JPH09322309A - 異なる組合せの複合動力分配装置 - Google Patents

異なる組合せの複合動力分配装置

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JPH09322309A
JPH09322309A JP13452896A JP13452896A JPH09322309A JP H09322309 A JPH09322309 A JP H09322309A JP 13452896 A JP13452896 A JP 13452896A JP 13452896 A JP13452896 A JP 13452896A JP H09322309 A JPH09322309 A JP H09322309A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 総体積の小さい分配式差動混合複合動力装置
を提供する。 【解決手段】 内燃エンジンは前部負荷を駆動し、かつ
電気機械U101と後部差動ギヤボックスとから構成さ
れた差動駆動装置M101に連結されている。電気機械
は2つの差動出力軸と入力軸とに連結され、差動ギヤの
2つの車輪軸は伝動中間軸と、後部負荷を駆動するよう
にクラッチCL102,CL104,CL105を介し
て後部差動ギヤボックスの入力軸とにそれぞれ連結され
ている。電気機械のブレーキB101,B102,B1
03はモータ駆動機能として使用する時と発電機として
使用する時に入力電流を通して可変速度連結機能を発生
するように制御可能である。エンジンは最大効率速度で
運転可能で、かつ一部速度調整可能であり、差動混合駆
動装置を介して発生された出力の一部分は負荷を駆動す
るために使用され、その出力の残りの部分はバッテリを
充電するために使われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は異なる組合せの複合動力分配装置
に関するものである。
【0002】近年において、エネルギーと、騒音と、汚
染の問題は非常に深刻になってきており、これらの問題
を軽減する良策は電力駆動乗物を使用することにある。
電力駆動乗物の研究は久しいが、その発展はバッテリ容
量に制限されており、バッテリの体積と量を増やせば乗
物自体の重量が増え、より多くの電気エネルギーを消費
し、経済性に符合しない。従って、バッテリ技術問題の
解決の進展以前に、比較的実用的な駆動方式として、複
合駆動構造を使用する方法が開発され、その複合動力構
造は次の通りである。
【0003】(A)直列複合動力構造:この構造は、電
力駆動自動車の最も典型的な構造型式でエンジンにより
発電機を駆動してバッテリを充電し、バッテリの電力で
モータを駆動して車輌を運転する。しかしエネルギーが
何回も変換されるので、この構造の総効率は低く、例え
ばゼネラルモータの自動車GM HX3がこれに属す
る。
【0004】(B)同期共軸動力構造:この構造はエン
ジンの出力軸をクラッチで直接駆動モータの回転軸に連
結して車輌を駆動し、速度を制御するもので、例えば西
ドイツ国のフォルクスワーゲンの自動車VW CHIC
Oがこれに属する。
【0005】上記(B)のエンジンとモータは両者の中
の一つのみ出力駆動が可能で、その出力の複合ができな
い。
【0006】本発明の分配式差動混合複合動力装置の特
長はエンジン(又はその他の回転動力源)の出力軸が前
部負荷を駆動制御するだけでなく、差動混合駆動装置と
結合して後部負荷を駆動し、この差動混合駆動装置の電
気機械は交流又は直流のブラシ式又はブラシレスの電気
機械で構成され、3端軸の差動ギヤ構造で実施された3
端軸差動輪伝動装置と結合し、2つの差動出力軸と入力
軸が伝動歯輪を通して電気機械と連結されており、差動
歯車の2つの差動歯輪軸は駆動側回転動力ユニットによ
り駆動される伝動中間軸に連結され、また後部差動ギヤ
ボックスの入力軸に連結されており、両側の差動可能な
差動後部負荷を駆動する。上記の3端軸差動ギヤ構造は
遊星歯車列により取り換えられ、伝動ギヤは摩擦輪に取
り換えることができる。更に上記の電気機械のロータと
ステータとの間にブレーキが設けられ、ブレーキは入力
電流が負荷された時にモータ機能を発生させるか又は外
力の駆動で発電機の出力機能を発生するように駆動装置
により制御される。本発明の構成は後部負荷に体するエ
ンジン出力と電気機械により発生させた出力を加算し、
そして加算方法は両者間の速度関係に影響されない。全
体的にこの装置は総体積は小さく、コストと空間を節約
できる。電気機械は駆動装置の制御を受け、電流入力時
にモータとして前部負荷又は後部負荷を駆動するか又は
前部負荷と後部負荷とを同時に駆動し、又はエンジンを
起動するか、或いはエンジンの回転エネルギー入力と負
荷との間の回転速度差により発電機出力を備え、その出
力電流により発生されたトルクを通して制御可能な変速
用の差動調整機能を生じるか、又は再生発電制動を備
え、特にエンジンが主伝動力源である場合に、差動混合
駆動装置の3端軸差動ギヤ装置の2つの差動軸間の回転
速度差を通して電気機械を駆動してバッテリを充電し、
その充電電流を制御することにより後部負荷との回転速
度差を調整することができる。エンジンは定速度又は部
分調整速度で駆動でき、高い運転効率を保持し、比較的
低い汚染作動速度を維持することができ、差動混合駆動
装置を通して発生させた速度差出力の一部分は負荷を駆
動するために使用することができ、その残りの出力をバ
ッテリを充電するために電磁カップリング装置の発電機
機能を通して変換させ、それにより定速変速駆動中にエ
ンジン効率を高め、汚染を減少して、バッテリに充電
し、変速カップリングが備えられる。この他にも単独に
回転出力で負荷を駆動するか又はエンジンと共に回転し
て負荷を駆動する駆動モータとして使用することができ
る。
【0007】次に本発明を添付図面に示した実施例につ
いて説明する。
【0008】図1は本発明の分配式差動混合複合動力装
置の実施例を示しその構成は下記の特長を有している。
