JPH09331274A - Ｄｓ−ｃｄｍａ干渉キャンセル装置 - Google Patents
Ｄｓ−ｃｄｍａ干渉キャンセル装置Info
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- JPH09331274A JPH09331274A JP14693296A JP14693296A JPH09331274A JP H09331274 A JPH09331274 A JP H09331274A JP 14693296 A JP14693296 A JP 14693296A JP 14693296 A JP14693296 A JP 14693296A JP H09331274 A JPH09331274 A JP H09331274A
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- Signal Processing (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＩＣＵの集中制御を不要にし、また、受信レ
ベルのランク付けの計算を行うランキング制御器を不要
にして、その信号処理規模及び装置構成を簡略化する。 【解決手段】 受信信号Ｓ１が受信機２１〜２ｎに入力
されてブロックごとに各ユーザの受信レベルが測定され
る。この測定結果から受信レベルランキング計算部１８
ｃが受信レベルのランキングを計算する。受信信号Ｓ１
が受信信号ブロック化部１８ａに入力されてブロック化
され、ランキング情報添付部１８ｂで受信レベルランキ
ング計算部１８ｃから入力された受信レベルの順位付け
（ランキング添付）が行われる。この受信信号ブロック
の受信レベルランキング情報をＩＣＵ１３−１〜１４−
ｎが参照し、対応するユーザの受信信号に対する干渉キ
ャンセル処理を行って、デコーダ１６−１〜１６−ｎか
ら復号信号を出力する。
ベルのランク付けの計算を行うランキング制御器を不要
にして、その信号処理規模及び装置構成を簡略化する。 【解決手段】 受信信号Ｓ１が受信機２１〜２ｎに入力
されてブロックごとに各ユーザの受信レベルが測定され
る。この測定結果から受信レベルランキング計算部１８
ｃが受信レベルのランキングを計算する。受信信号Ｓ１
が受信信号ブロック化部１８ａに入力されてブロック化
され、ランキング情報添付部１８ｂで受信レベルランキ
ング計算部１８ｃから入力された受信レベルの順位付け
（ランキング添付）が行われる。この受信信号ブロック
の受信レベルランキング情報をＩＣＵ１３−１〜１４−
ｎが参照し、対応するユーザの受信信号に対する干渉キ
ャンセル処理を行って、デコーダ１６−１〜１６−ｎか
ら復号信号を出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトル直接拡
散符号分割多重（ＤＳ−ＣＤＭＡ）方式における他ユー
ザの干渉キャンセル処理を行うＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャ
ンセル装置に関する。
散符号分割多重（ＤＳ−ＣＤＭＡ）方式における他ユー
ザの干渉キャンセル処理を行うＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャ
ンセル装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のＤＳ−ＣＤＭＡにおける
セル内の干渉キャンセル（低減）方法として、マルチユ
ーザシリアル干渉キャンセル装置が知られている。この
装置では、あるユーザｋ（１≦ｋ≦Ｋ）の信号を復調す
る前にユーザの干渉レプリカ信号を生成し、差し引いて
復調するという処理をＩ回（マルチステージ）行うこと
によって、他ユーザの干渉をキャンセルしている。
セル内の干渉キャンセル（低減）方法として、マルチユ
ーザシリアル干渉キャンセル装置が知られている。この
装置では、あるユーザｋ（１≦ｋ≦Ｋ）の信号を復調す
る前にユーザの干渉レプリカ信号を生成し、差し引いて
復調するという処理をＩ回（マルチステージ）行うこと
によって、他ユーザの干渉をキャンセルしている。
【０００３】この場合の処理は、全てのユーザ（１〜
Ｋ）の受信レベルを測定し、その値の大きいユーザから
順に干渉キャンセル処理を行っている。この際、各ユー
ザが移動していると、その受信レベルが変化するため、
この順序が時間とともに入れ替わる可能性がある。そこ
で一定時間ごとに受信レベルを測定し、処理順次を絶え
ず入れ替える必要がある。このため受信レベルランキン
グ制御部によって受信レベルの順位付け（ランク付け）
の計算を行った後に、各干渉キャンセルユニット（ＩＣ
Ｕ）に対し、受信レベルランキングの結果を各ＩＣＵに
通知している。すなわち、各ＩＣＵではどのユーザの干
渉キャンセル処理を行えば良いかを指示している。
Ｋ）の受信レベルを測定し、その値の大きいユーザから
順に干渉キャンセル処理を行っている。この際、各ユー
ザが移動していると、その受信レベルが変化するため、
この順序が時間とともに入れ替わる可能性がある。そこ
で一定時間ごとに受信レベルを測定し、処理順次を絶え
ず入れ替える必要がある。このため受信レベルランキン
グ制御部によって受信レベルの順位付け（ランク付け）
の計算を行った後に、各干渉キャンセルユニット（ＩＣ
Ｕ）に対し、受信レベルランキングの結果を各ＩＣＵに
通知している。すなわち、各ＩＣＵではどのユーザの干
渉キャンセル処理を行えば良いかを指示している。
【０００４】この場合、干渉キャンセルは順送りで処理
されるため現時点で各ＩＣＵにて処理されている受信信
号が過去の何時の時点で受信されたものであるかが、各
ＩＣＵで異なることになる。このため受信レベルランキ
ング制御部では各ＩＣＵが処理している受信信号の受信
時刻を把握し、その時点における受信レベルランキング
結果に応じたユーザの干渉キャンセル処理を行うよう指
示している。このため、過去の受信レベルランキング情
報を保持するメモリを用いるとともに、各ＩＣＵに対す
