JPH09331623A - 接地検出装置 - Google Patents

接地検出装置

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JPH09331623A
JPH09331623A JP8147552A JP14755296A JPH09331623A JP H09331623 A JPH09331623 A JP H09331623A JP 8147552 A JP8147552 A JP 8147552A JP 14755296 A JP14755296 A JP 14755296A JP H09331623 A JPH09331623 A JP H09331623A
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Koichi Yomogihara
弘一 蓬原
Masayoshi Sakai
坂井  正善
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ツェナーダイオードを用いずに、接地線断線時
に発光ダイオードを確実に消灯させて、接地線の断線を
報知できるようにする。 【解決手段】モータ1の接地線4,5の断線による第1
トランスT1の1次巻線N11側インピーダンスの上昇
を、第2トランスT2の2次巻線N22の出力低下により
抽出して発光ダイオードPDを消灯して断線を報知する
構成の接地検出装置において、2次巻線N22の出力から
定電圧レギュレータ12を介してウィンドウコンパレータ
13の駆動電源を生成すると共に、ウィンドウコンパレー
タ13により、2次巻線N22から出力される断線検出信号
のレベル検定を前記ウィンドウコンパレータ13で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷機器の接地線
の断線を検出して検出結果を報知する接地検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、モータ等の負荷機器の接地線の
断線をフェールセーフな構成で検出する接地検出装置と
して、本出願人から特願平7−182781号等で提案
されたものがある。かかる接地検出装置の接地検出原理
を図8で説明する。
【0003】即ち、負荷機器としてのモータ1のモータ
コイル2を収納するモータケース3に、2本の接地線
4,5を設け、一方の接地線5にトランスT1の2次巻
線N12を直列接続する。そして、トランスT1の1次巻
線N11に信号発生器6から交流信号を印加する。接地線
4,5が共に正常である場合には、トランスT1の1次
巻線N11のインピーダンスが小さく、1次巻線N11に直
列接続する抵抗Rの端子電圧が高レベルとなる。一方、
接地線4,5のいずれかが断線すると、トランスT1の
1次巻線N11のインピーダンスが上昇して抵抗Rの端子
電圧が低下する。
【0004】従って、例えば抵抗Rの端子電圧出力を発
光ダイオードに供給し、接地線正常時の高レベル出力で
発光ダイオードを点灯させ、低レベル出力で発光ダイオ
ードを消灯させる構成とすることで、接地線4,5の断
線の有無を検出し報知することが可能である。ところ
で、かかる接地検出原理を利用して接地検出する場合、
現実には接地断線時でもトランスT1の1次巻線N11
インピーダンスが無限大になることはなく、抵抗Rに電
流が流れ端子電圧が発生し、発光ダイオードを消灯させ
るための工夫が必要となる。
【0005】図9に、具体的な接地検出装置の一例を示
す。尚、図8と同一部分は同一符号を付して説明を省略
する。図9において、接地線5に2次巻線N12が直列接
続されるトランスT1の1次巻線N11に供給する交流信
号として、モータ1のモータコイル2に供給する商用の
交流電源を用いる。また、トランスT1の1次巻線N11
の給電ラインに、検出出力抽出用のトランスT2の1次
巻線N21を直列に挿入する。トランスT2の2次巻線N
22には、整流ダイオードD、ツェナーダイオードZD及
び発光ダイオードPDを直列接続する。
【0006】かかる構成によれば、接地線4,5正常時
は、トランスT2の2次巻線N22の出力がツェナーダイ
オードZDの閾値電圧以上となり発光ダイオードPDが
点灯して接地正常を報知する。一方、接地線4,5のい
ずれかの断線時は、トランスT2の2次巻線N22の出力
がツェナーダイオードZDの閾値電圧より低くなり発光
ダイオードPDが消灯して接地線断線を報知する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示すようにツェナーダイオードZDを用いた方法では、
ツェナーダイオードZDに短絡故障が生じた場合、接地
線断線時でも発光ダイオードPDが消灯しない虞れがあ
り、接地線が断線しているにも拘らず接地正常の報知が