【0009】主動側回転動力源P101:その出力をま
ず初めに前部負荷を駆動するように供給し、その後差動
混合駆動装置M101に入力して後部負荷を駆動する。
【0010】差動混合駆動装置M101:その出力端と
後部負荷との伝動方式は他の負荷に対する直接伝動(又
は伝動部材を通して別の負荷に)、又は後部差動輪列を
経て差動要求のある負荷(例えば両側の後輪)に対する
伝達を含み、それは次の通り構成されている。
【0011】主動側回転動力ユニットP101:エンジ
ン又はその他の回転動力源で、回転出力軸S102を備
え、クラッチCL102によって中間伝動装置と制御イ
ンターフェイスM102を駆動する。エンジンには更に
回転速度検出装置SD101を設け、速度信号を中央制
御器CCU101に入力し、燃料弁制御器CG101を
制御してエンジン速度を変え、定速運転させる。
【0012】中間伝動装置と操作インターフェイスM1
02:それは前部負荷のみを駆動する、又は全ての負荷
を駆動するため従来の前輪駆動装置の自動変速又は手動
変速制御装置から成っている。中間入力軸S101と前
部負荷との間にクラッチCL103が配設させてあり、
中間伝動装置と前部負荷との間に伝動カップリングを備
えるか又はその伝動関係を遮断する。クラッチCL10
3はシフトインターフェイスがニュートラルシフト状態
である時にニュートラルシフトに代えることができる
か、又はニュートラルシフトと共同設置することができ
る。中間入力軸S101はクラッチCL102の出力端
に連結され、直接後方に延伸するか又は伝動装置を介し
て中間入力軸S101と出力との間に回転速度を備え、
その回転速度は等速比又は不等速比の回転比を有する
(それは四輪駆動の後方延伸の後輪伝動軸に類似す
る)。中間入力軸S101と固定フレームとの間には中
央制御器CCU101により制御されるブレーキB10
1が配設されている。
【0013】直接駆動の前部負荷W101:それは負荷
の駆動抵抗を有する1つ又は1つ以上の駆動ホイールか
ら成っている。
【0014】差動混合駆動装置M101:該駆動装置は
3端軸の差動ギヤ機構で構成された3端軸差動ホイール
伝動と結合した電気機械M101から構成され、2つの
差動出力軸と入力軸は伝動ギヤを介して電気機械U10
1に連結され、差動ギヤの2つの車輪軸は主動側回転動
力源により駆動される伝動中間軸S101と両側差動可
能な後部負荷W102を駆動するクラッチCL104を
介して後部差動ギヤボックスGB101の入力軸に結合
されており、上記の3端軸差動ギヤ機構は遊星歯車列に
代えることができ、伝動ギヤも摩擦ホイールに代えるこ
とができる。
【0015】電気機械U101:ロータとステーとの間
にブレーキB103が配設されており、該ブレーキB1
03は中央制御器CCU101により制御され、電気機
械U101のロータとステータの機械的同期インターロ
ックを形成する。上記の電気機械U101は、交流又は
直流のブラシレス又はブラシ付きの電気機械構造で、負
荷の減少に応じて回転速度が上昇する電気特性を有する
直列励磁又は補助複合励磁電気機械により成るか、又は
交流又は直流のブラシ付き又はブラシレスの電気機械で
駆動負荷の追加のトルクを備えるため駆動回路D101
の駆動制御を通して電流値制御(定電流制御を含む)を
行う。
【0016】駆動回路装置D101:それは電気機械U
101とバッテリBT101との間に配設されており、
中央制御器CCU101から運転指令を受信し、電気機
械U101を発電機として作用させてバッテリを充電す
るか、又はその他の負荷に電気エネルギーを出力する
か、又は電流制御可能は発電出力を備える。
【0017】中央制御器CCU101:それはオペレー
タからの指令を出力すると共に主動側回転動力ユニット
P101の運転状態に対応するコントロール指令を駆動
回路装置D101に出力する。
【0018】差動混合駆動装置M101の差動出力軸と
後部差動ギヤボックスとの間に配設したクラッチCL1
04の連結側とケーシングとの間には必要によりブレー
キB102を配置させることができ、それにより前部負
荷を駆動するか、又はエンジンを起動するか、又は静止
中に発電力を備え、電気機械U101がエンジンにより
駆動され、発電機として作動してバッテリに充電する
か、又はその他の負荷に電力を供給する。交流発電出力
機能として出力する時に電気機械U101は永久磁石又
はコイル励磁式磁極から成る交流発電機能を有する電気
機械を使用するか、又は可変周波駆動磁界型電気機械、
又はブラシ付き整流子式電気機械を使用でき、そのアマ
チュア巻線は交流出力用の導電リングと直流出力/入力
用の変換器とを同時に含み、その交流出力はエンジンの
定速制御を通して不定周波出力又は定周波出力とするこ
とができる。
【0019】上記の直接駆動負荷と差動分配負荷は1つ
又は1つ以上の回転動力源と、1つ又は1つ以上の直接
駆動負荷と、1つ又は1つ以上の差動混合駆動装置M1
01とから構成し、駆動負荷群を順番に直列に結合した
大型の複式直列構造にすることができる。
【0020】図1に示した実施例の機能は表1に示さ
れ、以下の通りである。
【0021】F1−A,F1−B,F1−C,F1−
D:これらはエンジンが負荷を低速出力で駆動する時の
各装置の運転状況である。
【0022】F2,F3:これらは電気機械U101が
モータとして負荷を駆動するようにバッテリ電力で運転
される時の各装置の運転状況である。
【0023】F4−A,F4−B:これらは電気機械U
101がバッテリ電力でモータとして運転されると共に
エンジンと共に負荷を駆動し、それにより出力を加える
ことにより大出力を有する時の各装置の運転状況であ
る。
【0024】F5,F6及びF7:これらは電気機械U
101が負荷側の機械エネルギーのフィードバックによ
り発電機として運転され、バッテリを充電するか又はエ
ンジン自体の摩擦減衰によりブレーキとして機能する時
の各装置の運転状況である。
【0025】F8:これは電気機械U101がエンジン
