JPH09321764A - 交換装置 - Google Patents

交換装置

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JPH09321764A
JPH09321764A JP13186496A JP13186496A JPH09321764A JP H09321764 A JPH09321764 A JP H09321764A JP 13186496 A JP13186496 A JP 13186496A JP 13186496 A JP13186496 A JP 13186496A JP H09321764 A JPH09321764 A JP H09321764A
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JP
Japan
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wavelength
transmission
optical
signal
input
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JP13186496A
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Hiroshi Mashita
博志 真下
Toru Nakada
透 中田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ATMスイッチで、の可変波長送信部の障
害が、交換装置全体に波及することを防止する。 【解決手段】 N個の入力信号を入力するN個の入力端
と、N個の信号を出力するNの出力端を有する交換装置
において、入力端からの電気信号を一時記憶するバッフ
ァ手段と、バッファ手段からの電気信号をN個の送信波
長の光信号に変換する可変波長送信手段と、特定の光信
号のみを受信し電気信号に変換して出力端から出力する
固定波長受信手段とからなる組をN組有すると共に、可
変波長送信手段からの光信号を固定波長受信手段に入射
させる光導波手段と、可変波長送信手段の送信波長を複
数の巡回パターンの中から選択される巡回パターンに従
って制御する巡回パターン制御手段と、バッファ手段か
らの読み出しを制御するバッファ制御手段と、可変波長
送信手段の送信状態を監視し送信状態に応じて巡回パタ
ーンを切り替え制御する送信状態監視手段とから構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の入力信号を
所望の出力端子に切り換え交換する交換装置に関し、特
に波長分割多重受動スター型光ATMスイッチを用いた
交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、端末間でデータ通信を行なう方法
として、端末からパケットを送信し、端末を接続する交
換装置がパケットの宛先アドレスを検知して、宛先の端
末に接続して通信を行なうパケット交換ネットワーク及
び通信方式が、各種検討されてきている。特にATM
(Asynchronous Transfer Mode)交換・通信方式は次世
代交換・通信方式として標準化作業が進められており、
既にATMスイッチなどのLSIが開発されている。A
TMスイッチLSIは、セルと呼ばれる固定長のパケッ
ト単位に交換できるスイッチであり、現在開発されてい
るものは1ポートあたり156Mbpsの信号に対応し
た4×4又は8×8等のスイッチである。それらを多段
接続することで全体で数ギガbpsの交換容量が得られ
る。しかしながら、このような電気信号による交換方式
又は通信方式は伝送速度に制限があるため、かかる高速
度の交換を電気信号交換装置で達成することは困難であ
り、さらに大容量化を行うためには光信号による交換方
式が必要になる。
【0003】図10は、Bell Communications Research
により提案された波長分割多重受動スター型光ATMス
イッチと呼ばれる光信号による交換方式を用いたスイッ
チであり、任意の波長の光信号を送信できるチューナブ
ルレーザダイオード(TLD)を用いた8個の可変波長
送信部と、特定の固定波長の光信号を透過する光フィル
タを用いた8個の受信部からなる入力端数8、出力端数
8の交換装置の例を示している。
【0004】図10において、符号1001〜1008
はデコーダであり、入力されるセルのセルヘッド部のア
ドレス部を読み取り、このセルを出力するべき出力端を
制御部1051に指示する。符号1011〜1018は
FIFO(First In First Out)であり、入力されたセ
ルを一時記憶し、制御部1051からの制御によって、
入力された順番に可変波長送信部に出力する。符号10
21〜1028は可変波長送信部であり、FIFO10
11〜1018から出力されたセル信号を、制御部10
51内の波長制御部1053の制御により、所定の波長
の光信号に変換して、スターカプラ1050に出射す
る。符号1050はスターカプラであり、8個の可変波
長送信部から出射された全ての波長の光を合流し8個の
フィルタに出射する機能を有している。符号1031〜
1038は光フィルタであり、それぞれ固定の波長の光
信号のみを透過し、他の波長の光信号を遮断する機能を
有している。各光フィルタ1031〜1038の透過波
長は、フィルタ1031がλ1、フィルタ1032がλ
2、フィルタ1033がλ3、フィルタ1034がλ
4、フィルタ1035がλ5、フィルタ1036がλ
6、フィルタ1037がλ7、フィルタ1038がλ8
に設定されている。
【0005】また、符号1041〜1048は光受信部
であり、フィルタ1031〜1038を透過してきた所
定の波長の光信号をフォトダイオードを用いて電気信号
に変換し、セル同期をとって出力端に出力する機能を有
している。光受信部1041〜1048内に設けられた
セル同期部は必ずしも光受信部にあるわけではなく、出
力端に伝送路を介して接続された端末内にある場合もあ
るが、ここでは光受信部内にあるものとして説明する。
符号1051はこの交換装置の交換動作の制御を行なう
制御部であり、アービトレーション制御部1052と、
波長制御部1053から構成されている。アービトレー
ション制御部1052は、各入力端IN1〜IN8に入
力されるセルの出力競合の調停制御を、入力セルの出力
するべき出力端毎に、各デコーダ1001〜1008か
ら出力されてくる指示に基づいて行なう。このアービト
レーション(調停)の結果をアービトレーション制御部
1052は波長制御部1053に指示する。波長制御部
1053はアービトレーション制御部1052からの指
示に基づいて、各可変波長送信部1021〜1028の
送信波長を制御する。
【0006】本従来例においては、8個の光フィルタ1
031〜1038は透過する光信号の波長が異なる如く
設定されている為、各受信部1041〜1048に入射
する光信号の波長はそれぞれ異なり、独自のものであ
る。従って、各可変波長送信部1021〜1028の送
信波長を変更する事によって、出力するべき出力端を変
更するルーティング機能を実現することが出来る。
【0007】今仮に、各入力端から同時に入力したセル
1〜セル8の宛先が全て出力端OUT1であった場合
は、次のように動作する。まず各デコーダ1001〜1
008において、セルのアドレス部を読み取り、そのセ
ルを出力するべき出力端を制御部に指示する。各セルは
FIFO1011〜1018に一時記憶され、制御部1
051からの読み出し指示を待つ。アービトレーション
制御部1052は、各デコーダ1001〜1008から
