JPH0934590A - 小型電子計算機 - Google Patents

小型電子計算機

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JPH0934590A
JPH0934590A JP7186722A JP18672295A JPH0934590A JP H0934590 A JPH0934590 A JP H0934590A JP 7186722 A JP7186722 A JP 7186722A JP 18672295 A JP18672295 A JP 18672295A JP H0934590 A JPH0934590 A JP H0934590A
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JP
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keyboard
computer
small
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display unit
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JP7186722A
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English (en)
Inventor
Yasushi Neyasu
康史 根保
Takeshi Nakagawa
毅 中川
Naoyuki Sakamoto
直行 坂元
Atsuhiko Urushibara
篤彦 漆原
Taisuke Kashima
泰介 鹿島
Chikayoshi Ogura
周芳 小倉
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーボードの操作性を向上させると共に冷却
性能を向上させることが可能な技術を提供する。 【構成】 表示部と計算機本体を接続する第1の接続手
段と、表示部とキーボードを接続する第2の接続手段
と、キーボードと計算機本体を接続する第3の接続手段
とを備え、前記第2の接続手段は、前記第1の接続手段
から特定の距離だけ離れた前記表示部上に位置し、前記
表示部の特定の部位を持ち上げた際に、前記第2の接続
手段によって接続された前記キーボードの一端を前記表
示部と共に持ち上げて、前記第2の接続手段による接続
位置を前記第3の接続手段による接続位置よりも上方に
移動することにより、前記キーボードを前記計算機本体
に対して特定の角度で傾斜させ、前記キーボードが傾斜
することによって前記キーボードと前記計算機本体との
間に通気口を形成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型電子計算機に関
し、特に、ディスプレイとキーボードを計算機本体に備
える小型電子計算機に適用して有効な技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のディスプレイ及びキーボードを内
蔵したパーソナルコンピュータ等の小型電子計算機にお
いては、前記小型電子計算機の計算機本体と一体化され
たキーボードの傾斜は、前記小型電子計算機の計算機本
体に対してほぼ水平であった。
【0003】しかしながら、前記小型電子計算機のキー
ボードの入力キーを操作する場合には、前記キーボード
は、前記小型電子計算機の計算機本体に対して適度な角
度が付いている方が入力キーの操作が容易になる。
【0004】そこで、従来の小型電子計算機では、前記
小型電子計算機の計算機本体に一体化されたキーボード
に角度を付けるために、前記小型電子計算機の計算機本
体の底面にチルト用の脚を後付けしたり、また、前記小
型電子計算機の計算機本体に内蔵された脚を出すことに
よって、前記小型電子計算機全体に角度を付けるように
していた。
【0005】一方、従来の小型電子計算機において、動
作時に熱を発生する電子部品等の冷却を行う場合には、
前記小型電子計算機の計算機本体に排気用の穴を開ける
ことによって自然冷却を行うか、ファンを取り付けて強
制冷却を行っていた。
【0006】前記小型電子計算機の計算機本体に開けら
れた排気用の穴は、前記小型電子計算機の計算機本体の
上面または側面に開けられることが多く、前記排気用の
穴からゴミや異物が前記小型電子計算機の計算機本体の
内部に侵入することがあり、従来の小型電子計算機で
は、この異物等の侵入を防ぐ為に、前記排気用の穴に異