により発電機として駆動してバッテリを充電する時の各
装置の運転状況である。この機能には設定時間に自動的
停止される充電時間の制御を含めることができる。交流
発電出力機能の場合において、U101は永久磁石式又
はコイル励磁式磁極から成る交流発電機能を有する電気
機械を使用するように選定されるか、可変周波駆動磁界
型の電気機械、又はブラシ付き整流子式電気機械を使用
するよう選定され、そのアマチュア巻線は交流出力用の
導電リングを設け、直流入/出力用の切換器を同様に有
しており、それによりその交流出力はエンジンの低速制
御により不定周波数出力又は定周波数出力にすることが
できる。
【0026】F9:電気機械U101がモータとして運
転されかつバッテリ電力により駆動してエンジンを起動
する。
【0027】F10:空転滑走時に、本装置の全てのク
ラッチとブレーキはオフ状態であり、低損失の滑走を備
える。
【0028】上記各装置の運転機能は以下の通りであ
る。
【0029】F1−A:エンジン燃油弁が低速から高速
までエンジンを駆動するように以下の通り制御される。
【0030】エンジンは後部負荷を駆動するようにエン
ジン燃油弁により制御される主動側回転動力源であり、
この時、クラッチCL102とCL104はオン状態で
あり、クラッチCL103はオフ状態で、ブレーキB1
01とB102はオフ状態であり、ブレーキB103は
オン状態である。
【0031】エンジンは前部と後部負荷とを同時駆動す
るようにエンジン燃油弁により制御される主動側回転動
力源でありこの時、クラッチCL102,CL103及
びCL104はオン状態であり、ブレーキB101とB
102はオフ状態であり、ブレーキB103はオン状態
である。
【0032】エンジンは前部負荷を駆動するようにエン
ジン燃油弁により制御される主動側回転動力源でありこ
の時、クラッチCL102とCL103はオン状態であ
り、クラッチCL104はオフ状態であり、ブレーキB
101,B102及びB103は全てオフ状態である。
【0033】F1−B:エンジンを低速から高速まで駆
動すると同時にバッテリを充電するためエンジン燃油弁
を電気機械U101とを同時に以下の通り制御する。
【0034】エンジンはエンジン燃油弁により制御され
る主動側回転動力源であり、エンジンの速度を変え、同
時に電気機械U101を発電機として運転して、バッテ
リを充電しかつ後部負荷を駆動させ、この時、クラッチ
CL103はオフ状態であり、クラッチCL102とC
L104はオン状態であり、ブレーキB101,B10
2及びB103は全てオフ状態となる。
【0035】エンジンはエンジン燃油弁により制御され
る主動側回転動力源であり、エンジンの回転速度を変
え、同時に電気機械U101を発電機として運転して、
バッテリを充電しかつ前部と後部負荷を同時に駆動し、
この時、クラッチCL102,CL103及びCL10
4はオン状態であり、ブレーキB101,B102及び
B103は全てオフ状態である。
【0036】エンジンはエンジン燃油弁により制御され
る主動側回転動力源であり、エンジンの回転速度を変化
させ、電気機械U101を発電機として運転してバッテ
リを充電しかつエンジンと共に前部負荷と後部負荷とを
駆動し、この時、クラッチCL101はオフ状態であ
り、クラッチCL102とCL103はオン状態であ
り、ブレーキB101とB103はオフ状態であって、
ブレーキB102はオン状態となる。
【0037】F1−C:電気機械U101からのバッテ
リ充電電流を制御して負荷に対する出力を変化させるよ
うにエンジンを下記の通り速度制御下で運転させるか、
又は定速で運転させる。
【0038】エンジンは主動側回転動力源であって、エ
ンジンはエンジン燃油弁と回転速度フィードバック信号
とにより制御され、定速で運転し、電気機械U101を
運転してバッテリを充電し、それにより後部負荷を駆動
する連結トルクを調整し、この時に、クラッチCL10
3はオフ状態であり、クラッチCL102とCL104
はオン状態となり、ブレーキB101,B102及びB
103は全てオフ状態となる。
【0039】エンジンを主動側回転動力源とし、エンジ
ン燃油弁と回転速度フィードバック信号とでエンジン速
度を制御して前部負荷を駆動し、電気機械U101を運
転してバッテリを充電し、後部負荷を駆動するように連
結トルクを調整し、この時、クラッチCL102,CL
103及びCL104は全てオン状態であり、ブレーキ
B101,B102及びB103は全てオフ状態であ
る。
【0040】F1−D:出力軸トルクを制御し、エンジ
ンの回転速度を変化させるために電気機械U101が以
下のように短絡電流を発生させる。
【0041】エンジンを主動側回転動力源とし、エンジ
ン燃油弁と回転フィードバック信号とでエンジンの回転
速度を制御し、同時に発電機として電気機械U101を
運転し、その出力端に形成された短絡電流を制御してそ
の連結トルクを変え、それにより前部及び後部負荷に対
する伝動力を変化させ、この時、クラッチCL103は
オフ状態であり、クラッチCL102とCL104はオ
ン状態であり、ブレーキB101,B102及びB10
3は全てオフ状態である。
【0042】エンジンを主動側回転動力源とし、エンジ
ン燃油弁と回転フィードバック信号とによりエンジンの
速度を制御し、同時に電気機械U101を発電機として
作用させ、その出力端に形成された短絡電流を制御して
その連結トルクを変え、それにより前部と後部負荷に対
する伝動力を変化させ、この時、クラッチCL102,
CL103,CL104は全てオン状態であり、ブレー
キB101とB102はオフ状態である。
【0043】F2:電気機械U101は後部負荷の回転
速度と回転方向とを変えるために以下の通りバッテリの
電力で駆動させる。
【0044】バッテリからの電力を電気機械U101に
入力し、後部負荷を駆動し、この時、電気機械U101
はモータ機能として運転し、ブレーキB101はオン状
態であって、ブレーキB102とB103はオフ状態で
あり、前部負荷を制御するためのクラッチCL102,
