JPH09315200A - ダンプカーの動力取出装置用制御装置 - Google Patents

ダンプカーの動力取出装置用制御装置

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JPH09315200A
JPH09315200A JP13290896A JP13290896A JPH09315200A JP H09315200 A JPH09315200 A JP H09315200A JP 13290896 A JP13290896 A JP 13290896A JP 13290896 A JP13290896 A JP 13290896A JP H09315200 A JPH09315200 A JP H09315200A
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JP
Japan
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switch
power take
dump truck
gravel
solenoid
Prior art date
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Pending
Application number
JP13290896A
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English (en)
Inventor
Kaneaki Naito
鉦昭 内藤
Osamu Harada
修 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダンプカーでの砂利まき作業中は動力取出装置
を常に接の状態に保持してクラッチ操作を不要にし、砂
利まき作業の操作を簡単にする。 【解決手段】荷箱13の下げ操作時に断となる第1スイ
ッチ22と並列に荷箱13の最下降時以外は接となる第
2スイッチ23を介装し、第2スイッチ23によりダン
プしている荷箱13の下げ操作時に第1スイッチ22が
断となってもソレノイド6には通電を保持するようにし
て動力取出装置1を常に接の状態に保持するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダンプカーで砂利ま
き作業を行なっている時の動力取出装置の操作装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にダンプカーで砂利まき作業を行な
うには、ダンプカーを低速で走行させながら荷箱を少し
ダンプした状態で荷箱内の砂利を道路にまいていくもの
である。このとき、砂利をまくにしたがって荷箱内の砂
利は減っていくので、その砂利の量に合わせて荷箱のダ
ンプ角を大きくしていかなければないが、ダンプ角を誤
って大きくしすぎると砂利が出すぎるのでダンプ角を小
さくしなければならず、荷箱のダンプ角を頻繁に調整し
て道路にまく砂利の量を常に一定にする必要がある。
【0003】ところで、従来のダンプカーは前記の問題
点を解決するとともに動力取出装置の切り忘れによる油
圧ポンプの焼付きを防止するため図3、図4の構造とな
っている。すなわち、動力取出用スイッチ01を砂利ま
き作業の終了後に断にするのを忘れて、ダンプカーの動
力取出装置02を接にしたままで走行すると、動力取出
装置02より取り出された動力により油圧ポンプ03が
駆動され、その駆動が長時間にわたって行なわれると、
油圧ポンプ03の温度が上がり、油圧ポンプ03が焼付
きをおこすということがあるので、荷箱04を走行状態
の最下降位置にしようとして、操作レバー05を下げ位
置Aにするとリミットスイッチ06が断となってソレノ
イド07の通電がたたれ、バネ08力により切換弁09
を右位置として動力取出装置02を自動的に断となるよ
うにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記構造で
は、ダンプカーの砂利まき作業中に荷箱04のダンプ角
を誤って大きくしすぎた場合にそれを修正するために操
作レバー05を下げ位置Aにすると動力取出装置02が
断となる。そのため次に操作レバー05を上げ位置Cに
するには、動力取出装置02のギヤ鳴り等を防止するた
めにクラッチペダル010を踏んでクラッチを切らなけ
ればならず、このクラッチ操作を頻繁に行なわなければ
ならないので操作が非常に煩雑であった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みなされたもの
で、ダンプカーでの砂利まき作業中は動力取出装置を常
に接の状態に保持してクラッチ操作を不要にし、砂利ま