る適切な処理を指示する制御部が必要となる。この際、
ユーザ数Ｋ、ステージ数Ｉの増加に対応して装置全体を
制御する制御系が設けられることになる。
されるため現時点で各ＩＣＵにて処理されている受信信
号が過去の何時の時点で受信されたものであるかが、各
ＩＣＵで異なることになる。このため受信レベルランキ
ング制御部では各ＩＣＵが処理している受信信号の受信
時刻を把握し、その時点における受信レベルランキング
結果に応じたユーザの干渉キャンセル処理を行うよう指
示している。このため、過去の受信レベルランキング情
報を保持するメモリを用いるとともに、各ＩＣＵに対す
る適切な処理を指示する制御部が必要となる。この際、
ユーザ数Ｋ、ステージ数Ｉの増加に対応して装置全体を
制御する制御系が設けられることになる。
【０００５】図７は従来のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセ
ル装置の構成を示すブロック図である。図７の装置は、
受信レベル測定ステージ１と、第１ステージ２と、第２
ステージ（干渉キャンセルステージ）３と、第３ステー
ジ４とを有している。さらに、復号信号を出力する最終
復号ステージ５と、ＩＣＵへ受信レベルランキング情報
を通知する受信レベルランキング制御器６とを有してい
る。
ル装置の構成を示すブロック図である。図７の装置は、
受信レベル測定ステージ１と、第１ステージ２と、第２
ステージ（干渉キャンセルステージ）３と、第３ステー
ジ４とを有している。さらに、復号信号を出力する最終
復号ステージ５と、ＩＣＵへ受信レベルランキング情報
を通知する受信レベルランキング制御器６とを有してい
る。
【０００６】受信レベル測定ステージ１は受信信号Ｓ１
が入力される受信機（ＲＸ）１，２，３…ｎを有し、ま
た、第１ステージ２には干渉キャンセルユニット（ＩＣ
Ｕ）１−１，１−２，１−３…１−ｎが設けられてい
る。さらに、第２ステージ（干渉キャンセルステージ）
３はＩＣＵ２−１，２−２，２−３…２−ｎを有し、第
３ステージ４にはＩＣＵ３−１，３−２，３−３…３−
ｎが設けられている。また、最終復号ステージ５には、
ＩＣＵ３−１〜３−ｎからの干渉キャンセル処理した受
信信号が入力されて復号信号を出力するデコーダ１，
２，３…ｎが設けられている。
が入力される受信機（ＲＸ）１，２，３…ｎを有し、ま
た、第１ステージ２には干渉キャンセルユニット（ＩＣ
Ｕ）１−１，１−２，１−３…１−ｎが設けられてい
る。さらに、第２ステージ（干渉キャンセルステージ）
３はＩＣＵ２−１，２−２，２−３…２−ｎを有し、第
３ステージ４にはＩＣＵ３−１，３−２，３−３…３−
ｎが設けられている。また、最終復号ステージ５には、
ＩＣＵ３−１〜３−ｎからの干渉キャンセル処理した受
信信号が入力されて復号信号を出力するデコーダ１，
２，３…ｎが設けられている。
【０００７】次に、この従来例の動作について説明す
る。受信信号Ｓ１が、まず、受信レベル測定ステージ１
の受信機（ＲＸ）１〜ｎに同時に入力され、ここで各ユ
ーザごとの受信レベルが測定される。この測定結果が受
信レベルランキング制御器６に集中して入力される。こ
の受信レベルランキング制御器６ではユーザ（１〜ｎ）
の受信レベルを大きい順に並び替えてｋ（ｔ，ｐ）（ｋ
＝ユーザ、ｔ＝受信された時刻、ｐ＝受信レベル順位）
を求め、この受信レベルランキング情報を、対応する第
１から第３ステージ中のＩＣＵ１−１〜３−ｎに通知す
る。このＩＣＵ３−１〜３−ｎからの干渉キャンセルを
処理した受信信号が最終復号ステージ５のデコーダ１〜
ｎに入力され、ここから復号信号を出力する。
る。受信信号Ｓ１が、まず、受信レベル測定ステージ１
の受信機（ＲＸ）１〜ｎに同時に入力され、ここで各ユ
ーザごとの受信レベルが測定される。この測定結果が受
信レベルランキング制御器６に集中して入力される。こ
の受信レベルランキング制御器６ではユーザ（１〜ｎ）
の受信レベルを大きい順に並び替えてｋ（ｔ，ｐ）（ｋ
＝ユーザ、ｔ＝受信された時刻、ｐ＝受信レベル順位）
を求め、この受信レベルランキング情報を、対応する第
１から第３ステージ中のＩＣＵ１−１〜３−ｎに通知す
る。このＩＣＵ３−１〜３−ｎからの干渉キャンセルを
処理した受信信号が最終復号ステージ５のデコーダ１〜
ｎに入力され、ここから復号信号を出力する。
【０００８】このように、第１から第３ステージ中の各
ＩＣＵ１−１〜３−ｎが、現在どの時点の受信信号の干
渉キャンセルを処理しているのかを受信レベルランキン
グ制御器６が把握したうえで、それぞれのＩＣＵ１−１
〜３−ｎに対して干渉キャンセルの処理を行うように指
示している。
ＩＣＵ１−１〜３−ｎが、現在どの時点の受信信号の干
渉キャンセルを処理しているのかを受信レベルランキン
グ制御器６が把握したうえで、それぞれのＩＣＵ１−１
〜３−ｎに対して干渉キャンセルの処理を行うように指
示している。
【０００９】このような干渉キャンセル処理を行う例と
して、特開平５−６８０１７号公報の「スペクトラム拡
散受信装置およびスペクトラム拡散送信装置およびスペ
クトラム拡散通信装置」が知られている。この従来例
は、受信信号から干渉検波を行って、その干渉波を検出
し、この検出結果に基づいて干渉波を除去して、拡散復
調を行っている。
して、特開平５−６８０１７号公報の「スペクトラム拡
散受信装置およびスペクトラム拡散送信装置およびスペ
クトラム拡散通信装置」が知られている。この従来例
は、受信信号から干渉検波を行って、その干渉波を検出
し、この検出結果に基づいて干渉波を除去して、拡散復
調を行っている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
のうち前者のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置では、
全てのユーザの受信レベルを測定し、受信レベルの大き
いユーザからの順序で干渉キャンセル処理を行っている
ため、各ユーザが移動している場合は各ユーザの受信レ
ベルは絶えず変化し、この順番が時間とともに入れ替わ
