JPH0932842A - コントロールケーブル用の保護キャップ - Google Patents

コントロールケーブル用の保護キャップ

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Publication number
JPH0932842A
JPH0932842A JP14611996A JP14611996A JPH0932842A JP H0932842 A JPH0932842 A JP H0932842A JP 14611996 A JP14611996 A JP 14611996A JP 14611996 A JP14611996 A JP 14611996A JP H0932842 A JPH0932842 A JP H0932842A
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JP
Japan
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protective cap
inner cable
outer tube
control cable
water
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Pending
Application number
JP14611996A
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English (en)
Inventor
Masanori Sugimoto
雅則 杉本
Shinpei Okajima
伸平 岡島
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、保護キャップ内に雨水や露等の水
が浸入した場合であっても、浸入した水を保護キャップ
外に排出することが出来るだけでなく、たとえ保護キャ
ップ内に水が溜まったり、又泥、塵等が侵入した場合で
あっても、アウターチューブの内面やインナーケーブル
が汚れるのを阻止してスムーズな動作を持続させること
が出来るコントロールケーブル用の保護キャップを提供
するものである。 【解決手段】 インナーケーブル挿入孔2aを介してアウ
ターチューブ8内に摺動自在に配設されたインナーケー
ブル3を有するコントロールケーブル2の端部側に装着
される保護キャップ1であって、該保護キャップ1は、
前記アウターチューブ8の端部側に固定された第1端部
と、前記インナーケーブル3との間に隙間1bを有して該
インナーケーブル3を被嵌する第2端部とを備えた保護
キャップ本体1aを有してなり、しかも該保護キャップ本
体1aには、インナーケーブル挿入孔2aへの水の侵入を防
止する空間部4が設けられてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インナーケーブル
挿入孔を介してアウターチューブ内にインナーケーブル
を配設したコントロールケーブル用の保護キャップ、更
に詳しくは、例えば自動車、自転車、その他多種多様の
機械や機構等を遠隔操作する際に用いられるコントロー
ルケーブルの端部側に装着することにより、該コントロ
ールケーブルのインナーケーブル挿入孔へ水、泥、塵等
が侵入するのを阻止するためのコントロールケーブル用
の保護キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如くコントロールケーブル
の端部側に装着される保護キャップとしては、図8
(イ)に示すように伸縮自在な蛇腹式の保護キャップが
存在する。
【0003】即ち、上記蛇腹式の保護キャップ10は、該
保護キャップ10の一端側をコントロールケーブル2のア
ウターチューブ8の端部に外嵌着し、且つ他端側10a を
アウターチューブ8に挿通されたインナーケーブル3を
介して遠隔操作を行う主動部又は遠隔操作される従動部
の部位11に外嵌着によって固定され使用されるものであ
り、これによってアウターチューブ8のインナーケーブ
ル挿入孔2aへ水、泥、塵等が侵入するのを阻止すること
が出来るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
のコントロールケーブル用の保護キャップに於いては、
下記に示す様な問題点があった。
【0005】即ち、上記構成からなるコントロールケー
ブル用の保護キャップ10は、一端側をコントロールケー
ブル2のアウターチューブ8の端部に外嵌着し、且つ他
端側10a をアウターチューブ8に挿通されたインナーケ
ーブル3を介して遠隔操作を行う主動部又は遠隔操作さ
れる従動部の何れか一方の部材11に外嵌着させて固定す
ることで、前記コントロールケーブル2のアウターチュ
ーブ8のインナーケーブル挿入孔2aへ水、泥、塵等が侵
入するのを阻止するものであるが、如何せん、遠隔操作
時に於ける前記インナーケーブル3の往復動を介して共
に往復動(矢印B)するアウターチューブ8を介して保
