JPH0933847A - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
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- JPH0933847A JPH0933847A JP20844395A JP20844395A JPH0933847A JP H0933847 A JPH0933847 A JP H0933847A JP 20844395 A JP20844395 A JP 20844395A JP 20844395 A JP20844395 A JP 20844395A JP H0933847 A JPH0933847 A JP H0933847A
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- laser
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のレーザー光の走査間隔を光電変換素子
で検出し、位置調整手段によって光源手段を回動するこ
とにより、レーザー光の走査間隔を補正して位置ずれの
修正を行う。 【構成】 光源手段１からの２つのレーザー光は、シリ
ンドリカルレンズ２、回転多面鏡３、結像レンズ５、
６、折返しミラー７を介して感光体ドラム９上に結像走
査される。このとき、結像レンズ６を出射した水平走査
開始光束は、ミラー１０に反射されて光電変換素子１１
に入射し、水平同期信号が得られる。更に、折返しミラ
ー７に反射された２つのレーザー光は感光体ドラム９近
傍のＣＣＤラインセンサ１２に入射し、２つのレーザー
光の照射位置が読み取られて照射位置調整回路１３に転
送される。照射位置調整回路１３において、２つのレー
ザー光の照射位置間隔に規定以上の位置ずれが生じた場
合は、光源調整手段１４に対し補正信号を送り、光源手
段１を回動することにより位置ずれを補正してラインピ
ッチ間のむらを修正する。
で検出し、位置調整手段によって光源手段を回動するこ
とにより、レーザー光の走査間隔を補正して位置ずれの
修正を行う。 【構成】 光源手段１からの２つのレーザー光は、シリ
ンドリカルレンズ２、回転多面鏡３、結像レンズ５、
６、折返しミラー７を介して感光体ドラム９上に結像走
査される。このとき、結像レンズ６を出射した水平走査
開始光束は、ミラー１０に反射されて光電変換素子１１
に入射し、水平同期信号が得られる。更に、折返しミラ
ー７に反射された２つのレーザー光は感光体ドラム９近
傍のＣＣＤラインセンサ１２に入射し、２つのレーザー
光の照射位置が読み取られて照射位置調整回路１３に転
送される。照射位置調整回路１３において、２つのレー
ザー光の照射位置間隔に規定以上の位置ずれが生じた場
合は、光源調整手段１４に対し補正信号を送り、光源手
段１を回動することにより位置ずれを補正してラインピ
ッチ間のむらを修正する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のレーザー光
を同時に走査して記録媒体上に画像を形成する走査光学
装置に関するものである。
を同時に走査して記録媒体上に画像を形成する走査光学
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、レーザービームプリンタやデジタ
ル複写機においては、カラー化、記録密度の高精細化、
高速印刷化が望まれており、複数のレーザー光を同時に
走査して像坦持体である感光体ドラムに潜像を形成する
方式が使用されている。これには、１つのレーザー光を
走査する走査光学装置を複数個使用する方式や、１つの
レーザー光を出射する光源を複数個使用して１つの走査
光学装置内に組み込み、複数のレーザー光を感光体ドラ
ムに出射する方式がある。また、１個の半導体レーザー
光源のパッケージ内に複数のレーザー光を発光する素子
を配置した画像形成装置が、特公昭６０−３３０１９号
公報などで提案されている。
ル複写機においては、カラー化、記録密度の高精細化、
