JPH09326719A - パーソナル通信装置 - Google Patents
パーソナル通信装置Info
- Publication number
- JPH09326719A JPH09326719A JP8140229A JP14022996A JPH09326719A JP H09326719 A JPH09326719 A JP H09326719A JP 8140229 A JP8140229 A JP 8140229A JP 14022996 A JP14022996 A JP 14022996A JP H09326719 A JPH09326719 A JP H09326719A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- personal communication
- communication device
- pen
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンテナと入力ペンを兼用することができ、
部品数の削減、筐体の小型化、および入力ペンの紛失を
防ぐことができるパーソナル通信装置を提供すること。 【解決手段】 音声・データを無線で送受信できるパー
ソナル通信装置において、タブレット１と送受信用の収
納可能アンテナ２と、送受信用の固定アンテナ５と、収
納可能アンテナ２と固定アンテナ５のいずれかを選択す
るアンテナ切替スイッチを有し、収納可能アンテナ２が
タブレット１へ入力するペンとしても使える構成にし
た。
部品数の削減、筐体の小型化、および入力ペンの紛失を
防ぐことができるパーソナル通信装置を提供すること。 【解決手段】 音声・データを無線で送受信できるパー
ソナル通信装置において、タブレット１と送受信用の収
納可能アンテナ２と、送受信用の固定アンテナ５と、収
納可能アンテナ２と固定アンテナ５のいずれかを選択す
るアンテナ切替スイッチを有し、収納可能アンテナ２が
タブレット１へ入力するペンとしても使える構成にし
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声・データを
無線で送受信できるパーソナル通信装置の送受信技術に
関するものである。
無線で送受信できるパーソナル通信装置の送受信技術に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、例えばＩＢＭ社から発売された
製品である「Ｓｉｍｏｎ」の外観図であり、図５におい
て、１はＬＣＤ表示面に置かれた入出力一体型透明タブ
レットで、ペンで操作が可能である。３、４はそれぞれ
音声通話用のスピーカとマイクロフォン、１５はタブレ
ット入力用のペン、１６は送受信用収納可能ホイップア
ンテナである。前記送受信用収納可能ホイップアンテナ
１６は唯一のアンテナであり、常に送受信に使用され
る。前記送受信用収納可能ホイップアンテナ１５は伸長
位置にしたほうが受信感度が高く、送信効率が高い。ま
た、前記送受信用受納可能ホイップアンテナ１６の下端
にはストッパーがあり、アンテナが完全に伸長されたと
きにさらなる伸長を防止している。使用者は付属のペン
１５でタブレット１にタッチすることで、データの入力
や編集及び指示を行う。
製品である「Ｓｉｍｏｎ」の外観図であり、図５におい
て、１はＬＣＤ表示面に置かれた入出力一体型透明タブ
レットで、ペンで操作が可能である。３、４はそれぞれ
音声通話用のスピーカとマイクロフォン、１５はタブレ
ット入力用のペン、１６は送受信用収納可能ホイップア
ンテナである。前記送受信用収納可能ホイップアンテナ
１６は唯一のアンテナであり、常に送受信に使用され
る。前記送受信用収納可能ホイップアンテナ１５は伸長
位置にしたほうが受信感度が高く、送信効率が高い。ま
た、前記送受信用受納可能ホイップアンテナ１６の下端
にはストッパーがあり、アンテナが完全に伸長されたと
きにさらなる伸長を防止している。使用者は付属のペン
１５でタブレット１にタッチすることで、データの入力
や編集及び指示を行う。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のパーソナル通信
装置は、以上のように構成されているので、アンテナ１
６及びペン１５という長尺物の収納スペースが別個に必
要となる上、ペン１５を紛失する可能性が高いという問
題点があった。
装置は、以上のように構成されているので、アンテナ１
６及びペン１５という長尺物の収納スペースが別個に必
要となる上、ペン１５を紛失する可能性が高いという問
題点があった。
【０００４】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであって、アンテナとペンを兼用で
きるパーソナル通信装置を提供することを目的とする。
ためになされたものであって、アンテナとペンを兼用で
