JPH09318694A - 配線検査方法及び装置 - Google Patents

配線検査方法及び装置

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JPH09318694A
JPH09318694A JP8133601A JP13360196A JPH09318694A JP H09318694 A JPH09318694 A JP H09318694A JP 8133601 A JP8133601 A JP 8133601A JP 13360196 A JP13360196 A JP 13360196A JP H09318694 A JPH09318694 A JP H09318694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
thermocouples
control device
wiring
heaters
Prior art date
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Pending
Application number
JP8133601A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miyahara
洋 宮原
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の配線検査方法及び装置は、各ヒータに
接続した熱電対からのデータのみを用いていたため、ヒ
ータと制御装置間の配線等の確認は、各熱電対を簡易ヒ
ータによってその都度加熱しなければならず、その作業
は極めて困難であった。 【解決手段】 本発明による配線検査方法及び装置は、
各ヒータ(7〜10)に対して熱電対(11〜14)と検査用熱電
対(21〜24)を設けると共に、制御装置(15)と検査用制御
装置(25)を設け、何れか1つのヒータを加熱し、初期温
度と現在温度における各最大差を用いて配線の正誤等を
検出する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線検査方法及び
装置に関し、特に、各ヒータと制御装置との配線、およ
び接続された熱電対と制御装置との配線が正しく接続さ
れているか否かを、検出した初期温度と現在温度との差
を用いて自動的に検出するための新規な改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の配線検査
方法及び装置としては、一般に、図6で示される構成が
採用されていた。すなわち、図6において符号1で示さ
れるものは押出型成形機又は射出型成形機であり、この
成形機1には部材2としてのシリンダが設けられ、この
部材2の両端には駆動装置3、材料供給口4、ブレーカ
プレート5及びダイス6が設けられている。前記部材2
の外周には複数のヒータ7,8,9,10及び複数の熱
電対11,12,13,14が設けられている。
【0003】前記各ヒータ7,8,9,10には、制御
装置15の各温度制御出力部DO1〜DO4からの出力
値が入力され、各熱電対11〜14からの現在温度TI
1〜TI4は制御装置15に取り込まれるように構成さ
れている。従って、前述の構成において、材料供給側の
熱電対11から順次、例えば簡易ライター等の加熱体を
用いて加熱し、制御装置15の表示器16によって熱電
対の配線確認を行っていた。また、各ヒータ7〜10の
状態は、材料供給側から順次ヒータ7〜10を作動さ
せ、作動させたヒータ7〜10のみの温度上昇を確認す
ることによりヒータの配線確認を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の配線検査方法及
び装置は、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、加熱体を用いて熱電
対を個々に加熱しなければならず、制御装置の表示器を
目で確認しなければならず、作業者が付きっきりで行う
必要があると共に、誤操作を行った場合には、ヒータの
冷却が必要であり、多大の労力と時間とを必要としてい
た。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、各ヒータと制御装置との配
線、および、熱電対と制御装置との配線が正しく接続さ
れているか否かを、検出した初期温度と現在温度との差
を用いて自動的に検出するようにした配線検査方法及び
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の発明
は、部材に複数のヒータと複数の熱電対を設け、前記各
ヒータに複数の検査用熱電対を設け、前記各ヒータの非
作動時における前記各熱電対及び検査用熱電対の各初期
温度を検出して制御装置に格納し、その後、前記各ヒー
タの中の所定の1個のヒータを作動させ、前記各熱電対
及び検査用熱電対から前記所定のヒータ作動後のヒータ
作動後時点の温度を検出して前記制御装置に格納し、前
記各初期温度と各現在温度との差を算出し、前記各熱電
対側の前記差における最大差と前記各検査用熱電対側の
前記差における最大差とを用いることにより、前記各ヒ
ータと前記制御装置間および前記各熱電対と前記制御装
