JPH0933695A - 真空封じ込め容器 - Google Patents

真空封じ込め容器

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JPH0933695A
JPH0933695A JP18944495A JP18944495A JPH0933695A JP H0933695 A JPH0933695 A JP H0933695A JP 18944495 A JP18944495 A JP 18944495A JP 18944495 A JP18944495 A JP 18944495A JP H0933695 A JPH0933695 A JP H0933695A
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JP
Japan
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vacuum
containment container
containment
container
powder
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Withdrawn
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JP18944495A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Inoue
和誠 井上
Hiroshi Fujisawa
博司 藤沢
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JGC Corp
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JGC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封じ込め容器内の粉末が絶対に飛散しないよ
うにする。 【解決手段】 真空封じ込め容器1は、内部が目視でき
るように透明材料で構成した耐真空気密構造容器で、内
部には粒径が10μm以下の放射性物質の粉末がある。
この粉末を飛散しない状態で取り扱うために、床部1b
に排気ポート2を設けて、これを真空装置と接続して真
空封じ込め容器1内の空気を排気して内部を10Torr以
下の一定の真空度に保つ。真空装置は、ヘッダ3と何れ
か一方が使用可能に並列接続したアブソリュートフィル
タ4a,4b,真空チャンバ5及び真空ポンプ6からな
り、真空計7aで計測された真空封じ込め容器1の真空
度が設定値以上となったとき、自動弁16を開弁し、真
空チャンバ5が吸気する。また、真空チャンバ5の真空
度が真空計7bの設定値より上がったとき、真空ポンプ
6を駆動して真空チャンバ5内の真空度を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空封じ込め容器
に関し、より詳細には、操作者が放射能被爆又は健康被
害を被ることなく、放射性物質又は化学物質や生物的物
質等の有害物質を取り扱うことができる封じ込め容器
で、特に、放射性物質の粉末を取り扱うグローブボック
スに用いて好適な真空封じ込め容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原子力施設におけるグローブボ
ックスは、壁面に操作用のグローブを有する密封容器で
原子力施設から生じた核燃料物質などの放射能を帯びた
粉末(以後、放射性粉末と記す)が外部に漏洩したり、
これらの放射性粉末により作業者が被爆するのを防ぐた
めに、放射性粉末を含む雰囲気を封じ込め容器内に封じ
込めて、外部から隔離している。封じ込め容器内の雰囲
気は、封じ込め容器内の雰囲気に含まれる放射性粉末が
外気に放出飛散しないように、約10mmH2Oの負圧に
保たれ、この負圧のもとで毎時10回程度の換気が行わ
れている。このため、グローブボックス内では、換気に
よる空気の流れが生じ、この流れに従って放射性粉末が
飛散したり蓄積するなどの不都合が生ずる。
【0003】放射性粉末の飛散や蓄積は、グローブボッ
クス内を汚染し、吸、排気口に設けられた換気フィルタ
に蓄積するため、グローブボックス内を除染したり、換
気フィルタを交換したりするために、多大な労力と費用
を必要としている。特に、放射性物質を取り扱うグロー
