JP3650473B2 - 差動混合の複合動力分配装置 - Google Patents

差動混合の複合動力分配装置 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は差動混合複合動力分配装置に関するものである。
【0002】
近年において、エネルギーと、騒音と、汚染の問題は非常に深刻になってきており、これらの問題を軽減する良策は電力駆動乗物を使用することにある。しかし、電力駆動乗物の研究は久しいが、現在までの電力駆動乗物の研究と発展は大きな行動範囲を達成するためのバッテリの容量により制限されており、バッテリの体積と量を増大することはそれに応じて乗物自体の重量が増大することになり、その結果、より多くの電気エネルギーを消費し、経済性に符合しない。従って、バッテリ技術問題の解決の進展以前に、比較的実用的な駆動方式として、複合駆動構造を使用する方法が開発され、その複合動力構造は次の通りである。
【0003】
(A)直列複合動力構造:この構造は電力駆動自動車の最も典型的な構造であり、エンジンにより電力を発生しかつ発電機がバッテリに充電するように駆動され、その後バッテリが車輌を駆動するように駆動モータに電力を供給する。しかしエネルギーが何回も変換されるので、この構造の効率は低く、例えばゼネラルモータの自動車GM HX3がこれに属する。
【0004】
(B)同期共軸動力構造:この構造はエンジンの出力軸と駆動モータの回転軸とを直列に直接結合するものであり、それにより車輌を駆動し、速度を制御するようにしたもので、例えば西ドイツ国のフォルクスワーゲンの自動車VW CHICOがこれに属する。
【0005】
上記(B)に記載のエンジンとモータの場合に、両者の一つのみが出力駆動のために選択可能であり、その出力の複合はできない。
【0006】
本発明の分配式差動混合複合動力装置はエンジン(又はその他の回転動力源)の出力軸が前部負荷を駆動するために使用されるだけでなく、差動混合駆動装置と結合して後部負荷を駆動するためにも使用され、この差動混合駆動装置の電気機械は3端軸差動ギヤ伝動機構と結合した交流又は直流のブラシ付き又はブラシレスの電気機械により構成され、差動出力軸と差動入力軸は伝動ギヤを介して電気機械と連結されており、差動ギヤ伝動機構のその2つの軸は一方が駆動側回転動力源により駆動される中間軸に連結され、他方が両側の差動可能な後部負荷を駆動させるためにクラッチを介して後部差動ギヤボックスの入力軸に連結されており、前記3端軸差動ギヤ伝動機構は遊星歯車列により取り換えられ、伝動ギヤは摩擦輪に取り換えることができる。更に前記電気機械の回転子と固定子との間にブレーキが設けられ、該ブレーキは入力電流が負荷された時にモータ機能を発生させるか又は外力により発電機の出力機能を発生するように駆動回路装置により制御される。本発明の構成は後部負荷に対するエンジン出力と電気機械それ自体により発生された出力とを加算することができ、その加算方法は両者間の速度関係に影響されず、一般的にこの装置は総体積は小さく、コストとスペースを節約できる。電気機械は入力電流が負荷された時に前部負荷を駆動するか、又は後部負荷を駆動するか又は前部負荷と後部負荷とを同時に駆動するか、又はエンジンを起動するためにモータ駆動機能を発生するように駆動回路装置により制御可能であるか、或いはエンジンの回転エネルギー入力と負荷との間の回転速度差により発電機出力を備え、その出力電流により発生された結合トルクを通して制御可能な変速用の差動調整機能を備えるか、又は動力回生制動を備え、特にエンジンが主動力源である場合に、差動混合駆動装置の3端軸差動ギヤ伝動機構の2つの差動軸間の回転速度差を介してバッテリを充電し、その充電電流を制御することにより後部負荷との間の回転速度差を調整することができるように駆動回路装置により制御され得る。エンジンは一定速度で又は部分的に調整速度で駆動でき、それにより高い運転効率を保持し、比較的低い汚染の使用速度を維持することができ、差動混合駆動装置を通して発生させた速度差出力の一部分は負荷を駆動するために使用することができ、その残りの出力はバッテリを充電するために電磁カップリング装置の発電機機能を介して変換され、それにより低速駆動範囲中において変速駆動のエンジン効率を高め、汚染を減少して、バッテリに充電し、変速カップリングを備える。それ以外に負荷を単独で駆動するための回転出力を発生させるか又はエンジンと共に負荷を駆動するための回転出力を発生させる駆動モータとして使用することができる。
【0007】
次に本発明を添付図面に示した実施例について説明する。
【0008】
図1は本発明の分配式差動混合複合動力装置の実施例を示しその構成は下記の特長を有している。
【0009】
駆動側回転動力源P101:その出力をまず初めに前部負荷を駆動するように供給し、その後差動混合駆動装置M101の入力端に伝送して後部負荷を駆動する。
【0010】
差動混合駆動装置M101:その出力端とその後端との伝動方式は他の負荷に対する直接伝動(又は伝動部材を通して別の負荷に)、又は後部差動輪列(例えば両側の後輪)を介して差動負荷に対する伝動を含み、それは次の通り構成されている。
【0011】
駆動側回転動力源P101:それはエンジン又はその他の回転動力ユニットで、回転出力軸S102を備え、該回転出力軸S102はクラッチCL102を介して中間伝動装置M102に連結され、該エンジンは中央制御器CCU101にエンジン回転信号を伝送するために更に速度センサSD101を取付けてあり、エンジンの制御可能な燃料バルブCG101はエンジン速度を変更しかつエンジンを定速で運転させるように中央制御器CG101により制御されるようになっている。
【0012】
