JPH0933440A - 用紙の再利用判定装置 - Google Patents

用紙の再利用判定装置

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JPH0933440A
JPH0933440A JP7178997A JP17899795A JPH0933440A JP H0933440 A JPH0933440 A JP H0933440A JP 7178997 A JP7178997 A JP 7178997A JP 17899795 A JP17899795 A JP 17899795A JP H0933440 A JPH0933440 A JP H0933440A
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absence
determining
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JP7178997A
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Hiroyoshi Dobashi
浩慶 土橋
Kazuyo Nakagawa
和代 中川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】判定対象となる用紙を加工することなく、再利
用方法を判定することができる用紙の再利用判定装置を
提供する。 【解決手段】ドキュメントP上の画像データは画像入力
部21によって入力され、画像メモリ22に格納され
る。印刷有判定部23は、画像メモリ22内の画像デー
タから、ドキュメントPに印刷有りかを判定し、印刷無
判定部24は、画像メモリ22内の画像データから、ド
キュメントPに印刷無しかを判定し、折り目判定部25
は、画像メモリ22内の画像データから、ドキュメント
Pに対し折り目の有無を判定する。リサイクル判定部2
6は、印刷有判定部23、印刷無判定部24、折り目判
定部25の各判定結果に基づきドキュメントPのリサイ
クル方法を判定する。ゲート制御部27は、リサイクル
判定部26の判定結果に応じて区分ゲート31 ,32 を
駆動制御し、搬送されるドキュメントPを区分する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、ドキュ
メント(複写用紙やプリンタ用紙など)の使用状態によ
り、そのドキュメントの再利用方法(リサイクル方法)
を判定して区分する用紙の再利用判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷物のきれい/汚いを判定し、
その印刷物を再流通するか否かを判定する汚損度判定装
置に関する技術は多い。このような汚損度判定装置は、
印刷物の表面画像(あるいは、透過画像)を、印刷物全
面に亘ってテレビジョンカメラやラインセンサなどの画
像入力装置によって取込み、この取込んだ画像データを
あらかじめ設定されている基準データと比較することに
より、汚損の識別を行なっている。
【0003】具体的な方法としては、たとえば、特開平
6−27035号公報に開示されているように、画像デ
ータから印刷物の汚損に関する複数の特徴量を固定領域
から計測し、総合的に判定する方法や、特開平6−23
968号公報に開示されているように、印刷物の汚損に
関する複数の特徴量を、ニュートラルネットワークに入
力し、総合的な判定を行なう方法が考えられている。
【0004】また、ドキュメントを再利用可能にする装
置としては、たとえば、特開平4−281096号公報
や特開平5−323831号公報に開示されているよう
に、不必要となったドキュメントや複写および手書きな
どによる資料(文書)の紙面の文字や図形を、ガスレー
ザ光を照射することで揮散消去し、白紙化する方法が提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ドキュメントを再利用
可能にする装置は、ドキュメントそのものにレーザ光な
どを照射、すなわち、加工を施しており、ドキュメント
の文字や図面を消去しても、ドキュメントそのものに折
り目や付着物(とじ穴、テープなど)が存在しても再利
用することを前提としており、折り目や付着物の検知機
能はない。また、ドキュメントを加工せずに再利用する
装置に関する技術は提案されていない。
【0006】そこで、本発明は、判定対象となる用紙を
加工することなく、再利用方法を判定することができ、
しかも、使用目的に応じた複数の判定結果が得られる用
紙の再利用判定装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、得られる複数の判定結果に応じて用紙を
区分することができる用紙の再利用判定装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の用紙の再利用判
定装置は、判定対象となる用紙上の画像データを入力す
る画像入力手段と、この画像入力手段により入力された
画像データから、前記用紙に対して印刷領域の有無を判
定する印刷有無判定手段と、この印刷有無判定手段の判
定結果に基づき判定動作を行なうことにより、前記用紙
を再利用用紙と使用済用紙とに判定する再利用判定手段
とを具備している。
【0008】また、本発明の用紙の再利用判定装置は、
判定対象となる用紙上の画像データを入力する画像入力
手段と、この画像入力手段により入力された画像データ
から、前記用紙に対して印刷領域の有無を判定する印刷
有無判定手段と、前記画像入力手段により入力された画
像データから、前記用紙に対して折り目の有無を判定す
る折り目判定手段と、前記印刷有無判定手段の判定結果
および前記折り目判定手段の判定結果に基づき判定動作
を行なうことにより、前記用紙を再利用用紙と使用済用
紙とに判定する再利用判定手段とを具備している。
【0009】また、本発明の用紙の再利用判定装置は、
