JP2861987B2 - マルチユーザ−シリアル干渉キャンセラ装置およびその方法 - Google Patents

マルチユーザ−シリアル干渉キャンセラ装置およびその方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDS−CDMA方式
の移動通信におけるセル内の干渉を低減する装置に関
し、特にDS−CDMAマルチユーザシリアル干渉キャ
ンセラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DS−CDMA(直接拡散変調・符号分
割多元接続)方式の移動通信においてセル内の干渉を低
減する方法としてマルチユーザシリアル干渉キャンセラ
が提案されている。これはあるユーザk(1≦k≦K、
Kは当該装置が処理対象にしているユーザ数)の信号を
復調するのに先立って、ユーザk以外のユーザの受信信
号成分(ユーザkにとり干渉成分となるので「干渉レプ
リカ」と称する)を再現合成し、受信信号から干渉レプ
リカを差し引いて当該ユーザの受信信号成分を復調する
という処理をN回(マルチステージ)行うことにより他
ユーザの信号成分の干渉の影響を低減する方式である。
【0003】受信信号の復号の際、特にスペクトル拡散
された信号の逆拡散の際に用いられる拡散コードの発生
は、制御部が拡散符号発生部内の系列発生用のシフトレ
ジスタ(所望の符号系列を発生させるようにタップが設
定されたフィードバック型シフトレジスタ)に初期値を
与えることによって実行される。このとき、制御部は復
号しようとするユーザのユーザ番号や、フレーム番号、
スロット番号等で表示される時刻情報等から、最初の設
定時(例えば通信開始時)に、逆拡散符号系列の初期値
を計算してその初期値を拡散符号発生部に設定する。制
御部が逆拡散符号発生部に初期値を最初に一度設定する
と、その後、拡散符号発生部は同一系列の拡散符号を発
生し続ける。予備処理ステージおよび干渉キャンセルス
テージにおいてはこの方法により逆拡散用符号の発生が
行われている。
【0004】その後受信信号は、処理単位時間毎に切り
出されパケット化され干渉キャンセルステージに入力さ
れる。干渉キャンセルの処理単位時間毎にパケット化さ
れたひとかたまりの受信信号を“キャンセルブロック”
と称する。干渉キャンセルステージに於いても、干渉レ
プリカを生成するために、各処理ユーザ(干渉キャンセ
ル処理対象のユーザ)に対応する同一の拡散符号系列の
時系列的な発生が必要になる。
【0005】図5は従来方式によるマルチユーザシリア
ル干渉キャンセル装置のブロック図である。この干渉キ
ャンセル装置はユーザ数(K個)の予備処理用受信機5
2(RX_1〜RX_K)を有する予備処理用受信回路
と、図示されていないユーザ順位付け回路と、K個の干
渉キャンセラユニット53(ICU#n-1〜#n-K)で成る
干渉キャンセラ回路がさらにN段(n=1,2..N、図示の例
では3段)接続されて成るN段干渉キャンセラ回路と、
最終段の干渉キャンセラ回路にスイッチ回路60を介し
て接続された最終復号器55から成っている。
【0006】予備処理用受信機(以下、受信機と記す)
52は制御部510、逆拡散符号発生部59、相関器5
7、検波復号処理部58から成っている。制御部510
は、上記したように、最初の設定時(例えば通信開始
時)に、当該受信機対応のユーザに割り当てられている
逆拡散符号系列の初期値を計算して該初期値を逆拡散符
号発生器に与える。逆拡散符号発生部59は前記したよ
うに、フィードバック型シフトレジスタで成り、制御部
510から入力した初期値から当該ユーザ対応の逆拡散
符号系列を生成する。相関器57は受信信号と当該ユー
ザの逆拡散符号との相関を演算して1次変調波を抽出す
る。検波復号処理部58は相関器58の検波出力の信号
レベルを検出し、かつ、他回路の処理に必要な処理を実
行する。
【0007】各受信機RX_1〜RX_Kで生成された
キャンセルブロック毎の受信成分の信号レベル情報はユ
ーザ順位付け回路によって比較され、K個のユーザが信
号レベルの高い順にランク付けされる。その結果、予備
処理ステージにおいては、1キャンセルブロック単位に
(通常は、1スロット単位に)パッケット化された受信
