WO2005101691A1 - 送信システム - Google Patents

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Abstract

 第1のアンテナ11と電源部12とを有する第1の送信機10と、第2のアンテナ21と送信回路22とを有する第2の送信機20とを備える。第1の送信機10と第2の送信機20とを接続状態とし、第1の送信機の電源部12によって第2の送信機20の送信回路22を駆動する。この送信回路22の送信出力を、第1の送信機10が備える第1のアンテナ11と、第2の送信機20が備える第2のアンテナ21から同時に送信する。これによって十分な送信電波の強度を確保する。また、機器とデータを送信する装置とをつないだ状態で送信を行う構成において、使用者の接触により電波強度が低下した場合であっても良好な送信を行う。

Description

明 細 書
送信システム 技術分野
[0001] 本発明は、送信システムに関し、例えば、健康機器等の各種測定機器が測定した データを端末等で管理するための送信システムに適用することができる。
背景技術
[0002] 一般家庭内で測定した健康状態に力かわるデータを端末装置で一括管理すること により、家庭内で健康管理を行ったり、さらにデータを通信ネットワークを介して遠隔 地の医療施設に送ることによって専門家による健康管理を行うといった、在宅の健康 管理システムが知られて 、る。
[0003] このような健康管理システムとして、端末装置そのものが血圧計や心電計といった 健康測定装置の機能を備えた一体機器で構成されたものがある。この端末装置と健 康測定装置が一体化された構成では、使用者は健康状態の測定に際し、端末装置 まで行かなければならな 、と!/、う問題がある。
[0004] この問題を解決するために、端末装置と健康測定装置とを別々に設け、健康測定 装置に赤外線通信機能を持たせることによって、測定したデータを遠隔力 端末装 置に入力できるようにしたシステムも提案されている。
[0005] このような在宅健康管理システムでは、使用する健康測定装置の種類が多いほど 健康管理の信頼性が高まるが、使用する全ての健康測定装置に赤外線や電波によ るワイヤレスの通信機能を組み込むと、在宅健康管理システムのコストがかかると 、う 問題がある。
[0006] そこで、測定手段と、測定データを記憶する手段と、記憶されたデータをデータ転 送装置に送信する送信手段とを備える複数の健康測定装置と、一台のデータ転送 装置とにより在宅健康管理システムを構成し、データ転送装置は健康測定装置が送 信したデータを読み取って端末にワイヤレス送信することによって、全ての健康測定 装置にワイヤレス送信の手段を設ける必要がなぐ端末装置に対して複数の健康機 器装置で測定したデータをワイヤレス送信することで、低コストとする健康管理システ ムが提案されて 、る (特許文献 1参照)。
[0007] 図 6は上記健康管理システムの一構成例を示す図である。図 6において、健康管理 システムは、測定機器 210とデータ転送装置 220と端末装置 230とセンター装置 24 0を備え、各種測定機器 210で測定された測定データはデータ転送装置 220により 端末 230に収集され、センター装置 240に送られる。
[0008] 測定機器 210は、測定手段 211と、測定データを記憶する記憶手段 212と、記憶さ れた測定データをデータ転送装置 220に入力するための送信手段 213と、これらを 制御する制御手段 214を備える。また、データ転送装置 220は、測定機器 210が送 信した測定データを読み取る読み取り手段 221と、読み取ったデータを端末装置 23 0に無線送信する送信手段 222と、これらを制御する制御手段 223を備える。
送信手段 213と読み取り手段 221との接続は、通信用端子の電気的接続によって 行われる。
特許文献 1:特許 3019084公報
[0009] 前記した健康管理システムの構成では、測定機器で測定した測定データをデータ 転送装置力 端末装置に無線送信する際、測定機器とデータ転送装置とは通信用 端子によって物理的に接続される。
[0010] データ転送の操作は、測定機器が携帯型の場合には、使用者が機器を手に持つ たまま、機器に設けたボタン等の操作部を操作することによって行われる。このように 測定機器とデータ転送装置とがつながった状態でデータ転送の操作を行う場合、測 定機器とデータ転送装置の大きさがほぼ同程度であるときには、使用者は、つながつ た測定機器とデータ転送装置の一方あるいは両方を持つことになる。
[0011] このとき、使用者がデータ転送装置を持った状態でデータ転送操作を行うと、デー タ転送装置は使用者の手で覆われたり、データ転送装置の少なくとも一部は使用者 が接触することになる。
