JPH0931703A - 男性用下着 - Google Patents

男性用下着

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Publication number
JPH0931703A
JPH0931703A JP17711495A JP17711495A JPH0931703A JP H0931703 A JPH0931703 A JP H0931703A JP 17711495 A JP17711495 A JP 17711495A JP 17711495 A JP17711495 A JP 17711495A JP H0931703 A JPH0931703 A JP H0931703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male
underwear
men
cup
trunks
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17711495A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Furukawa
晴夫 古川
Koichi Hirono
孝一 廣野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AZU KK
Original Assignee
AZU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by AZU KK filed Critical AZU KK
Priority to JP17711495A priority Critical patent/JPH0931703A/ja
Publication of JPH0931703A publication Critical patent/JPH0931703A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 男性器の圧迫、及び臀部への食い込み等を軽
減させた男性用下着1を新たに提供する。 【解決手段】 胴回りに装着されるバンド部5の前側中
央5aにカップ状部3を垂下する。カップ状部3は、男
性器を収容できるように折返し線2a,2bで内側に折
返し袋状に縫製する。カップ状部3の下端前部3aとバ
ンド部5の後側中央5aとを連結部4で連結して男性用
下着1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、男性用下着に関
し、詳しくはTバックと呼ばれるタイプの男性用下着の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のTバックタイプの男性用下着20
は、図7(a)に示すように、伸縮自在なバンド部21
と、その前側中央21aと後側中央21bとを連結する
紐帯22とからなっている。この紐帯22は、男性器に
接触する部分が、ダーツによって外側にやや膨らむよう
に逆三角形状に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の男性
用下着20は紐帯前側部22aを体側へややきつく圧迫
しないと男性器の保持性がよくなかった。また男性用下
着20を着用すると、図7(b)中二点鎖に示すよう
に、男性器によって紐帯前側部22aが突出するため、
この突出した分だけ紐帯中央部22bが股間に強く密着
され、かつ、紐帯後側部22cが同図中矢印示すように
斜め前方に引張られる。
【0004】このため、紐帯後側部22cが臀部(図示
せず)に食い込みやすく装用感がきわめて悪い。
【0005】その一方、トランクスタイプの男性用下着
は、装用感に優れるものの男性器の保持性に劣る。
【0006】この発明は、このような課題を解決するた
めに提案されたもので、男性器の圧迫、及び臀部への食
い込み等を軽減させた、Tバックタイプ及びトランクス
タイプの男性用下着を新たに提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための技術的手段として、本発明に係る男性用下着は、
胴回りに装着可能なバンド部と、このバンド部の前側中
央に垂下して取付けられ、かつ、男性器を収容可能に袋
状に縫製されたカップ状部と、このカップ状部の下端前
部と前記バンド部の後側中央とを連結する連結部とから
なることを特徴としている。
【0008】また、本発明に係る男性用下着は、右側及
び/又は左側の裾部に縦割れスリットが形成され、この
スリットが着脱自在な係合手段によって閉じられてなる
トランクスに、上記男性用下着が内装され、かつ、前記
トランクスの胴回り部と、前記男性用下着のバンド部と
が互いに縫着されてなることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の男性用下着によれば、カップ状
部を袋状に縫製したため、男性器を体側へ圧迫すること
なくこれを安定して保持可能である。これに伴い、連結
部の張力を緩和することができるとともに、カップ状部
の下端前部に連結部を連結したため、連結部の前端を延
長する結果になり、この延長分が連結部の伸縮量に余裕
を生み、従ってカップ状部によって連結部が前方に引張
られることがなく、連結部による股間や臀部への食い込
みが緩和される。このため、着用時の圧迫感・突張感が
大幅に改善される。
【0010】また、請求項2記載の男性用下着によれ
ば、トランクスの胴回り部と、前記男性用下着のバンド
部とを互いに縫着したため、外見はトランクスでありな
がら、その内部に内装されたカップ状部によって、男性
器は安定して保持される。また、係合手段によって、裾
部に形成された縦割れスリットを迅速に開閉して、用足
しが容易に行なえる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1実施例を図1
乃至図4に基づいて説明する。この男性用下着1は、図
1に示す紐帯2と環状のバンド部5とが縫い合わされて
全体が構成される。
【0012】紐帯2は、図1に示す折返し線2a,2b
で折返されて、図2(a)に示すように、内側が深く窪
んだカップ状部3と帯状の連結部4とに縫製される。こ
の凹状のカップ状部3の下端前部3aと連結部4の首部