ってしまう。このため、一定時間ごとに受信レベルを測
定し直して処理順番を入れ替えなければならない。
のうち前者のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置では、
全てのユーザの受信レベルを測定し、受信レベルの大き
いユーザからの順序で干渉キャンセル処理を行っている
ため、各ユーザが移動している場合は各ユーザの受信レ
ベルは絶えず変化し、この順番が時間とともに入れ替わ
ってしまう。このため、一定時間ごとに受信レベルを測
定し直して処理順番を入れ替えなければならない。
【００１１】このため、受信レベルランキング制御部で
は、それぞれのＩＣＵで現在処理している受信信号が受
信された時刻を把握し、その時点における受信レベルラ
ンキング結果に応じたユーザの干渉キャンセル処理を行
うよう指示しているため、過去の受信レベルランキング
情報を保持するメモリが必要になり、かつ、各ＩＣＵに
対する適切な干渉キャンセル処理の指示を行う制御部も
必要になる。換言すれば、ユーザ数及びステージ数の増
加に応じて制御が煩雑化し、その構成が複雑化するとい
う欠点があった。また、後者の特開平５−６８０１７号
の例も装置全体の制御が複雑であり、改善の余地があ
る。
は、それぞれのＩＣＵで現在処理している受信信号が受
信された時刻を把握し、その時点における受信レベルラ
ンキング結果に応じたユーザの干渉キャンセル処理を行
うよう指示しているため、過去の受信レベルランキング
情報を保持するメモリが必要になり、かつ、各ＩＣＵに
対する適切な干渉キャンセル処理の指示を行う制御部も
必要になる。換言すれば、ユーザ数及びステージ数の増
加に応じて制御が煩雑化し、その構成が複雑化するとい
う欠点があった。また、後者の特開平５−６８０１７号
の例も装置全体の制御が複雑であり、改善の余地があ
る。
【００１２】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、干渉キャンセルユニットの
集中制御が不要になり、また、受信レベルのランク付け
の計算を行う受信レベルランキング制御器を不要にし
て、その信号処理規模及び装置構成を簡略化できるＤＳ
−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置の提供を目的とする。
課題を解決するものであり、干渉キャンセルユニットの
集中制御が不要になり、また、受信レベルのランク付け
の計算を行う受信レベルランキング制御器を不要にし
て、その信号処理規模及び装置構成を簡略化できるＤＳ
−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置の提供を目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項１記載の発明は、スペクトル直接拡散符号分
割多重方式における他ユーザの干渉をキャンセルするＤ
Ｓ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置にあって、全ユーザの
受信信号の受信レベルを測定する並列接続の受信レベル
測定手段と、受信レベル測定手段で測定された各ユーザ
の受信レベルを集計し、受信レベルの大きい順に並べ替
えて順位付けを行う並べ替え順位付け手段と並べ替え順
位付け手段での順位付け情報を受信信号ブロックに添付
する添付手段と、添付手段からの受信信号ブロックにお
ける順位付け情報に基づいて自己がどのユーザーの処理
をすれば良いかを判別して干渉キャンセル処理を行う直
列接続の複数の干渉キャンセルユニットとを備える構成
としてある。
に、請求項１記載の発明は、スペクトル直接拡散符号分
割多重方式における他ユーザの干渉をキャンセルするＤ
Ｓ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置にあって、全ユーザの
受信信号の受信レベルを測定する並列接続の受信レベル
測定手段と、受信レベル測定手段で測定された各ユーザ
の受信レベルを集計し、受信レベルの大きい順に並べ替
えて順位付けを行う並べ替え順位付け手段と並べ替え順
位付け手段での順位付け情報を受信信号ブロックに添付
する添付手段と、添付手段からの受信信号ブロックにお
ける順位付け情報に基づいて自己がどのユーザーの処理
をすれば良いかを判別して干渉キャンセル処理を行う直
列接続の複数の干渉キャンセルユニットとを備える構成
としてある。
【００１４】請求項２記載の発明はスペクトル直接拡散
符号分割多重方式における他ユーザの干渉をキャンセル
するＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置にあって、全ユ
ーザの受信信号の受信レベルを測定し、かつ、受信レベ
ル情報を受信信号ブロックに添付して次段に出力する直
列接続の受信レベル測定手段と、受信レベル測定手段か
らの受信信号ブロックにおける各ユーザの受信レベル情
報から受信レベルの大きい順に並べ替える順位付けを行
い、自己がどのユーザーの処理をすれば良いかを判別し
て干渉キャンセル処理を行う直列接続の複数の干渉キャ
ンセルユニットとを備える構成としてある。
符号分割多重方式における他ユーザの干渉をキャンセル
するＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置にあって、全ユ
ーザの受信信号の受信レベルを測定し、かつ、受信レベ
ル情報を受信信号ブロックに添付して次段に出力する直
列接続の受信レベル測定手段と、受信レベル測定手段か
らの受信信号ブロックにおける各ユーザの受信レベル情
報から受信レベルの大きい順に並べ替える順位付けを行
い、自己がどのユーザーの処理をすれば良いかを判別し
て干渉キャンセル処理を行う直列接続の複数の干渉キャ
ンセルユニットとを備える構成としてある。
【００１５】請求項３記載のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャン
セル装置は、干渉キャンセルユニットが出力する干渉を