き作業の操作を簡単にすることを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の特徴とするところは、荷箱の下げ操作時に
断となる第1スイッチと、動力取出装置の断・接用ソレ
ノイドとを直列に介装し、ダンプしている荷箱を下降さ
せた時、前記第1スイッチが断となって前記ソレノイド
への通電がたたれ、前記動力取出装置を断とするように
したダンプカーの動力取出装置用制御装置において、前
記第1スイッチと並列に荷箱の最下降時以外は接となる
第2スイッチを介装し、前記第2スイッチによりダンプ
している荷箱の下げ操作時に第1スイッチが断となって
も前記ソレノイドには通電を保持するようにしたことに
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。1は自動車のエンジンのトランス
ミッションに取付けられた動力取出装置、2は前記動力
取出装置1のシフタ部3に連着したエアシリンダ、4は
エアタンクで、このエアタンク4と前記エアシリンダ2
とはエア配管5にて連絡されている。
【0008】前記エア配管5の途中にはソレノイド6と
バネ7とにより作動する第1切換弁8が介装され、この
第1切換弁8の切換えにより、エアタンク4のエアをエ
アシリンダ2の基部室9又は先部室10に流入させてエ
アシリンダ2を伸長作動させ、動力取出装置1の断・接
を行なうようになっている。一方11は動力取出装置1
から取り出された動力により駆動される油圧ポンプ、1
2は荷箱13と車体14上に搭載したサブフレーム15
との間に介装され、前記荷箱13をヒンジ部16を中心
にダンプさせる荷箱13昇降用の油圧シリンダで、油圧
ポンプ11と油圧シリンダ12との間は油圧配管17に
て連絡されている。
【0009】前記油圧配管17の途中には第2切換弁1
8が介装され、この第2切換弁18はプッシュプルワイ
ヤ19を介して運転室20内に設けられた操作レバー2
1に連着されている。そして前記操作レバー21の操作
により第2切換弁18を切換えて、油圧ポンプ11から
の作動油を油圧シリンダ12内に流入、流出させて油圧
シリンダ12を伸縮作動させ、荷箱13の上昇・下降及
び停止を行なうようになっている。
【0010】22は前記操作レバー21が下げ位置Aで
断となり、操作レバー21の中立位置Bと上げ位置Cと
で接となる第1スイッチである。23は前記サブフレー
ム15に設けられ、荷箱13の図1の二点鎖線の最下降
位置aで断となり、荷箱13のそれ以外の位置で接とな
る第2スイッチである。24、25は前記運転室20内
に設けられた動力取出用スイッチとクラッチペダルであ
る。26は荷箱13の後端に設けられた後扉であり、2
7は荷箱13に積込まれた砂利であり、28は道路であ
る。
【0011】次に前記ソレノイド6を通電制御する電気
回路を図2にて説明する。主回路29、29間には前記
動力取出用スイッチ24と、制御装置の一部である第1
スイッチ22とソレノイド6とが直列に介装された第1
回路30が設けられ、この第1回路30と並列にリレー
コイルRと制御装置の一部である前記第2スイッチ23
とを直列に介装した第2回路31が主回路29、29間
に設けられている。
【0012】そして前記第1スイッチ22にはバイパス
回路32が設けられ、このバイパス回路32には前記リ
レーコイルRに連動するリレースイッチrが介装され、
第2スイッチ23が接となるとリレースイッチrが接と
なるようになっている。ところで本発明の実施の形態で
は第2回路に第2スイッチとリレーコイルとを設け、バ
イパス回路にリレースイッチを設けているが、第2回路
とリレーコイルとリレースイッチとをなくして、バイパ
ス回路に直接第2スイッチを設けてもよい。
【0013】次に本発明の実施の形態の作用について説
明する。ダンプカーにより砂利まきを行なう場合、まず
ダンプカーを低速で走行させながら運転室20のクラッ
チペダル25を踏み込んでクラッチを切った後、動力取
出用スイッチ24を接にするとともに操作レバー21を
下げ位置Aより上げ位置Cにすると第2切換弁18はプ
ッシュプルワイヤ19を介して右位置となる。
【0014】このとき第1スイッチ22は接のままであ
るので、ソレノイド6に通電されて第1切換弁8は左位
置となり、エアタンク4内のエアはエア配管5を通って
エアシリンダ2の基部室9に流入し、エアシリンダ2が
伸長して動力取出装置1は接となり、油圧ポンプ11が
駆動される。すると油圧ポンプ11から吐出された作動
油は油圧配管17及び第2切換弁18を通って油圧シリ
ンダ12内へ流入するため、油圧シリンダ12が伸長し
て荷箱13がダンプする。
【0015】荷箱13のダンプにともなって後扉26が
自動的に開いて砂利27が荷箱13後端より落下して道
路28上にまかれる。その後、操作レバー21を中立位
置Bにすると第2切換弁18は中間位置となり、荷箱1