中間伝動装置M102:それは前部負荷のみを駆動するか、又は全ての負荷を駆動するため従来の前輪駆動装置の自動又は手動変速制御装置から成っており、中間伝動装置M102と前部負荷との間に伝動接続を備えるか又はその伝動関係を遮断するために中間軸S101と前部負荷との間にクラッチCL103が配設され、該クラッチCL103はシフトインターフェイスがニュートラルシフト状態である時にニュートラルシフトに代えることができるか、又はニュートラルシフトと共同設置することができる。中間軸S101はクラッチCL102の出力端に連結され、直接後方に延伸するか又は伝動装置を介して後方に延伸し、中間軸S101と出力との間に一定速度比又は非一定速度比で存在する回転速度を与える(それは四輪駆動の後方に延伸する後輪伝動軸に類似する)。中間軸S101と固定フレームとの間には中央制御器CCU101により制御されるブレーキB101が配設されている。
【0013】
直接駆動の前部負荷W101:それは負荷の駆動抵抗を有する1つ又は1つ以上の駆動車輪から成っている。
【0014】
差動混合駆動装置M101:該差動混合駆動装置は3端軸差動ギヤ伝動機構と該3端軸差動ギヤ伝動機構と結合した電気機械M101とから構成され、前記差動ギヤ伝動機構の差動出力軸と差動入力軸は伝動ギヤを介して電気機械U101に連結され、差動ギヤ伝動機構の2つの軸はその一方が駆動側回転動力源P101により駆動される中間伝動軸S101と連結され、そして他方が両側の差動可能な後部負荷W102を駆動するためにクラッチCL104を介して後部差動ギヤボックスGB101の入力軸に結合されており、上記3端軸差動ギヤ伝動機構は遊星歯車列に代えることができ、伝動ギヤも摩擦ホイールに代えることができる。
【0015】
電気機械U101:電気機械の回転子と固定子との間にブレーキB103が配設されており、該ブレーキB103は駆動回路装置D101を介して中央制御器CCU101により制御され、電気機械U101の回転子と固定子の機械的同期インターロックを形成する。前記電気機械U101は交流又は直流のブラシレス又はブラシ付きの電気機械から成り、負荷の減少に対応して回転速度が増大する電気特性を有する直列励磁又は補助複合励磁電気機械によるか、又は交流又は直流のブラシ付き又はブラシレスの電気機械から構成され、駆動負荷の追加のトルクを備えるため駆動回路装置D101の操作制御を介して電流制御(一定電流制御を含む)を行うことができる。
【0016】
駆動回路装置D101:駆動回路装置は電気機械U101とバッテリBT101との間に配設されており、中央制御器CCU101から運転指令を受信し、電気機械U101を発電機として作動させるように制御され、バッテリを充電するか、又はその他の負荷に電力を供給するか、又は電流制御可能な発電出力を備える。
【0017】
中央制御器CCU101:中央制御器オペレータからの指令と共に駆動側回転動力源P101の運転状態に従って、対応する制御指令を駆動回路装置D101に出力する。
【0018】
差動混合駆動装置M101の差動出力軸と後部差動ギヤボックスGB101との間に配設したクラッチCL104の連結側とケーシングとの間には必要によりブレーキB102を配置させることができ、それにより前部負荷を駆動するか、又はエンジンを起動させるか、又は負荷の静止時に発電力を備え、電気機械U101がエンジンにより駆動され、発電機として作動してバッテリに充電するか、又はその他の負荷に電力を供給する。交流電力発電出力機能の場合において、該電気機械U101は永久磁石又はコイル励磁式の可変周波数駆動界磁型電気機械、又はブラシ付き交流電源式電気機械から成る交流発電機能を有する電気機械を使用するよう選択され、その電機子巻線は交流出力用の導電リングと直流出力/入力用の整流子に取付けられ、その交流出力はエンジンの定速制御を通して一定周波数出力又は定周波出力にすることができる。
【0019】
上記の直接駆動負荷と差動分配負荷は1つ又は1つ以上の回転動力源と、1つ又は1つ以上の直接駆動負荷と、1つ又は1つ以上の差動混合駆動装置M101とから構成し、駆動負荷群を順番に直列に結合した大型の複式直列結合構造にすることができる。
【0020】
図1に示した実施例の機能は表1に示され、以下の通りである。
【0021】
F1−A,F1−B,F1−C,F1−D:これらはエンジンが負荷を低速出力で駆動する時の各種装置の運転状況である。
【0022】
F2,F3:これらは電気機械U101がモータとして負荷を駆動するようにバッテリ電力で運転される時の各種装置の運転状況である。
【0023】
F4−A,F4−B:これらは電気機械U101がバッテリ電力でモータとして運転されると共にエンジンと共に負荷を駆動し、それにより出力を加えることにより大出力を有する時の各種装置の運転状況である。
【0024】
F5,F6及びF7:これらは電気機械U101が負荷のフィードバック機械エネルギーにより発電機として運転され、バッテリを充電するか又はエンジン自体の摩擦制動を使用することによりブレーキとして機能する時の各種装置の運転状況である。
【0025】
F8:これは電気機械U101がエンジンによりバッテリを充電する時発電機として駆動されている時の各種装置の運転状況である。この機能には設定時間に自動的に停止させる充電時間の制御を含めることができる。交流発電出力機能の場合において、電気機械U101は永久磁石式又はコイル励磁式の可変周波数駆動界磁型電気機械、又はブラシ付き交流電源式電気機械から成る交流発電機能を有する電気機械を使用するように選定され、その電機子巻線は交流出力用の導電リング又は直流入/出力用の整流器に取付けられ、それによりその交流出力はエンジンの定速制御を介して一定周波数出力又は非一定周波数出力にすることができる。
【0026】
F9:電気機械U101がモータとして運転されそしてバッテリ電力により駆動してエンジンを起動する。
【0027】
F10:ニュートラルすべり走行であって、本装置の全てのクラッチとブレーキがオフ状態であり、低損失のすべり走行を備える。
【0028】
上記各種装置の運転機能は以下の通りである。
【0029】
F1−A:エンジンの燃料バルブCG101が低速から高速までエンジンを駆動するように以下の通り制御される。
【0030】