判定対象となる用紙上の画像データを入力する画像入力
手段と、この画像入力手段により入力された画像データ
から、前記用紙に対して印刷領域の有無を判定する印刷
有無判定手段と、前記画像入力手段により入力された画
像データから、前記用紙に対して折り目の有無を判定す
る折り目判定手段と、前記印刷有無判定手段の判定結果
および前記折り目判定手段の判定結果に基づき、印刷無
しで折り目無しと判定された用紙を全面再利用と判定
し、印刷無しで折り目有りと判定された用紙を部分的再
利用と判定し、印刷有りと判定された用紙を使用済と判
定する再利用判定手段とを具備している。
【0010】また、本発明の用紙の再利用判定装置は、
判定対象となる用紙上の画像データを入力する画像入力
手段と、この画像入力手段により入力された画像データ
から、前記用紙に対して印刷領域の有無を判定する印刷
有無判定手段と、前記画像入力手段により入力された画
像データに対しマスク処理を行なうことにより、前記用
紙の縁部領域の画像データのみを得るマスク処理手段
と、このマスク処理手段により得られた画像データか
ら、前記用紙の縁部領域に対して折り目の有無を判定す
る折り目判定手段と、前記印刷有無判定手段の判定結果
および前記折り目判定手段の判定結果に基づき判定動作
を行なうことにより、前記用紙を再利用用紙と使用済用
紙とに判定する再利用判定手段とを具備している。
【0011】また、本発明の用紙の再利用判定装置は、
判定対象となる用紙上の画像データを入力する画像入力
手段と、この画像入力手段により入力された画像データ
から、前記用紙に対して印刷領域の有無を判定する印刷
有無判定手段と、前記画像入力手段により入力された画
像データに対しマスク処理を行なうことにより、前記用
紙の縁部領域の画像データのみを得るマスク処理手段
と、このマスク処理手段により得られた画像データか
ら、前記用紙の縁部領域に対して折り目の有無を判定す
る折り目判定手段と、前記印刷有無判定手段の判定結果
および前記折り目判定手段の判定結果に基づき、印刷無
しで折り目無しと判定された用紙を全面再利用と判定
し、印刷無しで折り目有りと判定された用紙を部分的再
利用と判定し、印刷有りと判定された用紙を使用済と判
定する再利用判定手段とを具備している。
【0012】また、本発明の用紙の再利用判定装置は、
判定対象となる用紙の一方の面の画像データを入力する
第1の画像入力手段と、前記用紙の他方の面の画像デー
タを入力する第2の画像入力手段と、前記第1の画像入
力手段により入力された画像データから、前記用紙の一
方の面に対して印刷領域の有無を判定する第1の印刷有
無判定手段と、前記第2の画像入力手段により入力され
た画像データから、前記用紙の他方の面に対して印刷領
域の有無を判定する第2の印刷有無判定手段と、前記第
1の印刷有無判定手段の判定結果および前記第2の印刷
有無判定手段の判定結果に基づき判定動作を行なうこと
により、前記用紙を両面再利用と片面再利用と使用済と
に判定する再利用判定手段とを具備している。
【0013】また、本発明の用紙の再利用判定装置は、
判定対象となる用紙の一方の面の画像データを入力する
第1の画像入力手段と、前記用紙の他方の面の画像デー
タを入力する第2の画像入力手段と、前記第1の画像入
力手段により入力された画像データから、前記用紙の一
方の面に対して印刷領域の有無を判定する第1の印刷有
無判定手段と、前記第2の画像入力手段により入力され
た画像データから、前記用紙の他方の面に対して印刷領
域の有無を判定する第2の印刷有無判定手段と、前記第
1の画像入力手段により入力された画像データから、前
記用紙の一方の面に対して折り目の有無を判定する第1
の折り目判定手段と、前記第2の画像入力手段により入
力された画像データから、前記用紙の他方の面に対して
折り目の有無を判定する第2の折り目判定手段と、前記
第1および第2の印刷有無判定手段と前記第1および第
2の折り目判定手段の各判定結果に基づき判定動作を行
なうことにより、前記用紙を両面再利用と部分的再利用
と片面再利用と使用済とに判定する再利用判定手段とを
具備している。
【0014】また、本発明の用紙の再利用判定装置は、
判定対象となる用紙の一方の面の画像データを入力する
第1の画像入力手段と、前記用紙の他方の面の画像デー
タを入力する第2の画像入力手段と、前記第1の画像入
力手段により入力された画像データから、前記用紙の一
方の面に対して印刷領域の有無を判定する第1の印刷有
無判定手段と、前記第2の画像入力手段により入力され
た画像データから、前記用紙の他方の面に対して印刷領
域の有無を判定する第2の印刷有無判定手段と、前記第
1の画像入力手段により入力された画像データから、前
記用紙の一方の面に対して折り目の有無を判定する第1
の折り目判定手段と、前記第2の画像入力手段により入
力された画像データから、前記用紙の他方の面に対して
折り目の有無を判定する第2の折り目判定手段と、前記
第1および第2の印刷有無判定手段と前記第1およひせ
第2の折り目判定手段の各判定結果に基づき、前記用紙
の両面共に印刷有りと判定された用紙を使用済と判定
し、前記用紙の両面共に印刷無しで折り目無しと判定さ
れた用紙を両面再利用と判定し、前記用紙の片面に印刷
無しで折り目無しと判定された用紙を片面再利用と判定
し、前記用紙の片面に印刷無しで折り目有りと判定され
た用紙を部分的再利用と判定する再利用判定手段とを具
備している。
【0015】さらに、本発明の用紙の再利用判定装置
は、判定対象となる用紙の一方の面の画像データを入力
する第1の画像入力手段と、前記用紙の他方の面の画像
データを入力する第2の画像入力手段と、前記第1の画
像入力手段により入力された画像データから、前記用紙
の一方の面に対して印刷領域の有無を判定する第1の印
刷有無判定手段と、前記第2の画像入力手段により入力
された画像データから、前記用紙の他方の面に対して印
刷領域の有無を判定する第2の印刷有無判定手段と、前
記第1の画像入力手段により入力された画像データか
