JPH09317678A - 液化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装置 - Google Patents

液化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装置

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JPH09317678A
JPH09317678A JP13986596A JP13986596A JPH09317678A JP H09317678 A JPH09317678 A JP H09317678A JP 13986596 A JP13986596 A JP 13986596A JP 13986596 A JP13986596 A JP 13986596A JP H09317678 A JPH09317678 A JP H09317678A
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JP
Japan
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bearing
pump shaft
shaft
pump
liquefied gas
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JP13986596A
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English (en)
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Daisaku Tajima
大策 田島
Shiro Nakahira
四郎 仲平
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液化ガスタンク用立軸形潜没ンプ装置におい
て、ポンプの大容量化、揚液管の大口径化に伴う、ポン
プ軸支持の軸受強度を図る。 【解決手段】モータ部よりも上方の位置であってポンプ
軸12を支持する上軸受16と、モータ部配置位置より
下方の位置であって軸スラスト平衡装置17の近傍の位
置でポンプ軸12を支持する中軸受15と、羽根車13
のよりも下方の位置でポンプ軸12を支持する下軸受1
4とを備え、中軸受15はポンプ軸方向に沿って単列深
みぞ型玉軸受を複数個配置する複列配置の深みぞ型玉軸
受15とし、この玉軸受15は内輪がポンプ軸12に固
定され、外輪外周と軸受ハウジング15d間に隙間を設
けたものとし、中軸受15と軸スラスト平衡装置17の
間に、ポンプ軸12を運転時に支持する静圧軸受19を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液化ガスタンク用立
軸潜没ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平1−301990号公報に記載さ
れている従来の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置を図5
に示す。液化ガスタンク1内に、垂直に揚液管2を垂下
する。揚液管2の内部にはポンプ5を外部から挿入装着
する。これにはヘッドプレート8からワイヤ4によって
ポンプ5を垂直に吊り下げ(高さ数10m)、ワイヤ4
を下げて、揚液管2下部の座面6にポンプ5を着座する
ことで実現する。ポンプ5は、昇圧を行う羽根車(イン
ペラ)部5Bと、ポンプの軸につながりこの軸を回転す
る回転駆動部(回転駆動は例えばモータで行う)5Aと
から成る。座面6は吸込口3に通じており、ポンプ5は
吸込弁3Aからの液化ガスを、ポンプ5で昇圧し、羽根
車部5Bの吐出側に設けられた複数の吐出通路5Pから
吐出させる。この吐出液化ガスは通路5Pを出て溶液管
2内を上方に流れ吐出管7から吐出される。
【0003】ポンプ5を起動した場合、吐出液で揚液管
2内が満たされるまでの数分間は、ポンプ5は、所定の
吐出圧力よりかなり低い吐出圧力で運転する。この数分
