JPH09329437A - 傾斜角検出装置 - Google Patents

傾斜角検出装置

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JPH09329437A
JPH09329437A JP8146951A JP14695196A JPH09329437A JP H09329437 A JPH09329437 A JP H09329437A JP 8146951 A JP8146951 A JP 8146951A JP 14695196 A JP14695196 A JP 14695196A JP H09329437 A JPH09329437 A JP H09329437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving body
acceleration
pendulum
angle
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP8146951A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Mizojiri
和彦 溝尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8146951A priority Critical patent/JPH09329437A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体が動作状態においても高い精度で傾斜
角を検出することができる。 【解決手段】 振り子3の回転角を回転角検出装置6で
検出する。移動加速度検出器7で移動体1に移動時に発
生する加速度Aを検出する。移動体1が移動する際に、
合成ベクトルFの成分から移動の際の加速度Aの成分を
引くように補正することにより、重力加速度が働く方向
を演算によって得ることができる。つまり、移動体1の
移動の際の加速度に影響されずに移動体1に働く重力加
速度の方向を得ることができるので、移動体1の傾斜角
も求めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体、自動車等
の傾斜角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2(a)、(b)は従来の傾斜角検出
装置の一例を示す構成図であり、図2(a)は移動体が
水平時の説明図、図2(b)は移動体が傾斜時の説明図
である。
【0003】図2において、51は移動体、52は移動
体51に水平に固定された台座、53は振り子であり、
先端部に重り54を有し、支点55により台座52に揺
動可能に支持されている。56は回転角検出器であり、
振り子53の鉛直下向きからの角度を検出する。57は
検出結果を表示する表示装置である。
【0004】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。図2(a)に示すように、移動体51が
水平時には振り子53は鉛直下方向を指す。ここで、図
2(b)に示すように、移動体51が水平面に対して角
度θだけ傾いたとき、振り子53は常に重力加速度が作
用する方向を向くので、移動体51の垂直方向に対し、
角度θだけ傾くことになる。このときの振り子53の支
点55における回転角を回転角検出器56で検出するこ
とにより、移動体51の静止状態における傾斜角を得る
ことができる。
【0005】上記角度θを検出するには、回転角検出器
56としてポテンシオメータを支点55に設置し、若し
くは振り子53と台座52に電極を設置し、振り子53
の変位を静電容量の変化として検出する方式などがあ
る。
【0006】上記方式において、振り子53の移動方向
を変えるように構成することにより、移動体51の前
後、左右それぞれの方向に対して傾斜角を得ることがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の傾斜角検出装置では、図3(a)に示すように、
振り子53は移動体51が移動した場合、重り54には
加速度Aが生じることによって支点55を中心として受
けた力の分だけ振り子53の角度が変化してしまう。つ
まり、移動体51が動いた場合、重力加速度と移動体5
5の動きによって発生した加速度Aの逆方向のベクトル
和の方向に振り子53が向いてしまい、水平面に対して
正しい傾斜角が得られなくなってしまうという問題があ
った。
【0008】また、図3(b)に示すように、移動体5
1が傾斜している場合にも同様で、振り子53は移動体
51がA′の方向に移動した場合、重り54には加速度
A′が生じることによって支点55を中心として受けた
力の分だけ振り子53の角度が変化してしまう。
【0009】つまり、傾斜状態に拘わらず、移動体51
が動いた場合、重力加速度と移動体51の動きによって
発生した加速度の逆方向のベクトル和の方向に受ける加
速度に応じて振り子53の角度が変化してしまい、水平
面に対して正しい傾斜角が得られなくなってしまうとい
う問題あった。
【0010】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するものであり、移動体の動きによる加速度を検出
し、傾斜角を補正することにより、移動体が動作状態に
おいても高い精度で傾斜角を検出することができるよう
にした傾斜角検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、移動体が移動する際の前後、左右方向の
加速度を移動加速度検出手段により検出し、移動による
加速度で傾斜角演算手段によって得られる結果を補正手
段により補正するように構成したものである。
【0012】これにより、移動体の動作状態においても
高い精度で傾斜角を検出することができる傾斜角検出装
置が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、移動体に作用する重力加速度を検出する重力加速度
検出手段と、得られた加速度の大きさと方向から移動体
の水平面に対する傾斜角を演算する傾斜角演算手段とを
備えた傾斜角検出装置において、移動体が移動する際の
前後、左右方向の加速度を検出する移動加速度検出手段
と、移動による加速度をもって上記傾斜角演算手段によ
って得られる結果を補正する補正手段を備えたもので
り、移動体の移動の際に加速度に影響されずに移動体に
働く重力加速度の方向を得ることができるという作用を
有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1(a)、(b)は本発明の一実施