ら、前記用紙の一方の面に対して折り目の有無を判定す
る第1の折り目判定手段と、前記第2の画像入力手段に
より入力された画像データから、前記用紙の他方の面に
対して折り目の有無を判定する第2の折り目判定手段
と、前記第1の画像入力手段により入力された画像デー
タから、前記用紙の一方の面に対して付着物の有無を判
定する第1の付着物判定手段と、前記第2の画像入力手
段により入力された画像データから、前記用紙の他方の
面に対して付着物の有無を判定する第2の付着物判定手
段と、前記第1および第2の印刷有無判定手段と、前記
第1および第2の折り目判定手段と、前記第1および第
2の付着物判定手段の各判定結果に基づき判定動作を行
なうことにより、前記用紙を使用済と両面再利用と片面
再利用と折り目以外再利用と付着物以外再利用とに判定
する再利用判定手段とを具備している。
【0016】上記手段によれば、判定対象となる用紙の
画像データから、再利用の判定基準となる特徴量(印刷
領域の有無、折り目の有無、付着物の有無など)を、用
紙の表裏いずれか一方の面、あるいは、用紙の表裏それ
ぞれの面に対して計測し、この計測した特徴量から統合
的に用紙の再利用方法を判定することによって、用紙を
加工することなく、再利用方法を判定して区分すること
ができ、しかも、使用目的に応じた複数の判定結果が得
られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。まず、第1の実施の形態に
ついて説明する。図1は、第1の実施の形態に係る用紙
の再利用判定装置の用紙搬送区分系を概略的に示すもの
である。すなわち、判定対象である用紙としてのドキュ
メント(複写用紙やプリンタ用紙など)Pは、供給部1
によって1枚ずつ供給される。供給部1によって供給さ
れたドキュメントPは、搬送路2によって搬送される。
搬送路2の中途部には、たとえば、テレビジョンカメラ
やラインセンサなどの光電変換部を含む画像入力部21
が設けられていて、この画像入力部21により、ドキュ
メントPの表面全体が光学的に走査され、光電変換され
ることにより表面の画像データが読取られ、デジタル化
されて入力されるようになっている。
【0018】搬送路2の終端部には、複数(たとえば、
2つ)の区分ゲート31 ,32 を介して複数(たとえ
ば、3つ)の集積部41 ,42 ,43 が設けられてい
る。区分ゲート31 ,32 は、後述する再利用の判定結
果に応じて選択的に駆動されることにより、搬送路2で
搬送されてくるドキュメントPを集積部41 ,42 ,4
3に区分するようになっている。
【0019】図2は、第1の実施の形態に係る用紙の再
利用判定装置の構成を概略的に示すものである。すなわ
ち、判定対象であるドキュメントPは、前述したよう
に、画像入力部21により、その表面全体が光学的に走
査され、光電変換されることにより全面の画像データが
読取られ、デジタル化されて入力される。画像入力部2
1によって入力されたドキュメントP上の画像データ
は、画像メモリ22に格納される。
【0020】リサイクル(再利用)の判定量に関する計
測では、ドキュメントPの表裏いずれか一方の面全面に
対して処理される。本例では、印刷有判定手段を構成す
る印刷有判定部23、印刷無判定部24、および、折り
目判定手段を構成する折り目判定部25が存在し、ドキ
ュメントPの表裏いずれか一方の面全面に対して所定の
画像処理を行ない、ドキュメントPに対するリサイクル
の判定基準となる物理的現象を、数値データとして抽出
する。
【0021】印刷有判定部23、印刷無判定部24、お
よび、折り目判定部25から出力された各数値データ
は、再利用判定手段としてのリサイクル判定部26に入
力され、入力画像に対するリサイクル方法、たとえば、
「再利用する」、「メモ用紙として利用する」、「廃却
する」のようにリサイクルの判定が行なわれるようにな
っている。
【0022】リサイクル判定部26の判定結果は、ゲー
ト制御部27に入力される。ゲート制御部27は、リサ
イクル判定部26の判定結果に応じて、前記区分ゲート
31,32 を選択的に駆動制御するようになっている。
【0023】以下、各部の処理について詳細に説明す
る。印刷有判定部23および印刷無判定部24は、ドキ
ュメントPの表裏いずれか一方の面全面に対して印刷領
域の有り無しを計測する。ドキュメントPの印刷に関す
る特徴量として、たとえば、文章、図面、表などがあげ
られる。印刷無判定部24は、ドキュメントPの表裏い
ずれか一方の面全面に印刷領域が全く存在しない場合を
判定するものであり、印刷有判定部23は、上記ドキュ
メントPの印刷に関する特徴量がドキュメントPの全面
に対して存在する場合を判定するものである。
【0024】印刷有判定部23での印刷領域の有り無し
の計測方法は、たとえば、以下に述べる方法で行なう。
まず、画像データの濃度値の濃度分布を求める。印刷領
域と無印刷領域とが混在する場合、濃度分布は図3
(a)に示すようになり、印刷領域が存在しない、すな
わち、無印刷領域のみの場合、濃度分布は図3(b)に
示すようになる。
【0025】次に、濃淡画像の2値化方法として公知で
ある「大津の判別分析法」などにより、2値化を行な
い、値「1」の画素を算出する。ここで、画像データ上
では、値「1」は文章や図面などであり、値「0」は用
紙である。印刷有判定部23は、図3(a)の場合、値
「1」の画素が存在するので、「印刷有り」と判定し
て、その判定結果を出力し、図3(b)の場合、値
「1」の画素数が存在しないので、「印刷有り」とは判
定せず、判定結果は出力しない。
【0026】印刷無判定部24での印刷領域の有り無し
の計測方法は、印刷有判定部23と同様にして、濃度分
布を算出し、2値化処理を施す。印刷無判定部24で
は、値「0」の画素を算出する。ここで、画像データ上
では、値「1」は文章や図面などであり、値「0」は用
紙である。印刷無判定部24は、図3(b)の場合、値
「0」の画素のみが存在するので、「印刷無し」と判定
して、その判定結果を出力するが、図3(a)の場合、
