JPH09320545A - カラーランプおよび表示装置 - Google Patents

カラーランプおよび表示装置

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JPH09320545A
JPH09320545A JP13713796A JP13713796A JPH09320545A JP H09320545 A JPH09320545 A JP H09320545A JP 13713796 A JP13713796 A JP 13713796A JP 13713796 A JP13713796 A JP 13713796A JP H09320545 A JPH09320545 A JP H09320545A
Authority
JP
Japan
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color
lamp
filter film
color filter
airtight container
Prior art date
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Pending
Application number
JP13713796A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsunaga
啓之 松永
Hidehiro Shinada
英博 品田
Takumi Suwa
巧 諏訪
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】働程中のカラーフィルター膜からのガス放出が
少なく、長寿命なカラーランプを提供する。 【解決手段】分解開始温度が400℃以上または400
℃、1時間の熱処理で実質的に変色しない有機顔料を含
んでいるカラーフィルター膜が気密容器の内面に形成さ
れたカラーランプである。カラーランプは、白熱電球、
放電ランプなどの形態をとり得る。カラーフィルター膜
は、静電塗装またはウエットコーティングにより形成す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機顔料を用いたカ
ラーランプおよびこれを用いた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーランプは、当初無系顔料を使用し
ていた。しかし、近年無機顔料は人体に有害な重金属を
使用している関係で使用されなくなった。無機顔料に代
わって重金属を含まない有機顔料が使用されるようにな
った。たとえば特開昭60−14749号公報にはアン
トラキノン系赤色顔料およびポリエステル変性シリコー
ン樹脂を含有する厚さ3μ〜40μの皮膜を内部にフィ
ラメントを有するバルブの表面に形成することが記載さ
れている。そして、この従来技術には皮膜はバルブの外
面だけでなく、内面に形成してもよい旨言及されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バルブの内
面に皮膜を形成すれば、皮膜の耐候性の問題はないが、
バルブ内面に皮膜を形成する場合は、皮膜からの放出ガ
スがランプ特性に悪影響を与えないように皮膜を形成し
てから、熱処理を行う必要がある。しかし、アントラキ
ノン系顔料はランプの要求する温度では顔料が熱分解し
やすい。このため、熱処理温度を高くできない。その結
果、ランプの働程中にガスが放出されてバルブが早期に
黒化しやすく、したがって寿命が短いという問題があ
る。
【0004】また、この従来技術は消灯時のバルブの色
の見え方が白っぽく、点灯時に呈する色とは全く異なっ
ているため、消灯時には発光色を判別することができな
い。
【0005】本発明は、働程中のカラーフィルター膜か
らのガス放出が少なくて寿命の長いカラーランプを提供
することを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は、ランプの消灯時にも
点灯時と同系色を呈して点灯時に呈する色を判別しやす
いカラーランプを提供することにある。
【0007】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明のカラー
ランプは、透光性気密容器を備えたランプ本体と;分解
開始温度が400℃以上の有機顔料を含み、透光性気密