キャンセル処理した受信信号に対する復号処理を行う複
数の復号手段を備える構成としてある。
セル装置は、干渉キャンセルユニットが出力する干渉を
キャンセル処理した受信信号に対する復号処理を行う複
数の復号手段を備える構成としてある。
【００１６】このような構成の請求項１，３記載のＤＳ
−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置は、全ユーザの受信信号
の受信レベルを同時に測定して受信レベルの大きい順に
並べ替えを行い、この順位付け情報（受信信号レベルラ
ンキング情報）を受信信号ブロックに添付して干渉キャ
ンセルユニットに出力し、ここで後段に順送りして出力
される。各干渉キャンセルユニットは、添付された受信
信号レベルランキング情報に基づいて、自己がいずれの
ユーザの干渉キャンセル処理を行なうのかを判別して、
その処理を行い、この後に復号処理を行う。したがっ
て、従来例のような干渉キャンセルユニットの集中制御
が不要になり、さらに過去の受信レベルランキング情報
の保持を行うメモリなども不要になり、その信号処理規
模が縮小される。
−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置は、全ユーザの受信信号
の受信レベルを同時に測定して受信レベルの大きい順に
並べ替えを行い、この順位付け情報（受信信号レベルラ
ンキング情報）を受信信号ブロックに添付して干渉キャ
ンセルユニットに出力し、ここで後段に順送りして出力
される。各干渉キャンセルユニットは、添付された受信
信号レベルランキング情報に基づいて、自己がいずれの
ユーザの干渉キャンセル処理を行なうのかを判別して、
その処理を行い、この後に復号処理を行う。したがっ
て、従来例のような干渉キャンセルユニットの集中制御
が不要になり、さらに過去の受信レベルランキング情報
の保持を行うメモリなども不要になり、その信号処理規
模が縮小される。
【００１７】請求項２，３記載のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キ
ャンセル装置は、直列接続の受信レベル測定手段が、全
ユーザの受信信号の受信レベルを測定し、かつ、受信レ
ベル情報を受信信号ブロックに添付して順送りして次段
に出力する。この順位付け情報（受信信号レベルランキ
ング情報）を添付した受信信号ブロックが干渉キャンセ
ルユニットで順送りされ、ここで添付されたランキング
情報に基づいて、自己がいずれのユーザの干渉キャンセ
ル処理を行なうのかを判別して、その処理を行い、この
後に復号処理を行っている。したがって、従来例のよう
に受信レベルのランク付けの計算を行う受信レベルラン
キング制御器が不要になり、その装置構成が簡略化され
る。
ャンセル装置は、直列接続の受信レベル測定手段が、全
ユーザの受信信号の受信レベルを測定し、かつ、受信レ
ベル情報を受信信号ブロックに添付して順送りして次段
に出力する。この順位付け情報（受信信号レベルランキ
ング情報）を添付した受信信号ブロックが干渉キャンセ
ルユニットで順送りされ、ここで添付されたランキング
情報に基づいて、自己がいずれのユーザの干渉キャンセ
ル処理を行なうのかを判別して、その処理を行い、この
後に復号処理を行っている。したがって、従来例のよう
に受信レベルのランク付けの計算を行う受信レベルラン
キング制御器が不要になり、その装置構成が簡略化され
る。
【００１８】
【発明の実施の形態】次に、本発明のＤＳ−ＣＤＭＡ干
渉キャンセル装置の実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。図１は本発明のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセ
ル装置の実施形態における構成を示すブロック図であ
る。図１の装置は、受信信号Ｓ１をブロック単位に区分
して、それぞれの受信レベルを測定する受信レベル測定
ステージ１１を有している。さらに、各ブロックごとの
干渉キャンセル処理を行う干渉キャンセルステージ１３
を有している。さらに、復号信号を出力する最終復号ス
テージ１６と、ＩＣＵへ受信レベルランキング情報を通
知する受信レベルランキング制御器１８を有している。
渉キャンセル装置の実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。図１は本発明のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセ
ル装置の実施形態における構成を示すブロック図であ
る。図１の装置は、受信信号Ｓ１をブロック単位に区分
して、それぞれの受信レベルを測定する受信レベル測定
ステージ１１を有している。さらに、各ブロックごとの
干渉キャンセル処理を行う干渉キャンセルステージ１３
を有している。さらに、復号信号を出力する最終復号ス
テージ１６と、ＩＣＵへ受信レベルランキング情報を通
知する受信レベルランキング制御器１８を有している。
【００１９】受信レベル測定ステージ１１は受信信号Ｓ
１が入力される受信機（ＲＸ）２１，２２，２３…２ｎ
を有し、また、干渉キャンセルステージ１３はＩＣＵ１
３−１，１３−２，１３−３，１３−４，１３−５，１
３−６，１３−７，１３−８，１３−９，１４−１，１
４−２…１４−ｎを有している。また、最終復号ステー
ジ１６には、ＩＣＵ１３−１〜１４−ｎからの干渉をキ
ャンセルした受信信号が入力されて復号信号を出力する
デコーダ１６−１，１６−２，１６−３…１６−ｎが設
けられている。
１が入力される受信機（ＲＸ）２１，２２，２３…２ｎ
を有し、また、干渉キャンセルステージ１３はＩＣＵ１
３−１，１３−２，１３−３，１３−４，１３−５，１
３−６，１３−７，１３−８，１３−９，１４−１，１
４−２…１４−ｎを有している。また、最終復号ステー
ジ１６には、ＩＣＵ１３−１〜１４−ｎからの干渉をキ
ャンセルした受信信号が入力されて復号信号を出力する
デコーダ１６−１，１６−２，１６−３…１６−ｎが設