信号rに、当該キャンセルブロック番号(干渉キャンセ
ルの処理単位時間が1スロットの場合には、スロット番
号およびそのスロットが属するフレーム番号で表示され
る時間情報)、各ユーザ番号、当該ユーザ対応の逆拡散
符号系列の、最初の設定時における初期値(以下、最初
の初期値と記す)等、干渉キャンセル処理ステージにお
いて逆拡散符号系列の初期値の計算に必要なパラメータ
(以下、初期値パラメータと記す)と当該ユーザのラン
クとが付加されて転送される。次に説明するように、干
渉キャンセル処理はユーザのランク順に(すなわち、信
号レベルの高いユーザを先に)実行される。
【0008】第i段j番目の干渉キャンセラユニットIC
U(#i-j)53は、制御部514と、逆拡散符号発生部5
13と、相関部511と、干渉キャンセル処理部512
から成り、当該ICU(#i-j)に割り当てられているラン
クjのユーザの干渉レプリカを生成する。
【0009】制御部514は、当該ICUに入力された
キャンセルブロックに添付して転送されたキャンセルブ
ロック番号、ユーザ番号、当該ユーザのランク情報、お
よび最初の設定時の初期値を読出し、当該ICU(#i-j)
に割り当てられているランクjのユーザを認識し、当該
ユーザ対応の逆拡散符号系列の最初の設定時の初期値
(以下、最初の初期値と記す)、および、当該キャンセ
ルブロックのキャンセルブロック番号に基づいて、当該
キャンセルブロックに対する逆拡散符号系列の初期値を
計算する。
【0010】逆拡散符号発生部513は制御部514か
ら逆拡散符号系列の初期値を入力すると、その初期値か
ら出発して当該逆拡散符号系列を発生する。相関部51
1は直前のICU(#i-(j-1))から出力される差引出力信
号rm-(Si1+Si2+..Si(j-1))と逆拡散符号発生部513
から出力される逆拡散符号系列との相関を計算する。こ
こで、rmは受信信号rの第mキャンセルブロックであ
り、SikはICU(#i-k)によって生成される干渉レプリ
カである。したがって、信号rm-(Si1+Si2+..Si( j-1))
はランクが高いユーザの推定干渉が差し引かれた信号で
あり、この信号のうち、ランクjのユーザの信号成分が
最も高い信号レベルをもつことになる。
【0011】干渉キャンセル処理部512は相関部51
1の出力から干渉レプリカSijを再生し、かつ、当該I
CU#(i-j)の入力信号(ICU#(i-(j-1))の差引出力信
号)rm-(Si1+Si2+..Si(j-1))から更に当該干渉レプリ
カSijを差し引いて次のICU#(i-(j+1))に渡す。
【0012】このようにして、第i段のK個のICU
は、信号レベルの高い順に、逐次に干渉キャンセル処理
を実行する。
【0013】この多段干渉キャンセラ回路は次のように
動作する。先ず、第1段のランク1のユーザ処理用IC
U#1-1は受信信号rmを入力すると、上記の動作によっ
て干渉レプリカS11を生成して出力すると共に、差引出
力信号rm-S11をランク2のユーザ処理用ICU#1-2に
渡す。同様にして、次のユーザ処理用ICU#1-2は、差
引出力信号rm-S11を入力すると、干渉レプリカS12を生
成すると共に差引出力信号rm-S11-S12を生成してラン
ク3のユーザ処理用ICU#1-3に渡す。この逐次処理を
実行して第1段のK個のICUの干渉キャンセル処理が
終了すると第1段の干渉キャンセラ回路によってK個の
干渉レプリカS11、S12、S13...S1Kが生成される。
【0014】第2段の干渉キャンセラ回路による処理も
基本的には同様に行われる。このときには、ICU#2-1
には、図示されていない遅延回路によって、第1段の干
渉キャンセル処理のために経過した時間だけ遅延された
受信信号rmと前段の干渉レプリカとによって生成され
る差引信号rm-(S12+S13+...+S1K)と、予備処理用受信
回路によって定められたランク1のユーザ対応の初期値
パラメータが入力される。ICU#2-1はこの差引信号と
初期値パラメータに基づいて干渉レプリカS21を生成す
ると共に、差引出力信号rm-(S21+S13+...+S1K)を出力
する。同様に、ICU#2-2は差引出力信号rm-(S21+S13
+...+S1K)とランク2のユーザ対応の初期値パラメータ
