JPH09331592A - スピーカー及びスピーカー用サランネットまたはカバー - Google Patents

スピーカー及びスピーカー用サランネットまたはカバー

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JPH09331592A
JPH09331592A JP14706396A JP14706396A JPH09331592A JP H09331592 A JPH09331592 A JP H09331592A JP 14706396 A JP14706396 A JP 14706396A JP 14706396 A JP14706396 A JP 14706396A JP H09331592 A JPH09331592 A JP H09331592A
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JP
Japan
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sound
speaker
cover
baffle
speaker unit
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JP14706396A
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English (en)
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Harumitsu Matsushita
晴光 松下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカーから発せられる音をスピーカー前
面を覆う素材にあてて乱反射させて拡散するとともに素
材の間を透過させて放射させることにより間接音の成分
を発生させ、臨場感のある自然な音を再現できるスピー
カーまたはスピーカー用サランネットまたはカバーを提
供する。また枕やクッションの内部に音を反射して拡散
しやすい特性を持つ素材が使用されていることを利用し
て、枕またはクッション型のスピーカーを提供する。 【解決手段】 音を反射しやすい短いパイプ状のチップ
または粒状の素材またはそれらの素材を繋げた形状もの
を使用してスピーカーユニットまたはスピーカーユニッ
トを取付けたバッフル面を一重または多重に覆う構造に
するか、枕またはクッションにバッフル型のスピーカー
を内蔵させて、スピーカーから発せられる音を乱反射さ
せて拡散させるとともに素材の間を透過させて放射させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音響機器に使用され
るスピーカー及びスピーカーのバッフル面に取り付ける
サランネットまたはカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音響機器に使用されているスピー
カーは殆どのものがある容積をもった固い箱型をしてお
り、その表面にスピーカーユニットが取付けられてい
る。そして、スピーカーユニットを保護したり美観を保
つ目的で、サランネットまたはカバーがその前面に取り
付けられている。
【0003】従来の多くのスピーカーはマイクから録音
された原音に忠実な音の再生を目指して開発がされてき
た。そしてスピーカーの前面に取り付けられるサランネ
ットやカバーは、スピーカーから発せられる音にできる
だけ影響を及ぼさないように形状を工夫するか、音を透
過しやすい素材が使用されてきた。
【0004】音楽を鑑賞する場合、コンサートホール等
では壁や天井や床などに反射して複雑に方向を変えなが
ら耳に伝えられる間接音の量が多く、それが直接音に付
加されて特有の音の響きが加わり豊かな臨場感を楽しむ
ことができる。しかし、一般家庭内ではスピーカーから
リスニングポイントまでの距離が近くなってしまい、壁
や天井も音楽用に特別に設計されてはいないため、周り
に反射して耳に伝わってくる間接音の成分は少なく、殆
どの場合はスピーカーから発せられる音を直接を聞いて
いることになる。
【0005】スピーカーから発せられる直接音に間接音
の成分を付加してコンサートホールで聞くような臨場感
のある自然な音を再現する方法として、従来はスピーカ
ーの数を増やしたり、壁に向けてスピーカーを配置した
り、サラウンド等によりアンプ内で人工的に間接音の成
分を付加した信号をスピーカーに送る等の工夫がされて
きた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スピーカー
ユニットから発せられる直接音をスピーカー前面で積極