指示された出力端が全て同じなので、各セルが衝突しな
いように、例えば入力端IN1から入力したセル1を最
初に出力端OUT1へ接続し、続いてIN2から入力し
たセル2を出力端OUT1へ接続し、続いてIN3・・
・IN8からのセル3〜セル8を接続するように決め、
波長制御部1053へ通知する。波長制御部1053は
可変波長送信部1021の送信波長をλ1に設定し、1
022〜1028はλ1以外のそれぞれ異なる波長(例
えば1022はλ2、1023はλ3、・・・、102
8はλ8)に設定する。アービトレーション制御部10
52は各可変波長送信部1021〜1028の送信波長
が設定されると、FIFO1011に対し先に入力した
セル1を読み出すように指示する。FIFO1011か
ら出力されたセル1は、波長制御部1051の制御によ
り、波長λ1の光信号に変換されて、スターカプラ10
50に出射する。FIFO1012〜1018からは空
セル(ヘッダのみが記載されたセル)が読み出されるよ
うに制御され、波長λ2〜λ8の光信号に変換されて、
スターカプラ1050に出射する。各可変波長送信部1
021〜1028から出射されたセルは、スターカプラ
1050を通って、各光フィルタ1031〜1038に
入射する。可変波長送信部1021から出力された波長
λ1のセル1は、光フィルタ1031を透過して、光受
信部1041で受信される。他の空セルは光フィルタ1
032〜1038に入射して各光受信部1042〜10
48で受信される。
【0008】次に、波長制御部1053は可変波長送信
部1022の送信波長をλ1に設定し、その他の可変波
長送信部は波長λ1以外の異なる波長に設定する。送信
波長が設定されると、FIFO1012から先に入力し
たセル2が読み出され、その他のFIFOからは空セル
が読み出される。それぞれのセルは設定された波長の光
信号に変換され、スターカプラ1050に出射されて各
光フィルタ1031〜1038に入射する。可変波長送
信部1022から出力されたセル2は、光フィルタ10
31を透過して、光受信部1041で受信される。その
他の空セルは他の受信部で受信される。同様に、可変波
長送信部の送信波長を順次変更し、各可変波長送信部の
波長がλ1になったときにFIFOから入力したセルを
読み出すことで、光受信部1041には入力端IN1〜
IN8から入力したセル1〜セル8が順次受信される。
光受信部1041は光信号を電気信号に変換し、各セル
のヘッダ部によりセル同期をとり、誤り訂正などを行っ
て出力端OUT1へ送出する。このような動作により、
セル単位に送信波長を変更しつつ所望の出力端に送出す
る交換が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記光ATMスイッチ
の光受信部では、連続して入力するATMセル流の同期
をとるため、セルのヘッダ部の誤り訂正機能によりセル
同期を行う。誤り訂正は1ビットまで可能であるが、そ
れ以上の誤りに対しては訂正ができないため、誤り訂正
不可能なセルの廃棄を行う。このセルヘッダ部の誤り発
生が数セル連続して生じた場合は、同期はずれと判断し
て、新たに同期獲得動作にはいる。この連続誤り発生に
よる同期はずれまでのセル数を前方保護段数と呼び、例
えば7段程度とられる。同期獲得動作時に数セル連続し
て正しいセルヘッダが検出された場合は、同期状態には
いる。この同期はずれ状態から同期状態までの連続した
正しいセル数を後方保護段数と呼び、例えば6段程度が
とられている。このようなセル同期において、次のよう
な問題が発生する。仮に、ある1つの可変波長送信部が
光出力の低下や波長変動などの障害状態になったとす
る。障害状態になった可変波長送信部からの信号は各光
受信部では受信できなくなり、セル流に欠落が生じる。
前述のように前方保護段数が7段あるが、障害状態にな
った可変波長送信部から7つ以上連続して同じ宛先のセ
ルが送出された場合には、宛先の受信部においてそのセ
ルが受信できなく、同期はずれが発生する。また、障害
状態になった可変波長送信部から送出すべきセルが無く
空セルのヘッド部がない場合にも、空セルを波長制御部
により指示された波長で送信し、空セルを受信した受信
部ではその空セルのヘッダを検出して同期を維持しなけ
ればならないが、障害により空セルが受信できなくなる
ため、全ての受信部で同期はずれが発生する可能性があ
る。このように、従来の光ATMスイッチでは、1つの
可変波長送信部の障害が、交換装置全体に波及するとい
う問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来例の
波長分割多重受動スター型光ATMスイッチにおいて、
障害が発生した光送信器と対向する受信器に信号が伝送
されないように構成された波長制御テーブルに切り換え
ることで上記問題点を解決した。
【0011】具体的には、入力端から入力された電気信
号を一時記憶するためのバッファ手段と、バッファ手段
から出力される電気信号をN個の送信波長の内の、所望
の波長の光信号に変換する可変波長送信手段と、所定の
波長の光信号のみを受信し、電気信号に変換して出力端
から出力する固定波長受信手段からなる組をN組有する
と共に、前記N個の可変波長送信手段から送信されるN
個の光信号を全ての固定波長受信手段に入射させるため
の光導波手段と、前記N個の可変波長送信手段の送信波
長を、複数の巡回パターンの中から選択された巡回パタ
ーンに従って制御する巡回パターン制御手段と、入力信
号を送信する可変波長送信手段の送信波長が、入力信号
が出力されるべき出力端に対応した固定波長受信手段の
受信波長に一致するまで、伝送すべき信号のバッファ手
段からの読み出しを制御するバッファ制御手段と、前記
N個の可変波長送信手段の送信状態を監視し、前記送信
状態に応じて前記巡回パターンを切り替え制御するため
の送信状態監視手段から交換装置を構成する。
【0012】もしくは、入力端から入力された電気信号
を一時記憶するためのバッファ手段と、バッファ手段か
ら出力される電気信号をN個の送信波長の内の所定の波
長の光信号に変換する固定波長送信手段と、N個の送信
波長の内の所望の波長の光信号を受信し、電気信号に変
換して出力端から出力する可変波長受信手段からなる組
をN組有すると共に、前記N個の固定波長送信手段から
送信されるN個の光信号を全ての可変波長受信手段に入
射させるための光導波手段と、前記N個の可変波長受信
手段の受信波長を、複数の巡回パターンの中から選択さ
れた巡回パターンに従って制御する巡回パターン制御手
段と、入力信号が出力されるべき出力端に対応した可変
波長受信手段の受信波長が、伝送すべき信号のバッファ
手段に接続された固定波長送信手段の送信波長に一致す
るまで、伝送すべき信号のバッファ手段からの読み出し
を制御するバッファ制御手段と、前記N個の可変波長送
信手段の送信状態を監視し、前記送信状態に応じて前記
巡回パターンを切り替え制御するための送信状態監視手
段から交換装置を構成する。さらに、前記巡回パターン
制御手段は、前記送信状態監視手段が監視しているN個
の可変波長送信手段の少なくとも1つが障害、あるいは
悪化と判断したとき、巡回パターンを変更するように制
御する。こうして、1つの可変波長送信手段あるいは固
定波長送信手段の障害が、交換装置全体に波及すること
を防いでいる。
【0013】また、前記巡回パターンは、障害が発生し
た可変波長送信手段毎に割り当てられた不使用波長は全
ての可変波長送信手段で使用しない、または、障害が発
生した固定波長送信手段毎に割り当てられた不使用波長
は全ての可変波長受信手段で使用しないように設定され
た巡回パターンを使用することで、送受信が分離した構