4aとは、図2(a)に示す折返し線2cで連続し、連
結部4は図2(b)中矢印方向に折返され、またカップ
状部3は図3に示すように袋状に縫着される。
【0013】さらに、図4に示すように、バンド部5の
前側中央5aにカップ状部3の上端前部3bが垂れ下が
るように縫着され、かつ、連結部4の他端後部4bがバ
ンド部5の後側中央5bに垂れ下がるように縫着されて
男性用下着1となる。なお、バンド部5には図示しない
ゴムが縫込まれ、胴回りに装着可能である。
【0014】本発明に係る男性用下着1は、カップ状部
3を男性器の形に沿うように立体的に縫製しているの
で、カップ状部3を体側へ圧迫しないでも男性器の安定
保持が可能である。また、カップ状部3の下端前部3a
に連結部4を縫着しているため、連結部4の前端が体か
ら逃げるとともに、その長さが延長されるので、連結部
4の伸縮量に余裕が生まれる。このため、この男性用下
着1を着用すると、男性器が圧迫されずに包み込まれる
ように収容保持される。
【0015】このカップ状部3のサポート機能によっ
て、連結部4の首部4aが従来のように前方に引張られ
ることがなくなり股間の真下にゆとりをもって配置され
る。これにより、連結部4が股間や臀部に食い込む力が
緩和され、装用感が大幅に改善される。
【0016】そのほか、この男性用下着1は、図5に示
すように、袋状に構成したカップ状部3に失禁パッド8
を安定して保持することができるので、失禁パッド8が
ズレることがなく、尿が下着に付着するおそれを少なく
できる。
【0017】次に、本発明の第2実施例を図6に基づい
て説明する。この男性用下着10は、織物製のトランク
ス11の胴回り部15の内側に上記男性用下着1のバン
ド部5を縫着したものである。トランクス11以外の構
成部分は、第1実施例と同一であるので、図1乃至図4
に付した符号と同一符号を付して説明を省略する。この
トランクス11の右側及び/又は左側の裾部には、縦割
れスリット11aが形成されている。この縦割れスリッ
ト11aは、例えばホック等の係合手段12によって、
通常は閉じられた状態にあり、係合手段12を外すこと
によって図6中矢印方向に開放可能になっている。
【0018】この男性用下着1においても、カップ状部
3及び連結部4の作用及び効果は第1実施例と同様であ
る。しかし、トランクス11の胴回り部15と、前記男
性用下着1のバンド部5とを互いに縫着しているので、
外見はトランクス11でありながら、その内部に内装さ
れたカップ状部3によって、一般的なトランクス11よ
りも男性器をきわめて安定して保持することができる。
【0019】また、右側及び/又は左側の裾部に形成さ
れた縦割れスリット11aは、係合手段12を外すこと
によって容易に開放することができるので、男性用下着
10を穿いたままカップ状部3を露出させて用足し等を
迅速に行なうことができる。
【0020】なお、上記各実施例では、カップ状部3及
び連結部4(紐帯2)を伸縮性に優れるニットにより構
成したが、これらをトランクス11用の生地と同様の非
伸縮性織物によって構成してもよい。また、係合手段1
2についてもホックに限られず、ボタン、ファスナー、
マジックテープ等も使用できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る男性
用下着によれば、カップ状部をダーツではなく、男性器
を収容できるように立体的な袋状に縫製したため、男性
器を安定して収容することができる。特に、カップ状部
の下端前部に連結部を連結することにより、カップ状部
で男性器を圧迫することなくこれを包み込むように保持
することができる。
【0022】また、紐帯前側部が身体に密着せずにゆと
りをもって股間に配置されるため、紐帯が斜め前方に引
張られることがなく、紐帯後側部の臀部への食い込みを
防止でき装用感がきわめて良い。
【0023】さらに、トランクスに前記男性用下着を内
装することによって、トランクスの外観を呈しながらも
内部のカップ状部によって男性器を安定して保持でき、
必要に応じて係合手段により、縦割れスリットを開閉さ
せてカップ状部から男性器を迅速に露出させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る男性用下着の第1実施例の展開
図。
【図2】(a)は折返し線で折返してカップ状部と連結
部を縫製した状態を示す平面図、(b)は同側面図。
【図3】カップ状部の下端前部と連結部の首部とを袋状
に縫着した状態を示す平面図。
【図4】完成された第1実施例の側面図。
【図5】(a)はカップ状部に失禁パッドを保持させた
状態を示す正面図、(b)は同断面図。
【図6】本発明に係る男性用下着の第2実施例の斜視
図。
【図7】(a)は従来のTバックタイプの男性用下着の
正面図、(b)は同側面図。
【符号の説明】
1,10 男性用下着 3 カップ状部 3a 下端前部 4 連結部 5 バンド部 5a バンド部の前側中央 5b バンド部の後側中央 11 トランクス 11a 縦割れスリット 12 係合手段 15 胴回り部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴回りに装着可能なバンド部と、該バン
    ド部の前側中央に垂下して取付けられ、かつ、男性器を
    収容可能に袋状に縫製されたカップ状部と、該カップ状
    部の下端前部と前記バンド部の後側中央とを連結する連
    結部とからなる、男性用下着。
  2. 【請求項2】 右側及び/又は左側の裾部に縦割れスリ
    ットが形成され、該スリットが着脱自在な係合手段によ
    って閉じられてなるトランクスに、請求項1記載の男性
    用下着が内装され、かつ、前記トランクスの胴回り部
    と、前記男性用下着のバンド部とが互いに縫着されてな
    る男性用下着。
JP17711495A 1995-07-13 1995-07-13 男性用下着 Withdrawn JPH0931703A (ja)

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JP17711495A JPH0931703A (ja) 1995-07-13 1995-07-13 男性用下着

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