JPH09321028A - 処理装置および被処理体の処理方法 - Google Patents
処理装置および被処理体の処理方法Info
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- JPH09321028A JPH09321028A JP13824296A JP13824296A JPH09321028A JP H09321028 A JPH09321028 A JP H09321028A JP 13824296 A JP13824296 A JP 13824296A JP 13824296 A JP13824296 A JP 13824296A JP H09321028 A JPH09321028 A JP H09321028A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 減圧雰囲気中で被処理体を処理する際の、被
処理体面内温度を均一な所定温度にできる処理装置およ
び被処理体の処理方法を提供する。 【解決手段】 熱伝導性ガスを第1および第2の2個の
熱伝導性ガス供給部6a、6bより下層電極3表面の中
央部と周辺部4個所の、半導体ウェハ4と下層電極3間
に送り込み、上記下層電極3表面の周辺部の4個所に送
り込むガス配管82a、82c等には各々微小質量流量
計81a、81c等を設け、これら微小質量流量計から
の信号を基にして、制御装置90、4個の駆動装置51
a、51c等およびウェハ押さえ部5を作動させ、4個
のガス配管82a、82c等の配置された下層電極3上
の半導体ウェハ4への押さえ力を調整し、半導体ウェハ
4と下層電極3との密着性の均一化を図る。 【効果】 半導体ウェハ面内で処理速度がほぼ一定とな
り、均一で、再現性の良い半導体ウェハの処理が可能と
る。
処理体面内温度を均一な所定温度にできる処理装置およ
び被処理体の処理方法を提供する。 【解決手段】 熱伝導性ガスを第1および第2の2個の
熱伝導性ガス供給部6a、6bより下層電極3表面の中
央部と周辺部4個所の、半導体ウェハ4と下層電極3間
に送り込み、上記下層電極3表面の周辺部の4個所に送
り込むガス配管82a、82c等には各々微小質量流量
計81a、81c等を設け、これら微小質量流量計から
の信号を基にして、制御装置90、4個の駆動装置51
a、51c等およびウェハ押さえ部5を作動させ、4個
のガス配管82a、82c等の配置された下層電極3上
の半導体ウェハ4への押さえ力を調整し、半導体ウェハ
4と下層電極3との密着性の均一化を図る。 【効果】 半導体ウェハ面内で処理速度がほぼ一定とな
り、均一で、再現性の良い半導体ウェハの処理が可能と
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は処理装置および被処
理体の処理方法に関し、さらに詳しくは、プラズマエッ
チング装置等の減圧雰囲気中で半導体ウェハを処理する
半導体製造装置および半導体ウェハの処理方法に関す
る。
理体の処理方法に関し、さらに詳しくは、プラズマエッ
チング装置等の減圧雰囲気中で半導体ウェハを処理する
半導体製造装置および半導体ウェハの処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、半導
体ウェハの表面に薄膜を形成したり、半導体ウェハの薄
膜を除去したりすることが行われ、この成膜工程には減
圧雰囲気中で使用される減圧CVD装置、プラズマCV
D装置、スパッタリング装置等があり、又エッチング工
程では減圧雰囲気中で使用されるプラズマエッチング装
置やRIE(Reactive Ion Etchin
g)装置等が広く用いられている。
体ウェハの表面に薄膜を形成したり、半導体ウェハの薄
膜を除去したりすることが行われ、この成膜工程には減
圧雰囲気中で使用される減圧CVD装置、プラズマCV
D装置、スパッタリング装置等があり、又エッチング工
程では減圧雰囲気中で使用されるプラズマエッチング装
置やRIE(Reactive Ion Etchin
g)装置等が広く用いられている。
【0003】これら減圧雰囲気中で半導体ウェハを処理
する時に問題となるのは、半導体ウェハと基板ステージ
との密着性に起因する、基板設定温度に対する半導体ウ
ェハ温度の不追随性と、半導体ウェハ面内温度分布発生
である。減圧雰囲気中で半導体ウェハと基板ステージの
密着性の悪い個所ではこれらの熱の伝達が輻射又は半導
体ウェハ処理中の圧力の低い処理ガスを介して行われる
ので、熱の伝達が不十分になり、上記のような問題がお
こる。このために、上記の問題は低圧の処理ガスを使用
する処理装置で特に顕著となり、近年の高集積化半導体
装置対応の処理装置は低圧力ガス中での使用となってい
るので上記問題への考慮がなされた処理装置となってい
る。
する時に問題となるのは、半導体ウェハと基板ステージ
との密着性に起因する、基板設定温度に対する半導体ウ
ェハ温度の不追随性と、半導体ウェハ面内温度分布発生
である。減圧雰囲気中で半導体ウェハと基板ステージの
密着性の悪い個所ではこれらの熱の伝達が輻射又は半導
体ウェハ処理中の圧力の低い処理ガスを介して行われる
ので、熱の伝達が不十分になり、上記のような問題がお
こる。このために、上記の問題は低圧の処理ガスを使用
する処理装置で特に顕著となり、近年の高集積化半導体
装置対応の処理装置は低圧力ガス中での使用となってい
るので上記問題への考慮がなされた処理装置となってい
る。
【0004】上記問題への考慮がなされた処理装置とし
て、例えばRIE装置の従来例を図5および図6を参照
して説明する。まず、RIE装置は、図5に示すよう
に、気密構造になっている円筒状の処理室1内にプラズ
マを発生させる上部電極2と下部電極3および処理室1
を真空にする真空ポンプ(図示省略)に接続する排気管
11が設けられている。上部電極2は円筒状の平板で、
上部にはエッチングガス等のガス供給管21が接続され
ており、下部にはガスを噴出する多数の小孔22が設け
られている。なお、上部電極2は接地された状態となっ
ている。
て、例えばRIE装置の従来例を図5および図6を参照
して説明する。まず、RIE装置は、図5に示すよう
に、気密構造になっている円筒状の処理室1内にプラズ
マを発生させる上部電極2と下部電極3および処理室1
を真空にする真空ポンプ(図示省略)に接続する排気管
11が設けられている。上部電極2は円筒状の平板で、
上部にはエッチングガス等のガス供給管21が接続され
ており、下部にはガスを噴出する多数の小孔22が設け
られている。なお、上部電極2は接地された状態となっ
ている。
【0005】下部電極3は半導体ウェハ4を載置する基
板ステージともなっていて、この下部電極3に半導体ウ
ェハ4が載置されると、駆動装置51が駆動リング52
を移動させ、この駆動リング52に連動する半導体ウェ
ハ4の周辺を下部電極3におさえつけるウェハ押さえ部
5が、下方に移動して下部電極3と半導体ウェハ4とを
密着させる。また、基板ステージとなる下部電極3温度
は、図面は省略するが、下部電極3内に設けられたヒー