値「1」の画素と値「0」の画素とが共に存在するの
で、「印刷無し」とは判定せず、判定結果は出力しな
い。
【0027】折り目判定部25は、ドキュメントPの全
面に対して、ドキュメントPに存在するあらゆる折り目
を計測する。たとえば、縦方向の折り目の計測は、図4
に示すフローチャートにしたがって処理する。
【0028】すなわち、たとえば、図5に示すような画
像データの各画素に対して、図6(a)または(b)に
示すような(3×3)画素近傍のフィルタ処理を行なう
ことにより、縦方向一階差分をとり(S1)、その一階
差分画像に対して、適当な閾値を設定して2値化処理を
行なう(S2)。これにより、折り目の特徴として現れ
る差分値の大きな画素が抽出される。その後、抽出され
た画素数を計数して(S3)、「折り目有り」か「折り
目無し」かを判定し、その判定結果を特徴量として出力
する。
【0029】なお、折り目計測方法は、これらに限定さ
れるものではなく、たとえば、横方向の折り目や斜め方
向の折り目を計測することも勿論、可能である。ただ
し、印刷領域に存在する「折り目」は、実際には上記処
理では検出できない。しかし、ドキュメントPに印刷領
域が存在すると判定されることによって、折り目の有無
にかかわらず、リサイクル判定部26では「廃却」と判
定する。
【0030】リサイクル判定部26は、印刷有判定部2
3、印刷無判定部24、および、折り目判定部25で計
測された各特徴量を入力し、ドキュメントPの表裏いず
れか一方の面に対するリサイクルの判定結果を出力す
る。リサイクル判定部26では、たとえば、以下に述べ
る判定基準によってリサイクル判定が行なわれる(図7
参照)。
【0031】 (1)「印刷無し」で、「折り目無し」の場合 → 全面再利用 (2)「印刷無し」で、「折り目有り」の場合 → 折り目を避けてメモの大 きさにして再利用(部分 的再利用) (3)「印刷有り」 → 廃却 ゲート制御部27は、上記判定結果に応じて区分ゲート
31 ,32 を選択的に駆動制御する。すなわち、たとえ
ば、「全面再利用」と判定された場合、区分ゲート31
を駆動することにより、搬送路2で搬送されてくる対応
するドキュメントPを集積部41 へ区分し、「折り目を
避けてメモの大きさにして再利用(部分的再利用)」と
判定された場合、区分ゲート32 を駆動することによ
り、搬送路2で搬送されてくる対応するドキュメントP
を集積部42 へ区分し、「廃却」と判定された場合、区
分ゲート31 ,32 は駆動せず、搬送路2で搬送されて
くる対応するドキュメントPをそのまま集積部43 へ区
分するものである。
【0032】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図8は、第2の実施の形態に係る用紙の再利用判定
装置の構成を概略的に示すもので、第1の実施の形態と
異なる点は、印刷有判定部23と印刷無判定部24とを
印刷有無判定部28として統合した点にあり、その他は
第1の実施の形態と同様である。
【0033】印刷有無判定部28での印刷領域の有り無
しの計測方法は、前述した第1の実施の形態と同様であ
る。すなわち、まず、画像データの濃度値の濃度分布を
求める。印刷領域と無印刷領域とが混在する場合、濃度
分布は図3(a)のようになり、印刷領域が存在しな
い。すなわち、無印刷領域のみの場合、濃度分布は図3
(b)のようになる。
【0034】次に、濃淡画像の2値化方法として公知で
ある「大津の判別分析法」などにより、2値化を行な
い、値「1」の画素を算出する。ここで、画像上では、
値「1」は文章や図面などであり、値「0」は用紙であ
る。図3(a)の場合は、値「1」の画素が存在するの
で、「印刷有り」と判定し、図3(b)の場合は、値
「1」の画素数が存在しないので、「印刷無し」と判定
する。
【0035】次に、第3の実施の形態について説明す
る。図9は、第3の実施の形態に係る用紙の再利用判定
装置の構成を概略的に示すものである。前述した第1の
実施の形態においては、折り目判定領域がドキュメント
Pの表裏いずれか一方の面全面であったが、第3の実施
の形態では、マスク処理手段としての画像マスク部29
を設けることにより、ドキュメントPの表裏いずれか一
方の縁部の領域を折り目判定領域とするものである。
【0036】ここでいう縁部の領域とは、図10に示す
斜線領域Eであり、通常は無印刷領域である。この縁部
領域Eは、ドキュメントPの縁からの距離によって限定
される領域であって、本例では、たとえば、ドキュメン
トPの端からの距離が長い2辺の端辺間の距離の約5%
以内の領域とする。
【0037】また、折り目の抽出方法は、たとえば、縦
方向の折り目の場合は前述した第1の実施の形態と同様
である。その他の処理部(印刷有判定部23、印刷無判
定部24、折り目判定部25、リサイクル判定部26、
ゲート制御部27)も、前述した第1の実施の形態と同
様である。
【0038】次に、第4の実施の形態について説明す
る。図11は、第4の実施の形態に係る用紙の再利用判
定装置の構成を概略的に示すものである。すなわち、判
定対象であるドキュメントPは、テレビジョンカメラや
ラインセンサなどの光電変換部を含む画像入力部21
A,21Bにより、その表裏それぞれの全面が光学的に
走査され、光電変換されることにより表裏それぞれの全
面の画像データが読取られ、デジタル化されて入力され
る。画像入力部21A,21Bによって入力されたドキ
ュメントP表裏それぞれの画像データは、画像メモリ2
2A,22Bにそれぞれ格納される。
【0039】リサイクルの判定量に関する計測では、ド
キュメントPの表裏それぞれ全面に対して処理される。
本例では、表裏それぞれの全面に対して印刷有判定部2
3A,23B、印刷無判定部24A,24B、折り目判
定部25A,25B、および、付着物判定部30A,3
0Bが存在し、ドキュメントPの表裏それぞれの全面に
対して所定の画像処理を行ない、ドキュメントPに対す
るリサイクルの判定基準となる物理的現象を、数値デー