[0012] このように、データ転送装置が使用者の手で覆われると、シールド効果により、デー タ転送装置力 出力された電波の受信位置への伝搬が妨害され、その結果、受信位 置での電界強度が低下することになる。また、データ転送装置が使用者の手で覆わ れな 、場合であっても、データ転送装置や測定機器に接触して 、る使用者の手とデ ータ転送装置のアンテナとの間の静電容量によって、データ転送装置の送信回路の 回路定数が変化して送信の周波数特性が変化し、結果的に目的とする送信周波数 でのアンテナからの送信電波の強度が低下することになる。
[0013] 図 7は、アンテナ力 所定距離離れた位置での電界強度の低下を説明するための 図である。図 7 (a)はアンテナ力 所定距離離れた位置での電界強度の変化を示し、 図 7 (b)はアンテナの入出力特性力も得られる送信効率特性の変化を示している。 f0 はデータ転送装置の送信回路に設定された送信周波数である。
[0014] 図 7 (a)に、アンテナ力も所定距離離れた位置での電界強度の低下が示されており 、 cは使用者の手による影響がない場合、 ま使用者の手等でデータ転送装置が覆 われた場合を示している。ここで、一点鎖線で示す電界強度 C1を端末装置での受 信が可能な最低電界強度とすると、データ転送装置が覆われたときのシールド効果 で、アンテナから出力された電波の受信位置への伝搬が妨害されることによる電界強 度の低下 (c力 こ低下すること)によって、端末装置での受信が困難となる。
[0015] また、図 7 (b)は、周波数のシフト状態を示し、実線はデータ転送装置が持つ周波 数特性を示し、破線は使用者の手とアンテナとの間の静電容量によってシフトした周 波数特性を示して 、る。周波数特性のシフトで周波数 f0における送信効率が bから b 'に低下することによって、アンテナから出力される周波数 f0の送信電波の強度が低 下する。その結果、アンテナカゝら所定距離離れた位置での電界強度も、シールド効 果と同様に低下し、送信が良好に行われないという問題がある。
[0016] データ転送装置のアンテナ力 の送信電波の強度を高く設定することによって上記 問題を解決することも考えられるが、送信電波の強度は電波法によって上限が規定 されており、測定機器側を持って送信を行った場合には、アンテナから所定距離離 れた位置での電界強度は規定値を超えることになるため、この解決手段を採用する ことはできない。
[0017] また、一般に、内蔵アンテナと外部アンテナとを備え、これらアンテナを切り替えて 送信を行う通信機器が知られている。この切り替えアンテナの機構を、測定機器とデ ータ転送装置をつないだ状態で送信を行う構成に適用することも考えられる。しかし ながら、測定機器側にもアンテナを設け、両アンテナを切り替えて送信を行う構成とし た場合であっても、切り替えたアンテナ側の機器あるいは装置を手で覆うことによって アンテナ力もの送信電波の受信機への伝搬が妨害され、また、使用者の接触によつ ていずれのアンテナの周波数特性も変化して送信電波の強度は低下するため、良 好な送信状態は望めないことになる。
[0018] そこで、本発明は従来の問題を解決し、十分な送信電波の強度を確保することを 目的とする。また、より詳細には、機器とデータを送信する装置とをつないだ状態で 送信を行う構成において、使用者の接触により電波強度が低下したり受信機への伝 搬が妨害された場合であっても良好な送信を行うことを目的とする。
発明の開示
[0019] 本発明は、測定機器とデータ転送装置のように、二つの機器を組み合わせた状態 において送信を行う際に使用者の接触により電波強度が低下したり受信機への伝搬 が妨害された場合であっても、両機器から同時に送信を行うことにより、アンテナから 受信に十分な送信電波の強度を出力し、良好な送信を行う。
[0020] 特に、 V、ずれか一方の機器力もの送信ができな 、場合や、両機器のアンテナから の送信電波の強度が共に低下したり受信機への伝搬が妨害された場合であっても、 受信に十分な送信電波の強度の出力が得られる構成とする。
[0021] 本発明は、第 1の送信機と第 2の送信機との組み合わせカゝらなる送信システムの形 態を含む。
[0022] 本発明の送信システムの形態は、第 1のアンテナを有する第 1の送信機と、第 2のァ ンテナを有する第 2の送信機とを備えた構成とする。この構成において、第 1の送信 機と第 2の送信機とを接続状態とし、第 1のアンテナ及び第 2のアンテナ力 同一の 情報を同時に送信する。
[0023] また、第 1の送信機はさらに電源部を備える構成とし、接続状態において、第 2の送 信機に電源部を接続して、第 1のアンテナ及び第 2のアンテナカゝら同一の情報を同 時に送信する。
[0024] これにより、第 1の送信機と第 2の送信機から同時に送信が行われる。これにより、 第 1の送信機と第 2の送信機のいずれか一方の送信機が使用者等の接近や接触等 によって送信が行われない状況あるいは送信出力が低下した場合であっても、他方 の送信機カゝら送信を行うことでき、良好な送信状態を確保することができる。