物侵入防止用のネット等を張り付けたりしていた。
【0007】また、従来の小型電子計算機では、前記小
型電子計算機の計算機本体に開けられた排気用の穴は外
観上目立つので、前記排気用の穴を大きくしたり、また
は、多数の排気用の穴を設けることは行われていなかっ
た。
【0008】キーボードプレートをスライドさせてトラ
ックボールを露出させるトラックボール付入力装置につ
いては、特開平5−250091号に記載されている。
その概要は、キーボードを設けたスライド可能なキーボ
ードプレートと、前記キーボードプレートを手前側にス
ライドさせた際の前記キーボードプレートの下面のキー
ボード取り付け部材にトラックボールを備え、前記キー
ボードプレートを後方にスライドさせた際に、前記キー
ボードプレートを傾斜状態とすると共に、トラックボー
ルを露出させるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見い出した。
【0010】すなわち、従来の小型電子計算機では、キ
ーボードを傾斜させる際にチルト用の脚を後付けする等
の作業を行っていた為、キーボードを傾斜させる操作が
煩雑になるという問題があった。
【0011】また、従来の小型電子計算機では、排気用
の穴を大きくしたり、多数の排気用の穴を設けることが
困難な為、前記排気用の穴による冷却性能には制限があ
るという問題があった。
【0012】更に、従来の小型電子計算機では、前記小
型電子計算機の計算機本体の上面に前記排気用の穴を開
けた場合には、前記小型電子計算機を使用中に上面等に
設けられた前記排気用の穴からの熱気が使用者に当たる
為、使用者が不快な思いをすることがあった。
【0013】前記従来のトラックボール付入力装置を備
えた小型電子計算機では、キーボードプレートを傾斜さ
せる際に、ディスプレイを起立させた後、前記キーボー
ドプレートを後方にスライドさせる必要がある為、2度
の操作が必要であるという問題があった。
【0014】本発明の目的は、キーボードの操作性を向
上させることが可能な技術を提供することにある。
【0015】本発明のその他の目的は、小型電子計算機
の冷却性能を向上させることが可能な技術を提供するこ
とにある。
【0016】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかに
なるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願によって開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0018】すなわち、ディスプレイとキーボードを計
算機本体に備え、前記ディスプレイを有する表示部を開
閉することにより、前記表示部のディスプレイと、前記
キーボードの入力キーとを露出または格納する小型電子
計算機において、前記表示部と前記計算機本体を接続す
る第1の接続手段と、前記表示部と前記キーボードを接
続する第2の接続手段と、前記キーボードと前記計算機
本体を接続する第3の接続手段とを備え、前記第2の接
続手段は、前記第1の接続手段から特定の距離だけ離れ
た前記表示部上に位置し、前記第1の接続手段によって
前記計算機本体に接続された前記表示部の特定の部位を
持ち上げた際に、前記第2の接続手段によって接続され
た前記キーボードの一端を前記表示部と共に持ち上げ
て、前記第2の接続手段による接続位置を前記第3の接
続手段による接続位置よりも上方に移動することによ
り、前記キーボードを前記計算機本体に対して特定の角
度で傾斜させ、前記キーボードが傾斜することによって
前記キーボードと前記計算機本体との間に通気口を形成
するものである。
【0019】
【作用】上述した手段によれば、まず、前記小型電子計
算機を使用する際に、前記小型電子計算機の表示部の特
定の部位を持ち上げると、前記第1の接続手段によって
前記表示部が前記小型電子計算機の計算機本体に接続さ
れているので、前記表示部は、回転運動を行いながら前
記小型電子計算機の計算機本体の上に起立する。
【0020】前記小型電子計算機の表示部が起立する際
に、前記第1の接続手段による接続位置を支点、前記表
示部の特定の部位を持ち上げる力を及ぼした位置を力
点、前記第2の接続手段による接続位置を作用点とする
てこの原理により、前記第1の接続手段から特定の距離
だけ離れた前記表示部上の位置に接続された前記キーボ
ードの一端は、前記表示部と共に持ち上げられる。
【0021】前記キーボードの一端が前記表示部と共に
持ち上げられると、前記第2の接続手段によって接続さ
れた接続位置の前記キーボードの一端は、前記第3の接