置間との配線が正しく接続されているか否かを検出する
方法である。
【0007】第2の発明としては、前記部材として成形
機のシリンダを用いる方法である。
【0008】第3の発明としては、部材に複数のヒータ
と複数の熱電対を設けた配線検査装置において、前記部
材に接続され前記各ヒータを作動させるための温度制御
出力部を有する制御装置と、前記各ヒータに接続された
各検査用熱電対と、前記各検査用熱電対に接続された検
査用制御装置とを備えた構成である。
【0009】第4の発明としては、前記検査用熱電対
は、前記ヒータに着脱自在に設けられている構成であ
る。
【0010】第5の発明としては、前記部材は、成形機
のシリンダである構成である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による配
線検査方法及び装置の好適な実施の形態について詳細に
説明する。なお、従来例と同一部分には同一符号を用い
て説明する。図1において符号1で示されるものは、押
出型又は射出型の成形機であり、この成形機1には部材
2としてのシリンダが設けられ、この部材2の両端には
駆動装置3、材料供給口4、ブレーカプレート5及びダ
イス6が設けられている。前記部材2の外周には複数の
ヒータ7,8,9,10及び複数の熱電対11,12,
13,14が設けられている。
【0012】前記各ヒータ7,8,9,10には、制御
装置15の各温度制御出力部DO1〜DO4からの出力
値(図示せず)が入力され、各熱電対11〜14の初期
温度及び現在温度からなる温度TI1〜TI4は表示器
16を有する制御装置15に取り込まれるように構成さ
れている。従って、各熱電対11〜14とヒータ7〜1
0及び制御装置15間は各々対応した配線20により接
続されている。
【0013】前記各ヒータ7〜10には、検査用熱電対
21,22,23,24が設けられ、この各検査用熱電
対21〜24からの初期温度及び現在及びからなる検査
用温度TI11〜TI14が検査用制御装置25に取り
込まれ、この検査用温度TI11〜TI14はデータラ
イン30を介して制御装置15に入力されるように構成
されている。なお、検査用制御装置25は各検査用熱電
対21〜24との位置関係は予め記憶している。
【0014】次に、動作について述べる。まず、図2の
フロー図に従って説明する。動作開始と共に、図1のヒ
ータ7〜10を4個有する4チャンネル型の構成を用い
る場合、テスト開始チャンネルをセット(第1ステップ
100)し、テスト終了するチャンネルをセット(第2
ステップ101)と、第1チャンネル(ヒータ7)から
第4チャンネル(ヒータ10)に向けて動作が開始され
る。
【0015】ここで、何れのヒータ7〜10も作動され
ない非作動状態において、各チャンネルの熱電対11〜
14の初期温度TI1〜TI4を制御装置15に取り込
む、なお、検査用熱電対21〜24初期温度TI11〜
TI14は検査用制御装置25を介して制御装置15に
取り込む(第3ステップ102)。次に、各ヒータ7〜
10の中の何れか所定のヒータを作動させ(第4ステッ
プ103)、その後、所定時間だけ時間待ちを行い(第
5ステップ104)、次に、各チャンネルの現在温度T
I1〜4を制御装置15に取り込む、なお、TI11〜
14は検査用制御装置25を介して制御装置15に取り
込む(第6ステップ105)。
【0016】その後、前述のヒータをオフとし(第7ス
テップ106)、前述の各チャンネルの各初期温度と各
現在温度との差を算出し(第8ステップ107)、熱電
対11〜14側の前記差の最大差と検査用熱電対21〜
24側の前記差の最大差を制御装置15に格納(第9ス
テップ108)する。次に、ヒータの温度下降を待ち
(第10ステップ109)、テストチャンネルをプラス
1して次のチャンネルに対して前述と同様の動作を行う
準備をする(第11ステップ110)。なお、4チャン
ネル分の動作が終了すると全ての動作が終了となる(第
12ステップ111)。
【0017】なお、前述の各チャンネル毎の動作では、
各ヒータ7〜10のうちの1個のみしか作動させないた
め、制御装置15で指定した1チャンネル(温度制御出
力部DO1〜DO4の何れか1つ)分のヒータ(7〜1
0の何れか1つ)しか作動しないため、他のヒータは当
該ヒータからの伝導熱により若干温度上昇するが当該ヒ
ータの温度よりは明らかに低く、前述の最大差を容易に
読取ることができ、検査用熱電対21〜24側の検査用
温度TI11〜TI14がどのヒータ7〜10に対応し
ているかが予め判明しているため、図3のようなテーブ
ルを用いて表示器16に表示するか、又は、ハードコピ
ーを制御装置15の図示しないパソコンからコピー出力
することもできる。なお、1例として検査結果を示す
と、図4の場合には、各ヒータ7〜10を作動させるた
めの各温度制御出力部DO1〜DO4(4チャンネル)
の設定値に対して最大差の各番号が順々に整列している
ため、配線及び熱電対11〜14の取付ミスはない正常
状態を示している。また、図5の場合には、第1、第2
チャンネル(すなわち、温度制御出力部DO1,DO
2)においてヒータ7,8が逆接続(すなわちDO1,
DO2とヒータ7,8との接続が配線ミスであること)
であることを示すと共に、第3、第4チャンネル(すな
