JPH09319352A - ディスプレイ制御回路 - Google Patents
ディスプレイ制御回路Info
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- JPH09319352A JPH09319352A JP8133133A JP13313396A JPH09319352A JP H09319352 A JPH09319352 A JP H09319352A JP 8133133 A JP8133133 A JP 8133133A JP 13313396 A JP13313396 A JP 13313396A JP H09319352 A JPH09319352 A JP H09319352A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示タイミングの異なる2つのディスプレイ
に表示乱れを発生させることなく、パレットデータを書
き換えることができる。 【解決手段】 CPU1はCRT11の帰線期間中にパ
レット設定変更命令を出力する。CRTコントローラ5
はこれを認識し、CPU1からの設定変更アドレスおよ
び設定変更パレットデータを受け取り、これらの設定変
更データをCRTカラーパレット8に転送し、CRTカ
ラーパレット8の設定変更アドレスのパレットデータを
設定変更パレットデータに書き換える。LCDコントロ
ーラ3aは、上記の命令を認識し、上記の設定変更デー
タを受け取って書き込みバッファ6に一時的に書き込
み、LCD12の帰線期間中に、書き込みバッファ6に
格納した設定変更データをLCDカラーパレット7へ転
送し、LCDカラーパレット7のパレットデータを書き
換える。
に表示乱れを発生させることなく、パレットデータを書
き換えることができる。 【解決手段】 CPU1はCRT11の帰線期間中にパ
レット設定変更命令を出力する。CRTコントローラ5
はこれを認識し、CPU1からの設定変更アドレスおよ
び設定変更パレットデータを受け取り、これらの設定変
更データをCRTカラーパレット8に転送し、CRTカ
ラーパレット8の設定変更アドレスのパレットデータを
設定変更パレットデータに書き換える。LCDコントロ
ーラ3aは、上記の命令を認識し、上記の設定変更デー
タを受け取って書き込みバッファ6に一時的に書き込
み、LCD12の帰線期間中に、書き込みバッファ6に
格納した設定変更データをLCDカラーパレット7へ転
送し、LCDカラーパレット7のパレットデータを書き
換える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示タイミング
の異なるCRTとLCD等の2つディスプレイを有する
パーソナルコンピュータやワークステーション等の電子
装置において、前記2つのディスプレイの表示動作を制
御するディスプレイ制御回路に関するものである。
の異なるCRTとLCD等の2つディスプレイを有する
パーソナルコンピュータやワークステーション等の電子
装置において、前記2つのディスプレイの表示動作を制
御するディスプレイ制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来のディスプレイ制御回路を
用いた電子装置の構成ブロック図である。この電子装置
にはディスプレイとしてCRT(ブラウン管表示装置)
11とLCD(液晶表示装置)12が設けられている。
図13において、従来のディスプレイ制御回路121の
動作は、CPU1からの描画命令に応じてCPU1から
のピクセルデータをCRTコントローラ(CRTC)1
05によりCRTフレームバッファ102に書き込む描
画動作と、CPU1からの表示命令に応じてCRTフレ
ームバッファ102内のピクセルデータをCRT11と
LCD12に表示させる表示制御動作と、CPU1から
のパレットデータ設定変更命令に応じてCRTカラーパ
レット108とLCDカラーパレット107内のパレッ
トデータを書き換えるパレットデータ設定変更動作に大
別される。
用いた電子装置の構成ブロック図である。この電子装置
にはディスプレイとしてCRT(ブラウン管表示装置)
11とLCD(液晶表示装置)12が設けられている。
図13において、従来のディスプレイ制御回路121の
動作は、CPU1からの描画命令に応じてCPU1から
のピクセルデータをCRTコントローラ(CRTC)1
05によりCRTフレームバッファ102に書き込む描
画動作と、CPU1からの表示命令に応じてCRTフレ
ームバッファ102内のピクセルデータをCRT11と
LCD12に表示させる表示制御動作と、CPU1から
のパレットデータ設定変更命令に応じてCRTカラーパ
レット108とLCDカラーパレット107内のパレッ
トデータを書き換えるパレットデータ設定変更動作に大
別される。
【0003】まず表示制御動作について説明する。CR
Tコントローラ105は、CRTフレームバッファ10
2からピクセルデータを順次読み出し、CRTカラーパ
レット108ヘ供給するとともに、LCDフレームバッ
ファ104に書き込む。CRTカラーパレット108は
供給されたピクセルデータに相当するパレットデータを
DAC(ディジタル・アナログコンバータ)109に供
給し、DAC109はパレットデータをアナログのRG
Bデータに変換してCRT11に供給する。またこのと
き、CRTの表示タイミング信号(水平同期信号、垂直
同期信号、ブランキング信号等)はCRTコントローラ
105が生成し、CRT11に供給する。またLCDコ
ントローラ103はLCDフレームバッファ104から
ピクセルデータを順次読み出し、LCDカラーパレット
107ヘ供給する。LCDカラーパレット107は供給
されたピクセルデータに相当するパレットデータをLC
D12に供給する。このとき、LCDの表示タイミング
信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブランキング信号
等)はLCDコントローラ103が生成し、LCD12
へ供給する。
Tコントローラ105は、CRTフレームバッファ10
2からピクセルデータを順次読み出し、CRTカラーパ
レット108ヘ供給するとともに、LCDフレームバッ
ファ104に書き込む。CRTカラーパレット108は
供給されたピクセルデータに相当するパレットデータを
DAC(ディジタル・アナログコンバータ)109に供
給し、DAC109はパレットデータをアナログのRG
Bデータに変換してCRT11に供給する。またこのと
き、CRTの表示タイミング信号(水平同期信号、垂直
同期信号、ブランキング信号等)はCRTコントローラ
105が生成し、CRT11に供給する。またLCDコ
ントローラ103はLCDフレームバッファ104から
ピクセルデータを順次読み出し、LCDカラーパレット
107ヘ供給する。LCDカラーパレット107は供給
されたピクセルデータに相当するパレットデータをLC
D12に供給する。このとき、LCDの表示タイミング
信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブランキング信号
等)はLCDコントローラ103が生成し、LCD12
へ供給する。
【0004】次にパレットデータ設定変更動作について
説明する。CRTコントローラ105は、CPU1から
設定変更するカラーパレット内のアドレスを示す設定変
更アドレスと、新しくカラーパレットに書き込むパレッ
トデータを示す設定変更パレットデータを受け取り、C
RTカラーパレット108内の上記設定変更アドレスに
書き込まれているパレットデータを上記設定変更パレッ
トデータに書き換える。ただし、ディスプレイの表示期
間中はCRTカラーパレット108からパレットデータ
の供給を中断できないので、パレットデータの書き換え
は、CRT11の帰線期間中に実行される。またこのと
きLCDコントローラ103も、上記の設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータを受け取り、LCDカ
ラーパレット107にCRTカラーパレット10と同一
のアドレスに同一の設定変更パレットデータを書き込
む。
説明する。CRTコントローラ105は、CPU1から
設定変更するカラーパレット内のアドレスを示す設定変
更アドレスと、新しくカラーパレットに書き込むパレッ
トデータを示す設定変更パレットデータを受け取り、C
RTカラーパレット108内の上記設定変更アドレスに
書き込まれているパレットデータを上記設定変更パレッ
トデータに書き換える。ただし、ディスプレイの表示期
間中はCRTカラーパレット108からパレットデータ
の供給を中断できないので、パレットデータの書き換え
は、CRT11の帰線期間中に実行される。またこのと
きLCDコントローラ103も、上記の設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータを受け取り、LCDカ
ラーパレット107にCRTカラーパレット10と同一
のアドレスに同一の設定変更パレットデータを書き込
む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のディスプレイ制御回路においては、CRT11とLC
D12の表示タイミングは必ずしも一致しないので、C
RT11の帰線期間にパレットデータの書き換えを実行
すると、LCD12が表示期間中である可能性があり、
この場合、LCDコントローラ103は、パレットデー
タの書き換えを優先的に実行するので、LCD12への
パレットデータの供給が正常に実行されず、LCD12
に表示乱れが発生するという問題があった。
のディスプレイ制御回路においては、CRT11とLC
D12の表示タイミングは必ずしも一致しないので、C
RT11の帰線期間にパレットデータの書き換えを実行
すると、LCD12が表示期間中である可能性があり、
この場合、LCDコントローラ103は、パレットデー
タの書き換えを優先的に実行するので、LCD12への
パレットデータの供給が正常に実行されず、LCD12
に表示乱れが発生するという問題があった。
【0006】この発明はこのような従来の問題を解決す
るものであり、表示タイミングの異なる2つのディスプ
レイに表示乱れを発生させることなく、パレットデータ
を書き換えることができるディスプレイ制御回路を提供
することを目的とするものである。
るものであり、表示タイミングの異なる2つのディスプ
レイに表示乱れを発生させることなく、パレットデータ
を書き換えることができるディスプレイ制御回路を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載のディスプレイ制御回路は、
中央制御装置からの命令に従って表示タイミングの異な
る第1および第2のディスプレイを制御するディスプレ
イ制御回路であって、第1のディスプレイに供給するパ
レットデータを格納する第1のカラーパレットと、第2
のディスプレイに供給するパレットデータを格納する第
2のカラーパレットと、設定変更アドレスおよび設定変
更パレットデータを格納するバッファと、前記中央制御
装置から第1のディスプレイの帰線期間中に出力される
パレットデータ設定変更命令に応じて、前記中央制御装
置からの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデー
タを受け取り、第1のカラーパレットの前記設定変更ア
ドレスにおけるパレットデータを前記設定変更パレット
データに書き換える第1の制御部と、第2のディスプレ
イに供給する表示タイミング信号を作成しており、前記
パレットデータ設定変更命令に応じて、前記設定変更ア
ドレスおよび設定変更パレットデータを受け取って前記
バッファに格納し、第2の表示タイミング信号に基づく
第2のディスプレイの帰線期間中に、前記バッファに格
納した設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータ
を第2のカラーパレットに転送して第2のカラーパレッ
トの前記設定変更アドレスにおけるパレットデータを前
記設定変更パレットデータに書き換える第2の制御部と
を有することを特徴とするものである。
に本発明の請求項1に記載のディスプレイ制御回路は、
中央制御装置からの命令に従って表示タイミングの異な
る第1および第2のディスプレイを制御するディスプレ
イ制御回路であって、第1のディスプレイに供給するパ
レットデータを格納する第1のカラーパレットと、第2
のディスプレイに供給するパレットデータを格納する第
2のカラーパレットと、設定変更アドレスおよび設定変
更パレットデータを格納するバッファと、前記中央制御
装置から第1のディスプレイの帰線期間中に出力される
パレットデータ設定変更命令に応じて、前記中央制御装
置からの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデー
タを受け取り、第1のカラーパレットの前記設定変更ア
ドレスにおけるパレットデータを前記設定変更パレット
データに書き換える第1の制御部と、第2のディスプレ
イに供給する表示タイミング信号を作成しており、前記
パレットデータ設定変更命令に応じて、前記設定変更ア
ドレスおよび設定変更パレットデータを受け取って前記
バッファに格納し、第2の表示タイミング信号に基づく
第2のディスプレイの帰線期間中に、前記バッファに格
納した設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータ
を第2のカラーパレットに転送して第2のカラーパレッ
トの前記設定変更アドレスにおけるパレットデータを前
記設定変更パレットデータに書き換える第2の制御部と
を有することを特徴とするものである。
【0008】また請求項2に記載のディスプレイ制御回
路は、請求項1において、前記バッファを前記第2の制
御部に内蔵させたことを特徴とするものであり、請求項
3に記載のディスプレイ制御回路は、請求項1におい
て、前記バッファを前記第2のカラーパレットに内蔵さ
せたことを特徴とするものである。
路は、請求項1において、前記バッファを前記第2の制
御部に内蔵させたことを特徴とするものであり、請求項
3に記載のディスプレイ制御回路は、請求項1におい
て、前記バッファを前記第2のカラーパレットに内蔵さ
せたことを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載のディスプレイ制御回路
は、中央制御装置からの命令に従って表示タイミングの
異なる第1および第2のディスプレイを制御するディス
プレイ制御回路であって、ピクセルデータを格納してい
る第1のバッファと、ピクセルデータを格納する第2の
バッファと、パレットデータを格納する第3のバッファ
と、入力されたピクセルデータに応じたパレットデータ
を第1のディスプレイに供給する第1のカラーパレット
と、入力されたピクセルデータに応じたパレットデータ
を第2のディスプレイに供給する第2のカラーパレット
と、第1のディスプレイに供給する第1の表示タイミン
グ信号を作成しており、前記中央制御装置からの表示命
令に応じて、第1のディスプレイの表示タイミングで、
第1のバッファからピクセルデータを読み出し、このピ
クセルデータを、第2のバッファに書き込むとともに、
第1のカラーパレットに出力し、また前記中央制御装置
から第1のディスプレイの帰線期間中に出力されるパレ
ットデータ設定変更命令に応じて、前記中央制御装置か
らの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを
受け取り、第1のカラーパレットの前記設定変更アドレ
スデータにおけるパレットデータを前記設定変更パレッ
トデータに書き換える第1の制御部と、第2のディスプ
レイに供給する第2の表示タイミング信号を作成してお
り、前記表示命令に応じて、第2のディスプレイの表示
タイミングに先行して、第2のバッファから第1の制御
部により書き込まれたピクセルデータを読み出し、この
ピクセルデータを第2のカラーパレットに転送し、これ
に応じて第2のカラーパレットより出力されたパレット
データを第3のバッファに格納し、第2のディスプレイ
の表示タイミングで、第3のバッファに格納したパレッ
トデータを第2のディスプレイへ供給し、また前記パレ
ットデータ設定変更命令に応じて、第2のディスプレイ
へのパレットデータの供給を継続しながら、前記パレッ
トデータの先行読み出しを中断し、前記設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータを受け取り、第2のカ
ラーパレットの前記設定変更アドレスにおけるパレット
データを前記設定変更パレットデータに書き換える第2
の制御部とを有することを特徴とするものである。
は、中央制御装置からの命令に従って表示タイミングの
異なる第1および第2のディスプレイを制御するディス
プレイ制御回路であって、ピクセルデータを格納してい
る第1のバッファと、ピクセルデータを格納する第2の
バッファと、パレットデータを格納する第3のバッファ
と、入力されたピクセルデータに応じたパレットデータ
を第1のディスプレイに供給する第1のカラーパレット
と、入力されたピクセルデータに応じたパレットデータ
を第2のディスプレイに供給する第2のカラーパレット
と、第1のディスプレイに供給する第1の表示タイミン
グ信号を作成しており、前記中央制御装置からの表示命
令に応じて、第1のディスプレイの表示タイミングで、
第1のバッファからピクセルデータを読み出し、このピ
クセルデータを、第2のバッファに書き込むとともに、
第1のカラーパレットに出力し、また前記中央制御装置
から第1のディスプレイの帰線期間中に出力されるパレ
ットデータ設定変更命令に応じて、前記中央制御装置か
らの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを
受け取り、第1のカラーパレットの前記設定変更アドレ
スデータにおけるパレットデータを前記設定変更パレッ
トデータに書き換える第1の制御部と、第2のディスプ
レイに供給する第2の表示タイミング信号を作成してお
り、前記表示命令に応じて、第2のディスプレイの表示
タイミングに先行して、第2のバッファから第1の制御
部により書き込まれたピクセルデータを読み出し、この
ピクセルデータを第2のカラーパレットに転送し、これ
に応じて第2のカラーパレットより出力されたパレット
データを第3のバッファに格納し、第2のディスプレイ
の表示タイミングで、第3のバッファに格納したパレッ
トデータを第2のディスプレイへ供給し、また前記パレ
ットデータ設定変更命令に応じて、第2のディスプレイ
へのパレットデータの供給を継続しながら、前記パレッ
トデータの先行読み出しを中断し、前記設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータを受け取り、第2のカ
ラーパレットの前記設定変更アドレスにおけるパレット
データを前記設定変更パレットデータに書き換える第2
の制御部とを有することを特徴とするものである。
【0010】また請求項5に記載のディスプレイ制御回
路は、請求項4において、前記第3のバッファを前記第
2のカラーパレットに内蔵させたことを特徴とするもの
である。
路は、請求項4において、前記第3のバッファを前記第
2のカラーパレットに内蔵させたことを特徴とするもの
である。
【0011】請求項6に記載ののディスプレイ制御回路
は、中央制御装置からの命令に従って、表示タイミング
が異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプレイと
して設定され、有効ディスプレイのみが表示動作をする
第1および第2のディスプレイを制御するディスプレイ
制御回路であって、第1のディスプレイに供給するパレ
ットデータを格納する第1のカラーパレットと、第2の
ディスプレイに供給するパレットデータを格納する第2
のカラーパレットと、第1のディスプレイに供給する第
1の表示タイミング信号を作成し、第1のディスプレイ
の表示動作を制御しており、パレットデータ設定変更命
令に応じて、設定変更アドレスおよび設定変更パレット
データを受け取り、第1のカラーパレットの前記設定変
更アドレスにおけるパレットデータを前記設定変更パレ
ットデータに書き換える第1の制御部と、第2にディス
プレイに供給する第2の表示タイミング信号を作成し、
第2のディスプレイの表示動作を制御しており、前記パ
レットデータ設定変更命令に応じて、前記設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータを受け取り、第2の
カラーパレットの前記設定変更アドレスにおけるパレッ
トデータを前記設定変更パレットデータに書き換える第
2の制御部と、有効ディスプレイ設定状態を認識してお
り、前記中央制御装置からの帰線期間通知命令に応答
し、有効ディスプレイに対応する制御部にアクセスして
有効ディスプレイに供給される表示タイミング信号を受
け取り、これを前記中央制御装置に返送し、前記中央制
御装置が前記帰線期間通知命令により受け取った表示タ
イミング信号に基づく帰線期間中に出力した前記パレッ
ト設定変更命令と前記設定変更アドレスおよび設定変更
パレットデータを第1および第2の制御部に転送するア
クセス監視回路とを有することを特徴とするものであ
る。
は、中央制御装置からの命令に従って、表示タイミング
が異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプレイと
して設定され、有効ディスプレイのみが表示動作をする
第1および第2のディスプレイを制御するディスプレイ
制御回路であって、第1のディスプレイに供給するパレ
ットデータを格納する第1のカラーパレットと、第2の
ディスプレイに供給するパレットデータを格納する第2
のカラーパレットと、第1のディスプレイに供給する第
1の表示タイミング信号を作成し、第1のディスプレイ
の表示動作を制御しており、パレットデータ設定変更命
令に応じて、設定変更アドレスおよび設定変更パレット
データを受け取り、第1のカラーパレットの前記設定変
更アドレスにおけるパレットデータを前記設定変更パレ
ットデータに書き換える第1の制御部と、第2にディス
プレイに供給する第2の表示タイミング信号を作成し、
第2のディスプレイの表示動作を制御しており、前記パ
レットデータ設定変更命令に応じて、前記設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータを受け取り、第2の
カラーパレットの前記設定変更アドレスにおけるパレッ
トデータを前記設定変更パレットデータに書き換える第
2の制御部と、有効ディスプレイ設定状態を認識してお
り、前記中央制御装置からの帰線期間通知命令に応答
し、有効ディスプレイに対応する制御部にアクセスして
有効ディスプレイに供給される表示タイミング信号を受
け取り、これを前記中央制御装置に返送し、前記中央制
御装置が前記帰線期間通知命令により受け取った表示タ
イミング信号に基づく帰線期間中に出力した前記パレッ
ト設定変更命令と前記設定変更アドレスおよび設定変更
パレットデータを第1および第2の制御部に転送するア
クセス監視回路とを有することを特徴とするものであ
る。
【0012】また請求項7に記載のディスプレイ制御回
路は、請求項6において、前記アクセス監視回路を前記
第1の制御部に内蔵させたことを特徴とするものであ
る。
路は、請求項6において、前記アクセス監視回路を前記
第1の制御部に内蔵させたことを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項8に記載のディスプレイ制御回路
は、中央制御装置からの命令に従って、表示タイミング
が異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプレイと
して設定され、有効ディスプレイのみが表示動作をする
第1および第2のディスプレイを制御するディスプレイ
制御回路であって、第1のディスプレイに供給するパレ
ットデータを格納する第1のカラーパレットと、第2の
ディスプレイに供給するパレットデータを格納する第2
のカラーパレットと、第1のディスプレイに供給する第
1の表示タイミング信号を作成し、パレットデータ設定
変更命令に応じて、設定変更アドレスおよび設定変更パ
レットデータを受け取り、第1のカラーパレットの前記
設定変更アドレスにおけるパレットデータを前記設定変
更パレットデータに書き換える第1の制御部と、第2に
ディスプレイに供給する第2の表示タイミング信号を作
成し、前記パレットデータ設定変更命令に応じて、前記
設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け
取り、第2のカラーパレットの前記設定変更アドレスに
おけるパレットデータを前記設定変更パレットデータに
書き換える第2の制御部と、有効ディスプレイ設定状態
を認識しており、第1のディスプレイが有効ディスプレ
イであるときは、前記中央制御装置からの帰線期間通知
命令に応答し、第1の制御部にアクセスして第1の表示
タイミング信号を受け取り、これを前記中央制御装置に
返送し、第1のディスプレイが有効ディプレイでないと
きは、前記帰線期間通知命令に応答せず、また前記中央
制御装置が前記帰線期間通知命令により受け取った表示
タイミング信号に基づく帰線期間中に出力した前記パレ
ット設定変更命令と前記設定変更アドレスおよび設定変
更パレットデータを第1の制御部に転送する第1のアク
セス監視回路と、有効ディスプレイ設定状態を認識して
おり、第2のディスプレイが有効ディスプレイであると
きは、前記中央制御装置からの帰線期間通知命令に応答
し、第2の制御部にアクセスして第2の表示タイミング
信号を受け取り、これを前記中央制御装置に返送し、第
2のディスプレイが有効ディプレイでないときは、前記
帰線期間通知命令に応答せず、また前記中央制御装置が
前記帰線期間通知命令により受け取った表示タイミング
信号に基づく帰線期間中に出力した前記パレット設定変
更命令と前記設定変更アドレスおよび設定変更パレット
データを第2の制御部に転送する第2のアクセス監視回
路とを有することを特徴とするものである。
は、中央制御装置からの命令に従って、表示タイミング
が異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプレイと
して設定され、有効ディスプレイのみが表示動作をする
第1および第2のディスプレイを制御するディスプレイ
制御回路であって、第1のディスプレイに供給するパレ
ットデータを格納する第1のカラーパレットと、第2の
ディスプレイに供給するパレットデータを格納する第2
のカラーパレットと、第1のディスプレイに供給する第
1の表示タイミング信号を作成し、パレットデータ設定
変更命令に応じて、設定変更アドレスおよび設定変更パ
レットデータを受け取り、第1のカラーパレットの前記
設定変更アドレスにおけるパレットデータを前記設定変
更パレットデータに書き換える第1の制御部と、第2に
ディスプレイに供給する第2の表示タイミング信号を作
成し、前記パレットデータ設定変更命令に応じて、前記
設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け
取り、第2のカラーパレットの前記設定変更アドレスに
おけるパレットデータを前記設定変更パレットデータに
書き換える第2の制御部と、有効ディスプレイ設定状態
を認識しており、第1のディスプレイが有効ディスプレ
イであるときは、前記中央制御装置からの帰線期間通知
命令に応答し、第1の制御部にアクセスして第1の表示
タイミング信号を受け取り、これを前記中央制御装置に
返送し、第1のディスプレイが有効ディプレイでないと
きは、前記帰線期間通知命令に応答せず、また前記中央
制御装置が前記帰線期間通知命令により受け取った表示
タイミング信号に基づく帰線期間中に出力した前記パレ
ット設定変更命令と前記設定変更アドレスおよび設定変
更パレットデータを第1の制御部に転送する第1のアク
セス監視回路と、有効ディスプレイ設定状態を認識して
おり、第2のディスプレイが有効ディスプレイであると
きは、前記中央制御装置からの帰線期間通知命令に応答
し、第2の制御部にアクセスして第2の表示タイミング
信号を受け取り、これを前記中央制御装置に返送し、第
2のディスプレイが有効ディプレイでないときは、前記
帰線期間通知命令に応答せず、また前記中央制御装置が
前記帰線期間通知命令により受け取った表示タイミング
信号に基づく帰線期間中に出力した前記パレット設定変
更命令と前記設定変更アドレスおよび設定変更パレット
データを第2の制御部に転送する第2のアクセス監視回
路とを有することを特徴とするものである。
【0014】また請求項9に記載のディスプレイ制御回
路は、請求項8において、前記第1のアクセス監視回路
を前記第1の制御部に内蔵したことを特徴とするもので
あり、請求項10に記載のディスプレイ制御回路は、請
求項8において、前記第2のアクセス監視回路を前記第
2の制御部に内蔵したことを特徴とするものである。
路は、請求項8において、前記第1のアクセス監視回路
を前記第1の制御部に内蔵したことを特徴とするもので
あり、請求項10に記載のディスプレイ制御回路は、請
求項8において、前記第2のアクセス監視回路を前記第
2の制御部に内蔵したことを特徴とするものである。
【0015】請求項11に記載のディスプレイ制御回路
は、中央制御装置からの命令に従って表示タイミングの
異なる第1および第2のディスプレイを制御するディス
プレイ制御回路であって、第1のディスプレイに供給す
るパレットデータを格納する第1のカラーパレットと、
第2のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第2のカラーパレットと、前記中央制御装置から第1
のディスプレイの帰線期間中に出力されるパレットデー
タ設定変更命令に応じて、前記中央制御装置からの設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け取
り、第1のカラーパレットの前記設定変更アドレスにお
けるパレットデータを前記設定変更パレットデータに書
き換える第1の制御部と、第2のディスプレイに供給す
る表示タイミング信号を作成しており、前記パレットデ
ータ設定変更命令に応じて、前記設定変更アドレスおよ
び設定変更パレットデータを受け取り、第2のカラーパ
レットの前記設定変更アドレスにおけるパレットデータ
を前記設定変更パレットデータに書き換える第2の制御
部と、パレットデータ設定変更命令と設定変更アドレス
および設定変更パレットデータを格納するバッファと、
前記表示タイミング信号を認識しており、前記パレット
データ設定変更命令に応じて、このパレットデータ設定
変更命令と前記設定変更アドレスおよび設定変更パレッ
トデータを受け取って前記バッファに格納し、前記表示
タイミング信号に基づく第2のディスプレイの帰線期間
中に、前記バッファに格納したパレットデータ設定変更
命令と設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータ
を第2の制御部に転送するアクセス監視回路とを有する
ことを特徴とするものである。
は、中央制御装置からの命令に従って表示タイミングの
異なる第1および第2のディスプレイを制御するディス
プレイ制御回路であって、第1のディスプレイに供給す
るパレットデータを格納する第1のカラーパレットと、
第2のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第2のカラーパレットと、前記中央制御装置から第1
のディスプレイの帰線期間中に出力されるパレットデー
タ設定変更命令に応じて、前記中央制御装置からの設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け取
り、第1のカラーパレットの前記設定変更アドレスにお
けるパレットデータを前記設定変更パレットデータに書
き換える第1の制御部と、第2のディスプレイに供給す
る表示タイミング信号を作成しており、前記パレットデ
ータ設定変更命令に応じて、前記設定変更アドレスおよ
び設定変更パレットデータを受け取り、第2のカラーパ
レットの前記設定変更アドレスにおけるパレットデータ
を前記設定変更パレットデータに書き換える第2の制御
部と、パレットデータ設定変更命令と設定変更アドレス
および設定変更パレットデータを格納するバッファと、
前記表示タイミング信号を認識しており、前記パレット
データ設定変更命令に応じて、このパレットデータ設定
変更命令と前記設定変更アドレスおよび設定変更パレッ
トデータを受け取って前記バッファに格納し、前記表示
タイミング信号に基づく第2のディスプレイの帰線期間
中に、前記バッファに格納したパレットデータ設定変更
命令と設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータ
を第2の制御部に転送するアクセス監視回路とを有する
ことを特徴とするものである。
【0016】請求項12に記載の中ディスプレイ制御装
置は、央制御装置からの命令に従って、表示タイミング
が異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプレイと
して設定され、有効ディスプレイのみが表示動作をする
第1および第2のディスプレイを制御するディスプレイ
制御回路であって、第1のディスプレイに供給するパレ
ットデータを格納する第1のカラーパレットと、第2の
ディスプレイに供給するパレットデータを格納する第2
のカラーパレットと、前記中央制御装置から第1のディ
スプレイの帰線期間中に出力されるパレットデータ設定
変更命令に応じて、前記中央制御装置からの設定変更ア
ドレスおよび設定変更パレットデータを受け取り、第1
のカラーパレットの前記設定変更アドレスにおけるパレ
ットデータを前記設定変更パレットデータに書き換える
第1の制御部と、第2にディスプレイに供給する表示タ
イミング信号を作成し、前記パレットデータ設定変更命
令に応じて、前記設定変更アドレスおよび設定変更パレ
ットデータを受け取り、第2のカラーパレットの前記設
定変更アドレスにおけるパレットデータを前記設定変更
パレットデータに書き換える第2の制御部と、有効ディ
スプレイ設定状態および前記表示タイミング信号を認識
しており、第1のディスプレイが有効ディスプレイであ
るとき、前記パレットデータ設定変更命令に応答し、こ
のパレット設定変更命令と前記設定変更アドレスおよび
設定変更パレットデータを第2の制御部に転送し、また
第2のディスプレイが有効ディスプレイであるとき、前
記パレット設定変更命令を認識すると、前記表示タイミ
ング信号に基づく第2のディスプレイの表示期間中にお
いては、前記中央制御装置にサイクル停止命令を送って
前記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータの
出力を停止させ、前記表示タイミング信号に基づく第2
のディスプレイの帰線期間が開始されると、前記中央制
御装置にサイクル再開命令を送って停止中のパレット設
定変更サイクルを再開させ、前記中央制御装置からの前
記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受
け取って第2の制御部に転送するアクセス制御回路とを
有することを特徴とするものである。
置は、央制御装置からの命令に従って、表示タイミング
が異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプレイと
して設定され、有効ディスプレイのみが表示動作をする
第1および第2のディスプレイを制御するディスプレイ
制御回路であって、第1のディスプレイに供給するパレ
ットデータを格納する第1のカラーパレットと、第2の
ディスプレイに供給するパレットデータを格納する第2
のカラーパレットと、前記中央制御装置から第1のディ
スプレイの帰線期間中に出力されるパレットデータ設定
変更命令に応じて、前記中央制御装置からの設定変更ア
ドレスおよび設定変更パレットデータを受け取り、第1
のカラーパレットの前記設定変更アドレスにおけるパレ
ットデータを前記設定変更パレットデータに書き換える
第1の制御部と、第2にディスプレイに供給する表示タ
イミング信号を作成し、前記パレットデータ設定変更命
令に応じて、前記設定変更アドレスおよび設定変更パレ
ットデータを受け取り、第2のカラーパレットの前記設
定変更アドレスにおけるパレットデータを前記設定変更
パレットデータに書き換える第2の制御部と、有効ディ
スプレイ設定状態および前記表示タイミング信号を認識
しており、第1のディスプレイが有効ディスプレイであ
るとき、前記パレットデータ設定変更命令に応答し、こ
のパレット設定変更命令と前記設定変更アドレスおよび
設定変更パレットデータを第2の制御部に転送し、また
第2のディスプレイが有効ディスプレイであるとき、前
記パレット設定変更命令を認識すると、前記表示タイミ
ング信号に基づく第2のディスプレイの表示期間中にお
いては、前記中央制御装置にサイクル停止命令を送って
前記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータの
出力を停止させ、前記表示タイミング信号に基づく第2
のディスプレイの帰線期間が開始されると、前記中央制
御装置にサイクル再開命令を送って停止中のパレット設
定変更サイクルを再開させ、前記中央制御装置からの前
記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受
け取って第2の制御部に転送するアクセス制御回路とを
有することを特徴とするものである。
【0017】また請求項13に記載のディスプレイ制御
回路は、請求項12において、前記アクセス制御回路を
前記第2の制御部に内蔵したことを特徴とするものであ
る。
回路は、請求項12において、前記アクセス制御回路を
前記第2の制御部に内蔵したことを特徴とするものであ
る。
【0018】上記請求項1に記載のディスプレイ制御回
路によれば、第2の制御部と第2のカラーパレットの間
に、設定変更データを一時的に格納するバッファを設
け、第2の制御部によって、第2のディスプレイの表示
期間中に、中央制御装置から受け取った設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータをこのバッファに書き
込み、第2のディスプレイの帰線期間中に、このバッフ
ァから第2のカラーパレットに設定変更データを転送さ
せることにより、第1のディスプレイの帰線期間中に第
1のカラーパレットのパレットデータを書き換え、第2
のディスプレイの帰線期間中に第2のカラーパレットの
パレットデータを書き換えるので、第1および第2のデ
ィスプレイに表示乱れを発生させることなくパレットデ
ータを書き換えることができる。
路によれば、第2の制御部と第2のカラーパレットの間
に、設定変更データを一時的に格納するバッファを設
け、第2の制御部によって、第2のディスプレイの表示
期間中に、中央制御装置から受け取った設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータをこのバッファに書き
込み、第2のディスプレイの帰線期間中に、このバッフ
ァから第2のカラーパレットに設定変更データを転送さ
せることにより、第1のディスプレイの帰線期間中に第
1のカラーパレットのパレットデータを書き換え、第2
のディスプレイの帰線期間中に第2のカラーパレットの
パレットデータを書き換えるので、第1および第2のデ
ィスプレイに表示乱れを発生させることなくパレットデ
ータを書き換えることができる。
【0019】上記請求項4に記載のディスプレイ制御回
路によれば、第2のカラーパレットと第2のディスプレ
イの間に、パレットデータを一時的に格納する第3のバ
ッファを設け、第2の制御部によって、表示命令に応じ
て、第2のディスプレイの表示タイミングに先行して第
2のバッファからピクセルデータを読み出し、第3のバ
ッファにパレットデータを蓄えておき、パレットデータ
設定変更命令に応じて、第3のバッファに蓄えられたパ
レットデータの第2のディスプレイへの供給を継続しな
がら、ピクセルデータの先行読み出しを中断し、第2の
カラーパレットのパレットデータを書き換えることによ
り、第1のディスプレイの帰線期間中に第1のカラーパ
レットのパレットデータを書き換え、第2のディスプレ
イにパレットデータを供給しながら、第2のカラーパレ
ットのパレットデータを書き換えるので、第1および第
2のディスプレイに表示乱れを発生させることなくパレ
ットデータを書き換えることができる。
路によれば、第2のカラーパレットと第2のディスプレ
イの間に、パレットデータを一時的に格納する第3のバ
ッファを設け、第2の制御部によって、表示命令に応じ
て、第2のディスプレイの表示タイミングに先行して第
2のバッファからピクセルデータを読み出し、第3のバ
ッファにパレットデータを蓄えておき、パレットデータ
設定変更命令に応じて、第3のバッファに蓄えられたパ
レットデータの第2のディスプレイへの供給を継続しな
がら、ピクセルデータの先行読み出しを中断し、第2の
カラーパレットのパレットデータを書き換えることによ
り、第1のディスプレイの帰線期間中に第1のカラーパ
レットのパレットデータを書き換え、第2のディスプレ
イにパレットデータを供給しながら、第2のカラーパレ
ットのパレットデータを書き換えるので、第1および第
2のディスプレイに表示乱れを発生させることなくパレ
ットデータを書き換えることができる。
【0020】上記請求項6に記載のディスプレイ制御回
路によれば、中央制御装置と第1および第2の制御部の
間に、帰線期間通知命令の応答して有効ディスプレイの
表示タイミング信号を中央制御装置に返送するアクセス
監視回路を設け、有効ディスプレイの帰線期間を中央制
御装置に認識させ、中央制御装置が有効ディスプレイの
帰線期間にパレットデータ設定変更命令を出力するよう
にすることにより、有効ディスプレイの帰線期間中にパ
レットデータの書き換えが実行されるので、第1および
第2のディスプレイに表示乱れを発生させることなくパ
レットデータを書き換えることができる。
路によれば、中央制御装置と第1および第2の制御部の
間に、帰線期間通知命令の応答して有効ディスプレイの
表示タイミング信号を中央制御装置に返送するアクセス
監視回路を設け、有効ディスプレイの帰線期間を中央制
御装置に認識させ、中央制御装置が有効ディスプレイの
帰線期間にパレットデータ設定変更命令を出力するよう
にすることにより、有効ディスプレイの帰線期間中にパ
レットデータの書き換えが実行されるので、第1および
第2のディスプレイに表示乱れを発生させることなくパ
レットデータを書き換えることができる。
【0021】上記請求項8に記載のディスプレイ制御回