護キャップ10自体も伸縮(図示せず)することとなり、
特に該保護キャップ10の縮伸時には内部に負圧が発生
し、本来保護キャップ10内部に容易に浸入するはずのな
い雨水や露等の水12を保護キャップ10の一端側や他端側
から内部に吸い込むこともある。
【0006】よって、上記の如く保護キャップ10内に吸
い込まれた水12は、その両端側をコントロールケーブル
2のアウターチューブ8及び所定の部材11によって封鎖
状態とされた保護キャップ10内に溜まることになる。
【0007】従って、上記の様に保護キャップ10内に溜
まった水12のみならず場合によっては、保護キャップ10
内に侵入した泥や塵等も保護キャップ10内に留まること
となり、結果としてインナーケーブル3のスムーズな動
作が損なわれるという不都合が生じる場合も考えられ
る。
【0008】更に、上記の如く保護キャップ10内に水12
や泥、塵等が侵入した場合において、図8(ロ)に示す
様に、前記コントロールケーブル2のアウターチューブ
8が不意に下方向に揺動(矢印C)等した場合には、前
記アウターチューブ8の内面やインナーケーブル3をも
酷く汚すことになるだけでなく、使用時における動作が
更に損なわれる可能性もあるという問題が生じていた。
【0009】然して、本発明は上記種々の問題を解決し
ようとするものであり、保護キャップ内に雨水や露等の
水が浸入した場合であっても、浸入した水を保護キャッ
プ外に排出することが出来るだけでなく、たとえ保護キ
ャップ内に水が溜まったり、又泥、塵等が侵入した場合
であっても、アウターチューブの内面やインナーケーブ
ルが汚れるのを阻止してスムーズな動作を持続させるこ
とが出来る効果的なコントロールケーブル用の保護キャ
ップを提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の手段を講じたものである。即ち、本
発明は、インナーケーブル挿入孔2aを介してアウターチ
ューブ8内に摺動自在に配設されたインナーケーブル3
を有するコントロールケーブル2の端部側に装着される
保護キャップ1であって、該保護キャップ1は、前記ア
ウターチューブ8の端部側に固定された第1端部と、前
記インナーケーブル3との間に隙間1bを有して該インナ
ーケーブル3を被嵌する第2端部とを備えた保護キャッ
プ本体1aを有してなり、しかも該保護キャップ本体1aに
は、インナーケーブル挿入孔2aへの水の侵入を防止する
空間部4が設けられてなることから、保護キャップ本体
1aの内部に雨水や露等の水が浸入したり、又泥、塵等が
侵入した場合であっても、浸入した水や泥、塵等を一旦
前記空間部4に溜めることが出来るだけでなく、溜まっ
た水は自然蒸発により、又泥、塵等も保護キャップ本体
1aの第2端部に設けられた隙間1bより容易に排出するこ
とが出来る利点を有する。
【0011】更に、隙間1bが、インナーケーブル3と略
同径に形成されてなることから、往復動するインナーケ
ーブル3と共に前記隙間1bから侵入しようとするケーブ
ル付着水、付着泥や付着塵等をインナーケーブル3が孔
16a を摺動することによって生じる扱き作用で除去する
ことが出来る利点を有する。
【0012】更に、空間部4が、前記アウターチューブ
8の外周面に設けられるように、前記アウターチューブ
8の端部が前記空間部4に突出して設けられていてもよ
く、この場合には、たとえ保護キャップ本体1a内に水や
塵等が存在した状態で該保護キャップ本体1aが、不意に
下方向に揺動するアウターチューブ8と共に下方向に揺
動した場合であっても、前記保護キャップ本体1a内に突
出したアウターチューブ8の端部のインナーケーブル挿
入孔2aが溜まった水面より突出することとなり、よって
溜まった水がインナーケーブル挿入孔2aより浸入するの
を阻止することが出来る利点を有する。
【0013】更に、保護キャップ本体1aの第1端部が、
前記アウターチューブ8の周方向に小径で、且つ該アウ
ターチューブ8の端部側から突出したインナーケーブル
用ガイド体6に取り付けられてなることから、保護キャ
ップ本体1aの第1端部の外径をアウターチューブ8の外
径より小さく形成することが可能となり、よってアウタ
ーチューブ8に固定される保護キャップ本体1aの第1端
部の外径を該アウターチューブ8の外径と同等かそれ以
下に小さくすることが可能となり、よって該保護キャッ
プ本体1aをコンパクト化して材料費や運搬コストを低減
することが出来るだけでなくデザイン面でも美観を得る
ことが出来る利点を有する。
【0014】更に、空間部4が、前記インナーケーブル
用ガイド体6の外周面に設けられるように、前記インナ
ーケーブル用ガイド体6の端部が前記空間部4に突出し
て設けられてなることから、たとえ保護キャップ本体1a
内に水や塵等が存在した状態で該保護キャップ本体1a
が、不意に下方向に揺動するアウターチューブ8と共に
下方向に揺動した場合であっても、前記保護キャップ本
体1a内に突出したアウターチューブ8の端部のインナー
ケーブル用ガイド体6のインナーケーブル挿入孔2aが溜