容器の内面に形成されたカラーフィルター膜と;を具備
していることを特徴としている。
【0008】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り、カラーランプは白熱電球、放電ランプ
などのいずれでもよい。透光性気密容器はガラス、セラ
ミックスなど材料は何でもよい。ガラスはソーダライム
ガラス、硬質ガラス、石英ガラスなどどのようなもので
もよい。また、気密容器の形状は任意所望の形状である
ことを許容する。
【0009】有機顔料は分解開始温度が400℃以上で
あれば、特定の材料に限定されない。この条件に適合す
る顔料は、縮合多環系顔料群の中に見いだすことができ
る。ここで、分解開始温度は、加熱重量減少曲線(TG
曲線)または/および示差熱曲線(DTA曲線)などか
ら求めることができる。
【0010】カラーフィルター膜は、気密容器の内面で
あれば、その製膜方法は限定されない。たとえば所定の
顔料粉末を所望により透光性金属酸化物粉末を混合して
なる材料粉末を静電塗装によって形成することができ
る。また、材料粉末を適当な結着剤とともに溶媒に分散
させて得た材料液を気密容器内面にウエットコーティン
グし、乾燥させてから400℃以上の温度で熱処理し
て、結着剤を分解させることによってカラーフィルター
膜を形成することもできる。溶媒は有機または水を使用
することができる。また、必要に応じて有機顔料を予め
所要に表面処理を施すことができる。透光性金属酸化物
粉末としては、シリカSiO2、アルミナAl23、カ
ルシアCaOなどを用いることができ、これらの材料お
よび混合比を適当に調整して所望の色を実現するととも
に、カラーランプの表面の輝度を均一にすることができ
る。さらに、カラーフィルター膜の膜厚は、20〜20
0μmの範囲で、有機顔料の含有量および所望の透過率
の相関において適宜設定するものとする。
【0011】このようにして、本発明により得られたカ
ラーランプは、カラーフィルター膜が気密容器の内面に
形成されているから、耐候性が良好である。膜が内面に
形成されていても有機顔料の分解温度が400℃以上で
あるから、400℃前後の高温で所要時間熱処理してか
らランプを完成させることができる。したがって、働程
中にカラーフィルター膜から不純ガスが放出されること
はなく、このため寿命が短くなるようなことはない。さ
らに、有機顔料は重金属を含まないから、人体に対する
害毒のおそれがない。
【0012】請求項2の発明のカラーランプは、透光性
気密容器を備えたランプ本体と;が400℃、1時間の
熱処理で実質的に変色のない有機顔料を含み、透光性気
密容器の内面に形成されたカラーフィルター膜と;を具
備していることを特徴としている。
【0013】本発明は、有機顔料を400℃で1時間熱
処理をした場合に有機顔料が実質的に変色しない有機顔
料を使用したものである。
【0014】本発明および以下の各発明において、実質
的に変色のないとは、ハンターの色差式(JIS Z
8730-1980参照)による色差(△EH)で5以内であ
ることをいう。この条件に適合する有機顔料としては、
ペリレン系顔料、キナクリドン系顔料がある。
【0015】本発明によれば、1時間の熱処理で適合す
る有機顔料を評価することができる。
【0016】請求項3の発明のカラーランプは、透光性
気密容器を備えたランプ本体と;分解開始温度が400
℃以上または400℃、1時間の熱処理で実質的に変色
のない有機顔料を含み、透光性気密容器の内面に静電塗
装により形成されたカラーフィルター膜と;を具備して
いることを特徴としている。
【0017】本発明者は、静電塗装によって気密容器の
内面に形成したカラーフィルター膜を備えたカラーラン
プが極めて優れた特性を有することを見いだした。すな
わち、静電塗装の場合、結着剤が不要であるから、得ら
れた膜は粉体での付着であるため、加熱、冷却の繰り返
しで問題になる熱膨張差に伴う応力を受けない。このた
め、カラーフィルター膜の割れや剥がれが生じにくい。
また、カラーフィルターとしての色の変化が少ない。こ
れは膜の密度がウエットコーティングによる膜に比べて
低いために、相対的に断熱層を形成するから、フィラメ
ントの輻射熱による顔料の損傷が少ないためではないか
と考えられる。さらに、結着剤を用いないことと有機顔
料の分解開始温度が400℃以上または400℃、1時
間の熱処理で実質的に変色しないものを用いることとが