路によれば、中央制御装置と第1の制御部の間に、第1
のディスプレイが有効ディスプレイであるときに中央制
御装置に第1の表示タイミング信号を返送する第1のア
クセス監視回路を設けるとともに、第2のディスプレイ
が有効ディスプレイであるときに中央制御装置に第2の
表示タイミング信号を返送する第2のアクセス監視回路
を設け、有効ディスプレイの帰線期間を中央制御装置に
認識させ、中央制御装置が有効ディスプレイの帰線期間
にパレットデータ設定変更命令を出力するようにするこ
とにより、有効ディスプレイの帰線期間中にパレットデ
ータの書き換えが実行されるので、第1および第2のデ
ィスプレイに表示乱れを発生させることなくパレットデ
ータを書き換えることができる。
路によれば、中央制御装置と第1の制御部の間に、第1
のディスプレイが有効ディスプレイであるときに中央制
御装置に第1の表示タイミング信号を返送する第1のア
クセス監視回路を設けるとともに、第2のディスプレイ
が有効ディスプレイであるときに中央制御装置に第2の
表示タイミング信号を返送する第2のアクセス監視回路
を設け、有効ディスプレイの帰線期間を中央制御装置に
認識させ、中央制御装置が有効ディスプレイの帰線期間
にパレットデータ設定変更命令を出力するようにするこ
とにより、有効ディスプレイの帰線期間中にパレットデ
ータの書き換えが実行されるので、第1および第2のデ
ィスプレイに表示乱れを発生させることなくパレットデ
ータを書き換えることができる。
【0022】上記請求項11に記載のディスプレイ制御
回路によれば、中央制御装置と第2の制御部の間に、ア
クセス監視回路と設定変更データを一時的に格納するバ
ッファを設け、アクセス監視回路によって、第2のディ
スプレイの表示期間中に、中央制御装置から受け取った
設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータをこの
バッファに書き込み、第2のディスプレイの帰線期間中
に、このバッファから第2の制御部に設定変更データを
転送させることにより、第1のディスプレイの帰線期間
中に第1のカラーパレットのパレットデータを書き換
え、第2のディスプレイの帰線期間中に第2のカラーパ
レットのパレットデータを書き換えるので、第1および
第2のディスプレイに表示乱れを発生させることなくパ
レットデータを書き換えることができる。
回路によれば、中央制御装置と第2の制御部の間に、ア
クセス監視回路と設定変更データを一時的に格納するバ
ッファを設け、アクセス監視回路によって、第2のディ
スプレイの表示期間中に、中央制御装置から受け取った
設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータをこの
バッファに書き込み、第2のディスプレイの帰線期間中
に、このバッファから第2の制御部に設定変更データを
転送させることにより、第1のディスプレイの帰線期間
中に第1のカラーパレットのパレットデータを書き換
え、第2のディスプレイの帰線期間中に第2のカラーパ
レットのパレットデータを書き換えるので、第1および
第2のディスプレイに表示乱れを発生させることなくパ
レットデータを書き換えることができる。
【0023】上記請求項12に記載のディスプレイ制御
回路によれば、中央制御装置と第2の制御部の間にアク
セス制御回路を設け、第2のディスプレイが有効ディス
プレイであり、表示期間中であるときに、中央制御装置
からパレットデータ設定変更命令が出力されると、この
パレットデータ設定変更サイクルを停止させ、第2のデ
ィスプレイの帰線期間が開始されてからパレットデータ
設定変更サイクルを再開させることにより、有効ディス
プレイの帰線期間中にパレットデータの書き換えが実行
されるので、第1および第2のディスプレイに表示乱れ
を発生させることなくパレットデータを書き換えること
ができる。
回路によれば、中央制御装置と第2の制御部の間にアク
セス制御回路を設け、第2のディスプレイが有効ディス
プレイであり、表示期間中であるときに、中央制御装置
からパレットデータ設定変更命令が出力されると、この
パレットデータ設定変更サイクルを停止させ、第2のデ
ィスプレイの帰線期間が開始されてからパレットデータ
設定変更サイクルを再開させることにより、有効ディス
プレイの帰線期間中にパレットデータの書き換えが実行
されるので、第1および第2のディスプレイに表示乱れ
を発生させることなくパレットデータを書き換えること
ができる。
【0024】
第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態のディスプレイ制御回路
を用いた電子装置のブロック構成図である。図1に示す
電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示タイ
ミングが異なり、同時に表示動作が可能な2つのディス
プレイ、CRT11およびLCD12と、CPU1から
の命令に従ってCRT11およびLCD12を制御する
本発明の第1の実施形態のディスプレイ制御回路21と
を有する。
を用いた電子装置のブロック構成図である。図1に示す
電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示タイ
ミングが異なり、同時に表示動作が可能な2つのディス
プレイ、CRT11およびLCD12と、CPU1から
の命令に従ってCRT11およびLCD12を制御する
本発明の第1の実施形態のディスプレイ制御回路21と
を有する。
【0025】ディスプレイ制御回路21は、ピクセルデ
ータが書き込まれるCRTフレームバッファ2と、ピク
セルデータが書き込まれるLCDフレームバッファ4
と、接続線Iより入力された設定変更アドレスおよび設
定変更パレットデータを格納し、これを接続線Jに出力
する書き込みバッファ6(バッファ)と、接続線Lより
入力されたピクセルデータに応じたパレットデータを接
続線Mに出力するとともに、接続線Lより設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータが入力されると、こ
の設定変更アドレスに書き込まれているパレットデータ
を入力された設定変更パレットデータに書き換えるCR
Tカラーパレット8(第1のカラーパレット)と、接続
線Hより入力されたピクセルデータに応じたパレットデ
ータを接続線Kを介してLCD12に出力するととも
に、接続線Jより設定変更アドレスおよび設定変更パレ
ットデータが入力されると、この設定変更アドレスに書
き込まれているパレットデータを入力された設定変更パ
レットデータに書き換えるLCDカラーパレット(第2
のカラーパレット)7とを有する。
ータが書き込まれるCRTフレームバッファ2と、ピク
セルデータが書き込まれるLCDフレームバッファ4
と、接続線Iより入力された設定変更アドレスおよび設
定変更パレットデータを格納し、これを接続線Jに出力
する書き込みバッファ6(バッファ)と、接続線Lより
入力されたピクセルデータに応じたパレットデータを接
続線Mに出力するとともに、接続線Lより設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータが入力されると、こ
の設定変更アドレスに書き込まれているパレットデータ
を入力された設定変更パレットデータに書き換えるCR
Tカラーパレット8(第1のカラーパレット)と、接続
線Hより入力されたピクセルデータに応じたパレットデ
ータを接続線Kを介してLCD12に出力するととも
に、接続線Jより設定変更アドレスおよび設定変更パレ
ットデータが入力されると、この設定変更アドレスに書
き込まれているパレットデータを入力された設定変更パ
レットデータに書き換えるLCDカラーパレット(第2
のカラーパレット)7とを有する。
【0026】またディスプレイ制御回路21は、バス
G、ホストバスB、バスAを介してCPU1に接続し、
バスCによりCRTフレームバッファ2に接続し、バス
FによりLCDフレームバッファ4に接続し、接続線L
によりCRTカラーパレット8に接続し、CRTフレー
ムバッファ2およびCRTカラーパレット8の動作を制
御するとともに、CRT11に供給するCRT表示タイ
ミング信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブランキン
グ信号等)を作成しており、CPU1からの描画命令に
応じて、CPU1より出力されたピクセルデータを受け
取り、これをCRTフレームバッファ2に書き込み、C
PU1からの表示命令に応じて、前記CRT表示同期信
号に基づくCRT11の表示タイミングに従って、CR
Tフレームバッファ2からピクセルデータを順次読み出
し、このピクセルデータを、LCDフレームバッファ4
に書き込むとともに、CRTカラーパレット8に出力
し、またCPU1からCRT11の帰線期間中に出力さ
れるパレットデータ設定変更命令に応じて、CPU1か
らの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを
受け取り、CRTカラーパレット8内の前記設定変更ア
ドレスに書き込まれているパレットデータを前記設定変
更パレットデータに書き換えるCRTコントローラ(C
RTC)5(第1の制御部)と、バスD、ホストバス
B、バスAを介してCPUに接続し、バスEによりLC
Dフレームバッファ4に接続し、接続線HによりLCD
カラーパレット7に接続し、また接続線Iにより書き込
みバッファ6に接続し、LCDフレームバッファ4、L
CDカラーパレット7、および読み出しバッファ14の
動作を制御するとともに、LCD12に供給するLCD
表示タイミング信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブ
ランキング信号等)を作成しており、前記表示命令に応
じて、前記LCD表示タイミング信号に基づくLCD1
2の表示タイミングに従って、LCDフレームバッファ
4からCRTコントローラ5により書き込まれたピクセ
ルデータを順次読み出してLCDカラーパレット7に出
力し、また前記パレットデータ設定変更命令に応じて、
前記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを
受け取って書き込みバッファ6に書き込み、前記LCD
表示タイミング信号に基づくLCD12の帰線期間中
に、書き込みバッファ6から設定変更アドレスおよび設
定変更パレットデータをLCDカラーパレット7に転送
させ、LCDカラーパレット7内の前記設定変更アドレ
スに書き込まれているパレットデータを前記設定変更パ
レットデータに書き換えるLCDコントローラ(LCD
C)3a(第2の制御部)とを有する。すなわちディス
プレイ制御回路21は、図13に示す従来のディスプレ
イ制御回路121において、LCDコントローラ103
とLCDカラーパレット107の間に書き込みバッファ
6を設けたものである。
G、ホストバスB、バスAを介してCPU1に接続し、
バスCによりCRTフレームバッファ2に接続し、バス
FによりLCDフレームバッファ4に接続し、接続線L
によりCRTカラーパレット8に接続し、CRTフレー
ムバッファ2およびCRTカラーパレット8の動作を制
御するとともに、CRT11に供給するCRT表示タイ
ミング信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブランキン
グ信号等)を作成しており、CPU1からの描画命令に
応じて、CPU1より出力されたピクセルデータを受け
取り、これをCRTフレームバッファ2に書き込み、C
PU1からの表示命令に応じて、前記CRT表示同期信
号に基づくCRT11の表示タイミングに従って、CR
Tフレームバッファ2からピクセルデータを順次読み出
し、このピクセルデータを、LCDフレームバッファ4
に書き込むとともに、CRTカラーパレット8に出力
し、またCPU1からCRT11の帰線期間中に出力さ
れるパレットデータ設定変更命令に応じて、CPU1か
らの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを
受け取り、CRTカラーパレット8内の前記設定変更ア
ドレスに書き込まれているパレットデータを前記設定変
更パレットデータに書き換えるCRTコントローラ(C
RTC)5(第1の制御部)と、バスD、ホストバス
B、バスAを介してCPUに接続し、バスEによりLC
Dフレームバッファ4に接続し、接続線HによりLCD
カラーパレット7に接続し、また接続線Iにより書き込
みバッファ6に接続し、LCDフレームバッファ4、L
CDカラーパレット7、および読み出しバッファ14の
動作を制御するとともに、LCD12に供給するLCD
表示タイミング信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブ
ランキング信号等)を作成しており、前記表示命令に応
じて、前記LCD表示タイミング信号に基づくLCD1
2の表示タイミングに従って、LCDフレームバッファ
4からCRTコントローラ5により書き込まれたピクセ
ルデータを順次読み出してLCDカラーパレット7に出
力し、また前記パレットデータ設定変更命令に応じて、
前記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを
受け取って書き込みバッファ6に書き込み、前記LCD
表示タイミング信号に基づくLCD12の帰線期間中
に、書き込みバッファ6から設定変更アドレスおよび設
定変更パレットデータをLCDカラーパレット7に転送
させ、LCDカラーパレット7内の前記設定変更アドレ
スに書き込まれているパレットデータを前記設定変更パ
レットデータに書き換えるLCDコントローラ(LCD
C)3a(第2の制御部)とを有する。すなわちディス
プレイ制御回路21は、図13に示す従来のディスプレ
イ制御回路121において、LCDコントローラ103
とLCDカラーパレット107の間に書き込みバッファ
6を設けたものである。
【0027】次に、ディスプレイ制御回路21の動作は
フレームバッファへの描画動作、ディスプレイへの表示
動作、およびカラーパレットのパレットデータを書き換
えるパレット設定変更動作に大別され、まず描画動作に
ついて説明する。CPU1は、バスAを介してホストバ
スB上に描画命令を出力し、CRTコントローラ5がこ
の描画命令に応答すると、ホストバスB上にピクセルデ
ータを出力する。CRTコントローラ5はこのピクセル
データを受け取ってCRTフレームバッファ2に書き込
む(データ転送経路はA−B−G−C)。
フレームバッファへの描画動作、ディスプレイへの表示
動作、およびカラーパレットのパレットデータを書き換
えるパレット設定変更動作に大別され、まず描画動作に
ついて説明する。CPU1は、バスAを介してホストバ
スB上に描画命令を出力し、CRTコントローラ5がこ
の描画命令に応答すると、ホストバスB上にピクセルデ
ータを出力する。CRTコントローラ5はこのピクセル
データを受け取ってCRTフレームバッファ2に書き込
む(データ転送経路はA−B−G−C)。
【0028】次に表示動作について説明する。CPU1
がホストバスB上に表示命令を出力すると、CRTコン
トローラ5は、この表示命令に応答し、その内部で作成
しているCRT表示タイミング信号に基づくCRT11
の表示タイミングに従って、表示すべきピクセルデータ
をCRTフレームバッファ2から順次読み出し、このピ
クセルデータをLCDフレームバッファ4に書き込むと
とともに、CRTカラーパレット8ヘ供給する。CRT
カラーパレット8は、供給されたピクセルデータに相当
するパレットデータをCRT11へ出力する(データ転
送経路はC−L−M)。またこのときLCDコントロー
ラ3aは、上記の表示命令をバスDを介してホストバス
Bを監視することにより認識すると、その内部で作成し
ているLCD表示タイミング信号に基づくLCD12の
表示タイミングに従って、CRTコントローラ5によっ
て書き込まれたLCDフレームバッファ4内のピクセル
データを順次読み出してLCDカラーパレット7ヘ供給
する。LCDカラーパレット7は、供給されたピクセル
データに相当するパレットデータをLCDに出力する
(データ転送経路はC−F−E−H−K)。
がホストバスB上に表示命令を出力すると、CRTコン
トローラ5は、この表示命令に応答し、その内部で作成
しているCRT表示タイミング信号に基づくCRT11
の表示タイミングに従って、表示すべきピクセルデータ
をCRTフレームバッファ2から順次読み出し、このピ
クセルデータをLCDフレームバッファ4に書き込むと
とともに、CRTカラーパレット8ヘ供給する。CRT
カラーパレット8は、供給されたピクセルデータに相当
するパレットデータをCRT11へ出力する(データ転
送経路はC−L−M)。またこのときLCDコントロー
ラ3aは、上記の表示命令をバスDを介してホストバス
Bを監視することにより認識すると、その内部で作成し
ているLCD表示タイミング信号に基づくLCD12の
表示タイミングに従って、CRTコントローラ5によっ
て書き込まれたLCDフレームバッファ4内のピクセル
データを順次読み出してLCDカラーパレット7ヘ供給
する。LCDカラーパレット7は、供給されたピクセル
データに相当するパレットデータをLCDに出力する
(データ転送経路はC−F−E−H−K)。
【0029】最後にパレット設定変更動作について説明
する。カラーパレットにおけるパレットデータの書き換
えはディスプレイの表示期間でなく帰線期間に行わなけ
ればならないため、CPU1は、CRTコントローラ5
内のステータスレジスタにアクセスすることにより、C
RTコントローラ5が作成しているCRT垂直同期信号
を認識し、CRT11の垂直帰線期間中にパレットデー
タの書き換えが実行されるようにパレット設定変更命令
をホストバスB上に出力し、CRTコントローラ5が応
答すると、ホストバスB上にパレットデータを書き換え
たいカラーパレット内のアドレスを示す設定変更アドレ
ス、および新たに書き込むパレットデータを示す設定変
更パレットデータを出力する。CRTコントローラ5
は、上記の設定変更アドレスおよび設定変更パレットデ
ータを受け取り、これらの設定変更データをCRTカラ
ーパレット8に転送し、CRTカラーパレット8の設定
変更アドレスのパレットデータを設定変更パレットデー
タに書き換える(データ転送経路はA−B−G−L)。
する。カラーパレットにおけるパレットデータの書き換
えはディスプレイの表示期間でなく帰線期間に行わなけ
ればならないため、CPU1は、CRTコントローラ5
内のステータスレジスタにアクセスすることにより、C
RTコントローラ5が作成しているCRT垂直同期信号
を認識し、CRT11の垂直帰線期間中にパレットデー
タの書き換えが実行されるようにパレット設定変更命令
をホストバスB上に出力し、CRTコントローラ5が応
答すると、ホストバスB上にパレットデータを書き換え
たいカラーパレット内のアドレスを示す設定変更アドレ
ス、および新たに書き込むパレットデータを示す設定変
更パレットデータを出力する。CRTコントローラ5
は、上記の設定変更アドレスおよび設定変更パレットデ
ータを受け取り、これらの設定変更データをCRTカラ
ーパレット8に転送し、CRTカラーパレット8の設定
変更アドレスのパレットデータを設定変更パレットデー
タに書き換える(データ転送経路はA−B−G−L)。
【0030】またこのときLCDコントローラ3aは、
上記のパレット設定変更命令をバスDを介してホストバ
スBを監視することにより認識し、上記の設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータをバスDを介してホ
ストバスBから受け取り、これらの設定変更データを書
き込みバッファ6に一時的に書き込み、バスB上のパレ
ット設定変更サイクルを終了させる。その後、LCDコ
ントローラ3aは、その内部で作成しているLCD表示
タイミング信号に基づくLCD12の帰線期間中に、書
き込みバッファ6に格納した設定変更データをLCDカ
ラーパレット7へ転送して、LCDカラーパレット7の
設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パレット
データに書き換える。これによりLCDカラーパレット
7のCRTカラーパレット8と同一のアドレスに同一の
設定変更パレットデータが書き込まれる(データ転送経
路はA−B−D−I−J)。
上記のパレット設定変更命令をバスDを介してホストバ
スBを監視することにより認識し、上記の設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータをバスDを介してホ
ストバスBから受け取り、これらの設定変更データを書
き込みバッファ6に一時的に書き込み、バスB上のパレ
ット設定変更サイクルを終了させる。その後、LCDコ
ントローラ3aは、その内部で作成しているLCD表示
タイミング信号に基づくLCD12の帰線期間中に、書
き込みバッファ6に格納した設定変更データをLCDカ
ラーパレット7へ転送して、LCDカラーパレット7の
設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パレット
データに書き換える。これによりLCDカラーパレット
7のCRTカラーパレット8と同一のアドレスに同一の
設定変更パレットデータが書き込まれる(データ転送経
路はA−B−D−I−J)。
【0031】このように上記第1の実施形態によれば、