[0025] また、第 1の送信機に送信操作を行うための操作手段を設け、第 1のアンテナから 出力される電波の強度を第 2のアンテナから出力される電波の強度よりも大きく設定 する。これにより、接続状態にある第 1の送信機と第 2の送信機に対して、利用者等が どのように接触したとしても、アンテナ力 受信に十分な送信電波の強度を出力する ことができる。
[0026] 例えば、使用者が一方の送信機が手で持つこと等によってその送信機力もの送信 が行われない場合には、他方の送信機によって送信を行うことができる。また、使用 者が両方の送信機を手で持つなどによって、第 1及び第 2の送信機力もの電波強度 が共に低下したり受信機への伝搬が妨害された場合には、第 1のアンテナ力 出力 される電波強度を大きく設定しておくことによって、低下しても受信に十分な電波強 度を出力することができる。
[0027] ここで、第 1のアンテナから出力する電波強度を大きく設定するのは、第 1の送信機 は送信操作を行う操作手段を備えており、電波が送信される時には、使用者は必ず 第 1の送信機に接触あるいは接近しており、これによつて第 1の送信機が出力する電 波強度は低下したり受信機への電波が妨害されるためであり、第 1のアンテナが出力 する電波の強度を大きく設定することによって、送信電波の強度が低下したり受信機 への電波が妨害された場合であっても十分な受信強度を得ることができる。
[0028] 逆に、第 2のアンテナが出力する電波の強度を大きく設定したときには、第 2の送信 機から送信される電波強度は低減されることなく送信される場合があり、電波法に規 定するアンテナ力 所定距離離れた位置での電界強度を超えるおそれがある。
[0029] したがって、第 1のアンテナから出力される電波の強度を大きく設定することによつ て、接続状態にある第 1の送信機と第 2の送信機を同様な使用状態であっても、電波 法に規定する電界強度を超えることなぐ受信に十分な送信電波の強度をアンテナ 力 出力することができる。
[0030] 第 1のアンテナ及び Z又は第 2のアンテナはループアンテナとすることができる。第 1のアンテナをループアンテナで構成することによって、ループアンテナのループ面 積を大きくとるなどにより大きな送信電波の強度の設定が容易となる。 [0031] また、第 1の送信機は生体情報を測定する生体測定機能手段を備える。生体測定 手段は第 1の送信機と第 2の送信機との接続状態において、第 2の送信機が備える 送信回路に測定データを送る。これにより、第 1の送信機と第 2の送信機は、同時に 測定データを送信することができる。
[0032] また、第 2の送信機は、第 1の送信機とは異なる生体情報を測定する複数の測定機 の各々に接続されるとともに、接続された測定機が測定した生体情報を第 2のアンテ ナから送信する。また、第 1の送信機は、複数種類の生体測定装置に組み込み自在 とし、第 2の送信機は各生体測定装置に対して着脱自在とする構成としてもよい。こ れにより、第 2の送信機は、複数種類の生体測定装置に対して使い回しすることがで きる。目的とする生体測定装置に第 2の送信機を装着することによって、その生体測 定装置に組み込まれた第 1の送信機と接続し、生体測定装置で測定した測定データ を第 1のアンテナと第 2のアンテナから同時に送信することができる。生体測定装置 は、例えば歩数計とすることができる。このほか、生体測定装置として、血圧計、体温 計、体重計、心電計、血糖値計等に適用することができる。
[0033] 本発明によれば、十分な電波強度を確保することができる。また、機器とデータを送 信する装置とをつないだ状態で送信を行う構成において、使用者の接触により電波 強度が低下した場合であっても良好な送信を行うことができる。
[0034] また、本発明の送信システムは、第 1の送信機と第 2の送信機とが接続された状態、 あるいは電気機器及び携帯端末機器の本体と送信アダプタとが接続された状態に おいて送信を行うものであり、この状態において接続された両機器が備える 2つのァ ンテナから同時に送信を行うことによって、良好な送信状態を確保するものである。 図面の簡単な説明
[0035] [図 1]本発明の概略を説明するための図である。
[図 2]本発明の第 1の送信機と第 2の送信機の構成例を説明するための図である。
[図 3]本発明の第 1送信機及び第 2送信機と使用者との関係を説明するための図で ある。
[図 4]本発明の各アンテナカゝら所定距離離れた位置での電界強度を説明するための 図である。 [図 5]本発明の各アンテナカゝら所定距離離れた位置での電界強度を説明するための 図である。
[図 6]従来の健康管理システムの一構成例を示す図である。
[図 7]アンテナ力 所定距離離れた位置での電界強度の低下を説明するための図で ある。
発明を実施するための最良の形態
[0036] 以下、本発明の送信システムについて図を用いて詳細に説明する。
