JPH09335A - ヘアーピンにおける髪ずれ防止構造 - Google Patents
ヘアーピンにおける髪ずれ防止構造Info
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- JPH09335A JPH09335A JP15353395A JP15353395A JPH09335A JP H09335 A JPH09335 A JP H09335A JP 15353395 A JP15353395 A JP 15353395A JP 15353395 A JP15353395 A JP 15353395A JP H09335 A JPH09335 A JP H09335A
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- hair
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 髪Hは、閉状態の両挟持枠部2,3間におい
て一方の挟持枠部2の各ずれ止め凹部12にも挿入され
るので、両挟持枠部2,3間で滑ることなく平均的に挟
まれて保持される。一本の線材を折曲して一対の挟持枠
部2,3を二股状に形成している。線材を交互に折り曲
げて波形部10を一連に形成し、各ずれ止め凸部11間
で各ずれ止め凹部12を形成している。波形部10とと
もに、線材を折り曲げて係止凸部13を形成している。 【効果】 髪Hを容易にかつ確実にまとめることができ
る。製造コストを低くすることができる。各ずれ止め凹
部12や係止凸部13を簡単な構造で容易に形成するこ
とができる。
て一方の挟持枠部2の各ずれ止め凹部12にも挿入され
るので、両挟持枠部2,3間で滑ることなく平均的に挟
まれて保持される。一本の線材を折曲して一対の挟持枠
部2,3を二股状に形成している。線材を交互に折り曲
げて波形部10を一連に形成し、各ずれ止め凸部11間
で各ずれ止め凹部12を形成している。波形部10とと
もに、線材を折り曲げて係止凸部13を形成している。 【効果】 髪Hを容易にかつ確実にまとめることができ
る。製造コストを低くすることができる。各ずれ止め凹
部12や係止凸部13を簡単な構造で容易に形成するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、線材を折曲して一対
の挟持枠部を二股状に形成したヘアーピンにおいて、髪
ずれ防止構造に関するものである。
の挟持枠部を二股状に形成したヘアーピンにおいて、髪
ずれ防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
線材により形成したヘアーピンにおいて、その両挟持枠
部間に髪を挟んだ状態では、髪が両挟持枠部間で滑って
それらの間の片側に偏って寄せられ、平均的に挟持され
ず、まとまりにくい。
線材により形成したヘアーピンにおいて、その両挟持枠
部間に髪を挟んだ状態では、髪が両挟持枠部間で滑って
それらの間の片側に偏って寄せられ、平均的に挟持され
ず、まとまりにくい。
【0003】本発明は、この両挟持枠部の形状を改良し
て、それらの間に髪を平均的に挟み易くすることを目的
としている。
て、それらの間に髪を平均的に挟み易くすることを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】後記実施例の図面(図
1)の符号を援用して本発明を説明する。ヘアーピン1
においては、線材を折曲して一対の挟持枠部(2,3)
を二股状に形成し、この両挟持枠部(2,3)はそれぞ
れ分岐端部(4,5)から延設された二本の挟持杆
(6,8)を有し、それらの弾性により互いに開く状態
と、それらの弾性に抗して互いに閉じて係止される状態
とを取り得る。前記両挟持枠部(2,3)の各挟持杆
(6,8)のうち少なくとも一本の挟持杆(6)に波形
部(10)を形成し、この波形部(10)によりできる
各ずれ止め凸部(11)間に各ずれ止め凹部(12)を
形成した。
1)の符号を援用して本発明を説明する。ヘアーピン1
においては、線材を折曲して一対の挟持枠部(2,3)
を二股状に形成し、この両挟持枠部(2,3)はそれぞ
れ分岐端部(4,5)から延設された二本の挟持杆
(6,8)を有し、それらの弾性により互いに開く状態
と、それらの弾性に抗して互いに閉じて係止される状態
とを取り得る。前記両挟持枠部(2,3)の各挟持杆
(6,8)のうち少なくとも一本の挟持杆(6)に波形
部(10)を形成し、この波形部(10)によりできる
各ずれ止め凸部(11)間に各ずれ止め凹部(12)を
形成した。
【0005】
【作用】髪(H)は、閉状態の両挟持枠部(2,3)間
において各ずれ止め凹部(12)にも挿入され、両挟持
枠部(2,3)間で滑ることなく平均的に挟まれて保持
される。
において各ずれ止め凹部(12)にも挿入され、両挟持
枠部(2,3)間で滑ることなく平均的に挟まれて保持
される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例にかかるヘアーピン
を図1を参照して説明する。ヘアーピン1は、一本の金
属線材を折曲して二股状に形成された一対の挟持枠部
2,3からなる。一方の挟持枠部2においては、互いに
接触する二本の分岐端部4,5から延設された二本の挟
持杆6を有し、この両挟持杆6が両分岐端部4,5から
先端部まで所定間隔をあけて並設されているとともに、
この両挟持杆6の先端部が連続して一体形成されてい
る。この両分岐端部4,5の外周にビニール管7(止め
部材)が挿嵌されてそれらが互いに離れないようになっ