ブボックスは、グローブボックス内に収容されている放
射性物質のIAEA(International Atomic Energy Ag
ency:国際原子力機関)による計量管理が行われるた
め、プロトニウム等の放射性粉末が飛散することを極力
避けるように厳重に管理する必要がある。
【0004】特開平6−347592号公報による「グ
ローブボックス内雰囲気の換気方法」では、グローブボ
ックス内の雰囲気を負圧に保ち、放射性粉末が飛散する
のを防止するため、天井側から吸気フィルタを介して外
部空気を吸引し、床面から排気フィルタを介して排気す
る方法が開示されている。このように、天井側から吸引
した外気を床面から排気することにより、グローブボッ
クス内の空気の流れが乱れるのを防ぎ、放射性粉末が乱
流に運ばれて飛散し、これがグローブボックス内の機器
に付着して悪影響を及ぼさないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したグロ
ーブボックス内雰囲気の換気方法によると、グローブボ
ックス内の空気の流れを天井側から床面側に向けて流す
ことにより、逆方向に空気を流した場合に比べて、空気
の乱れが少く、その分、放射性粉末が飛散する飛散量が
少くなったが、それでもグローブボックス内での空気の
流れは存在している。この空気の流れのため、機器の後
流側やグローブボックス内で空気の流れが殆ど停止して
いるコーナ部分等に飛散した微量の放射性粉末が蓄積
し、これら蓄積した放射性粉末を取り除くためには、換
気を停止して除去作業をしなければならず、このため、
多くの労力と費用を必要とし、この面で、程度の差はあ
るが従来と同様の課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内部
が目視可能な透明材料からなり、核燃料物質,化学物
質,生物的物質等の粉末を取り扱うための密閉された封
じ込め容器で、該封じ込め容器は、排気口を有し、該排
気口には順次前記粉末を補捉するフィルタと、前記封じ
込め容器内の真空度を一定に保持する真空装置が連通
し、前記封じ込め容器の真空度を一定に保つことによ
り、封じ込め容器内の空気の流れをなくして無換気の状
態で放射性粉末を取り扱い、放射性粉末が飛散浮遊した
り蓄積するのを完全に防止する。請求項2の発明は、請
求項1の発明において、前記放射性粉末の粒径を10μ
m以下としたので、空気の流れがある状態では飛散し易
いが、真空状態とすることにより請求項1の発明と同様
の効果を得るようにする。請求項3の発明は、請求項1
の発明において、前記封じ込め容器内の気圧が10Torr
以下の定圧高真空にすることにより、実質的に真空とし
て請求項1の発明と同様の効果を得るようにする。請求
項4の発明は、請求項1の発明による前記封じ込め容器
内に、耐真空ハンドリング機器を設置することにより、
封じ込め容器内に設置された機器を操作する操作者が受
ける放射線被爆の危険をなくすようにする。請求項5の
発明は、請求項1の発明の封じ込め容器の壁面に、該封
じ込め容器内の気圧を前記高真空に保持した状態で該封
じ込め容器内に物体を供給することができる物質供給ポ
ートを設置することにより、封じ込め容器内の物理的状
態を変えることなく、封じ込め容器内の物体を取り出す
ことができるようにする。請求項6の発明は、請求項1
の発明の封じ込め容器の排気口に封じ込め容器内の真空
を保持することができる真空維持装置を接続することに
より、真空ポンプを常時駆動しなくても所定圧力の真空
を維持し、真空ポンプ駆動による騒音を発生する回数を
少くする。請求項7の発明は、前記排気口を前記封じ込
め容器の床面に複数個設けるようにして、換気をするた
めに空気の流れがある場合、空気が天井の上方側から床
面の下方側に流れ、しかも、均一な乱れのない流れとし
て放射性粉末が飛散するのを防ぐ。請求項8の発明は、
前記排気口と前記真空装置との間に設置されたフィルタ
を前記真空封じ込め容器の真空を保って交換可能に、各
々の該フィルタの流入、流出口に開閉弁を設け、2以上
並列接続するようにして、真空封じ込め容器内の真空を
維持した状態でフィルタの交換使用ができるようにす
る。請求項9の発明は、請求項1の発明の封じ込め容器
の壁面にグローブポートを設けるようにして、操作者は
グローブを介して放射線被爆を受けることなく、封じ込
め容器内物体を操作者の触覚により微細な操作ができる