高速印刷化が望まれており、複数のレーザー光を同時に
走査して像坦持体である感光体ドラムに潜像を形成する
方式が使用されている。これには、１つのレーザー光を
走査する走査光学装置を複数個使用する方式や、１つの
レーザー光を出射する光源を複数個使用して１つの走査
光学装置内に組み込み、複数のレーザー光を感光体ドラ
ムに出射する方式がある。また、１個の半導体レーザー
光源のパッケージ内に複数のレーザー光を発光する素子
を配置した画像形成装置が、特公昭６０−３３０１９号
公報などで提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、複数のレーザー光を感光体ドラムに等
間隔で走査することは難しく、特に高精細画像が要求さ
れる画像形成装置においては、数μｍのレーザー光の照
射位置精度が必要となる。このため、本出願人は複数の
レーザー光を精度良く感光体ドラム上に照射できる方式
についての提案を既に行っている。
来例においては、複数のレーザー光を感光体ドラムに等
間隔で走査することは難しく、特に高精細画像が要求さ
れる画像形成装置においては、数μｍのレーザー光の照
射位置精度が必要となる。このため、本出願人は複数の
レーザー光を精度良く感光体ドラム上に照射できる方式
についての提案を既に行っている。
【０００４】しかし、レーザーチップの発光に伴ってレ
ーザーチップを載置するステージが昇温されて、複数の
レーザーチップの間隔が変動することにより微妙なピッ
チのずれが発生し、このピッチずれに対しては初期のピ
ッチ間調整では対応することができないために、高品位
画像を保持することは難しいという問題がある。
ーザーチップを載置するステージが昇温されて、複数の
レーザーチップの間隔が変動することにより微妙なピッ
チのずれが発生し、このピッチずれに対しては初期のピ
ッチ間調整では対応することができないために、高品位
画像を保持することは難しいという問題がある。
【０００５】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
複数のレーザー光の照射位置を検知し、自動的に走査位
置を修正する走査光学装置を提供することにある。
複数のレーザー光の照射位置を検知し、自動的に走査位
置を修正する走査光学装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第１発明に係る走査光学装置は、少なくとも２つのレ
ーザー光を出射する光源手段と、該光源手段から出射さ
れたレーザー光を像坦持体に偏向走査する偏向手段と、
前記レーザー光を前記像坦持体に結像する結像レンズ
と、記録画像の書出し位置を規定するための水平同期検
出手段とを有する走査光学装置において、前記像坦持体
の近傍に配設した前記レーザー光の位置検知手段からの
情報に基づいて、前記光源手段の位置を移動する駆動手
段を設けたことを特徴とする。
の第１発明に係る走査光学装置は、少なくとも２つのレ
ーザー光を出射する光源手段と、該光源手段から出射さ
れたレーザー光を像坦持体に偏向走査する偏向手段と、
前記レーザー光を前記像坦持体に結像する結像レンズ
と、記録画像の書出し位置を規定するための水平同期検
出手段とを有する走査光学装置において、前記像坦持体
の近傍に配設した前記レーザー光の位置検知手段からの
情報に基づいて、前記光源手段の位置を移動する駆動手
段を設けたことを特徴とする。
【０００７】第２発明に係る走査光学装置は、少なくと
も２つのレーザー光を出射する光源手段と、該光源手段
から出射されたレーザー光を像坦持体に偏向走査する偏
向手段と、前記レーザー光を前記像坦持体に結像する結
像レンズと、記録画像の書出し位置を規定するための水
平同期検出手段とを有する走査光学装置において、前記
水平同期検出手段が備えるレーザー光の位置検知手段に
よる情報に基づいて、前記光源手段の位置を移動する駆
動手段を設けたことを特徴とする。
も２つのレーザー光を出射する光源手段と、該光源手段
から出射されたレーザー光を像坦持体に偏向走査する偏
向手段と、前記レーザー光を前記像坦持体に結像する結