タとして抽出する。
【0040】印刷有判定部23A,23B、印刷無判定
部24A,24B、折り目判定部25A,25B、およ
び、付着物判定部30A,30Bから出力された各数値
データは、リサイクル判定部26に入力され、入力画像
に対するリサイクル方法、たとえば、「両面再利用す
る」、「片面再利用する」、「メモ用紙として利用す
る」、「廃却する」のようにリサイクルの判定が行なわ
れるようになっている。
【0041】リサイクル判定部26の判定結果は、ゲー
ト制御部27に入力される。ゲート制御部27は、リサ
イクル判定部26の判定結果に応じて、区分ゲート31
,32 ,33 ,34 を選択的に駆動制御するようにな
っている。
【0042】なお、本実施の形態の場合の用紙搬送区分
系は、たとえば、図12に示すようになっている。以
下、各部の処理について詳細に説明する。
【0043】印刷有判定部23A,23B、および、印
刷無判定部24A,24Bは、ドキュメントPの表裏そ
れぞれの全面に対して印刷領域の有り無しを計測する。
ドキュメントPの印刷に関する特徴量として、前述した
第1の実施の形態と同様に、文章、図面、表などがあげ
られる。印刷無判定部24A,24Bは、ドキュメント
Pの表裏それぞれの全面に印刷領域が全く存在しない場
合を判定するものであり、印刷有判定部23A,23B
は、上記ドキュメントPの印刷に関する特徴量がドキュ
メントPの全面に対して存在する場合を判定するもので
ある。
【0044】なお、印刷領域の有り無しの計測方法は、
前述した第1の実施の形態と同様である。折り目判定部
25A,25Bは、ドキュメントPの表裏それぞれの全
面に対して、ドキュメントPのあらゆる折り目を計測す
る。処理方法は、前述した第1の実施の形態と同様であ
る。
【0045】付着物判定部30A,30Bは、ドキュメ
ントPの表裏それぞれの全面に対して付着物の有り無し
を計測する。付着物としては、テープなどがあげられ
が、本例では綴じ穴も付着物として含めるものとする。
【0046】付着物の抽出方法としては、ドキュメント
Pの表裏それぞれの全面の画像データに対して、たとえ
ば、図13に斜線で示す一定領域Fごとに、図14に示
すフローチャートにしたがって処理を行なう。ここで、
一定領域Fとは、たとえば、ドキュメントPの表面積の
1/16程度の大きさとする。
【0047】図14のフローチャートにしたがった処理
を説明すると、まず、ドキュメントP全面の濃度値の平
均値を算出し、これを基準濃度値とする(S4)。次
に、一定領域Fごとに濃度値の平均値を算出し(S
5)、基準濃度値と比較して、大きい場合は、その領域
にテープが貼られていると判定し、小さい場合は、その
領域に綴じ穴が存在するものと判定する。上記以外は、
テープや綴じ穴などの付着物は存在しないと判定する
(S6)。上記処理を画像データの全面に対して行なう
(16回行なう)ことにより、ドキュメントPに対して
テープが貼られているか綴じ穴が存在するかどうかの判
定を行なう。
【0048】なお、上記付着物の抽出処理は、たとえ
ば、貼られたテープの色がドキュメントPの地肌色より
も濃いと仮定した場合を例にとって説明したものであ
る。リサイクル判定部26は、印刷有判定部23A,2
3B、印刷無判定部24A,24B、折り目判定部25
A,25B、および、付着物判定部30A,30Bで計
測された各特徴量を入力し、ドキュメントPの表裏それ
ぞれの面に対するリサイクルの判定結果を出力する。リ
サイクル判定部26では、たとえば、以下に述べる判定
基準によってリサイクル判定が行なわれる(図15参
照)。
【0049】 (1)表(裏)「印刷有り」で、裏(表)「印刷有り」
の場合 → 廃却 (2)表(裏)「印刷有り」で、裏(表)「印刷・折り
目・付着物無し」の場合 → 裏(表)再利用 (3)表(裏)「印刷有り」で、裏(表)「印刷・付着
物無し/折り目有り」の場合 → 折り目を避けて再利
用(部分的再利用) (4)表(裏)「印刷有り」で、裏(表)「印刷・折り
目無し/付着物有り」の場合 → 付着物を避けて再利
用(部分的再利用) (5)表(裏)「印刷・折り目・付着物無し」で、裏
(表)「印刷・折り目・付着物無し」の場合 → 両面
再利用 ゲート制御部27は、上記判定結果に応じて区分ゲート
31 ,32 ,33 ,34 を選択的に駆動制御する。すな
わち、たとえば、「両面再利用」と判定された場合、区
分ゲート31 を駆動することにより、搬送路2で搬送さ
れてくる対応するドキュメントPを集積部41 へ区分
し、「付着物を避けて再利用(部分的再利用)」と判定
された場合、区分ゲート32 を駆動することにより、搬
送路2で搬送されてくる対応するドキュメントPを集積
部42 へ区分し、「折り目を避けて再利用(部分的再利
用)」と判定された場合、区分ゲート33 を駆動するこ
とにより、搬送路2で搬送されてくる対応するドキュメ
ントPを集積部43 へ区分し、「裏(表)再利用」と判
定された場合、区分ゲート34 を駆動することにより、
搬送路2で搬送されてくる対応するドキュメントPを集
積部44 へ区分し、「廃却」と判定された場合、区分ゲ
ート31 ,32 ,33 ,34 は駆動せず、搬送路2で搬
送されてくる対応するドキュメントPをそのまま集積部
45 へ区分するものである。
【0050】次に、第5の実施の形態について説明す
る。図16は、第5の実施の形態に係る用紙の再利用判
定装置の構成を概略的に示すもので、第4の実施の形態
と異なる点は、第2の実施の形態と同様、印刷有判定部
23A,23Bと印刷無判定部24A,24Bとを印刷
有無判定部28A,28Bとして統合した点にあり、そ
の他は第4の実施の形態と同様である。
【0051】次に、第6の実施の形態について説明す
る。図17は、第6の実施の形態に係る用紙の再利用判
定装置の構成を概略的に示すものである。前述した第4
の実施の形態においては、折り目判定領域がドキュメン
トPの表裏それぞれの全面であったが、第6の実施の形
態では、第3の実施の形態と同様、画像マスク部29