CL103はオフ状態であり、クラッチCL104はオ
ン状態となる。
【0045】F3:電気機械U101は前部負荷の回転
速度と回転方向を変えるために以下の通りバッテリの電
力で駆動される。
【0046】バッテリからの電力を電気機械U101に
入力し、前部負荷を駆動し、この時、電気機械U101
はモータ機能として運転し、ブレーキB102はオン状
態であり、ブレーキB101とB103はオフ状態であ
り、クラッチCL102及びCL104はオフ状態であ
り、クラッチCL103はオン状態である。
【0047】F4−A:エンジンを設定速度で運転し、
電気機械U101をモータとして運転し、後部負荷を駆
動する追加の出力を以下の通り備える。
【0048】エンジンを主動側回転動力源とし、エンジ
ンを変速又は定速で運転し、同時にバッテリで電気機械
U101を駆動し、それにより同時に後部負荷を駆動す
るため追加の出力を備え、この時、クラッチCL103
はオフ状態であり、クラッチCL102とCL104は
オン状態であり、ブレーキB101,B102及びB1
03は全てオフ状態である。
【0049】F4−B:エンジンを設定速度で運転し、
電気機械U101をモータとして運転し、両者共同で以
下の通り前部と後部負荷を駆動する。
【0050】エンジンを主動側回転動力源とし、エンジ
ンが変速又は定速で運転し、同時にバッテリで電気機械
U101を駆動し、それにより前部と後部負荷とを同時
に駆動する追加の出力を備える。この時、クラッチCL
102,CL103とCL104は全てオン状態であ
り、ブレーキB101,B102とB103は全てオフ
状態である。
【0051】F5:電気機械U101を発電機として運
転し、後部運動エネルギーを回収して以下の通りバッテ
リを充電する。
【0052】エンジンを減速させるか、又は燃油弁を閉
鎖させ、電気機械U101を発電機として運転し、後部
負荷の回転エネルギーを電気エネルギーに変換してバッ
テリを充電するか、又はその他の負荷に供給し、それに
より減衰作動を得、エンジンピストンの摩擦減衰と共に
制動摩擦減衰作用を形成し、この時、ブレーキB10
1,B102,B103は全てオフ状態であり、クラッ
チCL103はオフ状態であり、クラッチCL102と
CL104はオン状態となり、エンジンは停止又は低速
運転にすることができる。
【0053】電気機械U101を発電機として運転し、
後部負荷の回転機械エネルギーを電気エネルギーに変換
してバッテリを充電するか、又はその他の負荷に電力を
供給し、それにより摩擦減衰を取得し、この時、ブレー
キB101はオン状態であり、ブレーキB102とB1
03はオフ状態であり、クラッチCL102,CL10
3はオフ状態であり、エンジンは停止又はスリップ速度
より遅い速度で運転でき、クラッチCL104がオン状
態の時にエンジンは運転又は停止状態にすることができ
る。
【0054】F6:電気機械U101を発電機として運
転し、以下の通り前部負荷の運動エネルギーを回収して
エンジンを減速させるか、又は燃油弁を閉鎖させ、電気
機械U101を発電機として運転し、前部負荷の回転機
械エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリを充
電するか、又はその他の負荷に電力を供給し、それによ
り摩擦減衰を取得し、エンジンピストンの摩擦減衰と共
に制動摩擦減衰を形成し、この時、ブレーキB101と
B103はオフ状態であり、B102はオン状態であ
り、クラッチCL104はオフ状態であり、クラッチC
L102とCL103はオン状態であり、エンジンは停
止又は低速運転させることができる。
【0055】電気機械U101を発電機として運転し、
前部負荷の回転エネルギーを電気エネルギーに変換して
バッテリを充電するか、又はその他の負荷に電力を供給
し、それにより摩擦減衰を得る。この時、ブレーキB1
02はオン状態で、ブレーキB101とB103はオフ
状態であり、クラッチCL102,CL104はオフ状
態で、クラッチCL103はオン状態で、エンジンは停
止又はスリップ速度より遅い速度で運転でき、クラッチ
CL102がオフ状態の時にエンジンは運転又は停止状
態にすることができる。
【0056】F7:前部の負荷を以下の通りエンジンの
摩擦減衰により制動する。
【0057】エンジンを減速させるか、又は燃油弁を閉
鎖させ、発電機が運転して前部負荷と後部負荷の回転エ
ネルギーをエンジンピストンの摩擦減衰と共同して制動
摩擦減衰を構成する摩擦減衰に変換し、この時、ブレー
キB101,B102,B103は全てオフ状態であ
り、クラッチCL102,LC103,CL104は全
てオン状態となり、エンジンは停止又は低速運転するこ
とができる。
【0058】F8:本装置自体が以下の通り充電する。
【0059】電気機械U101が主動側回転動力源によ
り駆動され、発電機として運転されバッテリを充電する
か、又はその他の負荷に電力を供給する。この時、エン
ジンが起動した時にブレーキB101とB103はオフ
状態であり、ブレーキB102はオン状態であり、クラ
ッチCL103とCL104はオフ状態であり、クラッ
チCL102はオン状態であり、更にタイマーでエンジ
ン充電時間を設定するか、又は充電量を制御して、自動
的に停止させる。交流出力機能のある場合において、電
気機械U101は永久磁石式又はコイル励磁式磁極から
成る交流発電機能を有する電気機械、可変周波駆動磁界
型電気機械、又はそのアマチュア巻線が交流出力用の伝
動リング及び直流入/出力用の変換器を共に装着されて
いるブラシ付き電気機械を用いることができ、交流出力
は不定周波数又はエンジンの定速制御を通して定周波で
供給することができる。
【0060】F9:電気機械U101はエンジンを起動
するために以下の通り起動モータとして運転される。
【0061】電気機械U101が主動側エンジンを起動
するために使用され、この時、ブレーキB102はオン
状態であり、ブレーキB101及びB103はオフ状態
であり、前部負荷の操作機構インターフェイスM102