[0037] 本発明の送信システムは、送信データの送信源となる第 1の送信機と、送信ァダプ タに対応する第 2の送信機とを備え、この第 1の送信機に対応する機器として、生体 測定機能を備える電気機器を含んで 、る。
[0038] 図 1は、生体測定手段を備える健康機器等の電気機器を例として本発明の概略を 説明する。
[0039] 家庭内、病院、診療所、あるいは養護施設等のある程度限られた範囲(図 1中の破 線で示す範囲)内において、複数種類及び Z又は複数の健康機器 (以下生体測定 装置 110という)を利用して健康管理を行う場合における本発明の送信システムの構 成を示している。
[0040] 本発明の送信システムでは、生体測定装置 110A— 110Nを用いて健康管理を行 う。生体測定装置 110A— 110Nは、例えば、歩数計、血圧計、体温計、体重計、心 電計、血糖値計などの複数の種類の健康機器であり、同種類あるいは異なる種類に よる多数の健康機器とすることができる。
[0041] 各生体測定装置 110A— 1 IONに対して回し使 、することができるデータ無線通信 装置 120と、データ管理装置 130を備える。データ無線通信装置 120は、各生体測 定装置 11 OA— 11 ONで測定した測定データを収集して、データ管理装置 130に無 線で転送するデータ転送手段として働く装置であり、各生体測定装置 110A— 110 Nに対して少なくとも 1台用意し、各生体測定装置 11 OA— 11 ONに対して順次接続 を繰り返すことによって回し使いすることができる。なお、データ無線通信装置 120は 1台に限らず、複数台のデータ無線通信装置 120を用いてもょ 、。
[0042] ここで、本発明では、各生体測定装置 110A— 110Nは第 1の送信機に対応し、デ ータ無線通信装置 120は第 2の送信機に対応する。この第 1の送信機と第 2の送信 機との組み合わせによって送信機システムを構成し、第 1の送信機で得たデータを、 第 1の送信機及び第 2の送信機が持つアンテナ力もデータ管理装置 130に送信して 一括管理する。
[0043] データ管理装置 130に送信された各生体測定装置 110A— 110Nのデータは、外 部サーバー 140に送られる。外部サーバー 140は、送信システムが家庭内で構成さ れる場合には病院や医療センター等に設けられ、また、送信システムが病院等の施 設内で構成される場合には外部のデータ管理センター等に設けられる。
[0044] 図 2は、本発明の第 1の送信機と第 2の送信機との構成例である。
[0045] 本発明の送信システム 1は、第 1の送信機 10と第 2の送信機 20を含み、データ管 理装置 30にデータを送信する。データ管理装置 30は、送られたデータを一括管理 する。なお、図 2の第 1の送信機 10、第 2の送信機 20、及びデータ管理装置 30は、 図 1の生体測定装置 110A— 110N、データ無線通信装置 120、及びデータ管理装 置 130と対応して!/ヽる。
[0046] 第 1の送信機 10は、第 1のアンテナ 11,電源部 12,生体情報検出部 13,制御 Z 演算部 14,操作部 15,表示部 16を備える。
[0047] 電源部 12は、生体情報検出部 13,制御 Z演算部 14,操作部 15,表示部 16等を 駆動するための駆動源となると共に、第 2の送信機 20を駆動する駆動源ともなる。第 1の送信機 10中において破線で囲む部分は、第 1の送信機側で行う各種機能部分 であり、生体情報検出部 13,制御 Z演算部 14,操作部 15,表示部 16はその一構成 例であり、例えば、歩数、血圧、体温、体重、心電情報、血糖値計などの生体情報を 測定する機能に適用することができる。生体情報検出部 13はこれら生体情報を各測 定対象に応じたセンサにより測定してデータを検出する部分であり、表示部 16は測 定結果や測定のためのガイダンス等を表示する部分であり、操作部 15は測定操作 や測定データの送信操作等を行うための操作を入力する部分であり、制御 Z演算部 14は測定処理、送信処理、表示処理等の制御や演算を行う部分である。
[0048] 第 1の送信機 10は、送信のための機構として第 1のアンテナ 11を備える。第 1の送 信機 10はこの第 1のアンテナ 11から送信信号を送信することができるが、第 1の送信 機 10は送信回路を備えていないため、第 1の送信機 10のみでは送信することができ ない。第 1の送信機 10は、後述する第 2の送信機 20が備える送信回路部 22からの 送信出力を受けて送信を行う。
[0049] 一方、第 2の送信機 20は、第 2のアンテナ 21,送信回路部 22,制御回路部 23を備 える。
[0050] 送信回路部 22は、第 1の送信機 10から送信データを取得して送信信号を形成し、 第 2の送信機 20が備える第 2のアンテナ 21に送信信号を出力すると共に、第 1の送 信機 10が備える第 1のアンテナ 11に送信信号を出力して、第 2のアンテナ 21及び第 1のアンテナ 11から同じ送信信号を同時に送信する。
