JPH09329516A - 半導体圧力センサ及びこれを用いた複合伝送器 - Google Patents

半導体圧力センサ及びこれを用いた複合伝送器

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Publication number
JPH09329516A
JPH09329516A JP14463496A JP14463496A JPH09329516A JP H09329516 A JPH09329516 A JP H09329516A JP 14463496 A JP14463496 A JP 14463496A JP 14463496 A JP14463496 A JP 14463496A JP H09329516 A JPH09329516 A JP H09329516A
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JP
Japan
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diaphragm
pressure sensor
semiconductor pressure
rigid body
piezoresistive elements
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JP14463496A
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English (en)
Inventor
Yasunori Shoji
康則 庄司
Seiichi Ukai
征一 鵜飼
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大型化すること無く、高精度に広範囲の圧力を
測定可能な半導体圧力センサを実現する。 【解決手段】第1ダイアフラム21上にピエゾ抵抗素子31
a〜31dが支持部25の近辺に配置され、抵抗素子31a、31c
は中央点Oを間にして互いに対向し、抵抗素子31b、31d
も中央点Oを間にして互いに対向して配置される。第2
ダイアフラム22上にピエゾ抵抗素子32a〜32dが剛体部24
の近辺に配置され、抵抗素子32a、32cは中央点Oを間に
して互いに対向し、抵抗素子32b、32dも中央点Oを間に
して互いに対向して配置される。ダイアフラム21上の抵
抗素子31aの配置領域にリブ26aが形成され、抵抗素子31
cの配置領域にリブ26cが形成され、抵抗素子31bの配置
領域にリブ26bが形成され、抵抗素子31dの配置領域にリ
ブ26dが形成される。ダイアフラム21のリブ26a〜26d以
外の部分はリブの厚みの約半分の厚みとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プラント等で
圧力等を測定する半導体圧力センサ及びこれを用いた複
合伝送器に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定物の圧力を受けて、変位するダイ
アフラム上に感歪ゲージとしてピエゾ抵抗を使用し、圧
力センサを構成することは、広く知られている。この圧
力センサにおいて、圧力を受けた際のダイアフラムの変
位形態が、1段階しか存在しない場合には、圧力感度は
1種類に限定されてしまい、圧力センサの測定範囲は狭
いものとなってしまう。
【0003】そこで、例えば、論文、「Yafan Zhang an
d Kensall D. Wise,"A HIGH-ACCURACY MULTI-ELEMENT S
ILICON BAROMETRIC PRESSURE SENSOR", TRANSDUCERS' 9
5, PP. 608-611, June 1995」に記載されているよう
に、径が異なる、つまり圧力感度が互いに異なる複数の
ダイアフラムを形成し、測定する圧力範囲によって、適
切なダイアフラムを選択し、広い圧力範囲の測定を可能
としている。
【0004】しかしながら、上記論文の技術では、圧力
感度が異なるダイアフラムが複数個配置しなければなら
ないので、圧力センサが大型化してしまうという問題点
があた。
【0005】これに対して、特開平4−178533号
公報記載の半導体圧力センサにあっては、中央部に薄肉
化した第2ダイアフラムと、この第2ダイアフラムの周
囲に形成された中央肉厚部と、この中央肉厚部の周囲に
形成され薄肉化された第1ダイアフラムとを有してい
る。そして、第1ダイアフラムと第2ダイアフラムとの
印加圧力に対する変位量が異なることを利用して、第1
ダイアフラムを低圧測定用、第2ダイアフラムを高圧測
定用としている。
【0006】つまり、図19及び図20に示すように、
センサチップ51のダイアフラムの上部と下部との間で
圧力差が生じた場合、上部が下部に比較して高圧であれ
ば、ダイアフラムは第1ダイアフラムと第2ダイアフラ
ムとで2段階に変形する。これは、ダイアフラム内に形
成された剛体部(中央肉厚部)24が、ダイアフラムの
支持部25と同様に、固定端として作用するためであ
る。
【0007】図19に示したようなダイアフラム変形時
に、ピエゾ抵抗が配置されているダイアフラム表面付近
に発生する応力は、図20に示すようになる。ただし、
図20においては、縦軸が応力を示し、横軸は、ダイア
フラムの位置を示す。外周側に位置する第1ダイアフラ
ム上では、ダイアフラム支持部25近傍で最大の引張応
力σ1、剛体24近傍で最大の圧縮応力が発生する。第
2ダイアフラム上では、剛体部24近傍で最大の引張応
力σ2が発生し、中央部で最大の圧縮応力が発生する。
【0008】図19に示すように、第1ダイアフラムの
外径をA、剛体部の外径をD、第2ダイアフラムの外径
をB、第1及び第2ダイアフラムの厚さをhとすれば、
差圧△Pが、ダイアフラム上に印加されたとき、引張応
力σ1、σ2は次式(1)及び(2)で表される。 σ1=3(A2−D2)△P/(16h2) −−−(1) σ2=3B2△P/(16h2) −−−(2) 第1差圧センサによるブリッジ回路の出力をE1、第2
差圧センサによるブリッジ回路の出力をE2とすると、
図21に示すように、第1差圧センサは圧力に対して高
感度であるが、非直線が大きい。一方、第2差圧センサ
は圧力に対して低感度であるが、非直線性は小さい。
【0009】そこで、差圧△Pが0≦△P≦△P1まで
を、第1差圧センサで測定し、△P1<△P≦△P2まで
を第2差圧センサで測定することで、広い圧力範囲を測
定可能となる。