像レンズと、記録画像の書出し位置を規定するための水
平同期検出手段とを有する走査光学装置において、前記
水平同期検出手段が備えるレーザー光の位置検知手段に
よる情報に基づいて、前記光源手段の位置を移動する駆
動手段を設けたことを特徴とする。
【０００８】上述の構成を有する第１発明の走査光学装
置は、光源手段から出射された少なくとも２つのレーザ
ー光を偏向手段により偏向し、結像レンズにより像坦持
体に結像走査する際に、記録画像の書出し位置を水平同
期検出手段により規定し、像坦持体の近傍に配設したレ
ーザー光の位置検知手段によりレーザー光の位置を検出
し、この情報に基づいて光源手段を移動して水平走査位
置の調整を行う。
置は、光源手段から出射された少なくとも２つのレーザ
ー光を偏向手段により偏向し、結像レンズにより像坦持
体に結像走査する際に、記録画像の書出し位置を水平同
期検出手段により規定し、像坦持体の近傍に配設したレ
ーザー光の位置検知手段によりレーザー光の位置を検出
し、この情報に基づいて光源手段を移動して水平走査位
置の調整を行う。
【０００９】第２発明の走査光学装置は、光源手段から
出射された少なくとも２つのレーザー光を偏向手段によ
り偏向し、結像レンズにより像坦持体に結像走査する際
に、記録画像の書出し位置を水平同期検出手段により規
定し、水平同期検出手段に設けたレーザー光の位置検知
手段によりレーザー光の位置を検出し、この情報に基づ
いて光源手段を移動して水平走査位置の調整を行う。
出射された少なくとも２つのレーザー光を偏向手段によ
り偏向し、結像レンズにより像坦持体に結像走査する際
に、記録画像の書出し位置を水平同期検出手段により規
定し、水平同期検出手段に設けたレーザー光の位置検知
手段によりレーザー光の位置を検出し、この情報に基づ
いて光源手段を移動して水平走査位置の調整を行う。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図１は第１の実施例の走査光学装置の
斜視図を示し、２つの発光点を有する半導体レーザー光
源とレーザー光を略平行光とするコリメータレンズとを
内部に保有する光源手段１の前方には、シリンドリカル
レンズ２、回転多面鏡３が配列されており、回転多面鏡
３は駆動モータ４に連続されている。回転多面鏡３の反
射方向には、ｆθ特性を有する２つの結像レンズ５、
６、折返しミラー７が順次に配列されており、光源手段
１から折返しミラー７までの部材は、光学フレーム８に
精度良く位置決めされて固定されている。
詳細に説明する。図１は第１の実施例の走査光学装置の
斜視図を示し、２つの発光点を有する半導体レーザー光
源とレーザー光を略平行光とするコリメータレンズとを
内部に保有する光源手段１の前方には、シリンドリカル
レンズ２、回転多面鏡３が配列されており、回転多面鏡
３は駆動モータ４に連続されている。回転多面鏡３の反
射方向には、ｆθ特性を有する２つの結像レンズ５、
６、折返しミラー７が順次に配列されており、光源手段
１から折返しミラー７までの部材は、光学フレーム８に
精度良く位置決めされて固定されている。
【００１１】折返しミラー７の反射方向の光学フレーム
８には細長い出射口が開口され、この出射口の下方には
感光体ドラム９が配置されている。そして、結像レンズ
６と折返しミラー７の間のレーザー光が水平走査される
開始位置にはミラー１０が配置されており、このミラー
１０の反射方向の光学フレーム８の側面には光電変換素
子１１が取付けられ、光電変換素子１１が記録画像の書
出し位置を揃えるための水平同期信号を発生するように
なっている。
８には細長い出射口が開口され、この出射口の下方には
感光体ドラム９が配置されている。そして、結像レンズ
６と折返しミラー７の間のレーザー光が水平走査される
開始位置にはミラー１０が配置されており、このミラー
１０の反射方向の光学フレーム８の側面には光電変換素
子１１が取付けられ、光電変換素子１１が記録画像の書
出し位置を揃えるための水平同期信号を発生するように
なっている。
【００１２】また、光学フレーム８の出射口と感光ドラ
