JPH09326929A - 条件指定多項式による入出力補正方法及び画像処理装置 - Google Patents
条件指定多項式による入出力補正方法及び画像処理装置Info
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Abstract
を与えることで、任意の望み通りの曲線を得る。 【解決手段】 入力値xに対応する出力値yの組合せ
(xi,yi)をn個、または、xにおける勾配tの組合
せ(xi,t)と合わせてn個指定すると、該指定され
た条件を満たすn−1次の条件指定多項式を用いる。こ
こで、具体例として3点指定2次式y=a0(1−x)2
+a1(1−x)x+a2x2を仮定し(a0=y0,a2=
y2)、3つの通過点として、始点(0,y0)と終点
(1,y2)と中間の任意の点(x1,y1)を指定する
だけで、種々の曲線を得ることができる。
Description
を定める入出力補正方法に係り、特に、階調画像データ
の入出力の際の処理における階層制御等に利用するγ補
正曲線の生成に好適な方法、及び、該方法を適用した画
像処理装置、具体的には、画像入力装置であるイメージ
スキャナ、画像出力装置であるイメージプリンタ、ある
いはディジタルコピアなどの画像処理装置に関する。
応曲線が用いられる。この曲線をγ補正曲線と称す。即
ち、γ補正曲線は、入力値を補正して出力するための補
正曲線であり、所望範囲の入力画像データと所望範囲の
出力画像データとを対応づける曲線である。
xn(nは任意の定数)といった簡単な関数や、制御点
を直線でつないだ折れ線近似を用いる方法、あるいは、
本出願人が先に提案した特開昭63−2462号公報や
特開平6−105154号公報さらには特開平8−12
5865号公報に記載の多項式を用いる方法などある。
て、y=xnを用いる方法は、γ補正曲線の全体形状が
nの値で一義的に決まるため、適用は非常に制限されて
しまい、汎用性に乏しい問題がある。また、折れ線近似
による方法は、制御点付近での階調の連続性が失われて
しまうという問題がある。
を自由な特性とすることが可能である。しかしながら、
特開昭63−2462号公報に記載の方法は、曲線の始
点(ハイライト点)と終点(シャドウ点)、補正のタイ
プ、補正の度合等をパラメータとして多次式演算により
多次曲線を求め、この曲線を座標軸変換してγ補正曲線
を生成するというもので、曲線を生成するのに必要なパ
ラメータが多く、このため、γ補正処理をする際に、メ
モリ、レジスタなどのハードウェア量が多くなるという
問題がある。
105154号公報に記載の方法で、これは曲線の始点
と終点の接続方向と通過する中点を指定してγ補正曲線
を生成するというものである。しかし、この方法も曲線
の全域にわたりきめ細かに特性を指定する場合には操作
が繁雑となる嫌いがあった。これに対し、特開平8−1
25865号公報に記載の方法は、比較的容易に曲線全
体の形状を制御することができる、汎用的なγ補正曲線
式を提供するものであるが、これは基本的には3次多項
式で、パラメータをxの変数として見掛上5次多項式と
したもので、汎用的とは云っても生成できる曲線には限
度があった。また、曲線を決める条件としては、必ず始
点・終点と途中の通過点の3座標、他に二つの定数パラ
メータ(c2,d2)を与える必要があるため、一般性に
欠け、さらに指定した条件から曲線の過略を概観的に把
握できない問題があった。
単かつ詳細に曲線の形状を任意に生成・補正することが
できる、より汎用的な入出力補正方法及び該方法を適用
した画像処理装置を提供することにある。
曲線の概略形式を直観的に把握できる入出力補正方法及
び該方法を適用した画像処理装置を提供することにあ
る。
曲線等に対し、その一部分を他の部分への影響を与える
ことなく容易に、直観的に修正することを可能とする入
出力補正方法及び該方法を適用した画像処理装置を提供
することにある。
ャナからの入力R′G′B′をスキャナの特性に依存し
ないRGBにγ補正するとき、あるいは入力CMYをプ
リンタの特性に依存するC′M′Y′にγ補正すると
き、γ補正曲線として以下の条件指定多項式で関連づけ
られる曲線を用いる。
規化して設定し、x=0に対応する値(初期値)をa、
x=1に対応する値(最終値)をa+bとするとき、 y′=a+by (1) y =f(x) (0≦x,y≦1) (2) なるy′によって出力を決定するが、y=f(x)とし
て、
iはn個の通過点xのy座標または勾配から求まるパラ
メータで、γ補正曲線の形状を制御する。
れと勾配の簡単な条件を与えることで望み通りの形の曲
線を得ることができる。また、この通過点の座標や勾配
は曲線の傾向を示すものであり、条件を与えることによ
り、得られる曲線の形状を直観的に把握することができ
る。
図面を参照して具体的に説明する。
くつか挙げる。 3点指定2次式 : 3つの通過点として、始点と終点
と中間の任意の点を用いる。補正曲線式は次式で示され
る。
(1,y2)、通過点(x1,y1)の3点で曲線を指定
できる。
それぞれの接線の傾き(勾配)、そして、任意の通過点
を指定に用いる。補正曲線式は次式で示される。
始点での接線の傾きts,終点(1,y2),該終点での
接線の傾きte、および通過点(x1,y1)で曲線を指
定できる。
始点と終点と中間の任意の3点を用いる。この場合の補
正曲線式は、次式のようになる。
は、(2)式の3点指定2次式を適用した例で、始点は
(0,0)もしくは(0,0.5)、終点は(1,0.
