JPH09329166A - クラッチ又はブレーキ用ディスク - Google Patents
クラッチ又はブレーキ用ディスクInfo
- Publication number
- JPH09329166A JPH09329166A JP14768596A JP14768596A JPH09329166A JP H09329166 A JPH09329166 A JP H09329166A JP 14768596 A JP14768596 A JP 14768596A JP 14768596 A JP14768596 A JP 14768596A JP H09329166 A JPH09329166 A JP H09329166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- paper material
- sintered material
- sintered
- materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D2069/002—Combination of different friction materials
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パーパ材の長所と焼結材の長所とを合せ持っ
た特性のクラッチ又はブレーキ用のディスクを提供す
る。 【解決手段】 湿式多板式の変速用油圧クラッチにおけ
るクラッチディスク１５を、鋼製の心材１７の両面に摩
擦摺動面１８を備えたリング状に構成し、摩擦摺動面１
８は、焼結材１９とペーパ材２０とを周方向で交互に配
置して構成する。焼結材１９、及びペーパ材２０共に４
か所ずつに分けられ、１個当たりの面積はペーパ材２０
の方を大きめに設定する。
た特性のクラッチ又はブレーキ用のディスクを提供す
る。 【解決手段】 湿式多板式の変速用油圧クラッチにおけ
るクラッチディスク１５を、鋼製の心材１７の両面に摩
擦摺動面１８を備えたリング状に構成し、摩擦摺動面１
８は、焼結材１９とペーパ材２０とを周方向で交互に配
置して構成する。焼結材１９、及びペーパ材２０共に４
か所ずつに分けられ、１個当たりの面積はペーパ材２０
の方を大きめに設定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式クラッチや多
板ブレーキ等に用いられるディスクに係り、詳しくは、
鳴きが無く、かつ、安定した摩擦特性を実現させる技術
に関する。
板ブレーキ等に用いられるディスクに係り、詳しくは、
鳴きが無く、かつ、安定した摩擦特性を実現させる技術
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に湿式クラッチ用ディスクにおける
摩擦摺動面の材質には、ペーパ材、焼結材、セラミック
ス材等があり、又、ブレーキ用ディスクの摩擦摺動面の
材質としては、金属材、焼結材、ペーパ材等がある。自
動車では比較的安定した性能が出せるペーパ材を、大型
トラックやトラクタ等の重負荷の作用するものでは摩擦
係数の高い焼結材を使うといった具合に、用途によって
材質設定されている。
摩擦摺動面の材質には、ペーパ材、焼結材、セラミック
ス材等があり、又、ブレーキ用ディスクの摩擦摺動面の
材質としては、金属材、焼結材、ペーパ材等がある。自
動車では比較的安定した性能が出せるペーパ材を、大型
トラックやトラクタ等の重負荷の作用するものでは摩擦
係数の高い焼結材を使うといった具合に、用途によって
材質設定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】例えば、ペーパ材を用
いると、比較的摩擦係数は低いが特性が安定しており、
常に同じ感覚でクラッチ操作やブレーキ操作が行えると
か、比較的廉価である等の利点があり、焼結材を用いる
と、摩擦係数が高く大トルクに耐え、かつ、寿命が長い
利点を有しているが、比較的高価であるとともにクラッ
チ鳴きやブレーキ鳴きが出易い傾向にある。つまり、各
材料には一長一短があり、前述したように使用目的によ
って最適と思われる材料を設定するのであるが、トラク
タや商用車等のように、比較的過酷な条件でありながら
使用頻度が高いような機種では、鳴きが無く安定した特
性でありながらも大トルクに耐える、というオールラウ
ンド的な特性のディスクが必要になると予測される。本
発明の目的は、従来の長所を合せ持った特性を持つクラ
ッチ又はブレーキ用のディスクを提供する点にある。
いると、比較的摩擦係数は低いが特性が安定しており、
常に同じ感覚でクラッチ操作やブレーキ操作が行えると
か、比較的廉価である等の利点があり、焼結材を用いる
と、摩擦係数が高く大トルクに耐え、かつ、寿命が長い
利点を有しているが、比較的高価であるとともにクラッ
チ鳴きやブレーキ鳴きが出易い傾向にある。つまり、各
材料には一長一短があり、前述したように使用目的によ
