JPH09318201A - 自動制御機器の圧力式温度検出体及びその流体封入方法 - Google Patents

自動制御機器の圧力式温度検出体及びその流体封入方法

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JPH09318201A
JPH09318201A JP8133345A JP13334596A JPH09318201A JP H09318201 A JPH09318201 A JP H09318201A JP 8133345 A JP8133345 A JP 8133345A JP 13334596 A JP13334596 A JP 13334596A JP H09318201 A JPH09318201 A JP H09318201A
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fluid
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pressure
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JP8133345A
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Tsutomu Itahana
勉 板鼻
Koji Fujita
孝二 藤田
Mitsuhiro Saiki
光博 斉木
Tetsuo Otsubo
哲郎 大坪
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nichiden Kogyo KK
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nichiden Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小容積にその温度・飽和圧力特性を利用す
る流体を封入した圧力式温度検出体及びその流体封入方
法を実現する。 【解決手段】 第1の空間1aを第1のシール部材10
4により真空密閉した後、第1と第2のシール部材10
4,105により形成された第2の空間1gに規定の容
積の流体を圧入し、次いで、第2のシール部材105を
移動し規定容積の第1と第2の空間1a,1g内に上記
流体を気液二相の状態で封入することによって、従来の
装置で用いていた感温筒を必要とせず、あらゆる温度領
域において温度・飽和圧力変換特性を有する「液封入」
方式の場合の特性が得られるため、小型の装置により、
温度勾配の大きな環境下においても正確な制御が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の飽和温度・
圧力特性を利用し、温度を検知し、制御動作を行う自動
制御機器の圧力式温度検出体及びその流体封入方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体の飽和温度特性を利用した、
いわゆる圧力式自動制御機器の使用例について、図2に
示すオイルセパレータを具備した冷媒回路例により説明
する。
【0003】図2はカーエアコン用の冷媒回路を示して
おり、1はコンプレッサ、2はオイルセパレータ、3が
コンデンサ、4がレシーバ、5が膨張弁、6がエバポレ
ータであり、7がオイルセパレータ2からコンプレッサ
1へ油を戻すための油戻し回路であり、8は油戻し回路
中の小能力の放熱器である。実線矢印は冷媒の流れ方向
を示し、破線矢印は油の流れ方向を示す。
【0004】オイルセパレータ2に流入する冷媒は、コ
ンプレッサ1の吐出ガスであるため高圧であり、油戻し
回路7はコンプレッサ1の吸入部へ接続されているため
低圧となっており、この差圧を利用して油を戻してい
る。
【0005】このオイルセパレータ2は、分離された油
だけをコンプレッサ1へ戻すために、ボール状のフロー
トを有したバルブを前記オイルセパレータ2内に備える
のが一般的であるが、車載用の物では振動によるバルブ
の不具合等のため、フロートバルブの採用は好ましくな
い。
【0006】このため、本出願人はオイルセパレータ1
から流出する流体の過冷却度を検知し、流量を比例制御
する過冷却制御弁11により流体がガス体か、液体かを
分別する方式を提案した(特願平5−30252、発明
の名称「冷凍機用オイルセパレータ」)。
【0007】上記過冷却制御弁の基本構造について、以