【0010】このように、低圧用の第1ダイアフラムの
内周側に剛体部24を形成し、この剛体部24の内周側
に高圧用の第2ダイアフラムを形成することにより、圧
力センサを大型化することなく、広範囲の圧力を測定可
能となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記半導体
圧力センサにおいて、大型化すること無く、さらに、高
精度に広範囲の圧力を測定することが望まれている。そ
こで、上記公報記載の半導体圧力センサにおいて、第1
ダイアフラムをさらに薄く形成することが考えられる
が、この場合、非直線性がさらに大となり、圧力検出精
度が低下してしまう。
【0012】また、上記公報記載の半導体圧力センサに
おいては、図19に示すように、差圧△Pがダイアフラ
ムに印加された場合には、剛体部24は、第1ダイアフ
ラム側に傾斜すると考えられる。剛体部24が、傾斜す
ると、この剛体部24の近傍の薄肉部で発生する応力の
損失が生じ、測定に誤差が生じてしまう。
【0013】本発明の目的は、大型化すること無く、さ
らに、高精度に広範囲の圧力を測定可能な半導体圧力セ
ンサ及びこれを用いた複合センサを実現することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するため、本発明は次のように構
成される。すなわち、単結晶シリコンからなり、所定の
幅を有する環状の第1ダイアフラムと、第1ダイアフラ
ムの内周側に形成され、第1ダイアフラムの最大厚みよ
り大の厚みを有する環状の剛体部と、剛体部より内周側
に形成され、剛体部より小の厚みを有し、単結晶シリコ
ンからなる第2ダイアフラムと、第1ダイアフラムの外
周側に形成され、第1ダイアフラムを支持する支持部
と、第1ダイアフラム及び第2ダイアフラム上に配置さ
れるピエゾ抵抗素子とを有する半導体圧力センサにおい
て、第1ダイアフラムは、ピエゾ抵抗素子が配置される
領域を含む所定の幅を有し、支持部から第2ダイアフラ
ムに向かって伸び、第2ダイアフラムの厚みとほぼ同じ
厚みを有する複数のリブを有し、第1ダイアフラムの上
記複数のリブ以外の領域は、これらリブの厚みより小の
厚みとなっている。
【0015】(2)また、単結晶シリコンからなり、所
定の幅を有する環状の第1ダイアフラムと、上記第1ダ
イアフラムの内周側に形成され、第1ダイアフラムの最
大厚みより大の厚みを有する環状の剛体部と、上記剛体
部より内周側に形成され、上記剛体部より小の厚みを有
し、単結晶シリコンからなる第2ダイアフラムと、第1
ダイアフラムの外周側に形成され、上記第1ダイアフラ
ムを支持する支持部と、上記第1ダイアフラム及び第2
ダイアフラム上に配置されるピエゾ抵抗素子とを有する
半導体圧力センサにおいて、上記環状の剛体部は、ピエ
ゾ抵抗素子が配置された面とは反対側の面に、所定の幅
を有する梁が、この環状の剛体部の直径方向に接続され
ている。
【0016】(3)上記(2)において、好ましくは、
上記所定の幅を有する板材を有する剛体部と、第2ダイ
アフラムとにより、密閉される中空部が形成される。 (4)上記(1)又は(2)において、好ましくは、中
央部に、上記環状の剛体部の直径より小の径を有する圧
力導入口を有する台部を備え、この台部に上記支持部が
接合される。
【0017】(5)上記(1)において、好ましくは、
上記環状の剛体部は、ピエゾ抵抗素子が配置された面と
は反対側の面に、所定の幅を有する梁が、この環状の剛
体部の直径方向に接続されている。
【0018】(6)上記(1)又は(2)において、好
ましくは、上記支持部が接合される台部を備え、この台
部は、上記支持部が接合される面側は、上記環状の剛体
部の直径より大の径を有し、上記支持部が接合される面
とは反対側の面側は、上記環状の剛体部の直径より小の
径を有する圧力導入口を有する。
【0019】(7)上記(1)から(6)のうちのいず
れか一つにおいて、上記第2ダイアフラムに形成された
ピエゾ抵抗素子から上記支持部に渡って高濃度不純物層
が形成されている。
【0020】(8)上記(1)から(6)のうちのいず
れか一つにおいて、第1ダイアフラムには、4つのピエ
ゾ抵抗素子が、上記支持部近傍に配置され、これらの抵
抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向
が第1ダイアフラムの半径方向に平行であり、他の2つ
のピエゾ抵抗素子は、その長手方向が第1ダイアフラム
の接線方向に平行となるように配置され、これら4つの
ピエゾ抵抗素子により第1ホイートストインブリッジ回
路が形成され、第2ダイアフラムには、4つのピエゾ抵
抗素子が、上記剛体部近傍に配置され、これらの抵抗素
子のうち、2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向が第
2ダイアフラムの半径方向に平行であり、他の2つのピ
エゾ抵抗素子は、その長手方向が第2ダイアフラムの接
線方向に平行となるように配置され、これら4つのピエ
ゾ抵抗素子により第2ホイートストインブリッジ回路が
形成される。
【0021】(9)上記(1)から(6)のうちのいず
れか一つにおいて、第1ダイアフラムには、4つのピエ
ゾ抵抗素子が、上記剛体部近傍に配置され、これらの抵
抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向
が第1ダイアフラムの半径方向に平行であり、他の2つ
のピエゾ抵抗素子は、その長手方向が第1ダイアフラム
の接線方向に平行となるように配置され、これら4つの
ピエゾ抵抗素子により第1ホイートストインブリッジ回
路が形成され、第2ダイアフラムには、4つのピエゾ抵
抗素子が、上記剛体部近傍に配置され、これらの抵抗素
子のうち、2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向が第
2ダイアフラムの半径方向に平行であり、他の2つのピ
エゾ抵抗素子は、その長手方向が第2ダイアフラムの接
線方向に平行となるように配置され、これら4つのピエ
ゾ抵抗素子により第2ホイートストインブリッジ回路が
形成される。
【0022】(10)上記(1)から(6)のうちのい
ずれか一つにおいて、第1ダイアフラムには、4つのピ
エゾ抵抗素子が配置され、2つのピエゾ抵抗素子は、上
記支持部近傍に配置され、その長手方向が第1ダイアフ
ラムの半径方向に平行であり、他の2つのピエゾ抵抗素
子は、上記剛体部近傍に配置され、その長手方向が第1
ダイアフラムの半径方向に平行となるように配置され、