LCDコントローラ3aとLCDカラーパレット7の間
に、設定変更データを一時的に格納する書き込みバッフ
ァ6を設け、LCDコントローラ3aによって、LCD
12の表示期間中にCPU1から受け取った設定変更デ
ータを書き込みバッファ6に書き込み、LCD12の帰
線期間中に、書き込みバッファ6からLCDカラーパレ
ット7に設定変更データを転送させることにより、LC
D12の帰線期間中にLCDカラーパレット7のパレッ
トデータの書き換えができるので、LCDに表示乱れが
発生しない。
LCDコントローラ3aとLCDカラーパレット7の間
に、設定変更データを一時的に格納する書き込みバッフ
ァ6を設け、LCDコントローラ3aによって、LCD
12の表示期間中にCPU1から受け取った設定変更デ
ータを書き込みバッファ6に書き込み、LCD12の帰
線期間中に、書き込みバッファ6からLCDカラーパレ
ット7に設定変更データを転送させることにより、LC
D12の帰線期間中にLCDカラーパレット7のパレッ
トデータの書き換えができるので、LCDに表示乱れが
発生しない。
【0032】尚、図2は本発明の第1の実施形態を示す
別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置ブロック構
成図である。図2に示すディスプレイ制御回路22は、
図1のディスプレイ制御回路21において、書き込みバ
ファ6をLCDコントローラ3aに内蔵させたものであ
る。図2において、LCDコントローラ3aは、ピクセ
ルデータと設定変更データを接続線Hを介してLCDカ
ラーパレットに供給するので、図1における接続線Iお
よびJは不要となる。
別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置ブロック構
成図である。図2に示すディスプレイ制御回路22は、
図1のディスプレイ制御回路21において、書き込みバ
ファ6をLCDコントローラ3aに内蔵させたものであ
る。図2において、LCDコントローラ3aは、ピクセ
ルデータと設定変更データを接続線Hを介してLCDカ
ラーパレットに供給するので、図1における接続線Iお
よびJは不要となる。
【0033】また図3は本発明の第1の実施形態を示す
さらに別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置のブ
ロック構成図である。図3に示すディスプレイ制御回路
23は、図1のディスプレイ制御回路21において、書
き込みバファ6をLCDカラーパレット7に内蔵させた
ものである。この場合は、図1における接続線Iは不要
となる。
さらに別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置のブ
ロック構成図である。図3に示すディスプレイ制御回路
23は、図1のディスプレイ制御回路21において、書
き込みバファ6をLCDカラーパレット7に内蔵させた
ものである。この場合は、図1における接続線Iは不要
となる。
【0034】このように図2または図3に示すディスプ
レイ制御回路によれば、書き込みバファ6をLCDコン
トローラ3aあるいはLCDカラーパレット7に内蔵さ
せることにより、より少ない部品点数およびより小さな
部品占有面積にて、LCDの表示乱れを発生させること
となく、パレットデータの書き換えができる。
レイ制御回路によれば、書き込みバファ6をLCDコン
トローラ3aあるいはLCDカラーパレット7に内蔵さ
せることにより、より少ない部品点数およびより小さな
部品占有面積にて、LCDの表示乱れを発生させること
となく、パレットデータの書き換えができる。
【0035】第2の実施形態 図4は本発明の第2の実施形態のディスプレイ制御回路
を用いた電子装置のブロック構成図である。図4に示す
電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示タイ
ミングの異なり、同時に表示動作をする2つのディスプ
レイ、CRT11およびLCD12と、CPU1からの
命令に従ってCRT11およびLCD12を制御する本
発明の第2の実施形態のディスプレイ制御回路31とを
有する。
を用いた電子装置のブロック構成図である。図4に示す
電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示タイ
ミングの異なり、同時に表示動作をする2つのディスプ
レイ、CRT11およびLCD12と、CPU1からの
命令に従ってCRT11およびLCD12を制御する本
発明の第2の実施形態のディスプレイ制御回路31とを
有する。
【0036】ディスプレイ制御回路31は、CRTフレ
ームバッファ2(第1のバッファ)と、LCDフレーム
バッファ4(第2のバッファ)と、CRTカラーパレッ
ト8(第1のカラーパレット)と、CRTコントローラ
(CRTC)5(第1の制御部)とを有する。これらは
図1に示すものと同じである。
ームバッファ2(第1のバッファ)と、LCDフレーム
バッファ4(第2のバッファ)と、CRTカラーパレッ
ト8(第1のカラーパレット)と、CRTコントローラ
(CRTC)5(第1の制御部)とを有する。これらは
図1に示すものと同じである。
【0037】またディスプレイ制御回路31は、接続線
Hより入力されたピクセルデータに応じたパレットデー
タを接続線Kに出力するとともに、接続線Hより設定変
更アドレスおよび設定変更パレットデータが入力される
と、この設定変更アドレスに書き込まれているパレット
データを入力された設定変更パレットデータに書き換え
るLCDカラーパレット(第2のカラーパレット)7
と、接続線Kより入力されたパレットデータを一時的に
格納し、このパレットデータを接続線Nを介してLCD
12に出力する読み出しバッファ14と、バスD、ホス
トバスB、バスAを介してCPU1に接続し、バスEに
よりLCDフレームバッファ4に接続し、接続線Hによ
りLCDカラーパレット7に接続し、LCDフレームバ
ッファ4、LCDカラーパレット7、および読み出しバ
ッファ14の動作を制御するとともに、LCD12に供
給するLCD表示タイミング信号を作成しており、前記
表示命令に応じて、LCD12の表示タイミングに先行
して、LCDフレームバッファ4からCRTコントロー
ラ5により書き込まれたピクセルデータを読み出し、こ
のピクセルデータをLCDカラーパレット7に転送し、
これに応じてLCDカラーパレット7により出力された
パレットデータを読み出しバッファ14に一時的に格納
し、LCD12の表示タイミングで、読み出しバッファ
14に格納したパレットデータをLCD12へ出力し、
また前記パレットデータ設定変更命令に応じて、LCD
12へのパレットデータの供給を継続しながら、前記ピ
クセルデータのLCDフレームバッファ4からの先行読
み出しを一時中断し、前記設定変更アドレスおよび設定
変更パレットデータを受け取り、カラーパレット7内の
前記設定変更アドレスに書き込まれているパレットデー
タを前記設定変更パレットデータに書き換えるLCDコ
ントローラ(LCDC)3b(第2の制御部)とを有す
る。すなわちディスプレイ制御回路31は、図1のディ
スプレイ制御回路21において、書き込みバッファ6に
替えて、LCDカラーパレット7とLCD12の間に読
み出しバッファ14を設けたものである。尚、読み出し
バッファ14としては、FIFOバッファ等を用いる。
Hより入力されたピクセルデータに応じたパレットデー
タを接続線Kに出力するとともに、接続線Hより設定変
更アドレスおよび設定変更パレットデータが入力される
と、この設定変更アドレスに書き込まれているパレット
データを入力された設定変更パレットデータに書き換え
るLCDカラーパレット(第2のカラーパレット)7
と、接続線Kより入力されたパレットデータを一時的に
格納し、このパレットデータを接続線Nを介してLCD
12に出力する読み出しバッファ14と、バスD、ホス
トバスB、バスAを介してCPU1に接続し、バスEに
よりLCDフレームバッファ4に接続し、接続線Hによ
りLCDカラーパレット7に接続し、LCDフレームバ
ッファ4、LCDカラーパレット7、および読み出しバ
ッファ14の動作を制御するとともに、LCD12に供
給するLCD表示タイミング信号を作成しており、前記
表示命令に応じて、LCD12の表示タイミングに先行
して、LCDフレームバッファ4からCRTコントロー
ラ5により書き込まれたピクセルデータを読み出し、こ
のピクセルデータをLCDカラーパレット7に転送し、
これに応じてLCDカラーパレット7により出力された
パレットデータを読み出しバッファ14に一時的に格納
し、LCD12の表示タイミングで、読み出しバッファ
14に格納したパレットデータをLCD12へ出力し、
また前記パレットデータ設定変更命令に応じて、LCD
12へのパレットデータの供給を継続しながら、前記ピ
クセルデータのLCDフレームバッファ4からの先行読
み出しを一時中断し、前記設定変更アドレスおよび設定
変更パレットデータを受け取り、カラーパレット7内の
前記設定変更アドレスに書き込まれているパレットデー
タを前記設定変更パレットデータに書き換えるLCDコ
ントローラ(LCDC)3b(第2の制御部)とを有す
る。すなわちディスプレイ制御回路31は、図1のディ
スプレイ制御回路21において、書き込みバッファ6に
替えて、LCDカラーパレット7とLCD12の間に読
み出しバッファ14を設けたものである。尚、読み出し
バッファ14としては、FIFOバッファ等を用いる。
【0038】次に、ディスプレイ制御回路31の動作に
ついて説明する。描画動作は図1のディスプレイ制御回
路21と同じであるので、まず表示動作について説明す
る。
ついて説明する。描画動作は図1のディスプレイ制御回
路21と同じであるので、まず表示動作について説明す
る。
【0039】尚、CRTコントローラ5等によるCRT
11の表示動作は、図1のディスプレイ制御回路21と
同じである。
11の表示動作は、図1のディスプレイ制御回路21と
同じである。
【0040】LCDコントローラ3bは、CPU1から
の表示命令をバスDを介してホストバスBを監視するこ
とにより認識すると、その内部で作成しているLCD表
示タイミング信号に基づくLCD12の表示タイミング
に先行して、LCDフレームバッファ4からピクセルデ
ータを順次読み出してLCDカラーパレット7ヘ供給す
る。LCDカラーパレット7は、供給されたピクセルデ
ータに相当するパレットデータを接続線Kへ出力し、こ
のパレットデータは読み出しバッファ14に一時的に格
納される。このとき読み出しバッファ14の容量に応じ
て可能な限り大量にパレットデータを一時格納する。そ
してLCDカラーパレット7は、読み出しバッファ14
に格納したパレットデータを、LCD12の表示タイミ
ングに従って、LCDへ出力する(データ転送経路はC
−F−E−H−K−N)。このとき、LCDコントロー
ラ3bは読み出しバッファ13に空きがある限り、ピク
セルデータのLCDフレームバッファ4からの先行読み
出しを実行する。
の表示命令をバスDを介してホストバスBを監視するこ
とにより認識すると、その内部で作成しているLCD表
示タイミング信号に基づくLCD12の表示タイミング
に先行して、LCDフレームバッファ4からピクセルデ
ータを順次読み出してLCDカラーパレット7ヘ供給す
る。LCDカラーパレット7は、供給されたピクセルデ
ータに相当するパレットデータを接続線Kへ出力し、こ
のパレットデータは読み出しバッファ14に一時的に格
納される。このとき読み出しバッファ14の容量に応じ
て可能な限り大量にパレットデータを一時格納する。そ
してLCDカラーパレット7は、読み出しバッファ14
に格納したパレットデータを、LCD12の表示タイミ
ングに従って、LCDへ出力する(データ転送経路はC
−F−E−H−K−N)。このとき、LCDコントロー
ラ3bは読み出しバッファ13に空きがある限り、ピク
セルデータのLCDフレームバッファ4からの先行読み
出しを実行する。
【0041】次にパレット設定変更動作について説明す
る。尚、CRTコントローラ5等によるCRTカラーパ
レット8の設定変更動作は、図1のディスプレイ制御回
路21と同じである。
る。尚、CRTコントローラ5等によるCRTカラーパ
レット8の設定変更動作は、図1のディスプレイ制御回
路21と同じである。
【0042】LCDコントローラ3bは、CPU1から
のパレット設定変更命令をバスDを介してホストバスB
を監視することにより認識すると、LCD12へのパレ
ットデータの供給を継続しながら、ピクセルデータの先
行読み出しを中断して、CPU1からの設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータをバスDを介してホス
トバスBから受け取り、これらの設定変更データをLC
Dカラーパレット7へ転送して、LCDカラーパレット
7の設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パレ
ットデータに書き換る。これによりLCDカラーパレッ
ト7のCRTカラーパレット8と同一のアドレスに同一
の設定変更パレットデータが書き込まれる(データ転送
経路はA−B−D−H)。このときLCD12には読み
出しバッファ14に蓄えられているパレットデータが供
給されるので、表示動作は中断されない。
のパレット設定変更命令をバスDを介してホストバスB
を監視することにより認識すると、LCD12へのパレ
ットデータの供給を継続しながら、ピクセルデータの先
行読み出しを中断して、CPU1からの設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータをバスDを介してホス
トバスBから受け取り、これらの設定変更データをLC
Dカラーパレット7へ転送して、LCDカラーパレット
7の設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パレ
ットデータに書き換る。これによりLCDカラーパレッ
ト7のCRTカラーパレット8と同一のアドレスに同一
の設定変更パレットデータが書き込まれる(データ転送
経路はA−B−D−H)。このときLCD12には読み
出しバッファ14に蓄えられているパレットデータが供
給されるので、表示動作は中断されない。
【0043】このように上記第2の実施形態によれば、
LCDカラーパレット7とLDC12の間に、パレット
データを一時的に格納する読み出しバッファ14を設
け、LCDコントローラ3によって、表示命令に応じ
て、LDC12の表示タイミングに先行してLCDフレ
ームバッファ4からピクセルデータを読み出し、読み出
しバッファ14にパレットデータを蓄えておき、パレッ
トデータ設定変更命令に応じて、読み出しバッファ14
に蓄えられたパレットデータのLCD12への供給を継
続しながら、ピクセルデータの先行読み出しを中断し、
LCDカラーパレット7のパレットデータを書き換える
ことにより、LCD12にパレットデータを供給しなが
ら、LCDカラーパレット7のパレットデータを書き換
えることができるので、LCD12の表示期間中にパレ
ットデータの書き換えを実行してもLCDに表示乱れが
発生しない。
LCDカラーパレット7とLDC12の間に、パレット
データを一時的に格納する読み出しバッファ14を設
け、LCDコントローラ3によって、表示命令に応じ
て、LDC12の表示タイミングに先行してLCDフレ
ームバッファ4からピクセルデータを読み出し、読み出
しバッファ14にパレットデータを蓄えておき、パレッ
トデータ設定変更命令に応じて、読み出しバッファ14
に蓄えられたパレットデータのLCD12への供給を継
続しながら、ピクセルデータの先行読み出しを中断し、
LCDカラーパレット7のパレットデータを書き換える
ことにより、LCD12にパレットデータを供給しなが
ら、LCDカラーパレット7のパレットデータを書き換
えることができるので、LCD12の表示期間中にパレ
ットデータの書き換えを実行してもLCDに表示乱れが
発生しない。
【0044】尚、図5は本発明の第2の実施形態を示す
別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置ブロック構
成図である。図5に示すディスプレイ制御回路32は、
図4のディスプレイ制御回路31において、読み出しバ
ファ14をLCDカラーパレット7に内蔵させたもので
あり、これにより、図1における接続線Kは不要とな
る。
別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置ブロック構
成図である。図5に示すディスプレイ制御回路32は、
図4のディスプレイ制御回路31において、読み出しバ
ファ14をLCDカラーパレット7に内蔵させたもので
あり、これにより、図1における接続線Kは不要とな
る。
【0045】このように図5に示すディスプレイ制御回
路によれば、読み出しバファ14をLCDカラーパレッ
ト7に内蔵させることにより、より少ない部品点数およ
びより小さな部品占有面積にて、LCDの表示乱れを発
生させることなく、パレットデータの書き換えができ
る。
路によれば、読み出しバファ14をLCDカラーパレッ
ト7に内蔵させることにより、より少ない部品点数およ
びより小さな部品占有面積にて、LCDの表示乱れを発
生させることなく、パレットデータの書き換えができ
る。
【0046】第3の実施形態 図6は本発明の第3の実施形態のディスプレイ制御回路
を用いた電子装置のブロック構成図である。図6に示す
電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示タイ
ミングの異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプ
レイとして設定され、有効ディスプレイのみが表示動作
をする2つのディスプレイ、すなわち背反で表示動作が
可能な2つのディスプレイ、CRT11およびLCD1
2と、CPU1からの命令に従ってCRT11およびL
CD12を制御する本発明の第3の実施形態のディスプ
レイ制御回路41とを有する。
を用いた電子装置のブロック構成図である。図6に示す
電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示タイ
ミングの異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプ
レイとして設定され、有効ディスプレイのみが表示動作
をする2つのディスプレイ、すなわち背反で表示動作が
可能な2つのディスプレイ、CRT11およびLCD1
2と、CPU1からの命令に従ってCRT11およびL
CD12を制御する本発明の第3の実施形態のディスプ
レイ制御回路41とを有する。
【0047】ディスプレイ制御回路41は、CRTフレ
ームバッファ2(第1のバッファ)と、LCDフレーム
バッファ4(第2のバッファ)と、CRTカラーパレッ
ト8(第1のカラーパレット)と、LCDカラーパレッ
ト(第2のカラーパレット)7とを有する。これらは図
1に示すものと同じものである。
ームバッファ2(第1のバッファ)と、LCDフレーム
バッファ4(第2のバッファ)と、CRTカラーパレッ
ト8(第1のカラーパレット)と、LCDカラーパレッ
ト(第2のカラーパレット)7とを有する。これらは図
1に示すものと同じものである。
【0048】またディスプレイ制御回路41は、バスC
によりCRTフレームバッファ2に接続し、バスFによ
りLCDフレームバッファ4に接続し、接続線Lにより
CRTカラーパレット8に接続し、CRTフレームバッ
ファ2およびCRTカラーパレット8の動作を制御する
とともに、CRT11に供給するCRT表示タイミング
信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブランク信号等)
を作成しており、アクセス監視回路15により転送され
たCPU1からの描画命令に応じて、アクセス監視回路
15を介してCPU1からのピクセルデータを受け取
り、これをCRTフレームバッファ2に書き込み、アク
セス監視回路15により転送されたCPU1からの表示
命令に応じて、前記CRT表示タイミング信号に基づく
CRT11の表示タイミングに従って、CRTフレーム
バッファ2からピクセルデータを順次読み出し、このピ
クセルデータを、LCDフレームバッファ4に書き込む
とともに、CRTカラーパレット8に出力し、またアク
セス監視回路15により転送されたCPU1からのパレ
ットデータ設定変更命令に応じて、アクセス監視回路1
5を介してCPU1からの設定変更アドレスおよび設定
変更パレットデータを受け取り、CRTカラーパレット
8内の前記設定変更アドレスに書き込まれているパレッ
トデータを前記設定変更パレットデータに書き換えるC
RTコントローラ(CRTC)5(第1の制御部)と、
バスEによりLCDフレームバッファ4に接続し、接続
線HによりLCDカラーパレット7に接続し、LCDフ
レームバッファ4およびLCDカラーパレット7の動作
を制御するとともに、LCD12に供給するLCD表示
タイミング信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブラン
ク信号等)を作成しており、前記表示命令に応じて、前
記LCD表示タイミング信号に基づくLCD12の表示
タイミングに従って、LCDフレームバッファ4からC
RTコントローラ5により書き込まれたピクセルデータ