下概略を図3により説明する。図3において、21は弁
機構20を気密的に螺合するケースであり、出入口継ぎ
手管22により、図2に示すオイルセパレータ2、コン
プレッサ1に接続されている。
【0008】弁機構20は、ケース23、ケース23に
螺合する上本体24、上本体24と摺動嵌合する下本体
26、そして上本体24と下本体26を気密的に接続す
るベローズ25、及び冷媒封入用キャピラリチューブ2
7、感温筒28、シール用Oリング(付番せず)で構成
される。
【0009】また、感温筒28、キャピラリチューブ2
7及びベローズ25で構成される空間2dには、冷媒回
路中に封入した冷媒と同一の冷媒を、使用される全温度
域にわたって飽和ガス状態となる量だけ封入している。
2aは弁機構20への入口孔、2bは弁機構20の弁口
である。
【0010】以下に過冷却制御弁11の作用について説
明する。オイルセパレータ2から排出された流体は入口
孔2aから流入し、ベローズ25とケース23の間を満
たし、その圧力をベローズ25の外側に伝える。
【0011】また、感温筒28で流体の温度を検知し、
その飽和蒸気圧を前記ベローズ25の内側に伝える。こ
のようにして加えられたベローズ25の内外圧力差で、
流入流体の状態、即ち、過熱・飽和・過冷却の判別が可
能である。
【0012】過冷却制御弁11は、流体が過冷却状態に
ある場合のみ、ベローズ25の内部圧力(空間2d)が
外部圧力よりも小さくなり、ベローズ25自体のばね力
に打ち勝って弁口2bを開き、流体を通過させる。
【0013】オイルセパレータ2から排出され、入口孔
2aに流入する流体が、吐出ガス冷媒(過熱ガス)であ
る場合は、放熱器8で冷却作用を受けてもその効果は小
さく、過熱ガス状態を保ち、ベローズ25の内部圧力は
外部圧力よりも高く流体は流れない。しかし、流体が油
である場合は、放熱器8による温度低下により、冷媒の
過冷却状態に相当する温度、圧力となり過冷却制御弁1
1は開弁する。
【0014】以上の作用により、過冷却制御弁11は油
(液体)だけをコンプレッサ1に供給する。このよう
に、過冷却制御弁11は、感温筒28の温度で被制御対
象の温度を検知し、圧力信号に変換し制御動作をおこな
っている。
【0015】上記の例で示したような流体の温度・飽和
温度特性を利用した圧力式温度制御機器には、限定され
た空間内に封入する流体の量により、一般に「ガス封
入」方式と「液封入」方式と呼ばれる2種のものがあ
る。両者の構造上の違いは図4に示しており、図4
(a)が「ガス封入」方式、図4(b)が「液封入」方
式のものである。
【0016】まず、図4(a)に示す「ガス封入」方式
について以下に説明する。401はベローズ等の圧力・
変位変換素子であり、機器本体側機構の中核である。4
02がキャピラリチューブであり、温度検知部である。
【0017】4aはベローズ1の内部空間、4bはキャ
ピラリチューブ402の内部空間を示す。空間4aおよ
び4bには、フロン等の飽和蒸気(以下冷媒という)を
キャピラリチューブ402の先端から真空引きしたのち
封入し、ロー付け等により密封する。
【0018】この方式の内部圧力は、ベローズ401、
キャピラリチューブ402両者の最も低温である部位の
温度に対応する飽和蒸気圧力となる。そのため、ベロー
ズ401の温度は常時キャピラリチューブ402の温度
よりも高い状態にしておく必要がある。
【0019】また、内部冷媒圧力の上限は封入を行った
ときの冷媒温度相当飽和圧力であり、これを図5に破線
で示す。図5において、温度Tが封入時の冷媒温度、温
度Tに対する飽和蒸気圧力がPMOP である(温度T以上
の領域においては、理論ガス膨張率による圧力上昇があ
るが、飽和蒸気圧力による効果に対し微小であるため無
視している。)。
【0020】次に、図4(b)に示す「液封入」方式に
ついて以下説明する。ベローズ等の圧力・変位変換素子
401、キャピラリチューブ402については、「ガス
封入」方式と同様であるが、この方式では、キャピラリ
チューブ402の先端に感温筒403が設けられてい
る。さらに、内部に冷媒を封入するためのキャピラリチ
ューブ404が設けられている。4cは感温筒403の
内部空間を示す。ここに、空間4cの容積>空間4aの
容積+空間4bの容積 が構造上の条件である。
【0021】これらで構成された内部には、「ガス封
入」方式と同様に冷媒等が封入されるが、封入された冷
媒は常に気相と液相とが共存するように、また、常に感