これら4つのピエゾ抵抗素子により第1ホイートストイ
ンブリッジ回路が形成され、第2ダイアフラムには、4
つのピエゾ抵抗素子が、上記剛体部近傍に配置され、こ
れらの抵抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗素子は、その
長手方向が第2ダイアフラムの半径方向に平行であり、
他の2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向が第2ダイ
アフラムの接線方向に平行となるように配置され、これ
ら4つのピエゾ抵抗素子により第2ホイートストインブ
リッジ回路が形成される。
【0023】(11)上記(1)から(6)のうちのい
ずれか一つにおいて、第1ダイアフラムには、4つのピ
エゾ抵抗素子が配置され、2つのピエゾ抵抗素子は、上
記支持部近傍に配置され、その長手方向が第1ダイアフ
ラムの接線方向に平行であり、他の2つのピエゾ抵抗素
子は、上記剛体部近傍に配置され、その長手方向が第1
ダイアフラムの接線方向に平行となるように配置され、
これら4つのピエゾ抵抗素子により第1ホイートストイ
ンブリッジ回路が形成され、第2ダイアフラムには、4
つのピエゾ抵抗素子が、上記剛体部近傍に配置され、こ
れらの抵抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗素子は、その
長手方向が第2ダイアフラムの半径方向に平行であり、
他の2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向が第2ダイ
アフラムの接線方向に平行となるように配置され、これ
ら4つのピエゾ抵抗素子により第2ホイートストインブ
リッジ回路が形成される。
【0024】(12)上記(1)から(6)のうちのい
ずれか一つにおいて、上記支持部には、温度感応素子を
有する温度センサが形成され、複合化されている。
【0025】(13)上記(1)から(6)のうちのい
ずれか一つにおいて、上記支持部には、静圧検出用の第
3ダイアフラムが形成され、この第3ダイアフラムに4
つのピエゾ抵抗素子が配置され、この4つのピエゾ抵抗
素子により第3のホイートストンブリッジ回路が形成さ
れる静圧センサを有し、複合化されている。
【0026】(14)上記(13)において、上記支持
部には、温度感応素子を有する温度センサが形成され、
上記第1及び第2のホイートストンブリッジ回路の出力
信号は、上記温度センサからの出力信号及び上記第3の
ホイートストンブリッジ回路の出力信号により補正され
る。
【0027】(15)上記(14)の半導体圧力センサ
と、メモリ及びマイクロプロセッサを有し、上記半導体
圧力センサからの出力信号を、上記温度センサからの出
力信号及び上記第3のホイートストンブリッジ回路の出
力信号により補正処理する信号処理手段とを備える複合
伝送器が構成される。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
である半導体圧力センサの概略構成図であり、図2は、
図1のA−O−B線に沿った断面図である。図1及び図
2において、センサチップ51は、n型(001)面シ
リコン単結晶からなり、ダイアフラム内に剛体部(肉厚
部)24を、例えば、異方性エッチング技術を用いて、
八角形の環状に加工する。または、等方性のエッチング
により円形に加工してもよい。
【0029】ダイアフラム内に形成した剛体部24の内
周側には、薄肉部が形成され、これが第2のダイアフラ
ム22となっている。また、剛体部24の外周側には、
この剛体部24と支持部25との間に第1のダイアフラ
ム21が形成されている。
【0030】第1ダイアフラム21、第2ダイアフラム
22のそれぞれの表面付近には、ボロン等を拡散して、
応力に対して最も高感度な<110>方向に、p型のピ
エゾ抵抗素子を配置する。このピエゾ抵抗素子は、その
長手方向に引張応力が、作用したときに、抵抗値が増加
する。この方向に配列したピエゾ抵抗素子をLゲージと
呼ぶ。また、ピエゾ抵抗素子は、その横手方向に引張応
力が、作用したときに、抵抗値が減少する。この方向の
配列したピエゾ抵抗素子をTゲージと呼ぶ。
【0031】図1の例においては、第1ダイアフラム2
1上には、4つのピエゾ抵抗素子31a、31b、31
c、31dが、支持部25の近辺に配置されている。そ
して、ピエゾ抵抗素子31a、31cは、Lゲージであ
り、中央点Oを間にして互いに対向して配置されてい
る。また、ピエゾ抵抗素子31b、31dは、Tゲージ
であり、これらTゲージも、中央点Oを間にして互いに
対向して配置されている。そして、ピエゾ抵抗素子31
a−中央点O−31cを結ぶ直線と、ピエゾ抵抗素子3
1b−中央点O−31dを結ぶ直線とが、ほぼ直交する
状態で、ピエゾ抵抗素子31a〜31dが、第1ダイア
フラム21上に配置されている。
【0032】また、第2ダイアフラム22上には、4つ
のピエゾ抵抗素子32a、32b、32c、32dが、
剛体部24の近辺に配置されている。そして、ピエゾ抵
抗素子32a、32cは、Lゲージであり、中央点Oを
間にして互いに対向して配置されている。
【0033】また、ピエゾ抵抗素子32b、32dは、
Tゲージであり、これらTゲージも、中央点Oを間にし
て互いに対向して配置されている。そして、ピエゾ抵抗
素子32a−中央点O−32cを結ぶ直線と、ピエゾ抵
抗素子32b−中央点O−32dを結ぶ直線とが、ほぼ
直交する状態で、ピエゾ抵抗素子32a〜32dが、第
2ダイアフラム22上に配置されている。
【0034】また、第1ダイアフラム21には、第2ダ
イアフラム22の厚みと、ほぼ同等の厚み(図1の例で
は、約20ミクロン)を有し、支持部25から剛体部2
4に渡る4つのリブ26a〜26dが、ドライエッチン
グ等により形成されている。これら4つのリブ26a〜
26dは、ピエゾ抵抗素子31a−O−31cを結ぶ直
線上に、2つのリブ26a、26cが形成され、ピエゾ
抵抗素子31b−O−31dを結ぶ直線上に、2つのリ
ブ26b、26dが形成されている。
【0035】つまり、ピエゾ抵抗素子31aが配置され
る所定領域にリブ26aが形成され、ピエゾ抵抗素子3
1cが配置される所定領域にリブ26cが形成される。
また、ピエゾ抵抗素子31bが配置される所定領域にリ
ブ26bが形成され、ピエゾ抵抗素子31dが配置され
る所定領域にリブ26dが形成される。そして、このリ
ブ26a〜26dの幅は、第2ダイアフラム22の径
が、3.5〜4.0mmの場合、約0.5mmとなって
いる。