ム９の間の端部にはＣＣＤラインセンサ１２が配置さ
れ、ＣＣＤラインセンサ１２の出力は照射位置調整回路
１３に接続され、更に光源手段１の照射方向を調整する
光源調整手段１４に接続されている。
ム９の間の端部にはＣＣＤラインセンサ１２が配置さ
れ、ＣＣＤラインセンサ１２の出力は照射位置調整回路
１３に接続され、更に光源手段１の照射方向を調整する
光源調整手段１４に接続されている。
【００１３】光源手段１から出射した２つのレーザー光
は、シリンドリカルレンズ２によって回転多面鏡３の反
射面上に線状に結像され、駆動モータ４によって回転す
る回転多面鏡３によって偏向走査され、結像レンズ５、
６を透過し、折返しミラー７に反射され、光学フレーム
８の出射口から感光体ドラム９の表面上に結像走査され
る。このとき、結像レンズ６を出射した水平走査開始光
束がミラー１０に反射され、光電変換素子１１に入射し
て光電変換され水平同期信号が得られる。
は、シリンドリカルレンズ２によって回転多面鏡３の反
射面上に線状に結像され、駆動モータ４によって回転す
る回転多面鏡３によって偏向走査され、結像レンズ５、
６を透過し、折返しミラー７に反射され、光学フレーム
８の出射口から感光体ドラム９の表面上に結像走査され
る。このとき、結像レンズ６を出射した水平走査開始光
束がミラー１０に反射され、光電変換素子１１に入射し
て光電変換され水平同期信号が得られる。
【００１４】更に、光学フレーム８の出射口から出た２
つのレーザー光は感光体ドラム９の近傍のＣＣＤライン
センサ１２に入射する。ＣＣＤラインセンサ１２は２つ
のレーザー光の照射位置を読み取り、この信号をレーザ
ー光の照射位置調整回路１３に転送する。照射位置調整
回路１３においては、図２のフローチャート図に示すよ
うに、検出したレーザー光の照射位置間隔を、印字密度
が６０ｄｐｉ（ドット／インチ）のレーザー光の照射位
置間隔である４２μｍと比較する。この規定間隔値に対
して５μｍを越えるような位置ずれが生じた場合には、
画像のラインピッチ間のむらとして目立つようになるの
で、光源手段１を回動するための光源調整手段１４に対
して補正信号を送信し、光源調整手段１４において光源
位置を調整する。
つのレーザー光は感光体ドラム９の近傍のＣＣＤライン
センサ１２に入射する。ＣＣＤラインセンサ１２は２つ
のレーザー光の照射位置を読み取り、この信号をレーザ
ー光の照射位置調整回路１３に転送する。照射位置調整
回路１３においては、図２のフローチャート図に示すよ
うに、検出したレーザー光の照射位置間隔を、印字密度
が６０ｄｐｉ（ドット／インチ）のレーザー光の照射位
置間隔である４２μｍと比較する。この規定間隔値に対
して５μｍを越えるような位置ずれが生じた場合には、
画像のラインピッチ間のむらとして目立つようになるの
で、光源手段１を回動するための光源調整手段１４に対
して補正信号を送信し、光源調整手段１４において光源
位置を調整する。
【００１５】図３は光源調整手段１４の断面図を示し、
光学フレーム８上に基板１５が固定され、基板１５に微
小変位を精度良く可変する２つの積層型圧電アクチュエ
ータ１６ａ、１６ｂが取り付けられている。圧電アクチ
ュエータ１６ａ、１６ｂの上には光源固定板１７が固定
され、光源固定板１７上に光源手段１が接着やねじ止め
等により固着されている。そして、圧電アクチュエータ
１６ａ、１６ｂには照射位置調整回路１３の出力が接続
されている。
光学フレーム８上に基板１５が固定され、基板１５に微
小変位を精度良く可変する２つの積層型圧電アクチュエ
ータ１６ａ、１６ｂが取り付けられている。圧電アクチ
ュエータ１６ａ、１６ｂの上には光源固定板１７が固定
され、光源固定板１７上に光源手段１が接着やねじ止め
等により固着されている。そして、圧電アクチュエータ
１６ａ、１６ｂには照射位置調整回路１３の出力が接続
されている。
【００１６】ここで、例えば２つのレーザー光の副走査
方向の間隔を変更する場合には、右側の圧電アクチュエ
ータ１６ｂに電圧を印加して矢印のように位置を高く