きるパーソナル通信装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係るパ
ーソナル通信装置は、ＬＣＤ一体型透明タブレットを備
え、音声・データを無線で送受信できるパーソナル通信
装置において、本体の適当な位置に収納可能に設けら
れ、かつ本体から取り外し可能な送受信用の収納可能ア
ンテナを具備し、収納可能アンテナがタブレットへ入力
するペンとしても使えることを特徴とする。
ーソナル通信装置は、ＬＣＤ一体型透明タブレットを備
え、音声・データを無線で送受信できるパーソナル通信
装置において、本体の適当な位置に収納可能に設けら
れ、かつ本体から取り外し可能な送受信用の収納可能ア
ンテナを具備し、収納可能アンテナがタブレットへ入力
するペンとしても使えることを特徴とする。
【０００６】請求項２の発明に係るパーソナル通信装置
は、請求項１記載のパーソナル通信装置において、固定
式の送受信用の固定アンテナと、この固定アンテナと収
納可能アンテナのいずれかを選択するアンテナ切替スイ
ッチとを備えたことを特徴とする。
は、請求項１記載のパーソナル通信装置において、固定
式の送受信用の固定アンテナと、この固定アンテナと収
納可能アンテナのいずれかを選択するアンテナ切替スイ
ッチとを備えたことを特徴とする。
【０００７】請求項３の発明に係るパーソナル通信装置
は、請求項２記載のパーソナル通信装置において、受信
側に設けられ、収納可能アンテナと固定アンテナの増幅
回路の出力の高い方を外部制御信号によって選択する第
１のアンテナ切替スイッチ（受信部）と、送信側に設け
られ、受信側で選択した前記アンテナを選択する第２の
アンテナ切替スイッチ（受信部）とを備えたことを特徴
とする。
は、請求項２記載のパーソナル通信装置において、受信
側に設けられ、収納可能アンテナと固定アンテナの増幅
回路の出力の高い方を外部制御信号によって選択する第
１のアンテナ切替スイッチ（受信部）と、送信側に設け
られ、受信側で選択した前記アンテナを選択する第２の
アンテナ切替スイッチ（受信部）とを備えたことを特徴
とする。
【０００８】請求項４の発明に係るパーソナル通信装置
は、請求項２記載のパーソナル通信装置において、固定
アンテナを逆Ｆアンテナで構成したことを特徴とする。
は、請求項２記載のパーソナル通信装置において、固定
アンテナを逆Ｆアンテナで構成したことを特徴とする。
【０００９】
実施の形態１．以下、この発明の実施の形態１を図につ
いて説明する。図１において、１はＬＣＤ表示面に置か
れた入出力一体型透明タブレットで、２は入力用ペン兼
送受信用収納可能アンテナ、３、４はそれぞれ音声通話
用のスピーカとマイクロフォン、５は送受信用固定アン
テナである。
いて説明する。図１において、１はＬＣＤ表示面に置か
れた入出力一体型透明タブレットで、２は入力用ペン兼
送受信用収納可能アンテナ、３、４はそれぞれ音声通話
用のスピーカとマイクロフォン、５は送受信用固定アン
テナである。
【００１０】図２は、前記入力用ペン兼送受信用収納可
能アンテナ２付近の構造図（断面図）であり、図におい
て、６はパーソナル通信装置本体、７は誘電管、８はペ
ン兼送受信用収納可能アンテナ２の中心導体部、９はペ
ン兼送受信用収納可能アンテナ２の絶縁スリーブ、１０
はペン兼送受信用収納可能アンテナ２の電気伝導性端部
分、１１はデュプレクスフィルタへ信号を引き込む内側
導体、１２は電気伝導性端部分１０が内側導体１１に接
触するための伝導性板バネである。電気伝導性端部分１
０はアンテナが完全に伸ばされた時、さらにアンテナが
伸びる事を防止する。ペン兼送受信用収納可能アンテナ
２と電気伝導性端部分１０との接続部はネジ式になって
いるので、アンテナが完全に伸ばされて電気伝導性端部
分１０が内側導体１１に接触し固定されるとき、ペン兼
送受信用収納可能アンテナ２は電気伝導性端部分１０か
ら取り外すことができるようになっている。中央導体８
の先端、つまりペン先になる部分は、タブレット１の表
面の透明導電フィルムをきず付ける事がないような材
質、例えばジュラコンで構成されている。
能アンテナ２付近の構造図（断面図）であり、図におい
て、６はパーソナル通信装置本体、７は誘電管、８はペ
ン兼送受信用収納可能アンテナ２の中心導体部、９はペ
ン兼送受信用収納可能アンテナ２の絶縁スリーブ、１０
はペン兼送受信用収納可能アンテナ２の電気伝導性端部
分、１１はデュプレクスフィルタへ信号を引き込む内側
導体、１２は電気伝導性端部分１０が内側導体１１に接
触するための伝導性板バネである。電気伝導性端部分１
０はアンテナが完全に伸ばされた時、さらにアンテナが
伸びる事を防止する。ペン兼送受信用収納可能アンテナ
２と電気伝導性端部分１０との接続部はネジ式になって
いるので、アンテナが完全に伸ばされて電気伝導性端部
分１０が内側導体１１に接触し固定されるとき、ペン兼