とを入力すると、干渉レプリカS22を生成すると共に、
差引出力信号rm-(S21+S22+S14+...+S1K)を次のICU#
2-3に出力する。このようにして、他のすべての干渉レ
プリカを除去した受信信号に対して干渉キャンセル処理
を行うので、段を重ねるに従って他ユーザ信号成分の干
渉の影響を除去することができる。
【0015】なお、図5で復号器55の番号1、2・・
・k・Kはユーザ番号である。したがって、最終段(図
5の実施例では第3段)のICU#3-1、ICU#3-2・・
・ICU#3-k・ICU#3-Kのうち、ユーザ1の干渉キャ
ンセル処理を実行したICUの出力が番号1の復号器に
接続され、ユーザ2の干渉キャンセル処理を実行したI
CUの出力が番号2の復号器に接続される。その接続は
スイッチ回路60によって行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のマルチユーザシ
リアル干渉キャンセラにおいては、各段のそれぞれのI
CUは同一ユーザの干渉キャンセル処理をするのではな
く、それぞれ定まったランクのユーザのキャンセルブロ
ックを処理する。例えば、第1段の干渉キャンセラユニ
ットICU#1-2はランク2の受信信号成分を処理する。
したがって、受信信号中の各ユーザの信号成分の信号レ
ベルが時間と共に変化する場合には、同一のICUが異
なる処理ユーザの受信信号成分を処理することになる。
【0017】また、各段内の干渉キャンセル処理は、前
記したように、時間的に受信信号成分のランク順に実行
されるので、同一ユーザの、処理単位時間毎の受信信号
成分の時系列とそれらが干渉キャンセル処理を受ける時
間的順序とは必ずしも同一ではない。例えば、キャンセ
ルブロックの処理時間(処理単位時間)を1スロットと
し、スロットの時系列1、2、3におけるユーザBの受
信信号成分をそれぞれB1、B2、B3とするとき、これ
らの受信信号成分の時系列B1、B2、B3のランクが変
らなければ、これらの受信信号成分はその時系列と同一
の順序で同一のICUによる干渉キャンセル処理を受け
る。しかし、例えば、B1およびB2のランクが5であっ
てB3のランクが1である場合には、B1は同一キャンセ
ルブロック中に含まれるランク1の信号成分、例えば、
1よりも4スロットだけ後にICU#1-5によって干渉
キャンセル処理を受ける。一方、B3は、B1およびA1
よりも2スロットだけ後のキャンセルブロックに含まれ
ているランク1の信号成分であるから、A1よりも2ス
ロット後に、A1と同じICU#1-1によって干渉キャン
セル処理を受ける。その結果、B3はB1よりも2スロッ
ト後のキャンセルブロックに含まれている信号であるに
も拘らず、B1よりも2スロット前に干渉キャンセル処
理を受けることになる。同様にB3はB2よりも3スロッ
ト前に干渉キャンセル処理を受けることになる。
【0018】このように、マルチユーザ−シリアル干渉
キャンセラ装置は、その動作原理上、同一のカードで何
時までも同一ユーザの処理を行うとは限らず、また、同
一処理ユーザの受信信号成分が干渉キャンセル処理を受
ける時系列も入れ替わる可能性があるので、拡散符号の
系列を一定時間間隔毎、すなわちキャンセルブロックの
処理単位時間毎に変更可能なようにしておく必要があ
る。
【0019】従来の干渉キャンセル方式では、干渉キャ
ンセルステージのカードにおいても予備処理ステージと
同様の方法で、制御部にて最初の設定時に設定された初
期値に基づいて当該キャンセルブロックの逆拡散のため
の初期値を計算して逆拡散符号発生部にこの初期値を与
えるという方法が採られている。しかし、この方法では
拡散符号系列の変更(処理ユーザの変更)がある毎に制
御部にて計算を行う必要がある。その結果、逆拡散符号
の系列が短い周期で変更される場合には制御部での計算
が間に合わなくなり、特に処理単位時間が短くなった
り、頻繁な系列の変更があると、制御部による計算時間
の制約によって処理が間に合わなくなり逆拡散を正確に
行うことが困難になる。
【0020】更に、予備処理ステージの制御部(予備処
理用受信機の制御部)において予め拡散符号系列の初期
値をキャンセルステージ毎に計算しようとしても、もし