エンジンは後部負荷を駆動するようにエンジン燃料バルブCG101により制御される駆動側回転動力源P101であり、この時、クラッチCL102とCL104はオン状態であり、クラッチCL103はオフ状態で、ブレーキB101とB102はオフ状態であり、ブレーキB103はオン状態である。
【0031】
エンジンは前部負荷と後部負荷とを同時駆動するようにエンジン燃料バルブCG101により制御される駆動側回転動力源P101であり、この時、クラッチCL102,CL103及びCL104はオン状態であり、ブレーキB101とB102はオフ状態であり、ブレーキB103はオン状態である。
【0032】
エンジンは前部負荷を駆動するようにエンジン燃料バルブCG101により制御される駆動側回転動力源P101であり、この時、クラッチCL102とCL103はオン状態であり、クラッチCL104はオフ状態であり、ブレーキB101,B102及びB103は全てオフ状態である。
【0033】
F1−B:エンジンを低速から高速まで駆動すると同時にバッテリを充電するためエンジン燃料バルブと電気機械U101とを同時に以下の通り制御する。
【0034】
エンジンはエンジン燃料バルブCG101により制御される駆動側回転動力源P101であり、エンジンの回転速度を変速し、同時にバッテリを充電するために電気機械U101を発電機として運転し、かつ後部負荷を駆動させる。この時、クラッチCL103はオフ状態であり、クラッチCL102とCL104はオン状態であり、ブレーキB101,B102及びB103は全てオフ状態である。
【0035】
エンジンはエンジン燃料バルブCG101により制御される駆動側回転動力源P101であり、エンジンの回転速度を変速し、同時にバッテリを充電するために電気機械U101を発電機として運転し、かつ前部負荷と後部負荷とを同時に駆動させる。この時、クラッチCL102,CL103及びCL104はオン状態であり、ブレーキB101,B102及びB103は全てオフ状態である。
【0036】
エンジンはエンジン燃料バルブCG101により制御される駆動側回転動力源P101であり、エンジンの回転速度を変速し、前部負荷を駆動すると共に同時にバッテリを充電させるために電気機械U101を発電機として運転する。この時、クラッチCL104はオフ状態であり、クラッチCL102とCL103はオン状態であり、ブレーキB101とB103はオフ状態であって、ブレーキB102はオン状態である。
【0037】
F1−C:エンジンが速度制御されるか又は一定速度で運転され、電気機械U101からのバッテリ充電電流が負荷に対する出力を変化させるように制御され、その構成は下記の通りである。
【0038】
エンジンは駆動側回転動力源P101であって、エンジンは定速で運転し、電気機械U101を運転してバッテリを充電し、それにより後部負荷を駆動する連結トルクを調整するようにエンジン燃料バルブCG101と速度フィードバック信号とにより制御され、この時に、クラッチCL103はオフ状態であり、クラッチCL102とCL104はオン状態となり、ブレーキB101,B102及びB103は全てオフ状態である。
【0039】
エンジンは駆動側回転動力源P101であって、エンジン速度は前部負荷を駆動し、電気機械U101を運転してバッテリを充電し、それにより後部負荷を駆動する連結トルクを調整するようにエンジン燃料バルブCG101と速度フィードバック信号とにより制御され、この時、クラッチCL102,CL103及びCL104は全てオン状態であり、ブレーキB101,B102及びB103は全てオフ状態である。
【0040】
F1−D:電気機械U101が短絡電流を発生させ、出力軸トルクを制御し、それによりエンジンの回転速度を変化させ、その構成は下記の通りである。
【0041】
エンジンは駆動側回転動力源P101であり、エンジン燃料バルブCG101と速度フィードバック信号はエンジンの回転速度を制御し、同時に発電機として電気機械U101を運転し、その連結トルクを変えるために発生された短絡電流を制御し、それにより前部負荷及び後部負荷に対する伝動力を変化させるように使用され、この時、クラッチCL103はオフ状態であり、クラッチCL102とCL104はオン状態であり、ブレーキB101,B102及びB103は全てオフ状態である。
【0042】
エンジンは駆動側回転動力源P101であり、エンジン燃料バルブCG101と速度フィードバック信号はエンジン速度を制御し、同時に電気機械U101を発電機として作動させ、その連結トルクを変えるために発生させた短絡電流を制御し、それにより前部負荷と後部負荷に対する伝動力を変化させるように使用され、この時、クラッチCL102,CL103,CL104は全てオン状態であり、ブレーキB101とB102はオフ状態である。
【0043】
F2:電気機械U101が後部負荷の回転速度と回転方向とを変えるためにバッテリの電力により駆動され、その構成は下記の通りである。
【0044】
電気機械U101はバッテリからの電力により作動され、後部負荷を駆動する。この時、電気機械U101はモータとして運転され、ブレーキB101はオン状態であって、ブレーキB102とB103はオフ状態である。前部負荷を制御するためのクラッチCL102,CL103はオフ状態であり、そしてクラッチCL104はオン状態である。
【0045】
F3:電気機械U101が前部負荷の回転速度又は回転方向を変えるためにバッテリの電力で駆動され、その構成は下記の通りである。
【0046】
電気機械U101は前部負荷を駆動させるためにバッテリからの電力により作動される。この時、電気機械U101はモータとして運転され、ブレーキB102はオン状態であり、そしてブレーキB101とB103はオフ状態であり、クラッチCL102及びCL104はオフ状態であり、そしてクラッチCL103はオン状態である。
【0047】
F4−A:エンジンが設定速度で運転され、電気機械U101がモータとして運転され、後部負荷を駆動するために追加の出力を備え、その構成は下記の通りである。