的に複雑に乱反射させて拡散することにより間接音の成
分を発生させ、素材の間を透過して放射される直接音に
近い音にその間接音を付加して臨場感のある自然な音を
再生することを目的としている。
【0007】本発明は、スピーカーユニットから発せら
れる直接音をスピーカーの前面を覆う音を反射しやすい
短いパイプ状のチップまたは粒状の素材にあてることに
よって、短いパイプ状のチップまたは粒状の素材間、ま
たはバッフルとの間で積極的に音を反射させて拡散する
とともに、音を何度も反射を繰り返すことにより耳へ到
達する時間を遅らせて間接音と同じ成分を造り出し、殆
ど反射することなく素材の間を透過して放射される直接
音に近い音に付加するものである。
【0008】そして、これらの機能をもたせたスピーカ
ー及びスピーカー用サランネットまたはカバーを提供す
るものである。
【0009】また枕やクッションの内部に音を反射しや
すい短いパイプ状のチップや粒状の素材または音を吸収
しやすい素材が使用されていることを利用して、スピー
カーユニットを取り付けたバッフルの前面及び背面をこ
れらの素材で覆う構造にすることにより、間接音を多く
含んだ耳に刺激の少ない自然な奥行きと広がりのある音
を再生できる枕またはクッション型のスピーカーを提供
するものである。
【0010】そしてヘッドホーン用スピーカーユニット
あるいは小型スピーカーユニットを使用して必要により
増幅アンプを付加することにより、携帯型音楽再生機器
等のヘッドホーン端子に接続して再生可能とした枕また
はクッション型のスピーカーを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】スピーカーから発せられ
る直接音を乱反射させて拡散するとともに素材の間を透
過させて放射する手段は、スピーカーユニットまたはス
ピーカーユニットを取り付けたバッフルの前面を、音を
反射しやすい短いパイプ状のチップまたは粒状の素材で
覆うことが有効である。その素材は、円、楕円、多角形
の断面形状をもち、これらを中空にした短いパイプ状の
チップまたは粒状の素材等が考えられるが、音を反射し
てその角度を変化させ音を透過させる空間を充分に確保
できるものであれば、形状は特に限定されるものではな
い。
【0012】反射した音を効率よく外側に放射するため
には空間を多く確保することが有効である。空間をでき
るだけ多く確保するには素材を中空にして短いパイプ状
にすることが効果的である。短いパイプ状のチップの長
さや太さの違いにより音の透過率や反射の仕方は変化し
透過する音の音質も変化するので、直径5ミリ程度を基
本として異なる直径のパイプ状のチップを組み合わせて
使用することが有効である。粒状の素材を使用すること
により透過する音を減らして反射回数を増やすことがで
きる。
【0013】短いパイプ状のチップの切り口は直角が基
本形であるが、斜めにしたり丸くすることによりチップ
の方向をランダムに配置しやすくなる。また、粒状の素
材やいろいろな形状のものを組み合わせて使用すること
も有効な手段である。
【0014】これらの素材を使用してサランネットまた
はカバーを作り、スピーカーユニットの前面またはスピ
ーカーユニットを取り付けたバッフルの前面を一重また
は何重かに重ねて覆うようにする。
【0015】スピーカーユニットの前面を短いパイプ状
のチップまたは粒状の素材で覆い、その前面に空間を設
けて短いパイプ状のチップまたは粒状の素材で作ったサ
ランネットを更に重ねて覆う構造にすることは有効な手
段である。また更にその前面に素材を二重、三重に重ね
た構造にしてもよい。二重、三重にする場合は、その間
に空間を設けることが有効である。バッフル面に対して
も同様に空間を設けて取り付けたほうが効果的である。
まただんだん表面積を増加していくことも有効な手段で
ある。素材はそれぞれ異なるものを使用してもよい。
【0016】音を反射しやすい短いパイプ状のチップま
たは粒状の素材を繋ぎ合わせた形状にして一体型とする
か、ネット状のカバーを袋状にしてその中に素材を充填
する構造にすることにより、スピーカーユニット単体ま
たはスピーカーユニットを取付けたバッフル面をこれら
の素材で覆い保持することができる。
【0017】サランネットまたはカバーとして取り付け
た短いパイプ状のチップまたは粒状の素材の全体の形状
は薄い平面を基本形とするが、分割して折り曲げたり湾
曲をもたせて取り付けることも有効である。凹面状にし
て中央部をバッフルに近づけ端の部分の開放部分を大き
くしたり、凸面状にして逆に中央部分の空間を大きくし
て端の部分をバッフルに密着させる形状にしてもよい。
【0018】音を反射しやすい短いパイプ状のチップま
たは粒状の素材を使用して作ったサランネットまたはカ