A,29Bを設けることにより、ドキュメントPの表裏
それぞれの面の縁部の領域を折り目判定領域とするもの
である。
【0052】このように、判定対象となるドキュメント
の画像データから、リサイクルの判定基準となる複数の
特徴量(たとえば、印刷領域の有無、折り目の有無、付
着物の有無など)を、ドキュメントの表裏いずれか一方
の面の全面、あるいは、ドキュメントの表裏それぞれの
面の全面に対して計測し、この計測した複数の特徴量か
ら統合的にドキュメントのリサイクル方法を判定するこ
とによって、ドキュメントを加工することなく、リサイ
クル方法を判定して区分することができ、しかも、使用
目的に応じた複数の判定結果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、判
定対象となる用紙を加工することなく、再利用方法を判
定することができ、しかも、使用目的に応じた複数の判
定結果が得られる用紙の再利用判定装置を提供できる。
また、本発明によれば、得られる複数の判定結果に応じ
て用紙を区分することができる用紙の再利用判定装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る用紙の再利用
判定装置の用紙搬送区分系を概略的に示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る用紙の再利用
判定装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図3】ドキュメントの濃度分布を示す図。
【図4】折り目判定部で行なう処理の一例を示すフロー
チャート。
【図5】ドキュメントの一例を示す図。
【図6】折り目判定部で行なう近傍処理の重みを説明す
る図。
【図7】リサイクル判定基準およびそれに対応するリサ
イクル方法を説明する図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る用紙の再利用
判定装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る用紙の再利用
判定装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図10】折り目抽出領域を説明する図。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係る用紙の再利
用判定装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る用紙の再利
用判定装置の用紙搬送区分系を概略的に示す図。
【図13】付着物判定を行なう一定領域を説明する図。
【図14】付着物判定部で行なう処理の一例を示すフロ
ーチャート。
【図15】リサイクル判定基準およびそれに対応するリ
サイクル方法を説明する図。
【図16】本発明の第5の実施の形態に係る用紙の再利
用判定装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図17】本発明の第6の実施の形態に係る用紙の再利
用判定装置の構成を概略的に示すブロック図。
【符号の説明】
P……ドキュメント(用紙)、E……縁部領域、1……
供給部、2……搬送路、31 ,32 ,33 ,34 ……区
分ゲート、41 ,42 ,43 ,44 ,45 ……集積部、
21,21A,21B……画像入力部(画像入力手
段)、22,22A,22B……画像メモリ、23,2
3A,23B……印刷有判定部(印刷有無判定手段)、
24,24A,24B……印刷無判定部(印刷有無判定
手段)、25,25A,25B……折り目判定部(折り
目判定手段)、26……リサイクル判定部(再利用判定
手段)、27……ゲート制御部、28,28A,28B
……印刷有無判定部(印刷有無判定手段)、29,29
A,29B……画像マスク部(マスク処理手段)、30
A,30B……付着物判定部(付着物判定手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 G06F 15/62 410Z

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 判定対象となる用紙上の画像データを入
    力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像データから、前
    記用紙に対して印刷領域の有無を判定する印刷有無判定
    手段と、 この印刷有無判定手段の判定結果に基づき判定動作を行
    なうことにより、前記用紙を再利用用紙と使用済用紙と
    に判定する再利用判定手段と、 を具備したことを特徴とする用紙の再利用判定装置。
  2. 【請求項2】 前記再利用判定手段の判定結果に応じて
    区分動作し、前記用紙を再利用用紙と使用済用紙とに区
    分する区分手段を具備したことを特徴とする請求項1記
    載の用紙の再利用判定装置。
  3. 【請求項3】 判定対象となる用紙上の画像データを入
    力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像データから、前
    記用紙に対して印刷領域の有無を判定する印刷有無判定
    手段と、 前記画像入力手段により入力された画像データから、前
    記用紙に対して折り目の有無を判定する折り目判定手段
    と、 前記印刷有無判定手段の判定結果および前記折り目判定
    手段の判定結果に基づき判定動作を行なうことにより、
    前記用紙を再利用用紙と使用済用紙とに判定する再利用
    判定手段と、 を具備したことを特徴とする用紙の再利用判定装置。
  4. 【請求項4】 前記再利用判定手段の判定結果に応じて
    区分動作し、前記用紙を再利用用紙と使用済用紙とに区
    分する区分手段を具備したことを特徴とする請求項3記
    載の用紙の再利用判定装置。
