプセット前後における硬さの増加は著しく
小さいものとなっていて、その後の転造加工性が良好な
ものとなっていた。
【0032】さらに、焼入れ後の組織がマルテンサイト
50%以上のものとなっており、耐久性にすぐれたトー
ションバーを得ることが可能であった。
【0033】これに対して、比較例1ではMn含有量が
多すぎるため圧延後の硬さがHRB110とピーリング
可能な硬さの限界値であるHRB103〜105を上回
っていることから、球状化焼鈍を省略してピーリングを
行うことが困難なものであった。
【0034】また、比較例2ではCr含有量が多すぎる
ため圧延後の硬さがHRB111とピーリング可能な硬
さの限界値であるHRB103〜105を上回っている
ことから、これもまた、球状化焼鈍を省略してピーリン
グを行うことが困難なものであった。
【0035】さらに、比較例3ではMn含有量およびC
r含有量が少ないため、球状化焼鈍を省略したときでも
圧延後の硬さがHRB98と低いので圧延ままでピーリ
ングが可能であるが、Bを含有させていないため焼入れ
後のマルテンサイト量は32%と少ないものであり、ト
ーションバーの耐久性が本発明例のものに比べて劣るも
のであった。
【0036】一方、比較例4,5では、Mn含有量およ
びCr含有量が本願発明で規制する値よりも多くなって
いるので、圧延後に球状化焼鈍を行わない場合には比較
例4の圧延後の硬さの欄に示すように硬さがHRB11
0となっていることから圧延ままでピーリングを行うこ
とができず、比較例5のように、圧延後に球状化焼鈍を
行うことによって、硬さをHRB87と低下させてピー
リング可能な硬さの限界値であるHRB103〜105
を下回るものとすることができるのでピーリングが可能
であると共に、Bを含有していないとしてもMn,Cr
が本願発明のように制限されていないため焼入れ後のマ
ルテンサイト量を60%とすることが可能であって、球
状化焼鈍を省略できないという嫌いはあるものの耐久性
の良いトーションバーを得ることが可能ではあった。
【0037】
【発明の効果】本発明に係わるトーションバー素材は、
請求項1に記載しているように、重量%で、C:0.3
5〜0.65%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.
70%以下、P:0.035%以下、S:0.035%
以下、Cr:0.50%以下、B:0.0005〜0.
0050%、残部Feおよび不純物よりなる組成とした
から、従来のトーションバーの製造工程において圧延後
に球状化焼鈍を施さなくとも、圧延のままでピーリング
を行うことが可能となり、球状化焼鈍の省略によってエ
ネルギーコストおよび処理コストが低減することによ
り、原価の低減を実現することが可能であるという著し
く優れた効果がもたらされる。
【0038】そして、請求項2に記載しているように、
Mn:0.60%以下、Cr:0.40%以下であるト
ーションバー素材とすることによって、圧延後の硬さを
より確実に低下することができることにより圧延ままの
状態でピーリングを行うことが容易に可能となり、請求
項3に記載しているように、P:0.015%以下、
S:0.020%以下であるトーションバー素材とする
ことによって、トーションバーの製造性をより向上させ
ることが可能になるという著しく優れた効果がもたらさ
れる。
【0039】さらに、請求項4に記載しているように、
[圧延]−[ピーリング]−[切断]−[端部加熱]−
[端部アプセット]−[端部切削]−[端部転造]−
[焼入れ]のトーションバー製造工程における圧延後の
組織がフェライト+パーライト組織であり、硬さがHR
B100以下であるものとすることによって、圧延後に
球状化焼鈍を行うことなく圧延のままでピーリングが行
えることとなるので、製造コストの低減が実現されるこ
とになるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0040】また、請求項5に記載しているように、
[圧延]−[ピーリング]−[切断]−[端部加熱]−
[端部アプセット]−[端部切削]−[端部転造]−
[焼入れ]のトーションバー製造工程におけるアプセッ
ト後の硬さがHRB98以下であるものとすることによ
って、アプセット前後での硬さの上昇を従来の焼鈍処理
材に比べて小さいものとすることが可能となり、アプセ
ット後の硬さの過度の上昇を防止することが可能であっ
て、この後の転造加工性を良好なものにすることが可能
になるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0041】さらにまた、請求項6に記載しているよう
に、[圧延]−[ピーリング]−[切断]−[端部加
熱]−[端部アプセット]−[端部切削]−[端部転
造]−[焼入れ]のトーションバー製造工程における焼
入れ後の組織がマルテンサイト50%以上であるものと
することによって、耐久性に優れたトーションバーを提
供することが可能であるという著しく優れた効果もたら
される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、C:0.35〜0.65%、
    Si:0.1〜0.5%、Mn:0.70%以下、P:
    0.035%以下、S:0.035%以下、Cr:0.
    50%以下、B:0.0005〜0.0050%、残部
    Feおよび不純物よりなることを特徴とするトーション
    バー素材。
  2. 【請求項2】 Mn:0.60%以下、Cr:0.40
    %以下である請求項1に記載のトーションバー素材。
  3. 【請求項3】 P:0.015%以下、S:0.020
    %以下である請求項1または2に記載のトーションバー
    素材。
  4. 【請求項4】 [圧延]−[ピーリング]−[切断]−
    [端部加熱]−[端部アプセット]−[端部切削]−
    [端部転造]−[焼入れ]のトーションバー製造工程に
    おける圧延後の組織がフェライト+パーライト組織であ
    り、硬さがHRB100以下である請求項1ないし3の
    いずれかに記載のトーションバー素材。
  5. 【請求項5】 [圧延]−[ピーリング]−[切断]−
    [端部加熱]−[端部アプセット]−[端部切削]−
    [端部転造]−[焼入れ]のトーションバー製造工程に
    おけるアプセット後の硬さがHRB98以下である請求
    項1ないし4のいずれかに記載のトーションバー素材。
  6. 【請求項6】 [圧延]−[ピーリング]−[切断]−
    [端部加熱]−[端部アプセット]−[端部切削]−
    [端部転造]−[焼入れ]のトーションバー製造工程に
    おける焼入れ後の組織がマルテンサイト50%以上であ
    る請求項1ないし5のいずれかに記載のトーションバー
    素材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108642407A (zh) * 2018-05-14 2018-10-12 苏州新众禹环境科技有限公司 一种扭力杆及其加工工艺方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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