【0048】
エンジンは駆動側回転動力源P101であり、エンジンは変速又は定速で運転され、同時に電気機械U101はバッテリにより駆動され、それにより同時に後部負荷を駆動するため追加の出力を備える。この時、クラッチCL103はオフ状態であり、クラッチCL102とCL104はオン状態であり、そしてブレーキB101,B102及びB103は全てオフ状態である。
【0049】
F4−B:エンジンが設定速度で運転され、電気機械U101がモータとして運転され、両者共同で前部負荷と後部負荷を駆動させ、その構成は下記の通りである。
【0050】
エンジンは駆動側回転動力源P101であり、エンジンは変速又は定速で運転され、同時に電気機械U101はバッテリにより駆動され、それにより前部負荷と後部負荷とを同時に駆動する追加の出力を備える。この時、クラッチCL102,CL103とCL104は全てオン状態であり、そしてブレーキB101,B102とB103は全てオフ状態である。
【0051】
F5:電気機械U101が回収した後部負荷の運動エネルギーを使用することによりバッテリを充電する発電機として運転され、その構成は下記の通りである。
【0052】
エンジン速度を減速させるか、又は燃料バルブCG101を閉鎖させ、そして電気機械U101を発電機として運転し、後部負荷の回転機械エネルギーを電力に変換してバッテリを充電するか、又はその他の負荷に電力を供給し、それにより摩擦制動を取得し、そしてエンジンピストンの摩擦制動と共にブレーキの摩擦制動を形成する。この時、ブレーキB101,B102,B103は全てオフ状態であり、クラッチCL103はオフ状態であり、クラッチCL102とCL104はオン状態であり、そしてエンジンは停止され得るか又は低速され得る。
【0053】
電気機械U101は発電機として運転され、後部負荷の回転機械エネルギーを電力に変換してバッテリを充電するか、又はその他の負荷に電力を供給し、それにより摩擦制動を取得する。この時、ブレーキB101はオン状態であり、ブレーキB102とB103はオフ状態であり、クラッチCL102,CL103はオフ状態であり、そしてエンジンは停止又はすべり速度より遅い速度で運転でき、クラッチCL104がオン状態の時にエンジンは運転又は停止状態にすることができる。
【0054】
F6:電気機械U101が回収した前部負荷の運動エネルギーを使用してバッテリに充電するための発電機として運転され、その構成は下記の通りである。
【0055】
エンジン速度を減速させるか、又は燃料バルブを閉鎖させ、そして電気機械U101を発電機として運転し、前部負荷の回転機械エネルギーを電気力に変換してバッテリを充電するか、又はその他の負荷に電力を供給し、それにより摩擦制動を取得し、そしてエンジンピストンの摩擦制動と共にブレーキの摩擦制動を形成する。この時、ブレーキB101とB103はオフ状態であり、B102はオン状態であり、クラッチCL104はオフ状態であり、クラッチCL102とCL103はオン状態であり、そしてエンジンは停止又は低速運転され得る。
【0056】
電気機械U101は発電機として運転され、前部負荷の回転機械エネルギーを電力に変換してバッテリを充電するか、又はその他の負荷に電力を供給し、それにより摩擦制動を取得する。この時、ブレーキB102はオン状態で、ブレーキB101とB103はオフ状態であり、クラッチCL102,CL104はオフ状態で、クラッチCL103はオン状態で、そしてエンジンは停止又はすべり速度より遅い速度で運転でき、クラッチCL102がオフ状態の時にエンジンは運転又は停止状態にすることができる。
【0057】
F7:全ての負荷がエンジンの摩擦制動により制動され、その構成は下記の通りである。
【0058】
エンジン速度を減速させるか、又は燃料バルブを閉鎖させ、発電機を運転させて前部負荷と後部負荷の回転機械エネルギーを摩擦制動に変換し、それによりエンジンピストンの摩擦制動と共にブレーキの摩擦制動を形成する。
【0059】
この時、ブレーキB101,B102,B103は全てオフ状態であり、クラッチCL102,LC103,CL104は全てオン状態となり、そしてエンジンは停止又は低速運転することができる。
【0060】
F8:本装置自体が充電され、その構成は下記の通りである。
【0061】
電気機械U101が駆動側回転動力源P101により駆動されて発電機として運転され、バッテリを充電するか、又はその他の負荷に電力を供給する。この時、エンジンが起動した時にブレーキB101とB103はオフ状態であり、ブレーキB102はオン状態であり、クラッチCL103とCL104はオフ状態であり、クラッチCL102はオン状態であり、更にエンジン充電時間を設定しかつ充電量を制御して自動的に停止させるタイマーを使用することができる。交流出力機能の場合において、電気機械U101は永久磁石式又はコイル励磁式の可変周波数駆動界磁型電気機械、又は交流発電機能を有する電気機械、ブラシ付き交流電源型電気機械から成る交流発電機能を有する電機機械を使用するように選択され、その電機子巻線は交流出力用の伝動リング及び直流入力/出力用の整流器に共に装着されており、交流出力はエンジンの定速制御を介して非一定周波数又は一定周波数で供給することができる。
【0062】
F9:電気機械U101はエンジンを起動するためにモータとして運転され、その構成は下記の通りである。
【0063】
電気機械U101は駆動側回転動力源、即ちエンジンを起動するために使用される。この時、ブレーキB102はオン状態であり、ブレーキB101及びB103はオフ状態であり、前部負荷の中間伝動装置M102と前部負荷の連結クラッチCL103とクラッチCL104はオフ状態であり、クラッチCL102はオン状態である。
【0064】
F10:ニュートラルすべり:それは出力もせず、制動もしない時の本装置のすべり機能であり、その構成は以下の通りである。
【0065】