成での受信側での障害箇所を特定している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】[第1の実施形態]図1は、本発明の交換
装置の第1実施形態の構成図であり、8個の可変波長送
信手段と8個の固定波長受信手段からなる入力端数8、
出力端数8の交換装置の構成例を示している。図1にお
いて、111〜118は入力データを一時記憶するため
のバッファ手段であり、宛先の出力端OUT1〜OUT
8ごとに各複数セル分のデータを記憶する記憶領域が分
けられている。121〜128は入力信号を任意の波長
の光信号に変換して出力する可変波長光送信器であり、
例えばDFBレーザやDBRレーザ等の可変波長LD
(レーザダイオード)や、その可変波長LDを変調する
ための駆動回路、および波長安定化回路などから構成さ
れ、可変波長LDの波長可変端子に電流を注入すること
により発光波長を可変できるものである。8個の光送信
器内の可変波長LDをそれぞれLD1〜LD8とし、お
のおのλ0〜λ8を送信するように設定する。131〜
138はそれぞれ異なる特定の固定波長の光信号を透過
する光フィルタであり、例えばファイバファブリペロー
フィルタやDFBレーザフィルタ等のフィルタが使用で
きる。本実施形態において光フィルタ131〜138
は、それぞれ波長λ1、λ2、・・・、λ8の光信号だ
けを透過し、他の波長の光信号を遮断するものとする。
【0016】また、141〜148はpinーPDやA
PD(Avalanche Photo Diode)を搭載した光受信器で
あり、光信号を電気信号に変換し、さらにATMセル流
のヘッダを検出してセル同期を行う。セル同期は通常は
出力端に伝送路を介して接続された端末において行われ
るが、説明の都合上、光受信器内で行われるものとす
る。151は8×8のスターカプラである。152はバ
ッファ111〜118へ入力した信号を一時蓄積させ、
任意の時間に出力させるように制御するためのバッファ
制御部である。バッファ制御部152は各送信器121
〜128が正常時は送信状態監視部154の信号によ
り、図6のバッファ制御テーブルを選択し、巡回パター
ン制御部153内のROMカウンタ503からのアドレ
スにより、図6のバッファ制御テーブルから各バッファ
111〜118に対応するバッファ読みだしアドレスが
供給される。
【0017】巡回パターン制御部153はクロック発生
回路、フレーム生成部、カウンタ、複数の波長制御テー
ブル、セレクタ及び駆動制御部から構成されており、送
信状態監視部154からの信号によって複数の波長制御
テーブルの中から所望の波長制御テーブルを選択する。
そして選択した波長制御テーブルとアドレスにより求ま
る波長に従って可変波長光送信器121〜128の各波
長可変端子に電流を注入し、任意の波長の光信号を送出
させるように制御する。154は各光送信器の障害など
の状態を検出するための送信状態監視部であり、例えば
可変波長LD(レーザダイオード)のバイアス電流値、
発光パワー、発光波長などを検出して監視したり、温度
制御回路の温度を監視したりして、本交換装置のパワー
オン時の各データ又は生産出荷時の各データを記憶した
初期値との差が許容範囲を越えた場合に障害と判断し、
障害発生時に波長制御テーブルを変更する信号を巡回パ
ターン制御部153に出力する。
【0018】図2は、本発明の交換装置を用いたネット
ワークの構成例であり、201〜208はATM通信ボ
ードを搭載した端末であり、ATMセルを電気信号で送
出し、ATMセルで電気信号を入力して信号処理する。
また、210は本発明の交換装置であり、上述の図1に
示す構成を備えている。
【0019】図4は、巡回パターン制御部153内で正
常時に選択される現用テーブルである波長制御テーブル
504で指示するLD1〜LD8の発光波長λ1〜λ8
を各アドレス毎に示すテーブルであり、巡回パターン制
御部153のROMカウンタからのアドレス0〜7によ
り順次読みだされる。図中、LD1〜LD8は光送信器
121〜128の可変波長LDのそれぞれ対応する発光
波長を示している。
【0020】図5は巡回パターン制御部153の内部構
成を示す。図において、501はクロック発生回路であ
り、例えば156MHzや2、5GHz等の入力信号の
伝送速度に対応したクロックを発生させる。又は外部か
ら入力される同期信号に同期したクロックとしてもよ
い。502は波長遷移時間を決めるフレーム生成部であ
る。503は波長制御テーブル及びバッファ制御テーブ
ルの読みだしアドレスを決めるROMカウンタであり、
フレーム生成部502のフレーム信号毎にカウントをす
すめアドレスを順次カウントアップする。504は正常
時に使用される波長制御テーブルで、図4に内容を示
す。505〜512は各々光送信器121〜128が障
害を起こした場合の予備テーブルであり、図7〜図14
に予備テーブルに指示されるLD1〜LD8の発光波長
λ1〜λ8の内容を示す。513は送信状態監視部から
の信号により、各波長制御テーブル0〜8を選択して、
駆動制御部514〜521に波長信号を伝達するセレク
タである。駆動制御部514〜521は、セレクタ51
3によって選択されたテーブルから各光送信器に対応す
る波長に従って可変波長光送信器121〜128の各波
長可変端子に電流を注入し、任意の波長の光信号を送出
させるように制御する。例えば、ROMカウンタ出力が
1、送信状態監視部より波長制御テーブル504を選択
した場合、駆動制御部514には図4からλ3を選択す
る信号が伝達される。
【0021】図6は、バッファ制御部152において正
常時に選択されるバッファ制御テーブル0であり、巡回
パターン制御部153のROMカウンタ503からのア
ドレス0〜7により順次読みだされる。図中、LD1〜
LD8の各行は光送信器121〜128にそれぞれ対応
するバッファ111〜118を制御するバッファ制御部
152内の記憶領域のアドレス番号A1〜A8を示して
いる。
【0022】図11から図18は、おのおの巡回パター
ン制御部153内で送信部121〜128が障害時に選
択される予備テーブルである波長制御テーブル505〜
512の構成例であり、図中、LD1〜LD8の各行は
光送信器121〜128にそれぞれ対応する発光波長λ
0〜λ8を各アドレス毎に示している。波長λ0は光フ
ィルタ131〜138のいずれかでも遮断される波長
で、光受信器141〜148では受信しない。テーブル
の内容は巡回パターン制御部153のROMカウンタ5
03からのアドレスにより順次読みだされる。
【0023】図19から図26はおのおのバッファ制御
部152内で送信部121〜128が障害時に選択され
るバッファ制御テーブルの構成例であり、図中、LD1
〜LD8はバッファ111〜118にそれぞれ対応する
バッファアドレスを示している。テーブルの内容は巡回
パターン制御部153のROMカウンタ503からのア
ドレスにより順次読みだされる。
【0024】まず、巡回パターン制御部153の波長制
御方法について説明する。各光送信器121〜128に
搭載された可変波長LD1〜8は、通常波長制御テーブ
ル0から読みだされる波長に対応した制御電流が、波長
制御端子から注入されることにより発光波長が設定され
る。波長制御テーブル0は、フレーム生成部502で生
成されたフレームパルスがROMカウンタ503に入力
される度にROMカウンタ503からアドレス信号(0
〜7)が出力され、そのアドレス0〜7にしたがって図
4に示す波長に対応した制御信号を出力する。巡回パタ
ーン制御部153内のセレクタ513では送信状態監視
部154からの信号により、各光送信器121〜128
が正常のときは波長制御テーブル0である現用テーブル