バーは、スピーカーに直接取り付けるタイプにするだけ
でなく、台を取り付けて衝立て式にしてスピーカーの前
面に立てて置くようにしたりすだれやカーテンのように
吊るすタイプにしてスピーカーの前面を覆うようにして
もよい。また表面が平面状であることを利用して表面に
絵をプリントしたり模様をプリントして室内の装飾用品
としたり、オーディオラックの前面の扉として取り付け
てスピーカー前面を覆うようにすることも可能である。
【0019】ラジオカセットテープレコーダーやミニコ
ンポ等の小型のものはスピーカー前面のネット部分に音
を反射しやすい短いパイプ状のチップまたは粒状の素材
をあらかじめ組み込むことにより、デザインを損なうこ
となく取り付けることができる。素材を多重構造にして
組み込むことにより限られたスペースを有効に活用する
ことができる。外側のカバーは出来るだけ表面積を広く
したほうがよい。
【0020】枕やクッションの内部に、音を反射しやす
い短いパイプ状のチップや粒状の素材または音を吸収し
やすい素材が使用されていることを利用して、スピーカ
ーをバッフル構造にして内蔵させることにより枕または
クッションの機能を併せ持つスピーカーを製作すること
ができる。従来の枕またはクッションの内部を分割して
その間にスピーカーを内蔵することにより、スピーカー
ユニットを取り付けたバッフルの前面及び背面をこれら
の素材で覆うことができる。
【0021】枕またはクッション型にしたスピーカーを
製作する手段は、ホーン型または平面状のバッフルまた
はそれを組み合わせた形状のバッフルにスピーカーユニ
ットを取付け、バッフルの前面側を音を反射して表面に
伝えやすい素材で覆い、バッフルの背面側は音を吸収し
やすい素材で覆って、全体を音を透過しやすいカバーで
覆うことが有効である。
【0022】枕またはクッション型のスピーカーに内蔵
させるバッフルは軽量な材質を使用することが望まし
い。硬質の紙やプラスチック、発泡スチロール、木、軽
量金属等がある。音を反射しやすいものであれば硬質の
ものでなくてもよい。
【0023】スピーカーユニットを取り付けたバッフル
の前面側を覆う素材は、音を反射しやすい短いパイプ状
のチップまたは粒状の素材を選ぶことが重要である。短
いパイプ状のチップ、蕎麦殻または発泡スチロールのビ
ーズ等が好ましい。これらの素材を組み合わせて二重、
三重に重ねた構造にすることも有効である。
【0024】バッフル面の背面側の音が前面側に周り込
む量を少なくしてバッフル効果を向上させるには、バッ
フルの面を大きくするか、スピーカーユニットの背面に
音を吸収しやすいスポンジ、綿、羽毛等の素材を使用す
ることが有効である。
【0025】枕またはクッション型のスピーカーはバッ
フルの背面側に空気を充填して膨らます構造にしてもよ
い。空気を充填することによりスピーカーユニットを取
り付けるホーン型のバッフルを形成したり、枕またはク
ッション等の形状を変化させることも可能である。
【0026】スピーカーユニットを取り付けるバッフル
の幅や角度を調整したり、カバー表面とバッフル面との
間に存在する素材の種類と量を変化させることによって
耳に伝わる音も変わるので、これらを調整可能にするこ
とは有効である。
【0027】枕またはクッション型のスピーカーに使用
するスピーカーユニットは、ヘッドホーン用のスピーカ
ーユニットを流用することができる。オープンエアタイ
プのヘッドホーン用スピーカーユニットが適している。
音量が不足する場合は増幅アンプを付加するか音響効率
の高い小型スピーカーユニットを使用する。
【0028】バス、航空機、電車等の座席やマッサージ
機等のヘッドレスト部分、椅子やソファー等のリビング
用品またはクッションやマット等のアウトドア用品に枕
型のスピーカーを組み込むことも可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を代表的な実施
例にもとづき図面を参照して説明する。尚、図面に示し
たものは代表的な実施例であり、本発明はこれらの具体
例になんら限定されないものである。
【0030】
【実施例】図1において、音を反射しやすい短いパイプ
状のチップまたは粒状の素材を使用してスピーカーユニ
ットの前面を覆う構造にしたスピーカーの実施例を示
し、従来のスピーカーユニット1の前面に取り付いてい
るカバーの代りに、音を反射しやすい短いパイプ状のチ
ップまたは粒状の素材を使用してこれらを繋ぎ合わせた
形状にするかネット状のカバーを袋状にしてその中にこ
れらの素材を充填する構造にしたカバー2を、スピーカ
ーユニット1の前面を覆うように取り付けたものであ
る。
【0031】図2において、音を反射しやすい短いパイ
プ状のチップまたは粒状の素材を使用してスピーカーユ
ニットを取付けたバッフル面を覆う構造にしたスピーカ