  5. 【請求項5】 判定対象となる用紙上の画像データを入
    力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像データから、前
    記用紙に対して印刷領域の有無を判定する印刷有無判定
    手段と、 前記画像入力手段により入力された画像データから、前
    記用紙に対して折り目の有無を判定する折り目判定手段
    と、 前記印刷有無判定手段の判定結果および前記折り目判定
    手段の判定結果に基づき、印刷無しで折り目無しと判定
    された用紙を全面再利用と判定し、印刷無しで折り目有
    りと判定された用紙を部分的再利用と判定し、印刷有り
    と判定された用紙を使用済と判定する再利用判定手段
    と、 を具備したことを特徴とする用紙の再利用判定装置。
  6. 【請求項6】 前記再利用判定手段の判定結果に応じて
    区分動作し、前記用紙を全面再利用と部分的再利用と使
    用済とに区分する区分手段を具備したことを特徴とする
    請求項5記載の用紙の再利用判定装置。
  7. 【請求項7】 判定対象となる用紙上の画像データを入
    力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像データから、前
    記用紙に対して印刷領域の有無を判定する印刷有無判定
    手段と、 前記画像入力手段により入力された画像データに対しマ
    スク処理を行なうことにより、前記用紙の縁部領域の画
    像データのみを得るマスク処理手段と、 このマスク処理手段により得られた画像データから、前
    記用紙の縁部領域に対して折り目の有無を判定する折り
    目判定手段と、 前記印刷有無判定手段の判定結果および前記折り目判定
    手段の判定結果に基づき判定動作を行なうことにより、
    前記用紙を再利用用紙と使用済用紙とに判定する再利用
    判定手段と、 を具備したことを特徴とする用紙の再利用判定装置。
  8. 【請求項8】 前記再利用判定手段の判定結果に応じて
    区分動作し、前記用紙を全面再利用と部分的再利用と使
    用済とに区分する区分手段を具備したことを特徴とする
    請求項7記載の用紙の再利用判定装置。
  9. 【請求項9】 判定対象となる用紙上の画像データを入
    力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像データから、前
    記用紙に対して印刷領域の有無を判定する印刷有無判定
    手段と、 前記画像入力手段により入力された画像データに対しマ
    スク処理を行なうことにより、前記用紙の縁部領域の画
    像データのみを得るマスク処理手段と、 このマスク処理手段により得られた画像データから、前
    記用紙の縁部領域に対して折り目の有無を判定する折り
    目判定手段と、 前記印刷有無判定手段の判定結果および前記折り目判定
    手段の判定結果に基づき、印刷無しで折り目無しと判定
    された用紙を全面再利用と判定し、印刷無しで折り目有
    りと判定された用紙を部分的再利用と判定し、印刷有り
    と判定された用紙を使用済と判定する再利用判定手段
    と、 を具備したことを特徴とする用紙の再利用判定装置。
  10. 【請求項10】 前記再利用判定手段の判定結果に応じ
    て区分動作し、前記用紙を全面再利用と部分的再利用と
    使用済とに区分する区分手段を具備したことを特徴とす
    る請求項9記載の用紙の再利用判定装置。
  11. 【請求項11】 判定対象となる用紙の一方の面の画像
    データを入力する第1の画像入力手段と、 前記用紙の他方の面の画像データを入力する第2の画像
    入力手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の一方の面に対して印刷領域の有無を判定
    する第1の印刷有無判定手段と、 前記第2の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の他方の面に対して印刷領域の有無を判定
    する第2の印刷有無判定手段と、 前記第1の印刷有無判定手段の判定結果および前記第2
    の印刷有無判定手段の判定結果に基づき判定動作を行な
    うことにより、前記用紙を両面再利用と片面再利用と使
    用済とに判定する再利用判定手段と、 を具備したことを特徴とする用紙の再利用判定装置。
  12. 【請求項12】 前記再利用判定手段の判定結果に応じ
    て区分動作し、前記用紙を全面再利用と片面再利用と使
    用済とに区分する区分手段を具備したことを特徴とする
    請求項11用紙の再利用判定装置。
  13. 【請求項13】 判定対象となる用紙の一方の面の画像
    データを入力する第1の画像入力手段と、 前記用紙の他方の面の画像データを入力する第2の画像
    入力手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の一方の面に対して印刷領域の有無を判定
    する第1の印刷有無判定手段と、 前記第2の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の他方の面に対して印刷領域の有無を判定
    する第2の印刷有無判定手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の一方の面に対して折り目の有無を判定す
    る第1の折り目判定手段と、 前記第2の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の他方の面に対して折り目の有無を判定す
    る第2の折り目判定手段と、 前記第1および第2の印刷有無判定手段と前記第1およ
    び第2の折り目判定手段の各判定結果に基づき判定動作