まった水面より突出することとなり、よって溜まった水
がインナーケーブル挿入孔2aより浸入するのを阻止する
ことが出来る利点を有する。
【0015】又、アウターチューブ8に設けられたイン
ナーケーブル挿入孔2aと前記保護キャップ本体1aの第2
端部との距離が、前記インナーケーブル3の往復長L1よ
り長寸L2に設定されてなることから、コントロールケー
ブル2を介して機械や機構等を遠隔操作する際に、保護
キャップ本体1aの第2端部側の先端1cの隙間1bから雨水
や露等の水が浸入して該インナーケーブル3に付着した
場合であってもインナーケーブル3に付着した水がイン
ナーケーブル3の往復動を介してインナーケーブル挿入
孔2aまで引き込まれて達するのを阻止することが出来る
利点を有する。
【0016】更に、保護キャップ本体1aが、前記空間部
4を形成すべく膨出した形状からなるために、より大量
の浸入水を溜めることが出来るだけでなく、コントロー
ルケーブル2のアウターチューブ8と共に下方向に保護
キャップ本体1aが、揺動した場合であっても溜まった水
がインナーケーブル挿入孔2aより浸入するのを阻止する
ことが出来る利点を有する。
【0017】更に、保護キャップ本体1aの第2端部が、
前記空間部4に延設された筒状部1dを有していてもよ
く、又前記第2端部に、空間部4から離間する筒状部1i
が設けられていてもよく、この場合には双方何れの構成
であっても空間部4に雨水や露等の水、泥及び塵等が容
易に浸入するのを阻止することが出来る利点を有する。
【0018】又、保護キャップ本体1aが、第2端部とイ
ンナーケーブル3との間の隙間1bにシールを有してなる
ことから、往復動するインナーケーブル3に付着して、
該インナーケーブル3と共に前記隙間1bから空間部4に
侵入しようとする雨水や露等の水、泥及び塵等をインナ
ーケーブル3が隙間1bのシールを摺動する際に除去する
ことが出来る利点を有する。
【0019】更に、保護キャップ本体1aが、非伸縮性の
材料から形成された構成にしてなることから、遠隔操作
時にインナーケーブル3を往復動させた場合であって
も、保護キャップ本体1aが伸縮するのを確実に防止出
来、よって内部に負圧が発生するのを防止することが出
来る利点を有する。
【0020】更に、保護キャップ本体1aは、第1端部に
アウターチューブ8を挿入するための凹状部1eを形成
し、且つ第2端部に空間部4を形成してなり、しかも前
記第1端部と第2端部の間には、インナーケーブル3挿
通用の貫通孔1fを有した壁面1gが設けられてなることか
ら、凹状部1eを介してアウターチューブ8側からの不意
な水の侵入を阻止すべく密着性を高めた保護キャップ本
体1aをアウターチューブ8の端部に装着することが出来
るだけでなく、例えば第2端部側からの不意な水や泥、
塵が侵入してインナーケーブル3に付着した場合であっ
ても、前記インナーケーブル3を前記壁面1gの貫通孔1f
内で摺動させて付着した水や塵を除去することが出来る
利点を有する。
【0021】更に、保護キャップ本体1aは、第1端部に
アウターチューブ8を挿入するための凹状部1eを形成
し、且つ第2端部に空間部4を形成すると共に、該第1
端部と第2端部の間には、インナーケーブル3挿通用の
貫通孔1fを有した壁面1gが設けられてなり、しかも前記
アウターチューブ8の端部と壁面1gとの間には、該アウ
ターチューブ8の端部が壁面1gより所定の距離離間して
凹状部1e内に挿入されるための段部1hが設けられてなる
ことから、万が一貫通孔1fから水が浸入した場合であっ
ても浸入水のインナーケーブル挿入孔2aへの直接の到達
を前記段部1hの幅寸法(矢印L5)を介しての空間4aに
より阻止することが出来る利点があるだけでなく、往復
動するインナーケーブル3と貫通孔1fとの摩擦抵抗を低
下させることが可能となりインナーケーブル3をより小
さい力で軽く作動させることが出来る利点がある。
【0022】
【発明の実施の形態】
<第一実施形態>以下、本発明の第一実施形態を図面に
従って説明する。図1(イ)に於いて、1は樹脂材によ
って全体を略ボトル状に形成すると共に、一端側をコン
トロールケーブル2のアウターチューブ8の端部側に外
嵌圧入して固定可能とする第1端部を有し、且つ該アウ
ターチューブ8に設けられたインナーケーブル挿入孔2a
へ水、泥、塵等が侵入するのを阻止することが出来るコ
ントロールケーブル用の保護キャップを示し、1aは保護
キャップ本体を示す。
【0023】尚、上記保護キャップ本体1aの他端側は、
上記インナーケーブル挿入孔2aに摺動自在に挿通された
インナーケーブル3との間に、該インナーケーブル3の
径寸法より若干大きく形成された隙間1bを有して該イン
ナーケーブル3を被嵌する第2端部を有してなり、しか
も該保護キャップ本体1a内は、前記インナーケーブル挿
入孔2aを有するコントロールケーブル2の端部外周面2b
を含む空間部4が形成されるべく膨出してなる。
【0024】第一実施形態に於けるコントロールケーブ
ル用の保護キャップは以上の構成からなるが、次にかか
る保護キャップを用いる場合について説明する。
