JPH09325820A - 映像出力装置 - Google Patents

映像出力装置

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JPH09325820A
JPH09325820A JP8168199A JP16819996A JPH09325820A JP H09325820 A JPH09325820 A JP H09325820A JP 8168199 A JP8168199 A JP 8168199A JP 16819996 A JP16819996 A JP 16819996A JP H09325820 A JPH09325820 A JP H09325820A
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JP
Japan
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video
motion information
output device
detecting means
video output
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Pending
Application number
JP8168199A
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English (en)
Inventor
Tomohito Takahata
畠 智 史 高
Sadamasa Isojima
島 貞 正 磯
Jiro Miyazaki
崎 二 郎 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地にある映像入力装置から送られてくる
映像を見ながら、あたかも手元にあるように映像入力装
置の動きを制御することができる映像出力装置を得る。 【解決手段】 映像出力装置10は、回転角速度を検出
するための第1の運動情報検出手段12と、直線方向の
加速度を検出するための第2の運動情報検出手段14と
を含む。これらの運動情報検出手段12,14で検出さ
れた運動情報は、運動情報処理装置16で処理されて、
遠隔地にあるビデオカメラなどの動きを制御するための
制御信号をつくりだす。制御信号を通信装置18から送
出し、ビデオカメラを動かすための移動装置を操作す
る。ビデオカメラからは、入力された映像に関する映像
信号が送られ、ディスプレイ20で実際の映像として出
力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は映像出力装置に関
し、特にたとえば、カメラなどの映像入力装置から送ら
れてくる映像を見ながらカメラの動きを遠隔操作するこ
とができる映像出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、遠隔地にあるビデオカメラな
どの動きを操作する場合、CRTなどの映像出力手段を
用いてビデオカメラから送られてくる映像を出力し、そ
の映像を見ながらビデオカメラの動きを操作していた。
操作方法としては、たとえばジョイスティックやマウス
などを用いて、その動きによってビデオカメラの動きを
操作していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジョイ
スティックなどを用いてカメラの動きを操作する場合、
ジョイスティックをどの程度動かせば、ビデオカメラが
どの程度動くのか、感覚的に把握することが困難であ
る。そのため、ジョイスティックなどを用いて操作する
には、相当の熟練が必要である。また、ジョイスティッ
クなどによる操作の場合、それ自身の可動範囲が狭いた
め、ビデオカメラの位置を大きく変えるときに時間がか
かり、素早いカメラワークが困難である。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、遠
隔地にある映像入力装置から送られてくる映像を見なが
ら、あたかも手元にあるように映像入力装置の動きを制
御することができる映像出力装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、運動の情報
を検出するための運動情報検出手段と、運動情報検出手
段によって検出された運動情報に応じて映像入力装置の
動きを制御するための制御信号を発生させる運動情報処
理手段と、制御信号を映像入力装置を動かすための移動
装置に送出するための通信手段と、映像入力装置から送
られてくる映像信号を実際の映像として出力するための
映像出力手段とを有する、映像出力装置である。この映
像出力装置において、運動情報検出手段として、空間上
の3軸(ヨー,ロール,ピッチ)の少なくとも1軸以上
の回転量の運動情報を検出するための運動情報検出手段
を用いることができる。また、運動情報検出手段とし
て、空間上の3軸(ヨー,ロール,ピッチ)の少なくと
も1軸以上の軸に沿った変位を検出するための運動情報
検出手段を用いてもよい。さらに、運動情報検出手段と
して、回転量の運動情報およびそれらの軸に対応する変
位を検出するための運動情報検出手段を用いてもよい。
【0006】映像入力装置から送られてきた映像信号に
より、映像出力手段から映像が出力される。その映像を
見ることによって、映像入力装置の動きを判断すること
ができる。映像出力手段の映像を見ながら、映像出力装
置を動かせば、運動情報検出手段によって映像出力装置