【0036】また、第1ダイアフラム21の、上記4つ
のリブ26a〜26d以外の部分は、リブ26の厚みの
約半分の厚みとなっている。そして、センサチップ51
は、剛体部24の径よりも大径の孔を有するパイレック
スガラス台52上に接合されている。
【0037】図5に示すように、ピエゾ抵抗素子31a
〜31dは、ホイートストンブリッジを構成し、第1ダ
イアフラム21とともに、第1差圧センサを構成する。
ピエゾ抵抗素子32a〜32dも、ホイートストンブリ
ッジを構成し、第2ダイアフラム22とともに、第2差
圧センサを構成する。
【0038】ダイアフラム上に圧力が印加されると、第
1ダイアフラム21及び第2ダイアフラム22が撓み、
ダイアフラムの上面と下面との圧力差にほぼ比例したセ
ンサ出力E1、E2が発生する。なお、図1の例には、静
圧センサは形成されていないので、図5における静圧セ
ンサのホイートストンブリッジも形成されない。
【0039】ここで、第1ダイアフラム21からなる第
1差圧センサの出力E1と、第2ダイアフラム22から
なる第2差圧センサの出力E2とは、それぞれ、次式
(3)及び(4)で表される。 E1=(1/2)・π44(1−ν)σ1・E −−−(3) E2=(1/2)・π44(1−ν)σ2・E −−−(4) ただし、σ1、σ2は上記式(1)及び(2)で算出され
た引張応力、νはポアソン比、π44はせん断のピエゾ抵
抗係数、Eは励起電圧である。
【0040】ここで、第1ダイアフラム21の外径を
A、第2ダイアフラム22の外径をB、剛体部24の外
径をDとすると、A:D:B=5:3:2のとき、σ1
はσ2の4倍となり、第1差圧センサの出力E1は、第2
差圧センサの出力E2の4倍となる。外径A、B、Dの
値を変化させることによって、2つの差圧センサの感度
比を調整することが可能である。
【0041】また、ダイアフラムと同一基板上に集積化
される温度センサ34は、ボロン等を拡散することによ
り形成される。この温度センサ34は、応力変化に対し
て、ほとんど抵抗変化を示さない<100>方向に配列
することで、温度に対してのみ、感度をもたせるように
される。この温度センサ34は、図5に示すように、第
1差圧センサ、第2差圧センサと結線される。
【0042】ピエゾ抵抗素子31a〜31d、32a〜
32dの間、アルミニウムのコンタクトパッド1〜10
への配線には、より高濃度にボロン等を拡散した不純物
拡散層35とアルミ配線36とを併用する。第2ダイア
フラム22上のピエゾ抵抗素子32a〜32dからの配
線は、高濃度不純物拡散層35を用いることで、第1ダ
イアフラム21の外側まで引き出す。
【0043】この配線方法により、アルミ配線等を用い
たときに生じる温度ヒステリシスを小さくすることがで
きる。この図1の例においては、第1ダイアフラム21
の外周側や、ピエゾ抵抗素子31a〜31d、32a〜
32dから離れた場所等、温度ヒステリシスの影響が比
較的に小さい所については、抵抗値の小さいアルミ配線
を使用したが、この他、ボンディングパッドを除く全て
の配線を高濃度不純物層とする配線方法も可能である。
【0044】以上のように、本発明の第1の実施形態に
よれば、剛体部24の内周側に形成された第2ダイアフ
ラム22と、剛体部24の外周側に形成された第1ダイ
アフラム21とを有し、この第1ダイアフラム21に
は、ピエゾ抵抗素子31a〜31dが、それぞれ配置さ
れた所定領域に、リブ26a〜26dが形成され、これ
らリブ26a〜26dが形成された領域以外の第1ダイ
アフラム21の領域は、リブ26a〜26dの厚みの約
半分程度の厚みとなっている。
【0045】これにより、第1ダイアフラム21により
構成される第1差圧センサの圧力検出感度及び出力の直
線性は向上され、大型化すること無く、さらに、高精度
に広範囲の圧力を測定可能な半導体圧力センサ及び圧力
センサと温度センサとを有する複合センサを実現するこ
とができる。
【0046】図3は、本発明の第2の実施形態である半
導体圧力センサの概略構成図であり、図4は、図1のC
−O−D線に沿った断面図である。この第2の実施形態
は、第1の実施形態に静圧検出用ダイアフラム23a〜
23dを形成し、これら静圧検出用ダイアフラム23a
〜23d上にピエゾ抵抗素子33a〜33dを配置した
例であり、その他の部分は、図1の例と同様となってい
る。
【0047】静圧検出用ダイアフラム23a〜23d
は、第1ダイアフラム21の外周側に異方エッチング等
により形成され、これら静圧検出用ダイアフラム23a
〜23dの表面に、ボロン等を拡散して応力に対して最
も高感度な<110>方向にp型のピエゾ抵抗素子33
a〜33dが配置されている。
【0048】そして、静圧検出用ダイアフラム23aに
は、Lゲージのピエゾ抵抗素子33aが配置され、静圧
検出用ダイアフラム23cには、Lゲージのピエゾ抵抗
素子33cが配置される。また、静圧検出用ダイアフラ
ム23bには、Tゲージのピエゾ抵抗素子33bが配置
され、静圧検出用ダイアフラム23dには、Tゲージの
ピエゾ抵抗素子33dが配置される。
【0049】これらピエゾ抵抗素子33a〜33dは、
図5に示すように、ホイートストンブリッジ回路を構成
し、静圧検出用ダイアフラム23a〜23dとともに、
静圧センサを構成する。この静圧センサは、センサチッ
プ51のダイアフラム面に印加される被測定物の圧力
と、ダイアフラムのパイレックスガラス台52側の一定
圧力との差(被測定物の静圧)を測定する。上述した第
2の実施形態においても、第1の実施形態と同様な効果
を得ることができる。
【0050】なお、上述した例においては、パイレック
スガラス台52の孔の径が、剛体部24の最大径より大
となっており、ダイアフラムに圧力が印加されたとき
の、ダイアフラムの変位領域を確保可能となっている。
これに対して、パイレックスガラス台52の孔の径が、
剛体部24の最大径より小とすることも可能である。
【0051】図6は、本発明の第3の実施形態を示す図
であり、上述した、パイレックスガラス台52の孔の径
が、剛体部24の最大径より小とする場合の例である。
なお、この第3の実施形態は、図6に示す剛体部24及
びパイレックスガラス台52の孔以外の構成は、図1の
例と同様となるので、詳細な説明は省略する。
【0052】図6において、パイレックスガラス台52
の孔の径dは、剛体部24の最大径Dより小となってお
り、剛体部24の突起先端部27は、ダイアフラムが変
形していない状態では、パイレックスガラス台52には
接触しないように、突起先端の長さが設定してある。
【0053】この第3の実施形態においては、第1の実