ている。他方の挟持枠部3においては、同じ二本の分岐
端部4,5から延設された二本の挟持杆8を有し、この
両挟持杆8が両分岐端部4,5から先端部まで所定間隔
をあけて並設されているとともに、この両挟持杆8の先
端の切断端部8aが互いに突き合わされている。この両
切断端部8aの外周にビニール管9(止め部材)が挿嵌
されてそれらが互いに離れないようになっている。
を図1を参照して説明する。ヘアーピン1は、一本の金
属線材を折曲して二股状に形成された一対の挟持枠部
2,3からなる。一方の挟持枠部2においては、互いに
接触する二本の分岐端部4,5から延設された二本の挟
持杆6を有し、この両挟持杆6が両分岐端部4,5から
先端部まで所定間隔をあけて並設されているとともに、
この両挟持杆6の先端部が連続して一体形成されてい
る。この両分岐端部4,5の外周にビニール管7(止め
部材)が挿嵌されてそれらが互いに離れないようになっ
ている。他方の挟持枠部3においては、同じ二本の分岐
端部4,5から延設された二本の挟持杆8を有し、この
両挟持杆8が両分岐端部4,5から先端部まで所定間隔
をあけて並設されているとともに、この両挟持杆8の先
端の切断端部8aが互いに突き合わされている。この両
切断端部8aの外周にビニール管9(止め部材)が挿嵌
されてそれらが互いに離れないようになっている。
【0007】前記一方の挟持枠部2の両挟持杆6におい
て、その先端部付近から両分岐端部4,5付近にわたり
波形部10が形成されている。この波形部10において
は、特に図1(c)に示すように、両挟持杆6の軸線が
他方の挟持枠部3の両挟持杆8の軸線に接近するほぼ半
円状の各ずれ止め凸部11と、この各ずれ止め凸部11
間で両挟持杆6の軸線が他方の挟持枠部3の両挟持杆8
の軸線から離間するほぼ半円状の各ずれ止め凹部12と
が、交互に形成されて滑らかに連続している。
て、その先端部付近から両分岐端部4,5付近にわたり
波形部10が形成されている。この波形部10において
は、特に図1(c)に示すように、両挟持杆6の軸線が
他方の挟持枠部3の両挟持杆8の軸線に接近するほぼ半
円状の各ずれ止め凸部11と、この各ずれ止め凸部11
間で両挟持杆6の軸線が他方の挟持枠部3の両挟持杆8
の軸線から離間するほぼ半円状の各ずれ止め凹部12と
が、交互に形成されて滑らかに連続している。
【0008】前記一方の挟持枠部2の両挟持杆6におい
て、その先端部付近には一つの係止凸部13が波形部1
0に連続して形成されている。そして、両挟持枠部2,
3は、図1(a)に示すようにそれらの弾性により互い
に開く状態を取り得る。この開状態では、前記両挟持杆
6の係止凸部13が両挟持杆8から離れる。また、両挟
持枠部2,3は、図1(b)に示すようにそれらの弾性
に抗して互いに閉じて係止される状態を取り得る。この
閉状態では、前記両挟持杆6の係止凸部13が両挟持杆
8の先端部間に係入されて引掛けられる。
て、その先端部付近には一つの係止凸部13が波形部1
0に連続して形成されている。そして、両挟持枠部2,
3は、図1(a)に示すようにそれらの弾性により互い
に開く状態を取り得る。この開状態では、前記両挟持杆
6の係止凸部13が両挟持杆8から離れる。また、両挟
持枠部2,3は、図1(b)に示すようにそれらの弾性
に抗して互いに閉じて係止される状態を取り得る。この
閉状態では、前記両挟持杆6の係止凸部13が両挟持杆
8の先端部間に係入されて引掛けられる。
【0009】図1(c)に示すように、髪Hは両挟持枠
部2,3間に挿入され、両挟持枠部2,3の閉状態で保
持される。本実施例は下記(イ)〜(ニ)の特徴を有す
る。
部2,3間に挿入され、両挟持枠部2,3の閉状態で保
持される。本実施例は下記(イ)〜(ニ)の特徴を有す
る。
【0010】(イ) 図1(c)に示す閉状態で、髪H
は、両挟持枠部2,3間において一方の挟持枠部2の各
ずれ止め凹部12にも挿入されるので、両挟持枠部2,
3間で滑ることなく平均的に挟まれて保持され、容易に
かつ確実にまとまる。
は、両挟持枠部2,3間において一方の挟持枠部2の各
ずれ止め凹部12にも挿入されるので、両挟持枠部2,
3間で滑ることなく平均的に挟まれて保持され、容易に
かつ確実にまとまる。
【0011】(ロ) 線材を折曲して一対の挟持枠部
2,3を二股状に形成しているので、製造コストを低く
することができる。 (ハ) 線材を交互に折り曲げて波形部10を一連に形
成したので、各ずれ止め凸部11間で各ずれ止め凹部1
2を簡単な構造で容易に形成することができる。
2,3を二股状に形成しているので、製造コストを低く
することができる。 (ハ) 線材を交互に折り曲げて波形部10を一連に形
成したので、各ずれ止め凸部11間で各ずれ止め凹部1
2を簡単な構造で容易に形成することができる。
【0012】(ニ) 上記(ハ)の波形部10ととも
に、線材を折り曲げて係止凸部13を形成したので、閉
状態を保持する係止凸部13を簡単な構造で容易に形成
することができる。
に、線材を折り曲げて係止凸部13を形成したので、閉
状態を保持する係止凸部13を簡単な構造で容易に形成
することができる。
【0013】前記実施例以外にも下記(イ)〜(ロ)の
ように構成してもよい。 (イ) 一方の挟持枠部2の両挟持杆6に波形部10を
形成するばかりではなく、他方の挟持枠部3の両挟持杆
8にも波形部10を形成する。
ように構成してもよい。 (イ) 一方の挟持枠部2の両挟持杆6に波形部10を
形成するばかりではなく、他方の挟持枠部3の両挟持杆
8にも波形部10を形成する。
【0014】(ロ) 波形部10の形状を変更する。各
実施例から把握できる技術的思想(請求項以外)を効果