続手段によって接続された接続位置の前記キーボードの
一端よりも上方に移動し、前記キーボードは、前記小型
電子計算機の計算機本体に対して特定の角度で傾斜す
る。
【0022】以上の様に、前記手段の項に記載された小
型電子計算機によれば、表示部を開くと同時にキーボー
ドを傾斜させるので、キーボードの操作性を向上させる
ことが可能である。
【0023】また、前記キーボードの一端が持ち上げら
れ、前記キーボードが前記小型電子計算機の計算機本体
と特定の角度で傾斜すると、前記キーボードと前記小型
電子計算機の計算機本体との間には隙間が生じる。
【0024】前記キーボードの底面付近の前記小型電子
計算機の計算機本体の上面に排気用の穴を開け、前記キ
ーボードと前記小型電子計算機の計算機本体との間の隙
間を通気口として、前記排気用の穴より排出された熱を
外へ排出する。
【0025】前記小型電子計算機の計算機本体の上面に
設けられた排気用の穴は、前記キーボードに隠れるの
で、外観上は目立たないと共に前記排気用の穴にゴミや
異物が侵入する恐れが少ない。そのため、前記排気用の
穴を大きくすることにより、冷却性能を向上させること
が可能である。
【0026】以上の様に、前記手段の項に記載された小
型電子計算機によれば、キーボードの傾斜によって形成
された通気口を介して動作時に発生する熱を排出するの
で、冷却性能を向上させることが可能である。
【0027】
【実施例】以下、本発明について、実施例とともに図を
参照して詳細に説明する。
【0028】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0029】(実施例1)以下に、本発明の小型電子計
算機において、表示部と装置本体及び表示部とキーボー
ドをヒンジによって接続し、装置本体とキーボードをス
ライドヒンジによって接続した実施例1の小型電子計算
機について説明する。
【0030】図1は、本実施例の小型電子計算機の表示
部を閉じた状態を示す斜視図である。図1において、1
は表示部、2は装置本体、3はキーボードである。
【0031】図1に示す様に、本実施例の小型電子計算
機は、表示部1と、小型電子計算機の装置本体2と、キ
ーボード3を備え、ディスプレイを有する表示部3を閉
じることによって、前記ディスプレイやキーボード3を
小型電子計算機の内側に格納している。
【0032】図2は、本実施例の小型電子計算機の表示
部を開いた状態を示す斜視図である。図2において、4
は通気口、5はスライドヒンジ、6はヒンジである。
【0033】図2に示す様に、本実施例の小型電子計算
機は、装置本体2とキーボード3を接続するスライドヒ
ンジ5と、表示部1とキーボード3を接続するヒンジ6
とを備え、図2に示す矢印の様に表示部1を開くことに
より、表示部1のディスプレイとキーボード3の入力キ
ーが露出される。また、ヒンジ6によって接続されたキ
ーボード3の一端が持ち上げられると、装置本体2とキ
ーボード3との間に隙間が生じ、通気口4が形成され
る。
【0034】図3は、本実施例の小型電子計算機の表示
部を開いた状態を示す側面図である。図3において、1
4は表示部ヒンジである。
【0035】図3に示す様に、本実施例の小型電子計算
機は、表示部1と装置本体2を接続する表示部ヒンジ1
4を備え、表示部ヒンジ14によって接続された接続位
置を回転中心とする回転運動を行うことによって、表示
部1の開閉が行われる。また、表示部1とキーボード3
を接続するヒンジ6は、表示部ヒンジ14から特定の距
離rだけ離れた位置に備えられている。
【0036】以下に、本実施例の小型電子計算機におい
て、表示部を開けることによってキーボードを傾斜させ
る動作について説明する。
【0037】図2に示す様に、本実施例の小型電子計算
機のキーボード3の一端は、ヒンジ6のヒンジ構造によ
って表示部1に取り付けられている。また、キーボード
3のその反対側の一端は、装置本体2の上を前後に移動
するヒンジ構造であるスライドヒンジ5によって装置本
体2に取り付けられている。
【0038】図3に示す様に、本実施例の小型電子計算
機において、前記小型電子計算機を使用する際に、前記
小型電子計算機の表示部1の特定の部位を持ち上げる
と、表示部1は、表示部ヒンジ14によって接続された
接続位置を回転中心とする回転運動を行って、前記小型
電子計算機の装置本体2の上に起立する。
【0039】前記小型電子計算機の表示部1が起立する
際に、表示部ヒンジ14による接続位置を支点、表示部
1の特定の部位を持ち上げる力を及ぼした位置を力点、
ヒンジ6による接続位置を作用点とするてこの原理によ