なされる可能性があるという問題を有する。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、ツェナーダイオードを使用せずに、接地線の断線を
確実に報知できる信頼性の高い接地検出装置を提供する
ことを目的とする。また、接地線異常の検出感度低下の
報知機能も備えた接地検出装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため請求項1記載の
発明では、負荷機器の接地線の断線の有無を検出する接
地検出装置であって、交流信号が印加される1次巻線と
負荷機器のケースに接続する2本の接地線の一方に直列
接続される2次巻線を有する第1トランス及び該第1ト
ランスの1次巻線と直列接続する1次巻線と該1次巻線
の入力信号変化を抽出する2次巻線を有する第2トラン
スを含み、第2トランスの2次巻線の出力に応じたセン
サ出力を発生するセンサ手段と、該センサ手段のセンサ
出力に基づいて接地線の断線の有無を報知する報知手段
とを備えるものにおいて、前記センサ手段の第1トラン
スの1次巻線に商用電源を直接印加する一方、前記セン
サ手段に、第2トランスの2次巻線の出力に基づいて当
該出力電圧より低い定電圧を発生する定電圧発生手段
と、該定電圧発生手段の定電圧出力を駆動電源とし前記
第2トランスの2次巻線の整流出力を直接入力してレベ
ル検定し所定の閾値以上の時に出力を発生するレベル検
定手段とを備えて構成し、レベル検定手段から出力が発
生した時に前記報知手段が接地線正常を報知する構成と
した。
【0010】かかる構成によれば、第2トランスの2次
巻線からの出力に基づいて定電圧発生手段で定電圧を発
生し、この定電圧を駆動電源としてレベル検定手段を駆
動する。そして、定電圧発生手段に入力する以前の第2
トランスの2次巻線出力を直接レベル検定手段に入力信
号として入力する。この入力信号がレベル検定手段の予
め設定した所定閾値以上であればレベル検定手段からの
出力で報知手段が動作して接地線正常を報知する。一
方、第2トランスの2次巻線出力が閾値より低い時はレ
ベル検定手段から出力が発生せず報知手段が動作せず接
地異常を報知する。
【0011】また、レベル検定手段の駆動電源を別途設
ける必要がなく、更に、第2トランスの2次巻線出力が
定電圧発生手段の発生する定電圧より低くなれば、レベ
ル検定手段を駆動できずレベル検定手段から出力が発生
することはない。また、請求項2記載の発明では、前記
センサ手段及び報知手段が金属製ケース内に収納される
時、前記負荷機器に接続した2本の接地線のいずれか一
方を、前記金属製ケースを介して接地する構成とした。
【0012】かかる構成によれば、センサ手段及び報知
手段の収納ケースの接地が正常か否かも同時に検出する
ことができる。請求項3記載の発明では、負荷機器の接
地線の断線の有無を検出する接地検出装置において、交
流信号が印加される1次巻線、負荷機器のケースに接続
する2本の接地線の一方に直列接続される2次巻線及び
前記1次巻線の入力信号変化が伝達される3次巻線を有
する第1トランスと、前記第1トランスの3次巻線と直
列接続される1次巻線、前記一方の接地線に前記第1ト
ランスの2次巻線と直列に接続される2次巻線及び自身
の1次巻線と2次巻線の差動出力を抽出する3次巻線を
有する第2トランスと、前記第2トランスの3次巻線で
抽出された電気信号と前記第1トランスの3次巻線と第
2トランスの1次巻線の直列回路に伝達される電気信号
に基づいて接地線の断線の有無と異常検出感度の低下を
報知する報知手段とを備えて構成した。
【0013】かかる構成では、接地線の正常時と断線時
とで第2トランスの3次巻線で抽出される電気信号が変
化する。この変化に基づいて接地線の断線が検出でき
る。また、第1トランスの3次巻線と第2トランスの1
次巻線の直列回路に断線が生じると第2トランスにおけ
る差動機能が無くなって接地線の接触抵抗増大の検出感
度が低下する。この検出感度の低下を前記直列回路の電
気信号の変化により知ることができる。
【0014】請求項4記載の発明では、前記報知手段
は、前記第1トランスの3次巻線と第2トランスの1次
巻線の直列回路に挿入される第1発光ダイオードと前記
第2トランスの3次巻線に直列接続される第2発光ダイ
オードとを備えて構成される。かかる構成では、第1及
び第2発光ダイオードのそれぞれの点/消灯によって接
地線の断線或いは異常を知ることができる。
【0015】請求項5記載の発明では、前記報知手段
は、前記第1トランスの3次巻線と第2トランスの1次
巻線の直列回路に挿入される投光素子と該投光素子から
の光信号を受信する受光素子とからなる第1フォトカプ
ラと、該第1フォトカプラの交流出力を整流する第1整
流回路と、前記第2トランスの3次巻線に直列接続され
る投光素子と該投光素子からの光信号を受信する第2フ
ォトカプラと、該第2フォトカプラの交流出力を整流す
る第2整流回路と、前記第1及び第2整流回路の各整流
出力の論理積演算を行う論理積回路と、該論理積回路の