とともに記載する。 (イ) 請求項1に記載の両挟持枠部2,3は、一本の
線材を折曲して二股状に形成されている。従って、製造
コストを低くするとともに、簡単な構造で容易に形成す
ることができる。
実施例から把握できる技術的思想(請求項以外)を効果
とともに記載する。 (イ) 請求項1に記載の両挟持枠部2,3は、一本の
線材を折曲して二股状に形成されている。従って、製造
コストを低くするとともに、簡単な構造で容易に形成す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明にかかるヘアーピン(1)によれ
ば、髪(H)を両挟持枠部(2,3)間において平均的
に挟んで保持し、容易にかつ確実にまとめることができ
る。また、線材を折曲して形成しているので、製造コス
トを低くすることができる。さらに、線材を交互に折り
曲げて波形部(10)を形成したので、各ずれ止め凸部
(11)間で各ずれ止め凹部(12)を簡単な構造で容
易に形成することができる。
ば、髪(H)を両挟持枠部(2,3)間において平均的
に挟んで保持し、容易にかつ確実にまとめることができ
る。また、線材を折曲して形成しているので、製造コス
トを低くすることができる。さらに、線材を交互に折り
曲げて波形部(10)を形成したので、各ずれ止め凸部
(11)間で各ずれ止め凹部(12)を簡単な構造で容
易に形成することができる。
【図1】 (a)は本実施例にかかるヘアーピンにおい
て開状態を示す斜視図であり、(b)は同じく閉状態を
示す斜視図であり、(c)は閉状態のヘアーピンに髪を
挿入した状態を示す正面図である。
て開状態を示す斜視図であり、(b)は同じく閉状態を
示す斜視図であり、(c)は閉状態のヘアーピンに髪を
挿入した状態を示す正面図である。
1…ヘアーピン、2,3…挟持枠部、4,5…分岐端
部、6,8…挟持杆、10…波形部、11…ずれ止め凸
部、12…ずれ止め凹部、H…髪。
部、6,8…挟持杆、10…波形部、11…ずれ止め凸
部、12…ずれ止め凹部、H…髪。
Claims (1)
- 【請求項1】 線材を折曲して一対の挟持枠部(2,
3)を二股状に形成し、この両挟持枠部(2,3)はそ
れぞれ分岐端部(4,5)から延設された二本の挟持杆
(6,8)を有し、それらの弾性により互いに開く状態
と、それらの弾性に抗して互いに閉じて係止される状態
とを取り得るヘアーピンにおいて、 前記両挟持枠部(2,3)の各挟持杆(6,8)のうち
少なくとも一本の挟持杆(6)に波形部(10)を形成
し、この波形部(10)によりできる各ずれ止め凸部
(11)間に各ずれ止め凹部(12)を形成したことを
特徴とするヘアーピンにおける髪ずれ防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15353395A JP2967036B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ヘアーピンにおける髪ずれ防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15353395A JP2967036B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ヘアーピンにおける髪ずれ防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09335A true JPH09335A (ja) | 1997-01-07 |
JP2967036B2 JP2967036B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=15564605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15353395A Expired - Fee Related JP2967036B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ヘアーピンにおける髪ずれ防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2967036B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7230046B2 (en) | 2004-08-19 | 2007-06-12 | General Electric Company | Flame-retardant polyphenylene ether compositions, and related articles |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP15353395A patent/JP2967036B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7230046B2 (en) | 2004-08-19 | 2007-06-12 | General Electric Company | Flame-retardant polyphenylene ether compositions, and related articles |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2967036B2 (ja) | 1999-10-25 |
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