ーの実施例を示し、スピーカーユニットを取付けたバッ
フル3の前面に取り付いているサランネットの代りに、
音を反射しやすい短いパイプ状のチップまたは粒状の素
材を使用してこれらを繋ぎ合わせた形状にするか、ネッ
ト状のカバーを袋状にしてその中にこれらの素材を充填
する構造にしたサランネット4を、スピーカーユニット
を取付けたバッフル3全体を覆うように取り付けたもの
である。
【0032】図3において、音を反射しやすい短いパイ
プ状のチップまたは粒状の素材を使用したサランネット
またはカバーを多重に重ねてスピーカーに取り付けた実
施例を示し、スピーカーユニット5の前面に音を反射し
やすい短いパイプ状のチップまたは粒状の素材を使用し
たカバー6を取り付け、更にその前面に空間をあけて音
を反射しやすい短いパイプ状のチップまたは粒状の素材
を使用したサランネット7をスピーカーユニットを取り
付けたバッフル面全体を覆うように取り付けたものであ
る。そして更にその前面に音を反射しやすい短いパイプ
状のチップまたは粒状の素材を使用したカバー8を衝立
て式にして配置したものである。衝立て式のカバーはバ
ッフル面より大きくする。尚カバー6を取り付けずにサ
ランネット7とカバー8だけの二重構造にしたり、サラ
ンネット7またはカバー8を二重構造にすることも可能
である。
【0033】図4において、音を反射しやすい短いパイ
プ状のチップまたは粒状の素材を繋ぎ合わせたスピーカ
ー用サランネットまたはカバーの実施例を示し、円、楕
円、多角形の断面形状をもつ短いパイプ状のチップまた
は粒状の素材9を繋ぎ合わせた形状にして、サランネッ
トまたはカバ−10にしたものである。短いパイプ状の
チップは直径5ミリ程度を基本的な大きさとし、それよ
りも直径の大きなものと小さなものを適度に付加する。
【0034】図5において、ネット状のカバーを袋状に
してその中に音を反射しやすい短いパイプ状のチップま
たは粒状の素材を充填したスピーカー用サランネットま
たはカバーの実施例を示し、円、楕円、多角形の断面形
状をもつ短いパイプ状のチップまたは粒状の素材11を
ネット状のカバー12を袋状にしてその中にこれらの素
材を充填することにより、サランネットまたはカバ−1
3にしたものである。短いパイプ状のチップは直径5ミ
リ程度を基本的な大きさとし、それよりも直径の大きな
ものと小さなものを適度に付加する。
【0035】図6において、音を反射しやすい短いパイ
プ状のチップまたは粒状の素材を使用したサランネット
またはカバーを天井から吊るすタイプにした実施例を示
し、音を反射しやすい短いパイプ状のチップまたは粒状
の素材14を繋げて、すだれ状またはカーテン状15に
して天井に吊るすために設置したレール16に取り付け
スピーカーの前面側を広く覆うようにしたものである。
【0036】図7、図8においてラジオカセットテープ
レコーダーのスピーカーの前面に音を反射しやすい短い
パイプ状のチップまたは粒状の素材を配した実施例を示
し、スピーカーユニット17の前面に音を反射しやすい
短いパイプ状のチップまたは粒状の素材を使用したカバ
ー18を取り付け、更にその前面に空間を設けてラジオ
カセットテープの外形を形作る音を反射しやすい短いパ
イプ状のチップまたは粒状の素材を使用したカバー19
を、表面積ができるだけ広くなるように取り付けたもの
である。
【0037】図9、図10において、携帯型音楽再生機
器20のヘッドホーン端子に接続して音楽再生可能とし
た枕型のスピーカーの実施例を示し、ヘッドホーン用ス
ピーカーユニット21を、ホーン型と平面を組み合わせ
たバッフル22に取付け、スピーカーユニット前面側
を、短いパイプ状のチップ23や蕎麦殻等の粒状の素材
24で覆い、バッフルの背面側を音を吸収しやすいスポ
ンジ、綿、羽毛等の素材25で覆って、全体を音を透過
しやすい素材のカバー26で覆って枕型にして側面にフ
ァスナー27を取り付けたものである。
【0038】図11、図12において、携帯型音楽再生
機器28のヘッドホーン端子に接続して音楽再生可能と
したクッション型のスピーカーの実施例を示し、ヘッド
ホーン用スピーカーユニットまたは小型のスピーカーユ
ニット29を、ホーン型と平面を組み合わせたバッフル
30に取付け、必要により増幅アンプ31を付加してス
ピーカーユニット前面側を短いパイプ状のチップ32ま
たは発泡スチロール等の粒状の素材33で覆い、バッフ
ルの背面側を音を吸収しやすいスポンジ、綿、羽毛等の
素材34で覆って、全体を音を透過しやすい素材のカバ
ー35で覆ってクッション型にして側面にファスナー3
6を取り付けたものである。背面側は音を吸収しやすい
素材34で覆うことを原則とするが前面側に使用した素
材33を更に重ねて使用してもよい。
