JPH09321508A - 導波管結合器 - Google Patents

導波管結合器

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JPH09321508A
JPH09321508A JP8131500A JP13150096A JPH09321508A JP H09321508 A JPH09321508 A JP H09321508A JP 8131500 A JP8131500 A JP 8131500A JP 13150096 A JP13150096 A JP 13150096A JP H09321508 A JPH09321508 A JP H09321508A
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waveguide
external cavity
waveguide coupler
phase shift
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伸彦 小熊
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    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/12Coupling devices having more than two ports
    • H01P5/16Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port
    • H01P5/18Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port consisting of two coupled guides, e.g. directional couplers
    • H01P5/181Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port consisting of two coupled guides, e.g. directional couplers the guides being hollow waveguides
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショートスロット方向性結合器を用いて広帯
域に動作する導波管結合器を提供すること。 【解決手段】 2つの矩形導波管10の共通の狭い面の
一部を所定の長さLだけ取り除いて第1の結合孔21を
形成し、前記第1の結合孔21の上部の導波管壁に第2
の結合孔7を設け、前記第2の結合孔7を外部から覆う
第1の外部空洞共振器8を設けている。そして、前記第
2の結合孔7と第1の外部空洞共振器8の大きさを調整
して前記導波管の振幅、移相周波数特性を補償してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導波管結合器に関
し、特にショートスロット型方向性結合器の導波管結合
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の導波管結合器は図9の外観図に示
すように、2つの矩形導波管を平行に並べ、1つの壁面
を隔てて配置し、該側面の一部を削除して小さい結合孔
21が開けられた導波管10で構成されていた。そし
て、この導波管10には方向性結合用入出力ポートとし
て4つのポート1,2,3,4を具備していた。このよ
うな構成をした導波管結合器は、一般にショートスロッ
ト方向性結合器と呼ばれている。
【0003】この導波管結合器の基本動作を説明するた
め図10のように結合孔21の領域と、その前後の領域
の3つの領域1〜3に分けて説明する。
【0004】まず、領域1のポート1にTE10モードの
電波を励振すると領域2ではTE10モードとTE20モー
ドの電波が励振される。ここで、結合孔21(領域2)
の長さLをTE10モードとTE20モードの移相差が約9
0°になるように選ぶと、ポート3とポート4にはほぼ
同振幅で移相差が約90°のTE10モードが励振され
る。この結果、例えば、ポート1から入射した電波がポ
ート3,4に出力され、ポート2には出力せず、同様に
ポート3から入射した電波においてもポート1,2に出
力するという導波管結合器が得られる。
【0005】この導波管結合器の周波数対移相特性、振
幅特性のそれぞれについて以下に説明する。
【0006】これら4ポート間のSパラメータについ
て、完全整合の条件にてポート1からポート3の結合を
31、ポート1からポート4の結合をS41で表すとそれ
ぞれ以下の式となる。
【0007】
【数1】
【0008】また、ポート1から入力された電波のポー
ト3とポート4間の移相差をΘであらわす。
【0009】
【数2】
【0010】上式において、θ3 とθ4 はそれぞれTE
10モードとTE20モードの結合部21での伝搬移相量を
表わす。
【0011】最初に、移相特性について以下に説明す
る。
【0012】図11(a)は、図9の形状をした導波管
結合器の結合孔21(以下、結合部Aとする)の移相量
の差Δθ=θ3 −θ4 (実線)と不連続部22,23