[0051] 制御回路部 23は、第 1の送信機 10の制御 Z演算部 14からの制御信号を受け、送 信回路 22の動作を制御する。
[0052] 第 2の送信機 20は、送信のための機構として送信回路部 22と第 2のアンテナ 21を 備える。第 2の送信機 20はこの送信回路部 22及び第 2のアンテナ 21からデータを送 信することができるが、第 2の送信機 20は電源部を備えていないため、第 2の送信機 20のみではデータを送信することができない。第 2の送信機 20は、第 1の送信機 10 0が備える電源部 12から電力の供給を受けて送信回路部 22,制御回路部 23を駆動 し、形成した送信信号を自身が持つ第 2のアンテナ 21から送信すると共に、第 1の送 信機 10に送って第 1のアンテナ 11からも送信する。
[0053] また、第 2の送信機 20は第 1の送信機 10に着脱自在であり、第 2の送信機 20を第 1の送信機 10に装着した際には、両送信機 10, 20は電気的に接続される。第 1の送 信機 10と第 2の送信機 20は、電気的な接続と物理的な接続とを着脱自在に行う機 構として、それぞれコネクタ部 17, 24を備える。
[0054] コネクタ部 17, 24は互いに着脱自在であり、物理的につなげることによって電気的 な接続が行われる。この電気的接続により、第 1の送信機 10から第 2の送信機 20に 向かって電力が供給されると共に、生体情報検出部 13で検出した生体情報等の送 信データが送られる。また、第 2の送信機 20から第 1の送信機 10に向かって、送信 回路部 22で形成された送信信号が送られる。
[0055] 上記構成によって、送信システム 1は、第 1の送信機 10が持つ第 1のアンテナ 11と 、第 2が持つ第 2のアンテナ 21から、同一の送信信号を同時に送信することができる
[0056] なお、第 1のアンテナ 11から出力される電波の強度を第 2のアンテナ 21から出力さ れる電波の強度よりも大きくなるように設定するほか、第 1のアンテナ 11及び第 2のァ ンテナ 21から出力される電波の強度が同等の大きさになるように設定してもよい。
[0057] 次に、本発明による第 1送信機と第 2送信機の各アンテナが出力する送信電波の 強度について、図 3—図 5を用いて説明する。
[0058] 図 3は、第 1送信機及び第 2送信機と使用者との関係とを説明するための図であり、 図 4, 5は図 3に示す各場合における各アンテナ力 所定距離離れた位置での電界 強度を説明するための図である。
[0059] 図 3 (a)において、送信システム 1は、第 1の送信機 10と第 2の送信機 20を備える。
ここでは、第 1の送信機 10として歩数計の例を示している。歩数計は、使用者の歩数 を計数する装置であり、計数した歩数に基づいて消費カロリーや歩行した距離等の 派生データを算出する機能を持たせることもできる。
[0060] 測定により取得した歩数や消費カロリーや歩行距離の各種データは、表示パネル 1 6a上に表示される。また、符号 15aは、測定モードの変換や、身長や体重や年齢等 の設定値の入力や、送信処理等の各操作を選択し実行するため操作ボタンを示して いる。
[0061] また、第 1の送信機 10の本体内部には、前記した電源部 12,生体情報検出部 13, 制御 Z演算部 14等の構成が内蔵され、ループアンテナ 1 la (破線で示して 、る)等 の第 1のアンテナ 11が設けられている。
[0062] 第 2の送信機 20はデータ転送装置を構成し、ケース内に前記した第 2のアンテナ 2 1,送信回路部 22,制御回路部 23が内蔵されている。
[0063] さらに、第 1の送信機 10はコネクタ 17を備え、第 2の送信機 20はコネクタ 24を備え ており、これらコネクタ 17, 24を接続することによって、第 1の送信機 10と第 2の送信 機 20は連結されると共に、両送信機内に回路が電気的に接続される。
[0064] 図 3 (a)は第 1の送信機 10と第 2の送信機 20が未接続の状態を示し、図 3 (b) , (c) は第 1の送信機 10と第 2の送信機 20が接続された状態を示している。送信は、第 1 の送信機 10と第 2の送信機 20が接続された状態で行われる。
[0065] 使用者は、通常、連結された第 1の送信機 10と第 2の送信機 20を手で保持した状 態で送信操作を行う。この際、使用者は連結された第 1の送信機 10と第 2の送信機 2
0の!、ずれか一方を手で持つことになる。
[0066] 図 3 (b)は使用者が第 2の送信機 20側に接触した状態を示し、図 3 (c)は使用者が 第 1の送信機 10側に接触した状態を示している。
[0067] はじめに、図 3 (b)に示すように、使用者が第 2の送信機 20側に接触した状態につ いて説明する。