温筒403の温度で封入冷媒圧力を支配させるため、封
入される冷媒が液体として空間4cの容積を僅かに下回
る量としてある。これらの容積の関係から、封入された
冷媒の気相と液相との界面が常に感温筒403の中に存
在し、冷媒圧力はあらゆる温度領域において感温筒40
3の温度相当飽和圧力である。この特性を図5中に実線
で示す。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷媒を封入しそ
の温度・飽和圧力特性を利用した、いわゆる圧力式温度
検出体においては、次のような課題があった。
【0023】図3で例示した過冷却制御弁11の場合、
空間2d内圧力を制御のために活用しているのはベロー
ズ25の内部だけであり、ベローズ25自体で流体の温
度が検知できるならば、感温筒28、キャピラリチュー
ブ27は不要である。
【0024】しかし、上記のように,あらゆる温度領域
において検知温度に対応する飽和蒸気圧力を得るために
は、「液封入」方式とする必要があり、そのためには、
冷媒を気相部分と液相部分を有するように、封入量を管
理する必要がある。
【0025】この封入量の管理方法は、封入冷媒の重量
管理によっている。ところが、封入するべき容積が例え
ば数十ミリ立方センチメートル程度の小型機器の場合、
扱う重量が小さすぎて大量生産の手法が適用できず、必
ず感温筒を付属させなければなかった。
【0026】そのため、機器の小型化に制約があり、ま
た、ベローズ部と感温筒部の温度に差がある場合には正
確な制御ができないという課題があった。本発明は上記
の課題を解決しようとするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1に記載の発明に係る自動制御機器の圧力
式温度検出体の流体封入方法は、流体の飽和蒸気圧力特
性を利用した温度・圧力変換エレメントを具備した自動
制御機器において、温度・圧力変換を行わせる流体を封
入するための第1の空間を第1のシール部材により真空
密閉した後、予め規定された容積の第2の空間に上記流
体を第2のシール部材で封じ、上記第2のシール部材の
移動により、上記第1の空間と上記第2の空間の導通を
はかり、新たに形成された空間内に上記流体を気液二相
の状態で封入せしめることを特徴としている。
【0028】上記においては、流体を封入するための第
1及び第2の空間を真空引きした状態で、第1の空間を
第1のシール部材により密封し、次いで、第1と第2の
シール部材により形成された規定の容積の第2の空間に
流体を圧入し、その後、第2のシール部材を移動して第
1のシール部材によるシールを破壊し、流体を第1と第
2の空間に流通させる。
【0029】そのため、流体を封入すべき空間の容積と
封入する流体の容積を正確に管理することができ、従来
の装置で用いられていた感温筒を必要とせず、あらゆる
温度領域において温度・飽和蒸気圧力変換特性を有する
「液封入」方式の場合の特性が得られる。また、上記流
体封入時においては、その途中でワークの取外し取付け
を行うことなく連続して作業ができるため、流体の封入
作業も容易となる。
【0030】上記により、温度勾配が大きな環境下にお
いても正確な制御が可能となり、装置を小型化すること
ができて容易に行うことができる温度検出体の流体封入
方法を実現する。
【0031】(2)請求項2に記載の発明に係る自動制
御機器の圧力式温度検出体は、流体の飽和蒸気圧力特性
を利用した温度・圧力変換エレメントを具備した自動制
御機器において、温度・圧力変換を行わせる流体を封入
するための第1の空間と、同空間を真空状態に密閉する
第1のシール部材と、同第1のシール部材との間に予め
規定された容積の流体封入用の第2の空間を形成すると
ともにその移動により前記第1の空間とを導通させる第
2のシール部材とを有してなることを特徴としている。
【0032】上記においては、上記発明(1)に記載の
方法により、規定の容積を有する第1及び第2の空間に
規定の容積の流体が封入されているため、上記発明
(1)と同様、あらゆる温度領域において温度・飽和蒸
気圧力変換特性を有する「液封入」方式の場合の特性が
得られ、温度勾配が大きな環境下においても正確な制御
が可能となる。
【0033】(3)請求項3に記載の発明は、上記発明
(2)に記載の圧力式温度検出体において、第1のシー
ル部材と第2のシール部材を一体部品としたことを特徴
としている。
【0034】上記においては、第1のシール部材と第2