し、左側の圧電アクチュエータ１６ａには極性が逆の電
圧を印加して矢印のように位置を低くする。このように
して、光源固定板１７を傾けることにより光源手段１を
傾斜させ、レーザー光の副走査方向の間隔を変えること
ができる。
方向の間隔を変更する場合には、右側の圧電アクチュエ
ータ１６ｂに電圧を印加して矢印のように位置を高く
し、左側の圧電アクチュエータ１６ａには極性が逆の電
圧を印加して矢印のように位置を低くする。このように
して、光源固定板１７を傾けることにより光源手段１を
傾斜させ、レーザー光の副走査方向の間隔を変えること
ができる。
【００１７】通常、光源手段１内のレーザー発光部の変
化量に対する感光体ドラム９面上での走査間隔の変化量
は１０〜２０倍程度なので、２つの圧電アクチュエータ
１６ａ、１６ｂの間隔を１０ｍｍ程度とした場合は、数
μｍから数十μｍの位置精度で光源調整手段１４を作動
させる必要があり、このような応答精度の高い光源調整
手段としては、圧電アクチュエータ１６ａ、１６ｂを使
用する方式が最適である。
化量に対する感光体ドラム９面上での走査間隔の変化量
は１０〜２０倍程度なので、２つの圧電アクチュエータ
１６ａ、１６ｂの間隔を１０ｍｍ程度とした場合は、数
μｍから数十μｍの位置精度で光源調整手段１４を作動
させる必要があり、このような応答精度の高い光源調整
手段としては、圧電アクチュエータ１６ａ、１６ｂを使
用する方式が最適である。
【００１８】図４は第２の実施例の光源調整手段１４の
断面図を示し、光学フレーム８上に内側に凹部を有する
基台部材１８が固定され、基台部材１８は両端において
光源固定板１９の下面と当接している。基台部材１８の
中央に傾き調整用ころ２０が搭載され、この搭載面は左
右から中央部に向って低く傾斜している。ころ２０は上
部で光源固定板１９と当接しており、光源固定板１９上
には接着やねじ止め等によって光源手段１が固着されて
いる。そして、照射位置調整回路１３の出力がボイスコ
イル２１に接続され、ボイスコイル２１の駆動部がころ
２０に連結されている。
断面図を示し、光学フレーム８上に内側に凹部を有する
基台部材１８が固定され、基台部材１８は両端において
光源固定板１９の下面と当接している。基台部材１８の
中央に傾き調整用ころ２０が搭載され、この搭載面は左
右から中央部に向って低く傾斜している。ころ２０は上
部で光源固定板１９と当接しており、光源固定板１９上
には接着やねじ止め等によって光源手段１が固着されて
いる。そして、照射位置調整回路１３の出力がボイスコ
イル２１に接続され、ボイスコイル２１の駆動部がころ
２０に連結されている。
【００１９】ここで、光源手段１の傾きを変えて２つの
レーザー光の副走査方向の間隔を変更するためには、照
射位置調整回路１３からの信号でボイスコイル２１を作
動させ、ころ２０を左右に移動する。ころ２０は基台部
材１８の搭載面の傾斜により、右側に移動すると光源手
段１は右上りになり、左側に移動すると左上りになる。
従って、ころ２０の移動量や基台部材１８の傾斜を適宣
に選ぶことによって微妙な照射位置の調整が可能とな
る。
レーザー光の副走査方向の間隔を変更するためには、照
射位置調整回路１３からの信号でボイスコイル２１を作
動させ、ころ２０を左右に移動する。ころ２０は基台部
材１８の搭載面の傾斜により、右側に移動すると光源手
段１は右上りになり、左側に移動すると左上りになる。
従って、ころ２０の移動量や基台部材１８の傾斜を適宣
に選ぶことによって微妙な照射位置の調整が可能とな
る。
【００２０】図５は第３の実施例の光源調整手段１４の
正面図、図６は側面図を示し、複数のレーザー光を出射
する半導体レーザー光源を有する光源手段２２は、ねじ
２３とばね２４によって光学フレーム８に付勢して取り
付けられている。更に、この光源手段２２の外周の少な
くとも１部には凹凸部が形成されており、この凹凸部は
ステッピングモータ２５と連結する歯車２６と噛み合っ
ている。
正面図、図６は側面図を示し、複数のレーザー光を出射
する半導体レーザー光源を有する光源手段２２は、ねじ
２３とばね２４によって光学フレーム８に付勢して取り