[0068] 図 4は、図 3 (b)に示すように使用者が第 2の送信機 20側に接触した時の、各アン テナで出力する送信電波の強度の変化、各アンテナの送信効率の変化、各アンテ ナカ 所定距離離れた位置での電界強度の変化、を示す図である。図 4 (a) , (b)は 各アンテナが出力する送信電波の強度の変化を示し、図 4 (c) , (d)は各アンテナの 入出力特性から得られる送信効率特性の変化を示し、図 4 (e) , (f)は各アンテナか ら所定距離離れた位置の電界強度の変化を示して!/ヽる。
[0069] まず、第 1及び第 2のアンテナ力 出力される電波強度が、受信機 20を持つ手の影 響によって低下することを図 4 (c) , (d)を用いて説明する。
[0070] 図 3 (b)に示すように第 2の送信機 20が使用者の手で持たれると、第 2のアンテナ 力もの送信効率特性は、第 2の送信機 20を持つ手とアンテナとの間の静電容量の影 響によって、図 4 (c)に示すように b2 (実線で示す)から b2' (破線で示す)に変化する
[0071] すると、使用者が送信機 20を持つ前には、周波数 fOでピークであった送信効率が 、使用者が手で持った状態では fOからずれ、目的とする fOにおける送信効率は低下 する。その結果、第 2のアンテナから出力される周波数 fOの送信電波の強度は、図 4 (a)に示すように a2から &2Ίこ低下する。
[0072] 一方、第 1の送信機 10では、図 3 (b)に示すように第 2の送信機 20が使用者の手で 持たれると、第 1のアンテナからの送信効率特性は、第 1の送信機を操作する指と第 1のアンテナとの間の静電容量の影響によって変化し、目的とする送信周波数 fOに おける送信効率は図 4 (d)に示すように bl (実線で示す)から br (破線で示す)に低 下する。その結果、第 1のアンテナから出力される周波数 f0の電波の強度は、図 4 (b )に示すように alから a /に低下する。
[0073] 次に、第 1及び第 2のアンテナからの ara2'に強度が低下した電波力 さらに送信 機 20を持つ手の影響によって妨害されることを説明する。
[0074] 第 2の送信機が使用者の手で持たれると、第 2の送信機を持つ手によってアンテナ が覆われ、シールド効果によって第 2のアンテナからの電波強度 a2'の送信電波の 受信位置への伝搬が妨害される。その結果、受信位置での電界強度が低下する。
[0075] 一方、第 1の送信機では、図 3 (b)に示すように第 2の送信機 20が使用者の手で持 たれると、第 1の送信機を操作する指によってアンテナの一部が覆われ、シールド効 果によって、第 1のアンテナからの電波強度 の送信電波の受信位置への伝搬が 妨害される。その結果、受信位置での電界強度が低下する。
[0076] 図 4 (e) , (f)は、それぞれ第 2のアンテナ及び第 1のアンテナから出力された電波 による、アンテナ力も所定距離離れた位置での電界強度の変化を示している。
[0077] 第 2の送信機から出力される送信電波は、前述のように、手とアンテナとの間の静 電容量によって強度が低下し、さらに、手で覆われることによって伝搬が妨害されるこ とにより、アンテナ力も所定距離離れた位置での電界強度は c2から c2 こ低下する。 ここで、受信側において良好に受信するに必要な電界強度を C1とすると、低下した 電界強度 c2 ま許容電界強度 C1以下となり、良好な受信は望めなくなる。
[0078] 一方、前述のように、第 1の送信機から出力される電波は、強度の低下と伝搬の妨 害により、図 4 (f)に示すように、 clから Crに低下する。ここで電波法により規定され る電界強度を C2とすると、電界強度が clから Crに低下することによって規定される 電界強度 C2以下となり、電波法の規定値以内に収まる。また、第 1のアンテナから出 力される送信電波強度を第 2のアンテナ力 出力される送信電波強度よりも大きく設 定しておくことによって、アンテナ力 所定距離離れた位置での電界強度が電界強 度 crに低下した場合であっても、許容される電界強度 C1以上とすることができ、良 好な受信が可能となる。
[0079] 図 5は、図 3 (c)に示すように使用者が第 1の送信機 10側に接触した時の各アンテ ナが出力する送信電波の強度変化、各アンテナの送信効率の変化、各アンテナから 所定距離離れた位置での電界強度の変化、を示す図である。図 5 (a) , (b)は各アン テナから出力する送信電波の強度の変化を示し、図 5 (c) , (d)はアンテナの入出力 特性から得られる送信効率特性の変化を示し、図 5 (e) , (f)は各アンテナカゝら所定 距離離れた位置での電界強度の変化を示して 、る。