論理値1の出力により点灯する第3発光ダイオードとを
備えて構成される。
【0016】かかる構成では、各フォトカプラ等に異常
が発生した時に、対応する各整流回路からの出力が停止
するため発光ダイオードが消灯するので、フェールセー
フな構成である。請求項6記載の発明では、前記報知手
段は、前記第1トランスの2次巻線と第2トランスの2
次巻線と直列に前記一方の接地線に挿入される投光素子
と該投光素子からの光信号を受信する受光素子とからな
る第3フォトカプラと、該第3フォトカプラの交流出力
を整流する第3整流回路と、前記第1トランスの3次巻
線と第2トランスの1次巻線の直列回路に挿入される投
光素子と該投光素子からの光信号を受信する受光素子と
からなる第4フォトカプラと、該第4フォトカプラの交
流出力を整流し当該整流出力に前記第3整流回路の整流
出力を重畳して出力する第4整流回路と、前記第2トラ
ンスの3次巻線で抽出された交流出力を整流する第5整
流回路と、前記第4及び第5整流回路の各出力レベルが
予め設定したそれぞれの各閾値レベルより高い時出力を
発生するウィンドウコンパレータと、該ウィンドウコン
パレータからの出力で点灯する第4発光ダイオードとを
備えて構成される。
【0017】かかる構成では、第2トランスの3次巻線
の抽出レベルを検定するウィンドウコンパレータの閾値
によって異常検出感度を設定することができるので、異
常検出感度を高い精度で設定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に本発明に係る接地検出装置
の第1の実施形態の回路図を示す。尚、図9に示す従来
例と同一部分は同一符号を付してある。図1において、
例えば負荷機器としてのモータ1は、モータコイル2が
金属製のモータケース3に内蔵される。モータコイル2
は、一対の給電線7A,7Bを介して図示しない商用の
交流電源に接続される。前記モータケース3には、2本
の接地線4,5が接続し、モータケース3、接地線4,
5及びアースの閉回路を構成している。
【0019】第1トランスT1は、交流電源に対してモ
ータコイル2と並列に前記給電線7A,7Bに1次巻線
11が直列接続し、前記接地線5に2次巻線N12が直列
接続する。第2トランスT2の1次巻線N21は、前記第
1トランスT1の1次巻線N 11と前記給電線7A,7B
との間に直列に挿入される。以上の構成は、図9に示す
ものと同様の構成である。
【0020】第2トランスT2の前記1次巻線N21の入
力信号変化を抽出する2次巻線N22の出力端は、整流回
路11に接続する。整流回路11の整流出力は、平滑コンデ
ンサCで平滑されトランジスタ及び抵抗で構成される定
電圧発生手段としての定電圧レギュレータ12に入力す
る。定電圧レギュレータ12の定電圧出力は、駆動用電源
としてレベル検定手段としてのウィンドウコンパレータ
13に供給される。ウィンドウコンパレータ13は、定電圧
レギュレータ12からの定電圧出力VCCを電源とし、入力
端子に直接入力する前記平滑コンデンサCからの平滑出
力Vをレベル検定する。前記平滑出力レベルが予め設定
した所定の閾値範囲内の時交流出力を発生し、閾値範囲
外の時出力を発生しない。尚、本実施形態では、ウィン
ドウコンパレータ13の上限の閾値は平滑出力に比べて充
分に大きいものとして下限の閾値V TH(VCC<VTH)の
みを適正に設定するものとする。従って、ウィンドウコ
ンパレータ13は、実質的に論理積演算を行うANDゲー
トとなる。ウィンドウコンパレータ13の交流出力は、倍
電圧整流回路14で整流されて報知手段としての発光ダイ
オードPDに供給される。尚、発光ダイオードPDのカ
ソード側には定電圧レギュレータ12からの定電圧出力V
CCを印加する。
【0021】ここで、前記第1及び第2トランスT1,
T2、整流回路11、定電圧レギュレータ12、ウィンドウ
コンパレータ13及び倍電圧整流回路14でセンサ手段を構
成し、商用の交流電源をセンサ手段の駆動電源としてい
る。尚、前記ウィンドウコンパレータ13は、電源電圧V
CCより高い予め設定した所定の閾値範囲内のレベルの入
力信号が入力した時のみ交流信号を発生し故障時には交
流信号を発生しないフェールセーフな構成であり、この
ようなフェールセーフなウィンドウコンパレータは、複
数の抵抗とトランジスタで構成されるフェールセーフな
ウィンドウコンパレータ/ANDゲートとして米国特許
4,661,880 号明細書及び国際公開公報WO94/23303等で従
来公知である。
【0022】また、前記倍電圧整流回路14は、2つのコ
ンデンサと2つのダイオードで構成され、入力信号に基
づく整流出力に電圧VCCを重畳した出力を発生する構成
であり、米国特許5,027,114 号明細書及び国際公開公報
WO94/23303等で従来公知である。次に動作を説明する。
【0023】接地線4,5が正常の場合に、第1トラン
スT1の1次巻線N11が短絡状態であるので、第2トラ