を順次読み出してLCDカラーパレット7に出力し、ま
た前記パレットデータ設定変更命令に応じて、前記設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け取
り、LCDカラーパレット7内の前記設定変更アドレス
に書き込まれているパレットデータを前記設定変更パレ
ットデータに書き換えるLCDコントローラ(LCD
C)3(第2の制御部)と、バスO、ホストバスB、バ
スAを介してCPU1に接続し、バスGによりCRTコ
ントローラ5に接続し、バスDによりLCDコントロー
ラ3に接続し、有効ディスプレイがCRT11とLCD
12のどちらに設定されているかを示す有効ディスプレ
イ設定信号が外部入力され、CPU1からのCRTコン
トローラ5またはLCDコントローラ3へのアクセスを
監視しており、CPU1がパレット設定変更命令の出力
に先立ってディスプレイの帰線期間を知るために出力す
る帰線期間通知命令に応答し、前記ディスプレイ設定信
号に基づいて有効ディスプレイに対応するコントローラ
のステイタスレジスタにアクセスして有効ディスプレイ
供給される垂直同期信号を受け取り、これをCPU1に
返送し、またCPU1からの描画命令、表示命令、ある
いはパレット設定変更命令に応答して、これらの命令お
よびCPU1からの各種データをCRTコントローラ5
およびLCDコントローラ3に転送するアクセス監視回
路15とを有する。すなわち、ディスプレイ制御回路4
1は、CPU1とCRTコントローラ5およびLCDコ
ントローラ3の間にアクセス監視回路15を設け、CP
U1からのCRTコントローラ5またはLCDコントロ
ーラ3へのアクセスが全てアクセス監視回路15を経由
して実行されるようにしたものである。
によりCRTフレームバッファ2に接続し、バスFによ
りLCDフレームバッファ4に接続し、接続線Lにより
CRTカラーパレット8に接続し、CRTフレームバッ
ファ2およびCRTカラーパレット8の動作を制御する
とともに、CRT11に供給するCRT表示タイミング
信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブランク信号等)
を作成しており、アクセス監視回路15により転送され
たCPU1からの描画命令に応じて、アクセス監視回路
15を介してCPU1からのピクセルデータを受け取
り、これをCRTフレームバッファ2に書き込み、アク
セス監視回路15により転送されたCPU1からの表示
命令に応じて、前記CRT表示タイミング信号に基づく
CRT11の表示タイミングに従って、CRTフレーム
バッファ2からピクセルデータを順次読み出し、このピ
クセルデータを、LCDフレームバッファ4に書き込む
とともに、CRTカラーパレット8に出力し、またアク
セス監視回路15により転送されたCPU1からのパレ
ットデータ設定変更命令に応じて、アクセス監視回路1
5を介してCPU1からの設定変更アドレスおよび設定
変更パレットデータを受け取り、CRTカラーパレット
8内の前記設定変更アドレスに書き込まれているパレッ
トデータを前記設定変更パレットデータに書き換えるC
RTコントローラ(CRTC)5(第1の制御部)と、
バスEによりLCDフレームバッファ4に接続し、接続
線HによりLCDカラーパレット7に接続し、LCDフ
レームバッファ4およびLCDカラーパレット7の動作
を制御するとともに、LCD12に供給するLCD表示
タイミング信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブラン
ク信号等)を作成しており、前記表示命令に応じて、前
記LCD表示タイミング信号に基づくLCD12の表示
タイミングに従って、LCDフレームバッファ4からC
RTコントローラ5により書き込まれたピクセルデータ
を順次読み出してLCDカラーパレット7に出力し、ま
た前記パレットデータ設定変更命令に応じて、前記設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け取
り、LCDカラーパレット7内の前記設定変更アドレス
に書き込まれているパレットデータを前記設定変更パレ
ットデータに書き換えるLCDコントローラ(LCD
C)3(第2の制御部)と、バスO、ホストバスB、バ
スAを介してCPU1に接続し、バスGによりCRTコ
ントローラ5に接続し、バスDによりLCDコントロー
ラ3に接続し、有効ディスプレイがCRT11とLCD
12のどちらに設定されているかを示す有効ディスプレ
イ設定信号が外部入力され、CPU1からのCRTコン
トローラ5またはLCDコントローラ3へのアクセスを
監視しており、CPU1がパレット設定変更命令の出力
に先立ってディスプレイの帰線期間を知るために出力す
る帰線期間通知命令に応答し、前記ディスプレイ設定信
号に基づいて有効ディスプレイに対応するコントローラ
のステイタスレジスタにアクセスして有効ディスプレイ
供給される垂直同期信号を受け取り、これをCPU1に
返送し、またCPU1からの描画命令、表示命令、ある
いはパレット設定変更命令に応答して、これらの命令お
よびCPU1からの各種データをCRTコントローラ5
およびLCDコントローラ3に転送するアクセス監視回
路15とを有する。すなわち、ディスプレイ制御回路4
1は、CPU1とCRTコントローラ5およびLCDコ
ントローラ3の間にアクセス監視回路15を設け、CP
U1からのCRTコントローラ5またはLCDコントロ
ーラ3へのアクセスが全てアクセス監視回路15を経由
して実行されるようにしたものである。
【0049】次に、ディスプレイ制御回路41の動作に
ついて説明する。まず描画動作について説明する。CP
U1は、バスAを介してホストバスB上に描画命令を出
力し、アクセス監視回路15がこの描画命令に応答する
と、ホストバスB上にピクセルデータを出力する。アク
セス監視回路15はこのピクセルデータをCRTコント
ローラ5に転送し、CRTコントローラ5はこのピクセ
ルデータを受け取ってCRTフレームバッファ2に書き
込む(データ転送経路はA−B−O−G−C)。
ついて説明する。まず描画動作について説明する。CP
U1は、バスAを介してホストバスB上に描画命令を出
力し、アクセス監視回路15がこの描画命令に応答する
と、ホストバスB上にピクセルデータを出力する。アク
セス監視回路15はこのピクセルデータをCRTコント
ローラ5に転送し、CRTコントローラ5はこのピクセ
ルデータを受け取ってCRTフレームバッファ2に書き
込む(データ転送経路はA−B−O−G−C)。
【0050】次に表示動作について説明する。CPU1
がホストバスB上に表示命令を出力すると、アクセス監
視回路15は、この表示命令に応答し、この表示命令を
CRTコントローラ5およびLCDコントローラ3に転
送する。これ以降のCRTコントローラ5等によるCR
T11の表示制御動作、およびLCDコントローラ3等
によるLCD12の表示制御動作は、図1のディスプレ
イ制御回路21と同じである。
がホストバスB上に表示命令を出力すると、アクセス監
視回路15は、この表示命令に応答し、この表示命令を
CRTコントローラ5およびLCDコントローラ3に転
送する。これ以降のCRTコントローラ5等によるCR
T11の表示制御動作、およびLCDコントローラ3等
によるLCD12の表示制御動作は、図1のディスプレ
イ制御回路21と同じである。
【0051】最後にパレット設定変更動作について説明
する。アクセス監視回路15は、CPU1がパレット設
定変更に先立ってディスプレイの帰線期間を知るために
帰線期間通知命令をホストバスB上に出力すると、これ
に応答して有効ディスプレイに対応するコントローラの
ステイタスレジスタにアクセスし、バスGまたはDから
CRT垂直同期信号あるいはLCD垂直同期信号を受け
取り、これをCPU1に返送する。CPU1はこのアク
セス監視回路15からの垂直同期信号により垂直帰線期
間を認識し、垂直帰線期間中にパレットデータの書き換
えが実行されるようにパレット設定変更命令をホストバ
スB上に出力する。アクセス監視回路15は、このパレ
ット設定変更命令に応答し、このパレット設定変更命令
をCRTコントローラ5およびLCDコントローラ3に
転送し、続いてCPU1からホストバスB上に出力され
た、パレットデータを書き換えたいカラーパレット内の
アドレスを示す設定変更アドレス、および新たに書き込
むパレットデータを示す設定変更パレットデータをCR
Tコントローラ5およびLCDコントローラ3に転送す
る。CRTコントローラ5は、上記の設定変更アドレス
および設定変更パレットデータを受け取り、これらの設
定変更データをCRTカラーパレット8に転送し、CR
Tカラーパレット8の設定変更アドレスのパレットデー
タを設定変更パレットデータに書き換える(データ転送
経路はA−B−O−G−L)。またLCDコントローラ
3も、上記のパレット設定変更命令をバスDを受け取
り、これらの設定変更データをLCDカラーパレット7
へ転送し、LCDカラーパレット7の設定変更アドレス
のパレットデータを設定変更パレットデータに書き換え
る(データ転送経路はA−B−O−D−H)。
する。アクセス監視回路15は、CPU1がパレット設
定変更に先立ってディスプレイの帰線期間を知るために
帰線期間通知命令をホストバスB上に出力すると、これ
に応答して有効ディスプレイに対応するコントローラの
ステイタスレジスタにアクセスし、バスGまたはDから
CRT垂直同期信号あるいはLCD垂直同期信号を受け
取り、これをCPU1に返送する。CPU1はこのアク
セス監視回路15からの垂直同期信号により垂直帰線期
間を認識し、垂直帰線期間中にパレットデータの書き換
えが実行されるようにパレット設定変更命令をホストバ
スB上に出力する。アクセス監視回路15は、このパレ
ット設定変更命令に応答し、このパレット設定変更命令
をCRTコントローラ5およびLCDコントローラ3に
転送し、続いてCPU1からホストバスB上に出力され
た、パレットデータを書き換えたいカラーパレット内の
アドレスを示す設定変更アドレス、および新たに書き込
むパレットデータを示す設定変更パレットデータをCR
Tコントローラ5およびLCDコントローラ3に転送す
る。CRTコントローラ5は、上記の設定変更アドレス
および設定変更パレットデータを受け取り、これらの設
定変更データをCRTカラーパレット8に転送し、CR
Tカラーパレット8の設定変更アドレスのパレットデー
タを設定変更パレットデータに書き換える(データ転送
経路はA−B−O−G−L)。またLCDコントローラ
3も、上記のパレット設定変更命令をバスDを受け取
り、これらの設定変更データをLCDカラーパレット7
へ転送し、LCDカラーパレット7の設定変更アドレス
のパレットデータを設定変更パレットデータに書き換え
る(データ転送経路はA−B−O−D−H)。
【0052】このように上記第3の実施形態によれば、
CPU1とCRTコントローラ5およびLCDコントロ
ーラ3の間に、CPU1からの帰線期間通知命令の応答
して有効ディスプレイの垂直同期信号をCPU1に返送
するアクセス監視回路15を設け、有効ディスプレイの
帰線期間をCPU1に認識させ、CPU1が有効ディス
プレイの帰線期間にパレットデータ設定変更命令を出力
するようにすることにより、LCD12が有効ディスプ
レイであるときには、LCD12の帰線期間中にパレッ
トデータの書き換えが実行されるので、LCDに表示乱
れが発生しない。
CPU1とCRTコントローラ5およびLCDコントロ
ーラ3の間に、CPU1からの帰線期間通知命令の応答
して有効ディスプレイの垂直同期信号をCPU1に返送
するアクセス監視回路15を設け、有効ディスプレイの
帰線期間をCPU1に認識させ、CPU1が有効ディス
プレイの帰線期間にパレットデータ設定変更命令を出力
するようにすることにより、LCD12が有効ディスプ
レイであるときには、LCD12の帰線期間中にパレッ
トデータの書き換えが実行されるので、LCDに表示乱
れが発生しない。
【0053】尚、図7は本発明の第3の実施形態を示す
別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置ブロック構
成図である。図7に示すディスプレイ制御回路42は、
図6のディスプレイ制御回路41において、アクセス監
視回路15をCRTコントローラ5に内蔵させたもので
あり、これにより、図6におけるバスGは不要となる。
別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置ブロック構
成図である。図7に示すディスプレイ制御回路42は、
図6のディスプレイ制御回路41において、アクセス監
視回路15をCRTコントローラ5に内蔵させたもので
あり、これにより、図6におけるバスGは不要となる。
【0054】このように図7に示すディスプレイ制御回
路によれば、アクセス監視回路15をCRTコントロー
ラ5に内蔵させることにより、より少ない部品点数およ
びより小さな部品占有面積にて、LCDの表示乱れを発
生させることなく、パレットデータの書き換えができ
る。
路によれば、アクセス監視回路15をCRTコントロー
ラ5に内蔵させることにより、より少ない部品点数およ
びより小さな部品占有面積にて、LCDの表示乱れを発
生させることなく、パレットデータの書き換えができ
る。
【0055】第4の実施形態 図8は本発明の第4の実施形態のディスプレイ制御回路
を用いた電子装置のブロック構成図である。図8に示す
電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示タイ
ミングの異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプ
レイとして設定され、有効ディスプレイのみが表示動作
をする2つのディスプレイ、すなわち背反で表示動作が
可能な2つのディスプレイ、CRT11およびLCD1
2と、CPU1からの命令に従ってCRT11およびL
CD12を制御する本発明の第4の実施形態のディスプ
レイ制御回路51とを有する。
を用いた電子装置のブロック構成図である。図8に示す
電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示タイ
ミングの異なり、どちらか一つが選択的に有効ディスプ
レイとして設定され、有効ディスプレイのみが表示動作
をする2つのディスプレイ、すなわち背反で表示動作が
可能な2つのディスプレイ、CRT11およびLCD1
2と、CPU1からの命令に従ってCRT11およびL
CD12を制御する本発明の第4の実施形態のディスプ
レイ制御回路51とを有する。
【0056】ディスプレイ制御回路51は、CRTフレ
ームバッファ2と、LCDフレームバッファ4と、CR
Tカラーパレット8(第1のカラーパレット)と、LC
Dカラーパレット(第2のカラーパレット)7とを有す
る。これらは図1に示すものと同じものである。
ームバッファ2と、LCDフレームバッファ4と、CR
Tカラーパレット8(第1のカラーパレット)と、LC
Dカラーパレット(第2のカラーパレット)7とを有す
る。これらは図1に示すものと同じものである。
【0057】またディスプレイ制御回路51は、バスC
によりCRTフレームバッファ2に接続し、バスFによ
りLCDフレームバッファ4に接続し、接続線Lにより
CRTカラーパレット8に接続し、CRTフレームバッ
ファ2およびCRTカラーパレット8の動作を制御する
とともに、CRT11に供給するCRT表示タイミング
信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブランク信号等)
を作成しており、CRTアクセス監視回路16により転
送されたCPU1からの描画命令に応じて、CRTアク
セス監視回路16を介してCPU1からのピクセルデー
タを受け取り、これをCRTフレームバッファ2に書き
込み、アクセス監視回路16により転送されたCPU1
からの表示命令に応じて、前記CRT表示同期信号に基
づくCRT11の表示タイミングに従って、CRTフレ
ームバッファ2からピクセルデータを順次読み出し、こ
のピクセルデータを、LCDフレームバッファ4に書き
込むとともに、CRTカラーパレット8に出力し、また
CRTアクセス監視回路16により転送されたCPU1
からのパレットデータ設定変更命令に応じて、CRTア
クセス監視回路16を介してCPU1からの設定変更ア
ドレスおよび設定変更パレットデータを受け取り、CR
Tカラーパレット8内の前記設定変更アドレスに書き込
まれているパレットデータを前記設定変更パレットデー
タに書き換えるCRTコントローラ(CRTC)5(第
1の制御部)と、バスEによりLCDフレームバッファ
4に接続し、接続線HによりLCDカラーパレット7に
接続し、LCDフレームバッファ4およびLCDカラー
パレット7の動作を制御するとともに、LCD12に供
給するLCD表示タイミング信号(水平同期信号、垂直
同期信号、ブランク信号等)を作成しており、LCDア
クセス監視17により転送された前記表示命令に応じ
て、前記LCD表示タイミング信号に基づくLCD12
の表示タイミングに従って、LCDフレームバッファ4
からCRTコントローラ5により書き込まれたピクセル
データを順次読み出してLCDカラーパレット7に出力
し、またLCDアクセス監視17により転送された前記
パレットデータ設定変更命令に応じて、LCDアクセス
監視17を介して前記設定変更アドレスおよび設定変更
パレットデータを受け取り、LCDカラーパレット7内
の前記設定変更アドレスに書き込まれているパレットデ
ータを前記設定変更パレットデータに書き換えるLCD
コントローラ(LCDC)3(第2の制御部)と、バス
O、ホストバスB、バスAを介してCPU1に接続し、
バスGによりCRTコントローラ5に接続し、有効ディ
スプレイがCRT11とLCD12のどちらに設定され
ているかを示す有効ディスプレイ設定信号が外部入力さ
れ、CPU1からのCRTコントローラ5への各種アク
セスを監視しており、CPU1からの描画命令、表示命
令、あるいはパレット設定変更命令に応答して、これら
の命令およびCPU1からの各種データをCRTコント
ローラ5に転送し、またCRT11が有効ディスプレイ
であるときに、CPU1がパレット設定変更命令の出力
に先立ってディスプレイの帰線期間を知るために出力す
る帰線期間通知命令に応答し、CRTコントローラ5の
ステイタスレジスタにアクセスしてCRT垂直同期信号
を受け取り、このCRT垂直同期信号をCPU1に返送
するCRTアクセス監視回路16(第1のアクセス監視
回路)と、ホストバスB、バスAを介してCPU1に接
続し、バスP、DによりLCDコントローラ3に接続
し、有効ディスプレイがCRT11とLCD12のどち
らに設定されているかを示す有効ディスプレイ設定信号
が外部入力され、CPU1からのLCDコントローラ3
への各種アクセスを監視しており、CPU1からの描画
命令、表示命令、あるいはパレット設定変更命令に応答
して、これらの命令およびCPU1からの各種データを
LCDコントローラ3に転送し、またLCD12が有効
ディスプレイであるときに、CPU1がパレット設定変
更命令の出力に先立ってディスプレイの帰線期間を知る
ために出力する帰線期間通知命令に応答し、LCDコン
トローラ3のステイタスレジスタにアクセスしてLCD
垂直同期信号を受け取り、このLCD垂直同期信号をC
PU1に返送するLCDアクセス監視回路17(第2の
アクセス監視回路)とを有する。すなわち、ディスプレ
イ制御回路51は、CPU1とCRTコントローラ5の
間にCRTアクセス監視回路16を設けるとともに、C
PU1とLCDコントローラ3の間にLCDアクセス監
視回路17を設けたものである。
によりCRTフレームバッファ2に接続し、バスFによ
りLCDフレームバッファ4に接続し、接続線Lにより
CRTカラーパレット8に接続し、CRTフレームバッ
ファ2およびCRTカラーパレット8の動作を制御する
とともに、CRT11に供給するCRT表示タイミング
信号(水平同期信号、垂直同期信号、ブランク信号等)
を作成しており、CRTアクセス監視回路16により転
送されたCPU1からの描画命令に応じて、CRTアク
セス監視回路16を介してCPU1からのピクセルデー
タを受け取り、これをCRTフレームバッファ2に書き
込み、アクセス監視回路16により転送されたCPU1
からの表示命令に応じて、前記CRT表示同期信号に基
づくCRT11の表示タイミングに従って、CRTフレ
ームバッファ2からピクセルデータを順次読み出し、こ
のピクセルデータを、LCDフレームバッファ4に書き
込むとともに、CRTカラーパレット8に出力し、また
CRTアクセス監視回路16により転送されたCPU1
からのパレットデータ設定変更命令に応じて、CRTア
クセス監視回路16を介してCPU1からの設定変更ア
ドレスおよび設定変更パレットデータを受け取り、CR
Tカラーパレット8内の前記設定変更アドレスに書き込
まれているパレットデータを前記設定変更パレットデー
タに書き換えるCRTコントローラ(CRTC)5(第
1の制御部)と、バスEによりLCDフレームバッファ
4に接続し、接続線HによりLCDカラーパレット7に
接続し、LCDフレームバッファ4およびLCDカラー
パレット7の動作を制御するとともに、LCD12に供
給するLCD表示タイミング信号(水平同期信号、垂直
同期信号、ブランク信号等)を作成しており、LCDア
クセス監視17により転送された前記表示命令に応じ
て、前記LCD表示タイミング信号に基づくLCD12