その計算をソフト的に実行するならば、同様に計算時間
がネックになり、短い時間間隔での処理が不可能にな
る。
【0021】図6は上記の従来方式の装置の問題点を説
明するためのタイムチャートで、Aは、予備処理ステー
ジにおいて制御部の初期値計算開始タイミングと、設定
された初期値に基づいて最初に逆拡散処理が実行される
処理単位時間との時間的関係を示し、Bは干渉キャンセ
ルステージにおいて干渉キャンセラユニットの処理ユー
ザ(逆拡散符号系列)が短い周期で変更される場合を示
すタイムチャートである。図6において、時間(t1,
t2)、(t2,t3)、(t3,t4)..はそれぞれ通信時間の1スロ
ットで、図では1スロットが干渉キャンセル処理の1処
理単位時間に設定されている。従って、1スロットの間
に受信された受信信号ブロックが1キャンセルブロック
として表されている。また、図Aにおいて、スロット(t
2,t3)のキャンセルブロックを逆拡散するための逆拡散
符号系列の初期値は、当該スロットの前のスロット(t1,
t2)に設定される。その理由は、通常、逆拡散符号系列
発生用のシフトレジスタに初期値を発生させるとき、初
期値設定と同時に該初期値を発生させることは、ハード
ウェア的に困難であるので、直前のスロットにおいて設
定しておき、当該スロットに同期したタイミング信号に
よってその初期値を発生するようにしているからであ
る。このことは、図6Bにおいても図4においても同様
である。
【0022】マルチユーザ−シリアル干渉キャンセル装
置においては、予備処理用受信機RX_k(k=1,2,...K)はそ
れぞれユーザに対応している。したがって、図Aの予備
処理用受信機においては逆拡散符号系列が変更されるこ
とはない。それであるあら、同一カードを何時までも使
用することができる。
【0023】制御部は、初期値パラメータ(ユーザ番
号、フレーム番号およびスロット番号等の時間情報)か
ら当該ユーザ対応の逆拡散符号の初期値を計算し、計算
された初期値をスロット(t1,t2)において設定すると、
受信機はその設定時の次のスロット(t2,t3)からその初
期値に基づいて逆拡散符号系列を発生する。制御部は、
その通信が継続している間は、その後初期値を計算する
必要はない。
【0024】しかし、従来の干渉キャンセラユニットは
ユーザに対応しているのではなく、ユーザ毎の受信信号
のランクに対応しているので、信号レベルが変化して処
理ユーザが変更されると逆拡散符号系列の初期値を計算
し直さなければならなくなる。図Bにおいて、スロット
(t1,t2)において初期値が設定された直後に処理ユーザ
が変更されたとき、制御部は新たな処理ユーザに対応す
る逆拡散符号系列の初期値を計算する。しかし、その計
算には時間がかかるので、図Bには、逆拡散符号系列の
変更が、スロット(t2,t3)における干渉キャンセル処理
に間に合わず、スロット(t4,t5)以後に新たな逆拡散符
号系列による干渉キャンセル処理が行われ、その結果、
スロット(t2,t3)のキャンセルブロックの逆拡散処理が
変更前の逆拡散符号系列を用いて行われていることが示
されている。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチユーザシ
リアル干渉キャンセラ装置は、復号対象のユーザにそれ
ぞれ対応する複数の予備処理用DSーCDMA受信ユニ
ットを有する予備処理用受信回路と、所定の順序で逐次
に干渉キャンセル処理を行う複数の干渉キャンセラユニ
ットを有する干渉キャンセラ回路とを有し、予備処理用
受信回路は、受信したDSーCDMA信号を干渉キャン
セルの処理単位時間毎に切り出してキャンセルブロック
として出力すると共に、前記干渉キャンセラユニットが
逐次に干渉キャンセル処理を実行するために設定される
べき、それぞれのユーザ対応のパラメータ値をデータと
して生成し、それらのユーザ対応のパラメータ値を付加
情報として、前記キャンセルブロック単位の受信信号に
付加して受信信号ブロックとして出力し、前記干渉キャ
ンセラ回路の各干渉キャンセラユニットは前記受信信号
ブロックを入力し、付加情報として記述されているパラ
メータ値のうち、当該干渉キャンセラユニットが処理す
べきユーザ対応のパラメータ値を設定して干渉キャンセ