タ又は冷却配管等と熱電対との組み合わせによる温度コ
ントロールシステムにより、温度設定がなされる。
板ステージともなっていて、この下部電極3に半導体ウ
ェハ4が載置されると、駆動装置51が駆動リング52
を移動させ、この駆動リング52に連動する半導体ウェ
ハ4の周辺を下部電極3におさえつけるウェハ押さえ部
5が、下方に移動して下部電極3と半導体ウェハ4とを
密着させる。また、基板ステージとなる下部電極3温度
は、図面は省略するが、下部電極3内に設けられたヒー
タ又は冷却配管等と熱電対との組み合わせによる温度コ
ントロールシステムにより、温度設定がなされる。
【0006】また、RIE装置には、半導体ウェハ4と
下部電極3の間には熱伝導性ガスを送り込む熱伝導性ガ
ス供給部6が設けられており、ヘリウム又はアルゴン等
の熱伝導性ガスをマスフローコントローラ61、ガス配
管62を通して下部電極3表面に導く構成をとなってい
る。このガス配管52には圧力計63および可変圧力調
整バルブ64が接続されており、マスフローコントロー
ラを通った熱伝導性ガスが設定された圧力以上になる
と、熱伝導性ガスは可変圧力調整バルブ64を通して外
部に排出されるようになっている。なお、下部電極3に
はブロッキングコンデンサ71を介してプラズマ発生用
の高周波電源7が接続されている。
下部電極3の間には熱伝導性ガスを送り込む熱伝導性ガ
ス供給部6が設けられており、ヘリウム又はアルゴン等
の熱伝導性ガスをマスフローコントローラ61、ガス配
管62を通して下部電極3表面に導く構成をとなってい
る。このガス配管52には圧力計63および可変圧力調
整バルブ64が接続されており、マスフローコントロー
ラを通った熱伝導性ガスが設定された圧力以上になる
と、熱伝導性ガスは可変圧力調整バルブ64を通して外
部に排出されるようになっている。なお、下部電極3に
はブロッキングコンデンサ71を介してプラズマ発生用
の高周波電源7が接続されている。
【0007】次に、半導体ウェハ4の基板ステージでも
ある下部電極3表面部とウェハ押さえ部5の詳細を図6
を参照して説明する。図6(a)は半導体ウェハ4が下
部電極3に押さえつけられた状態での下部電極3部の概
略平面図で、図6(b)は図6(a)のA−A部におけ
る概略断面図である。ウェハ押さえ部5は多数の押さえ
爪54と4個所に配置された支持部材55を持つ押さえ
リング53と、板バネ56と、支持部材57とで構成さ
れており、図5に示す如く、駆動装置51による移動す
る駆動リング52に連結している。
ある下部電極3表面部とウェハ押さえ部5の詳細を図6
を参照して説明する。図6(a)は半導体ウェハ4が下
部電極3に押さえつけられた状態での下部電極3部の概
略平面図で、図6(b)は図6(a)のA−A部におけ
る概略断面図である。ウェハ押さえ部5は多数の押さえ
爪54と4個所に配置された支持部材55を持つ押さえ
リング53と、板バネ56と、支持部材57とで構成さ
れており、図5に示す如く、駆動装置51による移動す
る駆動リング52に連結している。
【0008】板バネ56は、図6(b)の板バネ56の
B−B部における概略断面図である図5(c)に示すよ
うに、リング形状の板バネ56に支持部材55と支持部
材57が接合された構造となっている。支持部材57が
駆動リング52の移動により矢印Cの移動をすると、支
持部材55を持つ押さえリング53が板バネ56を介し
て矢印Dの移動をする。今、支持部材57が下方に所定
距離移動すると、押さえリング53の押さえ爪54が半
導体ウェハ4に接触するまで移動し、支持部材57の所
定距離と押さえリング53の移動距離との差が板バネ5
6の伸びとなり、この板バネの伸びが半導体ウェハ4を
下層電極3に押さえ付ける力として働く。
B−B部における概略断面図である図5(c)に示すよ
うに、リング形状の板バネ56に支持部材55と支持部
材57が接合された構造となっている。支持部材57が
駆動リング52の移動により矢印Cの移動をすると、支
持部材55を持つ押さえリング53が板バネ56を介し
て矢印Dの移動をする。今、支持部材57が下方に所定
距離移動すると、押さえリング53の押さえ爪54が半
導体ウェハ4に接触するまで移動し、支持部材57の所
定距離と押さえリング53の移動距離との差が板バネ5
6の伸びとなり、この板バネの伸びが半導体ウェハ4を
下層電極3に押さえ付ける力として働く。
【0009】上記のような押さえリング53により、半
導体ウェハ4を下層電極3に密着させようとしても、半
導体ウェハ4や下層電極3表面の平坦性が完全ではない
ために、半導体ウェハ4と下層電極3との密着性が場所
により異なることによる温度分布を発生する虞があり、
この温度分布発生を抑止するために、下層電極3の中央
の設けたガス配管より熱伝導性ガスを半導体ウェハ4と
下層電極3間の送り込んでいる。
導体ウェハ4を下層電極3に密着させようとしても、半
導体ウェハ4や下層電極3表面の平坦性が完全ではない
ために、半導体ウェハ4と下層電極3との密着性が場所
により異なることによる温度分布を発生する虞があり、
この温度分布発生を抑止するために、下層電極3の中央
の設けたガス配管より熱伝導性ガスを半導体ウェハ4と
下層電極3間の送り込んでいる。
【0010】上述構造のRIE装置により、半導体ウェ
ハ4上に形成された薄膜等をエッチングすると、エッチ
ング時のプラズマにより半導体ウェハ4が加熱される
が、この熱は半導体ウェハ4と基板ステージである下部
電極3との密着性の良い部分では熱伝導により下部電極
3へ逃げ、平坦性の不完全による密着性の悪い部分でも
熱伝導性ガスを介して下部電極3へ逃げるため、温度上
昇はほとんどなく、また半導体ウェハ4内での温度分布
を発生させる虞がない。
ハ4上に形成された薄膜等をエッチングすると、エッチ
ング時のプラズマにより半導体ウェハ4が加熱される
が、この熱は半導体ウェハ4と基板ステージである下部
電極3との密着性の良い部分では熱伝導により下部電極
3へ逃げ、平坦性の不完全による密着性の悪い部分でも
熱伝導性ガスを介して下部電極3へ逃げるため、温度上
昇はほとんどなく、また半導体ウェハ4内での温度分布
を発生させる虞がない。
【0011】しかし、上述したRIE装置においては、
半導体ウェハ4の僅かな反りや下部電極3上の僅かなご
み等で半導体ウェハ4が傾いてしまう状態の時には、半
導体ウェハ4の周辺4個所の押さえ部5の押さえ力が同
じであるため、半導体ウェハ4と下層電極3との密着性
に分布ができる。また、4個の板バネ56のバネ力が不
均一に脆化したりすると、支持部材55と支持部材57
の移動距離の差で与えられる押さえ力に差がでてきて、
半導体ウェハ4と下層電極3との密着性に分布ができ
る。この様な状態で、半導体ウェハ4上に形成された薄
膜等をエッチングすると、密着性の悪い部分では半導体
ウェハ4の温度が上がって、エッチング速度が増加する
ことによる薄膜エッチング量の半導体ウェハ4面内均一
性の悪化や、極端な時は密着性の悪い部分の半導体ウェ
ハ4の温度上昇により、薄膜をパターニングするための