間は、液を押し上げるだけのわずかな吐出圧だけで充分
なためである。この後に通常の運転状態に入る。
【0004】図5のポンプ5は一般に立軸形ポンプとよ
ばれ、その他、特公昭61−5558号公報に記載のも
のがある。かかる立軸ポンプでは、回転駆動部5Bの配
置位置と羽根車部5Aの配置位置との間付近に、回転軸
を支持する玉軸受(例えば、単列深みぞ型の玉軸受)を
設け、更に玉軸受への運転時のスラスト荷重による軸受
損傷を防止するために、この軸受の近くにバランスディ
スク等から成る軸スラスト平衡装置を設けている。玉軸
受は、ポンプの起動・停止時に回転軸の軸受として働
く。一方、起動・停止でない、通常の運転中において
は、玉軸受の代わりに静圧軸受が働くように軸スラスト
平衡装置が構成されている。これには、静圧軸受を設け
ておき、運転時に、玉軸受に代わって静圧軸受が軸受と
して働くような機構にしておけばよい。尚、軸スラスト
平衡装置としては特公昭58−25876号公報に記載
されるものがある。
【0005】上述するように、特公昭61−5558号
の立軸ポンプでは、ポンプ運転時、玉軸受に負荷される
スラスト荷重をゼロにする軸スラスト平衡装置を設けて
あり、ポンプ通常運転中は、この軸受にはラジアル荷重
のみが作用する。但し、このラジアル荷重は、静圧軸受
が主として受けるため、実質、玉軸受は補助的な役割を
するだけである。しかし実際には軸スラスト平衡装置
は、ポンプが所定の吐出圧力を発生した状態で機能する
ため、玉軸受には、吐出液が揚液管内を満たすまでの数
分間、ポンプロータの重量や、インペラの下向き推力と
言った大きなスラスト荷重が負荷される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の液化ガスタンク
用立軸形潜没ポンプ装置における軸受を構成する単列深
みぞ型の玉軸受は、スラスト荷重にも耐えられる構造と
は言え、大きなスラスト荷重に対しては余裕がなかっ
た。
【0007】特にポンプが大型化し、揚液管が大口径と
なった場合、定格吐出圧力になるまで更に時間が延長さ
れ、軸スラスト平衡装置が作動せず、玉軸受に多大なス
ラスト荷重が負荷されることになる。
【0008】このようにポンプが大型化した場合など
は、ポンプロータやインペラ等の羽根車部の重量が増大
し、玉軸受にも大きなスラスト荷重が負荷されることに
なる。更に揚液管の大口径化により、ポンプが起動して
から液が揚液管を満たし、所定の吐出圧力となるまでに
時間を要し、スラストバランス機構が正常に働くまでに
長時間スラスト荷重が玉軸受に負荷されることになり、
これらによって軸受寿命が更に短縮してしまうという問
題があった。
【0009】本発明の目的は、ポンプの大容量化、揚液
管の大口径化のもとでも軸受の長寿命化を可能にする液
化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、液化タンク
内に垂下された揚液管内に挿入され、液化タンクからの
液化ガスを吸い込み吐出する液化ガスタンク用立軸形潜
没ポンプ装置において、ポンプ軸と、このポンプ軸を回
転駆動するモータ部と、ポンプ軸に沿ってモータ部より
も下方の位置に設けられ、液化タンクから吸い込んだ液
化ガスを昇圧する羽根車と、軸受へのスラスト荷重の軽
減を行う軸スラスト平衡装置と、羽根車で昇圧した液化
ガスを吐出する吐出穴と、モータ部配置位置よりも上方
の位置で、ポンプ軸を支持する上軸受と、モータ部配置
位置より下方の位置であって軸スラスト平衡装置の近傍
の位置で前記ポンプ軸を支持する中軸受と、羽根車の配
置位置よりも下方の位置でポンプ軸を支持する下軸受と
を備え、前記中軸受はポンプ軸方向に沿って単列深みぞ
型玉軸受を複数個配置する複列配置の深みぞ型玉軸受と
し、この玉軸受は内輪がポンプ軸に固定され、外輪外周
と軸受ハウジング間に隙間を設けたものとし、前記中軸
受と軸スラスト平衡装置の配置位置との間に、ポンプ軸
を運転時に支持する静圧軸受を設ける、ことによって達
成される。
【0011】また、上記目的は、液化タンク内に垂下さ
れた揚液管内に挿入され、液化タンクからの液化ガスを