わち温度制御出力部DO3,DO4)において熱電対1
3,14が逆接続(DO3,DO4と熱電対13,14
の接続が配線ミスであること)になっている場合を示し
ている。なお、前述の部材2としては、押出機、射出機
のシリンダに限ることなく、一般の産業機械におけるヒ
ータと熱電対との接続関係等の自動検査に応用できるこ
とは述べるまでもないことである。なお、検査用熱電対
及び検査用制御装置は配線検査時に部材に取付け、検査
後は部材から取り外して次の被検査用の部材に再び取付
けることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明による配線検査方法及び装置は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、検査用の熱電対と制御装置
を取付け、初期温度と現在温度との差を検出するだけ
で、自動的に配線ミスや熱電対の取付ミスを検出可能と
なり、押出機等の装置の品質を安定させ、誤配線検査の
時間を大幅に短縮させることができる。また、検査用の
熱電対と制御装置が着脱自在であるため、次々と検査を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配線検査装置を示す構成図であ
る。
【図2】本発明による配線検査方法を示すフロー図であ
る。
【図3】検出の項目を示す未記録の構成図である。
【図4】検出後の正常状態を示す構成図である。
【図5】検出後の異常状態を示す構成図である。
【図6】従来の検査方法を示す構成図である。
【符号の説明】
2 部材 7〜10 ヒータ 11〜14 熱電対 15 制御装置 DO1〜DO4 温度制御出力部 20 配線 21〜24 検査用熱電対 25 検査用制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材(2)に複数のヒータ(7〜10)と複数の
    熱電対(11〜14)を設け、前記各ヒータ(7〜10)に複数の
    検査用熱電対(21〜24)とを設け、前記各ヒータ(7〜10)
    の非作動時における前記各熱電対(11〜14)及び検査用熱
    電対(21〜24)の各初期温度を検出して制御装置(15)に格
    納し、その後、前記各ヒータ(7〜10)の中の所定の1個
    のヒータを作動させ、前記各熱電対(11〜14)及び検査用
    熱電対(21〜24)から前記所定のヒータ作動後のヒータ作
    動後時点の温度を検出して前記制御装置(15)に格納し、
    前記各初期温度と各現在温度との差を算出し、前記各熱
    電対(11〜14)側の前記差における最大差と前記各検査用
    熱電対(21〜24)側の前記差における最大差とを用いるこ
    とにより、前記各ヒータ(7〜10)と前記制御装置(15)間
    および前記各熱電対(11〜14)と前記制御装置(15)間との
    配線(20)が正しく接続されているか否かを検出すること
    を特徴とする配線検査方法。
  2. 【請求項2】 前記部材(2)として成形機のシリンダを
    用いることを特徴とする請求項1記載の配線検査方法。
  3. 【請求項3】 部材(2)に複数のヒータ(7〜10)と複数の
    熱電対(11〜14)を設けた配線検査装置において、前記部
    材(2)に接続され前記各ヒータ(7〜10)を作動させるため
    の温度制御出力部(DO1〜DO4)を有する制御装置(15)と、
    前記各ヒータ(7〜10)に接続された各検査用熱電対(21〜
    24)と、前記各検査用熱電対(21〜24)に接続された検査
    用制御装置(25)と、を備えたことを特徴とする配線検査
    装置。
  4. 【請求項4】 前記検査用熱電対は、前記ヒータに着脱
    自在に設けられていることを特徴とする請求項3記載の
    配線検査装置。
  5. 【請求項5】 前記部材は、成形機のシリンダであるこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の配線検査装置。
JP8133601A 1996-05-28 1996-05-28 配線検査方法及び装置 Pending JPH09318694A (ja)

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JP (1) JPH09318694A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004302739A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Mitsubishi Electric Corp 温度制御装置
WO2016127490A1 (en) * 2015-02-10 2016-08-18 Beijing Sevenstar Electronic Co., Ltd. Fault diagnosis and treatment method and system for thermocouples in heat treatment apparatus

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