【0025】先ず、図1(ロ)に示す様に、例えば上記
構成からなる保護キャップ本体1aの第2端部側の隙間1b
より雨水や露等の水が該保護キャップ本体1aの内部に浸
入して溜まった場合であっても、溜まった水12は自然蒸
発によって保護キャップ本体1aの第2端部の隙間1bより
容易に排出されることになる。
【0026】よって、保護キャップ本体1aの内部に水12
のみならず塵等が侵入した場合であっても、保護キャッ
プ本体1aの内部のインナーケーブル3を汚すことはな
い。
【0027】又、同図(ハ)に示す様に、例え上記の如
く保護キャップ本体1aの内部に水12が浸入して溜まった
状態で該保護キャップ本体1aが、不意に下方向に揺動
(矢印A)した場合であっても、前記保護キャップ本体
1aには、コントロールケーブル2のアウターチューブ8
の端部外周面2bを含む空間部4が膨出すべく形成されて
なることから、溜まった水12は前記空間部4の下方に寄
せ集められることにはなるが、該コントロールケーブル
2のアウターチューブ8の端部のインナーケーブル挿入
孔2aの位置は、水面より上方に突出することとなり、イ
ンナーケーブル挿入孔2aより溜まった水が浸入するのを
阻止することが出来る。
【0028】<第二実施形態>更に、図2(イ)に示す
様に、保護キャップ本体1aの第2端部側の先端1cを基点
5として該保護キャップ本体1a内に設けられたインナー
ケーブル挿入孔2aの位置を、前記基点5から往復動する
インナーケーブル3の往復長L1より長寸L2に設定した場
合には、コントロールケーブル2を介して機械や機構等
を遠隔操作する際に、保護キャップ本体1aの第2端部側
の先端1cの隙間1bから雨水や露等の水のみならず泥及び
塵等が浸入して該インナーケーブル3に付着した場合で
あってもインナーケーブル3に付着した水や塵等がイン
ナーケーブル3の往復動を介してインナーケーブル挿入
孔2aまで引き込まれて達するのを阻止することが出来る
利点を有するが、もちろんこの長さは必須の要件ではな
い。
【0029】更に、上記構成からなる保護キャップ1が
固定されるコントロールケーブル2のアウターチューブ
8の端部に、同図(ロ)に示す様なアウターキャップ7
を外嵌着し、且つ該アウターキャップ7の内向き鍔部7a
と、前記コントロールケーブル2のアウターチューブ8
の端部に装着されたゴム材から形成された介装体9とに
よって後端部6aが挾持されたインナーケーブル用ガイド
体6を設け、且つ該インナーケーブル用ガイド体6に前
記保護キャップ本体1aの第1端部側を外嵌固定してもよ
く、この場合には、前記インナーケーブル用ガイド体6
を伝って雨水や露等の水、泥及び塵コントロールケーブ
ル2の端部から浸入した場合であっても、前記インナー
ケーブル用ガイド体6の後端部6aとアウターチューブ8
の端部に装着されたゴム材から形成された介装体9との
密着によって前記水や塵がコントロールケーブル2のア
ウターチューブ8の端部のインナーケーブル挿入孔2aへ
侵入するのを阻止することが出来るというコントロール
ケーブル2の構造上の大きな利点を有するだけでなく、
該インナーケーブル用ガイド体6に外嵌固定される保護
キャップ本体1aの第1端部の外径をコントロールケーブ
ル2のアウターチューブ8の外径より小さく形成するこ
とが可能となり、よってコントロールケーブル2のアウ
ターチューブ8の端部に固定される保護キャップ1の外
径を該コントロールケーブル2の外径以下に小さくする
ことが出来、該保護キャップ1をコンパクト化して材料
費や運搬コストを低減することが可能となるだけでなく
デザイン面でも優れた美観を得ることが出来る種々の利
点ある。
【0030】<第三実施形態>更に、コントロールケー
ブル2のアウターチューブ8の端部には、内向き鍔部7a
を有したアウターキャップ7と、前記コントロールケー
ブル2のアウターケーブル8の端部に装着されたゴム材
から形成された介装体9とによって後端部6aが挾持され
たインナーケーブル用ガイド体6が設けられ、且つ該イ
ンナーケーブル用ガイド体6に保護キャップ本体1aの第
1端部が外嵌固定されてなるが、図3(イ)に示す様
に、略円形鍔状の端部6aを形成するインナーケーブル用
ガイド体6がアウターキャップ7を介してコントロール
ケーブル2のアウターケーブル8の端部に装着され、且
つ該インナーケーブル用ガイド体6の筒状ボディ部に保
護キャップ本体1aの第1端部が外嵌圧入着されていても
よく、この場合には、部品点数並びに部品コストの低減
を図ることが出来る利点がある。
【0031】更に、上記保護キャップ本体1aが外嵌圧入
着されるインナーケーブル用ガイド体6は、同図(ロ)
の様に、後端部6a側をアウターキャップ7の様に形成し
たものを、直接コントロールケーブル2のアウターチュ
ーブ8の端部に外嵌着してもよく、又外嵌着されたイン
ナーケーブル用ガイド体6の筒状ボディ部が、所定の部
材に固着された支持体13c に、回転自在な軸ピン13b を
介して所定の方向に回動自在に軸着されたケーブルフッ