(以下、不連続部B,B′とする)での移相量の差2Δ
φ=2(φ13−φ14)(破線)の周波数特性を示した図
である。前述したように結合部Aの長さLは、本導波管
結合器が対象とする周波数範囲f1 〜f2 においては図
に示すようにΔθ=θ3−θ4 が90°に近い値になる
よう選ばれている。
【0013】φ13はTE10モードの移相量、φ14はTE
20モードの移相量を表す。そして不連続部B,B′の各
々において発生するTE10モードとTE20モードの移相
差はΔφ=φ13−φ14となる。
【0014】ポート1から入力された電波がポート3、
およびポート4に出力されるまでには、不連続部が2ヶ
所(B,B′)在るので、ショートスロット・ハイブリ
ッドの入力から出力までの間で不連続により発生するT
10モードとTE20モードの移相差は2Δφとなり、図
11(a)の破線で示される特性となる。
【0015】そしてポート1から入力した各モードの電
波が、ポート3とポート4に出力される際に発生する移
相差は、結合部Aで発生する移相差と、不連続部B,
B′で発生する移相差Θ=Δθ−2Δφで求められる。
【0016】図11(b)はこの計算によって得られた
Θの周波数特性を示した図である。図11(b)による
と、周波数帯f1 〜f2 では移相量がほぼ90°の特性
が得られることが分かる。
【0017】次に、振幅特性に関して以下に説明する。
【0018】上記計算で得られたΘを式(1)に代入し
て、ポート1からポート3の結合による振幅特性|S31
|、式(2)に代入してポート1からポート4の結合に
よる振幅特性|S41|が得られる。この振幅特性の周波
数特性を図12に示す。
【0019】図12によると、周波数帯f1 〜f2 に限
定すれば振幅特性|S31|と振幅特性|S41|は共に約
−3dBの損失を有しておりポート1から入力された信
号がポート3,4にほぼ半分ずつ分配される特性を有す
ることが示されている。
【0020】以上説明した従来の導波管結合器は、例え
ば、文献「マイクロ波およびミリ波」、小口文一著、第
303〜305ページに記載されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の導波管結合
器は、小型で比較的簡単な構造で、しかも比較的広い帯
域にわたって良好な特性がとれた。
【0022】しかし、前述したように図11(b)、図
12によると、周波数帯f1 〜f2に限定すれば振幅特
性や移相特性はそれぞれほぼ3dB損失、90°移相差
の特性が得られるのに対して、例えば図12の周波数f
1 より低い周波数f1 ′においては、振幅特性|S31
と振幅特性|S41|は共に分配比が−3dBより大きく
ずれた特性となっている。また、図11(b)において
も移相量Θは周波数帯f1 ′〜f1 では90°から大き
くずれた特性となっている。
【0023】このように従来の導波管結合器は導波管の
形状で決まる周波数帯域では良好であるがf1 より低い
周波数では劣化が大きくて使用できないという問題を有
していた。特に、最近、マルチメディア信号伝送や広帯
域ISDN信号の伝送等でより良好な周波数特性を有す
る導波管結合器が求められるようになってきており、上
記低周波数帯での信号特性劣化が問題となっていた。
【0024】本発明は以上の問題を鑑み、本願発明の目
的は周波数帯f1 ′〜f1 においてもΘが90°に近付
けることにより、広帯域化を可能とする導波管結合器を
提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の導波管結合器は、2つの矩形導波管の共通
の狭い面の一部を所定の長さだけ取り除いて第1の結合
孔を形成し、前記第1の結合孔の上部の導波管壁に第2
の結合孔を設け、前記第2の結合孔を外部から覆う第1
の外部空洞共振器を設けている。また、本発明の導波管
結合器は、前記第2の結合孔と第1の外部空洞共振器の
大きさを調整して前記導波管の振幅、移相周波数特性を
補償することを特徴とする。さらに、前記第1の外部空
洞共振器は前記第1の結合孔の中央部に設け、前記共通
の狭い面と直交する方向に取り付けることを特徴とす
る。
【0026】また、本発明は、2つの矩形導波管の共通
の狭い面の一部を所定の長さだけ取り除いて第1の結合
孔を形成し、前記第1の結合孔の上部の導波管壁に第
3,第4の結合孔を設け、前記第3,第4の結合孔をそ
れぞれ外部から覆う第2,第3の外部空洞共振器を設け
たことを特徴とする。本発明は、前記第3,第4の結合
孔と第2,第3の外部空洞共振器の大きさを調整して前
記導波管の振幅、移相周波数特性を補償することを特徴
とする。さらに、前記第2,第3の外部空洞共振器は前
記第1の結合孔の中央部に設け、前記共通の狭い面と直
交する方向に取り付けることを特徴とする。
【0027】前記第2,第3の外部空洞共振器は互いに
平行に前記第1の結合孔のTE10モードの管内波長の1
/4の長さだけ離して設けられることを特徴とする。
【0028】なお、前記所定の長さは前記第1の結合孔
で発生する移相量が90°に近い値となるよう選ばれる
ことを特徴としている。
【0029】また、前記第1の結合孔に整合素子を設け
ることにより更に広帯域化できる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の第1の実施の形態を表す導