付けられている。更に、この光源手段２２の外周の少な
くとも１部には凹凸部が形成されており、この凹凸部は
ステッピングモータ２５と連結する歯車２６と噛み合っ
ている。
【００２１】照射位置調整回路１３からの信号によって
ステッピングモータ２５が駆動され、歯車２６を介して
光源手段２２が矢印のように回動される。このようにし
て、複数のレーザー光の出射位置を変えることにより、
レーザー光の照射位置間隔を所望の間隔に調整すること
が可能となる。
ステッピングモータ２５が駆動され、歯車２６を介して
光源手段２２が矢印のように回動される。このようにし
て、複数のレーザー光の出射位置を変えることにより、
レーザー光の照射位置間隔を所望の間隔に調整すること
が可能となる。
【００２２】図７は第４の実施例の電気信号処理によっ
て光源からのレーザー光を調整する光源調整手段３０の
正面図を示し、感光体ドラム９の近傍のＣＣＤラインセ
ンサ１２の代りに、水平同期信号を発生する光電変換素
子３１とスリット３２を配置し、光電変換素子１１の機
能を兼用させている。
て光源からのレーザー光を調整する光源調整手段３０の
正面図を示し、感光体ドラム９の近傍のＣＣＤラインセ
ンサ１２の代りに、水平同期信号を発生する光電変換素
子３１とスリット３２を配置し、光電変換素子１１の機
能を兼用させている。
【００２３】２つのレーザー光を僅かな時間差を持って
偏向走査し、このレーザー光を用いて画像を形成するた
めに、スリット３２と光電変換素子３１を組合わせて、
図８に示すように時間差を補正する水平同期信号を発生
させる。このとき、２つのレーザー光の時間差を検出す
るだけでなく、走査位置間隔ΔＸを検出できる光電変換
素子３１を使用し、これらの情報を照射位置調整回路１
３に転送してレーザー光の照射位置間隔を補正するよう
にすれば、感光体ドラム９の近傍に配置したＣＣＤライ
ンセンサ１２は必要なくなるので、装置の構成を簡素化
することができる。
偏向走査し、このレーザー光を用いて画像を形成するた
めに、スリット３２と光電変換素子３１を組合わせて、
図８に示すように時間差を補正する水平同期信号を発生
させる。このとき、２つのレーザー光の時間差を検出す
るだけでなく、走査位置間隔ΔＸを検出できる光電変換
素子３１を使用し、これらの情報を照射位置調整回路１
３に転送してレーザー光の照射位置間隔を補正するよう
にすれば、感光体ドラム９の近傍に配置したＣＣＤライ
ンセンサ１２は必要なくなるので、装置の構成を簡素化
することができる。
【００２４】なお、レーザー光の照射位置調整手段とし
ては、例えば熱膨張や精密な送りねじ機構等のように、
高精度で応答性が良く微小変位を制御できる方式を利用
することができる。
ては、例えば熱膨張や精密な送りねじ機構等のように、
高精度で応答性が良く微小変位を制御できる方式を利用
することができる。
【００２５】画像形成装置内の温度変化によって光学系
の構成要素が微小変位してラインピッチ間が変化して
も、上述したようにプリント速度を考慮して、１枚のプ
リントを行う直前に１回程度のタイミングで、逐次にラ
インピッチを補正することにより、常に高品位の画像を
得ることができる。
の構成要素が微小変位してラインピッチ間が変化して
も、上述したようにプリント速度を考慮して、１枚のプ
リントを行う直前に１回程度のタイミングで、逐次にラ
インピッチを補正することにより、常に高品位の画像を
得ることができる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように第１発明に係る走査
光学装置は、複数のレーザー光の走査間隔をレーザー光
の位置検知手段により検出し、その結果が規定値より変
化しているときには、駆動手段により光源手段を移動し
てレーザー光の走査間隔を補正することにより、ライン
ピッチ間にむらがない記録画像を安定して得ることがで
きる。
光学装置は、複数のレーザー光の走査間隔をレーザー光
の位置検知手段により検出し、その結果が規定値より変
化しているときには、駆動手段により光源手段を移動し