吸い込み吐出する液化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装
置において、ポンプ軸と、このポンプ軸を回転駆動する
モータ部と、ポンプ軸に沿ってモータ部よりも下方の位
置に設けられ、液化タンクから吸い込んだ液化ガスを昇
圧する羽根車と、この羽根車で昇圧した液化ガスを吐出
する吐出穴と、軸受へのスラスト荷重の軽減を行う軸ス
ラスト平衡装置と、モータ部配置位置よりも上方の位置
で前記ポンプ軸を支持する上軸受と、モータ部配置位置
よりも下方の位置であって、軸スラスト平衡装置の近傍
の位置で前記ポンプ軸を支持する中軸受と、前記羽根車
の配置位置よりも下方の位置でポンプ軸を支持する下軸
受とを備え、前記中軸受は、ポンプ軸方向に沿って単列
深みぞ型玉軸受を複数個配置する複列配置の深みぞ型玉
軸受とし、この玉軸受は、外輪が軸受ハウジングに一体
固定され、内輪内周とポンプ軸間に隙間を設けたものと
し、前記中軸受と軸スラスト平衡装置の配置位置との間
に、ポンプ軸を運転時に支持する静圧軸受を設ける、こ
とによって達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例の縦断面
図である。図中、図5と同一符号のものは、従来技術と
同等部分である。
【0013】本実施例の液化ガスタンク用潜没ポンプ装
置は、液化ガスタンク内に垂下された揚液管2と、揚液
管2の底部に座面6に着座させて設置されたポンプ5、
ケーシング18から成る。
【0014】揚液管2の底部6は吸込口3につながって
おり、液化ガスは吸込口3、吸込弁3A、底部6を介し
てポンプ5内に入る。
【0015】ポンプ5は、上方位置に設けた回転駆動部
5Aと、下方位置に設けた羽根車部5Bと、回転軸(シ
ャフト)12とから成る。回転駆動部5Aは、軸12に
結合した回転子(ロータ)部9と、この回転子部9に対
向する静止(ステータ)部10とから成り、静止部10
と回転子部9とでモータを形成し、回転子部9を回転さ
せることで軸12を回転する。
【0016】羽根車(インペラ)部5Bは、液化ガス吸
込み側から軸12の上方にかけて、軸12に取り付けた
複数のインペラ13、及び固定側に取り付けたステージ
11、から成る。更に、羽根車部5Bの上方には、複数
の吐出穴5Pを設け、吐出通路5Qに昇圧液化ガスを送
る。
【0017】軸12の回転駆動部5Aよりも上方のヘッ
ドプレート8への取り付け個所近傍には上軸受16を設
け、軸12の羽根車部5Bの底部6の近傍には下軸受1
4を設け、更に、羽根車部5Bと回転駆動部5Aとの中
継部近傍に中軸受15を設け、それぞれが軸12を支持
する。この他に、上軸受16の上方には静圧軸受19A
を設ける。中軸受15の周囲及び下方には、軸スラスト
平衡装置17を設ける。軸スラスト平衡装置17は、中
軸受15の外周面に設けた円筒形の軸スリーブ17A、
静圧軸受19B、バランスディスク17B等から成る。
但し、静圧軸受19Bは、正確には軸スラスト平衡装置
17の概念には含まれないが、配置上近くにあるため、
平衡装置の一部として含ませた。そして、起動・停止時
においては、中軸受15が軸12を支持し、一方、運転
状態に入ると、バランスディスク17Bの軸方向への遊
動により、軸スリーブ17Aの働きで中軸受15による
支持が離脱し且つ静圧軸受19Bによる支持が軸12に
なされ、中軸受15から静圧軸受19Bへと支持が変更
となる。これによって中軸受15に作用する軸スラスト
は除去される。
【0018】上軸受16は、単列深みぞ型玉軸受を使用
し、中軸受15は複列配置の深みぞ型玉軸受を使用す
る。下軸受14は静圧すべり軸受を使用する。
【0019】中軸受15に使用した複列配置の深みぞ型
玉軸受とは、図1からもわかるように上下の2列配置の
玉軸受である。
【0020】静圧軸受19A、19Bは、軸受16、1
5の周辺部に設けられ、ポンプの高圧吐出液を導いて静
圧軸受を形成している。
【0021】図2は、中軸受15及び静圧軸受19Bの
断面図を示す。中軸受15は、複列(図では上下の2
列)配置した深みぞ型玉軸受であり、上下の玉軸受15
aと15bとの間にはこの玉軸受15a、15bと同一
