JPH09315134A - 車両用冷暖房システム - Google Patents

車両用冷暖房システム

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JPH09315134A
JPH09315134A JP8134699A JP13469996A JPH09315134A JP H09315134 A JPH09315134 A JP H09315134A JP 8134699 A JP8134699 A JP 8134699A JP 13469996 A JP13469996 A JP 13469996A JP H09315134 A JPH09315134 A JP H09315134A
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chamber
viscous heater
heating system
refrigerant
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孝志 伴
Hidefumi Mori
英文 森
Satoshi Yagi
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    • B60H1/038Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant and from a source other than the propulsion plant from the cooling liquid of the propulsion plant and from a viscous fluid heater
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンルーム内においてさほどの搭載スペー
スを要することなく、かつ安価に製造可能であるととも
に、外気温が低い場合の車両の燃費悪化と、外気温が高
い場合の粘性流体の劣化とを防止しつつ、好適な冷暖房
が可能な車両用冷暖房システムを提供する。 【解決手段】容量可変型冷媒圧縮機CPと能力可変型ビ
スカスヒータVHとは中部ハウジング4を共通化して一
体化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、循環流体の熱を車
室等の暖房に供するとともに、冷媒の潜熱を車室等の冷
房に供する車両用冷暖房システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な車両用冷暖房システムでは、シ
リンダブロック、シリンダヘッド等によりエンジンハウ
ジングが構成されており、シリンダヘッド等には主放熱
室としての主ウォータジャケットが形成されている。こ
の主ウォータジャケットはサーモスタットにより開閉可
能な循環流体路としての水路によりラジエータ及びヒー
タコアと連通され、ウォータポンプにより循環流体とし
ての循環水が主ウォータジャケット、水路、ラジエータ
及びヒータコアを循環すべく構成されている。
【0003】また、エンジンハウジングには吸入室及び
吐出室をもち、冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機が固
定されており、この冷媒圧縮機の駆動軸は電磁クラッチ
のクラッチロータがエンジンのクランクシャフトプーリ
とベルトにより接続されてエンジン駆動されるようにな
っている。この冷媒圧縮機の吐出室は冷媒路によりコン
デンサ、膨脹弁及びエバポレータを経て再び冷媒圧縮機
の吸入室に連通されている。このような冷媒圧縮機とし
ては、駆動軸の1回転当たりの吐出容量が一定の固定容
量型のものと、駆動軸の1回転当たりの吐出容量を変化
させることができる容量可変型のものとがある。
【0004】そして、この車両用冷暖房システムでは、
冷たい循環水によりエンジンを冷却し、エンジンの冷却
によって熱くされた循環水がヒータコアにより車室等の
暖房に供せられる。また、循環水は、熱くなればサーモ
スタットが水路を開くため、ラジエータで冷却される。
他方、特に夏期等において、電磁クラッチがONされれ
ば、冷媒が冷媒圧縮機により高温・高圧にされ、コンデ
ンサにより低温・高圧にされた後、膨脹弁により気化さ
れ、エバポレータにより車室等の冷房に供せられる。こ
の後、冷媒は再び冷媒圧縮機に循環される。
【0005】ところが、かかる一般的な車両用冷暖房シ
ステムでは、車室の暖房をエンジンの発熱のみに委ねて
いるため、寒冷地等において、エンジン始動時に十分に
車室等の暖房を行い得ない。このような観点から、特開
平2−246823号公報等において、エンジンとは別
体に補助熱源たり得るビスカスヒータを設けることが提
案されている。このビスカスヒータは、シリコンオイル
等の粘性流体にせん断を生じしめ、これによる発熱で放
熱室としてのウォータジャケット内における循環流体と
しての循環水を加熱するものである。このビスカスヒー
タとしては、駆動軸の1回転当たりの発熱量が一定の能
力固定型のものと、駆動軸の1回転当たりの発熱量を変
化させることができる能力可変型のものとがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冷媒圧縮機は
主に夏期に有用である一方、ビスカスヒータは主に冬期
に有用である。この点、仮にエンジン回りに冷媒圧縮機
とビスカスヒータとを別々に設け、これらをそれぞれ独
立して電磁クラッチによりエンジン駆動するとすれば、
例えば冬期には、冷媒圧縮機の駆動を止める一方、ビス
カスヒータを駆動させることにより、早期暖房化のうれ
しさを発揮可能であるとともに、例えば夏期には、冷媒
圧縮機を駆動させる一方、ビスカスヒータの駆動を止め
ることにより、冷房化のうれしさを発揮可能である。
【0007】しかしながら、冷媒圧縮機を電磁クラッチ
を介して駆動するとすると、比較的高価な電磁クラッチ
により製造コストの高騰化を招来してしまう。この点、
冷媒圧縮機として容量可変型のものを採用し、この容量