    を行なうことにより、前記用紙を両面再利用と部分的再
    利用と片面再利用と使用済とに判定する再利用判定手段
    と、 を具備したことを特徴とする用紙の再利用判定装置。
  14. 【請求項14】 前記再利用判定手段の判定結果に応じ
    て区分動作し、前記用紙を両面再利用と部分的再利用と
    片面再利用と使用済とに区分する区分手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項13記載の用紙の再利用判定装
    置。
  15. 【請求項15】 判定対象となる用紙の一方の面の画像
    データを入力する第1の画像入力手段と、 前記用紙の他方の面の画像データを入力する第2の画像
    入力手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の一方の面に対して印刷領域の有無を判定
    する第1の印刷有無判定手段と、 前記第2の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の他方の面に対して印刷領域の有無を判定
    する第2の印刷有無判定手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の一方の面に対して折り目の有無を判定す
    る第1の折り目判定手段と、 前記第2の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の他方の面に対して折り目の有無を判定す
    る第2の折り目判定手段と、 前記第1および第2の印刷有無判定手段と前記第1およ
    ひせ第2の折り目判定手段の各判定結果に基づき、前記
    用紙の両面共に印刷有りと判定された用紙を使用済と判
    定し、前記用紙の両面共に印刷無しで折り目無しと判定
    された用紙を両面再利用と判定し、前記用紙の片面に印
    刷無しで折り目無しと判定された用紙を片面再利用と判
    定し、前記用紙の片面に印刷無しで折り目有りと判定さ
    れた用紙を部分的再利用と判定する再利用判定手段と、 を具備したことを特徴とする用紙の再利用判定装置。
  16. 【請求項16】 前記再利用判定手段の判定結果に応じ
    て区分動作し、前記用紙を使用済と両面再利用と片面再
    利用と部分的再利用とに区分する区分手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項15記載の用紙の再利用判定装
    置。
  17. 【請求項17】 判定対象となる用紙の一方の面の画像
    データを入力する第1の画像入力手段と、 前記用紙の他方の面の画像データを入力する第2の画像
    入力手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の一方の面に対して印刷領域の有無を判定
    する第1の印刷有無判定手段と、 前記第2の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の他方の面に対して印刷領域の有無を判定
    する第2の印刷有無判定手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の一方の面に対して折り目の有無を判定す
    る第1の折り目判定手段と、 前記第2の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の他方の面に対して折り目の有無を判定す
    る第2の折り目判定手段と、 前記第1の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の一方の面に対して付着物の有無を判定す
    る第1の付着物判定手段と、 前記第2の画像入力手段により入力された画像データか
    ら、前記用紙の他方の面に対して付着物の有無を判定す
    る第2の付着物判定手段と、 前記第1および第2の印刷有無判定手段と、前記第1お
    よび第2の折り目判定手段と、前記第1および第2の付
    着物判定手段の各判定結果に基づき判定動作を行なうこ
    とにより、前記用紙を使用済と両面再利用と片面再利用
    と折り目以外再利用と付着物以外再利用とに判定する再
    利用判定手段と、 を具備したことを特徴とする用紙の再利用判定装置。
  18. 【請求項18】 前記再利用判定手段の判定結果に応じ
    て区分動作し、前記用紙を使用済と両面再利用と片面再
    利用と折り目以外再利用と付着物以外再利用とに区分す
    る区分手段を具備したことを特徴とする請求項17記載
    の用紙の再利用判定装置。
JP7178997A 1995-07-14 1995-07-14 用紙の再利用判定装置 Abandoned JPH0933440A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001041899A (ja) * 1999-07-27 2001-02-16 Toshiba Corp 紙葉類の汚れ具合識別装置
US8081347B2 (en) 2006-04-10 2011-12-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus suitable for recycling sheets of paper with images formed thereon, and method and program product for adding recycling information
JP2012079066A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Toshiba Corp 搬送紙葉類の汚損度判定装置、及び紙葉類処理装置

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