【0039】図13において、携帯型音楽再生機器37
のヘッドホーン端子に接続して音楽再生可能とした枕型
のスピーカーの実施例を示し、ヘッドホーン用スピーカ
ーユニット38をホーン型と平面を組み合わせたバッフ
ル39に取付け、スピーカーユニット前面側を短いパイ
プ状のチップ40または蕎麦殻等の粒状の素材41で覆
い、バッフルの背面側を音を吸収しやすいスポンジ、
綿、羽毛等の素材42で覆って更にその背面側に空気を
入れて膨らませる袋43を配することにより枕の形状や
バッフルの角度を変化させる機能をもたせ、全体を音を
通しやすい素材のカバー44で覆って枕型にして側面に
ファスナー45を取付けたものである。
【0040】図14に示す実施例は、図13に示した携
帯型音楽再生機器37のヘッドホーン端子に接続して音
楽再生可能とした枕型のスピーカーの、バッフル39の
背面側の袋43の中の空気を抜いて枕の形状とバッフル
の角度を変化させたものである。
【0041】図15、図16において、スピーカーユニ
ットの前面に取り付けたホーンの先端部分を耳の側に位
置させる形状にして携帯型音楽再生機器46のヘッドホ
ーン端子に接続して音楽再生可能とした枕型のスピーカ
ーの実施例を示し、枕の内部に空気を入れて膨らませる
袋47を配するか、膨らみをもたせるための素材48を
充填することによりホーン49を形成させ、ヘッドホー
ン用スピーカーユニット50をホーン49に取り付け、
その前面側を短いパイプ状のチップ51または蕎麦殻等
の粒状の素材52で覆い全体を音を通しやすい素材のカ
バー53で覆って枕型にしたものである。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ており以下に記載されるような効果を得ることができ
る。
【0043】スピーカーユニットから発せられる直接音
をスピーカー前面で積極的に複雑に乱反射させて拡散す
ることにより間接音の成分を発生させ、素材の間を透過
して放射される直接音に近い音に、その間接音を付加し
て臨場感のある自然な音を再現することができる。
【0044】音を反射しやすい短いパイプ状のチップま
たは粒状の素材でスピーカーユニットの前面またはスピ
ーカーユニットを取付けたバッフル面の前面を覆う構造
にすることにより、スピーカーから発せられた音は短い
パイプ状のチップまたは粒状の素材に反射して方向を変
え、更に別の短いパイプ状のチップまたは粒状の素材や
バッフル面との間で反射を繰り返して複雑に方向を変え
て拡散しながら素材の隙間を透過して外側に放射されて
いく。
【0045】スピーカーから発せられた音の大半は複雑
に反射してから外側に放射されるが同時にスピーカーか
ら発せられた一部の音は殆ど反射せずに素材の隙間を透
過して直接音に近い音として外側に放射される。反射す
る回数が多かった音は複雑にその方向を変えると同時
に、外側に放射されるまでに時間を余分に要することに
なり、壁などに反射してくる音と同じように間接音とな
って耳に伝えられる。また、音は拡散されて放射される
ので指向性が改善され、壁や天井に反射してくる間接音
の成分も増加する。
【0046】マルチウェイ方式のスピーカーのようにバ
ッフル面に複数以上のスピーカーユニットが取り付けら
れている場合、それぞれのスピーカーユニットからの直
接音は位相の差をもったまま耳に伝達されるので、音像
定位が悪くなりリスニングエリアも限定されたものとな
っていたが、短いパイプ状のチップまたは粒状の素材間
またはバッフル面との間で反射を繰り返すことにより、
各スピーカーユニットからの音は反射回数の多い音と少
ない音がそれぞれ重なり合って外側に放射されるので、
それぞれの音の位相差は感じにくくなる。その結果、音
像定位はよくなり、リスニングエリアも広くなる。
【0047】また、スピーカーユニットから発せられた
音は、短いパイプ状のチップまたは粒状の素材を使用し
たカバーまたはサランネット全体に拡散して外側に放射
されるので音場が広がり自然な音の再生が可能となる。
小型スピーカーの前面にこれらの素材を配し、その面積
を広くすることにより大型スピーカー並の音場を再生す
ることができる。
【0048】短いパイプ状のチップでスピーカーの前面
を覆うことにより、パイプの外側にあたった音は乱反射
して拡散され、パイプの内側に入った音は効率よくパイ
プの反対側の端に伝達される。その結果スピーカーから
発せられた音の音質を低下させることなく、効率よく拡
散しながら外側に放射することができる。
【0049】パイプの直径を変えることにより、スピー
カーから発せられる音質を変化させ改善することができ
る。全体にバランスよい音質が得られるのは直径5ミリ
前後であるが、それを基本的な直径として、それより直
径が小さいものと大きなものを付加することにより高音