[0080] まず、第 1の送信機 10を手で持つことによる、第 1及び第 2のアンテナ力も出力され る電波強度の変化を説明する。図 3 (c)に示すように第 1の送信機 10が使用者の手 で持たれると、第 2のアンテナ力ゝらの送信効率特定は、第 1の送信機 10を持つ手と第 2のアンテナとの間に静電容量を持たないため、図 5 (c)に示すように変化せず、周 波数 fOにおける送信効率は b2のままである。
[0081] 従って、使用者が送信機 10を手で持っても、第 2のアンテナ力も出力される周波数 fOにおける送信電波の強度も、図 5 (a)に示すように a2から変化しない。
[0082] 一方、第 1の送信機では、図 3 (c)に示すように第 1の送信機 10が使用者の手で持 たれると、第 1のアンテナ力もの送信効率特性は、第 1の送信機を持つ手や操作する 指とアンテナとの間の静電容量の影響によって変化し、目的とする送信周波数 fOに おける送信効率は図 5 (d)に示すように bl (実線で示す)から bl〃 (破線で示す)に 低下する。その結果、第 1のアンテナから出力される周波数 fOの電波の強度は、図 5 (b)に示すように、 alから al〃 に低下する。
[0083] 次に、第 1及び第 2のアンテナからの送信電波に対し、アンテナが手で覆われること による影響にっ 、て説明する。
[0084] 第 2の送信機は、第 1の送信機が使用者の手で持たれても、第 2のアンテナが手で 覆われないため、第 2のアンテナからの電波強度 a2の送信電波の受信位置への伝 搬は妨害されない。
[0085] 一方、第 1の送信機は、第 1の送信機が使用者の手で持たれると、第 1の送信機を 持つ手によって第 1のアンテナが覆われ、シールド効果によって、第 1のアンテナから の電波強度 al〃の送信電波の受信位置への伝搬が妨害される。その結果、受信位 置での電界強度が低下する。
[0086] 図 5 (e) , (f)は、それぞれ第 2のアンテナ及び第 1のアンテナから出力された電波 による、アンテナ力も所定距離離れた位置での電界強度の変化を示している。 [0087] 前述のように、第 2の送信機から出力される送信電波は手の影響を受けないため、 受信側において良好に受信するに必要な電界強度を C1とすると、それ以上の電波 強度 c2となり、良好に受信することができる。
[0088] 一方、前述のように、第 1の送信機から出力される電波は強度の低下と伝搬の妨害 により、図 5 (f)に示すように、 clから cl〃 に低下することによって規定する電界強度 C2以下となり、電波法の規定値以内に収まる。また、第 1のアンテナから出力される 送信電波強度を第 2のアンテナ力 出力される送信電波強度よりも大きく設定してお くことによって、アンテナ力 所定距離離れた位置での電界強度が電界強度 cl〃 に 低下した場合であっても、許容される電界強度 C1以上とすることができ、良好な受信 が可能となる。
[0089] 上記したように、第 1のアンテナから出力される電波強度を第 2のアンテナから出力 される電波強度よりも大きく設定し、両アンテナから同時に送信を行うことによって、連 結された第 1の送信機と第 2の送信機のいずれの側を手で持って送信操作を行った としても、受信に十分な送信信号を出力することができる。
[0090] また、本発明によれば、複数の健康機器の内で第 2の送信機の第 2のアンテナから の送信電波の強度が低下するような健康機器に内蔵アンテナを設けることによって、 複数の健康機器に対してデータ無線通信装置を使い回して使用することができる。
[0091] 例えば、複数の健康機器として、歩数計、体重計、及びその他の健康機器 (血圧計 や体脂肪率計など)があり、歩数計や体重計に第 2の送信機を装着すると第 2のアン テナからの送信電波が低下したり、伝搬が妨害され、他の健康機器に第 2の送信機 を装着しても第 2のアンテナ力ゝらの送信電波が低下せず、伝搬が妨害されな!、場合 には、他の健康機器よりもアンテナ力もの送信電波の強度が強い送信機を用いる必 要がある。このような歩数計や体重計には強!ヽ強度の電波を送信する送信機を用い 、他の健康機器には弱い強度の電波を送信する送信機を用いる必要があるため、歩 数計や体重計には、他の健康機器に共通使用することができる送信機を使い回すこ とができない。
[0092] ここで、本発明のように歩数計や体重計に第 1のアンテナを内蔵させ、これらの機器 に適した送信電波の強度に調整することにより、血圧計や体脂肪計に用いる送信機 と同じ送信機を用いてデータ送信を行うことができ、一つの送信機を複数の健康機 器に対して使い回しすることができる。
[0093] また、体重計の場合には、体重計に装着した第 2の送信機の第 2のアンテナ力 送 信された電波を受信機で受信できない場合がある。例えば、体重計は、薄い箱型の 金属筐体の中に機械 ·電気部品が内蔵されて 、るため、送信機が装着された状態で は、送信機と金属筐体や金属部品とが接近した状態になる。そして、金属筐体や金 属部品によって、送信機のアンテナ周辺の磁界及び電界が乱され、送信機から送信 される電波の指向性が変化する。その結果、送信機のアンテナから所望の送信強度 の電波が出力されても、所定距離離れた受信位置には電波が十分には届かず、受 信位置での電界強度が弱 、場合がある。