けられている。
【００２０】受信レベルランキング制御器１８には、入
力される受信信号Ｓ１をブロック単位に区分けして出力
する受信信号ブロック化部１８ａと、受信レベルの順位
付け（ランキング添付）を行うランキング情報添付部１
８ｂと、受信信号Ｓ１の受信レベルのランキングを計算
する受信レベルランキング計算部１８ｃとが設けられて
いる。
力される受信信号Ｓ１をブロック単位に区分けして出力
する受信信号ブロック化部１８ａと、受信レベルの順位
付け（ランキング添付）を行うランキング情報添付部１
８ｂと、受信信号Ｓ１の受信レベルのランキングを計算
する受信レベルランキング計算部１８ｃとが設けられて
いる。
【００２１】次に、この第１実施形態の動作について説
明する。受信信号Ｓ１が受信レベル測定ステージ１１中
の受信機（ＲＸ）２１〜２ｎに入力され、ここで受信信
号ブロックごとに各ユーザの受信信号レベルが測定され
る。この測定結果が受信レベルランキング制御器１８中
の受信レベルランキング計算部１８ｃに入力され、ここ
で受信レベルのランキングが計算される。
明する。受信信号Ｓ１が受信レベル測定ステージ１１中
の受信機（ＲＸ）２１〜２ｎに入力され、ここで受信信
号ブロックごとに各ユーザの受信信号レベルが測定され
る。この測定結果が受信レベルランキング制御器１８中
の受信レベルランキング計算部１８ｃに入力され、ここ
で受信レベルのランキングが計算される。
【００２２】また、受信信号Ｓ１が受信レベルランキン
グ制御器１８中の受信信号ブロック化部１８ａに入力さ
れ、ここでブロック化され、さらに、ランキング情報添
付部１８ｂで受信レベルランキング計算部１８ｃから入
力された受信レベルの順位付け（ランキング添付）が行
われる。ランキング情報添付部１８ｂからの受信レベル
ランキング情報が添付された受信信号ブロックが干渉キ
ャンセルステージ１３のＩＣＵ１３−１に入力される。
グ制御器１８中の受信信号ブロック化部１８ａに入力さ
れ、ここでブロック化され、さらに、ランキング情報添
付部１８ｂで受信レベルランキング計算部１８ｃから入
力された受信レベルの順位付け（ランキング添付）が行
われる。ランキング情報添付部１８ｂからの受信レベル
ランキング情報が添付された受信信号ブロックが干渉キ
ャンセルステージ１３のＩＣＵ１３−１に入力される。
【００２３】図２は受信信号ブロックに添付される受信
レベルランキング情報例を示す図である。図２の例は、
受信信号レベルの大きい順にユーザ番号が格納されてい
る。すなわち、受信レベルランキング情報として受信レ
ベル順位１のユーザ番号、受信レベル順位２のユーザ番
号、受信レベル順位３のユーザ番号…受信レベル順位Ｋ
（ｎ）−１、受信レベル順位Ｋ（ｎ）が格納され、この
後に全ユーザ（Ｋ）分の受信信号データが配置されてい
る。
レベルランキング情報例を示す図である。図２の例は、
受信信号レベルの大きい順にユーザ番号が格納されてい
る。すなわち、受信レベルランキング情報として受信レ
ベル順位１のユーザ番号、受信レベル順位２のユーザ番
号、受信レベル順位３のユーザ番号…受信レベル順位Ｋ
（ｎ）−１、受信レベル順位Ｋ（ｎ）が格納され、この
後に全ユーザ（Ｋ）分の受信信号データが配置されてい
る。
【００２４】干渉キャンセルステージ１３のＩＣＵ１３
−１〜１４−ｎでは、ランキング情報添付部１８ｂから
の受信信号ブロックに添付された各ユーザの受信レベル
ランキング情報を参照して、自己ＩＣＵ（１３−１〜１
４−ｎ）が、いずれのユーザの受信信号の干渉キャンセ
ル処理を行うかを判断する。
−１〜１４−ｎでは、ランキング情報添付部１８ｂから
の受信信号ブロックに添付された各ユーザの受信レベル
ランキング情報を参照して、自己ＩＣＵ（１３−１〜１
４−ｎ）が、いずれのユーザの受信信号の干渉キャンセ
ル処理を行うかを判断する。
【００２５】図３は、受信レベルランキング情報を添付
した受信信号ブロック例を示す図である。図３の受信信
号ブロックを、例えば、ＩＣＵ１３−３が受け取った場
合に、このＩＣＵ１３−３は３番目に受信レベルが大き
いユーザの干渉キャンセル処理を行えば良いことにな
る。すなわち、添付された受信レベルランキング情報の
３番目に表示されたユーザ１３の干渉キャンセル処理を
行う。
した受信信号ブロック例を示す図である。図３の受信信
号ブロックを、例えば、ＩＣＵ１３−３が受け取った場
合に、このＩＣＵ１３−３は３番目に受信レベルが大き
いユーザの干渉キャンセル処理を行えば良いことにな
る。すなわち、添付された受信レベルランキング情報の
３番目に表示されたユーザ１３の干渉キャンセル処理を
行う。
【００２６】このようにしてＩＣＵ１３−１〜１４−ｎ
が、それぞれ対応するユーザの干渉キャンセル処理を行
い、最終復号ステージ１６のデコーダ１６−１〜１６−
ｎが復号信号を出力する。
が、それぞれ対応するユーザの干渉キャンセル処理を行
い、最終復号ステージ１６のデコーダ１６−１〜１６−
ｎが復号信号を出力する。
【００２７】以上のように第１実施形態では、受信信号
レベルランキング情報を添付した受信信号ブロックをＩ
ＣＵ１３−１〜１４−ｎに送出し、ここで添付された受
信レベルランキング情報に基づいて、自己がいずれのユ
ーザの干渉キャンセル処理を行なうのかを判別して、そ
の干渉キャンセル処理後に復号処理を行っている。これ
によって、従来例のような干渉キャンセルユニットの集
中制御が不要になり、さらに過去の受信レベルランキン
グ情報を保持するためのメモリなども不要になり、その
信号処理規模が縮小される。
レベルランキング情報を添付した受信信号ブロックをＩ
ＣＵ１３−１〜１４−ｎに送出し、ここで添付された受
信レベルランキング情報に基づいて、自己がいずれのユ
ーザの干渉キャンセル処理を行なうのかを判別して、そ
の干渉キャンセル処理後に復号処理を行っている。これ
によって、従来例のような干渉キャンセルユニットの集
中制御が不要になり、さらに過去の受信レベルランキン
グ情報を保持するためのメモリなども不要になり、その
信号処理規模が縮小される。
【００２８】図４は第２実施形態の構成を示すブロック