薄膜上のフォトレジストが焦げる等の問題が発生する。
半導体ウェハ4の僅かな反りや下部電極3上の僅かなご
み等で半導体ウェハ4が傾いてしまう状態の時には、半
導体ウェハ4の周辺4個所の押さえ部5の押さえ力が同
じであるため、半導体ウェハ4と下層電極3との密着性
に分布ができる。また、4個の板バネ56のバネ力が不
均一に脆化したりすると、支持部材55と支持部材57
の移動距離の差で与えられる押さえ力に差がでてきて、
半導体ウェハ4と下層電極3との密着性に分布ができ
る。この様な状態で、半導体ウェハ4上に形成された薄
膜等をエッチングすると、密着性の悪い部分では半導体
ウェハ4の温度が上がって、エッチング速度が増加する
ことによる薄膜エッチング量の半導体ウェハ4面内均一
性の悪化や、極端な時は密着性の悪い部分の半導体ウェ
ハ4の温度上昇により、薄膜をパターニングするための
薄膜上のフォトレジストが焦げる等の問題が発生する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した処
理装置および被処理体の処理方法における問題点を解決
することをその目的とする。即ち本発明の課題は、減圧
雰囲気中で被処理体を処理する際の、被処理体面内温度
を均一な所定温度にできる処理装置および被処理体の処
理方法を提供することを目的とする。
理装置および被処理体の処理方法における問題点を解決
することをその目的とする。即ち本発明の課題は、減圧
雰囲気中で被処理体を処理する際の、被処理体面内温度
を均一な所定温度にできる処理装置および被処理体の処
理方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の処理装置および
被処理体の処理方法は、上述の課題を解決するために提
案するものであり、本発明の処理装置は、減圧雰囲気中
で被処理体を処理する処理装置において、被処理体を載
置する基板ステージと被処理体間に熱伝導性ガスを供給
する熱伝導性ガス供給手段と、熱伝導性ガスの基板ステ
ージ周辺部でのガス流量およびガス圧力の内、いずれか
一方を用いて被処理体の周辺部と基板ステージとの密着
性を検知する複数個の密着性検知手段と、被処理体の周
辺部を前記基板ステージに押さえつけるための複数個の
付勢手段を持つ被処理体押さえ部と、被処理体押さえ部
を駆動する複数個の駆動装置と、密着性検知手段からの
信号を基に駆動装置を制御する制御装置とを有すること
を特徴とするものである。
被処理体の処理方法は、上述の課題を解決するために提
案するものであり、本発明の処理装置は、減圧雰囲気中
で被処理体を処理する処理装置において、被処理体を載
置する基板ステージと被処理体間に熱伝導性ガスを供給
する熱伝導性ガス供給手段と、熱伝導性ガスの基板ステ
ージ周辺部でのガス流量およびガス圧力の内、いずれか
一方を用いて被処理体の周辺部と基板ステージとの密着
性を検知する複数個の密着性検知手段と、被処理体の周
辺部を前記基板ステージに押さえつけるための複数個の
付勢手段を持つ被処理体押さえ部と、被処理体押さえ部
を駆動する複数個の駆動装置と、密着性検知手段からの
信号を基に駆動装置を制御する制御装置とを有すること
を特徴とするものである。
【0014】また、本発明の被処理体の処理方法は、減
圧雰囲気中で被処理体を処理する、被処理体の処理方法
において、被処理体を基板ステージに載置する工程と、
被処理体押さえ部により前記被処理体を基板ステージに
押さえつける工程と、被処理体と基板ステージ間に熱伝
導性ガスを送り込む工程と、被処理体の周辺部と前記基
板ステージとの密着性を検知する複数個の密着性検知手
段からの信号を基にして、略均一な密着性を得るための
被処理体押さえ部に押さえ力を与える、被処理体押さえ
部を駆動する複数個の駆動装置に、制御装置より駆動信
号を送る工程と、処理ガスを処理室に送り込み、被処理
体を処理する工程とを有することを特徴とするものであ
る。
圧雰囲気中で被処理体を処理する、被処理体の処理方法
において、被処理体を基板ステージに載置する工程と、
被処理体押さえ部により前記被処理体を基板ステージに
押さえつける工程と、被処理体と基板ステージ間に熱伝
導性ガスを送り込む工程と、被処理体の周辺部と前記基
板ステージとの密着性を検知する複数個の密着性検知手
段からの信号を基にして、略均一な密着性を得るための
被処理体押さえ部に押さえ力を与える、被処理体押さえ
部を駆動する複数個の駆動装置に、制御装置より駆動信
号を送る工程と、処理ガスを処理室に送り込み、被処理
体を処理する工程とを有することを特徴とするものであ
る。
【0015】本発明によれば、被処理体と基板ステージ
間に熱伝導性ガスを供給し、被処理体の周辺を基板ステ
ージに押さえつける、複数個の付勢手段を持つ被処理体
押さえ部を複数の駆動装置にて駆動し、この複数の駆動
装置に対応する被処理体周辺に、被処理体と基板ステー
ジとの密着性を検知する密着性検知手段を設け、この密
着性検知手段からの信号を基に、複数の駆動装置が駆動
し、被処理体周辺の密着性に応じた押さえ力を複数の付
勢手段をにて与える機構となっているので、被処理体と
基板ステージとの密着性の均一化が可能となる。従っ
て、被処理体の面内温度が均一化されて被処理体面内の
均一な処理が可能となる。
間に熱伝導性ガスを供給し、被処理体の周辺を基板ステ
ージに押さえつける、複数個の付勢手段を持つ被処理体
押さえ部を複数の駆動装置にて駆動し、この複数の駆動
装置に対応する被処理体周辺に、被処理体と基板ステー
ジとの密着性を検知する密着性検知手段を設け、この密
着性検知手段からの信号を基に、複数の駆動装置が駆動
し、被処理体周辺の密着性に応じた押さえ力を複数の付
勢手段をにて与える機構となっているので、被処理体と
基板ステージとの密着性の均一化が可能となる。従っ
て、被処理体の面内温度が均一化されて被処理体面内の
均一な処理が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的実施の形態
例につき、添付図面を参照して説明する。なお従来技術
の説明で参照した図5および図6中の構成部分と同様の
構成部分には、同一の参照符号を付すものとする。
例につき、添付図面を参照して説明する。なお従来技術
の説明で参照した図5および図6中の構成部分と同様の
構成部分には、同一の参照符号を付すものとする。
【0017】実施の形態例1 本実施の形態例は、一例としてRIE装置に本発明を適
応した例であり、これを図1および図2を参照して説明
する。まず、図1に示すように、RIE装置の基本構造
は従来例と同様であり、従来例と同様な部分の説明は省
略する。このRIE装置には、基板ステージでもある下
部電極3に載置された被処理体、例えば半導体ウェハ4
を下部電極3に密着させるための4個の付勢手段を持つ
ウェハ押さえ部5と、このウェハ押さえ部5を駆動する
4個の駆動装置51a、51b(図示省略)、51c、
51d(図示省略)が設けられている。
応した例であり、これを図1および図2を参照して説明
する。まず、図1に示すように、RIE装置の基本構造