[0094] また、体重計は、床などに置 、て測定するため、送信機を装着して床に置!、た状態 では、送信機のアンテナと床とが接近した位置関係となる。このとき、床が金属である 場合には、アンテナと床との間でコンデンサが形成され、その間に静電容量を持つ。 これによつて、送信効率特性が変化し、効率のピークが設定した送信周波数 f0から ずれて、アンテナからの送信電波の強度が低下する。
[0095] また、送信機と金属筐体との位置関係によっては、アンテナが金属筐体により覆わ れ、金属筐体によるシールド効果により、データ転送装置から出力された電波の受信 位置への伝搬が妨害され、その結果、受信位置での電界強度が低下する。
[0096] 上記の理由から、体重計の場合には、体重計から送信された電波を受信機で受信 できない場合がある力 本発明を適用して体重計にアンテナを内蔵させることにより、 受信位置において十分な電界強度を得ることができる。特に体重計の場合には、歩 数計と比較して本体が大き!/、ため、大きなループで送信効率の大きなアンテナを形 成することができるため、金属筐体で覆われた構成であっても、体重計に設けたルー プアンテナによって受信可能な電波強度で送信することができる。
[0097] 上記例では歩数計や体重計を例として説明しているが、本発明は、歩数計や体重 計に限らず、血圧計、体温計、心電計、血糖値計などの健康機器に対応させることも できる。
[0098] また、生体測定機能を持つ機器に限らず、任意の情報を送信する電気機器や携帯 端末機器も同様に適用することができる。
[0099] また、本発明の実施の形態において、第 1の送信機は送信回路を備えない構成と し、また、第 2の送信機及びこれに対応する送信アダプタは電源部を備えない構成と した場合には、構成を簡略ィ匕することができるという効果を奏するほか、複数種類の 第 1の送信機に対して、第 2の送信機又は送信アダプタを使い回して使用することが できると 、う効果を奏することができる。
[0100] 特に、家庭内や病院、診療所、養護施設等の限られた範囲内で健康管理を行う場 合、歩数計、血圧計、体温計、体重計、心電計、血糖値計などの多種類、多数の健 康機器で測定した測定データを一括管理する際に、少数の第 2の送信機ある 、は送 信アダプタを各健康機器に使い回して接続することによって、各健康機器に第 2の送 信機あるいは送信アダプタを設ける必要がなくなり、各健康機器のコストを低減させる ことができる。
産業上の利用可能性
[0101] 本発明は、歩数計、血圧計、体温計、体重計、心電計、血糖値計などの健康機器 の他、入力した情報を送信する電気機器や携帯端末機器にも適用することができる

Claims

請求の範囲
[1] 第 1のアンテナを有する第 1の送信機と、
第 2のアンテナを有する第 2の送信機とを備え、
前記第 1の送信機と第 2の送信機との接続状態において、
前記第 1のアンテナ及び第 2のアンテナは、同一の情報を同時に送信することを特徴 とする送信システム。
[2] 前記第 1の送信機は、さらに電源部を有し、
前記第 2の送信機に、前記接続状態において、前記電源部に接続されるとともに、前 記第 1及び第 2のアンテナに前記同一の情報を送信信号として出力する送信回路を 設けたことを特徴とする請求の範囲第 1項記載の送信システム。
[3] 前記第 1の送信機に送信操作を行うための操作手段を設け、
前記第 1のアンテナから出力される電波の強度を、前記第 2のアンテナから出力され る電波の強度よりも大きくしたことを特徴とする請求の範囲第 1項又は第 2項記載の送 信システム。
[4] 前記第 1のアンテナ及び/又は第 2のアンテナはループアンテナであることを特徴 とする請求の範囲第 1項又は第 2項記載の送信システム。
[5] 前記第 1のアンテナ及び/又は第 2のアンテナはループアンテナであることを特徴 とする請求の範囲第 3項記載の送信システム。
[6] 前記第 1の送信機は、生体情報を測定する生体測定機能を有しており、前記同一 の情報が前記生体情報であることを特徴とする請求の範囲第 1項又は第 2項記載の 送信システム。
[7] 前記第 2の送信機は、前記第 1の送信機とは異なる生体情報を測定する複数の測 定機の各々に接続されるとともに、接続された測定機が測定した生体情報を前記第 2 のアンテナ力も送信することを特徴とする請求の範囲第 6項記載の送信システム。
[8] 前記生体情報は歩数であることを特徴とする請求の範囲第 6項記載の送信システ ム。
[9] 前記生体情報は歩数であることを特徴とする請求の範囲第 7項記載の送信システ ム。
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