てレーザー光の走査間隔を補正することにより、ライン
ピッチ間にむらがない記録画像を安定して得ることがで
きる。
【００２７】第２発明に係る走査光学装置は、水平同期
検出手段が備えるレーザー光の位置検知手段により、複
数のレーザー光の時間差及び走査間隔を検出して、レー
ザー光の照射位置間隔を補正することにより、むらがな
い正確な記録画像を得ることができると共に構成を簡素
化することができる。
検出手段が備えるレーザー光の位置検知手段により、複
数のレーザー光の時間差及び走査間隔を検出して、レー
ザー光の照射位置間隔を補正することにより、むらがな
い正確な記録画像を得ることができると共に構成を簡素
化することができる。
【図１】第１の実施例の走査光学装置の斜視図である。
【図２】照射位置調整回路のフローチャート図である。
【図３】光源調整手段の断面図である。
【図４】第２の実施例の光源調整手段の断面図である。
【図５】第３の実施例の光源調整手段の正面図である。
【図６】側面図である。
【図７】第４の実施例の光源調整手段の正面図である。
【図８】水平同期信号のグラフ図である。
１、２２ 光源手段 １１、３１ 光電変換素子 １２ ＣＣＤラインセンサ １３ 照射位置調整回路 １４、３０ 光源調整手段 １６ａ、１６ｂ 圧電アクチュエータ ２０ ころ ２１ ボイスコイル ２５ ステッピングモータ ３２ スリット
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも２つのレーザー光を出射する
光源手段と、該光源手段から出射されたレーザー光を像
坦持体に偏向走査する偏向手段と、前記レーザー光を前
記像坦持体に結像する結像レンズと、記録画像の書出し
位置を規定するための水平同期検出手段とを有する走査
光学装置において、前記像坦持体の近傍に配設した前記
レーザー光の位置検知手段からの情報に基づいて、前記
光源手段の位置を移動する駆動手段を設けたことを特徴
とする走査光学装置。 - 【請求項２】 少なくとも２つのレーザー光を出射する
光源手段と、該光源手段から出射されたレーザー光を像
坦持体に偏向走査する偏向手段と、前記レーザー光を前
記像坦持体に結像する結像レンズと、記録画像の書出し
位置を規定するための水平同期検出手段とを有する走査
光学装置において、前記水平同期検出手段が備えるレー
ザー光の位置検知手段による情報に基づいて、前記光源
手段の位置を移動する駆動手段を設けたことを特徴とす
る走査光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20844395A JPH0933847A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20844395A JPH0933847A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 走査光学装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0933847A true JPH0933847A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16556302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20844395A Pending JPH0933847A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 走査光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0933847A (ja) |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP20844395A patent/JPH0933847A/ja active Pending
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