内径のリングスペーサ15cを設け、しまりばめで軸1
2に一体固定する。更に、軸受ハウジング15dとの間
で間隔15eを設ける。この間隔15eを設けたこと
で、軸スラスト平衡装置17の作用による軸方向の移動
を円滑に行う役割を果たす。中軸受15の下方には供給
液(矢印)によって軸受機能を果たす静圧軸受19Bを
設けてあり、ラジアル荷重は、主としてこの静圧軸受1
9Bで支持され、シャフト12が振れ回り等の回転をし
ない限り、中軸受15は間隔15eにより補助的な支持
の役割を持つ。これによって、玉軸受の固体接触による
摩耗等が低減され軸受の寿命を延ばす。また、間隔15
eにより、軸スラスト平衡装置17による軸移動の干渉
を防ぐ。
【0022】図3は、図2と同様に中軸受15及び静圧
軸受19Bの断面図を示す。中軸受15は、複列(図で
は上下の2列)配置した深みぞ型玉軸受であり、上下の
玉軸受15aと15bとの間にはこの玉軸受15a、1
5bと同一内径のリングスペーサ15cを設け、しまり
ばめで軸受ハウジング15dに一体固定する。
【0023】更に、シャフト12との間で間隔15iを
設ける。この間隔15eを設けたことで、軸スラスト平
衡装置17の作用による軸方向の移動を円滑に行う役割
を果たす。中軸受15の下方には供給液(矢印)によっ
て軸受機能を果たす静圧軸受19Bを設けてあり、ラジ
アル荷重は、主としてこの静圧軸受19Bで支持され、
シャフト12が振れ回り等の回転をしない限り、中軸受
15は間隔15iにより補助的な支持の役割を持つ。こ
れによって、玉軸受の固体接触による摩耗等が低減され
軸受の寿命を延ばす。また、間隔15iにより、軸スラ
スト平衡装置17による軸移動の干渉を防ぐ。
【0024】尚、深みぞ型玉軸受の構造としては、内・
外輪、玉15fの他に、玉を保持する保持手段が必要で
ある。この保持手段がリベット15hで固定された保持
器15gである。リングスペーサ15cは、複列配置し
た時にリベットの頭どうしが接触しないように保護する
働きを有するものとする。
【0025】複列化した場合でのスラスト荷重について
は、図4に示すように、軸方向スラスト荷重Fは、上下
の玉軸受15aと15bとに分散されてそれぞれF/2
の荷重が加わる故に、軸受15は更に寿命が延びる。
【0026】ポンプが定格吐出圧力付近の所定の吐出圧
以上の時は、自動的に上下方向の軸推力をバランスさせ
るが、ポンプが起動後の、揚液管が液で満たされる数分
間は、軸スラスト平衡装置17が働かず、深みぞ型玉軸
受15にスラスト加重が負荷される。
【0027】但し、複列配置することにより、スラスト
加重を分配し、1個の深みぞ型玉軸受に加わる荷重を低
減させ、軸受の寿命を延ばすことができる。
【0028】本実施例によれば、軸受15に単列深みぞ
型の玉軸受を複列配置することにより、ポンプ起動直後
にあっては多大に加わるスラスト荷重をそれぞれの玉軸
受に分散させ、一個の玉軸受に加わるスラスト荷重を低
減し、軸受寿命の低下を防止することに寄与できるので
ある。
【0029】また、単列深みぞ型の玉軸受を複列配置し
シャフト12に一体固定すると共に、軸受ハウジング1
5dと隙間を設けた構造、又は、軸受ハウジング15d
に一体固定すると共に、シャフト12と隙間を設ける構
造とすることにより、ポンプ通常運転時はスラストバラ
ンス平衡装置17による軸移動がスムーズに行われ、ス
ラスト荷重が負荷されず、ラジアル荷重は、静圧軸受と
の組合せによりほとんど負荷されることなく運転でき
る。
【0030】
【発明の効果】液化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装置
の起動時のスラスト荷重による軸受寿命低下を防止し、
ポンプの長期安定運転と信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液化ガスタンク用潜没ポンプ装置の実
施例縦断面図である。
【図2】本発明の複列配置の深みぞ型玉軸受の実施例断
面図である。
【図3】本発明の複列配置の深みぞ型玉軸受の他の実施
例断面図である。
【図4】本発明の複列配置の深みぞ型玉軸受のスラスト