と前部負荷の連結クラッチCL103,CL104はオ
フ状態であり、クラッチCL102はオン状態である。
【0062】F10:空転滑動:それは出力もせず、制
動もしない時の本装置の滑動機能であり、以下の通りで
ある。
【0063】エンジンは運転又は停止させることがで
き、ブレーキB101,B102,B103は全てオフ
状態であり、クラッチCL102,CL103,CL1
04は全てオフ状態である。
【0064】図1に示した分配式差動連結複合動力装置
の実施例は、実際の応用時において以下の変形例を含ん
でいる。
【0065】図2は図1の第1変形例を示し、その変形
例はクラッチCL104を除去した実施例を示し、その
各装置の機能を表2に示している。
【0066】図3は図1の第2変形例を示し、その変形
例はクラッチCL104とブレーキB102とを除去し
た実施例で、その各装置の機能を表3に示している。
【0067】図4は図1の第3変形例を示し、その変形
例はブレーキB102,B103及びCL104を除去
したもので、その各装置の機能を表4に示している。
【0068】図5は図1の第4変形例を示し、その変形
例は後部出力中間軸と中間伝動装置との間にクラッチC
L105を増設し、前部負荷を制御するクラッチCL1
03は保持する(又はそのクラッチを中間伝動装置の変
速軸に取り代える)実施例で、その各装置の機能を表5
に示し、以下の機能が負荷されている。
【0069】F11:エンジンで前部負荷を駆動し、電
気機械U101はバッテリより電力を入力して後部負荷
を駆動し、両者は独立して運転され関連の負荷を駆動
し、この時、ブレーキB101はオン状態であり、ブレ
ーキB102とB103はオフ状態であり、クラッチC
L105はオフ状態で、クラッチCL102,CL10
3,CL104はオン状態である。
【0070】F12:エンジンで前部負荷を駆動し、電
気機械U101は発電機として駆動され、バッテリを充
電する。この時、ブレーキB101はオン状態であり、
ブレーキB102,B103はオフ状態であり、クラッ
チCL105はオフ状態であり、クラッチCL102,
CL103,CL104はオン状態である。
【0071】図6は図1の第5変形例を示し、その変形
例は後部出力中間軸と中間伝動装置との間にクラッチC
L105を増設し、クラッチCL104を除去した実施
例で、その各装置の機能を表6に示している。
【0072】図7は図1の第6変形例を示し、その変形
例は後部出力中間軸と中間堂々装置との間にクラッチC
L105を増設し、クラッチCL104とブレーキB1
02を除去した実施例で、その各装置の機能を表7に示
している。
【0073】図8は図1の第7変形例を示し、その変形
例はクラッチCL105を増設し、クラッチCL104
とブレーキB102とB103とを除去した実施例で、
その各装置の機能を表8に示している。
【0074】以上列挙した各変形例は参考のみで、実際
の実施は要求性能に応じて、本発明の構成を変えずに、
後部と前部負荷を分配式差動同混合して、負荷に対して
複合駆動する特長の下で制御部材を選択して本装置を構
成する。
【0075】本発明の装置を車輌に応用した図1〜8の
実施例中において、前部負荷と後部負荷との間の角度移
動関係、及び伝動速度比及びタイヤ外径の差異から生じ
る主動力源は次のようにすることができ、2つの負荷の
角移動速度及び主動側動力源は車輪系の比例関係によっ
て運転するか、又は2つの負荷間の角移動関係によって
運転し、主動側回転動力源は車輪系の比例関係によって
運転されず(例えば路の滑り)、特に末端負荷の角度移
動量と主動側回転動力源との間の関係又は前部と後部負
荷との間の関係は特別な車輪系の比例によっては運転さ
れず、電気機械U101により差動調節を通して運転さ
れる。
【0076】電気機械U101の差動調節は、電気エネ
ルギーを入力してモータとして機能する主動調節又は電
気エネルギーを出力して発電機として機能する受動調節
とを含む。
【0077】上記前部負荷と後部負荷の駆動車輌の応用
中において、前部負荷は前輪又は後輪でも良く、後部負
荷はこの定義に合わせて前輪又は後輪にすることができ
る。
【0078】分配式差動混合複合動力装置は各部文の差
動駆動構造において非常に多くの操作機能を有し、従っ
て実際の応用において必要に応じて、全機能又は部分機
能で構成させることができる。
【0079】以上の説明から、本発明の分配式差動混合
複合動力装置は車輌、船舶又はその他の固定式複合駆動
動力に応用できる。上記の各実施例は、本発明の分配式
差動混合複合動力装置の各種の応用形態を示したもの
で、実際に応用においては、必要に応じて出力機能用の
周辺の構成部材を選択して必要系統にマッチさせる融通
性がある。
【0080】
【表1】
【0081】
【表2】
【0082】
【表3】
【0083】
【表4】
【0084】
【表5】
【0085】
【表6】
【0086】
【表7】
【0087】
【表8】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略説明図である。
【図2】図1の装置の第1変形例の概略説明図である。
【図3】図1の装置の第2変形例の概略説明図である。
【図4】図1の装置の第3変形例の概略説明図である。
【図5】図1の装置の第4変形例の概略説明図である。
【図6】図1の装置の第5変形例の概略説明図である。
【図7】図1の装置の第6変形例の概略説明図である。
【図8】図1の装置の第7変形例の概略説明図である。
【符号の説明】
B101,B102,B103 ブレーキ BT101 バッテリ CCU101 中央制御器 CG101 燃料弁 CL102,CL104,CL104,CL105 ク
ラッチ D101 駆動回路装置 GB101 ボックス M101 差動混合駆動装置 M102 中間伝動装置と操作インターフェイス P101 主動側回転動力源 S101 中間軸 S102 回転出力軸 SD101 回転速度検出装置 U101 電気機械 W101,W102 負荷