のシール部材を一体としているため、流体封入工程にお
いて第1のシール部材と第2のシール部材を一度に配設
することができ、工程を単純化することができる。
【0035】(4)請求項4に記載の発明は、上記発明
(2)に記載の圧力式温度検出体において、第1のシー
ル部材をダイアフラム等破り易い形状としたことを特徴
としている。
【0036】上記においては、第1のシール部材を破り
易い形状としているため、流体封入工程において第2の
シール部材の移動を容易とすることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態に係る過冷
却制御弁に設けられた圧力式温度検出体について、図1
により説明する。なお、本発明は微小空間への液冷媒の
定量封入に関するものであり、対象となる制御機器の構
造等にとらわれるものではないが、ここでは、例とし
て、図3により説明した過冷却制御弁(一部構造が異な
る)を取り上げる。
【0038】図1に示す本実施形態の過冷却制御弁10
3に設けられた圧力式温度検出体は、図3に示す従来の
装置と同様に、円筒形状の上本体24の下部が円筒形状
の下本体26の上部に挿入されて摺動部を形成し、同摺
動部の側部に上記上本体24と下本体26に端部が結合
されたベローズ25が設けられ、上記上本体24の上部
に空間1fを形成する大径円筒部1eが設けられた過冷
却制御弁103において、上記大径円筒部1eの下方に
設けられ冷媒が封入される第1の空間1aと、上記大径
円筒部1e下端に設けられ第1の空間1aを真空状態に
密閉し中心部が幕状の第1のシール部材104と、上記
大径円筒部1e内に設けられ第1のシール部材104と
の間に予め規定された容積の冷媒封入用の第2の空間1
gを形成するとともにその移動により第2の空間1gを
前記第1の空間1aとを導通させる十字断面の針状突起
部を先端に有する第2のシール部材105とを備えてい
る。
【0039】次に、本実施形態に係る圧力式温度検出体
の冷媒封入方法について、図1により説明する。図1に
おいて、101は本実施例に係る組立治具であり、制御
弁103をOリング111,112により気密的に挿入
することができるものである。
【0040】上記治具101には、冷媒ボンベ107の
液冷媒110を導入孔1cを経由して空間1fへ供給す
るための制御弁106を含む配管系と、真空ポンプ10
9へ空間1fを接続する電磁弁108、導入孔1d等か
らなる配管系が接続されている。また、上記第1及び第
2のシール部材104,105を圧入するためのプレス
のラム102をOリング112で気密的に挿入すごとが
できる構造となっている。
【0041】上記プレスのラム102等を用いた第1及
び第2のシール部材104,105の組立手順につい
て、以下に説明する。まず、両シール部材104,10
5を装着していない状態で電磁弁108を開き、真空ポ
ンプ109により空間1f,1aを真空とし、第1のシ
ール部材104を圧入し、空間1aを真空密封する(図
示しないパーツフィーダの操作は省略する。)。
【0042】その後、電磁弁108を閉じ、電磁弁10
6を開いて液冷媒110を空間1fに充填し、シール部
材105をラム102の1b部で圧入する。このとき、
空間1gには液冷媒が密封されている。
【0043】空間1gの容積は空間1aと空間1gを合
わせた容積に、予め設定された使用最高温度における冷
媒の飽和蒸気がもつ質量と同じ量の液冷媒を収容できる
大きさである。なお、シール部材104および105は
別部品である必要はなく、図1(b)に示すように1部
品とすることも可能である。
【0044】ラム102の圧入行程が進むと、第2のシ
ール部材105の先端で、第1のシール部材104の中
心幕部を破り、導通された空間に冷媒を充填する。この
ときの冷媒は気液二相となる。
【0045】このようにして、制御弁103は、内蔵し
たベローズ113等で形成する空間1a内に「液封入」
方式の場合の特性を有する温度・圧力変換エレメントを
得ることができる。また、制御特性として重要な応答性
については微小空間を得るに必要な小さな容器、小さな
熱容量ですむため、従来の方法に劣ることはない。
【0046】上記により、温度・圧力変換のための冷媒
を封入すべき空間が微小であっても、「液封入」方式の
場合の特性を持つ温度検出体を得ることができ、従来の
ような感温筒を必要とせず、小型で、温度勾配の大きな
(温度分布の大きな)条件下でも正確な制御が可能とな
る。
【0047】