5)もしくは(1,1)、通過点は(0.4,0.6)も
しくは(0.7,0.4)とし、これらの組み合わせを色
々変えた例を示したものである。図2は、(3)式の3点
指定2勾配4次式を適用した例で、同様に始点は(0,
0)もしくは(0,0.5)、終点は(1,0.5)もし
くは(1,1)、通過点は(0.4,0.67)もしくは
(0.6,0.33)とし、また、勾配は、始点での接線
の傾きtsを0.5もしくは1.5、終点での接線の傾き
teを同じく0.5もしくは1.5のいずれかとしたもの
である。図3は、(4)式の5点指定4次式を適用した例
で、始点と終点は(0,0)と(1,1)に固定し、途
中の3つの通過点を、通過点1は(0.3,0.3)もし
くは(0.2,0.5)、通過点2は(0.4,0.4)に
固定、通過点3は(0.8,0.4)もしくは(0.
8,0.7)としたものである。
例を示したものである。これは、5つの通過点として始
点と終点と中間の任意の3点、始点と終点のそれぞれの
接線の傾きを指定して曲線の形状を決めるものである。
図4の例は、始点は(0,0)もしくは(0,0.
5)、終点は(1,0.5)もしくは(1,1)、途中
の通過点1は(0.25,0.33)もしくは(0.2
5,0.67)、通過点2は(0.5,0.5)、通過点3
は(0.75,0.33)もしくは(0.75,0.67)
とし、始点での接線の傾きtsは0.5もしくは1.5、
同様に終点での接線の傾きteも0.5もしくは1.5と
したものである。なお、この場合の式は複雑になるので
省略するが、(2)及び(3)式と同様に、(1)式から導出
可能である。
曲線は、x,yが0〜1に正規化された形で対応づけら
れるものである。一方、実際の画像処理装置等では、6
4階調(6ビット)、256階調(8ビット)といった
階調数の画像データで処理されるため、それにあった変
換が必要となる。また、初期値(y)も所望の値に設定
する必要がある。
正規化した補正曲線式をy=f(x)とするとき、実スケ
ールでの入力階調レベルx′に対し、実スケールでの出
力階調レベルy′をy′=a+by(0≦x,y≦1)
によって対応づける。これにより、一度、正規化した補
正曲線式を生成しておけば、任意の階調数への対応が容
易となる。
の画像入力装置、プリンタなどの画像出力装置には機械
に固有の入出特性がある。γ補正はこの特性を相殺する
ために行うものであるが、本発明による多項式を使用す
れば、そのγ補正を簡単に実行できる。例えば(6)式の
5点指定4次式を用いて出力装置の特性を補正する例を
考える。この場合、5点のうち2点を始点と終点の指
定、残り3点をシャドウ部・ミドル部・ハイライト部の
指定に用いる。一般に特性を補正するには、特性曲線の
逆関数を求めることができればよい。そこで逆関数に近
い曲線を得るために、スキャナで測定した3点(特性曲
線の一部にあたる)のy=xに対する鏡像点を通過する
ように条件を指定する。この方法によって各色の特性曲
線を直線に補正しておければ、カラーバランスをとるこ
とは大変容易になる。
処理装置の一実施例のシステム構成図を示す。図におい
て、操作部110は各種の指示キーやテンキーなどで構
成され、作業員やユーザにより操作されるものである。
補正曲線(ここでは、γ補正曲線)の新規生成や再調整
の際、保守員等は該操作部110より必要なパラメータ
セット(座標、勾配等)を入力する。パラメータメモリ
120は、γ補正曲線生成のための種々のパラメータセ
ットを記憶しておくメモリであり、標準パラメータセッ
トに加え、作業員等が先に操作部110より入力してγ
補正曲線の生成・再調整のために使用した複数組のパラ
メータセットが、各々適用モード(標準、明るい、暗
い、文字モードなど)を付されて記憶されている。テー
ブルメモリ130は、前以ってγ補正曲線式に従って算
出しておいた実スケールの入出力階調値の対応を示すテ
ーブル(変換テーブル)を記憶しておくメモリであり、
複数の変換テーブルを記憶する場合には、パラメータセ
ットの場合と同様に適用モードなどで区別する。表示部
140は、作業員やユーザに対するガイダンス類の表示
の他に、パラメータメモリ120の内容、あるいは、生
成されたγ補正曲線を表示するのに用いる。スキャナ1
50はモノクロあるいはカラー階調画像を読み取る画像
入力装置である。プリンタ160はγ補正された階調画
像を出力する画像出力装置である。CPU100は全体
の制御、種々の画像処理を司どり、本発明に係る処理と
してはγ補正曲線式や変換テーブルの生成、γ補正演算