ようにする。請求項10の発明は、請求項1の発明の封
じ込め容器に静電防止用のアース設備を設けるようにし
て、真空状態の封じ込め容器内での粉末の摩擦により発
生する静電気を取り除くとともに、粉じん爆発の危険を
防ぐようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による真空封じ込
め容器の実施の形態の一例を説明するための模式図であ
り、図中、1は真空封じ込め容器(以後、容器と記
す)、2は排気ポート(排気口)、3はヘッダー、4
a,4bはアブソリュートフィルタ、5は真空チャン
バ、6は真空ポンプ、7a,7bは真空計、8は耐真空
ハンドリング機器、9は物質供給ポート、10はグロー
ブポート、11は給気ポート、12,13,14,15
は開閉弁、16,17は自動弁、18はアース端子であ
る。
【0008】図1に示す容器1内には、真空度が10To
rr以下の真空雰囲気に保たれ、粒径が10μm以下の放
射性物質の粉末や機器類等の物体が収められており、上
記の真空雰囲気を壊すことなく操作を可能とするため
に、容器1は後述する真空装置と接続されている。容器
1は、内部を目視することができるように透明な材料で
構成された耐真空気密構造の箱状容器で、外壁が天井部
1a,床部1b,側部1cからなり、必要に応じて設け
られた接続ポートを有している。以下、これら接続ポー
トについて述べる。すなわち、接続ポートとして天井1
aには、常時密閉され、換気等、必要時に容器1内に清
浄空気を供給するためのフィルタや給気時のダンパ機
能、或いは容器1の真空破壊防止弁の機能や、これらを
組合せた機能を有する給気ポート11が設けられてお
り、床部1bには、真空装置と接続して容器1内の雰囲
気を排気し、一定の真空度に保持するための排気ポート
2が設けてある。排気ポート2は、真空装置と接続して
排気したとき、容器1内の空気の流れが天井部1a側か
ら床部1bに向け下方に流れ、しかも、流れが均一とな
るように、例えば、複数の排気ポート2a,2b,2
c,2dが床部1bに略均等な間隔をもって設けられて
いる。
【0009】側部1cには、真空状態の容器1内の物質
を取り出したり、持ち込むための物質供給ポート9、お
よび操作者の被爆防止を目的として放射能遮散能力を有
する材料からなる耐真空プローブ10aが取り付けられ
たプローブポート10が各々設けられている。
【0010】物質供給ポート9は、例えば、ダブルカバ
ーポート構造の供給装置であり、容器1内の物質を取り
出すときは、物質供給ポート9を容器1に接続した後、
物質供給ポート9を容器1と同じ真空度にしてから容器
1内に設けられた蓋(図示せず)を取り外して、容器1
内の物質を物質供給ポート9に移動した後、蓋を閉めて
容器1と隔離後、物質供給ポート9を容器1から外して
物質を容器1外に取り出すもので、物質を持ち込む場合
も、上記と逆の手順で行われる。
【0011】また、容器1には、上記接続ポートの他に
内部に耐真空ハンドリング機器8が設けられ、外部に容
器1内の真空度を計測し設定する真空度の設定機能を有
する真空計7aが取り付けられている。耐真空ハンドリ
ング機器8は、内部に設られた耐真空モータにより駆動
される遠隔操作マニュプレータ等のハンドリング機器
で、容器1内の真空度を変化させることなく、粉体や機
器等を取り扱うことができる。その他、例えば、前述の
物質ポート9による容器1内の物質の取り出し等に利用
される。
【0012】床部1Cに設けられた複数の排気ポート2
a,2b,2c,2dに接続される真空装置は、容器1
内の雰囲気を空気の流れを乱すことなく均一に排気し、
真空に保つためのもので、複数の排気ポート2a,2
b,2c,2dと接続される一つのヘッダー3と、何れ
か一方が使用可能に並列接続されたアブソリュートフィ
ルタ4aおよび4bと、自動弁16を介して、接続され
排気搭6bを有する真空チャンバ5と、自動弁17を介
して接続される真空ポンプ6とからなっている。なお、
並列接続されたアブソリュートフィルタ4aと4bに
は、何れか一方が使用できるようにするために、アブソ
リュートフィルタ4aの流入,流出側には、各々開閉弁
12,13が、アブソリュートフィルタ4bの流入,流
出側には、各々開閉弁14,15が設けられている。
【0013】アブソリュートフィルタ4aと4bは、真
空装置を停止することなく容器1の真空度を変化させ