施形態と同様な効果を得ることができる他、ダイアフラ
ムに過大な圧力が印加された場合には、突起先端部27
がパイレックスガラス台52に接触するため、ガラス台
52が機械的なストッパとして作用することができ、ダ
イアフラムの過度の変形を防止して、破壊強度を超えな
いようにすることができる。
【0054】図7は、本発明の第4の実施形態を示す図
であり、図6に示した例と同様に、パイレックスガラス
台52の孔の径dが、剛体部24の最大径Dよりも小の
場合の例である。ただし、図7の例においては、パイレ
ックスガラス台52の孔は、センサチップ51に対向し
ない側の径はDより小であるが、センサチップ51に対
向する側の径は、剛体部24の最大径よりも大となって
いる。さらに、図7の例においては、突起先端27の長
さは、図6の例より長く、図1の例と同等の長さとなっ
ている。
【0055】この第4の実施形態においても、図6の例
と同様に、ダイアフラムに過大な圧力が印加された場合
には、突起先端部27がパイレックスガラス台52に接
触するため、ガラス台52が機械的なストッパとして作
用することができ、ダイアフラムの過度の変形を防止し
て、破壊強度を超えないようにすることができる。
【0056】図8は、本発明の第5の実施形態である半
導体圧力センサの概略構成図であり、図9は、図8のE
−O−F線に沿った断面図である。図8及び図9におい
て、剛体部24の突起先端部27は、十字形状に構成さ
れた梁28により接続されている。この梁28は、エッ
チングにより、剛体部24に形成することが可能であ
る。そして、この梁28の厚みは、図示した例において
は、20〜100ミクロンであり、幅は、例えば、第2
ダイアフラム22の径が、3.5〜4.00センチの場
合には、0.3〜0.5ミリとなっている。
【0057】そして、この第5の実施形態においては、
第1ダイアフラム21には、リブは形成されておらず、
厚みは、第2ダイアフラムとほぼ同等となっている。そ
の他の構成は、図1の例と同等となっているので、詳細
な説明は省略する。
【0058】この第5の実施形態においては、剛体部2
4に梁28が形成されているため、ダイアフラムに圧力
が印加された場合、突起先端部27が第2ダイアフラム
22の外周側に傾斜することが防止される。つまり、図
10の(A)に示すように、剛体部24に梁28が形成
されていない場合は、突起先端部27が第2ダイアフラ
ム22の外周側に傾斜する場合があるが、剛体部24に
梁28が形成されている場合には、図10の(B)に示
すように、突起先端部27が第2ダイアフラム22の外
周側に傾斜することが防止される。
【0059】したがって、剛体部24近傍の薄肉部にて
発生する応力の損失を抑制することができる。図11
は、梁28が形成されていない場合(破線)と、梁28
が形成されている場合(実線)との、応力の差を示すグ
ラフである。このグラフに示されているように、剛体部
24近傍の薄肉部にて発生する応力の損失が抑制されて
いる。
【0060】以上のように、本発明の第5の実施形態に
よれば、剛体部24の内周側に形成された第2ダイアフ
ラム22と、剛体部24の外周側に形成された第1ダイ
アフラム21とを有し、剛体部24の先端部に梁28を
形成する構成としたので、剛体部24近傍の薄肉部にて
発生する応力の損失が抑制され、圧力検出感度及び出力
の直線性は向上され、大型化すること無く、さらに、高
精度に広範囲の圧力を測定可能な半導体圧力センサ及び
圧力センサと温度センサとを有する複合センサを実現す
ることができる。
【0061】図12は、本発明の第6の実施形態を示す
図であり、上述した第5の実施形態において、パイレッ
クスガラス台52の孔の径が、剛体部24の最大径より
小とする場合の例である。なお、この第6の実施形態
は、第5の実施形態における剛体部24及びパイレック
スガラス台52の孔以外の構成は、同様となるので、詳
細な説明は省略する。
【0062】図12において、パイレックスガラス台5
2の孔の径dは、剛体部24の最大径Dより小となって
おり、剛体部24の梁28は、ダイアフラムが変形して
いない状態では、パイレックスガラス台52には接触し
ないように、長さが設定してある。
【0063】この第6の実施形態においては、第5の実
施形態と同様な効果を得ることができる他、ダイアフラ
ムに過大な圧力が印加された場合には、梁28がパイレ
ックスガラス台52に接触するため、ガラス台52が機
械的なストッパとして作用することができ、ダイアフラ
ムの過度の変形を防止して、破壊強度を超えないように
することができる。
【0064】図13は、本発明の第7の実施形態を示す
図であり、図12に示した例と同様に、パイレックスガ
ラス台52の孔の径dが、剛体部24の最大径Dよりも
小の場合の例である。ただし、図13の例においては、
パイレックスガラス台52の孔は、センサチップ51に
対向しない側の径はDより小であるが、センサチップ5
1に対向する側の径は、剛体部24の最大径よりも大と
なっている。さらに、図13の例においては、剛体部2
4の長さは、図12の例より長く、図9の例と同等の長
さとなっている。
【0065】この第7の実施形態においても、図12の
例と同様に、ダイアフラムに過大な圧力が印加された場
合には、梁28がパイレックスガラス台52に接触する
ため、ガラス台52が機械的なストッパとして作用する
ことができ、ダイアフラムの過度の変形を防止して、破
壊強度を超えないようにすることができる。
【0066】図14は、本発明の第8の実施形態である
半導体圧力センサの概略構成図であり、図15は、図1
4のG−O−H線に沿った断面図である。図14及び図
15において、剛体部24の先端部27には、第2ダイ
アフラム22の径より大であり、パイレックスガラス台
52の径より小の径を有し、ガラス等からなる板材29
が接合されている。この板材29と、剛体部24と、第
2ダイアフラム22とにより、密封空間が形成される。
その他の構成は、図8及び図9に示した例と同様である
ので、説明は省略する。
【0067】この図14及び図15に示した例において
も、図8及び図9に示した例と同様に、ダイアフラムに
圧力が印加された場合、突起先端部27が第2ダイアフ
ラム22の外周側に傾斜することが防止され、剛体部2
4近傍の薄肉部にて発生する応力の損失を抑制すること
ができる。
【0068】また、板材29と、剛体部24と、第2ダ
イアフラム22とにより、密封空間が形成される構成と
なっているため、第2ダイアフラム22及びこの第2ダ
イアフラム22上に配置されるピエゾ抵抗素子により構