などが実行される。このCPU100の処理については
後述する。ワークメモリ170はCPU100での処理
の途中結果等が一時格納される作業用メモリである。
操作盤として一体的に構成すれば便利である。また、図
5では省略したが、処理対象画像はスキャナ150から
の入力画像の他に、ビデオテープ、その他の画像記録媒
体にすでに蓄積されているもの、あるいは通信回線によ
り遠隔の装置(ファクシミリなど)から伝送されてきた
ものでもよい。画像の出力先も、プリンタ160にプリ
ントアウトする場合の他に、画像表示装置に表示した
り、画像記録媒体に蓄積したり、さらには通信回線によ
り遠隔の装置へ伝送することでもよい。
には、通常はパラメータメモリ120に記憶されている
既存のパラメータセットを使用するが、新たなγ補正曲
線の設定や再調整時は、作業員等が操作部110から入
力するパラメータセット(座標、勾配等)を使用して生
成する。なお、いずれのケースかは作業員等が操作部1
10からあらかじめ指定しておけばよい。さらに、パラ
メータメモリ120の既存パラメータセットを使用する
場合は、その適用モードも指定しておく。図6に、CP
U100でのγ補正曲線生成の処理フロー例を示す。
合、まず、既存パラメータ使用のケースか否か判定し
(ステップ201)、既存パラメータ使用であれば、そ
の適用モードを判定し(ステップ202)、パラメータ
メモリ120より当該モードのパラメータセット(座
標、又はそれと勾配のセット)を読み出してワークメモ
リ170に取り込む(ステップ203)。そして、この
取り込んだパラメータセットを用いて、x,yが0〜1
に正規化して対応づけられるγ補正曲線式y=f(x)を
生成する(ステップ207)。具体的には、取り込んだ
パラメータセットを先の(4)〜(6)式などの本発明によ
る条件指定多項式に適用して、正規化された所望のγ補
正曲線式y=f(x)を生成する。
不使用が判定された場合は、操作部110から入力され
るパラメータセット(座標、勾配等)をワークメモリ1
70に取り込む(ステップ204)。そして、作業員等
による操作部110からの指示にしたがい、入力したパ
ラメータセットをパラメータメモリ120に新規に登録
するか、あるいは既存のパラメータセットを更新するか
判定し(ステップ205)、新規登録する場合は、入力
したパラメータセットにモードを付加(モードは作業員
等が指示する)してパラメータメモリ120に書き込
み、更新の場合は、パラメータメモリ120内の該当モ
ードのデータを入力したパラメータセットで書き替える
(ステップ206)。新規登録・更新のいずれも行わな
い場合はステップ206をスキップする。その後、入力
したパラメータセットを用いて、正規化したγ補正曲線
式y=f(x)を生成する(ステップ207)。
化γ補正曲線式は、パラメータメモリ120に該当パラ
メータセットと対応づけて記憶しておく。これにより、
操作部110からの作業員等の指示で、CPU100が
パラメータメモリ120から所望のγ補正曲線式を読み
出し、その曲線を生成して表示部140に表示するよう
にすれば、作業員等はγ補正曲線の特性を一目で把握す
ることが可能になる。
ている既存パラメータを使用してγ補正曲線を生成する
際、パラメータメモリ120に記憶されている各パラメ
ータセットを読み出して表示部140に一覧表示し、そ
のうちから作業員が選択したものをワークメモリ170
に取り込むようにしてもよい。また、この場合、パラメ
ータセットの替わりに上記のようにγ補正曲線を直接表
示させてもよく、この場合には、γ補正曲線生成そのも
のを省略することも可能である。
も示したように、γ補正曲線式y=f(x)は、x,yが
0〜1に正規化して対応づけられるものである。これを
実際に適用する装置では64階調、256階調といった
階調数のデータで処理されるので、それにあった変換
(換算)が必要である。この換算を前もって行い、実ス
ケールでの入力階調レベルx′に対応する出力階調レベ
ルy′を記憶した変換テーブルを作成しておけば、実際
の入力画像データに対して、該テーブルを参照するだけ
で出力値を決定できる。図7に、変換テーブル作成処理
フロー例を示す。
補正曲線式y=f(x)を取り込む(ステップ301)。
これは、図6のステップ207に引き続いて、そこで生
成されたγ補正曲線式を直ちに取り込むことでも、ある
いは、あらかじめ生成されたパラメータメモリ120に
記憶されているγ補正曲線式を読み出して取り込むこと