って、表示部ヒンジ14から特定の距離rだけ離れた位
置にヒンジ6によって接続されたキーボード3の一端
は、表示部1と共に持ち上げられる。
【0040】前記小型電子計算機のキーボード3の一端
が、表示部1と共に持ち上げられると、スライドヒンジ
5によって接続されたキーボード3の一端は、装置本体
2の上をスライドし、ヒンジ6によって接続された接続
位置のキーボード3の一端は、スライドヒンジ5によっ
て接続された接続位置のキーボード3の一端よりも上方
に移動して、その結果、キーボード3は、前記小型電子
計算機の装置本体2に対して特定の角度で傾斜する。
【0041】小型電子計算機のキーボードの入力キーを
操作する場合には、キーボードが装置本体に対してある
程度の傾斜が付いている方が操作し易い。
【0042】本実施例の小型電子計算機のキーボードの
入力キーを操作する場合では、前記小型電子計算機の表
示部1、装置本体2及びキーボード3を接続する前記の
ヒンジ構造により、キーボード3に適度な角度が付き、
入力キーを操作するときの作業性を向上させることが可
能である。
【0043】以上説明した様に、本実施例の小型電子計
算機によれば、表示部を開くと同時にキーボードを傾斜
させるので、キーボードの操作性を向上させることが可
能である。
【0044】以下に、本実施例の小型電子計算機におい
て、装置本体とキーボードとの間に形成された通気口か
ら、当該小型電子計算機が動作時に発生する熱を排出す
る冷却動作について説明する。
【0045】本実施例の小型電子計算機において、表示
部1を開けることによってキーボード3が装置本体2に
対して傾斜すると、キーボード3と装置本体2との間に
隙間が生じ、通気口4が形成される。
【0046】図4は、本実施例の小型電子計算機の排気
用の穴を示す斜視図である。図4において、7は排気用
穴、8は装置本体上面である。
【0047】図4に示す様に、本実施例の小型電子計算
機の装置本体2は、当該小型電子計算機が動作時に発生
する熱を排出する排気用穴7を装置本体上面8に備えて
いる。
【0048】本実施例の小型電子計算機では、前記小型
電子計算機が動作することにより、装置本体2の内部に
備えられた電子部品等から熱が発生した場合には、前記
小型電子計算機の装置本体2の内部に設けられたファン
等により、前記の動作時に発生した装置本体2の内部の
熱を、前記の装置本体上面8の排気用穴7から排出し、
排気用穴7より出た熱気は、キーボード3と装置本体2
との間に形成された左右の通気口4より排出される。
【0049】図5は、本実施例の小型電子計算機の排気
熱の流れを示す斜視図である。図5において、9は排気
熱の流れである。
【0050】図5に示す様に、本実施例の小型電子計算
機では、当該小型電子計算機の動作時に発生した装置本
体2の内部の熱は、矢印の様に排気熱の流れ9に沿って
装置本体上面8に設けられた排気用穴7を通り、装置本
体上面8から装置本体2の外部へ排出される。
【0051】本実施例の小型電子計算機では、装置本体
上面8に設けられた排気用穴7は、キーボード3に隠れ
ている為、外観上目立たないと共に排気用穴7にゴミや
異物が侵入する恐れが少ない。そのため、排気用穴7を
前記小型電子計算機の外観面に設ける場合よりも排気用
穴7の大きさを大きく取ることによって、動作時の冷却
性能を向上させることが可能である。
【0052】また、本実施例の小型電子計算機では、表
示部1を閉じたときには排気用穴7は完全に隠れるの
で、ゴミや異物が排気用穴7から侵入することが無く、
表示部1を開いたときであっても、前記の様に排気用穴
7はキーボード3に隠れているので、ゴミや異物が排気
用穴7から入る恐れが少なく、特別なネットやフィルタ
ーを排気用穴7に取り付ける必要が無い。
【0053】更に、本実施例の小型電子計算機におい
て、動作時に装置本体2の内部に発生する熱を通気口4
を介して装置本体2の外部に排出する場合、前記小型電
子計算機の左右より熱気が排出されるので、排出された
熱気が前記小型電子計算機の使用者に当たって、使用者
に不快な思いを与えることが無い。
【0054】また、前記小型電子計算機の動作時に装置
本体2の内部に発生した熱を排出する際に、装置本体2
の内部に備えられたファン等を使用した強制冷却の代わ
りに自然冷却を行うときでも、装置本体上面8に排気用
穴7の大きさを大きく取ることによって、動作時の冷却
性能を向上させることが可能である。
【0055】以上説明した様に、本実施例の小型電子計
算機によれば、キーボードの傾斜によって形成された通
気口を介し、動作時に発生する熱を排出するので、冷却