ず、切り換えて、アブソリュートフィルタ4a又は4b
の何れかの保守点検を行うようにするために並列接続さ
れたもので、例えば、アブソリュートフィルタ4aを保
守するときには、開閉弁14,15を開弁のまま開閉弁
12,13を閉弁し、アブソリュートフィルタ4aを取
り外すようにする。
【0014】また、真空維持装置は、容器1より更に真
空度の小さい高真空の真空チャンバ5、真空ポンプ6等
により構成されており、容器1内の真空度変動を真空計
7aで検知し、真空計7aの真空度の読み値が設定され
た値以上になったとき、自動弁16を開弁して容器1内
の空気を排気ポート2,ヘッダー3,アブソリュートフ
ィルタ4a,4bの何れかを通して真空ポンプ6を駆動
することなく、真空チャンバ5により吸気する。もし、
真空チャンバ5内の真空度が真空計7bに設定された値
以上に達したとき、真空計7bはこれを検知し、自動弁
16を閉弁するとともに、自動弁17を開弁し、同時に
真空ポンプ6を駆動して真空チャンバ5内の真空度を所
定の設定値まで下げる。
【0015】上述のように、容器1内は、真空計7aに
設定された真空度の高真空に保たれているので、放射性
粉末が飛散することはないが、換気等により高真空が保
たれていない雰囲気の状態では、空気の流れが生じ、放
射性粉末は空気の流れに従って飛散移動する。この結
果、放射性粉末が互いに接触し、静電気が発生し、粉じ
ん爆発の危険がある。これを防止するため、容器1に
は、静電防止用のアース端子18が設けられ、端子18
に接続したアース線18aを通って接地(E)してい
る。
【0016】以上の説明において、容器1内に収納され
た放射性粉末を放射性物質としたが、放射性物質粉末に
限るものではなく、化学的物質や、生物的物質の粉末を
取り扱う場合にも適用される。
【0017】
【発明の効果】
請求項1,2,3に対応する効果:核燃料物質,化学物
質,生物的物質等の放射性粉末を取り扱うために、内部
が目視可能な透明材料からなる密閉された封じ込め容器
において、該封じ込め容器は、排気口を有し、該排気口
は真空装置に連通し、封じ込め容器内の空気の流れをな
くして無換気の状態で放射性粉末を取り扱い、放射性粉
末が飛散浮遊したり蓄積するのを完全に防止するように
したので、下記の効果がある。 1.容器内は真空であり、放射性粉末が舞い上がること
がなくなる。 2.容器内は真空であるため、内部の粉体は外部に洩れ
出ることがなくなる。 3.粉じんの発生がないので、容器内機器の故障が少く
なる。 請求項4に対応する効果:請求項1の発明による前記封
じ込め容器内に、耐真空ハンドリング機器を設置し、封
じ込め容器内に設置された機器を操作する操作者が受け
る放射線被爆の危険をなくすようにしたので、真空雰囲
気を保った状態で目視しながら遠隔操作が可能となる。 請求項5に対応する効果:請求項1に記載の封じ込め容
器の壁面に、該封じ込め容器内の気圧を前記真空に保持
して該封じ込め容器内に前記放射性粉末を供給すること
ができる物質供給ポートを設置し、封じ込め容器内の物
理的状態を変えることなく、封じ込め容器内の物体を取
り出すことができるようにしたので、容器から放射性粉
末を取り出すことが容易となり、その結果、 1.放射性粉末が容器内に蓄積することがなくなる。 2.従って、容器内の除染回数が少くなる。 請求項6に対応する効果:請求項1に記載の封じ込め容
器の排気口に封じ込め容器内の真空を保持することがで
きる真空維持装置を接続して、真空ポンプを駆動しなく
ても所定圧力の真空を維持することができるようにした
ので、真空ポンプの稼動回数が少くなり、真空ポンプ駆
動による騒音が少くなる。 請求項7に対応する効果:前記排気口は前記封じ込め容
器の床面に設けられ、該排気口の数は複数個であるとし
たので、換気が行われる場合でも、容器内の空気の流れ
は、天井部側から床部側に下方へ向け均一に流れ、放射
性粉末が飛散することがなくなる。 請求項8に対応する効果:前記排気口と前記真空装置と
の間に設置されたフィルタは、前記真空封じ込め容器の
真空を保って交換使用可能に各々の該フィルタの流入、
流出口に開閉弁を設け、2以上並列接続したとしたの
で、アブソリュートフィルタの交換を容器内の高真空雰
囲気を壊すことなく行うことができる。しかも、容器内
の粉体は少ないので、アブソリュートフィルタの交換頻
度が少くなる。 請求項9に対応する効果:請求項1に記載の封じ込め容
器の壁面にグローブポートを設け、操作者はグローブを