ンスT2の1次巻線N21のインピーダンスが高く、2次
巻線N22から高レベルの出力が整流回路11に入力する。
整流回路11の整流出力に基づいて平滑コンデンサCから
定電圧レギュレータ12を介してウィンドウコンパレータ
13に入力する定電圧出力VCCにより、ウィンドウコンパ
レータ13は駆動状態となる。そして、平滑コンデンサC
から直接ウィンドウコンパレータ13に入力する平滑出力
Vは、ウィンドウコンパレータ13の閾値VTHより高く、
ウィンドウコンパレータ13から交流の出力が発生する。
ウィンドウコンパレータ13の交流出力は倍電圧整流回路
14で整流されてVCCより高い電圧で発光ダイオードPD
のカソード側に印加される。従って、発光ダイオードP
Dが点灯し、接地線4,5の正常を報知する。
【0024】一方、接地線4,5のいずれか又は両方が
断線した場合は、第1トランスT1の1次巻線N11のイ
ンピーダンスが高くなり、第2トランスT2の1次巻線
21の入力電圧が低くなり、2次巻線N22からの出力が
低レベルとなる。このため、ウィンドウコンパレータ13
に入力する平滑出力Vも低下し、この平滑出力Vが閾値
THより低くなると、ウィンドウコンパレータ13の交流
出力が停止する。これにより、発光ダイオードPDが消
灯し、接地線4,5の断線を報知する。
【0025】また、接地線4,5の断線に伴う第2トラ
ンスT2の2次巻線N22の出力レベルの低下が大きく、
定電圧レギュレータ12からの定電圧VCCがウィンドウコ
ンパレータ13の駆動電圧レベルより低くなれば、ウィン
ドウコンパレータ13の動作が停止して出力が停止するの
で、やはり発光ダイオードPDが消灯し、断線を報知す
る。
【0026】更に、接地線4,5が断線はしていない
が、その接地抵抗が大きくなった時も、第2トランスT
2の2次巻線N22側の出力レベルは低下する(断線時よ
りは低下度合は少ない)。従って、ウィンドウコンパレ
ータ13の閾値VTHを、適切に設定することで、接地抵抗
が所定値より大きくなった時も発光ダイオードPDを消
灯させることが可能である。従って、本実施形態の回路
は、接地線4,5の断線だけでなく、接地抵抗の異常も
検出して報知することができる利点がある。
【0027】また、モータコイル2に供給する商用の交
流電源を直接にセンサ手段の駆動電源として使用する構
成としているので、別途にセンサ手段の駆動電源を設け
る場合に比べて配線系統を簡素化できる。更に、センサ
手段の駆動電源に図8に示す信号発生器6を用いる場
合、通常は商用電源からトランス及び整流回路等を用い
て高周波信号を発生するよう構成されるが、本実施形態
のように直接商用電源を用いることで、これらの回路が
不用となり回路構成を簡素化できる。
【0028】そして、ウィンドウコンパレータ13や倍電
圧整流回路14が故障した時でも、各回路の出力が停止し
て発光ダイオードPDが消灯するので、回路故障時のフ
ェールセーフ性を確保でき、信頼性が高い。次に本発明
の第2実施形態について説明する。図2に第2実施形態
の回路図を示す。尚、図1の第1実施形態と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0029】この第2実施形態は、ウィンドウコンパレ
ータ13の駆動電源と入力信号とを別系統で発生させるよ
うに構成したものである。図2において、第2トランス
T2に3次巻線N23を設け、3次巻線N23の出力を整流
する整流回路11′及び整流回路11′の整流出力を平滑す
る平滑コンデンサC′を設け、平滑コンデンサC′の平
滑出力をウィンドウコンパレータ13の入力信号とする。
一方、第2トランスT2の2次巻線N22の出力は、図1
と同様に、整流回路11、平滑コンデンサC及び定電圧レ
ギュレータ12を介してウィンドウコンパレータ13の駆動
電源として供給される。
【0030】かかる第2実施形態のように回路構成して
も、第1実施形態と同様の作用効果を有する。ただし、
整流回路11′及び平滑コンデンサC′が増加する分、第
1実施形態の構成の方が第2実施形態の構成に比べて安
価にできる。次に本発明の第3実施形態を図3に示し説
明する。尚、第1実施形態と同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。
【0031】第3実施形態は、センサ部及び報知部を金
属製の収納ケースに収納した場合に、収納ケースの接地
状態も同時に検出できるよう構成したものである。図3
において、金属製の収納ケース20には、第1トランスT
1、第2トランスT2、断線検出回路部21及び発光ダイ
オードPDが収納される。ここで、断線検出回路部21
は、図1の回路では整流回路11、平滑コンデンサC、定
電圧レギュレータ12、ウィンドウコンパレータ13及び倍
電圧整流回路14等を含み、図2の回路では、整流回路1
1,11′、平滑コンデンサC,C′、定電圧レギュレー
