JPH09315195A - 自動車のラゲージフロア - Google Patents

自動車のラゲージフロア

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JPH09315195A
JPH09315195A JP15915196A JP15915196A JPH09315195A JP H09315195 A JPH09315195 A JP H09315195A JP 15915196 A JP15915196 A JP 15915196A JP 15915196 A JP15915196 A JP 15915196A JP H09315195 A JPH09315195 A JP H09315195A
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JP
Japan
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hinge
board
floor
state
seat cushion
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JP15915196A
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Hiroshi Ando
洋 安藤
Tadaaki Ishikawa
忠明 石川
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Central Motor Co Ltd
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Central Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の少ない、フルフラットデッキを形
成可能な、自動車のラゲージフロアを提供する。 【解決手段】 通常使用状態におけるシートバック21
下端から突設されるサブワイヤー22と、シートバック
21とシートバック21後部のフロア12に設けられる
スペアタイヤ収納部32との中間部に両者のフロア12
面よりも高位置に設けられる自動車ボデーの蝶番取付部
に取り付けられる蝶番取付ボード41と、蝶番取付ボー
ド41よりもシートバック21側に蝶番と上下方向に移
動自在に取り付けられるとともに蝶番取付ボード41と
の取付端とは反対側ではサブワイヤー22に取り付けら
れるサブフロアボード42と、スペアタイヤ収納部32
上を被覆する板状からなり蝶番取付ボード41と上下方
向に移動自在に取り付けられるラゲージボード61とか
らなる自動車のラゲージフロア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、自動車のラゲ
ージフロアに係る。詳細には、自動車の室内構造である
ラゲージフロアの構造に係る。更に詳細には、折り畳み
可能で、折り畳むことによりその後部のフロアがフラッ
ト状態となる特にリアシート後部のラゲージフロアの構
造に係る。
【0002】
【従来の技術】 従来、リアシートの折り畳み状態で
は、リアシート後部のラゲージフロアの後部がフラット
となり、荷物の収納が可能となるラゲージフロアとして
は各種の構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
の自動車のラゲージフロア構造では部品点数が多くなる
問題点を有した。更に、従来のラゲージフロアでは、リ
アシートバックとリアフロアに段差があって物が奥まで
入らなくなる問題点を有した。更に、その問題点を解決
するために二重フロアとすると、リアシートバックをリ
クライニングさせようとすると、リアシートバックと小
物入れの間に隙間が生じて物が落下する問題点を有し
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】 そこでこの発明は、乗
員を上面に着座させる水平状態と前部を支点として立ち
上げさせる垂直状態とを選択可能なシートクッション
と、シートクッションの後部に設置され、少なくとも乗
員を着座させるほぼ垂直状態となる通常使用状態と、後
方へ傾けるリクライニング状態と、シートクッションの
垂直状態においてシートクッションの水平状態における
シートクッション存在位置に水平に前倒させるフルフラ
ット状態との3状態の選択可能なシートバックと、通常
使用状態におけるシートバック下端から突設されるサブ
ワイヤーと、シートバックが設置されるシートバックの
設置部分と、シートバック後部のフロアに設けられるス
ペアタイヤ収納部、両者の中間部に両者のフロア面より
も高位置に設けられる自動車ボデーの蝶番取付部とが設