成されるセンサは、静圧センサとして動作する。
【0069】通常、静圧検出用のダイアフラムは、図3
に示した例のように、差圧検出用のダイアフラムの外周
側に形成されるため、センサチップサイズの制限から、
静圧検出用のダイアフラムの径は、小さくしなければな
らず低感度となり易い。
【0070】これに対して、図14及び図15に示すよ
うに、板材29と、剛体部24と、第2ダイアフラム2
2とにより、密封空間が形成される構成となっていれ
ば、静圧検出用のダイアフラムの径を大とすることがで
き、高感度な静圧センサを実現することができる。
【0071】この第8の実施形態によれば、第5の実施
形態と同様な効果を得ることができる他、板材29と、
剛体部24と、第2ダイアフラム22とにより、密封空
間が形成される構成となっているので、静圧検出用のダ
イアフラムの径を大とすることができ、高感度な静圧セ
ンサを実現することができる。
【0072】図16は、本発明の第9の実施形態を示す
図であり、図1、図2に示した例と図8、図9に示した
例とを組み合わせた例である。つまり、第1ダイアフラ
ム21には、リブ26が形成され、このリブ26以外の
領域は、リブ26より薄肉化されており、剛体部24の
先端部27は、梁28で接続されている。その他の構成
は、図1又は図8の例と同様となっている。この第9の
実施形態においても、図1又は図8に示した例と同様な
効果を得ることができる。
【0073】図17は、本発明の複合センサをシール金
具56に組み込んだ状態の概略断面図である。図17に
おいて、センサチップ51は、パイレックスガラス台5
2と接合した後、パイレックスガラス台52は、このガ
ラス台52のセンサチップ51との接合面とは反対側の
面が、シリコン台53に接合される。このシリコン台5
3は、低融点ガラス54を介して、Fe−Ni合金等か
らなるポスト55に接着される。
【0074】その後、ポスト55は、出力取り出し用金
具(シール金具)56に溶接又は接着される。そして、
センサチップ51のパッド1〜16と、出力取り出し用
金具56の出力取り出し用端子57とをリードワイヤ5
8で接続する。この出力取り出し用金具56は、ハーメ
チックシールによって気密構造となっている。
【0075】図18は、本発明による複合センサを用い
た差圧伝送器の実施形態の概略断面図である。図18に
おいて、シール金具56に組み込まれた複合センサを差
圧伝送器受圧部61に組み込む。高圧力側のシールダイ
アフラム63aと、低圧力側のシールダイアフラム63
bとに印加された圧力は、シリコーンオイル等の圧力伝
達流体72を介してセンサチップ51に伝達される。
【0076】内部に設けられたセンタダイアフラム62
は、過大圧力が印加された場合に、センサチップ51を
保護するためのものである。複合センサからの出力は、
FPC(フレキシブルプリント回路)64を介して、信
号処理部に伝達される。この発明における複合センサの
場合、2種類の差圧、静圧、温度の4種類の出力信号
が、MPX(マルチプレクサ)65を介して選択的にP
GA(プログラマブルゲインアンプ)66に取り込まれ
る。
【0077】PGA66に取り込まれた信号は、このP
GA66によって増幅され、A/D変換器67によりデ
ィジタル信号に変換される。そして、ディジタル信号に
変換された信号は、MPU(マイクロプロセッサ)68
に供給される。ROM69には、差圧センサ、静圧セン
サ、温度センサの各センサの特性及び差圧閾値△P1
格納されており、このROM69に格納されたデータに
基づいて、MPU68は、センサからの出力信号を補正
演算し、差圧、静圧、温度のそれぞれの値を算出する。
【0078】MPU68は、複合センサが検出した差圧
が、差圧閾値△P1以下であるか否かを判断し、△P1
下の場合には、高感度な第1差圧センサの出力を使用す
る。また、複合センサが検出した差圧が、差圧閾値△P
1より大の場合には、低感度な第2差圧センサの出力を
使用する。このようにすれば、広い圧力範囲にわたっ
て、直線性に優れたセンサ出力が得られ、高感度化を図
ることができる。
【0079】こうして、得られた圧力値は、D/A変換
器70によりアナログ信号に変換され、V/I変換器7
1を介して、高精度なアナログ信号とディジタル信号と
の重畳信号が外部に出力される。
【0080】なお、第1ダイアフラム21上のピエゾ抵
抗素子31a〜31dの配置は、図示した配置以外のも
のでも本発明は、適用可能である。例えば、ピエゾ抵抗
素子31a〜31dを全て、剛体部24の近辺に配置す
ることもできる。また、4つのピエゾ抵抗素子31a〜
31dを全てLゲージとし、2つのピエゾ抵抗素子を支
持部25近辺に配置し、他の2つのピエゾ抵抗素子を剛
体部24の近辺に配置することもできる。
【0081】さらに、4つのピエゾ抵抗素子31a〜3
1dを全てTゲージとし、2つのピエゾ抵抗素子を支持
部25近辺に配置し、他の2つのピエゾ抵抗素子を剛体
部24の近辺に配置することもできる。
【0082】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。剛体部の内周側に
形成された第2ダイアフラムと、剛体部の外周側に形成
された第1ダイアフラムとを有し、第1ダイアフラムに
は、ピエゾ抵抗素子が、それぞれ配置された所定領域
に、リブが形成され、これらリブが形成された領域以外
の第1ダイアフラムの領域は、リブの厚みの約半分程度
の厚みとなっている。
【0083】これにより、第1ダイアフラムにより構成
される差圧センサの圧力検出感度及び出力の直線性は向
上され、大型化すること無く、さらに、高精度に広範囲
の圧力を測定可能な半導体圧力センサ及び圧力センサと
温度センサとを有する複合センサ、複合伝送器を実現す
ることができる。
【0084】また、剛体部の内周側に形成された第2ダ
イアフラムと、剛体部の外周側に形成された第1ダイア
フラムとを有し、剛体部の先端部に梁を形成する構成と
したので、剛体部近傍の薄肉部にて発生する応力の損失
が抑制され、圧力検出感度及び出力の直線性は向上さ
れ、大型化すること無く、さらに、高精度に広範囲の圧
力を測定可能な半導体圧力センサ及び圧力センサと温度
センサとを有する複合センサ、複合伝送器を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である半導体圧力セン
サの概略構成図である。
【図2】図1のA−O−B線に沿った断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態である半導体圧力セン