性能を向上させることが可能である。
【0056】以下に、本実施例の小型電子計算機におい
て、キーボードを装置本体から着脱することによって装
置本体の内部の部品の取り付けまたは交換を行う作業に
ついて説明する。
【0057】本実施例の小型電子計算機のキーボード3
を、スライドヒンジ5のロックを外し、キーボード3を
持ち上げて開く構造とすることにより、装置本体2に内
蔵する電子部品等の取り付けまたは交換等を容易に行う
ことが可能となる。
【0058】図6は、本実施例の小型電子計算機の保守
作業の概要を示す斜視図である。図6において、10は
本体上面カバー、11はハードディスクユニット、12
は拡張メモリーボード、13は電子部品である。
【0059】図6に示す様に、本実施例の小型電子計算
機の装置本体2は、装置本体上面8に装置本体2から着
脱される本体上面カバー10を有し、また、装置本体2
の内部には、ハードディスクユニット11と、拡張メモ
リーボード12と、その他の電子部品である電子部品1
3を備えている。
【0060】本実施例の小型電子計算機において、装置
本体2とキーボード3を接続するスライドヒンジ5の接
続を解除し、キーボード3を装置本体2から切り離して
持ち上げると、図6に示す様に、キーボード3は、表示
部1に接続されたヒンジ6によって、矢印の方向に回転
運動を行った後、表示部1と共に起立する。
【0061】次に、前記小型電子計算機の装置本体2の
装置本体上面8に取り付けられている本体上面カバー1
0を取り外すと、装置本体2の内部がむき出しになるの
で、装置本体2の内部に備えられたハードディスクユニ
ット11、拡張メモリーボード12、電子部品13等の
取り付けまたは交換等を容易に行うことが可能である。
【0062】以上説明した様に、本実施例の小型電子計
算機によれば、キーボードを装置本体から取り外すこと
で、内部の部品の取り付けまたは交換を行うので、小型
電子計算機の保守作業を容易に行うことが可能である。
【0063】(実施例2)以下に、本発明の小型電子計
算機において、表示部と装置本体をスライドヒンジによ
って接続し、表示部とキーボード及び装置本体とキーボ
ードをヒンジによって接続した実施例2の小型電子計算
機について説明する。
【0064】図7は、本実施例の小型電子計算機の表示
部を開いた状態を示す斜視図である。図7において、1
5はキーボードヒンジ、16は表示部スライドヒンジで
ある。
【0065】図7に示す様に、本実施例の小型電子計算
機は、装置本体2とキーボード3を接続するキーボード
ヒンジ15と、表示部1と装置本体2を接続する表示部
スライドヒンジ16を備えている。
【0066】本実施例の小型電子計算機では、装置本体
2とキーボード3との接続を、回転運動のみのヒンジ構
造を持つキーボードヒンジ15による取り付けとし、表
示部1と装置本体2とを、装置本体2の上でスライドす
るヒンジ構造を持つ表示部スライドヒンジ16にて取り
付けている。
【0067】図7に示す様に、本実施例の小型電子計算
機において、前記小型電子計算機を使用する際に、前記
小型電子計算機の表示部1の特定の部位を持ち上げる
と、表示部1は、ヒンジ6及び表示部スライドヒンジ1
6によって装置本体2の上をスライドしながら回転運動
を行い、表示部1は、前記小型電子計算機の装置本体2
の上に起立する。
【0068】前記小型電子計算機の表示部1が起立する
際に、表示部スライドヒンジ16による接続位置を支
点、表示部1の特定の部位を持ち上げる力を及ぼした位
置を力点、ヒンジ6による接続位置を作用点とするてこ
の原理によって、表示部ヒンジ14から特定の距離rだ
け離れた表示部1上の位置にヒンジ6によって接続され
たキーボード3の一端は、表示部1と共に持ち上げられ
る。
【0069】前記小型電子計算機のキーボード3の一端
が、表示部1と共に持ち上げられると、キーボード3
は、キーボードヒンジ15による接続位置を回転中心と
する回転運動を行い、ヒンジ6によって接続された接続
位置のキーボード3の一端は、キーボードヒンジ15に
よって接続された接続位置のキーボード3の一端よりも
上方に移動して、その結果、キーボード3は、前記小型
電子計算機の装置本体2に対して特定の角度で傾斜す
る。
【0070】以上説明した様に、本実施例の小型電子計
算機によれば、表示部を開くと同時にキーボードを傾斜
させるので、キーボードの操作性を向上させることが可
能である。
【0071】また、本実施例の小型電子計算機によれ
ば、キーボードの傾斜によって形成された通気口を介し
て動作時に発生する熱を排出するので、冷却性能を向上