エンジンは運転又は停止状態にさせることができ、ブレーキB101,B102,B103は全てオフ状態であり、クラッチCL102,CL103,CL104は全てオフ状態である。
【0066】
図1に示した分配式差動混合複合動力装置の実施例は実際の応用時において以下の変形例を含んでいる。
【0067】
図2は図1の第1変形例であり、その変形例はクラッチCL104を除去した実施例を示し、その各種装置の機能を表2に示している。
【0068】
図3は図1の第2変形例であり、その変形例はクラッチCL104とブレーキB102とを除去した実施例を示し、その各種装置の機能を表3に示している。
【0069】
図4は図1の第3変形例であり、その変形例はブレーキB102,B103及びクラッチCL104を除去した実施例を示し、その各種装置の機能を表4に示している。
【0070】
図5は図1の第4変形例であり、その変形例は後部出力の中間軸S101と中間伝動装置M102との間にクラッチCL105を装着した実施例を示し、前部負荷を制御するクラッチCL103は保持されており(又はそのクラッチCL103は中間伝動装置の速度変更軸に取り代えることができる)、その各種装置の機能が表5に示され、そして以下の機能が付加される。
【0071】
F11:エンジンが前部負荷を駆動するために使用され、そして電気機械U101がバッテリから電力を受けて後部負荷を駆動し、両者が独立して関連の負荷を駆動する。この時、ブレーキB101はオン状態であり、ブレーキB102とB103はオフ状態であり、クラッチCL105はオフ状態で、クラッチCL102,CL103,CL104はオン状態である。
【0072】
F12:エンジンが前部負荷を駆動するために使用され、そして電気機械U101がバッテリを充電するための発電機として作動するように使用され、この時、ブレーキB101はオン状態であり、ブレーキB102,B103はオフ状態であり、クラッチCL105はオフ状態であり、クラッチCL102,CL103,CL104はオン状態である。
【0073】
図6は図1の第5変形例であり、その変形例は後部出力の中間軸S101と中間伝動装置M102との間にクラッチCL105を装着し、クラッチCL104を除去した実施例を示し、その各種装置の機能を表6に示している。
【0074】
図7は図1の第6変形例を示し、その変形例は後部出力の中間軸S101と中間伝動装置M102との間にクラッチCL105を装着し、クラッチCL104とブレーキB102を除去した実施例を示し、その各種装置の機能を表7に示している。
【0075】
図8は図1の第7変形例を示し、その変形例はクラッチCL105を増設し、クラッチCL104とブレーキB102及びB103とを除去した実施例を示し、その各種装置の機能を表8に示している。
【0076】
以上列挙した各変形例は参考のみで、実際の応用例は性能条件に応じて、本発明の構成を変えずに、後部負荷と前部負荷とを分配式差動混合して、負荷に対して複合駆動する制御部材を選択して本装置を構成する。
【0077】
本発明の装置を車輌に応用した図1〜8の実施例中において、前部負荷と後部負荷との間の角移動関係及び伝動速度比と車輪外径の差異とから生じる駆動側動力源は次の通りにすることができる。即ち2つの負荷の角移動速度及び駆動側動力源は車輪系の比例関係によって作動されるか、又は2つの負荷間の角移動関係によって作動され、駆動側回転動力源による作動は車輪系の比例関係によって作動されず(例えば路面のすべり走行)、特に後部負荷の角移動と駆動側回転動力源との間の関係又は前部負荷と後部負荷との間の関係は車輪系の比例関係によっては作動されず、電気機械U101による差動調節を介して作動される。
【0078】
電気機械U101の差動調節は電気エネルギーを入力してモータとして機能する能動調節又は電気エネルギーを出力して発電機として機能する受動調節とを含む。
【0079】
上記前部負荷と後部負荷の駆動車輌の応用例において、前部負荷は前輪又は後輪のいずれか一方にすることができ、後部負荷はこの定義に合わせて前輪又は後輪のいずれか他方にすることができる。
【0080】
分配式差動混合複合動力装置は各構成部材の差動駆動構造において非常に多くの操作機能を有し、従って実際の応用例において、それは必要に応じて全ての機能又は一部分の機能を有するように構成させることができる。
【0081】
以上の説明から、本発明の分配式差動混合複合動力装置は車輌、船舶又はその他の固定式複合駆動力源に応用できる。上記の各実施例は本発明の分配式差動混合複合動力装置の各種の応用形態を示したもので、実際の応用例においては、出力機能用の周辺の構成部材は必要な装置に適宜マッチさせるように必要に応じて選択され得る。
【0082】
【表1】
Figure 0003650473
【0083】
【表2】
Figure 0003650473
【0084】
【表3】
Figure 0003650473
【0085】
【表4】
Figure 0003650473
【0086】
【表5】
Figure 0003650473
【0087】
【表6】
Figure 0003650473
【0088】
【表7】
Figure 0003650473
【0089】
【表8】
Figure 0003650473

【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の概略説明図である。
【図2】 図1の装置の第1変形例の概略説明図である。
【図3】 図1の装置の第2変形例の概略説明図である。
【図4】 図1の装置の第3変形例の概略説明図である。
【図5】 図1の装置の第4変形例の概略説明図である。
【図6】 図1の装置の第5変形例の概略説明図である。
【図7】 図1の装置の第6変形例の概略説明図である。
【図8】 図1の装置の第7変形例の概略説明図である。
【符号の説明】
B101,B102,B103 ブレーキ
BT101 バッテリ
CCU101 中央制御器
CG101 燃料バルブ