サの概略構成図である。
【図4】図3のC−O−D線に沿った断面図である。
【図5】図3の等価回路図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施形態を示す図である。
【図8】本発明の第5の実施形態である半導体圧力セン
サの概略構成図である。
【図9】図8のE−O−F線に沿った断面図である。
【図10】図8の例の動作説明図である。
【図11】梁が形成されていない場合と梁が形成されて
いる場合との応力の差を示すグラフである。
【図12】本発明の第6の実施形態を示す図である。
【図13】本発明の第7の実施形態を示す図である。
【図14】本発明の第8の実施形態である半導体圧力セ
ンサの概略構成図である。
【図15】図14のG−O−H線に沿った断面図であ
る。
【図16】本発明の第9の実施形態を示す図である。
【図17】本発明の複合センサを出力取り出し用金具に
組み込んだ状態の概略断面図である。
【図18】本発明による複合センサを用いた差圧伝送器
の実施形態の概略断面図である。
【図19】圧力センサのダイアフラム変形時における状
態を示す図である。
【図20】圧力センサのダイアフラム変形時における応
力分布を示すグラフである。
【図21】圧力センサのダイアフラムへの印加圧力と出
力電圧との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1〜16 出力取り出し用アルミコンタクトパッド 21 第1ダイアフラム 22 第2ダイアフラム 23 静圧検出用ダイアフラム 24 剛体部 25 ダイアフラム支持部 26 リブ 27 剛体先端部 28 梁 29 板材 31a〜31d ピエゾ抵抗素子 32a〜32d ピエゾ抵抗素子 33a〜33d ピエゾ抵抗素子 34 温度センサ用抵抗素子 35 高濃度不純物層配線 36 アルミ配線 51 センサチップ 52 パイレックスガラス台 53 シリコン台 54 低融点ガラス層 55 ポスト 56 出力取り出し用金具 57 出力取り出し用端子 58 リードワイヤ 61 差圧伝送器受圧部 62 センタダイアフラム 63a 高圧力側シールダイアフラム 63b 低圧力側シールダイアフラム 64 フレキシブルプリント回路 65 マルチプレクサ 66 プログラマブルゲインアンプ 67 A/D変換器 68 マイクロプロセッサ 69 ROM 70 D/A変換器 71 V/I変換器 72 圧力伝達流体

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単結晶シリコンからなり、所定の幅を有す
    る環状の第1ダイアフラムと、上記第1ダイアフラムの
    内周側に形成され、第1ダイアフラムの最大厚みより大
    の厚みを有する環状の剛体部と、上記剛体部より内周側
    に形成され、上記剛体部より小の厚みを有し、単結晶シ
    リコンからなる第2ダイアフラムと、第1ダイアフラム
    の外周側に形成され、上記第1ダイアフラムを支持する
    支持部と、上記第1ダイアフラム及び第2ダイアフラム
    上に配置されるピエゾ抵抗素子とを有する半導体圧力セ
    ンサにおいて、 上記第1ダイアフラムは、上記ピエゾ抵抗素子が配置さ
    れる領域を含む所定の幅を有し、上記支持部から第2ダ
    イアフラムに向かって伸び、上記第2ダイアフラムの厚
    みとほぼ同じ厚みを有する複数のリブを有し、上記第1
    ダイアフラムの上記複数のリブ以外の領域は、これらリ
    ブの厚みより小の厚みとなっていることを特徴とする半
    導体圧力センサ。
  2. 【請求項2】単結晶シリコンからなり、所定の幅を有す
    る環状の第1ダイアフラムと、上記第1ダイアフラムの
    内周側に形成され、第1ダイアフラムの最大厚みより大
    の厚みを有する環状の剛体部と、上記剛体部より内周側
    に形成され、上記剛体部より小の厚みを有し、単結晶シ
    リコンからなる第2ダイアフラムと、第1ダイアフラム
    の外周側に形成され、上記第1ダイアフラムを支持する
    支持部と、上記第1ダイアフラム及び第2ダイアフラム
    上に配置されるピエゾ抵抗素子とを有する半導体圧力セ
    ンサにおいて、 上記環状の剛体部は、ピエゾ抵抗素子が配置された面と
    は反対側の面に、所定の幅を有する梁が、この環状の剛
    体部の直径方向に接続されていることを特徴とする半導
    体圧力センサ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の半導体圧力センサにおい
    て、上記所定の幅を有する板材を有する剛体部と、第2
    ダイアフラムとにより、密閉される中空部が形成される
    ことを特徴とする半導体圧力センサ。
  4. 【請求項4】請求項1又は2項記載の半導体圧力センサ
    において、中央部に、上記環状の剛体部の直径より小の
    径を有する圧力導入口を有する台部を備え、この台部に
    上記支持部が接合されることを特徴とする半導体圧力セ
    ンサ。
  5. 【請求項5】請求項1記載の半導体圧力センサにおい
    て、上記環状の剛体部は、ピエゾ抵抗素子が配置された
    面とは反対側の面に、所定の幅を有する梁が、この環状
    の剛体部の直径方向に接続されていることを特徴とする
    半導体圧力センサ。
  6. 【請求項6】請求項1又は2項記載の半導体圧力センサ
    において、上記支持部が接合される台部を備え、この台
    部は、上記支持部が接合される面側は、上記環状の剛体
    部の直径より大の径を有し、上記支持部が接合される面
    とは反対側の面側は、上記環状の剛体部の直径より小の
    径を有する圧力導入口を有することを特徴とする半導体
    圧力センサ。
  7. 【請求項7】請求項1から6項のうちのいずれか一項記
    載の半導体圧力センサにおいて、上記第2ダイアフラム
    に形成されたピエゾ抵抗素子から上記支持部に渡って高
    濃度不純物層が形成されていることを特徴とする半導体
    圧力センサ。
  8. 【請求項8】請求項1から6項のうちのいずれか一項記
    載の半導体圧力センサにおいて、第1ダイアフラムに
    は、4つのピエゾ抵抗素子が、上記支持部近傍に配置さ
    れ、これらの抵抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗素子
    は、その長手方向が第1ダイアフラムの半径方向に平行