相まって、働程中のカラーフィルター膜からのガス放出
が極めて少なく、このためカラーランプがより一層長寿
命となる。
【0018】静電塗装によりカラーフィルター膜を形成
する場合、上記有機顔料10〜30重量%、透光性金属
酸化物たとえばシリカ90〜70重量%の配合比が適当
である。
【0019】請求項4の発明のカラーランプは、透光性
気密容器を備えたランプ本体と;分解開始温度が400
℃以上または400℃、1時間の熱処理で実質的に変色
のない有機顔料を含み、透光性気密容器の内面にウエッ
トコーティングより形成されたカラーフィルター膜と;
を具備していることを特徴としている。
【0020】本発明のようにウエットコーティングによ
りカラーフィルター膜を形成する場合、結着剤が熱処理
によって十分に分解されている必要がある。この場合の
熱処理は400℃、1時間で十分である。
【0021】本発明によれば、常法のウエットコーティ
ングにより容易にカラーフィルター膜を形成できる。
【0022】請求項5の発明のカラーランプは、請求項
1ないし4のいずれか一記載のカラーランプにおいて、
分解温度が400℃以上または400℃、1時間の熱処
理で実質的に変色のない有機顔料は、ペリレン系顔料で
あることを特徴としている。
【0023】縮合多環系顔料は一般に耐候性、耐熱性お
よび耐溶剤性などの諸特性が良好であるが、その中でも
ペリレン系顔料は赤〜赤紫〜茶色が得られ、鮮明性、着
色力、各種堅牢性に優れている。赤色のカラーランプを
得る場合はペリレンレッド、ペリレンバイオレットが好
適である。
【0024】請求項6の発明のカラーランプは、請求項
1ないし5のいずれか一記載のカラーランプにおいて、
分解温度が400℃以上または400℃、1時間の熱処
理で実質的に変色のない有機顔料は、ランプ消灯時およ
び点灯時ともに同系色を呈することを特徴としている。
【0025】本発明にあっては、消灯時、点灯時ともに
同系色であるから、消灯時であっても点灯時に呈する色
を判別できる。
【0026】請求項7の発明のカラーランプは、請求項
1ないし6のいずれか一記載のカラーランプにおいて、
カラーフィルター膜は、ペリレン系顔料および透光性金
属酸化物粉末を混合したものであることを特徴としてい
る。
【0027】透光性金属酸化物粉末はカラーランプの色
の調整および輝度の均一化に寄与する。
【0028】請求項8の発明のカラーランプは、請求項
1ないし7のいずれか一記載のカラーランプにおいて、
透光性気密容器は、内部にフィラメントを有していて、
白熱電球を構成していることを特徴としている。
【0029】本発明のカラーランプは、有機顔料が耐熱
性の優れたものであるから、白熱電球の形で実施されて
も、熱的になんら問題がない。
【0030】請求項9の発明のカラーランプは、請求項
1ないし7のいずれか一記載のカラーランプにおいて、
透光性気密容器は、内部に発光管を備えていて、放電ラ
ンプを構成していることを特徴としている。
【0031】本発明のはカラーランプは、放電ランプの
形でも実施することができる。
【0032】請求項10の発明の表示装置は、表示装置
本体と;表示装置本体に装着された請求項1ないし9の
いずれか一記載のカラーランプと;を具備していること
を特徴としている。
【0033】本発明のカラーランプは表示装置に作用さ
れて優れた効果を発揮する。すなわち、カラーランプは
耐候性、耐熱性に優れるから、屋外に直接外気に曝され
て使用される表示装置に最適である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0035】図1は、本発明のカラーランプの一実施形
態を示す白熱電球の断面図である。
【0036】図において、1はガラスバルブ、2は口
金、3はフィラメント、4はカラーフィルター膜、5は
ステムである。図の白熱電球は、カラーフィルター膜4
を除けば通常の白熱電球の構造を有している。また、上
記において、カラーフィルター膜4を除いた残余の部分
がランプ本体6を構成している。
【0037】カラーフィルター膜4は、有機顔料が分解
開始温度400℃以上のものである。具体的にはペリレ
ン系顔料のうちペリレンレッドを用いた。また、上記有
機顔料をフッ素樹脂34〜36重量%、シリカおよびア
ルミナ9〜12重量%、乳化剤5〜7重量%、シリコー
ン0.1〜0.3重量%、残り有機顔料からなる材料液
をガラスバルブ内にウエットコーティングし、乾燥後4