タ12、ウィンドウコンパレータ13及び倍電圧整流回路14
等を含むものとする。
【0032】第1トランスT1の1次巻線N11の一端
は、端子22Aを介して給電線7Bに接続し、第2トラン
スT2の1次巻線N21の一端は、端子22Bを介して給電
線7Aに接続する。また、第1トランスT1の2次巻線
12の一端は、端子22Cを介して接地線5に接続し、他
端は、端子22D、収納ケース20及び端子22Eを介してア
ースに接続し、モータケース3は、収納ケース20を介し
て接地される。
【0033】かかる構成によれば、モータケース3及び
収納ケース20の接地線が正常に接続されていれば、前述
と同様の動作により発光ダイオードPDが点灯し、接地
が正常であることを報知する。一方、端子22C〜22Eの
いずれか1つでも外れていれば、発光ダイオードPDは
消灯するので、モータケース3と同時に収納ケース20が
正常に接地されているか否を検出し報知することができ
る。また、端子22A,22Bが外れている場合も発光ダイ
オードPDが消灯するこは言うまでもない。
【0034】尚、第2トランスT2の2次巻線N22の出
力に基づく接地検出動作は、前述の各実施形態と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。次に、差動トラン
スの原理を利用して接地線の断線を検出する接地検出装
置の第1実施形態を図4に示し説明する。尚、図1と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0035】図4において、第1トランスT1′は3つ
の巻線N11,N12,N13を有する。巻線N11は、図1と
同様に給電線7A,7Bに直列接続し、巻線N12も図1
と同様に接地線5に直列接続し、巻線N13は、後述する
第2トランスT2′の巻線N 21と直列接続して電流経路
1 を構成する。第2トランスT2′も、3つの巻線N
21,N22,N23を有する。巻線N21は前述のように第1
トランスT1′の巻線N13と電流経路l1 で直列接続
し、巻線N 22は、抵抗を介して断線報知用の第2発光ダ
イオードとしての発光ダイオードPDに直列接続して電
流経路l2 を形成し、巻線N23は第1トランスT1′の
巻線N12と直列に接地線5に接続する。
【0036】そして、第1トランスT1′の巻線N13
第2トランスT2′の巻線N21を直列接続した電流経路
1 には、接地抵抗検出感度の低下がないことを保証す
るための第1発光ダイオードとしての発光ダイオードP
D′と抵抗が直列に挿入される。本実施形態では、発光
ダイオードPD,PD′が報知手段を構成する。そし
て、第2トランスT2′の出力巻線となる巻線N22
は、巻線N21と巻線N23の差動出力が発生するように、
第1トランスT1′及び第2トランスT2′の各巻線N
11,N12,N13,N21,N22,N23の巻き方向を定めて
いる。
【0037】次に動作を説明する。交流電源から給電線
7A,7Bを介して第1トランスT1′の巻線N11に交
流電圧Vinが印加された時に、接地線5に流れる電流を
E とし、電流経路l1 に流れる電流をir とし、電流
経路l2 に流れる電流をi0 とする。接地線4,5が正
常な場合、接地線5、電流経路l1 ,l2 に流れる各電
流i E ,ir ,i0 の大きさ及び方向の関係は、図5に
示すようになっている。即ち、図5の区間t1 では、第
2トランスT2′において、電流iE とir の差分の電
流i0 が電流経路l2 に発光ダイオードPDの順方向に
流れる。この際、電流経路l1 にも電流ir が発光ダイ
オードPD′の順方向に流れる。区間t2 では、区間t
1 と電流iE の流れる方向が逆方向となり、電流ir
0 の流れ方向が発光ダイオードPD,PD′の逆方向
となり阻止されて流れない。
【0038】このように、接地線4,5が正常の場合
は、電流経路l2 に電流i0 が発生して発光ダイオード
PDが点灯して接地線4,5の正常を通報する。また、
電流経路l1 に流れる電流ir によって発光ダイオード
PD′も点灯して断線検出感度が良好であることを示
す。一方、接地線4,5のいずれかが断線すると、電流
E は流れず、図5の破線で示す電流ir のみとなり、
電流i0 の流れ方向が発光ダイオードPDで制限されて
流れず発光ダイオードPDは点灯せず、断線を通報でき
る。
【0039】接地線4,5の接地抵抗が大きくなるにつ
れて、電流iE が小さくなり、区間t1 での電流iE
r の差分が小さくなって電流i0 が小さくなる。そし
て、接地抵抗がある値以上になると前記差分が略零以下
となり、発光ダイオードPDが消灯する。従って、接地
抵抗の異常も通報することができる。また、電流経路l
1 が断線した場合は、発光ダイオードPD′が消灯す
る。電流ir が流れないため、電流i0 は電流iE に応
じた値となる。この場合、第2トランスT2′における
差動機能がないため接触抵抗が正常の範囲を越えて大き