でもよい。次に、実スケールでの入力階調レベルx′の
初期値(一般にはx′=0)を設定した後(ステップ3
02)、先の実スケールへの変換式y′=a+byによ
り、実スケールでの出力階調レベルy′を計算する(ス
テップ303)。この際、y=f(x)のxとしては、
x′に対応する正規化値を用いることは云うまでもな
い。この求めた実スケールでの出力階調レベルy′を、
対応する入力階調レベルx′と対にテーブルメモリ13
0に書き込む(ステップ304)。そして、所定の階調
数分(例えば64階調、256階調)の換算が終了した
かどうか判定し(ステップ305)、終了していなけれ
ば、入力階調レベルx′をステップアップして(ステッ
プ306)、ステップ303に戻る。以下、所定の階調
数分の換算が終了するまで、ステップ304〜306を
ループする。
カラー画像の場合はRGB毎、CMYK毎に作成して、
テーブルメモリ130に記憶しておく。
ャナ150から取り込んだカラー画像データをプリンタ
160に出力するものとし、γ補正のための適用モード
等はあらかじめ操作部110より指定されているとす
る。
R′G′B′はワークメモリ170に蓄積される。CP
U100では、この入力画像データR′G′B′につい
て、テーブルメモリ130の所望変換テーブル(3組)
を参照して、スキャナ150の特性に依存されない画像
データRGBにγ補正(ここではγ1補正と称す)し、ワ
ークメモリ170に再格納する。この画像データRGB
について、MTF補正あるいは平均化といったフィルタ
リング処理、さらに表色系変換のRGB/CMYK変換
を行った後、テーブルメモリ130の所望変換テーブル
(4組)を参照して、CMYKデータをプリンタ160
の特性に最適化したC′M′Y′K′にγ補正し(ここ
ではγ2補正と称す)、プリンタ160へ出力する。
もってテーブルメモリ130に用意されている場合であ
るが、その時々の画像処理毎に、図6のステップ20
1,202,203,207で該画像処理に最適のγ補
正曲線式を自動生成し、引き続き図12のステップ30
1〜305で、該処理で使用される階調数に対応する変
換テーブルを作成し、該変換テーブルを用いて、入力画
像データをγ補正してもよい。この場合、テーブルメモ
リ130の容量を軽減できる効果がある。
PU100の機能をハードウェア回路で置き換えた場合
のシステム構成例を示す。これは、上記動作例のイメー
ジスキャナから読み込んだ画像データをプリンタに出力
する場合の適用例である。
成のための複数のパラメータセットを記憶しており、例
えば標準パラメータセットの他に、先に操作部401よ
り入力してγ補正曲線生成のために使用したパラメータ
を記憶している。γ補正曲線生成部403は、通常は操
作部401で指定されたモード等によりパラメータメモ
リ402から所定パラメータを読み出し、本発明による
条件指定多項式を用いて正規化されたγ補正曲線式y=
f(x)を生成するが、操作部401からパラメータセッ
トが入力される場合には、該入力されたパラメータセッ
トにもとづいてγ補正曲線式y=f(x)を生成する。こ
こでは、γ補正曲線生成部403は、RGB用のγ1補
正曲線式(RGB対応に3組)とCMYK用のγ2補正曲
線式(CMYK対応に4組)の2種類を生成し、各々γ
補正演算部405,408に設定するものとする。な
お、操作部401からパラメータセットが入力された場
合は、それをモード等を付加してパラメータメモリ40
2にも記憶する。
G′B′について、第1のγ補正演算部405におい
て、実スケールへの変換式y′=a+byを用いてスキ
ャナ404の特性に依存しない画像データRGBにγ補
正する。この画像データRGBに対して、フィルタ部4
06でMTF補正あるいは平均化といったフィルタリン
グ処理を行い、さらに表色系変換部407でRGB/C
MYK変換を行う。そして、この画像データCMYKに
ついて、第2のγ補正演算部408において、実スケー
ルへの変換式y′=a+byを用いてプリンタ409の
特性に最適化したC′M′Y′K′にγ補正し、プリン
タ409へ出力する。
ータはスキャナの特性に依存しないRGBデータであ
り、これを線410により図示しない記憶媒体等に記憶
するようにすれば、スキャナの特性に無関係に所望の画
像処理に利用することが可能になる。また、第2のγ補
正演算部408では、線420から与えられる他のCM
TKデータを入力して、それを当該プリンタ409の特
性に合致したC′M′Y′K′に補正することも可能で
ある。