CL102,CL104,CL104,CL105 クラッチ
D101 駆動回路装置
GB101 後部作動ギヤボックス
M101 差動混合駆動装置
M102 中間伝動装置
P101 駆動側回転動力源
S101 中間軸
S102 回転出力軸
SD101 速度センサ
U101 電気機械
W101,W102 負荷

Claims (22)

  1. 回転駆動に用いるための差動混合の複合動力分配装置であって、
    前部負荷を駆動するためにその回転出力軸を前部負荷に連結させると共に両側の後部負荷を差動的に駆動させるために差動混合駆動装置の入力軸に連結させた回転動力源から成り、
    差動混合駆動装置を差動ギヤ伝動機構に連結された電気機械から構成し、
    更に、電気機械の回転子と固定子との間に設けたブレーキを含み、入力電流が付加されそして電気機械がモータとして使用された時にモータ駆動機能を発生させるか、又は電気機械が発電機として使用された時に出力電流を介して変速結合機能を発生させるように前記ブレーキを制御する駆動回路装置を備え、電気機械を回転動力源の起動のために使用可能であると共に回転動力源が前部負荷と後部負荷の主動力源になっている時に動力回生制動としても使用可能であり、バッテリに充電するため電気機械をバッテリに連結させ、該バッテリ充電時に、その充電電流を制御することにより後部負荷との間の速度差を調整可能にし、
    回転動力源を一定速度で駆動可能にすると共に運転効率を増大しかつ汚染を減少し得る部分的に調整可能な速度で駆動可能にし、差動混合駆動装置を通して発生させた差動速度出力の一部分を負荷を駆動するのに使用可能にし、その出力の残りを電気機械の発電機能を介してバッテリを充電するのに使用可能とした複合動力分配装置。
  2. 先ず前部負荷に供給し、次に後部負荷を駆動するために差動混合駆動装置(M101)の入力端に伝達する出力を有する駆動側回転動力源(P101)から成り、
    駆動側回転動力源(P101)にはクラッチ(CL102)を介して中間伝動装置(M102)に連結させた回転出力軸(S102)と、中央制御器(CCU101)に回転動力源の速度信号を伝送する速度センサ(SD101)と、回転動力源の速度を変える機能と回転動力源を一定速度に保持する機能を行うように中央制御器(CCU101)により制御される燃料バルブ(CG101)とを設け、
    中間伝動装置(M102)を前部負荷のみを単独で駆動するか又は両負荷を駆動する変速制御装置から構成し、
    クラッチ(CL102)の出力端に中間軸(S101)を連結させ、
    中央制御器(CCU101)により制御されるブレーキ(B101)を中間軸(S101)と固定ケーシングとの間に設置させ、
    差動混合駆動装置(M101)はバッテリ(BT101)に連結されかつ差動ギヤ伝動機構に連結された電気機械(U101)を含み、該差動ギヤ伝動機構は中間軸(S101)に連結されて駆動側回転動力源により駆動されるとともに、後部負荷を駆動するためクラッチ(CL104)を介して後部差動ギヤボックス(GB101)の入力軸にも連結され、
    駆動回路装置(D101)を電気機械(U101)とバッテリ(BT101)との間に設置させ、中央制御器(CCU101)の運転指令により、少なくとも前部負荷を駆動する機能と、回転動力源を起動する機能と、負荷の静止状態において電力を発生させる機能とを行うように電気機械(U101)を制御するために前記駆動回路装置(D101)を中央制御器に接続させ、バッテリを充電しかつそこに連結された他の負荷に動力を供給するために負荷の静止時に発電機として機能するように電気機械(U101)を回転動力源により駆動可能にした差動混合複合動力分配装置。
  3. 回転子の回転速度が回転子上の負荷の減少に対応して増大するように電気機械を配設した請求項2に記載の複合動力分配装置。
  4. 負荷にトルクを追加させるため電気機械を駆動回路装置(D101)により制御可能にした請求項2に記載の複合動力分配装置。
  5. 電気機械の回転子と固定子との間に中央制御器(CCU101)により制御されるように構成したブレーキ(B103)を配設し、電気機械(U101)の回転子と固定子のための直接機械的同期インターロックを備えた請求項2に記載の複合動力分配装置。
  6. 差動混合駆動装置(M101)の差動出力軸と後部差動ギヤボックス(GB101)との間に配設したブレーキ(B102)を設けた請求項5に記載の複合動力分配装置。
  7. ブレーキ(B102)と後部負荷との間に配置したクラッチ(CL104)を設けた請求項6に記載の複合動力分配装置。
  8. 中間伝動装置(M102)と前部負荷との間に配置させたクラッチ(CL103)を設けた請求項5に記載の複合動力分配装置。
  9. 差動混合駆動装置(M101)の差動出力軸と後部差動ギヤボックス(GB101)との間に配置したブレーキ(B102)を備えた請求項8に記載の複合動力分配装置。
  10. ブレーキ(B102)と後部負荷との間に配置したクラッチ(CL104)を備えた請求項9に記載の複合動力分配装置。
  11. 中央制御器には、
    回転動力源を低速から高速まで駆動させるために回転動力源の燃料バルブを制御する手段と、
    回転動力源を低速から高速まで駆動させると同時にバッテリを充電するように回転動力源の燃料バルブと電気機械とを同時に制御する手段と、
    回転出力軸のトルクを制御するための動力を電気機械により発生させることにより回転動力源を変速させる手段と、
    後部負荷の回転方向を変えるために電気機械をバッテリにより作動させる手段と、
    前部負荷の回転速度又は回転方向を変えるため電気機械をバッテリにより作動させる手段と、
    電気機械がモータとして運転している時に後部負荷を駆動させるために追加の動力を備えるように回転動力源を設定速度で運転する手段と、