504からの制御信号を選択して各駆動制御部514〜
521に送信する。その制御信号は各駆動制御部514
〜521に入力され、それぞれ指定された波長に対応す
る駆動電流を各可変波長LDの波長制御端子に供給する
ことで、発光波長が設定される。従って、各光送信器の
LD1〜8の発光波長は、λ1、λ3、λ5、λ7、λ
8、λ6、λ4、λ2の順に循環して遷移する。波長遷
移の周期は、フレームパルスの周期で決まり、例えば本
発明の交換ネットワークがATM交換網だとすると、ク
ロック発生回路501で発生したクロックから例えば1
セル(53バイト)周期のフレームパルスを生成し、そ
のフレームパルスがROMカウンタ503に入力される
度に、光送信器121〜128の発光波長が同じタイミ
ングで変更されるごとく動作する。このように各光送信
器121〜128は、入力信号に関係なく一定周期で発
光波長が変更される。また、波長遷移の順序は図4に示
す順序に限ったものではないが、可変波長LDのチュー
ニング時間が均一になるように、なるべく波長の遷移量
の差が少ないように選び、かつ同一波長での送信を行な
わないように、循環遷移の位相をずらしておく。
【0025】次にバッファ制御部152の動作について
説明する。バッファ制御部152は各バッファ111〜
118に入力したセルの読みだしアドレスを、巡回パタ
ーン制御部153からのフレームパルスの周期で発生さ
せ、各バッファ111〜118からセルを次々に読みだ
す。各バッファ111〜118では入力されたセルを出
力すべき出力端に対応した記憶領域A1〜A8に書き込
んであり、その記憶領域A1〜A8に対応した読みだし
アドレスが、バッファ制御部152のバッファ制御テー
ブルから読みだされたときに、記憶していたセルを読み
だす。バッファ制御テーブルは図6に示すように構成さ
れており、巡回パターン制御部153のROMカウンタ
503からアドレスが供給されたときに、図6の読みだ
しアドレスが各バッファ111〜118に供給され、セ
ルが読みだされる。図4及び図6からわかるように、例
えばバッファ111に入力したセルの行き先が出力端O
UT1であるとすると、出力端OUT1に対応したフィ
ルタの波長がλ1であるため、ROMカウンタ503か
らアドレス0が発生して光送信器121の発光波長がλ
1に設定されたときに、バッファ制御部152から出力
端OUT1に対応した読みだしアドレスA1が読みださ
れ、記憶されていたセルが読みだされる。また、光送信
器122の発光波長がλ2に設定され、読みだしアドレ
スA2が読みだされ、光送信器123の発光波長がλ3
に設定され、読みだしアドレスA3が読みだされ、他の
バッファの読出アドレスと光送信器の発光波長も同様に
動作する。
【0026】次に本実施形態の交換装置の交換動作につ
いて説明する。今仮に、全ての入力端IN1〜IN8か
ら同時に各2セル分のトラフィックが出力端OUT1に
対して発生した場合について説明する。入力端IN1〜
IN8より入力した各セルは、各バッファ111〜11
8の出力端OUT1に対応した記憶領域1に記憶され
る。仮に、各2セル分のセルがバッファ111〜118
に記憶されたとき、波長遷移状態が図4のアドレス0に
対応する状態だったとすると、各光送信器の発光波長
は、光送信器121は波長λ1、光送信器122は波長
λ2、以下光送信器123、124、125、126、
127、128は波長λ4、λ6、λ8、λ7、λ5、
λ3に設定されていることになる。この時、バッファ制
御部152からの読みだしアドレス0により各バッファ
111〜118から読みだされるセルは、前記セルが入
力される以前に入力されたセルである。次のタイミング
周期にフレームパルスが巡回パターン制御部153のR
OMカウンタ503に入力されると、ROMカウンタ5
03はアドレス1を出力し、各波長制御テーブル504
〜512及びバッファ制御部152に入力する。
【0027】送信器121〜128の正常時は、送信状
態監視部154からの信号により、波長制御テーブルは
図4、バッファ制御テーブルは図6が選択されるように
セレクタ513等が設定されている。そこで、波長制御
テーブル504からは図4のアドレス1に対応した制御
信号が各駆動制御部514〜521に出力され、光送信
器121〜128へ制御電流を供給して発光波長をλ
3、λ1、λ2、λ4、λ6。λ8、λ7、λ5にそれ
ぞれ設定させる。同時に、バッファ制御部152からは
アドレス1に対応した読みだしアドレスをバッファ制御
テーブルから読みだし、各バッファ111〜118へ出
力する。この時の読みだしアドレスは図6の様にA3、
A1、A2、A4、A6、A8、A7、A5であり、各
バッファ111〜118へ入力される。読みだしアドレ
スA1は、出力端OUT1に対応した記憶領域1のセル
を読みだすアドレスであるため、バッファ112からは
先に入力した前記セルが読みだされる。
【0028】他のバッファは読みだしアドレスが出力端
OUT1以外のアドレスであるため、先に入力された前
記セルは読みだされない。但し、各読みだしアドレスの
記憶領域に記憶されていた場合にはその記憶データが読
み出され、夫々の発光波長で出力される。また、記憶領
域が空きセルのとき、ヘッダのみが記載された空セルが
読み出される。アドレス1が供給される時間は1セル分
の時間であり、記憶されている2セルのうち1セルが読
み出される。バッファ112から読みだされたセルは光
送信器122に入力される。光送信器122は発光波長
がλ1に設定されているので、セルを波長λ1の光信号
に変換して出力する。
【0029】その光信号はスターカプラ151で8方向
に分岐されて各光フィルタ131〜138に入力する。
光フィルタ131は透過波長がλ1であるため、131
に入力した光信号は131を透過し、光受信器141で
受信される。光フィルタ132〜138に入力した波長
λ1の光信号は、そこで遮断される。光フィルタ131
を透過した光信号は、光受信器141で電気信号へ変換
される。また、次のタイミング周期では、アドレス2が
ROMカウンタより出力され、バッファ3の記憶領域1
に記憶されているセルのうち1セルが読みだされる。そ
のセルは光送信器123で波長λ1の光信号に変換さ
れ、光フィルタ131を通って光受信器141で電気信
号に変換される。
【0030】同様に、フレームパルスがROMカウンタ
503に入力する毎に発光波長及び読みだしアドレスが
変更され、前記セルはバッファ4、バッファ5、バッフ
ァ6、バッファ7、バッファ8及びバッファ1から1セ
ルずつ順次読みだされる。この巡回遷移が2巡したとこ
ろで各バッファに記憶されていた2個のセル全てが読み
出され、波長λ1の光信号に変換されて伝送され、光受
信器141で受信される。光受信器141は光信号を電
気信号へ変換した後、セルのヘッダを検出してセル同期
を行う。光受信器内のセル同期部はセルヘッダ部の誤り
訂正を行い、訂正できないものはそのセルを廃棄する。
【0031】このように、送信波長が周期的に変更され
る光送信器121〜128の送信波長が、宛先の出力端
に対応した波長に設定されたときバッファ111〜11
8からセルを読み出すことにより交換が行われる。
【0032】上記動作において、仮に光送信器125に
障害が発生し、光送信器125から出力された光信号が
光受信器で受信できないとする。つまり、アドレス4が
供給され、光送信器125の送信波長がλ1に設定され
たとき、バッファ115から読み出された出力端OUT
1宛てのセルが、光受信器141で受信できなくなるこ
とになる。光受信器141はセルのヘッダを検出しセル
同期をとっているが、8セルおきに光送信部125から