は従来例と同様であり、従来例と同様な部分の説明は省
略する。このRIE装置には、基板ステージでもある下
部電極3に載置された被処理体、例えば半導体ウェハ4
を下部電極3に密着させるための4個の付勢手段を持つ
ウェハ押さえ部5と、このウェハ押さえ部5を駆動する
4個の駆動装置51a、51b(図示省略)、51c、
51d(図示省略)が設けられている。
【0018】また、RIE装置には、半導体ウェハ4と
下部電極3間にヘリウム又はアルゴン等の熱伝導性ガス
を送り込む第1の熱伝導性ガス供給部6aと第2の熱伝
導性ガス供給部6bが設けられている。第1の熱伝導性
ガス供給部6aは、マスフローコントローラ61a、ガ
ス配管62a、圧力計63aおよび可変圧力調整バルブ
64aで構成され、熱伝導性ガスを下部電極3表面の中
央部に送り込むようになっている。第2の熱伝導性ガス
供給部6bは、マスフローコントローラ61b、ガス配
管62b、圧力計63bおよび可変圧力調整バルブ64
bで構成されている。ガス配管62bは4個の駆動装置
の数に対応し、例えば4本に分岐され、4個の流量計、
例えば 微小質量流量計81a、81b(図示省略)、
81c、81d(図示省略)に接続している。4個の微
小質量流量計81a、81b(図示省略)、81c、8
1d(図示省略)からのガス配管82a、82b、82
c、82d(図2参照)は、4個の駆動装置51a、5
1b(図示省略)、51c、51d(図示省略)により
ウェハ押さえ部に押さえ力を与える下部電極3表面の周
辺部位置に熱伝導性ガスを送り込むようになっている。
なお、可変圧力調整バルブ64a、64bはマスフロー
コントローラ61a、61bを通った熱伝導性ガスの圧
力が各々設定された圧力以上になると、熱伝導性ガスを
可変圧力調整バルブ64を通して外部に排出されせるよ
うに働く。
下部電極3間にヘリウム又はアルゴン等の熱伝導性ガス
を送り込む第1の熱伝導性ガス供給部6aと第2の熱伝
導性ガス供給部6bが設けられている。第1の熱伝導性
ガス供給部6aは、マスフローコントローラ61a、ガ
ス配管62a、圧力計63aおよび可変圧力調整バルブ
64aで構成され、熱伝導性ガスを下部電極3表面の中
央部に送り込むようになっている。第2の熱伝導性ガス
供給部6bは、マスフローコントローラ61b、ガス配
管62b、圧力計63bおよび可変圧力調整バルブ64
bで構成されている。ガス配管62bは4個の駆動装置
の数に対応し、例えば4本に分岐され、4個の流量計、
例えば 微小質量流量計81a、81b(図示省略)、
81c、81d(図示省略)に接続している。4個の微
小質量流量計81a、81b(図示省略)、81c、8
1d(図示省略)からのガス配管82a、82b、82
c、82d(図2参照)は、4個の駆動装置51a、5
1b(図示省略)、51c、51d(図示省略)により
ウェハ押さえ部に押さえ力を与える下部電極3表面の周
辺部位置に熱伝導性ガスを送り込むようになっている。
なお、可変圧力調整バルブ64a、64bはマスフロー
コントローラ61a、61bを通った熱伝導性ガスの圧
力が各々設定された圧力以上になると、熱伝導性ガスを
可変圧力調整バルブ64を通して外部に排出されせるよ
うに働く。
【0019】4個の微小質量流量計81a、81b、8
1c、81dからの電気信号は駆動装置51a、51b
(図示省略)、51c、51d(図示省略)の駆動を制
御する制御装置90に送られ、制御装置90では基準と
する流量と上記各流量計の流量とを比較し、各駆動装置
に駆動信号を送る。各駆動装置の駆動でウェハ押さえ部
が移動し、微小質量流量計81a、81b、81c、8
1dの流量が基準とする流量以下になった時点で、制御
装置90から駆動装置51a、51b(図示省略)、5
1c、51d(図示省略)に駆動停止信号が送られる。
ここで、駆動装置の機構は、例えばスッテピングモータ
とウォームギアによりウェハ押さえ部を上下動させるよ
うなものである。なお、上記の基準とする流量Qとは、
マスフローコントローラの流量をQ0 とすると、Q=1
/4(Q0 +ΔQ0 )で、例えばΔQ0 =1/5Q0 と
する。
1c、81dからの電気信号は駆動装置51a、51b
(図示省略)、51c、51d(図示省略)の駆動を制
御する制御装置90に送られ、制御装置90では基準と
する流量と上記各流量計の流量とを比較し、各駆動装置
に駆動信号を送る。各駆動装置の駆動でウェハ押さえ部
が移動し、微小質量流量計81a、81b、81c、8
1dの流量が基準とする流量以下になった時点で、制御
装置90から駆動装置51a、51b(図示省略)、5
1c、51d(図示省略)に駆動停止信号が送られる。
ここで、駆動装置の機構は、例えばスッテピングモータ
とウォームギアによりウェハ押さえ部を上下動させるよ
うなものである。なお、上記の基準とする流量Qとは、
マスフローコントローラの流量をQ0 とすると、Q=1
/4(Q0 +ΔQ0 )で、例えばΔQ0 =1/5Q0 と
する。
【0020】次に、半導体ウェハ4の基板ステージでも
ある下部電極3表面部とウェハ押え部5の詳細を図2を
参照して説明する。図2(a)は下部電極3表面部とウ
ェハ押さえ部5の概略平面図で、図2(b)は図2
(a)のE−E部における概略断面図である。ウェハ押
さえ部5は、従来同様に、多数の押さえ爪54と4個所
に配置された支持部材55を持つ、テフロン樹脂等の有
機絶縁物製の押さえリング53と、4個の付勢手段、例
えば板バネ56と、4個の支持部材57で構成されてい
る。4個の支持部材57は各々独立した駆動装置駆動装
置51a、51b(図示省略)、51c、51d(図示
省略)に接続され、矢印Bに示すような上下移動を行
い、4個の板バネ56を介して4個の支持部材55で支
持された押さえリング53を、矢印Cに示すような、上
下移動される。
ある下部電極3表面部とウェハ押え部5の詳細を図2を
参照して説明する。図2(a)は下部電極3表面部とウ
ェハ押さえ部5の概略平面図で、図2(b)は図2
(a)のE−E部における概略断面図である。ウェハ押
さえ部5は、従来同様に、多数の押さえ爪54と4個所
に配置された支持部材55を持つ、テフロン樹脂等の有
機絶縁物製の押さえリング53と、4個の付勢手段、例
えば板バネ56と、4個の支持部材57で構成されてい
る。4個の支持部材57は各々独立した駆動装置駆動装
置51a、51b(図示省略)、51c、51d(図示
省略)に接続され、矢印Bに示すような上下移動を行
い、4個の板バネ56を介して4個の支持部材55で支
持された押さえリング53を、矢印Cに示すような、上
下移動される。
【0021】下部電極3には、下部電極3中央部に配置
された熱伝導性ガス用のガス配管62と、4個の支持部
材55に対応した下部電極3周辺部に配置された熱伝導
性ガス用の4本のガス配管82a、82b、82c、8
2dがある 下部電極3表面には,熱伝導性ガスを噴き出しす多数の
小孔101が下部電極3表面にほぼ等間隔になるように
配置で設けられ、下部電極3表面の外周部以外に設けら
れた小孔101は、下部電極3表面の下方に設けられた