    後部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    前部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    回転動力源の摩擦制動により全負荷を制動させる手段と、
    バッテリを充電する発電機として機能させるためかつそこに連結された別の負荷に電力を供給するために電気機械を回転動力源により駆動させる手段と、
    を備えた請求項10に記載の複合動力分配装置。
  12. 中央制御器には
    回転動力源を低速から高速まで駆動させるため回転動力源燃料バルブを制御する手段と、
    回転動力源を低速から高速まで駆動させると同時にバッテリを充電するため回転動力源の燃料バルブと電気機械を同時に制御する手段と、
    電気機械に回転出力軸のトルクを制御する動力を発生させることにより回転動力源を変速させる手段と、
    後部負荷の回転方向を変えるためにバッテリからの動力により電気機械を作動させる手段と、
    電気機械がモータとして運転している時に後部負荷を駆動させるために追加の動力を供給するように回転動力源を設定速度で運転する手段と、
    後部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    回転動力源の摩擦制動により全ての負荷を制動する手段と、
    バッテリを充電するための発電機として機能させるためかつそこに連結された追加の負荷に電力を供給させるために電気機械を回転動力源により駆動させる手段と、
    を備えた請求項9に記載の複合動力分配装置。
  13. 中央制御器には
    回転動力源を低速から高速まで駆動させるため回転動力源の燃料バルブを制御する手段と、
    回転動力源を低速から高速まで駆動させると同時にバッテリを充電するため回転動力源の燃料バルブと電気機械とを同時に制御する手段と、
    電気機械に回転出力軸のトルクを制御する動力を発生させることにより回転動力源を変速させる手段と、
    後部負荷の回転方向を変えるためバッテリからの動力により電気機械を作動させる手段と、
    電気機械がモータとして運転している時に後部負荷を駆動させるための追加の動力を供給するために回転動力源を設定速度で運転する手段と、
    後部負荷から回収した運動エネルギーを使用して、バッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    回転動力源の摩擦制動により全ての負荷を制動する手段と、
    バッテリを充電するための発電機として機能させるためにかつそこに連結されている追加の負荷に電力を供給させるために電気機械を回転動力源により駆動させる手段と、
    を備えた請求項8に記載の複合動力分配装置。
  14. 中央制御器には
    回転動力源を低速から高速まで駆動させるため回転動力源の燃料バルブを制御する手段と、
    回転動力源を低速から高速まで駆動させると同時にバッテリを充電するために回転動力源の燃料バルブと電気機械とを同時に制御する手段と、
    電気機械に回転出力軸のトルクを制御する動力を発生させることにより回転動力源を変速させる手段と、
    後部負荷の回転方向を変えるために電気機械をバッテリから電力により作動させる手段と、
    電気機械がモータとして運転する時に後部負荷を駆動させるために追加の動力を供給させるように回転動力源を設定速度で運転する手段と、
    後部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    前部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するため電気機械を発電機として運転する手段と、
    回転動力源の摩擦制動により全負荷を制動させる手段と、
    バッテリを充電するための発電機として機能させると共にそこに連結された追加の負荷に電力を供給するために電気機械を回転動力源により駆動させる手段と、
    を備えた請求項7に記載の複合動力分配装置。
  15. 中間伝動装置(M102)と中間軸(S101)の後部出力側との間にクラッチ(CL105)を備え、中央制御器(CCU101)には
    回転動力源を低速から高速まで駆動させるために回転動力源の燃料バルブを制御する手段と、
    回転動力源を低速から高速まで駆動すると同時にバッテリを充電するために回転動力源の燃料バルブと電気機械とを同時に制御する手段と、
    電気機械に回転出力軸のトルクを制御する動力を発生させることにより回転動力源を変速させる手段と、
    後部負荷の回転方向を変えるためにバッテリからの電力により電気機械を作動させる手段と、
    前部負荷の回転方向又は回転速度を変えるためにバッテリからの電力により電気機械を作動させる手段と、
    電気機械がモータとして運転している時に後部負荷を駆動するために追加の動力を供給するように回転動力源を設定速度で運転する手段と、
    後部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    前部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    回転動力源の摩擦制動によって全ての負荷を制動させる手段と、
    バッテリを充電する発電機として機能させると共にそこに連結された追加の負荷に電力を供給するために電気機械を回転動力源により駆動させる手段と、
    前部負荷を駆動するように回転動力源を運転しそして後部負荷を駆動するように電気機械を別個に運転する手段と、
    前部負荷を駆動するように回転動力源を運転しそしてバッテリを充電するように電気機械を回転動力源により作動させる手段と、
    を備えた請求項7に記載の複合動力分配装置。
  16. 中間伝動装置(M102)と中間軸(S101)の後部出力側との間にクラッチ(CL105)を備え、中央制御器には