のセルを受信できなくなるため、同期信号の再生が不安
定となり、同期はずれが発生してセルが廃棄されてしま
う可能性が高くなる。また、アドレス4が供給されるタ
イミング周期以外では、光送信器125からはアドレス
0では空セルが波長λ8で送出され、アドレス1では空
セルが波長λ6で送出され、さらにアドレス2、3、
5、6、7では空セルが波長λ4、λ2、λ3、λ5、
λ7で送出されており、それらの空セルは光受信器14
8、146、144、142、143、145、147
にそれぞれ入力するが、セルのヘッダを検出できないた
めここでも同期はずれの発生する可能性が高くなる。こ
のように一つの光送信器の障害が全体に同期はずれとい
う悪影響として波及することになる。
【0033】そこで、次のような動作により障害対策を
行う。送信状態監視部154は各光送信器の状態を常に
監視しており、どこか1つの光送信器の障害を検出した
場合には、巡回パターン制御部153内のセレクタ51
3へ障害を通知する。セレクタ513は、光送信器12
5の障害時に使用する予備テーブルである波長制御テー
ブル5を選択し、駆動制御部514〜521へそのテー
ブルの波長データを送る。
【0034】上記予備テーブルは、障害の起こった送信
器に対向する受信器に信号を送らないように構成したも
のである。例えば、図15は送信器125に障害が起こ
った場合に使用する予備テーブルであり、送信器125
に対向する受信器145に信号を送らない様に光フィル
タ135が透過する波長λ5は図15のテーブルで設定
しない。正常時にλ5が設定されるべきアドレスでは、
送信部125(LD5)が送信するはずであった波長を
代わりに設定する。具体的には、図15と常用テーブル
である図4のアドレス0を比較すると、LD7はλ5の
代わりにLD5が送信するはずであったλ8が設定され
る。また、障害の起きた送信器LD5に対しては、いず
れの受信器でも受信しない波長λ0を送信するように設
定する。
【0035】波長制御パターンによる設定波長が図15
のように変更されると、光送信器125は各受信部で受
信しないλ0で送信するようになり、その他の光送信器
はλ5以外の波長でセルを送信するようになる。光送信
器125は障害発生により、光受信器141〜148で
受信できない波長λ0に設定されたため、光送信器12
5から出力されるセルは各光受信器には入力しない。光
受信部145を除く各受信器では、上記波長制御テーブ
ルへの変更で送信波長を新たに割り当てたことにより、
8セルごとに起こっていたセルの欠落がなくなる。よっ
て、障害が発生した光送信器以外の光送信器から出力さ
れたセルは各光受信器で受信され、同期信号の欠落なく
信号の処理を行うことができる。尚、光フィルタ135
では受信できず、その光受信器145では同期が取れな
くなる。その他の光受信器141〜144,146〜1
48では正常に受信することができる。
【0036】このように、光送信器の障害時に光送信器
の送信波長を指示する波長制御テーブルを予備テーブル
に変更することにより、同期はずれが交換装置全体に波
及することを防いでいる。
【0037】上記実施形態においては、送信部が1つの
み故障した場合のテーブルを用意したが、本発明はそれ
に限定されるものではなく、さらに数を増やしてもよ
い。例えば、光送信器の状況に応じて、送信器が2つ障
害をおこした場合のテーブルを持たせてもよい。
【0038】本発明は、図2に示すネットワークに用い
ることができる。本発明の交換装置210を介して端末
間で通信を行う場合、上記方法により同期はずれを防ぐ
ことができる。
【0039】[第2の実施形態]本発明の第2の実施形
態について説明する。図3は本発明の第2実施形態を示
す図であり、本交換装置は、図1の交換装置の送信部と
受信部を異なる装置に分離し、8×1と1×8のスター
カプラと光ファイバ伝送路によりそれらを接続したもの
である。図中、第1実施形態と同じ部分は同一番号で示
してある。図3において、301は送信部、302は受
信部、303、304は8×1と1×8のスターカプラ
である。305は光受信部141〜148の受信状況を
うけて、送信部301のいずれの光送信部が障害である
かを判定する受信状態監視部である。この構成において
も、第1実施形態と同様の障害対策が行われる。
【0040】また、上記第1の実施形態の交換装置で送
信部と受信部を分離した場合には、光送信器121〜1
28の障害位置を受信部で判定できなかったが、この構
成では受信状態監視部305があるため、受信部302
にて送信部301の光送信器121〜128の障害位置
を特定できる。これは、障害時に障害の起きた送信器1
21〜128と対向する受信器141〜148へ信号が
送られないように送信波長制御テーブルを変更するた
め、各受信器141〜148の入力レベルを監視してお
くと、障害の発生した送信器と対向する受信器では入力
レベルがゼロになるからである。例えば光送信器125
に障害が起きた場合、送信状態監視部154からの信号
により予備テーブルは図15が使用される。この予備テ
ーブルを参照すればわかるように、全光送信器125は
λ5で送信しない。従って、そのフレームパルスの時、
光受信器145の入力レベルはゼロになり、このことを
受信状態監視部305が認識し、各光受信器に対応する
LED等の表示手段を用いて、障害箇所を示して、障害
発見を容易にすることができ、受信側302においても
障害箇所は対向する光送信器125であると特定でき
る。
【0041】また、送信状態監視部154と受信状態監
視部305とで、故障個所が異なり、故障個所が増加し
た場合、その増加した光受信器の前段の光フィルタとス
ターカプラに欠陥が生じた場合であるので、複数箇所の
障害用の予備テーブルを用意し、受信状態監視部305
から巡回パターン制御部へ制御信号を伝送し、セレクタ
513の選択を増加してもよい。
【0042】このように、本発明は複数の光送信器と複
数の光フィルタがスターカプラを介して接続され、光波
長により交換を行っているものならば、ネットワーク構
成に寄らないものである。
【0043】[第3の実施形態]本発明の第3の実施形
態について説明する。図7は本発明の交換装置の第3実
施形態を示す図であり、第1、第2実施形態と同じ部分
は同一番号で示してある。図7において、721〜72
8はそれぞれ所定の固定波長の光信号を送出する光送信
器、731〜738は任意の波長の光信号を透過する波
長可変フィルタであり、他の部分は第1実施形態と同じ
である。光送信器721〜728は第1実施形態の光送
信器121〜128と同様に、DFBレーザやDBRレ
ーザ等を搭載した光送信器であり、発光波長をそれぞれ
λ1、λ2、・・・、λ8に設定している。波長可変フ
ィルタ731〜738は第1実施形態の光フィルタ13
1〜138と同様に、ファイバファブリペローフィルタ
やDFBレーザフィルタ等が使用でき、電圧や電流制御
により少なくとも波長λ1〜λ8内の任意の波長を透過
できるものである。また、バッファ制御部152のバッ
ファ制御テーブルは図8のテーブルを使用する。
【0044】図27から図34はおのおのバッファ制御
部152内で送信部121〜128が障害時に選択され
るバッファ制御テーブルの構成例であり、図中、LD1
〜LD8はバッファ111〜118にそれぞれ対応する
バッファアドレスを示す。テーブルの内容は巡回パター
ン制御部153のROMカウンタ503からのアドレス
により順次読みだされる。
【0045】第1、第2実施形態では、受信側に割り当
てられた波長に送信波長を合わせて交換を行なったのに
対し、第3実施形態では、送信側に割り当てられた波長
に対し受信波長を合わせて交換を行なっている。