送受信用収納可能アンテナ２は電気伝導性端部分１０か
ら取り外すことができるようになっている。中央導体８
の先端、つまりペン先になる部分は、タブレット１の表
面の透明導電フィルムをきず付ける事がないような材
質、例えばジュラコンで構成されている。
【００１１】図３は送受信回路のアンテナ選択部のブロ
ック図である。ペン兼送受信用収納可能アンテナ２、送
受信用固定アンテナ５で受信された信号は、それぞれデ
ュプレクスフィルタを経由し、増幅回路１２、１３で増
幅される。第１の切替スイッチである切り替えスイッチ
（受信部）１４ａではこの増幅回路１２、１３の出力の
レベルの高い方を、外部制御信号によって選択する。こ
のとき、送信側も受信側で選択したアンテナを第２の切
替スイッチである切り替えスイッチ（送信側）１４ｂに
よって選択するため、ペン兼送受信用収納可能アンテナ
２が取り外された場合でも、ペン兼送受信用収納可能ア
ンテナ２の方の受信レベルが下がりアンテナ切り替えス
イッチ１４ａ、１４ｂは固定アンテナ５を選択するた
め、送受信が可能である。
ック図である。ペン兼送受信用収納可能アンテナ２、送
受信用固定アンテナ５で受信された信号は、それぞれデ
ュプレクスフィルタを経由し、増幅回路１２、１３で増
幅される。第１の切替スイッチである切り替えスイッチ
（受信部）１４ａではこの増幅回路１２、１３の出力の
レベルの高い方を、外部制御信号によって選択する。こ
のとき、送信側も受信側で選択したアンテナを第２の切
替スイッチである切り替えスイッチ（送信側）１４ｂに
よって選択するため、ペン兼送受信用収納可能アンテナ
２が取り外された場合でも、ペン兼送受信用収納可能ア
ンテナ２の方の受信レベルが下がりアンテナ切り替えス
イッチ１４ａ、１４ｂは固定アンテナ５を選択するた
め、送受信が可能である。
【００１２】この実施の形態によれば、アンテナと入力
ペンを兼用することができ、部品数の削減、筐体の小型
化、および入力ペンの紛失を防ぐことができる。また、
ペン兼送受信用収納可能アンテナ２が取り外された場合
でも、固定アンテナ５を選択することにより送受信が可
能である。
ペンを兼用することができ、部品数の削減、筐体の小型
化、および入力ペンの紛失を防ぐことができる。また、
ペン兼送受信用収納可能アンテナ２が取り外された場合
でも、固定アンテナ５を選択することにより送受信が可
能である。
【００１３】実施の形態２．実施の形態１では、固定ア
ンテナ５として外部アンテナの場合について説明した
が、図４に示すように固定アンテナは装置内蔵の、例え
ば逆Ｆアンテナであってもよい。逆Ｆアンテナは垂直波
・水平波両方を高利得で受信できるため、ユーザが入力
用ペン兼収納可能アンテナ２を取り外して操作している
ときにこのパーソナル通信装置を水平にしても良好な送
受信を行うことができる。
ンテナ５として外部アンテナの場合について説明した
が、図４に示すように固定アンテナは装置内蔵の、例え
ば逆Ｆアンテナであってもよい。逆Ｆアンテナは垂直波
・水平波両方を高利得で受信できるため、ユーザが入力
用ペン兼収納可能アンテナ２を取り外して操作している
ときにこのパーソナル通信装置を水平にしても良好な送
受信を行うことができる。
【００１４】
【発明の効果】この発明におけるパーソナル通信装置
は、アンテナと入力用のペンを兼用させることによって
部品数を削減でき、同時に筐体の小型化が図れる。ま
た、入力用のペンの紛失を防ぐ効果がある。
は、アンテナと入力用のペンを兼用させることによって
部品数を削減でき、同時に筐体の小型化が図れる。ま
た、入力用のペンの紛失を防ぐ効果がある。
【図１】 この発明の実施の形態１によるパーソナル通
信装置の外観図である。
信装置の外観図である。
【図２】 この発明の実施の形態１によるパーソナル通
信装置における収納可能アンテナの断面図である。
信装置における収納可能アンテナの断面図である。
【図３】 この発明の実施の形態１によるパーソナル通
信装置における送受信回路のアンテナ選択部のブロック
図である。
信装置における送受信回路のアンテナ選択部のブロック
図である。
【図４】 この発明の実施の形態２によるパーソナル通
信装置の外観図である。
信装置の外観図である。
【図５】 従来のパーソナル通信装置の外観図である。
１ タブレット、２ 入力用ペン兼用送受信用収納可能
アンテナ、５ 送受信用固定アンテナ、１４ａ アンテ
ナ切替スイッチ（受信部）、１４ｂ アンテナ切替スイ
ッチ（送信部）。
アンテナ、５ 送受信用固定アンテナ、１４ａ アンテ
ナ切替スイッチ（受信部）、１４ｂ アンテナ切替スイ
ッチ（送信部）。
Claims (4)
- 【請求項１】 ＬＣＤ一体型透明タブレットを備え、音
声・データを無線で送受信できるパーソナル通信装置に
おいて、 本体の適当な位置に収納可能に設けられ、かつ前記本体
から取り外し可能な送受信用の収納可能アンテナを具備
し、 前記収納可能アンテナが前記タブレットへ入力するペン