または低音域の音質を改善することができる。直径の違
うパイプ状のチップを組み合わせて使用することによ
り、スピーカーや部屋の特性に合わせて音質を改善する
ことが可能となる。
【0050】スピーカーユニット前面またはスピーカー
ユニットを取り付けたバッフルの前面を覆う短いパイプ
状のチップまたは粒状の素材の厚さを厚くするか、薄い
ものを二重、三重に重ねた構造にして間に空間を設ける
ことによりスピーカーから発せられた音は拡散と放射を
繰り返し、間接音を増すことができる。二重、三重に重
ねることにより音はより拡散しやすくなる。外側に配置
するものをだんだん大きくすることにより効率よく音を
拡散することができる。外側のものを大きくするほど音
場は広くなる。
【0051】スピーカーユニット前面またはスピーカー
ユニットを取り付けたバッフル面の前面を覆う音を反射
しやすい短いパイプ状のチップまたは粒状の素材をバッ
フル面に対して空間を確保して取り付け端の部分に開放
部分を設けることにより、反射した音はその開放部分か
らスピーカーの横方向または後方側に反射して放射され
るので壁や天井に反射して耳にとどく間接音を増加させ
ることができる。バッフル面よりも大きくすることによ
り後方に反射する成分も増加し更にその効果は高まる。
【0052】サランネットまたはカバーとして取り付け
た短いパイプ状のチップまたは粒状の素材全体の形状は
平面のままでも充分効果を得ることができるが、凹面状
にすることにより横または後方に反射する音を増加させ
間接音を多くすることができる。凸面状にして湾曲をも
たせて取り付けることにより指向性を広くすることがで
きる。
【0053】サランネットまたはカバーを、音を反射し
やすい短いパイプ状のチップまたは粒状の素材を繋ぎ合
わせた形状にして一体型にすることによりネット状のカ
バーで覆う必要がなくなり、量産型のスピーカーに適す
る。また素材の形状、方向、大きさを決めて配置し固定
することができ、一定の音質を確保できる。
【0054】サランネットまたはカバーを、ネット状の
カバーを袋状にしてその中に音を反射しやすい短いパイ
プ状のチップまたは粒状の素材を充填する構造にするこ
とにより、部屋の環境に合わせて素材で覆う厚さを変化
させたり充填する素材の種類や大きさを変えて音質や間
接音の量を調整することが容易にできる。
【0055】音を反射しやすい短いパイプ状のチップま
たは粒状の素材を繋ぎ合わせた形状にするか、ネット状
のカバーを袋状にしてその中に素材を充填する構造にし
たサランネットまたはカバーを、従来のサランネットに
代えてスピーカーに取り付けることにより、従来から使
用しているスピーカーにも簡単に取り付けることが可能
であり、従来のスピーカーでもこれらの効果を簡単に得
ることができる。
【0056】カバーを衝立て式にしたり、すだれやカー
テンのように吊るすタイプにすることでスピーカーに直
接固定する必要がなくなり、スピーカーのタイプや大き
さに関係なく取り付けることができる。また、バッフル
面に対する取り付け角度や距離を容易に変えることもで
きる。
【0057】カバーを衝立て式にしてスピーカーの前面
に立てて置くタイプにしたり、すだれやカーテンのよう
に天井から吊るすタイプにすることにより、容易に広い
範囲でスピーカーの前面を覆うことができ広い音場を得
ることができる。また、その表面に絵や模様をペイント
することにより室内装飾として利用したりスピーカーや
オーディオ機器を覆って隠してしまうことにより、音響
機器の存在を意識することなく自然な音を楽しむことが
できる。またオーディオラックの前面を覆う扉の代りに
取り付けても同様の効果が得られる。
【0058】ラジオカセットテープやミニコンポ等の小
型のものはスピーカー前面のネット部分にあらかじめ組
み込むことにより大きな効果を得ることができ、デザイ
ン面でも有利である。小型のスピーカーに組み込むこと
により、小型スピーカーで音量を上げた時に発生しやす
い耳に刺激的な音を和らげることができ音場も広がるの
で、小型スピーカーを意識させない自然な音に改善する
ことができる。
【0059】従来の枕またはクッションの内部を分割し
てバッフル型のスピーカーを内蔵させることによりスピ
ーカーユニットを取り付けたバッフルの前面を音を反射
しやすい短いパイプ状のチップまたは粒状の素材で覆う
構造にすることができる。
【0060】スピーカーを枕やクッション等に内蔵する
ことにより枕またはクッションとして使用しながら耳元
で音楽を楽しめるスピーカーとして使用することができ
る。音源の中心は頭の中心から外れて枕またはクッショ
ンの中に広がる感じになり、ヘッドホーンやミニコンポ
とは異なる新しい音楽空間が得られる。間接音を多く含
んだその音は耳に刺激が少なく横になって休みながら聞