【0046】まず、巡回パターン制御部153の波長制
御方法について説明する。巡回パターン制御部153
は、第1、第2実施形態と同様に、フレーム生成部50
2からのフレームパルスがROMカウンタ503に入力
される毎にROMカウンタ503からアドレスを発生さ
せ、図4の波長制御テーブルを読みだす。波長制御テー
ブルからの各制御信号LD1−LD8は各駆動制御部5
11〜518に入力され、各駆動制御部511〜518
から波長可変フィルタ731〜738の波長制御端子に
それぞれ異なる電圧又は電流を供給する。駆動制御部は
第1、第2実施形態では可変光送信器を制御していた
が、本実施形態では波長可変フィルタを制御するため、
使用するフィルタに対応した駆動制御部になっているも
のとする。波長可変フィルタは、波長制御端子に供給さ
れる電圧又は電流値により透過波長が変わるため、各波
長可変フィルタの透過波長はそれぞれ異なる波長に設定
される。透過波長の設定は、第1実施形態と同様に例え
ば1セル周期で変更する。また、波長の遷移も第1実施
形態と同様に例えば図4に示す順序で、繰り返し遷移す
る。このようにして各波長可変フィルタ731〜738
の透過波長は、入力信号に関係なく一定周期で変更され
る。
【0047】次にバッファ制御部152の動作について
説明する。バッファ制御部152は第1、第2実施形態
と同じ様に、ROMカウンタからのアドレスによりバッ
ファ制御テーブルから読みだしアドレス0〜7を読みだ
し、バッファ111〜118に入力されたセルを読みだ
す。ただし、バッファ制御テーブルは図8のものを使用
する。
【0048】次に本発明の交換装置の通信動作について
説明する。第1、第2実施形態と同様に、入力端IN1
〜IN8から同時に各2セル分のトラフィックが出力端
OUT1に対して発生した場合について説明する。第1
実施形態と同様に、入力端IN1〜IN8より入力した
各セルは、各バッファの出力端OUT1に対応した記憶
領域1に記憶される。仮にセルがバッファ111〜11
8に記憶されたとき、波長遷移状態が図4のアドレス0
に対応する状態だったとすると、各光フィルタの透過波
長は、光フィルタ731は波長λ1、光フィルタ732
は波長λ2、以下光フィルタ733、734、735、
736、737、738は波長λ4、λ6、λ8、λ
7、λ5、λ3に設定されている。この時、バッファ制
御部152からの読みだしアドレス0により各バッファ
111〜118から読みだされるセルは、前記セルが入
力される以前に入力されたセルである。次のタイミング
周期つまり巡回パターン制御部のフレーム生成部502
からフレームパルスがROMカウンタ503に入力され
ると、ROMカウンタ503はアドレス1を出力し、各
波長テーブル504〜512及びバッファ制御部152
に入力する。各波長テーブル504〜512からは図4
のアドレス1に対応した制御信号が各駆動制御部514
〜521に出力され、光フィルタ721〜728へ制御
電流を供給して透過波長をλ3、λ1、λ2、λ4、λ
6。λ8、λ7、λ5に設定させる。同時に、バッファ
制御部152からはアドレス1に対応した読みだしアド
レス1をバッファ制御テーブルから読みだし、各バッフ
ァ111〜118へ出力する。この時の読みだしアドレ
スは図8の様にA2、A3、A1、A4、A8、A5、
A7、A6であり、各バッファ111〜118へ入力さ
れる。読みだしアドレスA1は、出力端OUT1に対応
した記憶領域1のセルを読みだすアドレスであるため、
バッファ113からは先にバッファ113に入力したセ
ルが読みだされる。他のバッファは読みだしアドレスが
出力端OUT1以外のアドレスであるため、先に入力さ
れたセルは読みだされない。ただしヘッダのみが記載さ
れた空セルが読み出される。アドレス1が供給される時
間はフレーム周期である1セル分の時間であり、記憶さ
れている2セルのうち1セルが読み出される。バッファ
113から読みだされたセルは光送信器723に入力さ
れる。光送信器723は発光波長がλ3に設定されてい
るので、セルを波長λ3の光信号に変換して出力する。
その光信号はスターカプラ151で8方向に分岐されて
各光フィルタ731〜738に入力する。光フィルタ7
31はこの時透過波長がλ3であるため、光フィルタ7
31に入力した光信号は光フィルタ731を透過し、光
受信器141で受信される。光フィルタ732〜738
はこの時透過波長がλ3以外に設定されているので、光
フィルタ732〜738に入力した波長λ3の光信号
は、そこで遮断される。光フィルタ731を透過した光
信号は、光受信器141で電気信号に変換される。
【0049】また、次のタイミング周期では、アドレス
2がROMカウンタ503より出力され、バッファ5の
記憶領域1に記憶されているセルのうち1セルが読みだ
される。そのセルは光送信器125で波長λ5の光信号
に変換され、透過波長がこの時波長λ5に設定されてい
る光フィルター731を通って、光受信器141で電気
信号に変換される。同様に、フレームパルスがROMカ
ウンタ503に入力する毎に透過波長及び読みだしアド
レスが変更され、前記セルはバッファ7、バッファ8、
バッファ6、バッファ4及びバッファ2から順次読みだ
される。読み出されたセルは各光送信器によりそれぞれ
波長λ7、λ8、λ6、λ4及びλ2の光信号に変換さ
れて伝送され、各光フィルタに入力する。このとき、光
フィルタ731の透過波長は波長λ7、λ8、λ6、λ
4及びλ2と順次変更されており、前記セルを透過して
光受信器141で受信される。他の光フィルタは波長遷
移の位相がずれているため、前記セルは透過せず、他の
バッファから読み出された空セルを透過して各受信器で
受信する。この巡回遷移が2巡したところで各バッファ
に記載されていた2個のセル全てが読み出され、光受信
器141で全て受信される。光受信器141は光信号を
電気信号へ変換して出力するとともに、セルのヘッダを
検出してセル同期を行う。光受信器内のセル同期部はセ
ルヘッダ部の誤り訂正を行い、訂正できないものはその
セルを廃棄する。尚、セル同期部は後段の端末に設定し
てもよい。このように、波長可変光フィルタの透過波長
が周期的に変更され、宛先の出力端に対応した波長可変
光フィルタの透過波長が、送るべきセルが記憶されてい
るバッファに対応した光送信器の送信波長に設定された
とき、バッファからセルを読み出すことにより交換が行
われる。
【0050】上記動作において、光送信器725に障害
が発生したとする。第1、第2実施形態と同様に、各光
受信器141〜148では光送信器725から送られて
くるセルを受信できないため、ATMセル流は8セル毎
にセルの欠落が生じる。これにより、同期信号の再生が
不安定となり、同期はずれの発生する可能性が高くな
る。そこで、次のような動作により障害対策を行う。
【0051】光送信器725の障害を検出した送信状態
監視部154は、波長テーブルを変更するようにセレク
タ513へ通知する。巡回パターン制御部153のセレ
クタ513は、波長制御テーブル509の波長制御信号
を選択し、その波長制御信号を駆動制御部514〜52
1へ送る。波長制御信号が波長λ5を除く信号に変更さ
れると、光受信器145を除く各光受信器は欠落のない
ATMセル流を受信することになる。よって、同期信号
の再生は支障なく行われ、同期はずれが発生することな
く信号の処理を行うことができる。このとき、光受信器
145は何も受信せず、本来の機能を果たさない。本実
施形態は、第1、第2実施形態と同様に図2に示すネッ
トワークに用いることができる。
【0052】[第4の実施形態]本発明の第4の実施形
態について説明する。図9は、本発明の第4実施形態を
示す図であり、本交換装置は、図7の交換装置の送信部
と受信部を異なる装置に分離し、8×1と1×8のスタ
ーカプラと光ファイバ伝送路によりそれらを接続したも
のである。図中、第3実施形態と同じ部分は同一番号で
示してある。図9において、901は送信部、902は
受信部、305は光受信部141〜148の受信状況を
うけて、送信部901のいずれの光送信部が障害である
かを判定する受信状態監視部である。第1、2実施形態
では、受信側に割り当てられた波長に送信波長を合わせ
て交換を行なったのに対し、本実施形態でも、送信側に
割り当てられた固定波長に受信波長を合わせて交換を行
なっている。この構成においても、上記と同様の障害対
策が行われる。
【0053】また、従来の交換装置で送信部と受信部を
分離した場合には、光送信器の障害位置を受信部で判定
できなかったが、この構成では受信状態監視部305が
あるため、受信部にて送信部301の送信器の障害位置
を特定できる。これは、第2実施形態と同様に、障害時
に障害の起きた送信器と対向する受信器へ信号が送られ
ないように送信波長テーブルを変更するため、各受信器
の入力レベルを監視しておくと、障害の発生した送信器
と対向する受信器では入力レベルがゼロになるからであ
る。
【0054】この構成においては、バッファ制御部15
2、送信状態監視部154と巡回パターン制御部153
が異なる装置に配置され、それらが伝送路を介して接続
されるため、必要であれば制御信号伝送用の伝送手段を
用いればよい。またそれらの配置は必ずしも図9の位置
にある必要はなく、送信部901、受信部902のいず
れかの位置にあればよい。
【0055】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の波長分
割多重受動スター型光ATMスイッチを用いた交換装置
は、障害のある送信部を除くように波長テーブルを変更
するため、従来の光ATMスイッチで発生していた、光
送信器の障害が交換装置全体に波及することがなくな
り、障害が発生している光送信器以外の光送信器からの
セルを同期はずれもなく受信することができる。また、
送信部と受信部を分離した形態では、受信側で送信側の
障害箇所が特定出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による交換装置の第1実施形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明による交換装置を用いたネットワークの
構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明による交換装置の第2実施形態の構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明による波長制御テーブルの構成例を示
す。
【図5】本発明による巡回パターン制御部の構成図であ
る。
【図6】本発明による第1、2、3実施形態におけるバ
ッファ制御テーブルの構成例を示す。
【図7】本発明による交換装置の第3実施形態の構成を
示すブロック図である。
【図8】本発明による第3実施形態におけるバッファ制
御テーブルの構成例を示す。
【図9】本発明による交換装置の第4実施形態をの構成
を示すブロック図である。
【図10】従来の交換装置の構成例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】本発明による第1、2、3、4実施形態の障
害時波長テーブルの構成例を示す。
【図12】本発明による第1、2、3、4実施形態の障
害時波長テーブルの構成例を示す。
【図13】本発明による第1、2、3、4実施形態の障
害時波長テーブルの構成例を示す。
【図14】本発明による第1、2、3、4実施形態の障
害時波長テーブルの構成例を示す。
【図15】本発明による第1、2、3、4実施形態の障
害時波長テーブルの構成例を示す。
【図16】本発明による第1、2、3、4実施形態の障
害時波長テーブルの構成例を示す。
【図17】本発明による第1、2、3、4実施形態の障
害時波長テーブルの構成例を示す。
【図18】本発明による第1、2、3、4実施形態の障
害時波長テーブルの構成例を示す。
【図19】本発明による第1、2実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図20】本発明による第1、2実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図21】本発明による第1、2実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図22】本発明による第1、2実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図23】本発明による第1、2実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図24】本発明による第1、2実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図25】本発明による第1、2実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図26】本発明による第1、2実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図27】本発明による第3、4実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図28】本発明による第3、4実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図29】本発明による第3、4実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図30】本発明による第3、4実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図31】本発明による第3、4実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図32】本発明による第3、4実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図33】本発明による第3、4実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【図34】本発明による第3、4実施形態の障害時バッ
ファ制御テーブルの構成例を示す。
【符号の説明】
111〜118 バッファ 121〜128、1021〜1028 光送信器(可変
波長) 131〜138、1031〜1038 光フィルタ(固
定波長) 141〜148、1041〜1048 光受信器 151、1050 8×1と1×8スターカプラ 152 バッファ制御部 153、1053 巡回パターン制御部 154 送信状態監視部 201〜208 端末 210 交換装置 301、901 送信部 302、902 受信部 303、304 8×1と1×8スターカプラ 305 受信状態監視部 501 クロック発生回路 502 フレーム生成部 503 ROMカウンタ 513 セレクタ 504〜512 波長制御テーブル 514〜521 駆動制御部 721〜728 光送信器(固定波長) 731〜738 光フィルタ(可変波長) 1001〜1008 デコーダ 1011〜1018 FIFO 1051 制御部 1052 アービトレーション制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N(複数)個の入力信号を入力するN個
    の入力端と、N個の信号を出力するNの出力端を有する
    交換装置において、 前記入力端から入力された電気信号を一時記憶するため
    のバッファ手段と、前記バッファ手段から出力される電
    気信号をN個の送信波長の内の所望の波長の光信号に変
    換する可変波長送信手段と、所定の波長の光信号のみを
    受信し前記電気信号に変換して前記出力端から出力する
    固定波長受信手段とからなる組をN組有すると共に、 前記N個の可変波長送信手段から送信されるN個の光信
    号を前記固定波長受信手段に入射させるための光導波手
    段と、前記N個の可変波長送信手段の送信波長を複数の
    巡回パターンの中から選択される巡回パターンに従って
    制御する巡回パターン制御手段と、前記入力信号を送信
    する前記可変波長送信手段の送信波長が前記入力信号が
    出力されるべき前記出力端に対応した前記固定波長受信
    手段の受信波長に一致するまで伝送すべき信号の前記バ
    ッファ手段からの読み出しを制御するバッファ制御手段
    と、前記N個の可変波長送信手段の送信状態を監視し前
    記送信状態に応じて前記巡回パターンを切り替え制御す
    るための送信状態監視手段とから構成されることを特長
    とする交換装置。
  2. 【請求項2】 N個の入力信号を入力するN個の第1の
    入力端と、該N個の入力信号を多重して光信号に変換し
    て出力する1つの第1の出力端を有する送信部と、該光
    信号を入力する1つの第2の入力端と、N個の信号を出
    力するN個の第2の出力端を有する受信部を光ファイバ
    伝送路を介して接続した交換装置において、 前記N個の第1の入力端から入力された電気信号を一時
    記憶するためのバッファ手段と、前記バッファ手段から
    出力される前記電気信号をN個の送信波長の内の所望の
    波長の光信号に変換する可変波長送信手段と、所定の波
    長の光信号のみを受信し前記電気信号に変換して前記N
    個の第2の出力端から出力する固定波長受信手段とから
    なる組をN組有すると共に、 前記N個の可変波長送信手段から送信されるN個の光信
    号を前記固定波長受信手段に入射させるための光導波手
    段と、前記N個の可変波長送信手段の送信波長を複数の
    巡回パターンの中から選択される巡回パターンに従って
    制御する巡回パターン制御手段と、前記入力信号を送信
    する前記可変波長送信手段の送信波長が前記入力信号が
    出力されるべき前記第2の出力端に対応した前記固定波
    長受信手段の受信波長に一致するまで伝送すべき信号の
    前記バッファ手段からの読み出しを制御するバッファ制
    御手段と、前記N個の可変波長送信手段の送信状態を監
    視し前記送信状態に応じて前記巡回パターンを切り替え
    制御するための送信状態監視手段とから構成されること
    を特長とする交換装置。
  3. 【請求項3】 N個の入力信号を入力するN個の入力端
    と、N個の信号を出力するN個の出力端を有する交換装
    置において、 前記入力端から入力された電気信号を一時記憶するため
    のバッファ手段と、前記バッファ手段から出力される前
    記電気信号をN個の送信波長の内の所定の波長の光信号
    に変換する固定波長送信手段と、前記N個の送信波長の
    内の所望の波長の光信号を受信し前記電気信号に変換し
    て前記出力端から出力する可変波長受信手段とからなる
    組をN組有すると共に、 前記N個の固定波長送信手段から送信されるN個の光信
    号を全ての前記可変波長受信手段に入射させるための光
    導波手段と、前記N個の可変波長受信手段の受信波長を
    複数の巡回パターンの中から選択された巡回パターンに
    従って制御する巡回パターン制御手段と、前記入力信号
    が出力されるべき前記出力端に対応した前記可変波長受
    信手段の受信波長が伝送すべき信号の前記バッファ手段
    に接続された前記固定波長送信手段の送信波長に一致す
    るまで伝送すべき信号の前記バッファ手段からの読み出
    しを制御するバッファ制御手段と、前記N個の固定波長
    送信手段の送信状態を監視し前記送信状態に応じて前記
    巡回パターンを切り替え制御するための送信状態監視手
    段とから構成されることを特長とする交換装置。
  4. 【請求項4】 N個の入力信号を入力するN個の第1の
    入力端と、該N個の入力信号を多重して光信号に変換し
    て出力する1つの第1の出力端を有する送信部と、該光
    信号を入力する1つの第2の入力端と、N個の信号を出
    力するN個の第2の出力端を有する受信部を光ファイバ
    伝送路を介して接続した交換装置において、 前記第1の入力端から入力された電気信号を一時記憶す
    るためのバッファ手段と、前記バッファ手段から出力さ
    れる前記電気信号をN個の送信波長の内の所定の波長の
    光信号に変換する固定波長送信手段と、前記N個の送信
    波長の内の所望の波長の光信号を受信し前記電気信号に
    変換して前記第2の出力端から出力する可変波長受信手
    段からなる組をN組有すると共に、 前記N個の固定波長送信手段から送信されるN個の光信
    号を全ての前記可変波長受信手段に入射させるための光
    導波手段と、前記N個の可変波長受信手段の受信波長を
    複数の巡回パターンの中から選択された巡回パターンに
    従って制御する巡回パターン制御手段と、前記入力信号
    が出力されるべき前記第2の出力端に対応した前記可変
    波長受信手段の受信波長が伝送すべき信号の前記バッフ
    ァ手段に接続された前記固定波長送信手段の送信波長に
    一致するまで伝送すべき信号の前記バッファ手段からの
    読み出しを制御するバッファ制御手段と、前記N個の固
    定波長送信手段の送信状態を監視し前記送信状態に応じ
    て前記巡回パターンを切り替え制御するための送信状態
    監視手段とから構成されることを特長とする交換装置。
  5. 【請求項5】 前記巡回パターン制御手段は、前記送信
    状態監視手段が監視しているN個の前記可変波長送信手
    段又は前記固定波長送信手段の少なくとも1つが障害あ
    るいは悪化と判断したとき、予備用巡回パターンに変更
    するように制御することを特徴とする請求項1又は、
    2、3、4に記載の交換装置。
  6. 【請求項6】 前記予備用巡回パターンは、障害が発生
    した前記可変波長送信手段毎に割り当てられた不使用波
    長を全ての前記可変波長送信手段で使用しない、または
    障害が発生した前記固定波長送信手段毎に割り当てられ
    た不使用波長を全ての前記可変波長受信手段で使用しな
    いように設定された巡回パターンを使用することを特徴
    とする請求項5に記載の交換装置。
  7. 【請求項7】 前記予備用巡回パターンは、障害が発生
    した前記可変波長送信手段毎に割り当てられた不使用波
    長を前記可変波長送信手段の使用可能波長以外の波長に
    設定された巡回パターンを使用することを特徴とする請
    求項5に記載の交換装置。
JP13186496A 1996-05-27 1996-05-27 交換装置 Pending JPH09321764A (ja)

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