ル処理を実行するマルチユーザシリアル干渉キャンセラ
装置であって、予備処理用受信回路は、付加情報とし
て、逆拡散符号系列の前記処理単位時間毎の先頭値をユ
ーザ毎に生成する付加情報生成手段を有し、干渉キャン
セラ回路の各干渉キャンセラユニットは前記受信信号ブ
ロックを入力し、付加情報としてユーザ毎に記述されて
いる前記先頭値のうち、当該キャンセラユニットが処理
すべきユーザ対応の先頭値を読み出し、その先頭値を当
該キャンセルブロックを逆拡散するための、当該ユーザ
対応の逆拡散符号系列の初期値として設定する設定手段
を有する。
【0026】付加情報生成手段は、前記DS−CDMA
受信ユニット毎に設けられた受信ユニット付加情報生成
手段を含み、受信ユニット付加情報生成手段は、DS−
CDMA変調された信号を逆拡散するための逆拡散符号
を発生する拡散符号系列発生部と、タイミング信号に同
期して前記逆拡散符号を読み出す読み出し部と、前記処
理単位時間の開始時刻毎に、前記読み出し部にタイミン
グ信号を供給するタイミング制御部とを有する。
【0027】本発明のマルチユーザシリアル干渉キャン
セル方法はDSーCDMA信号を受信して復号対象の複
数のユーザに対応する予備処理を行う受信予備処理段階
と、所定の順序で逐次に複数の干渉キャンセル処理を行
う干渉キャンセル段階でなるマルチユーザシリアル干渉
キャンセル方法であって、受信予備処理段階において、
受信したDSーCDMA信号を干渉キャンセルの処理単
位時間毎に切り出してキャンセルブロック信号を生成
し、逆拡散符号系列の処理単位時間毎の先頭値をユーザ
毎に生成し、それらのユーザ毎に生成された先頭値を付
加情報として、当該キャンセルブロック信号に付加して
出力し、干渉キャンセル段階において、付加情報として
記述されている先頭値のうち、干渉キャンセル処理対象
のユーザに対応する先頭値を当該ユーザの逆拡散符号系
列の初期値として設定して干渉キャンセル処理を実行す
る。
【0028】
【作用】各キャンセルブロックの先頭で必要になる逆拡
散符号の初期設定値が、あらかじめ予備処理段階にてキ
ャンセルブロックに付加されており、干渉キャンセル段
階の各カードでは、付加された各ユーザの初期値より、
所定の判断により何れかを選択し、干渉キャンセルユニ
ットにその初期値を設定するだけで処理単位時間分の符
号を発生することが出来るので、干渉キャンセルユニッ
トの処理が簡単化され、短い周期での拡散符号系列の変
更に対応することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0030】図1は本発明のマルチユーザシリアル干渉
キャンセラ装置の一実施形態のブロック図である。本実
施形態のマルチユーザシリアル干渉キャンセラ装置は、
基本的にはユーザ数(K個)の予備処理用受信機12
(RX_1〜RX_K)を有する予備処理用受信回路
と、K個の直列接続された干渉キャンセラユニット13
(ICU#n-1〜#n-K)で成る干渉キャンセラ回路がさら
にN段(n=1,2..N、図示の例では3段)接続されて成る
N段干渉キャンセラ回路と、最終段の干渉キャンセラ回
路にスイッチ回路60を介して接続された最終復号器1
5から成っている。
【0031】予備処理用受信機(以下、受信機と記す)
12は制御部110、逆拡散符号発生部19、相関器1
7、検波復号処理部18を備えている。制御部110
は、復号しようとするユーザのユーザ番号(ユーザ番号
によって逆拡散符号系列が特定される)やフレーム番
号、スロット番号等(フレーム単位、スロット単位の信
号の送信時間を単位とする時間情報を与える。したがっ
て、これらの番号は、どの時点からの逆拡散符号系列を
発生するかを決めるための時間情報として用いることが
できる)の情報S1を用いて、制御部110にて、各受
信機(各ユーザ)対応の逆拡散符号系列の最初の初期値
2を計算し、その結果を逆拡散符号発生部19に設定
する。本実施形態においては1スロットの受信信号を処
理単位として干渉キャンセル処理を実行する。したがっ
て、1キャンセルブロックは1スロットの受信信号であ
る。
【0032】逆拡散符号発生部19は後述のタイミング
信号に同期して設定された初期値からの逆拡散符号系列
を発生する。相関器17は受信信号と当該ユーザの逆拡