としても使えることを特徴とするパーソナル通信装置。 - 【請求項２】 固定式の送受信用の固定アンテナと、 この固定アンテナと収納可能アンテナのいずれかを選択
するアンテナ切替スイッチと、を備えたことを特徴とす
る請求項１記載のパーソナル通信装置。 - 【請求項３】 受信側に設けられ、収納可能アンテナと
固定アンテナの増幅回路の出力の高い方を外部制御信号
によって選択する第１のアンテナ切替スイッチ（受信
部）と、 送信側に設けられ、受信側で選択した前記アンテナを選
択する第２のアンテナ切替スイッチ（受信部）と、を備
えたことを特徴とする請求項２記載のパーソナル通信装
置。 - 【請求項４】 固定アンテナを逆Ｆアンテナで構成した
ことを特徴とする請求項２記載のパーソナル通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140229A JPH09326719A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | パーソナル通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140229A JPH09326719A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | パーソナル通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09326719A true JPH09326719A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15263916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8140229A Pending JPH09326719A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | パーソナル通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09326719A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005101691A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-27 | Citizen Watch Co., Ltd. | 送信システム |
| KR100810385B1 (ko) * | 2001-12-10 | 2008-03-04 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 무선단말기의 스타일러스 겸용 안테나 장치 |
| JP2010141867A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Gigabyte Communications Inc | アンテナと電子装置 |
| US7847741B2 (en) | 2006-04-26 | 2010-12-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus and operation control method |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP8140229A patent/JPH09326719A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100810385B1 (ko) * | 2001-12-10 | 2008-03-04 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 무선단말기의 스타일러스 겸용 안테나 장치 |
| WO2005101691A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-27 | Citizen Watch Co., Ltd. | 送信システム |
| US7847741B2 (en) | 2006-04-26 | 2010-12-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus and operation control method |
| JP2010141867A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Gigabyte Communications Inc | アンテナと電子装置 |
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