の動きが検出される。検出された映像出力装置の運動情
報に応じて、運動情報処理手段において、映像入力装置
の動きを制御するための制御信号が発生する。制御信号
は、通信手段によって映像入力装置を動かすための移動
装置に伝達され、映像入力装置の動きが調整される。
【0007】運動情報検出手段では、たとえば、1軸ま
たは多軸を中心とした映像出力装置の回転量の運動情報
が検出される。また、1次元または多次元の直線方向の
運動情報が検出される。これらの回転量の運動情報また
は直線方向の運動情報については、それぞれが単独で検
出されてもよいし、両方が検出されてもよい。特に、直
交する3軸(ヨー,ロール,ピッチ)を中心とする回転
量の運動情報およびその3軸に平行な直線方向の運動情
報を検出すれば、映像出力装置の動きや向きを正確に検
出することができる。したがって、映像出力装置の動き
に対応して、正確に映像入力装置の動きや向きを調整す
ることができる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、映像出力装置の動き
に対応して、正確に映像入力装置の動きや向きを調整す
ることができるため、あたかも映像入力装置を直接操作
しているような感覚で、映像入力装置の動きや向きを調
整することができる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の映像出力装置を
用いてビデオカメラを操作する場合を示す図解図であ
り、図2は図1に示す映像出力装置のブロック図であ
る。映像出力装置10は、第1の運動情報検出手段12
および第2の運動情報検出手段14を含む。第1の運動
情報検出手段12は、映像出力装置10の回転量の運動
情報を検出するためのものである。回転量の運動情報を
検出するためには、たとえば角速度センサが用いられ
る。ここでは、3つの角速度センサが用いられ、直交す
る3つの軸(ヨー,ロール,ピッチ)を中心とした回転
角速度が検出される。
【0011】また、第2の運動情報検出手段14は、映
像出力装置10の直線方向の運動情報を検出するための
ものである。直線方向の運動情報を検出するためには、
たとえば加速度センサが用いられる。ここでは、3つの
加速度センサが用いられ、直交する3つの軸(ヨー,ロ
ール,ピッチ)に平行な直線方向の加速度が検出され
る。
【0012】第1の運動情報検出手段12および第2の
運動情報検出手段14から出力される信号は、運動情報
処理手段としての運動情報処理装置16に入力される。
運動情報処理装置16では、第1の運動情報検出手段1
2から出力される回転角速度に対応した信号が、必要に
応じて補正され、また積分処理などを行うことによっ
て、映像出力装置10の回転量が把握される。同様に、
第2の運動情報検出手段14から出力される直線方向の
加速度に対応する信号が、必要に応じて補正され、また
積分処理などを行うことによって、映像出力装置10の
直線方向の移動量が把握される。このようにして得られ
た回転量および移動量から、映像出力装置10の正確な
動きや向きを知ることができる。
【0013】さらに、運動情報処理装置16では、映像
出力装置10の回転量および移動量に対応した制御信号
がつくられる。この制御信号は、後述の映像入力装置の
動きを制御するためのものである。そして、制御信号
は、通信手段としての通信装置18によって、映像入力
装置を動かすための移動装置に送られる。これらの運動
情報処理装置16および通信装置18としては、たとえ
ばマイクロコンピュータやDSPなどが用いられる。
【0014】また、映像出力装置10は、映像出力手段
としてのディスプレイ20を含む。ディスプレイ20と
しては、たとえば液晶ディスプレイやCRTなどが用い
られる。このディスプレイ20からは、映像入力装置か
ら送られてくる映像信号が、実際の映像として出力され
る。
【0015】この映像出力装置10は、ビデオカメラ2
2などの映像入力装置から送られてくる映像を見なが
ら、その動きを制御するために用いられる。ビデオカメ
ラ22は、たとえば多軸アーム型ロボット24などの移
動装置に取り付けられる。多軸アーム型ロボット24
は、ビデオカメラ22を直線方向および回転方向に移動
させることができる。この多軸アーム型ロボット24
は、映像出力装置10から送られてくる制御信号によっ
て制御される。ビデオカメラ22から入力された映像
は、映像信号として映像出力装置10に送られる。映像
出力装置10では、送られてきた映像信号が、ディスプ
レイ20から実際の映像として出力される。
【0016】この映像出力装置10を使用する際には、
ディスプレイ20の映像を見ながら、映像出力装置10
を動かすことができる。つまり、ディスプレイ20の映
像を見ながら、映像出力装置10を移動させれば、その
回転角速度が第1の運動情報検出手段12で検出され、
直線方向の加速度が第2の運動情報検出手段14で検出
される。これらの情報は、運動情報処理装置16で処理
されて、制御信号が通信装置18から送出される。そし
て、この制御信号によって、多軸アーム型ロボット24
が操作され、ビデオカメラ22の動きが調整される。
【0017】この映像出力装置10では、映像を見なが
ら、ビデオカメラ22の動きを自由に制御できるため、
あたかもビデオカメラ22を直接動かしているかのよう
に、その動きを調整することができる。したがって、映
像出力装置10の動きとビデオカメラ22の動きを一致
させることができ、ビデオカメラ22を実際に手に持っ
ているような感覚で操作することができる。そのため、