って最適と思われる材料を設定するのであるが、トラク
タや商用車等のように、比較的過酷な条件でありながら
使用頻度が高いような機種では、鳴きが無く安定した特
性でありながらも大トルクに耐える、というオールラウ
ンド的な特性のディスクが必要になると予測される。本
発明の目的は、従来の長所を合せ持った特性を持つクラ
ッチ又はブレーキ用のディスクを提供する点にある。
【０００４】
〔構成〕本発明の特徴は、リング状の摩擦摺動面を、互
いに異なる材質の複数の摩擦材を組合せ配置してクラッ
チ又はブレーキ用ディスクを構成した点にある。又、複
数の摩擦材を焼結材とペーパ材とで構成し、これら両者
を周方向で交互に配置してあるものでも良い。
いに異なる材質の複数の摩擦材を組合せ配置してクラッ
チ又はブレーキ用ディスクを構成した点にある。又、複
数の摩擦材を焼結材とペーパ材とで構成し、これら両者
を周方向で交互に配置してあるものでも良い。
【０００５】〔作用〕請求項１の構成では、複数の異な
る摩擦材を組み合わせて摩擦摺動面を構成してあるか
ら、それら複数種の材質の持つ長所短所がディスクの回
転に伴って配置された順番で出現するようになる。つま
り、ディスクの回転作動時には、複数の材質の長所短所
が平均化されたような特性となり、従来の単一材質によ
るディスクでは実現が困難な特性を簡単に得ることが可
能になるとともに、その配置面積割合等を変えること等
によって、複数の材質のうちの１つの材質に近づけた特
性を得るといったとも可能になる。
る摩擦材を組み合わせて摩擦摺動面を構成してあるか
ら、それら複数種の材質の持つ長所短所がディスクの回
転に伴って配置された順番で出現するようになる。つま
り、ディスクの回転作動時には、複数の材質の長所短所
が平均化されたような特性となり、従来の単一材質によ
るディスクでは実現が困難な特性を簡単に得ることが可
能になるとともに、その配置面積割合等を変えること等
によって、複数の材質のうちの１つの材質に近づけた特
性を得るといったとも可能になる。
【０００６】請求項２の構成では、ペーパ材と焼結材と
で摩擦摺動面を構成してあるので、高トルクに耐えなが
ら作動特性が安定し、かつ、鳴きが減少してコストもあ
まり高くならないというディスクを実現することが可能
になる。しかも、上記両材料を周方向で交互に配置して
あるから、適当に配置された場合に比べて、新たに得ら
れた特性を安定的に発揮することができる。
で摩擦摺動面を構成してあるので、高トルクに耐えなが
ら作動特性が安定し、かつ、鳴きが減少してコストもあ
まり高くならないというディスクを実現することが可能
になる。しかも、上記両材料を周方向で交互に配置して
あるから、適当に配置された場合に比べて、新たに得ら
れた特性を安定的に発揮することができる。
【０００７】〔効果〕請求項１に記載のディスクでは、
複数摩擦材の組合せによって、従来では実現が困難であ
った新たな特性のクラッチ又はブレーキを構成できてバ
リエーションが増えたので、機種によって異なる性能要
望により的確に答えた設定が行えるようになった。
複数摩擦材の組合せによって、従来では実現が困難であ
った新たな特性のクラッチ又はブレーキを構成できてバ
リエーションが増えたので、機種によって異なる性能要
望により的確に答えた設定が行えるようになった。
【０００８】請求項２に記載のディスクでは、トラクタ
や建機といった使用頻度が高く、かつ、大負荷の作用す
る機種に好適なクラッチ又はブレーキを提供することが
できた。
や建機といった使用頻度が高く、かつ、大負荷の作用す
る機種に好適なクラッチ又はブレーキを提供することが
できた。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
トラクタの伝動系に配備された湿式多板クラッチの場合
について図面に基づいて説明する。図１にトラクタの伝
動系が示され、１はエンジン、２は主クラッチ、３は変
速用（走行用）の油圧クラッチ、４は後輪、４ａは後輪
用デフ機構、５は前輪、５ａは前輪用デフ機構、６はＰ
ＴＯ変速機構、７はＰＴＯ用の油圧クラッチ、８はＰＴ
Ｏ軸、Ａは走行用の主変速機構、Ｂは走行用の第１副変
速機構、Ｃは前後進切換機構、Ｄは走行用の第２副変速
機構である。尚、一対のサイドブレーキ３３，３３を同
時操作可能な駐車ブレーキレバー２３を備え、サイドブ
レーキ３３，３３で駐車ブレーキＥを兼ねる構造として
ある。
トラクタの伝動系に配備された湿式多板クラッチの場合
について図面に基づいて説明する。図１にトラクタの伝
動系が示され、１はエンジン、２は主クラッチ、３は変
速用（走行用）の油圧クラッチ、４は後輪、４ａは後輪
用デフ機構、５は前輪、５ａは前輪用デフ機構、６はＰ
ＴＯ変速機構、７はＰＴＯ用の油圧クラッチ、８はＰＴ
Ｏ軸、Ａは走行用の主変速機構、Ｂは走行用の第１副変
速機構、Ｃは前後進切換機構、Ｄは走行用の第２副変速
機構である。尚、一対のサイドブレーキ３３，３３を同