    回転動力源を低速から高速まで駆動するために回転動力源の燃油料バルブを制御する手段と、
    回転動力源を同時に制御してエンジンを低速から高速まで駆動すると同時にバッテリを充電するために回転動力源の燃料バルブと電気機械とを同時に制御する手段と、
    電気機械に回転出力軸のトルクを制御する動力を発生させて回転動力源を変速させる手段と、
    後部負荷の回転方向を変えるためにバッテリからの電力により電気機械を作動させる手段と、
    前部負荷の回転方向と回転速度を変えるためにバッテリからの電力により電気機械を作動させる手段と、
    電気機械がモータとして運転している時に後部負荷を駆動させるための追加の動力を供給するために回転動力源を設定速度で運転する手段と、
    後部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    回転動力源の摩擦制動により全ての負荷を制動させる手段と、
    バッテリを充電する発電機として機能させるためかつそこに連結された追加の負荷に電力を供給するために電気機械を回転動力源により作動させる手段と、
    前部負荷を駆動するように回転動力源を運転し、そして後部負荷を駆動するように電気機械を別個に運転する手段と、
    前部負荷を駆動するように回転動力源を運転し、そしてバッテリを充電するために電気機械を回転動力源により駆動させる手段と、
    を備えた請求項6に記載の複合動力分配装置。
  17. 中間伝動装置(M102)と中間軸(S101)の後部出力側との間にクラッチ(CL105)を備え、中央制御器には
    回転動力源を低速から高速まで駆動させるために回転動力源の燃料バルブを制御する手段と、
    回転動力源を低速から高速まで駆動すると共にバッテリを充電するために回転動力源の燃料バルブと電気機械とを同時に制御する手段と、
    電気機械に回転出力軸のトルクを制御する動力を発生させて回転動力源を変速させる手段と、
    後部負荷の回転方向を変えるためにバッテリからの電力により電気機械を作動させる手段と、
    前部負荷の回転方向と回転速度を変えるためにバッテリからの電力により電気機械を作動させる手段と、
    電気機械がモータとして運転している時に後部負荷を駆動させるために追加の動力を供給するために回転動力源を設定速度で運転する手段と、
    後部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    回転動力源の摩擦制動により全ての負荷を制動させる手段と、
    バッテリを充電する発電機として機能させるためにかつそこに連結させた追加の負荷に電力を供給するために電気機械を回転動力源により駆動させる手段と、
    前部負荷を駆動するように回転動力源を運転し、そして後部負荷を駆動するように電気機械を別個に運転する手段と、
    前部負荷を駆動するように回転動力源を運転し、そしてバッテリを充電するように電気機械を回転動力源により駆動させる手段と、
    を備えた請求項8に記載の複合動力分配装置。
  18. 中間伝動装置と前部負荷との間にクラッチ(CL103)を設け、中間伝動装置と中間軸の後部出力側との間にクラッチ(CL105)を配設し、中央制御器には
    回転動力源を低速から高速まで駆動させるために回転動力源の燃料バルブを制御する手段と、
    回転動力源を低速から高速まで駆動すると共にバッテリを充電するために回転動力源の燃料バルブと電気機械とを同時に制御する手段と、
    電気機械に回転出力軸のトルクを制御する動力を発生させて回転動力源を変速させる手段と、
    後部負荷の回転方向を変えるためにバッテリからの電力により電気機械を作動させる手段と、
    前部負荷の回転方向と回転速度を変えるためにバッテリの電力により電気機械を作動させる手段と、
    電気機械をモータとして運転している時に後部負荷を駆動させるための追加の動力を供給するために回転動力源を設定速度で運転する手段と、
    後部負荷から回収した運動エネルギーを使用してバッテリを充電するために電気機械を発電機として運転する手段と、
    回転動力源の摩擦制動により全ての負荷を制動させる手段と、
    バッテリを充電するための発電機として機能させるためにかつそこに連結された追加の負荷に電力を供給するために電気機械を回転動力源により駆動させる手段と、
    前部負荷を駆動させるように回転動力源を運転し、そして後部負荷を駆動させるように電気機械を別個に運転する手段と、
    前部負荷を駆動するように回転動力源を運転し、そしてバッテリを充電するために電気機械を回転動力源により駆動する手段と、
    を備えた請求項2に記載の複合動力分配装置。
  19. 前部負荷及び後部負荷が車輪であって、前部負荷と後部負荷との関係が車輪系の比例関係によって作動するように設定されず、電気機械(U101)による差動調整を介して作動するように設定されている請求項2に記載の複合動力分配装置。
  20. 電気機械(U101)の差動調整は電気機械がモータとして運転している時に入力の能動調整(Active adjustment)を備え、電気機械が発電機として運転している時には出力の受動調整(Passive adjustment)を備える請求項19に記載の複合動力分配装置。
  21. 前部負荷が車輌の前輪と後輪のいずれか一方であり、そして後部負荷が車輌の前輪と後輪のいずれか他方である請求項2に記載の複合動力分配装置。
  22. 差動ギヤ伝動機構には差動出力軸と、伝動ギヤを通して電気機械に連結した差動入力軸とを備え、差動ギヤ伝動機構のその2つの軸は回転動力源により駆動される中間軸と後部負荷の両側を差動させるためクラッチを介して後部差動ギヤボックスの入力軸とにそれぞれ連結させた請求項2に記載の複合動力分配装置。
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