ジョイスティックやマウスなどを用いた従来の操作方法
に比べて、この映像出力装置10を用いれば、誰にでも
容易にビデオカメラ22の動きを操作することができ
る。もちろん、ビデオカメラ22に対しては、録画やズ
ームなどの操作を行うためのカメラ制御信号が送られる
のは言うまでもない。
【0018】また、図3に示すように、1つの軸を中心
とした回転を制御することもできる。ここでは、映像出
力装置10によって、スチルカメラ30の向きが制御さ
れる。この場合、直線方向の加速度を検出するための第
2の運動情報検出手段14は不要である。また、1つの
軸を中心とした回転角速度を検出するため、第1の運動
情報検出手段12の数は1つでよい。また、スチルカメ
ラ30は、1軸角度制御用モーター付きの回転台32に
載置される。この回転台32によって、スチルカメラ3
0の向きが調整される。
【0019】この映像出力装置10を回転させると、第
1の運動情報検出手段12によって、垂直軸を中心とし
た回転角速度が検出される。検出された回転角速度が運
動情報処理装置16で処理され、制御信号が通信装置1
8から送出される。送られてきた制御信号にしたがっ
て、回転台32は回転し、スチルカメラ30の向きが調
整される。また、スチルカメラ30から入力された映像
は、映像信号として映像出力装置10に送られ、ディス
プレイ20から実際の映像として出力される。そして、
カメラ制御信号によって、スチルカメラ30のシャッタ
ーを切ることができる。
【0020】この例では、ディスプレイ20の映像を見
ながら映像出力装置10を回転させて、その向きを変え
ることにより、それと同じ角度だけスチルカメラ30を
回転させることができる。したがって、スチルカメラ3
0を実際に持っているかのような感覚で、遠隔地からス
チルカメラ30の向きを制御することができる。このよ
うに、直線方向の動きを検出せず、回転のみを検出して
映像入力装置を制御することができる。なお、回転角速
度を検出するには、たとえばロータリーエンコーダなど
を用いてもよい。
【0021】さらに、映像入力装置の種類やその動きに
対応して、たとえば直線方向の加速度のみを検出しても
よい。この場合、映像出力装置10の動きに対応して、
映像入力装置も直線的に移動する。このように、映像出
力装置10によって制御される映像入力装置の動きは、
回転方向のみであってもよいし、直線方向のみであって
もよいし、その両方の動きであってもよい。さらに、こ
れらの動きとしては、1次元的な動きであってもよい
し、2次元的な動きであってもよいし、3次元的な動き
であってもよい。
【0022】この映像出力装置10を用いれば、遠隔地
から簡単に映像入力装置の動きを制御することができ
る。したがって、熟練者でなくても、遠隔地から、容易
にビデオカメラなどの映像入力装置を操作することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の映像出力装置を用いてビデオカメラ
を操作する場合を示す図解図である。
【図2】図1に示す映像出力装置のブロック図である。
【図3】この発明の映像出力装置を用いてスチルカメラ
の向きを調整する場合を示す図解図である。
【符号の説明】
10 映像出力装置 12 第1の運動情報検出手段 14 第2の運動情報検出手段 16 運動情報処理装置 18 通信装置 20 ディスプレイ 22 ビデオカメラ 24 多軸アーム型ロボット 30 スチルカメラ 32 回転台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動の情報を検出するための運動情報検
    出手段、 前記運動情報検出手段によって検出された運動情報に応
    じて映像入力装置の動きを制御するための制御信号を発
    生させる運動情報処理手段、 前記制御信号を前記映像入力装置を動かすための移動装
    置に送出するための通信手段、および前記映像入力装置
    から送られてくる映像信号を実際の映像として出力する
    ための映像出力手段を有する、映像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記運動情報検出手段は、空間上の3軸
    (ヨー,ロール,ピッチ)の少なくとも1軸以上の回転
    量の運動情報を検出するための運動情報検出手段であ
    る、請求項1に記載の映像出力装置。
  3. 【請求項3】 前記運動情報検出手段は、空間上の3軸
    (ヨー,ロール,ピッチ)の少なくとも1軸以上の軸に
    沿った変位を検出するための運動情報検出手段である、
    請求項1に記載の映像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記運動情報検出手段は、回転量の運動
    情報およびそれらの軸に対応する変位を検出するための
    運動情報検出手段である、請求項1に記載の映像出力装
    置。
JP8168199A 1996-06-06 1996-06-06 映像出力装置 Pending JPH09325820A (ja)

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JP8168199A JPH09325820A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 映像出力装置

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