図である。図４の例は、受信信号Ｓ１をブロック単位に
区分して、それぞれの受信レベルを測定する受信レベル
測定ステージ３１と、各ブロックごとの干渉キャンセル
処理を行う干渉キャンセルステージ３２と、さらに、復
号信号を出力する最終復号ステージ３３とを有してい
る。
図である。図４の例は、受信信号Ｓ１をブロック単位に
区分して、それぞれの受信レベルを測定する受信レベル
測定ステージ３１と、各ブロックごとの干渉キャンセル
処理を行う干渉キャンセルステージ３２と、さらに、復
号信号を出力する最終復号ステージ３３とを有してい
る。
【００２９】受信レベル測定ステージ３１は受信信号Ｓ
１が入力される並列接続の受信機（ＲＸ）４１，４２，
４３…４ｎを有し、また、干渉キャンセルステージ３２
は、直列接続のＩＣＵ３２−１，３２−２，３２−３，
３２−４，３２−５，３２−６，３２−７，３２−８，
３２−９，３３−１，３３−２…３３−ｎを有してい
る。また、最終復号ステージ３３には、ＩＣＵ３２−１
〜３３−ｎからの干渉をキャンセルした受信信号が入力
されて復号信号を出力するデコーダ３３−１，３３−
２，３３−３…３３−ｎが設けられている。
１が入力される並列接続の受信機（ＲＸ）４１，４２，
４３…４ｎを有し、また、干渉キャンセルステージ３２
は、直列接続のＩＣＵ３２−１，３２−２，３２−３，
３２−４，３２−５，３２−６，３２−７，３２−８，
３２−９，３３−１，３３−２…３３−ｎを有してい
る。また、最終復号ステージ３３には、ＩＣＵ３２−１
〜３３−ｎからの干渉をキャンセルした受信信号が入力
されて復号信号を出力するデコーダ３３−１，３３−
２，３３−３…３３−ｎが設けられている。
【００３０】受信レベル測定ステージ３１の受信機（Ｒ
Ｘ）４１〜４ｎは、それぞれ各ユーザごとの受信レベル
を測定したブロック単位での受信レベル情報を添付し
て、次段に順送りする直列接続の構成となっている。ま
た、干渉キャンセルステージ３２のＩＣＵ３２−１〜３
３−ｎは、受信信号ブロックに添付された各ユーザの受
信レベル情報から、その受信レベルを判定する。そし
て、その処理ユーザを決定し、干渉キャンセル処理を行
って次段に順送りする直列接続の構成となっている。
Ｘ）４１〜４ｎは、それぞれ各ユーザごとの受信レベル
を測定したブロック単位での受信レベル情報を添付し
て、次段に順送りする直列接続の構成となっている。ま
た、干渉キャンセルステージ３２のＩＣＵ３２−１〜３
３−ｎは、受信信号ブロックに添付された各ユーザの受
信レベル情報から、その受信レベルを判定する。そし
て、その処理ユーザを決定し、干渉キャンセル処理を行
って次段に順送りする直列接続の構成となっている。
【００３１】次に、第２実施形態の動作について説明す
る。図４において、受信信号Ｓ１が受信レベル測定ステ
ージ３１の受信機（ＲＸ）４１に入力され、ここから受
信機４ｎへ順送りで出力され、各ユーザごとの受信レベ
ルを測定する。この受信レベル情報を添付した受信信号
ブロックを順送りで次段の受信機（４２〜４ｎ）に出力
し、最後に受信機４ｎから干渉キャンセルステージ３２
のＩＣＵ３２−１へ受信レベル情報を添付した受信信号
ブロックを出力する。
る。図４において、受信信号Ｓ１が受信レベル測定ステ
ージ３１の受信機（ＲＸ）４１に入力され、ここから受
信機４ｎへ順送りで出力され、各ユーザごとの受信レベ
ルを測定する。この受信レベル情報を添付した受信信号
ブロックを順送りで次段の受信機（４２〜４ｎ）に出力
し、最後に受信機４ｎから干渉キャンセルステージ３２
のＩＣＵ３２−１へ受信レベル情報を添付した受信信号
ブロックを出力する。
【００３２】図５は受信信号ブロックに添付された受信
レベル情報例を示す図である。図５において、ユーザ番
号１，２，３…Ｋ（ｎ）−１，Ｋ（ｎ）順に受信信号レ
ベルが格納され、この後に全ユーザ（Ｋ）分の受信信号
データが格納されている。
レベル情報例を示す図である。図５において、ユーザ番
号１，２，３…Ｋ（ｎ）−１，Ｋ（ｎ）順に受信信号レ
ベルが格納され、この後に全ユーザ（Ｋ）分の受信信号
データが格納されている。
【００３３】干渉キャンセルステージ３２では、ＩＣＵ
３２−１〜３３−ｎが、受信ブロックに添付された各ユ
ーザの受信レベル情報から受信レベルを判定し、その処
理ユーザを決定し、次に干渉キャンセル処理を行う。す
なわち、受信信号ブロックに添付された各ユーザの受信
レベル情報を参照し、受信レベルの大きい順に並べ替え
ることによって自分がどのユーザの受信信号の干渉キャ
ンセル処理すれば良いかを判断して、その干渉キャンセ
ル処理を行う。
３２−１〜３３−ｎが、受信ブロックに添付された各ユ
ーザの受信レベル情報から受信レベルを判定し、その処
理ユーザを決定し、次に干渉キャンセル処理を行う。す
なわち、受信信号ブロックに添付された各ユーザの受信
レベル情報を参照し、受信レベルの大きい順に並べ替え
ることによって自分がどのユーザの受信信号の干渉キャ
ンセル処理すれば良いかを判断して、その干渉キャンセ
ル処理を行う。
【００３４】図６は受信レベル情報を添付した受信信号
ブロック例を示す図である。図６において、受信信号ブ
ロックのユーザ１，２，３…Ｋ（ｎ）−１，Ｋ（ｎ）順
に受信信号レベル９．０，９．３，８．９…９．２，
９．５が格納されている。例えば、受信信号ブロックを
ＩＣＵ３２−３が受け取った際に、ＩＣＵ３２−３は、
まず、受信信号ブロックに添付されたユーザ１〜Ｋまで
の受信レベルを大きい順に並び替える。ここでは、受信
レベル「９．３」が３番目に大きい受信信号であり、そ
の「９．３」の受信レベルのユーザ、すなわち、ここで
はユーザ２の干渉キャンセル処理を行う。
ブロック例を示す図である。図６において、受信信号ブ
ロックのユーザ１，２，３…Ｋ（ｎ）−１，Ｋ（ｎ）順
に受信信号レベル９．０，９．３，８．９…９．２，
９．５が格納されている。例えば、受信信号ブロックを
ＩＣＵ３２−３が受け取った際に、ＩＣＵ３２−３は、
まず、受信信号ブロックに添付されたユーザ１〜Ｋまで
の受信レベルを大きい順に並び替える。ここでは、受信