くなっても電流iE が流れていれば発光ダイオードPD
は点灯して正常を通報することになる。従って、電流経
路l1 が断線した場合は、接触抵抗の検出感度の低下を
招くことになり、発光ダイオードPD′の消灯によって
接触抵抗検出感度の低下を通報することができる。
【0040】次に、フォトカプラを用いて検出感度低下
と接地線異常の通報を1つの発光ダイオードで兼ねる構
成の第2実施形態を図6に示す。尚、図5の実施形態と
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図6に
おいて、電流経路l1 側に、発光ダイオードPD1とフ
ォトトランジスタPT1で構成される第1フォトカプラ
31を設ける。電流経路l2 側に、発光ダイオードPD2
とフォトトランジスタPT2で構成される第2フォトカ
プラ32をを設ける。各フォトトランジスタPT1,PT
2の各コレクタ出力は、各第1及び第2整流回路として
の倍電圧整流回路33,34で整流する。倍電圧整流回路3
3,34は、整流出力に定電圧VCCを重畳して図1に示す
ウィンドウコンパレータ13に出力する。ウィンドウコン
パレータ13の出力によって本実施形態において第3発光
ダイオードに相当する発光ダイオードPDは点灯する。
前述したようにウィンドウコンパレータ13は実質的にA
NDゲートの機能を有し、両倍電圧整流回路33,34の論
積演算を行い、その論理出力を倍電圧整流回路14に出力
する。従って、ウィンドウコンパレータ13が論理積回路
に相当する。
【0041】次に動作を説明する。接地線4,5が正常
の時は、図4で説明したように、電流ir ,i0 が流れ
るので、第1及び第2フォトカプラ31,32から交流信号
が発生し、両倍電圧整流回路33,34からの整流出力によ
ってウィンドウコンパレータ13から論理値1の出力が発
生し倍電圧整流回路14を介して発光ダイオードPDが点
灯して、接地線4,5の正常を通報する。
【0042】一方、接地線4,5のいずれかの断線時や
接触抵抗が大きくなった時は、電流i0 が発光ダイオー
ドPD2で制限されて流れないので、第2フォトカプラ
32からの出力が停止し、倍電圧整流回路34の出力レベル
がウィンドウコンパレータ13の閾値より小さくなり、ウ
ィンドウコンパレータ13からの出力が停止して発光ダイ
オードPDは消灯する。また、電流経路l1 が断線して
接触抵抗の検出感度が低下した時は、第1フォトカプラ
31からの出力が停止するため、同じくウィンドウコンパ
レータ13の出力が停止して発光ダイオードPDが消灯す
る。
【0043】そして、第1及び第2フォトカプラ31,32
或いは倍電圧整流回路33,34が故障した時は、ウィンド
ウコンパレータ13の入力レベルが閾値より小さくなりウ
ィンドウコンパレータ13の出力が停止する。また、ウィ
ンドウコンパレータ13が故障した時もウィンドウコンパ
レータ13の出力が論理値0となる。従って、本実施形態
の接地検出回路は、回路故障時に発光ダイオードPDが
消灯して異常を通報するので、フェールセーフな構成と
なる。
【0044】次に、図7に別の実施形態を示し説明す
る。図7において、本実施形態の回路では、電流経路l
2 側に設けた第2フォトカプラ32を取り除き、接地線5
側に、発光ダイオードPD3とフォトトランジスタPT
3で構成した第3フォトカプラ41を設ける。第3フォト
カプラ41の出力は第3整流回路に相当する倍電圧整流回
路42で倍電圧整流され定電圧VCCを重畳して第4整流回
路に相当する倍電圧整流回路33′に出力する。倍電圧整
流回路33′は、本実施形態において第4フォトカプラと
して機能する第1フォトカプラ31の整流出力に倍電圧整
流回路42の出力を重畳してウィンドウコンパレータ13′
に出力する。一方、電流経路l2 に流れる電流i0 は、
第5整流回路に相当する倍電圧整流回路34′で直接整流
されてウィンドウコンパレータ13′に入力する。ウィン
ドウコンパレータ13′の出力によって本実施形態におい
て第4発光ダイオードとして機能する発光ダイオードP
Dを点灯させる。
【0045】ウィンドウコンパレータ13′は、倍電圧整
流回路31′の整流出力が入力する入力端子側の閾値を、
フォトカプラ31,41に基づく各倍電圧整流回路33′,42
の整流出力をV0 とした時に、VCC+V0 とVCC+2V
0 の間に設定される。次に動作を説明する。接地線4,
5が正常の時は、第1及び第3フォトカプラ31,41から
交流出力が発生するので、倍電圧整流回路42からは出力
0 +VCCが発生し、倍電圧整流回路33′からはV0
CC+V0 を重畳した、VCC+2V0 の出力が発生す
る。また、倍電圧整流回路34′からもウィンドウコンパ
レータ13′の閾値より高い整流出力が発生するので、ウ
ィンドウコンパレータ13′の両入力レベルが共に閾値よ
り高いレベルとなって、ウィンドウコンパレータ13′か
ら論理値1の出力が発生し、発光ダイオードPDが点灯
する。
【0046】一方、接地線4,5に断線が発生すると、
倍電圧整流回路42の出力がVCCとなり、倍電圧整流回路
33′の出力はV0 にVCCを重畳した、VCC+V0 とな
り、ウィンドウコンパレータ13′の閾値より小さくな
る。従って、ウィンドウコンパレータ13′から出力が発
生せず、発光ダイオードPDは消灯する。また、電流経
路l1 が断線した場合は、第1フォトカプラ31からの出
力が停止するので、倍電圧整流回路33′からの出力は、
倍電圧整流回路42からの出力VCC+V0 となり、ウィン
ドウコンパレータ13′は出力が停止する。
【0047】本実施形態の回路では、ウィンドウコンパ
レータ13′の2つの入力端子をA,Bとすると、接地抵
抗の検出感度の低下は、ウィンドウコンパレータ13′の
倍電圧整流回路34′の出力が入力する入力端子B側の閾
値で定まる。即ち、接地線4,5の接触抵抗の大きさに
応じて電流iE が変化する。この変化に比例して電流経
路l2 に流れる電流i0 が変化し、倍電圧整流回路34′
の出力レベルが変化する。従って、ウィンドウコンパレ
ータ13′の入力端子Bの閾値を高く設定すれば、接地抵
抗の僅かな増大でも発光ダイオードPDを消灯させるこ
とができ、検出感度を高くすることができる。そして、
この閾値の設定は、図6の場合に比べて正確に設定する
ことができるので、接触抵抗の検出感度の精度を高める
ことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、ツェナーダイオードを用いることなく、接地
線の断線状態を確実に報知することができる。また、接
地線が断線してなくとも接地抵抗が異常の場合でも報知
することができるという効果を有する。
【0049】請求項2記載の発明によれば、センサ手段
等を収納する収納ケースの接地線の異常も同時に報知す
ることができる。請求項3及び請求項4記載の発明によ
れば、接地線の断線時或いは接触抵抗が増大した時に、
第2トランスの3次巻線の抽出出力変化により第2発光
ダイオードが消灯して通報することができる。また、第
1トランスの3次巻線と第2トランスの1次巻線の直列
回路の断線により差動機能が無くなって接地線の接触抵
抗増大の検出感度が低下した時は、第1発光ダイオード
の消灯によって通報することができる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、接地線の断
線及び接地抵抗増大及び検出感度低下を通報できる効果
に加えて、回路故障時に論理積回路の出力が停止して第
3発光ダイオードが消灯して異常を知らせることがで
き、フェールセーフな構成となる。請求項6記載の発明
によれば、接地線の断線及び接地抵抗増大及び検出感度
低下を通報できる効果に加えて、ウィンドウコンパレー
タの閾値によって異常検出感度を設定することができ、
異常検出感度設定を高精度で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接地検出装置の第1実施形態を示す回
路図
【図2】本発明の接地検出装置の第2実施形態を示す回
路図
【図3】本発明の接地検出装置の第3実施形態を示す回
路図
【図4】差動トランス機能を利用した実施形態を示す回
路図
【図5】図4の回路中に流れる各電流の関係図
【図6】差動トランス機能を利用した別の実施形態を示
す図
【図7】差動トランス機能を利用した更に別の実施形態
を示す図
【図8】本発明の接地検出装置の検出原理をの説明図
【図9】従来の接地検出装置の回路図
【符号の説明】
1 モータ 2 モータコイル 3 モータケース 4,5 接地線 7A,7B 給電線 12 定電圧レギュレータ 13,13′ ウィンドウコンパレータ 21 収納ケース 22A〜22E 端子 T1,T1′ 第1トランス T2,T2′ 第2トランス PD,PD′ 発光ダイオード 31,32,41 フォトカプラ 33,33′,34,34′,42 倍電圧整流回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷機器の接地線の断線の有無を検出する
    接地検出装置であって、交流信号が印加される1次巻線
    と負荷機器のケースに接続する2本の接地線の一方に直
    列接続される2次巻線を有する第1トランス及び該第1
    トランスの1次巻線と直列接続する1次巻線と該1次巻
    線の入力信号変化を抽出する2次巻線を有する第2トラ
    ンスを含み、第2トランスの2次巻線の出力に応じたセ
    ンサ出力を発生するセンサ手段と、該センサ手段のセン
    サ出力に基づいて接地線の断線の有無を報知する報知手
    段とを備えるものにおいて、 前記センサ手段の第1トランスの1次巻線に商用電源を
    直接印加する一方、前記センサ手段に、第2トランスの
    2次巻線の出力に基づいて当該出力電圧より低い定電圧