【発明の効果】本発明の自動制御機器の圧力式温度検出
体及びその流体封入方法は、第1の空間を第1のシール
部材により真空密閉した後、第1と第2のシール部材に
より形成された第2の空間に規定の容積の流体を圧入
し、次いで,第2のシール部材を移動し規定容積の第1
と第2の空間内に上記流体を気液二相の状態で封入する
ことによって、従来の装置で用いていた感温筒を必要と
せず、あらゆる温度領域において温度・飽和圧力変換特
性を有する「液流入」方式の場合の特性が得られるた
め、小型の装置により、温度勾配の大きな環境下におい
ても正確な制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る制御弁の圧力式温
度検出体及び流体封入方法の説明図である。
【図2】オイルセパレータを具備した冷媒回路の説明図
である。
【図3】従来の過冷却制御弁の説明図である。
【図4】上記従来の過冷却制御弁の温度・圧力変換エレ
メントの説明図である。
【図5】図4に示す温度・圧力変換エレメントの温度・
圧力変換特性の説明図である。
【符号の説明】
1a 空間 1e 大径円筒部 1g 空間 101 治具 102 ラム 103 制御弁 104 第1のシール部材 105 第2のシール部材 107 冷媒ボンベ 109 真空ポンプ 113 ベローズ
フロントページの続き (72)発明者 藤田 孝二 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 斉木 光博 神奈川県藤沢市小塚126番地 日電工業株 式会社内 (72)発明者 大坪 哲郎 神奈川県藤沢市小塚126番地 日電工業株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の飽和蒸気圧力特性を利用した温度
    ・圧力変換エレメントを具備した自動制御機器におい
    て、温度・圧力変換を行わせる流体を封入するための第
    1の空間を第1のシール部材により真空密閉した後、予
    め規定された容積の第2の空間に上記流体を第2のシー
    ル部材で封じ、上記第2のシール部材の移動により、上
    記第1の空間と上記第2の空間の導通をはかり、新たに
    形成された空間内に上記流体を気液二相の状態で封入せ
    しめることを特徴とする自動制御機器の圧力式温度検出
    体の流体封入方法。
  2. 【請求項2】 流体の飽和蒸気圧力特性を利用した温度
    ・圧力変換エレメントを具備した自動制御機器におい
    て、温度・圧力変換を行わせる流体を封入するための第
    1の空間と、同空間を真空状態に密閉する第1のシール
    部材と、同第1のシール部材との間に予め規定された容
    積の流体封入用の第2の空間を形成するとともにその移
    動により前記第1の空間とを導通させる第2のシール部
    材とを有してなることを特徴とする自動制御機器の圧力
    式温度検出体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の圧力式温度検出体にお
    いて、第1のシール部材と第2のシール部材を一体部品
    としたことを特徴とする自動制御機器の圧力式温度検出
    体。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の圧力式温度検出体にお
    いて、第1のシール部材をダイアフラム等破り易い形状
    としたことを特徴とする自動制御機器の圧力式温度検出
    体。
JP8133345A 1996-05-28 1996-05-28 自動制御機器の圧力式温度検出体及びその流体封入方法 Withdrawn JPH09318201A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139209A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Denso Corp 冷凍サイクル用圧力制御弁

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JP2007139209A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Denso Corp 冷凍サイクル用圧力制御弁

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