溝102を通してガス配管62に接続され、下部電極3
表面の外周部に設けられた小孔101は、4個の支持部
材55に対応して下部電極3表面下方の外周部に等間隔
に設けられた4個の溝103a、103b、103c、
103dを通して各々ガス配管82a、82b、82
c、82dに接続している。
された熱伝導性ガス用のガス配管62と、4個の支持部
材55に対応した下部電極3周辺部に配置された熱伝導
性ガス用の4本のガス配管82a、82b、82c、8
2dがある 下部電極3表面には,熱伝導性ガスを噴き出しす多数の
小孔101が下部電極3表面にほぼ等間隔になるように
配置で設けられ、下部電極3表面の外周部以外に設けら
れた小孔101は、下部電極3表面の下方に設けられた
溝102を通してガス配管62に接続され、下部電極3
表面の外周部に設けられた小孔101は、4個の支持部
材55に対応して下部電極3表面下方の外周部に等間隔
に設けられた4個の溝103a、103b、103c、
103dを通して各々ガス配管82a、82b、82
c、82dに接続している。
【0022】このRIE装置による半導体ウェハ4の処
理は、まず真空引きされた処理室1内の下層電極3上に
半導体ウェハ4を載置し、その後制御装置90を作動さ
せて駆動装置51a、51b、51c、51dを駆動し
てウェハ押さえ部5を下方に所定距離移動させて半導体
ウェハ4を下層電極3に押さえつける。次に第1の熱伝
導性ガス供給部6aおよび第2の熱伝導性ガス供給部6
aより熱伝導性ガスを半導体ウェハ4と下層電極3との
間に送り込む。この時の流量は各々約20sccmと
し、ガス配管62a、62bにおける各々の圧力は約1
kPaとする。なおこのガス配管62a、62bにおけ
る各々の圧力は、処理作業以前の可変圧力調整バルブ6
4a、64bの調整により約1kPa以上にならないよ
うになっている。
理は、まず真空引きされた処理室1内の下層電極3上に
半導体ウェハ4を載置し、その後制御装置90を作動さ
せて駆動装置51a、51b、51c、51dを駆動し
てウェハ押さえ部5を下方に所定距離移動させて半導体
ウェハ4を下層電極3に押さえつける。次に第1の熱伝
導性ガス供給部6aおよび第2の熱伝導性ガス供給部6
aより熱伝導性ガスを半導体ウェハ4と下層電極3との
間に送り込む。この時の流量は各々約20sccmと
し、ガス配管62a、62bにおける各々の圧力は約1
kPaとする。なおこのガス配管62a、62bにおけ
る各々の圧力は、処理作業以前の可変圧力調整バルブ6
4a、64bの調整により約1kPa以上にならないよ
うになっている。
【0023】その後、制御装置90おいて、4本のガス
配管82a、82b、82c、82dの流量を測定する
微小質量流量計81a、81b、81c、81dからの
電気信号を基に、基準とする流量と上記各流量計の流量
とを比較し、その流量が基準とする流量より多いガス配
管のガス噴出部に対応する駆動装置には再度駆動信号を
送り、その流量が基準とする流量以下になるまで駆動装
置が駆動して、板バネ57を介して、ウェハ押さえ部5
の押さえ力を増加させることでその流量を減少させ、基
準とする流量以下に成った時点で駆動を停止する。
配管82a、82b、82c、82dの流量を測定する
微小質量流量計81a、81b、81c、81dからの
電気信号を基に、基準とする流量と上記各流量計の流量
とを比較し、その流量が基準とする流量より多いガス配
管のガス噴出部に対応する駆動装置には再度駆動信号を
送り、その流量が基準とする流量以下になるまで駆動装
置が駆動して、板バネ57を介して、ウェハ押さえ部5
の押さえ力を増加させることでその流量を減少させ、基
準とする流量以下に成った時点で駆動を停止する。
【0024】この様にして、4個の微小質量流量計81
a、81b、81c、81dの流量を基準とする流量以
下にすることで、半導体ウェハ4と下層電極3の密着性
を半導体ウェハ4面内においてほぼ均一化する。その
後、エッチングガスを導入し、このエッチングのガス圧
力を、例えば2Pa以下に設定し、高周波電源7から下
層電極3に13.56MHzの高周波電圧を印加してプ
ラズマを発生させエッチングを行う。高周波電源をOF
Fしてエッチングを終了させた後に、エッチングガスや
熱伝導性ガスを遮断し、制御装置90を作動させて駆動
装置51a、51b、51c、51dを駆動し、ウェハ
押さえ部5を上方に移動させて、ウェハ押さえ部5を半
導体ウェハ4から離し、その後半導体ウェハ4を下層電
極3より取り出す。
a、81b、81c、81dの流量を基準とする流量以
下にすることで、半導体ウェハ4と下層電極3の密着性
を半導体ウェハ4面内においてほぼ均一化する。その
後、エッチングガスを導入し、このエッチングのガス圧
力を、例えば2Pa以下に設定し、高周波電源7から下
層電極3に13.56MHzの高周波電圧を印加してプ
ラズマを発生させエッチングを行う。高周波電源をOF
Fしてエッチングを終了させた後に、エッチングガスや
熱伝導性ガスを遮断し、制御装置90を作動させて駆動
装置51a、51b、51c、51dを駆動し、ウェハ
押さえ部5を上方に移動させて、ウェハ押さえ部5を半
導体ウェハ4から離し、その後半導体ウェハ4を下層電
極3より取り出す。
【0025】上記のようなRIE装置を用いると、半導
体ウェハ4と基板ステージでもある下層電極3との均一
な密着性が確保でき、しかも熱伝導性ガス供給により、
プラズマエッチングによって加熱される半導体ウェハ4
の熱は基板ステージでもある下層電極3に流れて、半導
体ウェハ4の面内温度が均一な所定温度となる。従っ
て、半導体ウェハ4の面内エッチング速度がほぼ一定と
なって、面内均一なエッチングが可能となる。
体ウェハ4と基板ステージでもある下層電極3との均一
な密着性が確保でき、しかも熱伝導性ガス供給により、
プラズマエッチングによって加熱される半導体ウェハ4
の熱は基板ステージでもある下層電極3に流れて、半導
体ウェハ4の面内温度が均一な所定温度となる。従っ
て、半導体ウェハ4の面内エッチング速度がほぼ一定と
なって、面内均一なエッチングが可能となる。
【0026】なお、上記のRIE装置では、1個の押さ
えリング53と4組の支持部材55、板バネ56、支持
部材57とでウェハ押さえ部5を構成しているが、押さ
えリング53を4分割した形の押さえ部材を作り、4組
の押さえ部材、支持部材55、板バネ56、支持部材5
7でウェハ押さえ部5を形成してもよい。
えリング53と4組の支持部材55、板バネ56、支持
部材57とでウェハ押さえ部5を構成しているが、押さ
えリング53を4分割した形の押さえ部材を作り、4組
の押さえ部材、支持部材55、板バネ56、支持部材5
7でウェハ押さえ部5を形成してもよい。
【0027】実施の形態例2 本実施の形態例は、一例としてRIE装置に本発明を適
応した例であり、これを図3および図4を参照して説明
する。まず、図3に示すように、RIE装置の基本構造
は従来例と同様なので、従来例と同様な部分の説明は省
略する。このRIE装置には、実施の形態例1と同様
に、基板ステージでもある下部電極3に載置された被処
理体、例えば半導体ウェハ4を下部電極3に密着させる
ための4個の付勢手段を持つウェハ押さえ部5と、この
ウェハ押さえ部5を駆動する4個の駆動装置51a、5
1b(図示省略)、51c、51d(図示省略)が設け
られている。
応した例であり、これを図3および図4を参照して説明
する。まず、図3に示すように、RIE装置の基本構造
は従来例と同様なので、従来例と同様な部分の説明は省
略する。このRIE装置には、実施の形態例1と同様
に、基板ステージでもある下部電極3に載置された被処
理体、例えば半導体ウェハ4を下部電極3に密着させる
ための4個の付勢手段を持つウェハ押さえ部5と、この
ウェハ押さえ部5を駆動する4個の駆動装置51a、5
1b(図示省略)、51c、51d(図示省略)が設け
られている。
【0028】また、RIE装置には、従来例と同様に、
半導体ウェハ4と下部電極3間にヘリウム又はアルゴン
等の熱伝導性ガスを送り込む熱伝導性ガス供給部6が設
けられて、ガス配管62を通して下層電極3表面の中央
部に熱伝導性ガスを送り込むようになっている。下層電
極3周辺部には、半導体ウェハ4と下層電極3間に送り
込まれた熱伝導性ガスの圧力を測定する圧力計用の複数
のガス配管、例えば4本のガス配管112a、112
b、112c、112dが設けられていて、これらガス
配管には4個のピラニー真空計等の圧力計111a、1
11b、111c、111dが接続している。なお、こ
のガス配管112a、112b、112c、112dの
下層電極3表面での位置は、下層電極3周辺部で4個の
駆動装置51a、51b(図示省略)、51c、51d
(図示省略)に対応した下層電極3周辺部である。
半導体ウェハ4と下部電極3間にヘリウム又はアルゴン
等の熱伝導性ガスを送り込む熱伝導性ガス供給部6が設
けられて、ガス配管62を通して下層電極3表面の中央
部に熱伝導性ガスを送り込むようになっている。下層電
極3周辺部には、半導体ウェハ4と下層電極3間に送り
込まれた熱伝導性ガスの圧力を測定する圧力計用の複数
のガス配管、例えば4本のガス配管112a、112
b、112c、112dが設けられていて、これらガス
配管には4個のピラニー真空計等の圧力計111a、1
11b、111c、111dが接続している。なお、こ
のガス配管112a、112b、112c、112dの
下層電極3表面での位置は、下層電極3周辺部で4個の
駆動装置51a、51b(図示省略)、51c、51d
(図示省略)に対応した下層電極3周辺部である。
【0029】4個の圧力計112a、112b、112
c、112dからの電気信号は駆動装置51a、51b
(図示省略)、51c、51d(図示省略)の駆動を制
御する制御装置90に送られ、制御装置90では基準と
する圧力と上記各圧力計の圧力とを比較し、各駆動装置
に駆動信号を送る。各駆動装置の駆動でウェハ押さえ部
が移動し、圧力計112a、112b、112c、11
2dの圧力が基準とする圧力以上になった時点で、制御
装置90から駆動装置51a、51b(図示省略)、5
1c、51d(図示省略)に駆動停止信号が送られる。
ここで、駆動装置の機構は、例えばスッテピングモータ
とウォームギアによりウェハ押さえ部を上下動させるよ
うなものである。なお、上記の基準とする圧力Pとは、
熱伝導性ガス供給部6の圧力計63の圧力をP0 とする
と、P=P0 −ΔP0 )で、例えばΔP0 =1/5P0
程度とする。
c、112dからの電気信号は駆動装置51a、51b
(図示省略)、51c、51d(図示省略)の駆動を制
御する制御装置90に送られ、制御装置90では基準と
する圧力と上記各圧力計の圧力とを比較し、各駆動装置
に駆動信号を送る。各駆動装置の駆動でウェハ押さえ部
が移動し、圧力計112a、112b、112c、11
2dの圧力が基準とする圧力以上になった時点で、制御
装置90から駆動装置51a、51b(図示省略)、5
1c、51d(図示省略)に駆動停止信号が送られる。
ここで、駆動装置の機構は、例えばスッテピングモータ
とウォームギアによりウェハ押さえ部を上下動させるよ
うなものである。なお、上記の基準とする圧力Pとは、
熱伝導性ガス供給部6の圧力計63の圧力をP0 とする
と、P=P0 −ΔP0 )で、例えばΔP0 =1/5P0
程度とする。
【0030】次に、半導体ウェハ4の基板ステージでも
ある下部電極3表面部とウェハ押さえ部5の詳細を図4
を参照して説明する。図4(a)は下部電極3表面部と
ウェハ押さえ部5の概略平面図で、図4(b)は図4
(a)のF−F部における概略断面図である。ウェハ押
さえ部5は、従来同様に、多数の押さえ爪54と4個所
に配置された支持部材55を持つ、テフロン樹脂等の有
機絶縁物製の押さえリング53と、4個の付勢手段、例
えば板バネ56と、4個の支持部材57で構成されてい
る。4個の支持部材57は各々独立した駆動装置駆動装
置51a、51b(図示省略)、51c、51d(図示
省略)に接続され、矢印Bに示すような上下移動を行
い、4個の板バネ56を介して4個の支持部材55で支
持された押さえリング53を、矢印Cに示すような、上
下移動させる。
ある下部電極3表面部とウェハ押さえ部5の詳細を図4
を参照して説明する。図4(a)は下部電極3表面部と
ウェハ押さえ部5の概略平面図で、図4(b)は図4
(a)のF−F部における概略断面図である。ウェハ押
さえ部5は、従来同様に、多数の押さえ爪54と4個所
に配置された支持部材55を持つ、テフロン樹脂等の有
機絶縁物製の押さえリング53と、4個の付勢手段、例
えば板バネ56と、4個の支持部材57で構成されてい
る。4個の支持部材57は各々独立した駆動装置駆動装
置51a、51b(図示省略)、51c、51d(図示
省略)に接続され、矢印Bに示すような上下移動を行
い、4個の板バネ56を介して4個の支持部材55で支
持された押さえリング53を、矢印Cに示すような、上
下移動させる。
【0031】下部電極3には、下部電極3中央部に配置
された熱伝導性ガス用のガス配管62と、4個の支持部
材55に対応した下部電極3周辺部の位置に4本の圧力
測定用のガス配管112a、112b、112c、11
2dが設けられている。
された熱伝導性ガス用のガス配管62と、4個の支持部
材55に対応した下部電極3周辺部の位置に4本の圧力
測定用のガス配管112a、112b、112c、11
2dが設けられている。
【0032】このRIE装置による半導体ウェハ4の処
理は、実施の形態例1と同様に、まず真空引きされた処
理室1内の下層電極3上に半導体ウェハ4を載置し、そ
の後制御装置90を作動させて駆動装置51a、51
b、51c、51dを駆動してウェハ押さえ部5を下方
に所定距離移動させて半導体ウェハ4を下層電極3に押
さえつける。
理は、実施の形態例1と同様に、まず真空引きされた処
理室1内の下層電極3上に半導体ウェハ4を載置し、そ
の後制御装置90を作動させて駆動装置51a、51
b、51c、51dを駆動してウェハ押さえ部5を下方
に所定距離移動させて半導体ウェハ4を下層電極3に押
さえつける。
【0033】次に熱伝導性ガス供給部6より熱伝導性ガ
スを半導体ウェハ4と下層電極3との間に送り込む。こ
の時の流量は約20sccmとし、ガス配管62おける
各々の圧力は約1kPaとする。なおこのガス配管62
の圧力は、処理作業以前の可変圧力調整バルブ64の調
整により、約1kPa以上にならないようになってい
る。
スを半導体ウェハ4と下層電極3との間に送り込む。こ
の時の流量は約20sccmとし、ガス配管62おける
各々の圧力は約1kPaとする。なおこのガス配管62
の圧力は、処理作業以前の可変圧力調整バルブ64の調
整により、約1kPa以上にならないようになってい
る。
【0034】その後、制御装置90おいて、4個のガス
配管112a、112b、112c、112dの各圧力
計111a、111b、111c、111dからの電気
信号を基に、基準とする圧力と上記各圧力計の圧力とを
比較し、その圧力が基準とする圧力より多いガス配管の
ガス噴出部に対応する駆動装置には再度駆動信号を送
り、その圧力が基準とする圧力以上になるまで駆動装置
が駆動して、板バネ57を介して、ウェハ押さえ部5の
押さえ力を増加させることでその圧力を増加させ、基準
とする圧力以上になった時点で駆動を停止する。
配管112a、112b、112c、112dの各圧力
計111a、111b、111c、111dからの電気
信号を基に、基準とする圧力と上記各圧力計の圧力とを
比較し、その圧力が基準とする圧力より多いガス配管の
ガス噴出部に対応する駆動装置には再度駆動信号を送
り、その圧力が基準とする圧力以上になるまで駆動装置
が駆動して、板バネ57を介して、ウェハ押さえ部5の
押さえ力を増加させることでその圧力を増加させ、基準
とする圧力以上になった時点で駆動を停止する。
【0035】この様にして、4個の圧力計111a、1
11b、111c、111dの圧力を基準とする圧力以
上にすることで、半導体ウェハ4と下層電極3の密着性
を半導体ウェハ4面内においてほぼ均一化する。その
後、実施の形態例1と同様に、エッチングガスを導入
し、このエッチングのガス圧力を、例えば2Pa以下に
設定し、高周波電源7から下層電極3に13.56MH
zの高周波電圧を印加してプラズマを発生させエッチン
グを行う。高周波電源をOFFしてエッチングを終了さ
せた後に、エッチングガスや熱伝導性ガスを遮断し、制
御装置90を作動させて駆動装置51a、51b、51
c、51dを駆動し、ウェハ押さえ部5を上方に移動さ
せて、ウェハ押さえ部5を半導体ウェハ4から離し、そ
の後半導体ウェハ4を下層電極3より取り出す。
11b、111c、111dの圧力を基準とする圧力以
上にすることで、半導体ウェハ4と下層電極3の密着性
を半導体ウェハ4面内においてほぼ均一化する。その
後、実施の形態例1と同様に、エッチングガスを導入
し、このエッチングのガス圧力を、例えば2Pa以下に
設定し、高周波電源7から下層電極3に13.56MH
zの高周波電圧を印加してプラズマを発生させエッチン
グを行う。高周波電源をOFFしてエッチングを終了さ
せた後に、エッチングガスや熱伝導性ガスを遮断し、制
御装置90を作動させて駆動装置51a、51b、51
c、51dを駆動し、ウェハ押さえ部5を上方に移動さ
せて、ウェハ押さえ部5を半導体ウェハ4から離し、そ
の後半導体ウェハ4を下層電極3より取り出す。
【0036】上記のようなRIE装置を用いると、半導
体ウェハ4と基板ステージでもある下層電極3との均一
な密着性が確保でき、しかも熱伝導性ガス供給により、
プラズマエッチングによって加熱される半導体ウェハ4
の熱は基板ステージでもある下層電極3に流れて、半導
体ウェハ4の面内温度が均一な所定温度となる。従っ
て、半導体ウェハ4の面内エッチング速度がほぼ一定と
なって、面内均一なエッチングが可能となる。
体ウェハ4と基板ステージでもある下層電極3との均一
な密着性が確保でき、しかも熱伝導性ガス供給により、
プラズマエッチングによって加熱される半導体ウェハ4
の熱は基板ステージでもある下層電極3に流れて、半導
体ウェハ4の面内温度が均一な所定温度となる。従っ
て、半導体ウェハ4の面内エッチング速度がほぼ一定と
なって、面内均一なエッチングが可能となる。
【0037】なお、上記のRIE装置では、1個の押さ
えリング53と4組の支持部材55、板バネ56、支持
部材57とでウェハ押さえ部5を構成しているが、押さ
えリング53を4分割した形の押さえ部材を作り、4組
の押さえ部材、支持部材55、板バネ56、支持部材5
7でウェハ押さえ部5を形成してもよい。
えリング53と4組の支持部材55、板バネ56、支持
部材57とでウェハ押さえ部5を構成しているが、押さ
えリング53を4分割した形の押さえ部材を作り、4組
の押さえ部材、支持部材55、板バネ56、支持部材5
7でウェハ押さえ部5を形成してもよい。
【0038】以上、本発明の2例を実施の形態例により
説明したが、本発明はこれら実施の形態例に何ら限定さ
れるものではない。例えば、本発明の実施の形態例で
は、処理装置として平行平板型のRIEを用いて説明し
たが、マグネトロン型やECR型等の他のRIE装置
や、スパッタリング装置や減圧CVD装置等の成膜装置
等の本発明を適応してもよい。その他、本発明の技術的
思想の範囲内で、処理装置の動作条件は適宜変更が可能
である。
説明したが、本発明はこれら実施の形態例に何ら限定さ
れるものではない。例えば、本発明の実施の形態例で
は、処理装置として平行平板型のRIEを用いて説明し
たが、マグネトロン型やECR型等の他のRIE装置
や、スパッタリング装置や減圧CVD装置等の成膜装置
等の本発明を適応してもよい。その他、本発明の技術的
思想の範囲内で、処理装置の動作条件は適宜変更が可能
である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の処理装置および被処理体の処理方法は、被処理体とし
ての半導体ウェハと基板ステージでもある下層電極との
間に熱伝導性ガスを送り込み、しかも半導体ウェハと下
層電極との密着性を下層電極周辺に設けた複数のガス配
管の流量又は圧力で検知し、この検知情報を基に、制御
装置と複数の駆動装置および付勢手段とにより、検知場
所に対応したウェハ押さえ部の押さえ力を調整し、半導
体ウェハと下層電極との密着性を半導体ウェハ面内で均
一化することで、半導体ウェハ面内温度を均一化な所定
温度とすることができる。従って、半導体ウェハ面内で
処理速度がほぼ一定となり、均一で、再現性の良い半導
体ウェハの処理が可能となる。
の処理装置および被処理体の処理方法は、被処理体とし
ての半導体ウェハと基板ステージでもある下層電極との
間に熱伝導性ガスを送り込み、しかも半導体ウェハと下
層電極との密着性を下層電極周辺に設けた複数のガス配
管の流量又は圧力で検知し、この検知情報を基に、制御
装置と複数の駆動装置および付勢手段とにより、検知場
所に対応したウェハ押さえ部の押さえ力を調整し、半導
体ウェハと下層電極との密着性を半導体ウェハ面内で均
一化することで、半導体ウェハ面内温度を均一化な所定
温度とすることができる。従って、半導体ウェハ面内で
処理速度がほぼ一定となり、均一で、再現性の良い半導
体ウェハの処理が可能となる。
【図1】本発明を適用した実施の形態例1を説明するた
めの、RIE装置の概略図である。
めの、RIE装置の概略図である。
【図2】本発明を適用した実施の形態例1のRIE装置
における下層電極とウェハ押さえ部を説明する図で、
(a)は概略平面図、(b)は図2(a)のE−E部に
おける概略断面図である。
における下層電極とウェハ押さえ部を説明する図で、
(a)は概略平面図、(b)は図2(a)のE−E部に
おける概略断面図である。
【図3】本発明を適用した実施の形態例2を説明するた
めの、RIE装置の概略図である。
めの、RIE装置の概略図である。
【図4】本発明を適用した実施の形態例2のRIE装置
における下層電極とウェハ押さえ部を説明する図で、
(a)は概略平面図、(b)は図4(a)のF−F部に
おける概略断面図である。
における下層電極とウェハ押さえ部を説明する図で、
(a)は概略平面図、(b)は図4(a)のF−F部に
おける概略断面図である。
【図5】従来例のRIE装置を説明するための、RIE
装置の概略図である。
装置の概略図である。
【図6】従来例のRIE装置の下層電極とウェハ押さえ
部を説明する図で、(a)は概略平面図、(b)は図6
(a)のA−A部における概略断面図、(c)は図6
(b)の板バネのB−B部における概略断面図である。
部を説明する図で、(a)は概略平面図、(b)は図6
(a)のA−A部における概略断面図、(c)は図6
(b)の板バネのB−B部における概略断面図である。
1…処理室、2…上部電極、3…下層電極、4…半導体
ウェハ、5…ウェハ押さえ部、6…熱伝導性ガス供給
部、7…高周波電源、11…排気管、21…ガス配管、
51…駆動装置、52…駆動リング、53…押さえリン
グ、54…押さえ爪、55,57…支持部材、56…板
バネ、61,61a,61b…マスフローコントロー
ラ、62,62a,62b…ガス配管、63,63a,
63b…圧力計、64,64a,64b…可変圧力調整
バルブ、71…ブロッキングコンデンサ、81a,81
c…微小質量流量計、82a〜82d…ガス配管、制御
装置、101…小孔、102,103a〜103d…
溝、111a,111c…圧力計、112a〜112d
…ガス配管
ウェハ、5…ウェハ押さえ部、6…熱伝導性ガス供給
部、7…高周波電源、11…排気管、21…ガス配管、
51…駆動装置、52…駆動リング、53…押さえリン
グ、54…押さえ爪、55,57…支持部材、56…板
バネ、61,61a,61b…マスフローコントロー
ラ、62,62a,62b…ガス配管、63,63a,
63b…圧力計、64,64a,64b…可変圧力調整
バルブ、71…ブロッキングコンデンサ、81a,81
c…微小質量流量計、82a〜82d…ガス配管、制御
装置、101…小孔、102,103a〜103d…
溝、111a,111c…圧力計、112a〜112d
…ガス配管
Claims (3)
- 【請求項1】 減圧雰囲気中で被処理体を処理する処理
装置において、 前記被処理体を載置する基板ステージと前記被処理体間
に熱伝導性ガスを供給する熱伝導性ガス供給手段と、 前記熱伝導性ガスの前記基板ステージ周辺部でのガス流
量およびガス圧力の内、いずれか一方を用いて前記被処
理体の周辺部と前記基板ステージとの密着性を検知する
複数個の密着性検知手段と、 前記被処理体の周辺部を前記基板ステージに押さえつけ
るための複数個の付勢手段を持つ被処理体押さえ部と、 前記被処理体押さえ部を駆動する複数個の駆動装置と、 前記密着性検知手段からの信号を基に前記駆動装置を制
御する制御装置とを有することを特徴とする処理装置。 - 【請求項2】 前記複数個の密着性検知手段の前記基板
ステージ周辺部における密着性検知位置と、前記複数個
の付勢手段を持つ被処理体押さえ部と前記複数個の駆動
装置により被処理体に押さえ力を与える位置とが対向す
る位置関係にあることを特徴とする、請求項1に記載の
処理装置。 - 【請求項3】 減圧雰囲気中で被処理体を処理する、被
処理体の処理方法において、 前記被処理体を基板ステージに載置する工程と、 被処理体押さえ部により前記被処理体を基板ステージに
押さえつける工程と、 前記被処理体と前記基板ステージ間に熱伝導性ガスを送
り込む工程と、 前記被処理体の周辺部と前記基板ステージとの密着性を
検知する複数個の密着性検知手段からの信号を基にし
て、略均一な密着性を得るための前記被処理体押さえ部
に押さえ力を与える、前記被処理体押さえ部の複数個の
駆動装置に、制御装置より駆動信号を送る工程と、 処理ガスを処理室に送り込み、被処理体を処理する工程
とを有することを特徴とする被処理体の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13824296A JPH09321028A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 処理装置および被処理体の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13824296A JPH09321028A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 処理装置および被処理体の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09321028A true JPH09321028A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15217404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13824296A Pending JPH09321028A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 処理装置および被処理体の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09321028A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190038414A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 온도 제어 방법 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP13824296A patent/JPH09321028A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190038414A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 온도 제어 방법 |
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