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動に用いるための異なる組合せの
    複合動力分配装置であって、 前部負荷を駆動するためにその回転出力軸を前部負荷に
    連結させると共に両側の後部負荷を差動的に駆動させる
    ために差動混合駆動装置の入力軸に連結させた回転動力
    源から成り、 差動混合駆動装置を差動ギヤ伝動装置を有する有する電
    気機械から構成し、 更に、電気機械のロータとステータとの間に設けたブレ
    ーキを含み、入力電流が付加されかつ電気機械がモータ
    として運転された時にモータ駆動機能を発生させ、そし
    て電気機械が発電機として運転された時に出力電流を通
    して可変速度連結機能を発生させるようにブレーキを制
    御する制御手段を備え、電気機械をエンジン起動のため
    に使用可能であると共にエンジンが前部負荷と後部負荷
    の主動力源になっている時に動力再発生ブレーキとして
    も使用可能であり、バッテリを充電するため電気機械を
    バッテリに連結させ、その充電電流を制御することによ
    り後部負荷の速度差を調整可能にし、 回転動力源を定速度で駆動可能にすると共に運転効率を
    増大しかつ汚染を減少し得る部分調整速度で駆動可能に
    し、差動混合駆動装置を通して発生させた差動速度出力
    の一部分を負荷を駆動するのに使用可能にし、その出力
    の残りを電気機械の発電機能を通してバッテリを充電す
    るのに使用可能とした複合動力分配装置。
  2. 【請求項2】 先ず前部負荷に供給し、次に後部負荷を
    駆動するために差動混合装置(M101)の入力端に伝
    達する出力を有する駆動側回転動力源(P101)から
    成り、 駆動側回転動力源(P101)にはクラッチ(CL10
    2)を通して中間伝動装置と制御インターフェイス(M
    102)に連結させた回転出力軸(S102)を備える
    と共に更に中央制御器(CCU101)にエンジン回転
    信号を伝送する速度センサ(SD101)とエンジン速
    度を変える機能とエンジンを定速に保持する機能を行う
    ように中央制御器(CCU101)により制御される燃
    料バルブ(CG101)とを設け、 中間伝動装置と制御インターフェイス(M102)には
    前部負荷のみを単独で駆動するか又は両負荷を駆動する
    速度変更制御装置を備え、 クラッチ(CL102)の出力端に中間入力軸(S10
    1)を連結させ、 中央制御器(CCU101)により制御されるブレーキ
    (B101)を中間出力軸(S101)と固定ケーシン
    グとの間に設置させ、 差動混合駆動装置(M101)にはバッテリ(BT10
    1)に連結された電気機械(U101)を備えると共に
    伝動中間軸(S101)に連結されかつ駆動側回転動力
    源により駆動される差動伝動装置を結合させ、又後部負
    荷を駆動するためクラッチ(CL104)を通して後部
    差動ギヤボックス(GB101)の入力軸をも連結さ
    せ、 駆動回路装置(D101)を電気機械(U101)とバ
    ッテリ(BT101)との間に設置させ、中央制御器
    (CCU101)の運転指令により、少なくとも前部負
    荷を駆動する機能と、エンジンを起動する機能と、静止
    状態において動力発生を備える機能とを行うように電気
    機械(U101)を制御するように中央制御器に接続さ
    せ、バッテリを充電し、かつそこに連結された他の負荷
    に動力を供給するために静止時に発電機として機能する
    ように電気機械(U101)をエンジンにより駆動可能
    にした差動混合複合動力分配装置。
  3. 【請求項3】 ロータの回転速度をロータの負荷の減少
    により増大させた請求項2に記載の複合動力分配装置。
  4. 【請求項4】 負荷にトルクを追加するため電気機械を
    駆動回路装置(D101)により制御可能にした請求項
    2に記載の複合動力分配装置。
  5. 【請求項5】 電気機械のロータとステータとの間に設
    けると共に中央制御器(CCU101)により制御され
    るように構成したブレーキ(B103)を備え、電気機
    械(U101)のロータとステータの直接機械的同期イ
    ンターロックを備えた請求項2に記載の複合動力分配装
    置。
  6. 【請求項6】 差動混合駆動装置(M101)の差動出
    力軸と後部差動ギヤボックスとの間に配設したブレーキ
    (B102)を設けた請求項5に記載の複合動力分配装
    置。
  7. 【請求項7】 ブレーキ(B102)と後部負荷との間
    に配置したクラッチ(CL104)を設けた請求項6に
    記載の複合動力分配装置。
  8. 【請求項8】 中間入力軸(S101)と前部負荷との
    間に配置させたクラッチ(CL103)を設け、中間伝
    動装置と前部負荷との間に伝動カップリングを備えた請
    求項5に記載の複合動力分配装置。
  9. 【請求項9】 差動混合駆動装置(M101)の差動出
    力軸と後部差動ギヤボックスとの間に配置したブレーキ
    (B102)を備えた請求項8に記載の複合動力分配装
    置。
  10. 【請求項10】 ブレーキ(B102)と後部負荷との
    間に配置したクラッチ(CL104)を備えた請求項9
    に記載の複合動力分配装置。
  11. 【請求項11】 中央制御器には、 エンジンを低速から高速まで駆動させるためにエンジン
    の燃油バルブを制御する手段と、 エンジンを低速から高速まで駆動させると同時にバッテ
    リを充電するようにエンジンの燃油バルブと電気機械と
    を同時に制御する手段と、 出力軸トルクを制御するための電流を電気機械により発
    生させることによりエンジンの速度を変える手段と、 後部負荷の回転方向を変えるために電気機械をバッテリ