けられる自動車フロアと、蝶番取付部に取り付けられる
蝶番取付ボードと、蝶番取付ボードよりもシートバック
側に蝶番と上下方向に移動自在に取り付けられるととも
に蝶番との取付端とは反対側ではサブワイヤーに取り付
けられるサブフロアボードと、スペアタイヤ収納部上を
被覆する板状からなり蝶番と上下方向に移動自在に取り
付けられるラゲージボードとからなることを特徴とする
自動車のラゲージフロア、を提供する。
【0005】そのため、この発明では、以下の作用を有
する。通常使用状態では、シートバックはほぼ垂直状態
とし、シートクッションは乗員を着座させるほぼ水平状
態を取らせる。ラゲージボードはスペアタイヤ収納部を
被覆させる。リクライニング状態では、シートクッショ
ンは乗員を着座させるほぼ水平状態を取らせる。シート
バックは、後方へ傾ける。フルフラット状態では、シー
トクッションは、前部を支点として垂直状態を取らさ
れ、シートクッションの水平状態におけるシートクッシ
ョン存在位置に水平にシートバックは前倒させられる。
このとき、シートバックの前倒にともない、サブワイヤ
ーがサブフロアボードを拾い上げ、ラゲージボードおよ
び蝶番に連続する水平面を構成しフルフラットデッキと
なる。そのため、サブフロアボード、蝶番、ラゲージボ
ード上に荷物を載置することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】 この発明の実施の形態の使用状
態の斜視図をあらわす図1、同一部拡大斜視図をあらわ
す図2、同一部拡大斜視図をあらわす図3、同正面図を
あらわす図4、図5、図6、図3のAA断面図をあらわ
す図7にしたがって説明する。11は、シートクッショ
ンである。シートクッション11は、自動車フロア12
上に支点13を介して設置され、図4、図6に図示され
るように乗員を上面に着座させる水平状態と図5に図示
されるように前部を支点として立ち上げさせる垂直状態
とを選択可能である。この実施の形態では、シートクッ
ション11はリアシートのシートクッション11であ
り、2個ならべて設置される。
【0007】21は、シートバックである。シートバッ
ク21は、この実施の形態ではリアシートのシートバッ
ク21である。シートバック21は、シートクッション
11の後部に設置され、支点(図示せず)により前方後
方へ傾斜傾けが可能に自動車フロア12に取り付けられ
る。すなわち、シートバック21は、少なくとも図4に
図示されるように乗員を着座させるほぼ垂直状態となる
通常使用状態と、図6に図示されるように後方へ傾ける
リクライニング状態と、図5に図示されるようにシート
クッション11の垂直状態においてシートクッション1
1の水平状態におけるシートクッション11存在位置に
水平に前倒させるフルフラット状態との3状態の選択可
能である。
【0008】22は、サブワイヤーである。サブワイヤ
ー22は、図1に図示されるようにシートバック21の
内部に輪郭に沿って設置されシートバック21の骨格を
なすバックフレーム23の、図4に図示されるように通
常使用状態におけるシートバック下端からコ字状に突設
される。サブワイヤー22のコ字状端部には板状からな
るサブフロアプレート24を取り付ける。自動車フロア
12は、後部シート付近では、シートを設置するため低
く形成されるシートバック21の設置位置とシートバッ
ク21後部のフロア12にスペアタイア31を収納する
ため低く形成されるスペアタイヤ収納部32と、両者の
中間部に両者のフロア面よりも高位置に設けられる自動
車ボデーの蝶番取付ボード取付部33が設けられる。
【0009】41は蝶番取付ボードである。蝶番取付ボ
ード41は板状体からなり、蝶番取付ボード取付部33
上に固定される。42は、サブフロアボードである。サ
ブフロアボード42は、板状体からなり蝶番取付ボード
41よりもシートバック21側に蝶番取付ボード41と
上下方向に移動自在に蝶番51により取り付けられる。
蝶番51は図2に図示されるように一体型で、蝶番取付
ボード41、サブフロアボード42、ラゲージボード6
1を連結させてもよい。その場合はより部品数を減少可
能である。サブフロアボード42は、蝶番取付ボード4
1との取付端とは反対側ではサブフロアプレート24を
介してサブワイヤー22に取り付けられる。
【0010】61は、ラゲージボードである。ラゲージ
ボード61は、スペアタイヤ収納部32上を被覆する板
状体からなり蝶番取付ボード41に蝶番51を介して、
図6に図示されるように上下方向に移動自在に取り付け
られる。62は、カーペットでありラゲージボード61
上に設置される。
【0011】そのため、この発明の実施の形態では、以
下の作用を有する。通常使用状態では、図4に図示され
るようにシートバック21はほぼ垂直状態とし、シート
クッション11は乗員を着座させるほぼ水平状態を取ら