レベル「９．３」が３番目に大きい受信信号であり、そ
の「９．３」の受信レベルのユーザ、すなわち、ここで
はユーザ２の干渉キャンセル処理を行う。
【００３５】このようにしてＩＣＵ３２−１〜３３−ｎ
が、対応するユーザの干渉キャンセル処理を行い、最終
復号ステージ３３のデコーダ３３−１〜３３−ｎから復
号信号を出力する。
が、対応するユーザの干渉キャンセル処理を行い、最終
復号ステージ３３のデコーダ３３−１〜３３−ｎから復
号信号を出力する。
【００３６】以上のように、この第２実施形態では、受
信信号ブロックに受信信号レベル情報が添付され、ＩＣ
Ｕ３２−２〜３３−ｎへ順送りで出力される。ここで添
付された受信信号レベル情報に基づいて、自己がいずれ
のユーザの干渉キャンセル処理を行なうのかを判別し、
この後に復号処理を行う。この結果、従来、必要であっ
た受信レベルのランク付けの計算を行うランキング制御
器が不要になり、その装置構成が簡略化される。
信信号ブロックに受信信号レベル情報が添付され、ＩＣ
Ｕ３２−２〜３３−ｎへ順送りで出力される。ここで添
付された受信信号レベル情報に基づいて、自己がいずれ
のユーザの干渉キャンセル処理を行なうのかを判別し、
この後に復号処理を行う。この結果、従来、必要であっ
た受信レベルのランク付けの計算を行うランキング制御
器が不要になり、その装置構成が簡略化される。
【００３７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１，３記載のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置によれ
ば、全ユーザの受信信号の受信レベルを同時に測定して
受信レベルの大きい順に並べ替えた順位付け情報（受信
信号レベルランキング情報）に基づいて干渉キャンセル
ユニットが、自己がいずれのユーザの干渉キャンセル処
理を行なうのかを判別して、その干渉キャンセル処理を
行っているため、従来例をもって説明したような干渉キ
ャンセルユニットの集中制御が不要になり、さらに過去
の受信レベルランキング情報の保持を行うメモリなども
不要になり、その信号処理規模を縮小できるようにな
る。
１，３記載のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置によれ
ば、全ユーザの受信信号の受信レベルを同時に測定して
受信レベルの大きい順に並べ替えた順位付け情報（受信
信号レベルランキング情報）に基づいて干渉キャンセル
ユニットが、自己がいずれのユーザの干渉キャンセル処
理を行なうのかを判別して、その干渉キャンセル処理を
行っているため、従来例をもって説明したような干渉キ
ャンセルユニットの集中制御が不要になり、さらに過去
の受信レベルランキング情報の保持を行うメモリなども
不要になり、その信号処理規模を縮小できるようにな
る。
【００３８】請求項２，３記載のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キ
ャンセル装置は、全ユーザの受信信号の受信レベルを測
定した受信レベル情報に基づいて、干渉キャンセルユニ
ットが、いずれのユーザの干渉キャンセル処理を行なう
のかを判別して、その干渉キャンセル処理を行っている
ため、従来例のように受信レベルのランク付けの計算を
行う受信レベルランキング制御器が不要になり、その装
置構成を簡略化できるようになる。
ャンセル装置は、全ユーザの受信信号の受信レベルを測
定した受信レベル情報に基づいて、干渉キャンセルユニ
ットが、いずれのユーザの干渉キャンセル処理を行なう
のかを判別して、その干渉キャンセル処理を行っている
ため、従来例のように受信レベルのランク付けの計算を
行う受信レベルランキング制御器が不要になり、その装
置構成を簡略化できるようになる。
【図１】本発明のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置の
実施形態における構成を示すブロック図である。
実施形態における構成を示すブロック図である。
【図２】第１実施形態にあって受信信号ブロックに添付
されるランキング情報例を示す図である。
されるランキング情報例を示す図である。
【図３】第１実施形態にあって受信レベルランキング情
報を添付した受信信号ブロック例を示す図である。
報を添付した受信信号ブロック例を示す図である。
【図４】第２実施形態の構成を示すブロック図である。
【図５】第２実施形態にあって受信信号ブロックに添付
された受信レベル情報例を示す図である。
された受信レベル情報例を示す図である。
【図６】第２実施形態にあって受信レベル情報を添付し
た受信信号ブロック例を示す図である。
た受信信号ブロック例を示す図である。
【図７】従来のＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセル装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
１１，３１ 受信レベル測定ステージ １３，３２ 干渉キャンセルステージ（ＩＣＵ） １３−１〜１４−ｎ，３２−１〜３３−ｎ ＩＣＵ １６，３３ 最終復号ステージ １６−１〜１６−ｎ，３３−１〜３３−ｎ デコーダ １８ 受信信号レベルランキング制御器 １８ａ 受信信号ブロック化部 １８ｂ ランキング情報添付部 １８ｃ 受信レベルランキング計算部 ２１〜２ｎ，４１〜４ｎ 受信機 Ｓ１ 受信信号
Claims (3)
- 【請求項１】 スペクトル直接拡散符号分割多重方式に
おける他ユーザの干渉をキャンセルするＤＳ−ＣＤＭＡ
干渉キャンセル装置にあって、 全ユーザの受信信号の受信レベルを測定する並列接続の
受信レベル測定手段と、前記受信レベル測定手段で測定
された各ユーザの受信レベルを集計し、受信レベルの大
きい順に並べ替えて順位付けを行う並べ替え順位付け手
段と、 前記並べ替え順位付け手段での順位付け情報を受信信号
ブロックに添付する添付手段と、 前記添付手段からの受信信号ブロックにおける順位付け