    により作動させる手段と、 前部負荷の回転速度又は回転方向を変えるため電気機械
    をバッテリにより作動させる手段と、 電気機械がモータとして運転している時に後部負荷に追
    加の動力を備えるようにエンジンを設定速度で運転する
    手段と、 後部負荷の運動エネルギーを回収して、エンジンを発電
    機として運転し、バッテリを充電する手段と、 前部負荷の運動エネルギーを回収して、電気機械を発電
    機として運転し、バッテリを充電する手段と、 エンジン摩擦減衰により、全負荷を制動する手段と、 バッテリを充電する発電機として機能させるためかつそ
    こに連結された別の負荷に電気出力を備えるために電気
    機械をエンジンにより駆動させる手段と、を備えた請求
    項10に記載の複合動力分配装置。
  12. 【請求項12】 中央制御器にはエンジンを低速から高
    速まで駆動させるためエンジン燃料弁を制御する手段
    と、 エンジンを低速から高速まで同時にバッテリを充電する
    ためエンジン燃料弁と電気機械を同時に制御する手段
    と、 電気機械に出力軸トルクを制御する電流を発生させるこ
    とによりエンジンの速度を変える手段と、 後部負荷の回転方向を変えるためにバッテリからの動力
    により電気機械を作動させる手段と、 電気機械がモータとして運転している時にエンジンを設
    定速度で運転して、後部負荷を駆動させるために追加の
    動力を供給する手段と、 後部負荷の運動エネルギーを回収してエンジンを発電機
    として運転し、バッテリを充電する手段と、 エンジンの摩擦減衰により全ての負荷を制動する手段
    と、 エンジンにより電気機械を発電機として運転させてバッ
    テリを充電しかつそこに連結された追加の負荷に電気出
    力を供給する手段と、を備えた請求項9に記載の複合動
    力分配装置。
  13. 【請求項13】 中央制御器にはエンジンを低速から高
    速まで駆動させるためエンジン燃料弁を制御する手段
    と、 エンジンを低速から高速まで駆動させると同時にバッテ
    リを充電するためエンジン燃料弁と電気機械とを同時に
    制御する手段と、 電気機械に出力軸トルクを制御する電流を発生させるこ
    とによりエンジン速度を変える手段と、 後部負荷の回転方向を変えるためバッテリからの動力に
    より電気機械を作動させる手段と、 電気機械がモータとして運転している時にエンジンを設
    定速度で運転して、後部負荷に追加の動力を供給する手
    段と、 後部負荷の運動エネルギーを回収して、エンジンを発電
    機として運転し、バッテリを充電する手段と、 エンジンの摩擦減衰により全ての負荷を制動する手段
    と、 エンジンで電気機械を発電機として駆動し、バッテリを
    充電して、追加の負荷が連結されていればそれに電気出
    力を供給する手段と、を備えた請求項8に記載の複合動
    力分配装置。
  14. 【請求項14】 中央制御器にはエンジンを低速から高
    速まで駆動させるためエンジン燃油弁を制御する手段
    と、 エンジンを低速から高速まで駆動させると同時にバッテ
    リを充電するためにエンジン燃油弁と電気機械を同時に
    制御する手段と、 電気機械に出力軸トルクを制御する電流を発生させるこ
    とによりエンジンの速度を変える手段と、 電気機械にバッテリから電力を供給することにより、後
    部負荷の回転方向を変える手段と、 電気機械がモータとして運転する時、エンジンを設定速
    度で運転して、後部負荷に追加の動力を供給する手段
    と、 後部負荷の運動エネルギーを回収してバッテリを充電す
    るためにエンジンを発電機として運転する手段と、 前部負荷の運動エネルギーを回収してバッテリを充電す
    るためエンジンを発電機として運転する手段と、 エンジンの摩擦減衰で全負荷を制動する手段と、 バッテリを充電するための発電機として機能させると共
    にそこに連結された追加の負荷に電気出力を供給するた
    め電気機械をエンジンにより駆動させる手段と、を備え
    た請求項7に記載の複合動力分配装置。
  15. 【請求項15】後部出力中間軸と中間伝動装置との間に
    クラッチ(CL105)を備え、中央制御器には エンジン燃油弁を制御してエンジンを低速から高速まで
    駆動する手段と、 エンジン燃油弁と電気機械とを同時に制御し、エンジン
    を低速から高速まで駆動すると同時にバッテリを充電す
    る手段と、 電気機械に出力軸トルクを制御する電流を発生させ、エ
    ンジンの速度を変える手段と、 電気機械にバッテリからの電力を供給して、後部負荷の
    回転方向を変える手段と、 電気機械にバッテリからの電力を供給して、前部負荷の
    回転方向又は回転速度を変える手段と、 電気機械がモータとして運転している時にエンジンを設
    定速度で運転し、追加の動力で後部負荷を駆動する手段
    と、 後部負荷から運動エネルギーを回収してエンジンを発電
    機として運転してバッテリを充電する手段と、 前部負荷から運動エネルギーを回収してエンジンを発電
    機として運転してバッテリを充電する手段と、 エンジンの摩擦減衰によって全ての負荷を制動する手段
    と、 エンジンにより電気機械を駆動してバッテリを充電する
    発電機として機能させると共にそこに連結された追加の
    負荷に電気出力を供給する手段と、 前部負荷を駆動するようにエンジンを運転しそして後部
    負荷を駆動するように電気機械を単独運転する手段と、 前部負荷を駆動するようにエンジンを運転し、そしてエ
    ンジンにより電気機械も駆動してバッテリを充電する手
    段と、を備えた請求項7に記載の複合動力分配装置。
  16. 【請求項16】 後部出力中間軸と中間伝動装置との間
    にクラッチ(CL105)を備え、中央制御器にはエン