は、入力画像データに対して一々、実スケールへの変換
式y′=a+byを用いてγ補正演算を行うとしたが、
図10の場合と同様に前もって変換テーブルを作成して
おけば、変換テーブルを参照するだけで、入力階調レベ
ルに対応するγ補正された出力階調レベルを得ることが
できる。
による条件指定多項式を適用してγ補正曲線式を求める
プログラムを別途、フロッピーディスク等の記憶媒体に
記憶しておき、システムエンジニァ等が必要に応じ装置
にインストールするようにしてもよい。
条件指定多項式を導入し、通過するいくつかの点の座標
や始点・終点での接線の傾き(勾配)などの簡単な条件
を与えることで、任意の望み通りの形の入出力補正曲線
を得ることができる。しかも、与える条件は通過点の座
標や勾配などの直観的なものであるため、生成される曲
線の概略形状を直観的に把握することができ、望み通り
の補正曲線を比較的簡単に得ることができる。
補正方法は、階調画像データの入出力の際の処理におけ
る階調制御やカラーバランスに利用するγ補正曲線の生
成等に極めて有効であるが、本発明は、この種の画像処
理に限定されるものでなく、関数発生器等、一般に入力
と出力の対応を任意に定めるものに適用可能である。
正曲線)の一例を示す図である。
を示す図である。
一例を示す図である。
一例を示す図である。
ク図である。
例を示す図である。
ー例を示す図である。
ック図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 入力と出力の対応を定める入出力補正方
法において、入力値xに対応する出力値yの組合せ(x
i,yi)をn個指定すると、その指定された条件を満た
すn−1次の条件指定多項式 【数1】 を自動的に得、該多項式を補正曲線式として入力と出力
の対応を求めることを特徴とする入出力補正方法。 - 【請求項2】 入力と出力の対応を定める入出力補正方
法において、入力値xに対応する出力値yの組合せ(x
i,yi)とxにおける勾配tの組合せ(xi,t)と合
わせてn個指定すると、その指定された条件を満たすn
−1次の条件指定多項式 【数2】 を自動的に得、該多項式を補正曲線式として入力と出力
の対応を求めることを特徴とする入出力補正方法。 - 【請求項3】 勾配はxの始点と終点あるいはそのいず
れか一方に指定することを特徴とする請求項2記載の入
出力補正方法。 - 【請求項4】 xとyの値は0と1の間に正規化される
ことを特徴とする請求項1,2もしくは3記載の入出力
補正方法。 - 【請求項5】 請求項1,2,3もしくは4記載の入出
力補正方法を用いて画像の輝度または濃度の階調制御を
行う機能を有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項6】 請求項1,2,3もしくは4記載の入出
力補正方法を用いて画像のカラーバランス補正を行う機
能を有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項7】 請求項5もしくは6記載の画像処理装置
において、あらかじめ補正曲線式により求めたxとyの
対応を記憶したテーブルを備え、該テーブルを参照し
て、画像の入力と出力の対応を得ることを特徴とする画
像処理装置。 - 【請求項8】 請求項1,2,3,もしくは4記載の入
出力補正方法により入力と出力の対応を求めるプログラ
ムを記憶した記憶媒体。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006203540A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Toshiba Corp | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
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1996
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JP2006203540A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Toshiba Corp | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
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