情報に基づいて自己がどのユーザーの処理をすれば良い
かを判別して干渉キャンセル処理を行う直列接続の複数
の干渉キャンセルユニットと、 を備えることを特徴とするＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセ
ル装置。 - 【請求項２】 スペクトル直接拡散符号分割多重方式に
おける他ユーザの干渉をキャンセルするＤＳ−ＣＤＭＡ
干渉キャンセル装置にあって、 全ユーザの受信信号の受信レベルを測定し、かつ、受信
レベル情報を受信信号ブロックに添付して次段に出力す
る直列接続の受信レベル測定手段と、 前記受信レベル測定手段からの受信信号ブロックにおけ
る各ユーザの受信レベル情報から受信レベルの大きい順
に並べ替える順位付けを行い、自己がどのユーザーの処
理をすれば良いかを判別して干渉キャンセル処理を行う
直列接続の複数の干渉キャンセルユニットと、 を備えることを特徴とするＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセ
ル装置。 - 【請求項３】 前記請求項１又は２記載のＤＳ−ＣＤＭ
Ａ干渉キャンセル装置において、 干渉キャンセルユニットが出力する干渉をキャンセル処
理した受信信号に対する復号処理を行う複数の復号手段
を備えることを特徴とするＤＳ−ＣＤＭＡ干渉キャンセ
ル装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14693296A JP2746261B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | Ｄｓ−ｃｄｍａ干渉キャンセル装置 |
| EP19970303996 EP0813314B1 (en) | 1996-06-10 | 1997-06-09 | Direct-sequence code division multiple access receiver |
| US08/872,604 US5953369A (en) | 1996-06-10 | 1997-06-10 | DS-CDMA receiver with multi-stage serial interference cancelers using power level information appended to data blocks |
| KR1019970024789A KR100248454B1 (ko) | 1996-06-10 | 1997-06-10 | 데이터 블록에 부가된 전력레벨 정보를 사용한 다단 연속 간섭 삭제기를 갖는 ds-cdma 수신기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14693296A JP2746261B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | Ｄｓ−ｃｄｍａ干渉キャンセル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09331274A true JPH09331274A (ja) | 1997-12-22 |
| JP2746261B2 JP2746261B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=15418840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14693296A Expired - Fee Related JP2746261B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | Ｄｓ−ｃｄｍａ干渉キャンセル装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5953369A (ja) |
| EP (1) | EP0813314B1 (ja) |
| JP (1) | JP2746261B2 (ja) |
| KR (1) | KR100248454B1 (ja) |
Cited By (8)
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| KR100394318B1 (ko) * | 2001-03-22 | 2003-08-09 | 주식회사 버카나와이어리스코리아 | 주파수 변환 믹서 출력의 디씨 오프셋 제거 장치 및 방법 |
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| KR100682118B1 (ko) * | 2000-08-25 | 2007-02-12 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 코드 분할 다원 접속 방식을 기반으로 하는 무선 지역루프 시스템에서의 다원 접속 간섭 제거 장치 및 방법 |
| KR100682121B1 (ko) * | 2000-08-25 | 2007-02-12 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 다중 반송파 직접 시퀀스 코드 분할 다원 접속시스템에서의 다원 접속 간섭 제거 장치 및 방법 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2861987B2 (ja) * | 1997-06-23 | 1999-02-24 | 日本電気株式会社 | マルチユーザ−シリアル干渉キャンセラ装置およびその方法 |
| KR100255565B1 (ko) * | 1997-12-26 | 2000-05-01 | 정선종 | 코드분할 다중접속 시스템의 비동기 다중 경로 채널에서의다중 모드 감산형 잡음 제거 방법 및 장치 |
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