散符号との相関を演算して1次変調波を抽出する。検波
復号処理部18は相関器18の検波出力を入力し、他回
路の所定の処理に必要な処理を実行する(例えば、干渉
キャンセラ回路の干渉キャンセル処理に必要なパラメー
タが相関検波処理の結果に依存する場合には、そのパラ
メータを生成する。)。
【0033】図2は本実施形態の干渉キャンセラ装置に
おける受信機の逆拡散符号発生部19の一実施例の構成
を示すブロック図である。本実施例の逆拡散符号発生部
19は初期設定値入力部21と、拡散符号系列発生部2
2と、保持・読み出し部23タイミング制御部24を備
えている。
【0034】初期設定値入力部21は、入力キャンセル
ブロックを逆拡散するための逆拡散符号系列の初期値を
制御部110から受け取り、該初期値を逆拡散符号系列
発生部22に設定する。逆拡散符号系列発生部22はシ
フトレジスタ(例えばある種のM系列を発生させるよう
にタップが設定されたフィードバック型シフトレジス
タ)によって構成されている。タイミング制御部24
は、逆拡散符号系列発生部22に逆拡散符号系列を生成
するタイミングを供給するとともに、処理単位時間毎に
(キャンセルブロック毎に)後述の保持・読み出し部2
3にタイミング信号を出力する。保持・読み出し部23
は、タイミング制御部24から受信したタイミング信号
に同期して逆拡散符号系列発生部22のシフトレジスタ
値を読み出して保持し、後述の設定値保持出力部115
に出力する。
【0035】設定値保持出力部115は、保持・読み出
し部23から処理単位時間毎のシフトレジスタ値を入力
し、保持して出力するインタフェースとして働く。
【0036】このようにして制御部110によって計算
された設定値は初期設定値入力部21を経て拡散符号系
列発生部22のシフトレジスタに設定される。その後タ
イミング制御器24より拡散符号を発生させるためのク
ロックが入力されることにより拡散符号系列発生部22
内でシフトレジスタが回転し始め拡散符号が発生し始め
る。シフトレジスタ値は処理単位時間毎に読み出され、
設定値保持出力部115を介して当該受信機から出力さ
れる。
【0037】キャンセルブロック単位の受信信号データ
を逆拡散するために各受信機で生成される逆拡散符号系
列の初期値は当該キャンセルブロックに付加されて予備
処理用受信回路から出力される。図1において、信号S
3は、最初のキャンセルブロック対応の最初の初期値で
ある。信号S4は、次のスロット以後に受信されたキャ
ンセルブロック対応の初期設定値である。
【0038】次に本実施形態の動作を説明する。予備処
理用受信ステージではカード番号(RX_1〜16)に
よって処理されるユーザは固定であるので、最初に一度
逆拡散符号系列の初期値が設定されて系列が発生され、
通信が開始された後は、原則として通信の途中でユーザ
が入れ替わることは無く、従って途中で逆拡散符号系列
設定の変更は無いので、その後は同一系列の拡散符号を
発生し続ける。
【0039】タイミング制御器24は、逆拡散符号系列
発生用のタイミング信号を出力する一方で、処理単位時
間(1キャンセルブロックの処理時間)の開始毎に、保
持・読み出し部23に制御信号を供給する。そして、そ
の制御信号のタイミングに合わせて上記拡散符号系列発
生器22のシフトレジスタの値が保持・読み出し部23
に取り込まれて保持される。保持・読み出し部23に保
持されているキャンセルブロック毎の、当該拡散符号系
列の初期値は設定値保持出力部115(インターフェー
ス)によって読み出され、対応する受信信号キャンセル
ブロックに付加されて転送される。
【0040】図3にはキャンセルブロック単位の受信信
号データ31にK個のユーザの逆拡散符号系列の初期値
情報32が付加された受信信号ブロックが示されてい
る。RX_1からRX_16(K=16)までの全ての
ユーザに対応する拡散符号系列の初期値が付加された
後、受信信号ブロックは干渉キャンセルステージのカー
ドに入力される。干渉キャンセルステージの各ICUカ
ード13では、上記受信信号キャンセルブロック毎に付
加された各ユーザの初期値の中から何れかの初期値を選
択して拡散符号発生器にその初期値を設定する。この場
合、どのユーザ対応の初期値を選択するかの判断の基準