の表示タイミングに従って、LCDフレームバッファ4
からCRTコントローラ5により書き込まれたピクセル
データを順次読み出してLCDカラーパレット7に出力
し、またLCDアクセス監視17により転送された前記
パレットデータ設定変更命令に応じて、LCDアクセス
監視17を介して前記設定変更アドレスおよび設定変更
パレットデータを受け取り、LCDカラーパレット7内
の前記設定変更アドレスに書き込まれているパレットデ
ータを前記設定変更パレットデータに書き換えるLCD
コントローラ(LCDC)3(第2の制御部)と、バス
O、ホストバスB、バスAを介してCPU1に接続し、
バスGによりCRTコントローラ5に接続し、有効ディ
スプレイがCRT11とLCD12のどちらに設定され
ているかを示す有効ディスプレイ設定信号が外部入力さ
れ、CPU1からのCRTコントローラ5への各種アク
セスを監視しており、CPU1からの描画命令、表示命
令、あるいはパレット設定変更命令に応答して、これら
の命令およびCPU1からの各種データをCRTコント
ローラ5に転送し、またCRT11が有効ディスプレイ
であるときに、CPU1がパレット設定変更命令の出力
に先立ってディスプレイの帰線期間を知るために出力す
る帰線期間通知命令に応答し、CRTコントローラ5の
ステイタスレジスタにアクセスしてCRT垂直同期信号
を受け取り、このCRT垂直同期信号をCPU1に返送
するCRTアクセス監視回路16(第1のアクセス監視
回路)と、ホストバスB、バスAを介してCPU1に接
続し、バスP、DによりLCDコントローラ3に接続
し、有効ディスプレイがCRT11とLCD12のどち
らに設定されているかを示す有効ディスプレイ設定信号
が外部入力され、CPU1からのLCDコントローラ3
への各種アクセスを監視しており、CPU1からの描画
命令、表示命令、あるいはパレット設定変更命令に応答
して、これらの命令およびCPU1からの各種データを
LCDコントローラ3に転送し、またLCD12が有効
ディスプレイであるときに、CPU1がパレット設定変
更命令の出力に先立ってディスプレイの帰線期間を知る
ために出力する帰線期間通知命令に応答し、LCDコン
トローラ3のステイタスレジスタにアクセスしてLCD
垂直同期信号を受け取り、このLCD垂直同期信号をC
PU1に返送するLCDアクセス監視回路17(第2の
アクセス監視回路)とを有する。すなわち、ディスプレ
イ制御回路51は、CPU1とCRTコントローラ5の
間にCRTアクセス監視回路16を設けるとともに、C
PU1とLCDコントローラ3の間にLCDアクセス監
視回路17を設けたものである。
【0058】次に、ディスプレイ制御回路51の動作に
ついて説明する。まず描画動作について説明する。CP
U1は、バスAを介してホストバスB上に描画命令を出
力し、CRTアクセス監視回路16がこの描画命令に応
答すると、ホストバスB上にピクセルデータを出力す
る。CRTアクセス監視回路16はこのピクセルデータ
をCRTコントローラ5に転送し、CRTコントローラ
5はこのピクセルデータを受け取ってCRTフレームバ
ッファ2に書き込む(データ転送経路はA−B−O−G
−C)。
ついて説明する。まず描画動作について説明する。CP
U1は、バスAを介してホストバスB上に描画命令を出
力し、CRTアクセス監視回路16がこの描画命令に応
答すると、ホストバスB上にピクセルデータを出力す
る。CRTアクセス監視回路16はこのピクセルデータ
をCRTコントローラ5に転送し、CRTコントローラ
5はこのピクセルデータを受け取ってCRTフレームバ
ッファ2に書き込む(データ転送経路はA−B−O−G
−C)。
【0059】次に表示動作について説明する。CPU1
がホストバスB上に表示命令を出力すると、CRTアク
セス監視回路16は、この表示命令に応答し、この表示
命令をCRTコントローラ5に転送する。またLCDア
クセス監視回路17も、この表示命令に応答し、この表
示命令をLCDコントローラ3に転送する。これ以降の
CRTコントローラ5等によるCRT11の表示制御動
作、およびLCDコントローラ3等によるLCD12の
表示制御動作は、図1のディスプレイ制御回路21と同
じである。
がホストバスB上に表示命令を出力すると、CRTアク
セス監視回路16は、この表示命令に応答し、この表示
命令をCRTコントローラ5に転送する。またLCDア
クセス監視回路17も、この表示命令に応答し、この表
示命令をLCDコントローラ3に転送する。これ以降の
CRTコントローラ5等によるCRT11の表示制御動
作、およびLCDコントローラ3等によるLCD12の
表示制御動作は、図1のディスプレイ制御回路21と同
じである。
【0060】最後にパレット設定変更動作について説明
する。CRT11が有効ディスプレイであるときには、
CPU1がパレット設定変更に先立ってディスプレイの
帰線期間を知るために帰線期間通知命令をホストバスB
上に出力すると、CRTアクセス監視回路16は、これ
に応答してCRT垂直同期信号をCPU1に返送する。
またこのときLCDアクセス監視回路17は、上記の帰
線期間通知命令に応答せず、LCDコントローラ3にこ
の帰線期間通知命令を転送しない。またLCD12が有
効ディスプレイであるときには、CPU1が帰線期間通
知命令をホストバスB上に出力すると、CRTアクセス
監視回路16は、これに応答せず、CRTコントローラ
5にこの帰線期間通知命令を転送しない。このときLC
Dアクセス監視回路17は、この帰線期間通知命令に応
答し、LCD垂直同期信号をCPU1に返送する。
する。CRT11が有効ディスプレイであるときには、
CPU1がパレット設定変更に先立ってディスプレイの
帰線期間を知るために帰線期間通知命令をホストバスB
上に出力すると、CRTアクセス監視回路16は、これ
に応答してCRT垂直同期信号をCPU1に返送する。
またこのときLCDアクセス監視回路17は、上記の帰
線期間通知命令に応答せず、LCDコントローラ3にこ
の帰線期間通知命令を転送しない。またLCD12が有
効ディスプレイであるときには、CPU1が帰線期間通
知命令をホストバスB上に出力すると、CRTアクセス
監視回路16は、これに応答せず、CRTコントローラ
5にこの帰線期間通知命令を転送しない。このときLC
Dアクセス監視回路17は、この帰線期間通知命令に応
答し、LCD垂直同期信号をCPU1に返送する。
【0061】CPU1は返送された垂直同期信号により
垂直帰線期間を認識し、垂直帰線期間中にパレットデー
タの書き換えが実行されるようにパレット設定変更命令
をホストバスB上に出力する。CRTアクセス監視回路
16は、このパレット設定変更命令に応答し、このパレ
ット設定変更命令をCRTコントローラ5に転送し、続
いてCPU1からホストバスB上に出力された設定変更
アドレスおよび設定変更パレットデータをCRTコント
ローラ5に転送する。CRTコントローラ5は、上記の
設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け
取り、これらの設定変更データをCRTカラーパレット
8に転送し、CRTカラーパレット8の設定変更アドレ
スのパレットデータを設定変更パレットデータに書き換
える(データ転送経路はA−B−O−G−L)。またこ
のときLCDアクセス監視回路17も、上記のパレット
設定変更命令に応答し、このパレット設定変更命令をL
CDコントローラ3に転送し、続いて前記設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータをLCDコントロー
ラ3に転送する。LCDコントローラ3は、これらの設
定変更データをLCDカラーパレット7へ転送し、LC
Dカラーパレット7の設定変更アドレスのパレットデー
タを設定変更パレットデータに書き換える(データ転送
経路はA−B−P−D−H)。
垂直帰線期間を認識し、垂直帰線期間中にパレットデー
タの書き換えが実行されるようにパレット設定変更命令
をホストバスB上に出力する。CRTアクセス監視回路
16は、このパレット設定変更命令に応答し、このパレ
ット設定変更命令をCRTコントローラ5に転送し、続
いてCPU1からホストバスB上に出力された設定変更
アドレスおよび設定変更パレットデータをCRTコント
ローラ5に転送する。CRTコントローラ5は、上記の
設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け
取り、これらの設定変更データをCRTカラーパレット
8に転送し、CRTカラーパレット8の設定変更アドレ
スのパレットデータを設定変更パレットデータに書き換
える(データ転送経路はA−B−O−G−L)。またこ
のときLCDアクセス監視回路17も、上記のパレット
設定変更命令に応答し、このパレット設定変更命令をL
CDコントローラ3に転送し、続いて前記設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータをLCDコントロー
ラ3に転送する。LCDコントローラ3は、これらの設
定変更データをLCDカラーパレット7へ転送し、LC
Dカラーパレット7の設定変更アドレスのパレットデー
タを設定変更パレットデータに書き換える(データ転送
経路はA−B−P−D−H)。
【0062】このように上記第4の実施形態によれば、
CPU1とCRTコントローラ5の間に、CRT11が
有効ディスプレイであるときに、CPU1からの帰線期
間通知命令に応じて、CPU1にCRT垂直同期信号を
返送するCRTアクセス監視回路16を設けるととも
に、CPU1とLCDコントローラ3の間に、LCD1
2が有効ディスプレイであるときに、CPU1からの帰
線期間通知命令に応じて、CPU1にLCD垂直同期信
号を返送するLCDアクセス監視回路17を設け、有効
ディスプレイの帰線期間をCPU1に認識させ、CPU
1が有効ディスプレイの帰線期間にパレットデータ設定
変更命令を出力するようにすることにより、LCD12
が有効ディスプレイであるときには、LCD12の帰線
期間中にパレットデータの書き換えが実行されるので、
LCDに表示乱れが発生しない。
CPU1とCRTコントローラ5の間に、CRT11が
有効ディスプレイであるときに、CPU1からの帰線期
間通知命令に応じて、CPU1にCRT垂直同期信号を
返送するCRTアクセス監視回路16を設けるととも
に、CPU1とLCDコントローラ3の間に、LCD1
2が有効ディスプレイであるときに、CPU1からの帰
線期間通知命令に応じて、CPU1にLCD垂直同期信
号を返送するLCDアクセス監視回路17を設け、有効
ディスプレイの帰線期間をCPU1に認識させ、CPU
1が有効ディスプレイの帰線期間にパレットデータ設定
変更命令を出力するようにすることにより、LCD12
が有効ディスプレイであるときには、LCD12の帰線
期間中にパレットデータの書き換えが実行されるので、
LCDに表示乱れが発生しない。
【0063】尚、図9は本発明の第4の実施形態を示す
別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置ブロック構
成図である。図9に示すディスプレイ制御回路52は、
図8のディスプレイ制御回路51において、CRTアク
セス監視回路16をCRTコントローラ5に内蔵させた
ものであり、これにより、図8におけるバスGは不要と
なる。また図示しないが、LCDアクセス監視回路17
をLCDコントローラ3に内蔵させても良い。
別のディスプレイ制御回路を用いた電子装置ブロック構
成図である。図9に示すディスプレイ制御回路52は、
図8のディスプレイ制御回路51において、CRTアク
セス監視回路16をCRTコントローラ5に内蔵させた
ものであり、これにより、図8におけるバスGは不要と
なる。また図示しないが、LCDアクセス監視回路17
をLCDコントローラ3に内蔵させても良い。
【0064】このように、CRTアクセス監視回路16
をCRTコントローラ5に内蔵させる、あるいはLCD
アクセス監視回路17をLCDコントローラ3に内蔵さ
せことにより、より少ない部品点数およびより小さな部
品占有面積にて、LCDの表示乱れを発生させることな
く、パレットデータの書き換えができる。
をCRTコントローラ5に内蔵させる、あるいはLCD
アクセス監視回路17をLCDコントローラ3に内蔵さ
せことにより、より少ない部品点数およびより小さな部
品占有面積にて、LCDの表示乱れを発生させることな
く、パレットデータの書き換えができる。
【0065】第5の実施形態 図10は本発明の第5の実施形態のディスプレイ制御回
路を用いた電子装置のブロック構成図である。図10に
示す電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示
タイミングの異なり、同時に表示動作が可能な2つのデ
ィスプレイ、CRT11およびLCD12と、CPU1
からの命令に従ってCRT11およびLCD12を制御
する本発明の第5の実施形態のディスプレイ制御回路6
1とを有する。
路を用いた電子装置のブロック構成図である。図10に
示す電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示
タイミングの異なり、同時に表示動作が可能な2つのデ
ィスプレイ、CRT11およびLCD12と、CPU1
からの命令に従ってCRT11およびLCD12を制御
する本発明の第5の実施形態のディスプレイ制御回路6
1とを有する。
【0066】ディスプレイ制御回路61は、CRTフレ
ームバッファ2と、LCDフレームバッファ4と、CR
Tカラーパレット8(第1のカラーパレット)と、LC
Dカラーパレット(第2のカラーパレット)7と、CR
Tコントローラ(CRTC)5(第1の制御部)と、L
CDコントローラ(LCDC)3(第2の制御部)とを
有する。これらは図1または図4に示すものと同じもの
である。
ームバッファ2と、LCDフレームバッファ4と、CR
Tカラーパレット8(第1のカラーパレット)と、LC
Dカラーパレット(第2のカラーパレット)7と、CR
Tコントローラ(CRTC)5(第1の制御部)と、L
CDコントローラ(LCDC)3(第2の制御部)とを
有する。これらは図1または図4に示すものと同じもの
である。
【0067】またディスプレイ制御回路61は、ホスト
バスB、バスAを介してCPU1に接続し、バスP、D
によりLCDコントローラ3に接続し、設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータを格納する書き込みバ
ッファ6を内蔵し、LCDコントローラ3のステイタス
レジスタにアクセスしてLCD垂直同期信号を受け取っ
ており、CPU1からのLCDコントローラ3への各種
アクセスを監視しており、CPU1からの描画命令ある
いは表示命令に応答し、これらの命令およびCPU1か
らの各種データをLCDコントローラ3に転送し、また
CPU1からのパレット設定変更命令に応答し、CPU
1からの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデー
タを書き込みバッファ6に書き込み、前記LCD垂直同
期信号に基づくLCD12の帰線期間中に前記設定変更
アドレスおよび設定変更パレットデータを書き込みバッ
ファ6からLCDコントローラ3に転送するLCDアク
セス監視回路17a(アクセス監視回路)を有する。
バスB、バスAを介してCPU1に接続し、バスP、D
によりLCDコントローラ3に接続し、設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータを格納する書き込みバ
ッファ6を内蔵し、LCDコントローラ3のステイタス
レジスタにアクセスしてLCD垂直同期信号を受け取っ
ており、CPU1からのLCDコントローラ3への各種
アクセスを監視しており、CPU1からの描画命令ある
いは表示命令に応答し、これらの命令およびCPU1か
らの各種データをLCDコントローラ3に転送し、また
CPU1からのパレット設定変更命令に応答し、CPU
1からの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデー
タを書き込みバッファ6に書き込み、前記LCD垂直同
期信号に基づくLCD12の帰線期間中に前記設定変更
アドレスおよび設定変更パレットデータを書き込みバッ
ファ6からLCDコントローラ3に転送するLCDアク
セス監視回路17a(アクセス監視回路)を有する。
【0068】次に、ディスプレイ制御回路61の動作に
ついて説明する。尚、描画動作は図1に示すディスプレ
イ制御回路21と同じである。まず表示動作について説
明する。CPU1がホストバスB上に表示命令を出力す
ると、CRTコントローラ5は、この表示命令に応答
し、またLCDアクセス監視回路17aも、この表示命
令に応答し、この表示命令をLCDコントローラ3に転
送する。これ以降のCRTコントローラ5等によるCR
T11の表示制御動作、およびLCDコントローラ3等
によるLCD12の表示制御動作は、図1のディスプレ
イ制御回路21と同じである。
ついて説明する。尚、描画動作は図1に示すディスプレ
イ制御回路21と同じである。まず表示動作について説
明する。CPU1がホストバスB上に表示命令を出力す
ると、CRTコントローラ5は、この表示命令に応答
し、またLCDアクセス監視回路17aも、この表示命
令に応答し、この表示命令をLCDコントローラ3に転
送する。これ以降のCRTコントローラ5等によるCR
T11の表示制御動作、およびLCDコントローラ3等
によるLCD12の表示制御動作は、図1のディスプレ
イ制御回路21と同じである。
【0069】次にパレット設定変更動作について説明す
る。CPU1は、CRTコントローラ5内のステータス
レジスタにアクセスすることにより、CRT垂直同期信
号を認識し、CRT11の垂直帰線期間中にパレットデ
ータの書き換えが実行されるようにパレット設定変更命
令をホストバスB上に出力し、CRTコントローラ5は
これに応答し、CPU1からの設定変更アドレスおよび
設定変更パレットデータを受け取り、これらの設定変更
データをCRTカラーパレット8に転送し、CRTカラ
ーパレット8の設定変更アドレスのパレットデータを設
定変更パレットデータに書き換える(データ転送経路は
A−B−G−L)。
る。CPU1は、CRTコントローラ5内のステータス
レジスタにアクセスすることにより、CRT垂直同期信
号を認識し、CRT11の垂直帰線期間中にパレットデ
ータの書き換えが実行されるようにパレット設定変更命
令をホストバスB上に出力し、CRTコントローラ5は
これに応答し、CPU1からの設定変更アドレスおよび
設定変更パレットデータを受け取り、これらの設定変更
データをCRTカラーパレット8に転送し、CRTカラ
ーパレット8の設定変更アドレスのパレットデータを設
定変更パレットデータに書き換える(データ転送経路は
A−B−G−L)。
【0070】またこのときLCDアクセス監視回路17
aは、上記のパレット設定変更命令をバスDを介してホ
ストバスB上を監視することにより認識し、上記の設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け取
り、これらの設定変更データを書き込みバッファ6に一
時的に書き込み、バスB上のパレット設定変更サイクル
を終了させる。その後、LCDアクセス監視回路17a
は、LCD垂直同期信号に基づくLCD12の帰線期間
中に、書き込みバッファ6に格納した設定変更データを
LCDコントローラ3へ転送し、LCDコントローラ3
は、LCD12の帰線期間中に、LCDカラーパレット
7の設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パレ
ットデータに書き換える(データ転送経路はA−B−P
−D−H)。
aは、上記のパレット設定変更命令をバスDを介してホ
ストバスB上を監視することにより認識し、上記の設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け取
り、これらの設定変更データを書き込みバッファ6に一
時的に書き込み、バスB上のパレット設定変更サイクル
を終了させる。その後、LCDアクセス監視回路17a
は、LCD垂直同期信号に基づくLCD12の帰線期間
中に、書き込みバッファ6に格納した設定変更データを
LCDコントローラ3へ転送し、LCDコントローラ3
は、LCD12の帰線期間中に、LCDカラーパレット
7の設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パレ
ットデータに書き換える(データ転送経路はA−B−P
−D−H)。
【0071】このように上記第5の実施形態によれば、
CPU1とLCDコントローラ3の間に、パレット設定
変更命令と設定変更データを一時的に格納する書き込み
バッファ6を内蔵するLCDアクセス監視回路17aを
設け、LCDアクセス監視回路17aによって、LCD
12の表示期間中に、CPU1から受け取った設定変更
データを書き込みバッファ6に書き込み、LCD12の
帰線期間中に、書き込みバッファ6からLCDコントロ
ーラ3に設定変更データを転送させることにより、LC
D12の帰線期間中にLCDカラーパレット7のパレッ
トデータの書き換えができるので、LCDに表示乱れが
発生しない。
CPU1とLCDコントローラ3の間に、パレット設定
変更命令と設定変更データを一時的に格納する書き込み