介して放射線被爆を受けることなく、封じ込め容器内物
体を操作者の触覚により微細な操作ができるようにした
ので、耐真空ハンドリング機器の補助的な役割をもち、
より操作が容易となる。 請求項10に対応する効果:請求項1に記載の封じ込め
容器に静電防止用のアース設備を設けたので、換気等に
より容器内に空気の流れが生じて粉体同志が接触する状
態が生じても、粉じん爆発が発生する危険を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による真空封じ込め容器の実施の形態
の一例を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1…真空封じ込め容器、2…排気ポート(排気口)、3
…ヘッダー、4a,4b…アブソリュートフィルタ、5
…真空チャンバ、6…真空ポンプ、7a,7b…真空
計、8…耐真空ハンドリング機器、9…物質供給ポー
ト、10…グローブポート、11…給気ポート、12,
13,14,15…開閉弁、16,17…自動弁、18
…アース端子。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が目視可能な透明材料からなり、核
    燃料物質,化学物質,生物的物質等の粉末を取り扱うた
    めの密閉された封じ込め容器で、該封じ込め容器は、排
    気口を有し、該排気口には順次前記粉末を補捉するフィ
    ルタと、前記封じ込め容器内の真空度を一定に保持する
    真空装置が連通し、前記封じ込め容器の真空度を一定に
    保つことを特徴とする真空封じ込め容器。
  2. 【請求項2】 前記粉末の粒径は10μm以下であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の真空封じ込め容器。
  3. 【請求項3】 前記封じ込め容器内の気圧は10Torr以
    下の真空度であることを特徴とする請求項1に記載の真
    空封じ込め容器。
  4. 【請求項4】 前記封じ込め容器内に、耐真空ハンドリ
    ング機器を設置したことを特徴とする請求項1に記載の
    真空封じ込め容器。
  5. 【請求項5】 前記封じ込め容器の壁面に、該封じ込め
    容器内の気圧を前記高真空に保持した状態で該封じ込め
    容器内に前記粉末を供給することができる物質供給ポー
    トを設置したことを特徴とする請求項1に記載の真空封
    じ込め容器。
  6. 【請求項6】 前記封じ込め容器に、前記排気口と接続
    して該封じ込め容器内の真空度を一定に保持可能な真空
    維持装置を設置したことを特徴とする請求項1に記載の
    真空封じ込め容器。
  7. 【請求項7】 前記排気口は前記封じ込め容器の床面に
    設けられ、該排気口の数は複数個であることを特徴とす
    る請求項1に記載の真空封じ込め容器。
  8. 【請求項8】 前記排気口と前記真空装置との間に設置
    されたフィルタは、前記真空封じ込め容器の真空を保っ
    て交換使用可能に各々の該フィルタの流入、流出口に開
    閉弁を設け、2以上並列接続したことを特徴とする請求
    項1に記載の真空封じ込め容器。
  9. 【請求項9】 前記封じ込め容器の壁面に、耐真空グロ
    ーブを取り付けたグローブポートを設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の真空封じ込め容器。
  10. 【請求項10】 前記封じ込め容器に静電防止用のアー
    ス設備を設けたことを特徴とする請求項1に記載の真空
    封じ込め容器。
JP18944495A 1995-07-25 1995-07-25 真空封じ込め容器 Withdrawn JPH0933695A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013083511A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd 筒状構造物
CN114714400A (zh) * 2022-04-18 2022-07-08 长沙米淇仪器设备有限公司 一种全透明真空手套箱及其使用方法

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