時操作可能な駐車ブレーキレバー２３を備え、サイドブ
レーキ３３，３３で駐車ブレーキＥを兼ねる構造として
ある。
【００１０】主変速機構Ａは、２組のシフトギヤ９，１
０を備えたシンクロメッシュ形式に構成されて４段変速
が可能である。そして、高低２段の第１、第２副変速機
構Ｂ，Ｄ及び前後進切換機構Ｃも同様に、１個のシフト
ギヤ３０，３１，３２を備えたシンクロメッシュ形式に
構成されている。主変速機構Ａには、２組のシフトギヤ
９，１０をスライド操作する油圧変速シリンダ１１，１
２が、そして、第１、第２副変速機構Ｂ，Ｄには、各シ
フトギヤ３０，３２をスライド操作する油圧変速シリン
ダ１３，１４が夫々備えられている。前後進切換機構Ｃ
については、手動のシャトルレバー１６で切換え操作す
るようにしてある。
０を備えたシンクロメッシュ形式に構成されて４段変速
が可能である。そして、高低２段の第１、第２副変速機
構Ｂ，Ｄ及び前後進切換機構Ｃも同様に、１個のシフト
ギヤ３０，３１，３２を備えたシンクロメッシュ形式に
構成されている。主変速機構Ａには、２組のシフトギヤ
９，１０をスライド操作する油圧変速シリンダ１１，１
２が、そして、第１、第２副変速機構Ｂ，Ｄには、各シ
フトギヤ３０，３２をスライド操作する油圧変速シリン
ダ１３，１４が夫々備えられている。前後進切換機構Ｃ
については、手動のシャトルレバー１６で切換え操作す
るようにしてある。
【００１１】次に、変速用油圧クラッチ３のクラッチデ
ィスク構造について説明する。油圧クラッチ３は湿式多
板式に構成されており、図２に示すように、そのクラッ
チディスク１５は鋼製の心材１７の両面に摩擦摺動面１
８を備えたリング状であり、摩擦摺動面１８は、焼結材
１９とペーパ材２０とを周方向で交互に配置して構成さ
れている。焼結材１９、及びペーパ材２０共に４か所ず
つに分けられ、１個当たりの面積はペーパ材２０の方が
大きめに設定してある。又、焼結材１９とペーパ材２０
との分かれ目を利用して油溝を形成しても良い。
ィスク構造について説明する。油圧クラッチ３は湿式多
板式に構成されており、図２に示すように、そのクラッ
チディスク１５は鋼製の心材１７の両面に摩擦摺動面１
８を備えたリング状であり、摩擦摺動面１８は、焼結材
１９とペーパ材２０とを周方向で交互に配置して構成さ
れている。焼結材１９、及びペーパ材２０共に４か所ず
つに分けられ、１個当たりの面積はペーパ材２０の方が
大きめに設定してある。又、焼結材１９とペーパ材２０
との分かれ目を利用して油溝を形成しても良い。
【００１２】焼結材１９とペーパ材２０夫々の特性とし
ては、ペーパ材２０は、面圧限界及び摩擦係数μは低い
が、コストが易く、かつ、比較的寿命も長いものであっ
て、軽負荷用のクラッチに適している。焼結材１９は、
コストは高いが、面圧限界及び摩擦係数μが高く、しか
も長寿命であり、重負荷用のクラッチに適している。
ては、ペーパ材２０は、面圧限界及び摩擦係数μは低い
が、コストが易く、かつ、比較的寿命も長いものであっ
て、軽負荷用のクラッチに適している。焼結材１９は、
コストは高いが、面圧限界及び摩擦係数μが高く、しか
も長寿命であり、重負荷用のクラッチに適している。
【００１３】従って、本願の２種混合配置のクラッチデ
ィスク１５を備えた主クラッチ２では、そう高くないコ
ストで寿命が比較的長いものとしながら、焼結材１９よ
りは低いがペーパ材２０よりも高い摩擦係数を備え、ク
ラッチ鳴きが無く比較的安定した動力の断続が行えなが
らある程度の重負荷にも耐えうるという、従来の単一種
の摩擦摺動面１８では発揮できない特性のものが得られ
る。
ィスク１５を備えた主クラッチ２では、そう高くないコ
ストで寿命が比較的長いものとしながら、焼結材１９よ
りは低いがペーパ材２０よりも高い摩擦係数を備え、ク
ラッチ鳴きが無く比較的安定した動力の断続が行えなが
らある程度の重負荷にも耐えうるという、従来の単一種
の摩擦摺動面１８では発揮できない特性のものが得られ
る。
【００１４】〔別実施形態〕図３に示すように、焼結材
１９を中心側に、かつ、ペーパ材２０を外径側に配置し
た周状に組合せ配置したものでも良い。ペーパ材２０を
中心側に焼結材１９を外径側に配置しても当然良い。
又、焼結材やペーパ材の他にセラミックスや有機材料、
モールド系、鋳鉄等、各種材料の２種又は３種以上を組
合せ配置して摩擦摺動面１８を形成したクラッチディス
ク、又はサイドブレーキ３３用のブレーキディスクでも
良い。
１９を中心側に、かつ、ペーパ材２０を外径側に配置し
た周状に組合せ配置したものでも良い。ペーパ材２０を
中心側に焼結材１９を外径側に配置しても当然良い。
又、焼結材やペーパ材の他にセラミックスや有機材料、
モールド系、鋳鉄等、各種材料の２種又は３種以上を組
合せ配置して摩擦摺動面１８を形成したクラッチディス
ク、又はサイドブレーキ３３用のブレーキディスクでも
良い。
【００１５】又、図２や図３に示すディスクにおいて、