は別途に定められる(あるICUカードがある時点で、
どのユーザを処理するかは別途の判断で選択される)。
【0041】図4は本実施形態の動作の一例の説明図で
ある。予備処理ステージにおいては、各受信機の制御部
110がスロット(t1,t2)に最初の初期値を設定する
と、逆拡散符号発生部19は、次のスロットの先頭時刻
t2から、設定された初期値からの逆拡散符号系列を生成
する一方で、後続するスロットの先頭時刻t3,t4,t5..に
おいてその時刻における逆拡散符号を第2、第3、第
4....の初期値として出力する(図A、図B参照)。ス
ロット(t2,t3)に受信されたキャンセルブロックおよび
当該スロットの先頭時刻t2における各ユーザ(受信機)
対応の初期値によって、図Cのような受信信号ブロック
が生成される。任意のICUカードが受信信号ブロック
を受け取ったとき、所定の判断基準に従ってユーザ2の
処理を行うと決定された場合には、その受信信号ブロッ
クに記述されているユーザ2の拡散符号初期値を取り出
し、そのICUの逆拡散符号発生部に設定する。この場
合には、図5の従来の方式のように、制御部514が処
理ユーザの変更毎に初期値を計算する必要はないので、
受信信号ブロックから取り出された初期値を直接ICU
の逆拡散符号発生部113に設定することができる(図
1の信号S5参照)。従って、図4Dに示されているよ
うに、設定時の次のスロットから、その設定値を先頭符
号とする逆拡散符号系列を発生することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次の効果
を有する。 1)予備処理ステージでは、各キャンセルブロック先頭
における拡散符号の初期設定値を制御部にてキャンセル
ブロック毎に計算する必要がないので、制御部の負荷を
軽減することができ、かつキャンセルブロック毎の初期
設定値の生成は、ハードウエア的に発生された拡散符号
をキャンセルブロックの先頭のタイミングで保持(ラッ
チ)するだけで実現されるので、その初期設定値の生成
がキャンセルブロックの時間のとり方に制約を与えるこ
とはほとんど無い。 2)干渉キャンセルステージの各カードでは、キャンセ
ルブロックに添付された各ユーザの初期値の中から所定
の判断によって何れかの初期値を選択し、拡散符号発生
器にその初期値を設定するだけで処理単位時間分の符号
を発生することが出来るので、ICU内の制御部の処理
が簡単化され、計算時間が不要になるので、その分、キ
ャンセルブロックの時間のとり方に制約を与えない。そ
の結果、装置の実現がより簡易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のブロック図である。
【図2】図1の逆拡散符号発生部19の構成を説明する
ブロック図である。
【図3】各ユーザの逆拡散符号系列の初期値が添付され
た受信信号ブロックの説明図である。
【図4】本実施形態の動作の一例の説明図で
【図5】従来方式による干渉キャンセル装置のブロック
図である。
【図6】従来方式の装置の問題点を説明するためのタイ
ムチャートで、Aは、予備処理ステージにおいて制御部
の初期値計算開始タイミングと、設定された初期値に基
づいて最初に逆拡散処理が実行される処理単位時間との
時間的関係を示し、Bは干渉キャンセルステージにおい
て干渉キャンセラユニットの処理ユーザ(逆拡散符号系
列)が短い周期で変更される場合を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
11 受信信号 12 予備処理用受信機 13 干渉キャンセラーユニット(ICU) 14 干渉キャンセル済み信号 15 最終復号器 16 最終的に復号された信号 17 予備処理用受信機内の相関器 18 検波復号処理部 19 逆拡散符号発生部 110 制御部 111 ICU内の相関器 112 干渉キャンセル処理部 113 逆拡散符号発生部 114 制御部 115 初期設定値保持出力インタフェース 21 初期設定値入力部 22 拡散符号系列発生部 23 拡散符号系列設定値読み出し部 24 タイミング制御部 31 処理単位時間(キャンセルブロック)に切り出さ
れた受信信号 32 上記信号に対応して1〜Kユーザまで並べられた