く場合や気分をリラックスさせるのに適したものであ
る。
【0061】枕またはクッション型のスピーカーにヘッ
ドホーン用として使用しているオープンエアタイプのス
ピーカーユニットを流用することにより、ヘッドホーン
のもつ質の高い音を利用することができる。枕や比較的
小さなクッションのように頭または耳を接して使用する
場合はあまり大きな音量を必要としないため、従来のオ
ープンエアタイプのヘッドホーンのスピーカーユニット
をバッフルに取り付けることによりそのまま流用するこ
とができる。音量が不足する場合は、増幅アンプを付加
するか音響効率の高い小型スピーカーユニットを使用す
ることにより、ウォークマン等の携帯型音楽再生機器に
接続して再生が可能となる。
【0062】枕またはクッション型のスピーカーをウォ
ークマン等の携帯型音楽再生機器に接続して再生可能と
することにより、ヘッドホーンを装着する煩わしさを感
じることなく個人で音楽を楽しむことができる。また携
帯型音楽再生機器が小型軽量であることを活かして、枕
またはクッションに内蔵してしまうこともでき一緒に移
動することも容易である。
【0063】スピーカーユニット、コード、携帯型音楽
再生機器を枕、クッション等の中に格納してしまえば若
干重量が増加するだけで枕またはクッションとしてその
機能を損なうことなく使用することができる。枕やクッ
ションに加える改造は内部を分割して従来から使用して
いる素材を二重または三重に分けて入れるだけなのでス
ピーカーユニット、コード、携帯型音楽再生機器を取り
出してしまえば、従来の枕やクッションと何ら変わらな
いものとして使用できる。
【0064】枕またはクッションのカバー表面とバッフ
ル面との間に入れる素材の種類と量やスピーカーユニッ
トを取り付けるバッフルの幅や角度を調整できるように
することにより耳に伝わる音質を変えることができる。
【0065】バッフルの前面を、音を反射しやすい短い
パイプ状のチップまたは粒状の素材で覆うことにより、
間接音を多く含んだ耳に刺激の少ない音質を得ることが
できる。短いパイプ状のチップはカバー表面に音を効率
よく伝達して拡散し、蕎麦殻等の粒状の素材は高音を和
らげる効果がある。これらの素材を重ねるか組み合わせ
ることにより耳に刺激が少なく広がりのある音楽空間が
枕またはクッションの中に広がる。そして枕またはクッ
ションの表面に耳が接するようにすることにより、低音
域の再生能力を向上させることができる。
【0066】枕またはクッション型スピーカーのスピー
カーユニットの背面に音を吸収しやすいスポンジ、綿、
羽毛等の素材を使用することにより、背面の音が前面に
周り込む量を減少させ、バッフル効果を向上させること
ができる。
【0067】枕またはクッションの内部に空気を充填し
て膨らます構造にすることにより、スピーカーユニット
を取り付けるホーン型のバッフルを形成したり枕または
クッションの表面を両耳に近づける形状にすることがで
きる。表面を両耳に近づけることにより、ヘッドホーン
に近い音質が得られ低音域の音質も改善される。また空
気を抜くことによりコンパクトにすることもでき、アウ
トドアや旅行等で使用する場合に携帯性がよくなる。
【0068】枕型のスピーカーは、バス、航空機、電車
等の座席やマッサージ機等のヘッドレスト部分、椅子や
ソファー等のリビング用品、クッションやマット等のア
ウトドア用品に容易に組み込むことができる。これらに
枕型のスピーカーを組み込み両耳を覆うような形状にす
ることにより、旅行などで乗物に乗って移動中の時間や
座ったままや寝たままじっとしている時間に、ヘッドホ
ーンをかける煩わしさを感じることなく、ウォークマン
等の携帯型音楽再生機器の音楽を個人で楽しむことがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピーカーユニットの前面を音を反射して拡散
する素材を使用したカバーで覆ったスピーカーを示す断
面図である。
【図2】スピーカーの前面を音を反射して拡散する素材
を使用したサランネットで覆ったスピーカーを示す断面
図である。
【図3】スピーカーの前面を音を反射して拡散する素材
を使用したカバーとサランネットで多重に覆ったスピー
カーを示す断面図である。
【図4】音を反射して拡散する素材を繋ぎ合わせて一体
型としたサランネットまたはカバーを示す断面図であ
る。
【図5】音を反射して拡散する素材をネット状のカバー
に充填したサランネットまたはカバーを示す断面図であ
る。
【図6】音を反射して拡散する素材を繋ぎ合わせて天井
から吊るすタイプにしたサランネットまたはカバーを示
す断面図である。
【図7】スピーカーの前面に音を反射して拡散する素材
配したラジオカセットテープレコーダーを示す正面図で
ある。
【図8】スピーカーの前面に音を反射して拡散する素材
配したラジオカセットテープレコーダーを示す断面図で
ある。
【図9】枕型のスピーカーを示す断面図である。
【図10】枕型のスピーカーを示す断面図である。
【図11】クッション型のスピーカーを示す断面図であ
る。
【図12】クッション型のスピーカーを示す断面図であ
る。
【図13】空気を充填した枕型のスピーカーを示す断面
図である。
【図14】空気を充填した枕型のスピーカーを示す断面
図である。
【図15】枕型のスピーカーを示す断面図である。
【図16】枕型のスピーカーを示す断面図である。
【符号の説明】
1、5、17 スピーカーユニット 2、6、8、18、19 カバー 3 スピーカーユニットを取り
付けたバッフル 4、7 サランネット 10、13 サランネットまたはカバー 9、11、14 短いパイプ状のチップまた
は粒状の素材 12 ネット状のカバー 15 すだれ状またはカーテン状
にしたカバー 16 レール 20、28、37、46 携帯型音楽再生機器 21、29、38、50 スピーカーユニット 22、30、39 ホーン型と平面を組み合わ
せたバッフル 23、32、40、51 短いパイプ状のチップ 24、41、52 蕎麦殻等の粒状の素材 25、34、42 スポンジ、綿、羽毛等の素
材 26、35、44、53 音を透過しやすいカバー 27、36、45 ファスナー 31 増幅アンプ 33 発泡スチロール等の粒状の
素材 43、47 空気を入れて膨らませる袋 48 膨らみをもたせるための素
材 49 ホーン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音を反射しやすい短いパイプ状のチップ
    または粒状の素材またはそれらの素材を繋ぎ合わせた形
    状ものを使用して、スピーカーユニットまたはスピーカ
    ーユニットを取付けたバッフル面を、一重または多重に
    覆う構造にすることにより、スピーカーから発せられる
    音を乱反射させて拡散させるとともに素材の間を透過さ
    せて放射する機能をもたせたスピーカー。
  2. 【請求項2】 音を反射しやすい短いパイプ状のチップ
    または粒状の素材を繋ぎ合わせた形状にするか、ネット
    状のカバーを袋状にしてその中に素材を充填する構造に
    して、スピーカーユニットまたはスピーカーユニットを
    取付けたバッフル面を一重または多重に覆うようにする
    ことにより、スピーカーから発せられる音を乱反射させ
    て拡散させるとともに素材の間を透過させて放射する機
    能をもたせたスピーカー用サランネットまたはカバー。
  3. 【請求項3】 衝立て式にしたり、すだれやカーテンの
    ように吊るすタイプにするか、オーディオラックの前面
    の扉として取り付けて、スピーカー前面を広く覆うよう
    にした請求項2記載のカバー。
  4. 【請求項4】 ホーン型または平面状のバッフル、また
    はそれを組み合わせた形状のバッフルにスピーカーユニ
    ットを取付けてバッフル構造とし、バッフルの前面側を
    音を反射しやすい短いパイプ状のチップまたは粒状の素
    材で一重または多重に覆い、バッフルの背面側を音を吸
    収しやすい素材で覆う構造にして、全体をカバーで覆う
    ことにより、枕またはクッション型にしたスピーカー。
  5. 【請求項5】 ヘッドホーン用スピーカーユニット、あ
    るいは小型スピーカーユニットを使用し、必要により増
    幅アンプを付加して携帯型音楽再生機器のヘッドホーン
    端子に接続して再生可能とした請求項4記載のスピーカ
    ー。
JP14706396A 1996-06-10 1996-06-10 スピーカー及びスピーカー用サランネットまたはカバー Pending JPH09331592A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013539263A (ja) * 2010-07-30 2013-10-17 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ ヘッドレスト・スピーカ配置

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JP2013539263A (ja) * 2010-07-30 2013-10-17 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ ヘッドレスト・スピーカ配置

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