00℃、1時間熱処理して厚さ30μmのカラーフィル
ター膜を得た。白熱電球の定格電力は60W、ガラスバ
ルブの外径は55mmである。
【0038】表1は、各種有機顔料の耐熱試験結果を示
す表である。
【0039】
【表1】 試験条件は次のとおりである。ピラゾロン系顔料、アン
トラキノン系顔料、キナクリドン系顔料およびペリレン
系顔料をそれぞれ白熱電球用のガラスバルブの内面にウ
エットコーティングし、乾燥後次の各温度で1時間熱処
理後の変色の程度を調査した。熱処理温度:300℃、
350℃、400℃、450℃、500℃なお、表中、
○、△、×は以下の基準による評価結果である。
【0040】○:変色、変質が認められない。
【0041】△:変色、変質が一部認められる(△EH
5以下)。
【0042】×:変色、変質が認められ、色相が著しく
劣化したもの。
【0043】表1から明かなように、ピラゾロン系顔料
およびアントラキノン系顔料は本発明としては不可であ
る。すなわち、ピラゾロン系顔料は所定の色を呈するカ
ラーフィルター膜を形成することができなかった。ま
た、アントラキノン系顔料は400℃の熱処理では不可
であった。
【0044】これに対して、キナクリドン系顔料および
ペリレン系顔料は本発明に適合する。しかし、キナクリ
ドン系顔料は400℃の熱処理において多少の変色を呈
するから、動作温度の比較的低いカラーランプないしは
定格寿命の比較的短いカラーランプに好適である。
【0045】図2は、本発明のカラーランプの実施品と
比較品との点灯時間に対する色差の変化を示すグラフで
ある。
【0046】図中、横軸は点灯時間(時)を、縦軸はハ
ンターの色差式の色差(△EH)をそれぞれ示す。試験
品は表1により得たカラーフィルター膜を形成したガラ
スバルブを用いて白熱電球である。表1において述べた
ようにピラゾロン系顔料の場合は所定色のカラーフィル
ター膜を得られなかったために、白熱電球製作を断念し
た。曲線Aはペリレン系顔料を用いた白熱電球の色差の
変化を示す曲線、曲線Bはキナクリドン系顔料を用いた
同様の曲線、曲線Cはアントラキノン系顔料を用いた同
様の曲線をそれぞれ示す。
【0047】図2から明らかなように、本発明のカラー
ランプは比較品に比べて点灯1000時間において色差
が実用上許容範囲内にあり、したがって十分実用性のあ
るものである。特にペリレン系顔料は非常に優れている
ことが理解できる。なお、曲線Cの比較品は点灯100
0時間で不点となり、その時点における色差も非常に大
きかった。
【0048】図3は、本発明のカラーランプの他の実施
形態を示す放電ランプの正面図である。
【0049】図において、31はガラスバルブ、32口
金、33は発光管、34はカラーフィルター膜である。
そして、上記においてカラーフィルター膜34を除いた
部分がランプ本体を構成している。
【0050】
【発明の効果】請求項1ないし9の各発明によれば、働
程中のカラーフィルター膜からのガス放出が少なくて寿
命が長く、しかも寿命中の変色が少ないカラーランプを
提供することができる。
【0051】請求項2の発明によれば、加えて400
℃、1時間の熱処理によって変色のない有機顔料を用い
るから、許容顔料の評価が容易である。
【0052】請求項3の発明によれば、加えて静電塗装
によるカラーフィルター膜であるために、膜の割れや剥
がれが少なくて、しかも寿命中の変色が一層少ないカラ
ーランプを提供することができる。
【0053】請求項4の発明によれば、加えて常法のウ
エットコーティングにより容易にカラーフィルター膜を
形成したカラーランプを提供することができる。
【0054】請求項5の発明によれば、加えて耐熱性が
極めて良好で、しかも消灯時に呈する色と点灯時に呈す
る色が同系色で、消灯時でも点灯時の色を判別すること
ができるカラーランプを提供することができる。
【0055】請求項6の発明によれば、加えて透光性金
属酸化物粉末の混合により色の調整と輝度の均一化を向
上したカラーランプを提供することができる。
【0056】請求項8の発明によれば、加えて以上の各
請求項の効果を有する白熱電球を提供することができ
る。
【0057】請求項9の発明によれば、加えて請求項1
ないし7の効果を有する放電ランプを提供することがで
きる。
【0058】請求項10の発明によれば、以上の各請求
項の効果を有する表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーランプの一実施形態を示す白熱