の形態による傾斜角検出装置を示す構成図であり、図1
(a)は移動体が水平時の説明図、図1(b)は移動体
が傾斜時の説明図である。
【0015】図1(a)、(b)において、1は移動体
で、2は移動体1に固定された台座、3は振り子であ
り、先端部に重り4を有し、支点5により台座2に揺動
可能に支持されている。6は振り子3の回転角を検出す
る回転角検出装置、7は移動体1の移動時に発生する加
速度Aを検出する移動加速度検出器である。
【0016】上記振り子3の角度θを検出する回転角検
出装置6としては、ポテンシオンメータを支点5に設置
し、若しくは振り子3と台座2に電極を設置し、振り子
3の変位を静電容量の変化として検出する方式などがあ
る。
【0017】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。振り子3には常に鉛直下方向の重力Gと
移動体1が移動する際に発生する加速度Aが作用してお
り、そのベクトルを合成したFの方向に振り子3は回転
するので、その回転角を回転角検出装置6で検出する。
また、移動加速度検出器7で移動体1の移動時に発生す
る加速度Aを検出しており、ここで、移動体1が図1
(a)に示すように、水平面上を移動する際に、合成ベ
クトルFの成分から移動の際の加速度Aの成分を引く補
正をすると、重力加速度が働く方向が演算によって得ら
れる。つまり、移動体1の移動の際の加速度Aに影響さ
れずに移動体1に働く重力加速度の方向を得ることがで
きるので、移動体1の傾斜角も求めることができる。
【0018】また、図1(b)に示すように、移動体1
が傾斜している場合においては、振り子3は常に鉛直下
方向の重力Gと移動する際に発生する加速度A′が作用
しており、そのベクトルを合成したF′の方向に振り子
3は回転し、その回転角を回転角検出装置6により検出
する。また、移動加速度検出器7で移動体1に移動時に
発生する加速度A′を検出しており、ここで、移動体1
が水平面上を移動する際に、合成ベクトルF′の成分か
ら移動の際の加速度A′の成分を引く補正をすると、重
力加速度が働く方向が演算によって得られる。
【0019】つまり、移動体1のある面が傾斜していて
も、移動の際の加速度に影響されずに移動体1に働く重
力加速度の方向を得ることができるので、移動体1が移
動している最中でも正しい傾斜角を得ることができる。
他方向についても同様にして傾斜角を得ることができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動体の動きによる加速度を検出し、傾斜角を補正するこ
とで、移動体が動作状態においても高い精度で傾斜角を
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本発明の一実施の形態による
傾斜角検出装置を示す構成図であり(a)は移動体が水
平時の説明図、(b)は移動体が傾斜時の説明図
【図2】(a)、(b)は従来の一例による傾斜角検出
装置を示す構成図であり、(a)は移動体が水平時の説
明図、(b)は移動体が傾斜時の説明図
【図3】(a)、(b)は従来の他の例による傾斜角検
出装置を示す構成図であり、(a)は移動体が水平時の
説明図、(b)は移動体が傾斜時の説明図
【符号の説明】
1 移動体 2 台座 3 振り子 4 重り 5 支点 6 回転角検出器 7 加速度検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に作用する重力加速度を検出する
    重力加速度検出手段と、得られた加速度の大きさと方向
    から移動体の水平面に対する傾斜角を演算する傾斜角演
    算手段とを備えた傾斜角検出装置において、移動体が移
    動する際の前後、左右方向の加速度を検出する移動加速
    度検出手段と、移動による加速度をもって上記傾斜角演
    算手段によって得られる結果を補正する補正手段を備え
    た傾斜角検出装置。
JP8146951A 1996-06-10 1996-06-10 傾斜角検出装置 Pending JPH09329437A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8146951A JPH09329437A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 傾斜角検出装置

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JPH09329437A true JPH09329437A (ja) 1997-12-22

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JP8146951A Pending JPH09329437A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 傾斜角検出装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011067939A1 (ja) 2009-12-04 2011-06-09 国立大学法人 東京海洋大学 傾斜角演算装置
CN103424096A (zh) * 2012-05-17 2013-12-04 西安闻泰电子科技有限公司 通过手机测量角度的方法
CN106931930A (zh) * 2015-12-29 2017-07-07 博世(中国)投资有限公司 用于确定物体表面间夹角的方法和装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011067939A1 (ja) 2009-12-04 2011-06-09 国立大学法人 東京海洋大学 傾斜角演算装置
US9651371B2 (en) 2009-12-04 2017-05-16 National University Corporation Tokyo University Of Marine Science And Technology Inclination angle calculation device
CN103424096A (zh) * 2012-05-17 2013-12-04 西安闻泰电子科技有限公司 通过手机测量角度的方法
CN106931930A (zh) * 2015-12-29 2017-07-07 博世(中国)投资有限公司 用于确定物体表面间夹角的方法和装置

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