バッファ6を内蔵するLCDアクセス監視回路17aを
設け、LCDアクセス監視回路17aによって、LCD
12の表示期間中に、CPU1から受け取った設定変更
データを書き込みバッファ6に書き込み、LCD12の
帰線期間中に、書き込みバッファ6からLCDコントロ
ーラ3に設定変更データを転送させることにより、LC
D12の帰線期間中にLCDカラーパレット7のパレッ
トデータの書き換えができるので、LCDに表示乱れが
発生しない。
【0072】第6の実施形態 図11は本発明の第6の実施形態のディスプレイ制御回
路を用いた電子装置のブロック構成図である。図11に
示す電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示
タイミングの異なり、どちらか一つが選択的に有効ディ
スプレイとして設定され、有効ディスプレイのみが表示
動作をする2つのディスプレイ、すなわち背反で表示動
作が可能な2つのディスプレイ、CRT11およびLC
D12と、CPU1からの命令に従ってCRT11およ
びLCD12を制御する本発明の第6の実施形態のディ
スプレイ制御回路71とを有する。
路を用いた電子装置のブロック構成図である。図11に
示す電子装置は、装置を統括制御するCPU1と、表示
タイミングの異なり、どちらか一つが選択的に有効ディ
スプレイとして設定され、有効ディスプレイのみが表示
動作をする2つのディスプレイ、すなわち背反で表示動
作が可能な2つのディスプレイ、CRT11およびLC
D12と、CPU1からの命令に従ってCRT11およ
びLCD12を制御する本発明の第6の実施形態のディ
スプレイ制御回路71とを有する。
【0073】ディスプレイ制御回路71は、CRTフレ
ームバッファ2と、LCDフレームバッファ4と、CR
Tカラーパレット8(第1のカラーパレット)と、LC
Dカラーパレット(第2のカラーパレット)7と、CR
Tコントローラ(CRTC)5(第1の制御部)と、L
CDコントローラ(LCDC)3(第2の制御部)とを
有する。これらは図1または図4に示すものと同じもの
である。
ームバッファ2と、LCDフレームバッファ4と、CR
Tカラーパレット8(第1のカラーパレット)と、LC
Dカラーパレット(第2のカラーパレット)7と、CR
Tコントローラ(CRTC)5(第1の制御部)と、L
CDコントローラ(LCDC)3(第2の制御部)とを
有する。これらは図1または図4に示すものと同じもの
である。
【0074】またディスプレイ制御回路71は、ホスト
バスB、バスAを介してCPU1に接続し、バスP、D
によりLCDコントローラ3に接続し、有効ディスプレ
イがCRT11とLCD12のどちらに設定されている
かを示す有効ディスプレイ設定信号が外部入力され、L
CDコントローラ3のステイタスレジスタにアクセスし
てLCD垂直同期信号を受け取り、CPU1からのLC
Dコントローラ3への各種アクセスを監視しており、C
PU1からの表示命令に応答し、この表示命令をLCD
コントローラ3に転送し、またCRT11が有効ディス
プレイであるときには、CPU1からCRT11の帰線
期間中に出力されるパレット設定変更命令に応答し、こ
のパレット設定変更命令とCPU1からの設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータをLCDコントロー
ラ3に転送し、LCD12が有効ディスプレイであると
きには、第2のディスプレイの表示期間中に前記パレッ
ト設定変更命令を認識すると、CPU1にパレット設定
変更サイクルを停止させるサイクル停止命令を送ってパ
レット設定変更サイクルを停止させ、第2のディスプレ
イの帰線期間が開始されると、CPU1にサイクル再開
命令を出力して停止中のパレット設定変更サイクルを再
開させ、CPU1からの設定変更アドレスおよび設定変
更パレットデータを受け取ってLCDコントローラ3へ
転送するアクセス制御回路18を有する。
バスB、バスAを介してCPU1に接続し、バスP、D
によりLCDコントローラ3に接続し、有効ディスプレ
イがCRT11とLCD12のどちらに設定されている
かを示す有効ディスプレイ設定信号が外部入力され、L
CDコントローラ3のステイタスレジスタにアクセスし
てLCD垂直同期信号を受け取り、CPU1からのLC
Dコントローラ3への各種アクセスを監視しており、C
PU1からの表示命令に応答し、この表示命令をLCD
コントローラ3に転送し、またCRT11が有効ディス
プレイであるときには、CPU1からCRT11の帰線
期間中に出力されるパレット設定変更命令に応答し、こ
のパレット設定変更命令とCPU1からの設定変更アド
レスおよび設定変更パレットデータをLCDコントロー
ラ3に転送し、LCD12が有効ディスプレイであると
きには、第2のディスプレイの表示期間中に前記パレッ
ト設定変更命令を認識すると、CPU1にパレット設定
変更サイクルを停止させるサイクル停止命令を送ってパ
レット設定変更サイクルを停止させ、第2のディスプレ
イの帰線期間が開始されると、CPU1にサイクル再開
命令を出力して停止中のパレット設定変更サイクルを再
開させ、CPU1からの設定変更アドレスおよび設定変
更パレットデータを受け取ってLCDコントローラ3へ
転送するアクセス制御回路18を有する。
【0075】次に、ディスプレイ制御回路71の動作に
ついて説明する。尚、描画動作は図1に示すディスプレ
イ制御回路21と同じである。まず表示動作について説
明する。CPU1がホストバスB上に表示命令を出力す
ると、CRTコントローラ5は、この表示命令に応答
し、またアクセス制御回路18も、この表示命令に応答
し、この表示命令をLCDコントローラ3に転送する。
これ以降のCRTコントローラ5等によるCRT11の
表示制御動作、およびLCDコントローラ3等によるL
CD12の表示制御動作は、図1のディスプレイ制御回
路21と同じである。
ついて説明する。尚、描画動作は図1に示すディスプレ
イ制御回路21と同じである。まず表示動作について説
明する。CPU1がホストバスB上に表示命令を出力す
ると、CRTコントローラ5は、この表示命令に応答
し、またアクセス制御回路18も、この表示命令に応答
し、この表示命令をLCDコントローラ3に転送する。
これ以降のCRTコントローラ5等によるCRT11の
表示制御動作、およびLCDコントローラ3等によるL
CD12の表示制御動作は、図1のディスプレイ制御回
路21と同じである。
【0076】次にパレット設定変更動作について説明す
る。CPU1は、CRTコントローラ5内のステータス
レジスタにアクセスすることにより、CRT垂直同期信
号を認識し、CRT11の垂直帰線期間中にパレットデ
ータの書き換えが実行されるようにパレット設定変更命
令をホストバスB上に出力する。まずCRT11が有効
ディスプレイであるときの動作を説明する。CRTコン
トローラ5はこれに応答し、CPU1からの設定変更ア
ドレスおよび設定変更パレットデータを受け取り、これ
らの設定変更データをCRTカラーパレット8に転送
し、CRTカラーパレット8の設定変更アドレスのパレ
ットデータを設定変更パレットデータに書き換える(デ
ータ転送経路はA−B−G−L)。またLCDアクセス
制御回路18は、上記のパレット設定変更命令に応答
し、このパレット設定変更命令をLCDコントローラ3
に転送し、続いて前記設定変更アドレスおよび設定変更
パレットデータをLCDコントローラ3に転送する。L
CDコントローラ3は、これらの設定変更データをLC
Dカラーパレット7へ転送し、LCDカラーパレット7
の設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パレッ
トデータに書き換える(データ転送経路はA−B−P−
D−H)。尚、LCD12の表示期間中であるときは、
LCDコントローラ3は、LCDカラーパレット7への
ピクセルデータの出力を一時中断してパレットデータの
書き換えを実行する。
る。CPU1は、CRTコントローラ5内のステータス
レジスタにアクセスすることにより、CRT垂直同期信
号を認識し、CRT11の垂直帰線期間中にパレットデ
ータの書き換えが実行されるようにパレット設定変更命
令をホストバスB上に出力する。まずCRT11が有効
ディスプレイであるときの動作を説明する。CRTコン
トローラ5はこれに応答し、CPU1からの設定変更ア
ドレスおよび設定変更パレットデータを受け取り、これ
らの設定変更データをCRTカラーパレット8に転送
し、CRTカラーパレット8の設定変更アドレスのパレ
ットデータを設定変更パレットデータに書き換える(デ
ータ転送経路はA−B−G−L)。またLCDアクセス
制御回路18は、上記のパレット設定変更命令に応答
し、このパレット設定変更命令をLCDコントローラ3
に転送し、続いて前記設定変更アドレスおよび設定変更
パレットデータをLCDコントローラ3に転送する。L
CDコントローラ3は、これらの設定変更データをLC
Dカラーパレット7へ転送し、LCDカラーパレット7
の設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パレッ
トデータに書き換える(データ転送経路はA−B−P−
D−H)。尚、LCD12の表示期間中であるときは、
LCDコントローラ3は、LCDカラーパレット7への
ピクセルデータの出力を一時中断してパレットデータの
書き換えを実行する。
【0077】次にLCD12が有効ディスプレイである
の動作を説明する。CRTコントローラ5は、CPU1
からのパレット設定変更命令に応答し、CRT11が有
効ディスプレイであるときと同様にしてパレットデータ
の書き換えを実行しようとする。しかしこのとき、アク
セス制御回路18は、上記のパレット設定変更命令を認
識し、これがLCDの表示期間中であると、このパレッ
ト設定変更サイクルを停止させるサイクル停止命令をホ
ストバスB上に出力し、これを受け取ったCPU1はパ
レット設定変更サイクルを停止する。その後、アクセス
制御回路18は、LCD垂直同期信号に基づくLCD1
2の帰線期間中に、パレットデータの書き換えが実行さ
れるように、CPU1にサイクル再開命令を出力して停
止中のパレット設定変更サイクルを再開させ、CPU1
からの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータ
をLCDコントローラ3へ転送し、LCDコントローラ
3は、LCD12の帰線期間中に、LCDカラーパレッ
ト7の設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パ
レットデータに書き換える(データ転送経路はA−B−
P−D−H)。尚このときCRTコントローラ5も、L
CDコントローラ3と同じタイミングでパレットデータ
の書き換えを実行するが、CRT11の表示期間中であ
るときは、CRTコントローラ5は、CRTカラーパレ
ット8へのピクセルデータの出力を一時中断してパレッ
トデータの書き換えを実行する。
の動作を説明する。CRTコントローラ5は、CPU1
からのパレット設定変更命令に応答し、CRT11が有
効ディスプレイであるときと同様にしてパレットデータ
の書き換えを実行しようとする。しかしこのとき、アク
セス制御回路18は、上記のパレット設定変更命令を認
識し、これがLCDの表示期間中であると、このパレッ
ト設定変更サイクルを停止させるサイクル停止命令をホ
ストバスB上に出力し、これを受け取ったCPU1はパ
レット設定変更サイクルを停止する。その後、アクセス
制御回路18は、LCD垂直同期信号に基づくLCD1
2の帰線期間中に、パレットデータの書き換えが実行さ
れるように、CPU1にサイクル再開命令を出力して停
止中のパレット設定変更サイクルを再開させ、CPU1
からの設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータ
をLCDコントローラ3へ転送し、LCDコントローラ
3は、LCD12の帰線期間中に、LCDカラーパレッ
ト7の設定変更アドレスのパレットデータを設定変更パ
レットデータに書き換える(データ転送経路はA−B−
P−D−H)。尚このときCRTコントローラ5も、L
CDコントローラ3と同じタイミングでパレットデータ
の書き換えを実行するが、CRT11の表示期間中であ
るときは、CRTコントローラ5は、CRTカラーパレ
ット8へのピクセルデータの出力を一時中断してパレッ
トデータの書き換えを実行する。
【0078】このように上記第6の実施形態によれば、
CPU1とLCDコントローラ3の間にアクセス制御回
路18を設け、LCD12が有効ディスプレイであると
きに、LCD12の表示期間中にCPU1からパレット
データ設定変更命令が出力されると、このパレットデー
タ設定変更サイクルを停止させ、LCD12の帰線期間
が開始されてからパレットデータ設定変更サイクルを再
開させることにより、LCDカラーパレット7のパレッ
トデータの書き換えをLCD12の帰線期間中に実行す
ることができるので、LCDの表示乱れが発生しない。
CPU1とLCDコントローラ3の間にアクセス制御回
路18を設け、LCD12が有効ディスプレイであると
きに、LCD12の表示期間中にCPU1からパレット
データ設定変更命令が出力されると、このパレットデー
タ設定変更サイクルを停止させ、LCD12の帰線期間
が開始されてからパレットデータ設定変更サイクルを再
開させることにより、LCDカラーパレット7のパレッ
トデータの書き換えをLCD12の帰線期間中に実行す
ることができるので、LCDの表示乱れが発生しない。
【0079】尚、図12は本発明の第6の実施形態の別
のディスプレイ制御回路を用いた電子装置のブロック構
成図である。図12に示すディスプレイ制御回路72
は、図11のディスプレイ制御回路71において、アク
セス制御回路18をLCDコントローラ3に内蔵させた
ものであり、これにより、図11におけるバスPは不要
となる。
のディスプレイ制御回路を用いた電子装置のブロック構
成図である。図12に示すディスプレイ制御回路72
は、図11のディスプレイ制御回路71において、アク
セス制御回路18をLCDコントローラ3に内蔵させた
ものであり、これにより、図11におけるバスPは不要
となる。
【0080】このように図12に示すディスプレイ制御
回路72によれば、アクセス制御回路18をLCDコン
トローラ3に内蔵したことにより、より少ない部品点数
およびより小さな部品占有面積にて、LCDの表示乱れ
を発生させることなく、パレットデータの書き換えがで
きる。
回路72によれば、アクセス制御回路18をLCDコン
トローラ3に内蔵したことにより、より少ない部品点数
およびより小さな部品占有面積にて、LCDの表示乱れ
を発生させることなく、パレットデータの書き換えがで
きる。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
ディスプレイ制御回路によれば、第2の制御部と第2の
カラーパレットの間に、設定変更データを一時的に格納
するバッファを設け、第2のディスプレイの帰線期間中
に、このバッファから第2のカラーパレットに設定変更
データを転送させることにより、第1および第2のディ
スプレイに表示乱れを発生させることなくパレットデー
タを書き換えることができるという効果を有する。
ディスプレイ制御回路によれば、第2の制御部と第2の
カラーパレットの間に、設定変更データを一時的に格納
するバッファを設け、第2のディスプレイの帰線期間中
に、このバッファから第2のカラーパレットに設定変更
データを転送させることにより、第1および第2のディ
スプレイに表示乱れを発生させることなくパレットデー
タを書き換えることができるという効果を有する。
【0082】また請求項4に記載のディスプレイ制御回
路によれば、第2のカラーパレットと第2のディスプレ
イの間に、パレットデータを一時的に格納する第3のバ
ッファを設け、第2のディスプレイの表示タイミングに
先行して第2のバッファからピクセルデータを読み出
し、第3のバッファにパレットデータを蓄えておき、第
3のバッファに蓄えられたパレットデータの第2のディ
スプレイへの供給を継続しながら、第2のカラーパレッ
トのパレットデータを書き換えることにより、第1およ
び第2のディスプレイに表示乱れを発生させることなく
パレットデータを書き換えることができるという効果を
有する。
路によれば、第2のカラーパレットと第2のディスプレ
イの間に、パレットデータを一時的に格納する第3のバ
ッファを設け、第2のディスプレイの表示タイミングに
先行して第2のバッファからピクセルデータを読み出
し、第3のバッファにパレットデータを蓄えておき、第
3のバッファに蓄えられたパレットデータの第2のディ
スプレイへの供給を継続しながら、第2のカラーパレッ
トのパレットデータを書き換えることにより、第1およ
び第2のディスプレイに表示乱れを発生させることなく
パレットデータを書き換えることができるという効果を
有する。
【0083】請求項6に記載のディスプレイ制御回路に
よれば、中央制御装置と第1および第2の制御部の間
に、帰線期間通知命令の応答して有効ディスプレイの垂
直同期信号を中央制御装置に返送するアクセス監視回路
を設け、有効ディスプレイの帰線期間を中央制御装置に
認識させ、中央制御装置が有効ディスプレイの帰線期間
にパレットデータ設定変更命令を出力するようにするこ
とにより、第1および第2のディスプレイに表示乱れを
発生させることなくパレットデータを書き換えることが
できるという効果を有する。
よれば、中央制御装置と第1および第2の制御部の間
に、帰線期間通知命令の応答して有効ディスプレイの垂
直同期信号を中央制御装置に返送するアクセス監視回路
を設け、有効ディスプレイの帰線期間を中央制御装置に
認識させ、中央制御装置が有効ディスプレイの帰線期間
にパレットデータ設定変更命令を出力するようにするこ
とにより、第1および第2のディスプレイに表示乱れを
発生させることなくパレットデータを書き換えることが
できるという効果を有する。
【0084】請求項8に記載のディスプレイ制御回路に
よれば、中央制御装置と第1の制御部の間に、第1のデ
ィスプレイが有効ディスプレイであるときに、帰線期間
通知命令に応じて、中央制御装置に第1の表示タイミン
グ信号を返送する第1のアクセス監視回路を設けるとと
もに、第2のディスプレイが有効ディスプレイであると
きに、帰線期間通知命令に応じて、中央制御装置に第2
の表示タイミング信号を返送する第2のアクセス監視回
路を設け、有効ディスプレイの帰線期間を中央制御装置
に認識させ、中央制御装置が有効ディスプレイの帰線期
間にパレットデータ設定変更命令を出力するようにする
ことにより、第1および第2のディスプレイに表示乱れ
を発生させることなくパレットデータを書き換えること
ができるという効果を有する。
よれば、中央制御装置と第1の制御部の間に、第1のデ
ィスプレイが有効ディスプレイであるときに、帰線期間
通知命令に応じて、中央制御装置に第1の表示タイミン
グ信号を返送する第1のアクセス監視回路を設けるとと
もに、第2のディスプレイが有効ディスプレイであると
きに、帰線期間通知命令に応じて、中央制御装置に第2
の表示タイミング信号を返送する第2のアクセス監視回
路を設け、有効ディスプレイの帰線期間を中央制御装置
に認識させ、中央制御装置が有効ディスプレイの帰線期
間にパレットデータ設定変更命令を出力するようにする
ことにより、第1および第2のディスプレイに表示乱れ
を発生させることなくパレットデータを書き換えること
ができるという効果を有する。
【0085】請求項11に記載のディスプレイ制御回路
によれば、中央制御装置と第2の制御部の間に、アクセ
ス監視回路と設定変更データを一時的に格納するバッフ
ァを設け、アクセス監視回路によって、第2のディスプ
レイの表示期間中に、中央制御装置から受け取った設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータをこのバッ
ファに書き込み、第2のディスプレイの帰線期間中に、
このバッファから第2の制御部に設定変更データを転送
させることにより、第1および第2のディスプレイに表
示乱れを発生させることなくパレットデータを書き換え
ることができる。
によれば、中央制御装置と第2の制御部の間に、アクセ
ス監視回路と設定変更データを一時的に格納するバッフ
ァを設け、アクセス監視回路によって、第2のディスプ
レイの表示期間中に、中央制御装置から受け取った設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータをこのバッ
ファに書き込み、第2のディスプレイの帰線期間中に、
このバッファから第2の制御部に設定変更データを転送
させることにより、第1および第2のディスプレイに表
示乱れを発生させることなくパレットデータを書き換え
ることができる。
【0086】請求項12に記載のディスプレイ制御回路
によれば、中央制御装置と第2の制御部の間にアクセス
制御回路を設け、第2のディスプレイが有効ディスプレ
イであり、表示期間中であるときに、中央制御装置から
パレットデータ設定変更命令が出力されると、このパレ
ットデータ設定変更サイクルを停止させ、第2のディス
プレイの帰線期間が開始されてからパレットデータ設定
変更サイクルを再開させることにより、有効ディスプレ
イの帰線期間中にパレットデータの書き換えを実行する
ので、第1および第2のディスプレイに表示乱れを発生
させることなくパレットデータを書き換えることができ