電球の断面図
【図2】本発明のカラーランプの実施品と比較品との点
灯時間に対する色差の変化を示すグラフ
【図3】本発明のカラーランプの他の実施形態を示す放
電ランプの正面図
【符号の説明】
1…ガラスバルブ 2…口金 3…フィラメント 4…カラーフィルター膜 5…ステム 6…ランプ本体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性気密容器を備えたランプ本体と;分
    解開始温度が400℃以上の有機顔料を含み、透光性気
    密容器の内面に形成されたカラーフィルター膜と;を具
    備していることを特徴とするカラーランプ。
  2. 【請求項2】透光性気密容器を備えたランプ本体と;4
    00℃、1時間の熱処理で実質的に変色のない有機顔料
    を含み、透光性気密容器の内面に形成されたカラーフィ
    ルター膜と;を具備していることを特徴とするカラーラ
    ンプ。
  3. 【請求項3】透光性気密容器を備えたランプ本体と;分
    解開始温度が400℃以上または400℃、1時間の熱
    処理で実質的に変色のない有機顔料を含み、透光性気密
    容器の内面に静電塗装により形成されたカラーフィルタ
    ー膜と;を具備していることを特徴とするカラーラン
    プ。
  4. 【請求項4】透光性気密容器を備えたランプ本体と;分
    解開始温度が400℃以上または400℃、1時間の熱
    処理で実質的に変色のない有機顔料を含み、透光性気密
    容器の内面にウエットコーティングより形成されたカラ
    ーフィルター膜と;を具備していることを特徴とするカ
    ラーランプ。
  5. 【請求項5】分解温度が400℃以上または400℃、
    1時間の熱処理で実質的に変色のない有機顔料は、ペリ
    レン系顔料であることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか一記載のカラーランプ。
  6. 【請求項6】分解温度が400℃以上または400℃、
    1時間の熱処理で実質的に変色のない有機顔料は、ラン
    プ消灯時および点灯時ともに同系色を呈することを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれか一記載のカラーラン
    プ。
  7. 【請求項7】カラーフィルター膜は、ペリレン系顔料お
    よび透光性金属酸化物粉末を混合したものであることを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれか一記載のカラー
    ランプ。
  8. 【請求項8】透光性気密容器は、内部にフィラメントを
    有していて、白熱電球を構成していることを特徴とする
    請求項1ないし7のいずれか一記載のカラーランプ。
  9. 【請求項9】透光性気密容器は、内部に発光管を備えて
    いて、放電ランプを構成していることを特徴とする請求
    項1ないし7のいずれか一記載のカラーランプ。
  10. 【請求項10】表示装置本体と;表示装置本体に装着さ
    れた請求項1ないし9のいずれか一記載のカラーランプ
    と;を具備していることを特徴とする表示装置。
JP13713796A 1996-05-30 1996-05-30 カラーランプおよび表示装置 Pending JPH09320545A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1077471A1 (de) * 1999-08-14 2001-02-21 Philips Patentverwaltung GmbH Farbige Leuchte mit pigmentbeschichteter Lampe

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1077471A1 (de) * 1999-08-14 2001-02-21 Philips Patentverwaltung GmbH Farbige Leuchte mit pigmentbeschichteter Lampe

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