3のダンプは停止するが、砂利まきは継続されている。
このとき、第2スイッチ23は接となってリレーコイル
Rが通電されており、リレーコイルRの通電によりリレ
ースイッチrが接となっている。ところで砂利まきをし
ている途中には、荷箱13内の砂利27は減っていくの
で、その砂利27の量に合わせて荷箱13のダンプ角を
大きくしていかなければならないが、ダンプ角を誤って
大きくしすぎると砂利27が出すぎるのでダンプ角を小
さくしなければならず、荷箱13のダンプ角を頻繁に調
整して道路28にまく砂利27の量を一定にする必要が
ある。
【0016】そこで荷箱13のダンプ角を調整するには
操作レバー21を上げ位置C、中立位置B、下げ位置A
に頻繁に操作して、荷箱13を上昇、停止、下降させる
のであるが、操作レバー21を下げ位置Aにすると、第
1スイッチ22は断となるが、第2スイッチ23は荷箱
13が最下降位置でないので接のままであり、このため
リレーコイルRは通電されたままでリレースイッチrも
接のままであり、ソレノイド6への通電は保持されたま
まで、動力取出装置1は常に接のままとなっている。
【0017】したがってダンプカーの砂利まきの作業中
は動力取出装置1は常に接であり、断となることがない
ので、クラッチペダル25を踏む必要がなく、クラッチ
操作が不要で、砂利まき作業の操作は簡単なものとなっ
ている。砂利まき作業が終了すると、操作レバー21を
下げ位置Aにして荷箱13を図1の二点鎖線の最下降位
置aにすると第2スイッチ23は断となってリレーコイ
ルRへの通電がたたれ、リレースイッチrも断となり、
第1スイッチ22も断となっているのでソレノイド6へ
の通電はたたれる。
【0018】するとバネ7力により第1切換弁8は右位
置となり、エアタンク4内のエアはエア配管5を通って
エアシリンダ2の先部室10に流入し、エアシリンダ2
が縮小して動力取出装置1は断となり、油圧ポンプ11
の駆動も停止する。その後、動力取出用スイッチ24を
断にする。
【0019】
【発明の効果】以上の如く本発明は、荷箱の下げ操作時
に断となる第1スイッチと、動力取出装置の断・接用ソ
レノイドとを直列に設け、更に荷箱の最下降時以外は接
となる第2スイッチを前記第1スイッチに並列に設けた
ので、ダンプカーの砂利まき作業中は操作レバーを下げ
位置にしても動力取出装置は断にならず、常に接の状態
が保持されるので、動力取出装置を断から接にするため
にクラッチペダルを踏み込む操作が不要となり、砂利ま
き作業の操作を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体図である。
【図2】本発明の電気回路図である。
【図3】従来の全体図である。
【図4】従来の電気回路図である。
【符号の説明】
1 動力取出装置 6 ソレノイド 13 荷箱 22 第1スイッチ 23 第2スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷箱の下げ操作時に断となる第1スイッ
    チと、動力取出装置の断・接用ソレノイドとを直列に介
    装し、ダンプしている荷箱を下降させた時、前記第1ス
    イッチが断となって前記ソレノイドへの通電がたたれ、
    前記動力取出装置を断とするようにしたダンプカーの動
    力取出装置用制御装置において、前記第1スイッチと並
    列に荷箱の最下降時以外は接となる第2スイッチを介装
    し、前記第2スイッチによりダンプしている荷箱の下げ
    操作時に第1スイッチが断となっても前記ソレノイドに
    は通電を保持するようにしたことを特徴とするダンプカ
    ーの動力取出装置用制御装置。
JP13290896A 1996-05-28 1996-05-28 ダンプカーの動力取出装置用制御装置 Pending JPH09315200A (ja)

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JP (1) JPH09315200A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011207302A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Shinmaywa Industries Ltd ダンプカー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011207302A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Shinmaywa Industries Ltd ダンプカー

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