るという効果を有する。
によれば、中央制御装置と第2の制御部の間にアクセス
制御回路を設け、第2のディスプレイが有効ディスプレ
イであり、表示期間中であるときに、中央制御装置から
パレットデータ設定変更命令が出力されると、このパレ
ットデータ設定変更サイクルを停止させ、第2のディス
プレイの帰線期間が開始されてからパレットデータ設定
変更サイクルを再開させることにより、有効ディスプレ
イの帰線期間中にパレットデータの書き換えを実行する
ので、第1および第2のディスプレイに表示乱れを発生
させることなくパレットデータを書き換えることができ
るという効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施形態のディスプレイ制御回
路を用いた電子装置のブロック構成図である。
路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の別のディスプレイ制
御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のさらに別のディスプ
レイ制御回路を用いた電子装置のブロック構成図であ
る。
レイ制御回路を用いた電子装置のブロック構成図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態のディスプレイ制御回
路を用いた電子装置のブロック構成図である。
路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の別のディスプレイ制
御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図6】本発明の第3の実施形態のディスプレイ制御回
路を用いた電子装置のブロック構成図である。
路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図7】本発明の第3の実施形態の別のディスプレイ制
御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図8】本発明の第4の実施形態のディスプレイ制御回
路を用いた電子装置のブロック構成図である。
路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図9】本発明の第4の実施形態の別のディスプレイ制
御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図10】本発明の第5の実施形態のディスプレイ制御
回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図11】本発明の第6の実施形態のディスプレイ制御
回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図12】本発明の第6の実施形態の別のディスプレイ
制御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
制御回路を用いた電子装置のブロック構成図である。
【図13】従来のディスプレイ制御回路を用いた電子装
置のブロック構成図である。
置のブロック構成図である。
1 CPU 2 CRTフレームバッファ 3、3a、3b LCDコントローラ(LCDC) 4 LCDフレームバッファ 5 CRTコントローラ(CRTC) 6 書き込みバッファ 7 LCDカラーパレット 8 CRTカラーパレット 11 CRT 12 LCD 14 読み出しバッファ 15 アクセス監視回路 16 CRTアクセス監視回路 17、17a LCDアクセス監視回路 18 アクセス制御回路 21、22、23、31、32、41、42、51、5
2、61、71、72ディスプレイ制御回路
2、61、71、72ディスプレイ制御回路
Claims (13)
- 【請求項1】 中央制御装置からの命令に従って表示タ
イミングの異なる第1および第2のディスプレイを制御
するディスプレイ制御回路であって、 第1のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第1のカラーパレットと、 第2のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第2のカラーパレットと、 設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを格納
するバッファと、 前記中央制御装置から第1のディスプレイの帰線期間中
に出力されるパレットデータ設定変更命令に応じて、前
記中央制御装置からの設定変更アドレスおよび設定変更
パレットデータを受け取り、第1のカラーパレットの前
記設定変更アドレスにおけるパレットデータを前記設定
変更パレットデータに書き換える第1の制御部と、 第2のディスプレイに供給する表示タイミング信号を作
成しており、前記パレットデータ設定変更命令に応じ
て、前記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデー
タを受け取って前記バッファに格納し、第2の表示タイ
ミング信号に基づく第2のディスプレイの帰線期間中
に、前記バッファに格納した設定変更アドレスおよび設
定変更パレットデータを第2のカラーパレットに転送し
て第2のカラーパレットの前記設定変更アドレスにおけ
るパレットデータを前記設定変更パレットデータに書き
換える第2の制御部とを有することを特徴とするディス
プレイ制御回路。 - 【請求項2】 前記バッファを前記第2の制御部に内蔵
させたことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ
制御回路。 - 【請求項3】 前記バッファを前記第2のカラーパレッ
トに内蔵させたことを特徴とする請求項1に記載のディ
スプレイ制御回路。 - 【請求項4】 中央制御装置からの命令に従って表示タ
イミングの異なる第1および第2のディスプレイを制御
するディスプレイ制御回路であって、 ピクセルデータを格納している第1のバッファと、 ピクセルデータを格納する第2のバッファと、 パレットデータを格納する第3のバッファと、 入力されたピクセルデータに応じたパレットデータを第
1のディスプレイに供給する第1のカラーパレットと、 入力されたピクセルデータに応じたパレットデータを第
2のディスプレイに供給する第2のカラーパレットと、 第1のディスプレイに供給する第1の表示タイミング信
号を作成しており、前記中央制御装置からの表示命令に
応じて、第1のディスプレイの表示タイミングで、第1
のバッファからピクセルデータを読み出し、このピクセ
ルデータを、第2のバッファに書き込むとともに、第1
のカラーパレットに出力し、また前記中央制御装置から
第1のディスプレイの帰線期間中に出力されるパレット
データ設定変更命令に応じて、前記中央制御装置からの
設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け
取り、第1のカラーパレットの前記設定変更アドレスデ
ータにおけるパレットデータを前記設定変更パレットデ
ータに書き換える第1の制御部と、 第2のディスプレイに供給する第2の表示タイミング信
号を作成しており、前記表示命令に応じて、第2のディ
スプレイの表示タイミングに先行して、第2のバッファ
から第1の制御部により書き込まれたピクセルデータを
読み出し、このピクセルデータを第2のカラーパレット
に転送し、これに応じて第2のカラーパレットより出力
されたパレットデータを第3のバッファに格納し、第2
のディスプレイの表示タイミングで、第3のバッファに
格納したパレットデータを第2のディスプレイへ供給
し、また前記パレットデータ設定変更命令に応じて、第
2のディスプレイへのパレットデータの供給を継続しな
がら、前記パレットデータの先行読み出しを中断し、前
記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受
け取り、第2のカラーパレットの前記設定変更アドレス
におけるパレットデータを前記設定変更パレットデータ
に書き換える第2の制御部と、 を有することを特徴とするディスプレイ制御回路。 - 【請求項5】 前記第3のバッファを前記第2のカラー
パレットに内蔵させたことを特徴とする請求項4に記載
のディスプレイ制御回路。 - 【請求項6】 中央制御装置からの命令に従って、表示
タイミングが異なり、どちらか一つが選択的に有効ディ
スプレイとして設定され、有効ディスプレイのみが表示
動作をする第1および第2のディスプレイを制御するデ
ィスプレイ制御回路であって、 第1のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第1のカラーパレットと、 第2のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第2のカラーパレットと、 第1のディスプレイに供給する第1の表示タイミング信
号を作成し、第1のディスプレイの表示動作を制御して
おり、パレットデータ設定変更命令に応じて、設定変更
アドレスおよび設定変更パレットデータを受け取り、第
1のカラーパレットの前記設定変更アドレスにおけるパ
レットデータを前記設定変更パレットデータに書き換え
る第1の制御部と、 第2にディスプレイに供給する第2の表示タイミング信
号を作成し、第2のディスプレイの表示動作を制御して
おり、前記パレットデータ設定変更命令に応じて、前記
設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け
取り、第2のカラーパレットの前記設定変更アドレスに
おけるパレットデータを前記設定変更パレットデータに
書き換える第2の制御部と、 有効ディスプレイ設定状態を認識しており、前記中央制
御装置からの帰線期間通知命令に応答し、有効ディスプ
レイに対応する制御部にアクセスして有効ディスプレイ
に供給される表示タイミング信号を受け取り、これを前
記中央制御装置に返送し、前記中央制御装置が前記帰線
期間通知命令により受け取った表示タイミング信号に基
づく帰線期間中に出力した前記パレット設定変更命令と
前記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを
第1および第2の制御部に転送するアクセス監視回路と
を有することを特徴とするディスプレイ制御回路。 - 【請求項7】 前記アクセス監視回路を前記第1の制御
部に内蔵させたことを特徴とする請求項6に記載のディ
スプレイ制御回路。 - 【請求項8】 中央制御装置からの命令に従って、表示
タイミングが異なり、どちらか一つが選択的に有効ディ
スプレイとして設定され、有効ディスプレイのみが表示
動作をする第1および第2のディスプレイを制御するデ
ィスプレイ制御回路であって、 第1のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第1のカラーパレットと、 第2のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第2のカラーパレットと、 第1のディスプレイに供給する第1の表示タイミング信
号を作成し、パレットデータ設定変更命令に応じて、設
定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け取
り、第1のカラーパレットの前記設定変更アドレスにお
けるパレットデータを前記設定変更パレットデータに書
き換える第1の制御部と、 第2にディスプレイに供給する第2の表示タイミング信
号を作成し、前記パレットデータ設定変更命令に応じ
て、前記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデー
タを受け取り、第2のカラーパレットの前記設定変更ア
ドレスにおけるパレットデータを前記設定変更パレット
データに書き換える第2の制御部と、 有効ディスプレイ設定状態を認識しており、第1のディ
スプレイが有効ディスプレイであるときは、前記中央制
御装置からの帰線期間通知命令に応答し、第1の制御部
にアクセスして第1の表示タイミング信号を受け取り、
これを前記中央制御装置に返送し、第1のディスプレイ
が有効ディプレイでないときは、前記帰線期間通知命令
に応答せず、また前記中央制御装置が前記帰線期間通知
命令により受け取った表示タイミング信号に基づく帰線
期間中に出力した前記パレット設定変更命令と前記設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータを第1の制
御部に転送する第1のアクセス監視回路と、 有効ディスプレイ設定状態を認識しており、第2のディ
スプレイが有効ディスプレイであるときは、前記中央制
御装置からの帰線期間通知命令に応答し、第2の制御部
にアクセスして第2の表示タイミング信号を受け取り、
これを前記中央制御装置に返送し、第2のディスプレイ
が有効ディプレイでないときは、前記帰線期間通知命令
に応答せず、また前記中央制御装置が前記帰線期間通知
命令により受け取った表示タイミング信号に基づく帰線
期間中に出力した前記パレット設定変更命令と前記設定
変更アドレスおよび設定変更パレットデータを第2の制
御部に転送する第2のアクセス監視回路とを有すること
を特徴とするディスプレイ制御回路。 - 【請求項9】 前記第1のアクセス監視回路を前記第1
の制御部に内蔵したことを特徴とする請求項8に記載の
ディスプレイ制御回路。 - 【請求項10】 前記第2のアクセス監視回路を前記第
2の制御部に内蔵したことを特徴とする請求項8に記載
のディスプレイ制御回路。 - 【請求項11】 中央制御装置からの命令に従って表示
タイミングの異なる第1および第2のディスプレイを制
御するディスプレイ制御回路であって、 第1のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第1のカラーパレットと、 第2のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第2のカラーパレットと、 前記中央制御装置から第1のディスプレイの帰線期間中
に出力されるパレットデータ設定変更命令に応じて、前
記中央制御装置からの設定変更アドレスおよび設定変更
パレットデータを受け取り、第1のカラーパレットの前
記設定変更アドレスにおけるパレットデータを前記設定
変更パレットデータに書き換える第1の制御部と、 第2のディスプレイに供給する表示タイミング信号を作
成しており、前記パレットデータ設定変更命令に応じ
て、前記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデー
タを受け取り、第2のカラーパレットの前記設定変更ア
ドレスにおけるパレットデータを前記設定変更パレット
データに書き換える第2の制御部と、 パレットデータ設定変更命令と設定変更アドレスおよび
設定変更パレットデータを格納するバッファと、 前記表示タイミング信号を認識しており、前記パレット
データ設定変更命令に応じて、このパレットデータ設定
変更命令と前記設定変更アドレスおよび設定変更パレッ
トデータを受け取って前記バッファに格納し、前記表示
タイミング信号に基づく第2のディスプレイの帰線期間
中に、前記バッファに格納したパレットデータ設定変更
命令と設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータ
を第2の制御部に転送するアクセス監視回路とを有する
ことを特徴とするディスプレイ制御回路。 - 【請求項12】 中央制御装置からの命令に従って、表
示タイミングが異なり、どちらか一つが選択的に有効デ
ィスプレイとして設定され、有効ディスプレイのみが表
示動作をする第1および第2のディスプレイを制御する
ディスプレイ制御回路であって、 第1のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第1のカラーパレットと、 第2のディスプレイに供給するパレットデータを格納す
る第2のカラーパレットと、 前記中央制御装置から第1のディスプレイの帰線期間中
に出力されるパレットデータ設定変更命令に応じて、前
記中央制御装置からの設定変更アドレスおよび設定変更
パレットデータを受け取り、第1のカラーパレットの前
記設定変更アドレスにおけるパレットデータを前記設定
変更パレットデータに書き換える第1の制御部と、 第2にディスプレイに供給する表示タイミング信号を作
成し、前記パレットデータ設定変更命令に応じて、前記
設定変更アドレスおよび設定変更パレットデータを受け
取り、第2のカラーパレットの前記設定変更アドレスに
おけるパレットデータを前記設定変更パレットデータに
書き換える第2の制御部と、 有効ディスプレイ設定状態および前記表示タイミング信
号を認識しており、第1のディスプレイが有効ディスプ
レイであるとき、前記パレットデータ設定変更命令に応
答し、このパレット設定変更命令と前記設定変更アドレ
スおよび設定変更パレットデータを第2の制御部に転送
し、また第2のディスプレイが有効ディスプレイである
とき、前記パレット設定変更命令を認識すると、前記表
示タイミング信号に基づく第2のディスプレイの表示期
間中においては、前記中央制御装置にサイクル停止命令
を送って前記設定変更アドレスおよび設定変更パレット
データの出力を停止させ、前記表示タイミング信号に基
づく第2のディスプレイの帰線期間が開始されると、前
記中央制御装置にサイクル再開命令を送って停止中のパ
レット設定変更サイクルを再開させ、前記中央制御装置
からの前記設定変更アドレスおよび設定変更パレットデ
ータを受け取って第2の制御部に転送するアクセス制御
回路とを有することを特徴とするディスプレイ制御回
路。 - 【請求項13】 前記アクセス制御回路を前記第2の制
御部に内蔵したことを特徴とする請求項12に記載のデ
ィスプレイ制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133133A JPH09319352A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | ディスプレイ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133133A JPH09319352A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | ディスプレイ制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09319352A true JPH09319352A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15097554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8133133A Withdrawn JPH09319352A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | ディスプレイ制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09319352A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006064604A1 (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 画像処理装置 |
US8072643B2 (en) | 2004-12-17 | 2011-12-06 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Image processing apparatus |
JP2014238507A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | ディスプレイコントローラ、画面転送装置および画面転送方法 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8133133A patent/JPH09319352A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006064604A1 (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 画像処理装置 |
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CN104244088A (zh) * | 2013-06-07 | 2014-12-24 | 索尼电脑娱乐公司 | 显示控制器、屏幕图像传送装置和屏幕图像传送方法 |
US9665332B2 (en) | 2013-06-07 | 2017-05-30 | Sony Coporation | Display controller, screen transfer device, and screen transfer method |
CN104244088B (zh) * | 2013-06-07 | 2018-10-26 | 索尼电脑娱乐公司 | 显示控制器、屏幕图像传送装置和屏幕图像传送方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |