JPH09324798A - 簡易消音器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 従来の方法では、高価なサイレンサーを用いているか消
音材を配管に巻いて騒音を低減させていたが、簡易消音
器を装着することにより騒音を低減させることが出来
る。 【目的】配管から発生した騒音を低コストで低減する。 【構成】図面２

Description

【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】本発明は騒音を発生しているほと
んどの空気配管に対して適用することが可能である。水
処理プラントの浄化槽などで使われているルーツブロワ
ーの配管は、設置場所などの関係でほとんどの場合、曲
りくねって長い配管になっている。また、ほとんどの施
設で２台以上のルーツブロワーを使用している。そのた
めにブロワーから発生する空気エネルギーは、配管上で
騒音となって発生する。この騒音は高価な消音器により
低減させることが出来る。本発明は、この騒音を安価な
消音器と簡易消音器を組み合わせることみより騒音を低
減させることが出来る。利用分野としては、ルーツブロ
ワーを使用しているほとんどの施設で使用可能である。

【従来の技術】従来の技術としては、消音器の内部が各
層に分かれている消音器がある。しかし、この消音器
は、非常に高価なため、何台ともなるとコスト的に無理
がある。一般に的に用いている方法としては、配管に吸
音材を巻いて騒音に対応をしている。

【発明が解決しようとする課題】安価な消音器を使い配
管から発生する騒音を低減させる。

【課題を解決するための手段】消音器内部に簡易消音器
を装着する。（図１）

【作用】ルーツブロワーから発生する低エネルギーを簡
易消音器の多孔板により消音材で吸収しやすい高エネル
ギーに変換し、消音器内部の消音材で吸収する。

【実施例】某排水処理での実施例を以下に示す。 装着前 装着後 ８０ｄＢ ４７ｄＢ

【発明の効果】低価格で確実に騒音を抑えることが出来
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】は、消音器（サイレンサー）の取りつけ例

【図２】は、簡易消音器（１型）の簡単な図面

【図３】は、簡易消音器（２型）の簡単な図面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ブロワーなどにより空気を送った配管など
   から発生する騒音を簡易消音器を取りつけることにより
   低減させる。