ク13の一端部13a に保持されていてもよく、インナーケ
ーブル用ガイド体6の具体的な形状、構造や使用状態等
のみならずインナーケーブル用ガイド体6の使用の有無
も決して限定されないのは言うまでもない。
【0032】<第四実施形態>更に、保護キャップ本体
1aは、樹脂材を介して全体を略ボトル状に形成すると共
に、第1端部をコントロールケーブル2のアウターチュ
ーブ8の端部、又は該端部側に装着されたインナーケー
ブル用ガイド体6に外嵌圧入着されてなるが、保護キャ
ップ本体1aの形状も決してボトル状に限定されるもので
はなく、例えば、図4(イ)に示す様に、断面略波状の
膨出部が複数並設されたボディ部を有したものであって
もよく、要は保護キャップ本体1aの第1端部側がコント
ロールケーブル2のアウターチューブ8の端部側に固定
され、且つ第2端部側はインナーケーブル3との間に隙
間1bを有して該インナーケーブル3を被嵌してなり、し
かも該保護キャップ本体1aには、インナーケーブル挿入
孔2aへの水の侵入を防止する空間部4が形成されていれ
ば保護キャップ本体1aの具体的な形状は一切限定されな
い。
【0033】又、前記保護キャップ本体1aの第2端部側
の隙間1bも、上記各実施形態においては、何れもインナ
ーケーブル3の径寸法より若干大きく形成された構成に
してなるが、必ずしもこれに限定されず、たとえば隙間
1bが、インナーケーブル3と同径又は略同径に形成され
いてもよく、この場合には往復動するインナーケーブル
3と共に前記隙間1bから侵入しようとするケーブル付着
水、付着泥や付着塵等をインナーケーブル3が隙間1bを
摺動することによって生じる扱き作用で除去することが
出来る利点をも有するものであるが、前記隙間1bが、同
図(ロ)の様に、保護キャップ本体1a内に向かって所定
の寸法(L3)で突出すると共に、前記インナーケーブ
ル3を挿通する筒状部1dの孔の内径部であってもよく、
又、同図(ハ)に示す様に、前記隙間1bが、保護キャッ
プ本体1aの外側に向かって所定の寸法(L4)で突出
し、且つインナーケーブル3を挿通する筒状部1iの孔の
内径部であってもよく、この場合には何れの構成であっ
ても保護キャップ本体1a内に泥水、埃及び塵等が侵入す
るのを筒状部の長さ寸法を介して防ぐことが出来る利点
がある。
【0034】更に、隙間1bが同図(ニ)に示す様に、保
護キャップ本体1aのボディ部の内径と略同寸法で該保護
キャップ本体1aの第2端部側に設けられた開口部の内径
位置であってもよく、保護キャップ本体1aの第2端部側
の隙間1bの具体的な形成箇所、大きさ、形状、更に前記
インナーケーブル3に沿って形成された筒状部の長さ寸
法や該筒状部の有無も決して限定されないのは言うまで
もない。
【0035】<第五実施形態>更に、図5(イ)に示す
様に、保護キャップ本体1aを筒状に形成すると共に、該
保護キャップ本体1aの第1端部側にアウターチューブ8
の端部外周面2bが嵌入可能な凹状部1eを形成し、且つ第
2端部側には空間部4を形成すると共に、前記第1端部
と第2端部との間に、インナーケーブル3挿通用の貫通
孔1fを有した壁面1gを形成した場合には、凹状部1eを介
してアウターチューブ8側からの不意な水の侵入を完全
に阻止すべく密着性を高めた保護キャップ本体1aを装着
することが出来るだけでなく、他方側からの水の侵入に
よってインナーケーブル3に水が付着した場合であって
も、前記インナーケーブル3を前記壁面1gの貫通孔1f内
で摺動させて付着した水を除去することで水のインナー
ケーブル挿入孔2aまでの到達を阻止することが出来る利
点があり、又同図(ロ)の様に、保護キャップ本体1aの
ボディ部の内径と略同寸法で該保護キャップ本体1aの第
2端部側に設けられた開口部の内壁に樹脂材からなるリ
ング状のガイド体13を設けたり、更に同図(ハ) の様
に、第2端部側の開口部に穴開きキャップ体14を装着
し、夫々に穿設されたインナーケーブル3の挿通用の孔
を介して保護キャップ本体1aの第2端部側の隙間1bを形
成してもよいのは言うまでもない。
【0036】<第六実施形態>更に、図6(イ)に示す
様に、保護キャップ本体1aの第2端部側を、インナーケ
ーブル3が挿通可能な隙間15a を有した所定の受け部材
15に装着して使用してもよく、更に同図(ロ)の様に、
保護キャップ本体1aが、コントロールケーブル2のアウ
ターチューブ8の端部に装着されたインナーケーブル用
ガイド体6に保護キャップ本体1aの一端側が外嵌着され
ていてもよい。
【0037】又、上記の如く保護キャップ本体1aの第1
端部側と第2端部側との間に、インナーケーブル3挿通
用の貫通孔1fを有した壁面1gを設け、しかも該保護キャ
ップ本体1aの第1端部側にアウターチューブ8の端部外
周面2bが嵌入可能な凹状部1eを形成した場合に於いて、
例えば、同図(ハ)に示す様に、保護キャップ本体1aの
凹状部1eの内周壁部に、該凹状部1eに嵌入されるアウタ
ーチューブ8の端部が、前記凹状部1e側の壁面1gと当接
することなく所定の距離で離間して嵌入可能な一定の幅
寸法(矢印L5)を有した段部1hを周設してもよく、こ
の場合には、万が一前記貫通孔1fから水が侵入した場合
であっても浸入水のインナーケーブル挿入孔2aへの直接
の到達を前記段部1hの幅寸法(矢印L5)を介しての空
間4aにより略確実に阻止することが出来る利点があるだ
けでなく、往復動するインナーケーブル3と貫通孔1fと
の摩擦抵抗を低下させることが可能となりインナーケー
ブル3をより小さい力で軽く作動させることが出来る利
点がある。
【0038】<第七実施形態>更に、図7(イ)に示す
様に、保護キャップ本体1aの第2端部側に、該第2端部
側の隙間1bを往復動するインナーケーブル3が摺動可能
な孔径を有する孔16aを具備したインナーケーブル摺動
用装着体16を設けてもよく、この場合には、往復動する
インナーケーブル3と共に前記隙間1bから侵入しようと
するケーブル付着水、付着泥や付着塵等をインナーケー
ブル3が孔16a を摺動することによって生じる扱き作用
で除去することが出来る利点を有するが、例えば、同図
(ロ)の様に、前記保護キャップ本体1aの第2端部側の
隙間1bが、保護キャップ本体1a内に向かって所定の寸法
(L3)で突出する筒状部1dの孔の内径部であった場合
に、前記インナーケーブル摺動用装着体16に、前記保護
キャップ本体1aの第2端部側から筒状部1d端まで達する
摺動胴部16b が設けられていてもよく、又、同図(ハ)
に示す様に、前記隙間1bが、保護キャップ本体1aの外側
に向かって所定の寸法(L4)で突出した筒状部1iの孔
の内径部であった場合において、前記インナーケーブル
摺動用装着体16が、筒状部1eの内周壁部に固着されてい
てもよく、更に同図(ニ)に示す様に、前記インナーケ
ーブル摺動用装着体16が、保護キャップ本体1aの第2端
部側の開口部に装着される、孔付キャップ体14に設けら
れた孔の隙間1bに嵌入着可能であってもよく、上記何れ
の場合であっても隙間1bから侵入しようとするケーブル
付着水、付着泥や付着塵等をインナーケーブル3が孔16
a を摺動することによって生じる扱き作用で除去するこ
とが出来る利点があるが、インナーケーブル摺動用装着
体16の具体的な形状、大きさ及び保護キャップ本体1aの
他端側への装着構造等も決して限定されないのは言うま
でもない。
【0039】尚、上記実施形態に於いて、保護キャップ
は樹脂材によって全体を略ボトル状に形成してなるが、
必ずしも全体が略ボトル状に形成される必要はなく、樽
状や鼓状に形成されていてもよく、この場合には、万が
一大量の水が浸入した場合であっても確実に溜めること
が出来る利点があるばかりか、例えば、保護キャップ本
体を非伸縮性の成形体で形成した場合には、遠隔操作時
にインナーケーブルを往復動させた場合であっても、保
護キャップ本体が伸縮するのを確実に防止出来、よって
内部に負圧を全く発生させない保護キャップを簡単に成
形することが出来る利点がある。
【0040】更に、上記実施形態に於いて、保護キャッ
プの一端側は、コントロールケーブルのアウターチュー
ブの端部側に外嵌固定され、且つ他端側はアウターチュ
ーブに設けられたインナーケーブル挿入孔に摺動自在に
挿通されたインナーケーブルとの間に隙間を有して該イ
ンナーケーブルを被嵌してなるが、必ずしも保護キャッ
プの一端側が、アウターチューブの端部側に外嵌固定さ
れる必要はなく、例えば該一端側がアウターチューブの
外周部又は内部に挿入されて螺着、溶着又は接着剤等を
介して接着されることで固定されていてもよく、この場
合にはより堅固に保護キャップをアウターチューブの端
部に固定することが出来る利点がある。
【0041】更に、上記実施形態に於いて、第2端部側
に設けられた隙間の開口周縁部にバーリングやカーリン
グを形成してもよく、この場合には、隙間の開口周縁部
に集まった水を前記バーリングやカーリングを介しての
表面張力によって容易に保護キャップ内に浸入させない
という効果を有することが出来る。
【0042】更に、上記実施形態に於いて、インナーケ
ーブル用ガイド体に前記保護キャップ本体の一端側を外
嵌固定することによって、インナーケーブル用ガイド体
を伝って雨水や露等の水がコントロールケーブルのアウ
ターチューブの端部から浸入した場合であっても、前記
インナーケーブル用ガイド体の後端部とアウターチュー
ブの端部に装着されたゴム材から形成された介装体との
密着によって前記水がインナーケーブル挿入孔へ浸入す
るのを阻止することが出来るというコントロールケーブ
ルの構造上の大きな利点があるが、前記介装体がゴム材
から形成される必要もなく、軟質又は硬質のプラスチッ
クで形成されていてもよく、又金属製の環状体であって
もよく、その他インナーケーブル用ガイド体やキャップ
体の材質や形状等も決して限定されず、又上記構成が必
ずしも本発明の必須の要件でないのは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は、インナーケーブ
ル挿入孔を介してアウターチューブ内に摺動自在に配設
されたインナーケーブルを有するコントロールケーブル
の端部側に装着される保護キャップであって、該保護キ
ャップは、前記アウターチューブの端部側に固定された
第1端部と、前記インナーケーブルとの間に隙間を有し
て該インナーケーブルを被嵌する第2端部とを備えた保
護キャップ本体を有してなり、しかも該保護キャップ本
体には、インナーケーブル挿入孔への水の侵入を防止す
る空間部が設けられてなることから、保護キャップ本体
の内部に雨水や露等の水が浸入したり、又泥、塵等が侵
入した場合であっても、浸入した水や泥、塵等を一旦前
記空間部に溜めることが出来るだけでなく、溜まった水
は自然蒸発により、又泥、塵等も保護キャップ本体の第
2端部に設けられた隙間より容易に排出することが出来
る。従って、保護キャップ内に雨水や露等の水、泥や塵
が侵入した場合であっても浸入した水や塵等を容易に保
護キャップ外に排出することが出来るだけでなく、たと
え保護キャップ内に水が溜まった状態で該保護キャップ
が不意に下方向に揺動した場合であっても、アウターチ
ューブの内面やインナーケーブルが汚れるのを阻止して
スムーズな動作を持続させることが出来ると共に、形状
及び構造も極めて単純で簡単なことから容易に、且つ安
価に製造可能な優れたコントロールケーブル用の保護キ
ャップを提供することが出来るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於けるコントロールケーブル用の保護
キャップの第一実施形態を示し、同図(イ),(ロ),
(ハ)は要部拡大縦断面図。
【図2】本発明のコントロールケーブル用の保護キャッ
プの第二実施形態を示し、同図(イ),(ロ)は要部拡
大縦断面図。
【図3】本発明のコントロールケーブル用の保護キャッ
プの第三実施形態を示し、同図(イ),(ロ)は要部拡
大縦断面図。
【図4】本発明のコントロールケーブル用の保護キャッ
プの第四実施形態を示し、同図(イ),(ロ),
(ハ),(ニ)は要部拡大縦断面図。
【図5】本発明のコントロールケーブル用の保護キャッ
プの第五実施形態を示し、同図(イ),(ロ),(ハ)
は要部拡大縦断面図。
【図6】本発明のコントロールケーブル用の保護キャッ
プの第六実施形態を示し、同図(イ),(ロ),(ハ)
は要部拡大縦断面図。
【図7】本発明のコントロールケーブル用の保護キャッ
プの第七実施形態を示し、同図(イ),(ロ),
(ハ),(ニ)は要部拡大縦断面図。
【図8】従来のコントロールケーブル用の保護キャップ
を示し、同図(イ),(ロ)は要部拡大縦断面図。
【符号の説明】
1…コントロールケーブル用の保護キャップ 1a…保護キャップ本体 2…コントロールケーブル 3…インナーケーブル 4…空間部 8…アウターチューブ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーケーブル挿入孔(2a)を介してア
    ウターチューブ(8) 内に摺動自在に配設されたインナー
    ケーブル(3) を有するコントロールケーブル(2) の端部
    側に装着される保護キャップ(1) であって、該保護キャ
    ップ(1) は、前記アウターチューブ(8) の端部側に固定
    された第1端部と、前記インナーケーブル(3) との間に
    隙間(1b)を有して該インナーケーブル(3) を被嵌する第
    2端部とを備えた保護キャップ本体(1a)を有してなり、
    しかも該保護キャップ本体(1a)には、インナーケーブル
    挿入孔(2a)への水の侵入を防止する空間部(4) が設けら
    れてなることを特徴とするコントロールケーブル用の保
    護キャップ。
  2. 【請求項2】 前記隙間(1b)が、インナーケーブル(3)
    と略同径に形成されてなることを特徴とする請求項1記
    載のコントロールケーブル用の保護キャップ。
  3. 【請求項3】 前記空間部(4) が、前記アウターチュー
    ブ(8) の外周面に設けられてなることを特徴とする請求
    項1又は2記載のコントロールケーブル用の保護キャッ
    プ。
  4. 【請求項4】 前記空間部(4) が、前記アウターチュー
    ブ(8) の外周面全体を覆うことを特徴とする請求項1又
    は2記載のコントロールケーブル用の保護キャップ。
  5. 【請求項5】 前記空間部(4) が、前記アウターチュー
    ブ(8) の外周面に設けられるように、前記アウターチュ
    ーブ(8) の端部が前記空間部(4) に突出して設けられて
    なることを特徴とする請求項1又は2記載のコントロー
    ルケーブル用の保護キャップ。
  6. 【請求項6】 前記保護キャップ本体(1a)の第1端部
    が、前記アウターチューブ(8) より小径で、且つ該アウ
    ターチューブ(8) の端部側から突出したインナーケーブ
    ル用ガイド体(6) に取り付けられてなることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のコントロールケーブル用の保護
    キャップ。
  7. 【請求項7】 前記空間部(4) が、前記インナーケーブ
    ル用ガイド体(6) の外周面に設けられるように、前記イ
    ンナーケーブル用ガイド体(6) の端部が前記空間部(4)
    に突出して設けられてなることを特徴とする請求項6記
    載のコントロールケーブル用の保護キャップ。
  8. 【請求項8】 前記アウターチューブ(8) に設けられた
    インナーケーブル挿入孔(2a)と前記保護キャップ本体(1
    a)の第2端部との距離が、前記インナーケーブル(3) の
    往復長(L1)より長寸(L2)に設定されてなることを特徴と
    する請求項1乃至7の何れかに記載のコントロールケー
    ブル用の保護キャップ。
  9. 【請求項9】 前記保護キャップ本体(1a)が、前記空間
    部(4) を形成すべく膨出した形状からなる請求項1乃至
    8の何れかに記載のコントロールケーブル用の保護キャ
    ップ。
  10. 【請求項10】 前記保護キャップ本体(1a)の第2端部
    が、前記空間部(4) に延設された筒状部(1d)を有してな
    ることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載のコ
    ントロールケーブル用の保護キャップ。
  11. 【請求項11】 前記保護キャップ本体(1a)の第2端部
    が、前記空間部(4) から離間する筒状部(1i)を有してな
    ることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載のコ
    ントロールケーブル用の保護キャップ。
  12. 【請求項12】 前記保護キャップ本体(1a)が、第2端
    部とインナーケーブル(3) との間の隙間(1b)にシールを
    有してなることを特徴とする請求項1乃至11の何れか
    に記載のコントロールケーブル用の保護キャップ。
  13. 【請求項13】 前記保護キャップ本体(1a)が、非伸縮
    性の材料から形成された構成にしてなることを特徴とす
    る請求項1乃至12の何れかに記載のコントロールケー
    ブル用の保護キャップ。
  14. 【請求項14】 前記保護キャップ本体(1a)は、第1端
    部にアウターチューブ(8) を挿入するための凹状部(1e)
    を形成し、且つ第2端部に空間部(4) を形成してなり、
    しかも前記第1端部と第2端部の間には、インナーケー
    ブル(3) 挿通用の貫通孔(1f)を有した壁面(1g)が設けら
    れてなることを特徴とする請求項1又は2記載のコント
    ロールケーブル用の保護キャップ。
  15. 【請求項15】 前記保護キャップ本体(1a)の第1端部
    が、前記アウターチューブ(8) の周方向に小径で、且つ
    該アウターチューブ(8) の端部側から突出したインナー
    ケーブル用ガイド体(6) に取り付けられてなることを特
    徴とする請求項14記載のコントロールケーブル用の保
    護キャップ。
  16. 【請求項16】 前記保護キャップ本体(1a)は、第1端
    部にアウターチューブ(8) を挿入するための凹状部(1e)
    を形成し、且つ第2端部に空間部(4) を形成すると共
    に、該第1端部と第2端部の間には、インナーケーブル
    (3) 挿通用の貫通孔(1f)を有した壁面(1g)が設けられて
    なり、しかも前記アウターチューブ(8) の端部と壁面(1
    g)との間には、該アウターチューブ(8) の端部が壁面(1
    g)より所定の距離離間して凹状部(1e)内に挿入されるた
    めの段部(1h)が設けられてなることを特徴とする請求項
    1又は2記載のコントロールケーブル用の保護キャッ
    プ。
JP14611996A 1995-07-17 1996-06-07 コントロールケーブル用の保護キャップ Pending JPH0932842A (ja)

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US50293895A 1995-07-17 1995-07-17
US08/502938 1995-07-17

Publications (1)

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JPH0932842A true JPH0932842A (ja) 1997-02-04

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ID=24000058

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CN1084943C (zh) 2002-05-15

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