    であり、他の2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向が
    第1ダイアフラムの接線方向に平行となるように配置さ
    れ、これら4つのピエゾ抵抗素子により第1ホイートス
    トインブリッジ回路が形成され、第2ダイアフラムに
    は、4つのピエゾ抵抗素子が、上記剛体部近傍に配置さ
    れ、これらの抵抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗素子
    は、その長手方向が第2ダイアフラムの半径方向に平行
    であり、他の2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向が
    第2ダイアフラムの接線方向に平行となるように配置さ
    れ、これら4つのピエゾ抵抗素子により第2ホイートス
    トインブリッジ回路が形成されることを特徴とする半導
    体圧力センサ。
  9. 【請求項9】請求項1から6項のうちのいずれか一項記
    載の半導体圧力センサにおいて、第1ダイアフラムに
    は、4つのピエゾ抵抗素子が、上記剛体部近傍に配置さ
    れ、これらの抵抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗素子
    は、その長手方向が第1ダイアフラムの半径方向に平行
    であり、他の2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向が
    第1ダイアフラムの接線方向に平行となるように配置さ
    れ、これら4つのピエゾ抵抗素子により第1ホイートス
    トインブリッジ回路が形成され、第2ダイアフラムに
    は、4つのピエゾ抵抗素子が、上記剛体部近傍に配置さ
    れ、これらの抵抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗素子
    は、その長手方向が第2ダイアフラムの半径方向に平行
    であり、他の2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方向が
    第2ダイアフラムの接線方向に平行となるように配置さ
    れ、これら4つのピエゾ抵抗素子により第2ホイートス
    トインブリッジ回路が形成されることを特徴とする半導
    体圧力センサ。
  10. 【請求項10】請求項1から6項のうちのいずれか一項
    記載の半導体圧力センサにおいて、第1ダイアフラムに
    は、4つのピエゾ抵抗素子が配置され、2つのピエゾ抵
    抗素子は、上記支持部近傍に配置され、その長手方向が
    第1ダイアフラムの半径方向に平行であり、他の2つの
    ピエゾ抵抗素子は、上記剛体部近傍に配置され、その長
    手方向が第1ダイアフラムの半径方向に平行となるよう
    に配置され、これら4つのピエゾ抵抗素子により第1ホ
    イートストインブリッジ回路が形成され、第2ダイアフ
    ラムには、4つのピエゾ抵抗素子が、上記剛体部近傍に
    配置され、これらの抵抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗
    素子は、その長手方向が第2ダイアフラムの半径方向に
    平行であり、他の2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方
    向が第2ダイアフラムの接線方向に平行となるように配
    置され、これら4つのピエゾ抵抗素子により第2ホイー
    トストインブリッジ回路が形成されることを特徴とする
    半導体圧力センサ。
  11. 【請求項11】請求項1から6項のうちのいずれか一項
    記載の半導体圧力センサにおいて、第1ダイアフラムに
    は、4つのピエゾ抵抗素子が配置され、2つのピエゾ抵
    抗素子は、上記支持部近傍に配置され、その長手方向が
    第1ダイアフラムの接線方向に平行であり、他の2つの
    ピエゾ抵抗素子は、上記剛体部近傍に配置され、その長
    手方向が第1ダイアフラムの接線方向に平行となるよう
    に配置され、これら4つのピエゾ抵抗素子により第1ホ
    イートストインブリッジ回路が形成され、第2ダイアフ
    ラムには、4つのピエゾ抵抗素子が、上記剛体部近傍に
    配置され、これらの抵抗素子のうち、2つのピエゾ抵抗
    素子は、その長手方向が第2ダイアフラムの半径方向に
    平行であり、他の2つのピエゾ抵抗素子は、その長手方
    向が第2ダイアフラムの接線方向に平行となるように配
    置され、これら4つのピエゾ抵抗素子により第2ホイー
    トストインブリッジ回路が形成されることを特徴とする
    半導体圧力センサ。
  12. 【請求項12】請求項1から6項のうちのいずれか一項
    記載の半導体圧力センサにおいて、上記支持部には、温
    度感応素子を有する温度センサが形成され、複合化され
    ていることを特徴とする半導体圧力センサ。
  13. 【請求項13】請求項1から6項のうちのいずれか一項
    記載の半導体圧力センサにおいて、上記支持部には、静
    圧検出用の第3ダイアフラムが形成され、この第3ダイ
    アフラムに4つのピエゾ抵抗素子が配置され、この4つ
    のピエゾ抵抗素子により第3のホイートストンブリッジ
    回路が形成される静圧センサを有し、複合化されている
    ことを特徴とする半導体圧力センサ。
  14. 【請求項14】請求項13記載の半導体圧力センサにお
    いて、上記支持部には、温度感応素子を有する温度セン
    サが形成され、上記第1及び第2のホイートストンブリ
    ッジ回路の出力信号は、上記温度センサからの出力信号
    及び上記第3のホイートストンブリッジ回路の出力信号
    により補正されることを特徴とする半導体圧力センサ。
  15. 【請求項15】請求項14記載の半導体圧力センサと、
    メモリ及びマイクロプロセッサを有し、上記半導体圧力
    センサからの出力信号を、上記温度センサからの出力信
    号及び上記第3のホイートストンブリッジ回路の出力信
    号により補正処理する信号処理手段とを備えることを特
    徴とする複合伝送器。
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