    ジン燃油弁を制御してエンジンを低速から高速まで駆動
    する手段と、 エンジン燃油弁と電気機械とを同時に制御してエンジン
    を低速から高速まで駆動すると同時にバッテリを充電す
    る手段と、 電気機械に出力軸トルクを制御する電流を発生させてエ
    ンジンの速度を変える手段と、 電気機械にバッテリからの電力を供給して後部負荷の回
    転方向を変える手段と、 電気機械にバッテリからの電力を供給して前部負荷の回
    転方向と回転速度を変える手段と、 電気機械がモータとして運転している時にエンジンを設
    定速度で運転して後部負荷を駆動させるための追加の動
    力を供給する手段と、 後部負荷から運動エネルギーを回収してエンジンを発電
    機として運転してバッテリを充電する手段と、 エンジンの摩擦減衰で全ての負荷を制動する手段と、 エンジンにより電気機械を発電機として機能するように
    運転してバッテリを充電すると共にそこに連結された追
    加の負荷に電力を供給する手段と、 前部負荷を駆動するようにエンジンを運転し、後部負荷
    を駆動するように電気機械を単独運転する手段と、 前部負荷を駆動するようにエンジンを運転し、エンジン
    により電気機械も駆動してバッテリを充電する手段と、
    を備えた請求項6に記載の複合動力分配装置。
  17. 【請求項17】 後部出力中間軸と中間伝動装置との間
    にクラッチ(CL105)を備え、中央制御器にはエン
    ジン燃油弁を制御してエンジンを低速から高速まで駆動
    する手段と、 エンジン燃油弁と電気機械とを同時に制御してエンジン
    を低速から高速まで駆動すると共にバッテリを充電する
    手段と、 電気機械に出力軸トルクを制御する電流を発生させてエ
    ンジンの速度を変える手段と、 電気機械にバッテリからの電力を供給して後部負荷の回
    転方向を変える手段と、 電気機械にバッテリからの電力を供給して前部負荷の回
    転方向と回転速度を変える手段と、 電気機械がモータとして運転している時にエンジンを設
    定速度で運転して後部負荷を駆動させるために追加の動
    力を供給する手段と、 後部負荷から運動エネルギーを回収してエンジンを発電
    機として運転してバッテリを充電する手段と、 エンジンの摩擦減衰で全ての負荷を制動する手段と、 電気機械を発電機として機能するようにエンジンにより
    駆動してバッテリを充電すると共にそこに連結させた追
    加の負荷に電力供給する手段と、 前部負荷を駆動するようにエンジンを運転し、電気機械
    を単独運転して後部負荷を駆動する手段と、 前部負荷を駆動するようにエンジンを運転し、エンジン
    により電気機械をも駆動してバッテリを充電する手段
    と、を備えた請求項8に記載の複合動力分配装置。
  18. 【請求項18】 中間入力軸(S101)と前部負荷と
    の間にクラッチ(CL103)を設け、中間伝動装置と
    前部負荷との間に伝動カップリングを備え、クラッチ
    (CL105)を後部出力中間軸と中間伝動装置との間
    に配設し、中央制御器にはエンジン燃油弁を制御してエ
    ンジンを低速から高速まで駆動する手段と、 エンジン燃油弁と電気機械とを同時に制御してエンジン
    を低速から高速まで駆動すると共にバッテリを充電する
    手段と、 電気機械に出力軸トルクを制御する電流を発生させてエ
    ンジン速度を変える手段と、 電気機械にバッテリからの電力を供給して後部負荷の回
    転方向を変える手段と、 電気機械をモータとして運転している時にエンジンを設
    定速度で運転して後部負荷に追加の動力を供給する手段
    と、 後部負荷から運動エネルギーを回収してエンジンを発電
    機として運転してバッテリを充電する手段と、 エンジン摩擦減衰で全ての負荷を制動する手段と、 電気機械を発電機として機能するようにエンジンにより
    駆動してバッテリを充電すると共にそこに連結された追
    加の負荷に電力を供給する手段と、 エンジンを運転して前部負荷を駆動し、電気機械を単独
    運転して後部負荷を駆動する手段と、 エンジンを運転して前部負荷を駆動し、エンジンにより
    電気機械をも駆動してバッテリを充電する手段と、を備
    えた請求項2に記載の複合動力分配装置。
  19. 【請求項19】 前部負荷及び後部負荷を共にホイール
    にし、前部負荷と後部負荷との関係をホイール装置の比
    例関係によって運転するように設定させず、電気機械
    (U101)による差動調整を通して運転するように設
    定した請求項2に記載の複合動力分配装置。
  20. 【請求項20】電気機械(U101)の差動調整には電
    気機械がモータとして運転している時には入力の主動調
    整(Active adjustment)を備え、電
    気機械が発電機として運転している時には出力の受動調
    整(Passive adjustment)を備える
    請求項19に記載の複合動力分配装置。
  21. 【請求項21】 前部負荷は車輌の一方の前輪と一組の
    後輪を含み、後部負荷は他方の前輪と一組の後輪を含む
    請求項2に記載の複合動力分配装置。
  22. 【請求項22】 伝動ギヤ装置には、二つの差動出力軸
    と、伝動ギヤを通して電気機械に連通した入力軸とを備
    え、差動ギヤの2つの車輪軸を回転動力源により駆動さ
    れる伝動中間軸と後部負荷の両側を差動させるためクラ
    ッチを通して後部差動ギヤボックスの入力軸とにそれぞ
    れ連結させた請求項2に記載の複合動力分配装置。
  23. 【請求項23】 伝動ギヤ装置を遊星歯車列と摩擦ホイ
    ールとから構成した請求項2に記載の複合動力分配装
    置。
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