せる。ラゲージボード61はスペアタイヤ収納部32を
被覆させる。ラゲージボード61は開閉自在でスペアタ
イア31を取り出すことが可能である。リクライニング
状態では、図6に図示されるようにシートクッション1
1は乗員を着座させるほぼ水平状態を取らせる。シート
バック21は、後方へ傾ける。ラゲージボード61は開
閉自在である。フルフラット状態では、図5に図示され
るように、シートクッション11は、前部を支点として
垂直状態を取らされる。シートバック21は、シートク
ッション11の水平状態におけるシートクッション11
存在位置に水平に前倒させられる。このとき、シートバ
ック21の前倒にともない、サブワイヤー22がサブフ
ロアプレート24を介して、サブフロアボード42を拾
い上げ、ラゲージボード61および蝶番取付ボード41
に連続する水平面を構成しフルフラットデッキとなる。
そのため、サブフロアボード42、蝶番取付ボード4
1、ラゲージボード61上に荷物を載置することが可能
となる。
【0012】
【発明の効果】 したがって、この発明では部品点数の
少ない、フルフラットデッキを形成可能な、自動車のラ
ゲージフロアを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の使用状態の斜視図
【図2】 この発明の実施の形態の一部拡大斜視図
【図3】 この発明の実施の形態の使用状態の一部拡大
斜視図
【図4】 この発明の実施の形態の使用状態の正面図
【図5】 この発明の実施の形態の使用状態の正面図
【図6】 この発明の実施の形態の使用状態の正面図
【図7】 この発明の実施の形態の使用状態の一部拡大
斜視図をあらわす図3のAA断面図
【符号の説明】
11 シートクッション 12 フロア 21 シートバック 22 サブワイヤー 32 スペアタイア収納部 41 蝶番取付ボード 42 サブフロアボード 61 ラゲージボード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員を上面に着座させる水平状態と前部
    を支点として立ち上げさせる垂直状態とを選択可能なシ
    ートクッションと、 シートクッションの後部に設置され、少なくとも乗員を
    着座させるほぼ垂直状態となる通常使用状態と、後方へ
    傾けるリクライニング状態と、シートクッションの垂直
    状態においてシートクッションの水平状態におけるシー
    トクッション存在位置に水平に前倒させるフルフラット
    状態との3状態の選択可能なシートバックと、 通常使用状態におけるシートバック下端から突設される
    サブワイヤーと、 シートバックが設置されるシートバックの設置部分と、
    シートバック後部のフロアに設けられるスペアタイヤ収
    納部、両者の中間部に両者のフロア面よりも高位置に設
    けられる自動車ボデーの蝶番取付部とが設けられる自動
    車フロアと、 蝶番取付部に取り付けられる蝶番取付ボードと、 蝶番取付ボードよりもシートバック側に蝶番と上下方向
    に移動自在に取り付けられるとともに蝶番との取付端と
    は反対側ではサブワイヤーに取り付けられるサブフロア
    ボードと、 スペアタイヤ収納部上を被覆する板状からなり蝶番と上
    下方向に移動自在に取り付けられるラゲージボードとか
    らなることを特徴とする自動車のラゲージフロア。
JP8159151A 1996-05-31 1996-05-31 自動車のラゲージフロア Expired - Lifetime JP2960351B2 (ja)

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JPH09315195A true JPH09315195A (ja) 1997-12-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101690045B1 (ko) 2015-12-17 2016-12-28 현대다이모스(주) 자동차 후석 폴딩 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328667U (ja) * 1986-08-11 1988-02-25
JP3047825U (ja) * 1997-10-07 1998-04-28 つる子 白鳥 らくらく点眼器

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KR101690045B1 (ko) 2015-12-17 2016-12-28 현대다이모스(주) 자동차 후석 폴딩 장치

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