各ユーザの拡散符号初期値 51 受信信号 52 予備処理用受信機 53 干渉キャンセラーユニット(ICU) 54 干渉キャンセル済み信号 55 最終復号器 56 最終的に復号された信号 57 予備処理用受信機内の相関器 58 検波復号処理部 59 逆拡散符号発生部 510 制御部 511 ICU内の相関器 512 干渉キャンセル処理部 513 逆拡散符号発生部 514 制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれユーザに対応する複数の予備処
    理用DSーCDMA受信ユニットを有する予備処理用受
    信回路と、所定の順序で逐次に干渉キャンセル処理を行
    う複数の干渉キャンセラユニットを有する干渉キャンセ
    ラ回路とを有し、予備処理用受信回路は、受信したDS
    ーCDMA信号を干渉キャンセルの処理単位時間毎に切
    り出してキャンセルブロックとして出力すると共に、前
    記干渉キャンセラユニットが逐次に干渉キャンセル処理
    を実行するために設定されるべき、それぞれのユーザ対
    応のパラメータ値をデータとして生成し、それらのユー
    ザ対応のパラメータ値を付加情報として、前記キャンセ
    ルブロック単位の受信信号に付加して受信信号ブロック
    として出力し、前記干渉キャンセラ回路の各干渉キャン
    セラユニットは前記受信信号ブロックを入力し、付加情
    報として記述されているパラメータ値のうち、当該干渉
    キャンセラユニットが処理すべきユーザ対応のパラメー
    タ値を設定して干渉キャンセル処理を実行するマルチユ
    ーザシリアル干渉キャンセラ装置において、 前記予備処理用受信回路は、前記付加情報として、逆拡
    散符号系列の前記処理単位時間毎の先頭値をユーザ毎に
    生成する付加情報生成手段を有し、 前記干渉キャンセラ回路の各干渉キャンセラユニットは
    前記受信信号ブロックを入力し、付加情報としてユーザ
    毎に記述されている前記先頭値のうち、当該キャンセラ
    ユニットが処理すべきユーザ対応の先頭値を読み出し、
    その先頭値を当該キャンセルブロックを逆拡散するため
    の、当該ユーザ対応の逆拡散符号系列の初期値として設
    定する設定手段を有することを特徴とするマルチユーザ
    シリアル干渉キャンセラ装置。
  2. 【請求項2】 前記付加情報生成手段は、前記DS−C
    DMA受信ユニット毎に設けられた受信ユニット付加情
    報生成手段を含み、 前記受信ユニット付加情報生成手段は、DS−CDMA
    変調された信号を逆拡散するための逆拡散符号を発生す
    る拡散符号系列発生部と、タイミング信号に同期して前
    記逆拡散符号を読み出す読み出し部と、前記処理単位時
    間の開始時刻毎に、前記読み出し部にタイミング信号を
    供給するタイミング制御部とを有する請求項1に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 DSーCDMA信号を受信して複数のユ
    ーザのそれぞれに対応する予備処理を行う受信予備処理
    段階と、所定の順序で逐次に複数の干渉キャンセル処理
    を行う干渉キャンセル段階でなるマルチユーザシリアル
    干渉キャンセル方法において、 前記受信予備処理段階において、 受信したDSーCDMA信号を干渉キャンセルの処理単
    位時間毎に切り出してキャンセルブロック信号を生成
    し、 逆拡散符号系列の前記処理単位時間毎の先頭値をユーザ
    毎に生成し、それらのユーザ毎に生成された先頭値を付
    加情報として、当該キャンセルブロック信号に付加して
    出力し、 前記干渉キャンセル段階において、 付加情報として記述されている先頭値のうち、干渉キャ
    ンセル処理対象のユーザに対応する先頭値を当該ユーザ
    の逆拡散符号系列の初期値として設定して干渉キャンセ
    ル処理を実行することを特徴とするマルチユーザシリア
    ル干渉キャンセル方法。
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