ペーパ材２０を焼結材１９よりも僅かに厚く設定し、ペ
ーパ材２０が先ず接触してから焼結材１９が接触するよ
うに構成しても良い。
ペーパ材２０を焼結材１９よりも僅かに厚く設定し、ペ
ーパ材２０が先ず接触してから焼結材１９が接触するよ
うに構成しても良い。
【図１】トラクタの伝動系を示す線図
【図２】油圧クラッチのクラッチディスクを示す斜視図
【図３】クラッチディスクの別構造を示す斜視図
１８ 摩擦摺動面 １９ 焼結材 ２０ ペーパ材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ１６Ｄ 69/02 Ｆ１６Ｄ 69/02 Ｊ
Claims (2)
- 【請求項１】 リング状の摩擦摺動面を、互いに異なる
材質の複数の摩擦材を組合せ配置することで構成してあ
るクラッチ又はブレーキ用ディスク。 - 【請求項２】 前記複数の摩擦材が焼結材とペーパ材で
あり、これら両者を周方向で交互に配置してある請求項
１に記載のクラッチ又はブレーキ用ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14768596A JPH09329166A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | クラッチ又はブレーキ用ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14768596A JPH09329166A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | クラッチ又はブレーキ用ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329166A true JPH09329166A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15435979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14768596A Pending JPH09329166A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | クラッチ又はブレーキ用ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09329166A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2799250A1 (fr) * | 1999-09-30 | 2001-04-06 | Mannesmann Sachs Ag | Installation d'embrayage multiple, avec au moins un paquet de lamelles en partie sans garniture de friction |
| EP2194289A1 (en) * | 2007-09-25 | 2010-06-09 | Kito Corporation | Wet friction plate |
| KR101428579B1 (ko) * | 2012-11-14 | 2014-09-25 | 광희엔지니어링 주식회사 | 수문용 권양장치 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP14768596A patent/JPH09329166A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2799250A1 (fr) * | 1999-09-30 | 2001-04-06 | Mannesmann Sachs Ag | Installation d'embrayage multiple, avec au moins un paquet de lamelles en partie sans garniture de friction |
| US6523657B1 (en) | 1999-09-30 | 2003-02-25 | Mannesmann Sachs Ag | Multiple-clutch device |
| EP2194289A1 (en) * | 2007-09-25 | 2010-06-09 | Kito Corporation | Wet friction plate |
| EP2194289A4 (en) * | 2007-09-25 | 2012-03-21 | Kito Kk | WET FRICTION PLATE |
| KR101428579B1 (ko) * | 2012-11-14 | 2014-09-25 | 광희엔지니어링 주식회사 | 수문용 권양장치 |
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