波管結合器の外観図である。本図において、本発明の導
波管結合器は、2つの矩形導波管をそれぞれ1面で隣合
うように1つの壁面を隔てて配置し、該壁面の一部を削
除して結合孔21を形成した4つのポート1,2,3,
4を具備する導波管10を用いる点においては従来と同
様の構成をしている。従来の構成と相違するのは、この
導波管10の広い上面側に他に小結合孔7を設け、さら
にこの結合孔7を外部空洞共振器8にて覆う構成を付加
した点にある。
【0032】図2(a),(b)は、それぞれ本発明の
導波管結合器の構成を説明するための上面図、断面図を
表す図である。図2に示されるように、外部空洞共振器
8は導波管10の電界の伝搬するZ軸方向に対して直交
するY軸方向に取り付けられている。また、外部空洞共
振器8には導波管10との間に小結合孔7が設けられて
いる。なお、外部空洞共振器8は結合部Aのほぼ中央部
に設けられている。
【0033】図3は、この外部空洞共振器8を付加した
導波管結合器のTE10モードの周波数対移相特性を示し
た図である。本図において外部空洞共振器8によるTE
10モードの移相量δ3 は共振器の共振周波数fr付近で
急激に変動する性質を有するため、frより少し高い周
波数では+の移相量となり、frより少し低い周波数で
は−の移相量となる。
【0034】一方、この外部空洞共振器8はTE20モー
ドに対しては影響をほとんど与えない為、TE20モード
における移相量はδ4 =0とみなすことができる。この
ように外部空洞共振器8がTE10モードのみに影響を与
えて、TE20モードに対しては影響を与えないのは以下
の理由による。
【0035】すなわち、図4(a),(b)は、それぞ
れTE10モードとTE20モードのX軸方向の磁界成分を
示した図である。なお、導波管10のX軸方向の寸法を
aで表している。TE10モードにおいては、導波管から
外部空洞共振器に結合する電力が大きいほど通過移相量
に与える影響が大きく、その電力は小結合孔付近での磁
界ベクトルのX軸方向成分(すなわち小結合孔の長軸方
向の成分)の2乗にほぼ比例するためTE10モードの磁
界成分の分布は図4(a)のように小結合孔付近で最大
になっている。
【0036】一方、TE20モードの磁界成分の分布は図
4(b)のように小結合孔付近では0に近く、また奇関
数のため小結合孔の+X側と−X側で共振器への結合が
互いに打ち消し合うことになる。
【0037】従って、TE20モードは影響しないことに
なるため、外部空洞共振器の付加にともなうTE20モー
ドとTE10モードの移相差Δδ=δ3 −δ4 は図3のδ
3 の周波数特性にほぼ一致することになる。
【0038】図5は外部空洞共振器を有する導波管結合
器の周波数対移相量の特性を示した図である。本図の
(a)は、図11(a)に示した従来の導波管結合器の
結合部Aと不連続部の移相量の特性に相当するものであ
る。また、図5の(b)は図3で説明したように共振周
波数よりも高い周波数で移相量が大きく+に変化するΔ
δの特性を示している。
【0039】そして、本発明の導波管結合器全体の移相
量は Θ=Δθ−2Δφ−Δδ (8) で与えられる。
【0040】よって、図5(c)は式(8)を計算して
各モードの移相量全体の差Θを計算して求めた特性を示
している。この結果、共振周波数frよりもわずかに高
い周波数帯f1 ′〜f1 においてΔδの特性によって移
相量の劣化を補償することになり広帯域にほぼ90°の
移相量となる特性が得られる。
【0041】同様に、振幅特性においても図6に示すよ
うに振幅特性|S31|と振幅特性|S41|は広帯域化さ
れることが示されている。
【0042】なお、Δδの特性は小結合孔7や空洞共振
器8の大きさに依存しておりそれらの大きさを適用に調
整することにより上記補償効果を十分発揮させることが
できる。
【0043】なお、本発明の実施の形態では、導波管結
合器の動作周波数帯を周波数帯f1〜f2 の低周波数領
域f1 ′〜f1 まで拡大を図るものであり、低周波数域
の広帯域化の効果をもたらす。しかし、この効果を予め
考慮して周波数帯f1 〜f2の中心周波数を低い周波数
に設定することにより実質的に中心周波数よりも高い周
波数領域について広帯域化も図れるのは勿論のことであ
る。
【0044】以上説明した本発明の実施の形態では1個
の外部空洞共振器8を矩形導波管に取り付けた構成で説
明したが、外部空洞共振器はこれに限定されるものでは
ない。すなわち、本発明の他の実施の形態として2個の
外部空洞共振器を取り付けることも可能である。
【0045】図7は、本発明の他の実施の形態を示す導
波管結合器の外観図である。
【0046】本図において、外部空洞共振器31と32
とを結合部Aに平行に並べた構成を示している。なお、
外部空洞共振器31,32にはそれぞれ小結合孔33,
34が設けられている。
【0047】そして、この外部空洞共振器31と32と
の間隔はλg/4に選ばれる。ここで、λgは結合部A
におけるTE10モードの管内波長を表す。
【0048】この2個の外部空洞共振器を持つことによ
り以下の効果を奏している。
【0049】すなわち、図1に示した構成では外部空洞
共振器8を付加することによりΘの補正量(Δδ)が発