    を発生する定電圧発生手段と、該定電圧発生手段の定電
    圧出力を駆動電源とし前記第2トランスの2次巻線の整
    流出力を直接入力してレベル検定し所定の閾値以上の時
    に出力を発生するレベル検定手段とを備えて構成し、レ
    ベル検定手段から出力が発生した時に前記報知手段が接
    地線正常を報知する構成としたことを特徴とする接地検
    出装置。
  2. 【請求項2】前記センサ手段及び報知手段が金属製ケー
    ス内に収納される時、前記負荷機器に接続した2本の接
    地線のいずれか一方を、前記金属製ケースを介して接地
    する構成である請求項1記載の接地検出装置。
  3. 【請求項3】負荷機器の接地線の断線の有無を検出する
    接地検出装置において、交流信号が印加される1次巻
    線、負荷機器のケースに接続する2本の接地線の一方に
    直列接続される2次巻線及び前記1次巻線の入力信号変
    化が伝達される3次巻線を有する第1トランスと、前記
    第1トランスの3次巻線と直列接続される1次巻線、前
    記一方の接地線に前記第1トランスの2次巻線と直列に
    接続される2次巻線及び自身の1次巻線と2次巻線の差
    動出力を抽出する3次巻線を有する第2トランスと、前
    記第2トランスの3次巻線で抽出された電気信号と前記
    第1トランスの3次巻線と第2トランスの1次巻線の直
    列回路に伝達される電気信号に基づいて接地線の断線の
    有無と異常検出感度の低下を報知する報知手段とを備え
    て構成したことを特徴とする接地検出装置。
  4. 【請求項4】前記報知手段は、前記第1トランスの3次
    巻線と第2トランスの1次巻線の直列回路に挿入される
    第1発光ダイオードと前記第2トランスの3次巻線に直
    列接続される第2発光ダイオードとを備えて構成される
    請求項3記載の接地検出装置。
  5. 【請求項5】前記報知手段は、前記第1トランスの3次
    巻線と第2トランスの1次巻線の直列回路に挿入される
    投光素子と該投光素子からの光信号を受信する受光素子
    とからなる第1フォトカプラと、該第1フォトカプラの
    交流出力を整流する第1整流回路と、前記第4トランス
    の3次巻線に直列接続される投光素子と該投光素子から
    の光信号を受信する第2フォトカプラと、該第2フォト
    カプラの交流出力を整流する第2整流回路と、前記第1
    及び第2整流回路の各整流出力の論理積演算を行う論理
    積回路と、該論理積回路の論理値1の出力により点灯す
    る第3発光ダイオードとを備えて構成される請求項3記
    載の接地検出装置。
  6. 【請求項6】前記報知手段は、前記第1トランスの2次
    巻線と第2トランスの2次巻線と直列に前記一方の接地
    線に挿入される投光素子と該投光素子からの光信号を受
    信する受光素子とからなる第3フォトカプラと、該第3
    フォトカプラの交流出力を整流する第3整流回路と、前
    記第1トランスの3次巻線と第2トランスの1次巻線の
    直列回路に挿入される投光素子と該投光素子からの光信
    号を受信する受光素子とからなる第4フォトカプラと、
    該第4フォトカプラの交流出力を整流し当該整流出力に
    前記第3整流回路の整流出力を重畳して出力する第4整
    流回路と、前記第2トランスの3次巻線で抽出された交
    流出力を整流する第5整流回路と、前記第4及び第5整
    流回路の各出力レベルが予め設定したそれぞれの各閾値
    レベルより高い時出力を発生するウィンドウコンパレー
    タと、該ウィンドウコンパレータからの出力で点灯する
    第4発光ダイオードとを備えて構成される請求項3記載
    の接地検出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100318183B1 (ko) * 1999-11-04 2001-12-24 정생규 스틸코드 연선기의 단선 검출 장치
JP2006250782A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Mitsubishi Electric Corp アース線接続検知装置
JP2007050887A (ja) * 2001-06-15 2007-03-01 Toyota Motor Corp 車両用パワーコントロールユニット
CN108321562A (zh) * 2018-01-22 2018-07-24 太原理工大学 保安全可指示的放电棒
JP2019184333A (ja) * 2018-04-05 2019-10-24 ローム株式会社 電源電圧監視回路

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