荷重分配図である。
【図5】従来の液化ガスタンク用潜没ポンプ設備の略示
断面図である。
【符号の説明】
1…液化ガスタンク、2…揚液管、3…吸込弁、4…吊
り下げ用ワイヤ、5…潜没ポンプ、6…座面、7…吐出
管、8…ヘッドプレート、9…モータロータ、10…モ
ータステータ、11…ステージ、12…シャフト、13
…インペラ、14…下軸受、15…中軸受、15a、1
5b…単列配置深みぞ型玉軸受、15c…リングスペー
サ、15d…軸受ハウジング、15e…隙間、15f…
ボール、15g…保持器、15i…隙間、16…上軸
受、17…軸スラスト平衡装置、18…ケーシング、1
9A、19B…静圧軸受、F…荷重

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液化タンク内に垂下された揚液管内に挿入
    され、液化タンクからの液化ガスを吸い込み吐出する液
    化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装置において、ポンプ
    軸と、このポンプ軸を回転駆動するモータ部と、ポンプ
    軸に沿ってモータ部よりも下方の位置に設けられ、液化
    タンクから吸い込んだ液化ガスを昇圧する羽根車と、軸
    受へのスラスト荷重の軽減を行う軸スラスト平衡装置
    と、羽根車で昇圧した液化ガスを吐出する吐出穴と、モ
    ータ部配置位置よりも上方の位置で、ポンプ軸を支持す
    る上軸受と、モータ部配置位置より下方の位置であって
    軸スラスト平衡装置の近傍の位置で前記ポンプ軸を支持
    する中軸受と、羽根車の配置位置よりも下方の位置でポ
    ンプ軸を支持する下軸受とを備え、前記中軸受はポンプ
    軸方向に沿って単列深みぞ型玉軸受を複数個配置する複
    列配置の深みぞ型玉軸受とし、この玉軸受は内輪がポン
    プ軸に固定され、外輪外周と軸受ハウジング間に隙間を
    設けたものとし、前記中軸受と軸スラスト平衡装置の配
    置位置との間に、ポンプ軸を運転時に支持する静圧軸受
    を設けることを特徴とする液化ガスタンク用立軸形潜没
    ポンプ装置。
  2. 【請求項2】液化タンク内に垂下された揚液管内に挿入
    され、液化タンクからの液化ガスを吸い込み吐出する液
    化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装置において、ポンプ
    軸と、このポンプ軸を回転駆動するモータ部と、ポンプ
    軸に沿ってモータ部よりも下方の位置に設けられ、液化
    タンクから吸い込んだ液化ガスを昇圧する羽根車と、こ
    の羽根車で昇圧した液化ガスを吐出する吐出穴と、軸受
    へのスラスト荷重の軽減を行う軸スラスト平衡装置と、
    モータ部配置位置よりも上方の位置で前記ポンプ軸を支
    持する上軸受と、モータ部配置位置よりも下方の位置で
    あって、軸スラスト平衡装置の近傍の位置で前記ポンプ
    軸を支持する中軸受と、前記羽根車の配置位置よりも下
    方の位置でポンプ軸を支持する下軸受とを備え、前記中
    軸受は、ポンプ軸方向に沿って単列深みぞ型玉軸受を複
    数個配置する複列配置の深みぞ型玉軸受とし、この玉軸
    受は、外輪が軸受ハウジングに一体固定され、内輪内周
    とポンプ軸間に隙間を設けたものとし、前記中軸受と軸
    スラスト平衡装置の配置位置との間に、ポンプ軸を運転
    時に支持する静圧軸受を設けることを特徴とする液化ガ
    スタンク用立軸形潜没ポンプ装置。
JP13986596A 1996-06-03 1996-06-03 液化ガスタンク用立軸形潜没ポンプ装置 Pending JPH09317678A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103299029A (zh) * 2010-12-30 2013-09-11 韦尔泰克有限公司 人工提升工具

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