生する。この値が小さい場合には問題はないが、大きく
なると反射波により逆に導波管結合器全体の特性を劣化
することになる。しかし、本図の外部空洞共振器を2個
並べることによりお互いの反射波を打ち消し合うことが
できるので、空洞共振器を付加することにより発生する
反射の影響を除去できることになる。
【0050】また、さらに本発明の他の実施の形態とし
ては、図1の実施の形態に対して図8に示されるように
整合素子9を結合部Aに設けることにより更に広帯域化
できる。すなわち、TE20に影響の無い容量性サセプタ
ンスや誘導性リアクタンス(例えば、導体棒)を整合素
子として結合部Aに挿入することにより反射を無くし、
広帯域化が図られる。よって、外部空洞共振器の付加と
整合素子の付加によってより広帯域化された導波管結合
器を提供できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の導波管結
合器は外部空洞共振器を付加するだけで従来よりも広帯
域な導波管結合器を得ることができる効果を有してい
る。また、外部空洞共振器を2個取り付ける構成によっ
て、反射の影響を受けずに良好な特性を有する導波管結
合器をもたらすことができる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を表す導波管結合器の外観
を示す図である。
【図2】(a)は、図1の導波管結合器の上面図であ
る。(b)は、図1の導波管結合器の断面図である。
【図3】図1のTE10モードの移相量δ3 の周波数特性
を示す図である。
【図4】(a)は、TE10モードのX軸方向の磁界分布
を表す図である。(b)は、TE20モードのX軸方向の
磁界分布を表す図である。(c)は、本発明の導波管結
合器の構成を説明する図である。
【図5】(a)は、図1のΔθの周波数特性を示す図で
ある。(b)は、図1のΔδの周波数特性を示す図であ
る。(c)は、図1のΘの周波数特性を示す図である。
【図6】図1の振幅特性|S31|と振幅特性|S41|の
周波数特性を示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を表す図である。
【図8】図7の構成に整合素子を設けた図である。
【図9】従来の導波管結合器の外観を示す図である。
【図10】図9の動作を説明する図である。
【図11】(a)は、図9のΔθ及び2Δδの周波数特
性を示す図である。(b)は、図9のΘの周波数特性を
示す図である。
【図12】図9の振幅特性|S31|と振幅特性|S41
の周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 導波管結合器のポート 7,33,34 小結合孔 8,31,32 外部空洞共振器 9 整合素子 10 導波管 21 小結合孔(結合部A) 22,23 不連続部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの矩形導波管の共通の狭い面の一部
    を所定の長さだけ取り除いて第1の結合孔を形成し、前
    記第1の結合孔の上部の導波管壁に第2の結合孔を設
    け、前記第2の結合孔を外部から覆う第1の外部空洞共
    振器を設けたことを特徴とする導波管結合器。
  2. 【請求項2】 前記第2の結合孔と第1の外部空洞共振
    器の大きさを調整して前記導波管の振幅、移相周波数特
    性を補償することを特徴とする請求項第1記載の導波管
    結合器。
  3. 【請求項3】 前記第1の外部空洞共振器は前記第1の
    結合孔の中央部に設け、前記共通の狭い面と直交する方
    向に取り付けることを特徴とする請求項第1記載の導波
    管結合器。
  4. 【請求項4】 2つの矩形導波管の共通の狭い面の一部
    を所定の長さだけ取り除いて第1の結合孔を形成し、前
    記第1の結合孔の上部の導波管壁に第3,第4の結合孔
    を設け、前記第3,第4の結合孔をそれぞれ外部から覆
    う第2,第3の外部空洞共振器を設けたことを特徴とす
    る導波管結合器。
  5. 【請求項5】 前記第3,第4の結合孔と第2,第3の
    外部空洞共振器の大きさを調整して前記導波管の振幅、
    移相周波数特性を補償することを特徴とする請求項第4
    記載の導波管結合器。
  6. 【請求項6】 前記第2,第3の外部空洞共振器は前記
    第1の結合孔の中央部に設け、前記共通の狭い面と直交
    する方向に取り付けることを特徴とする請求項第4記載
    の導波管結合器。
  7. 【請求項7】 前記第2,第3の外部空洞共振器は互い
    に平行に前記第1の結合孔のTE10モードの管内波長の
    1/4の長さだけ離して設けられることを特徴とする請
    求項第4記載の導波管結合器。
  8. 【請求項8】 前記所定の長さは前記第1の結合孔で発
    生する移相量が90°に近い値となるよう選ばれること
    を特徴とする請求項第1,4記載の導波管結合器。
  9. 【請求項9】 前記第1の結合孔に整合素子を設けるこ
    とを特徴とする請求項第1,4記載の導波管結合器。
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