させることが可能である。
【0072】更に、本実施例の小型電子計算機によれ
ば、キーボードを装置本体から取り外すことで、内部の
部品の取り付けまたは交換を行うので、小型電子計算機
の保守作業を容易に行うことが可能である。
【0073】以上、本発明を、前記実施例に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。
【0074】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0075】すなわち、表示部を開くと同時にキーボー
ドを傾斜させるので、キーボードの操作性を向上させる
ことが可能である。
【0076】また、キーボードの傾斜によって形成され
た通気口を介して動作時に発生する熱を排出するので、
冷却性能を向上させることが可能である。
【0077】以上の様に、キーボードを傾斜させること
により、小型電子計算機の操作性が向上し、また、冷却
性能が向上することにより、小型電子計算機を安定して
使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の小型電子計算機の表示部を閉じた状
態を示す斜視図である。
【図2】実施例1の小型電子計算機の表示部を開いた状
態を示す斜視図である。
【図3】実施例1の小型電子計算機の表示部を開いた状
態を示す側面図である。
【図4】実施例1の小型電子計算機の排気用の穴を示す
斜視図である。
【図5】実施例1の小型電子計算機の排気熱の流れを示
す斜視図である。
【図6】実施例1の小型電子計算機の保守作業の概要を
示す斜視図である。
【図7】実施例2の小型電子計算機の表示部を開いた状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…表示部、2…装置本体、3…キーボード、4…通気
口、5…スライドヒンジ、6…ヒンジ、7…排気用穴、
8…装置本体上面、9…排気熱の流れ、10…本体上面
カバー、11…ハードディスクユニット、12…拡張メ
モリーボード、13…電子部品、14…表示部ヒンジ、
15…キーボードヒンジ、16…表示部スライドヒン
ジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂元 直行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 漆原 篤彦 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 鹿島 泰介 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 小倉 周芳 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイとキーボードを計算機本体
    に備え、前記ディスプレイを有する表示部を開閉するこ
    とにより、前記表示部のディスプレイと前記キーボード
    の入力キーとを露出または格納する小型電子計算機にお
    いて、 前記表示部と前記計算機本体を接続する第1の接続手段
    と、前記表示部と前記キーボードを接続する第2の接続
    手段と、前記キーボードと前記計算機本体を接続する第
    3の接続手段とを備え、前記第2の接続手段は、前記第
    1の接続手段から特定の距離だけ離れた前記表示部上に
    位置し、前記第1の接続手段によって前記計算機本体に
    接続された前記表示部の特定の部位を持ち上げた際に、
    前記第2の接続手段によって接続された前記キーボード
    の一端を前記表示部と共に持ち上げて、前記第2の接続
    手段による接続位置を前記第3の接続手段による接続位
    置よりも上方に移動することにより、前記キーボードを
    前記計算機本体に対して特定の角度で傾斜させ、前記キ
    ーボードが傾斜することによって前記キーボードと前記
    計算機本体との間に通気口を形成することを特徴とする
    小型電子計算機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6175492B1 (en) 1997-09-04 2001-01-16 Fujitsu Limited Small-sized portable information processing apparatus having cooling means
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