可変型冷媒圧縮機を比較的安価なプーリにより直接エン
ジン駆動するとすれば、例えば冬期においては冷媒圧縮
機の吐出容量を最小にすることで、実質的に冷媒圧縮機
を無能化することができる。
【0008】ところが、こうすると、外気温が低い冬期
等においては、冷媒圧縮機内を循環する潤滑油の粘度が
高いため、エンジンに大きな引きずりトルクを付加する
こととなり、車両の燃費が悪化してしまう。他方、ビス
カスヒータを電磁クラッチを介して駆動するとしても、
比較的高価な電磁クラッチにより製造コストの高騰化を
招来してしまう。この点、ビスカスヒータとして能力可
変型のものを採用し、この能力可変型ビスカスヒータを
比較的安価なプーリによりエンジン駆動するとすれば、
例えば夏期においてはビスカスヒータの発熱量を最小に
することで、実質的にビスカスヒータを無能化すること
ができる。
【0009】ところが、こうすると、外気温が高い夏期
等においては、粘性流体が外気によって加熱され、粘性
流体の劣化が進行してしまう。また、狭いエンジンルー
ム内に冷媒圧縮機とビスカスヒータとを別体に設けると
すれば、エンジン回りの体格が大きくなり、狭いエンジ
ンルーム内において冷媒圧縮機及びビスカスヒータの搭
載スペースが問題となるとともに、個別のプーリ等を要
して部品点数が多くなり、製造コストの高騰化を招来し
てしまう。
【0010】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであって、エンジンルーム内においてさほどの搭
載スペースを要することなく、かつ安価に製造可能であ
るとともに、外気温が低い場合の車両の燃費悪化と、外
気温が高い場合の粘性流体の劣化とを防止しつつ、好適
な冷暖房が可能な車両用冷暖房システムを提供すること
を解決すべき課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1の車両用冷暖房システムは、吸入室及び
吐出室をもち、冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機と、
冷媒路により該吸入室及び該吐出室と連通して該冷媒を
循環させるコンデンサ、膨脹弁及びエバポレータと、粘
性流体のせん断により放熱室内の循環流体を加熱するビ
スカスヒータと、循環流体路により該放熱室と連通して
該循環流体を循環させるヒータコアとを有する車両用冷
暖房システムであって、前記冷媒圧縮機は容量可変型の
ものであり、前記ビスカスヒータは能力可変型のもので
あり、該冷媒圧縮機と該ビスカスヒータとはハウジング
を共通化して一体化されていることを特徴とする。
【0012】この車両用冷暖房システムは、冷媒圧縮機
とビスカスヒータとがハウジングを共通化して一体化さ
れているため、狭いエンジンルーム内においてエンジン
回りの体格がさほど大きくならず、部品点数の減少によ
り安価に製造可能である。また、この車両用冷暖房シス
テムでは、冷媒圧縮機が容量可変型のものであるため、
例えば夏期においては冷媒圧縮機の吐出容量を確保する
ことで、冷房化のうれしさを発揮可能であるとともに、
例えば冬期においては冷媒圧縮機の吐出容量を最小にす
ることで、実質的に冷媒圧縮機を無能化することができ
る。
【0013】他方、ビスカスヒータも能力可変型のもの
であるため、例えば冬期においてはビスカスヒータの発
熱量を確保することで、早期暖房化のうれしさを発揮可
能であるとともに、例えば夏期においてはビスカスヒー
タの発熱量を最小にすることで、実質的にビスカスヒー
タを無能化することができる。そして、冷媒圧縮機とビ
スカスヒータとがハウジングを共通化して一体化されて
いるため、外気温が低い冬期等において、ビスカスヒー
タにより生じる熱がそのハウジングを伝達して冷媒圧縮
機を温め、冷媒圧縮機内を循環する潤滑油の粘度を低め
る。このため、エンジンには小さな引きずりトルクしか
付加せず、車両の燃費の向上に繋がる。
【0014】他方、外気温が高い夏期等においては、エ
バポレータから冷媒圧縮機の吸入室に循環される冷媒が
低温であるため、外気によって加熱されたビスカスヒー
タの熱がそのハウジングを伝達して冷媒圧縮機に逃げ
る。このため、粘性流体が冷却され、粘性流体の劣化が
防止される。したがって、この車両用冷暖房システムで
は、エンジンルーム内においてさほどの搭載スペースを
要することなく、かつ安価に製造可能であるとともに、
外気温が低い場合の車両の燃費悪化と、外気温が高い場
合の粘性流体の劣化とを防止しつつ、好適な冷暖房が可
能である。
【0015】(2)請求項2の車両用冷暖房システム
は、請求項1記載の車両用冷暖房システムにおいて、冷
媒圧縮機とビスカスヒータとは駆動軸を共通化している
ことを特徴とする。この車両用冷暖房システムでは、駆
動軸がエンジン駆動されれば、冷媒圧縮機が冷媒を圧縮
して吐出する機能を発揮可能になるとともに、ビスカス
ヒータが粘性流体のせん断により放熱室内の循環流体を
加熱する機能を発揮可能になる。このため、各々の駆動
軸を駆動する場合に比して、狭いエンジンルーム内にお
いてエンジン回りの体格がより小さくなり、部品点数の
減少により安価に製造可能である。
【0016】ここで、駆動軸の共通化の手段としては、
1本の駆動軸を採用する手段の他、各々1本、計2本の
駆動軸を動力伝達可能な結合手段(例えば、スプライン
嵌合)をもって実質的に1本の駆動軸として採用する手
段等がある。請求項2においては、その駆動軸をエンジ
ン駆動するために請求項3に係るプーリの他、電磁クラ
ッチをも採用し得る。
【0017】(3)請求項3の車両用冷暖房システム
は、請求項2記載の車両用冷暖房システムにおいて、駆
動軸はプーリにより直接エンジン駆動されていることを
特徴とする。この車両用冷暖房システムでは、電磁クラ
ッチに比して安価なプーリにより駆動軸のエンジン駆動
が可能である。このため、製造コストの低廉化が実現さ
れる。なお、プーリにより駆動軸を直接駆動させること
とすれば、エンジンが駆動されている間、常時駆動軸が
駆動されることとなるが、上記のように、冷媒圧縮機が
容量可変型のものであり、ビスカスヒータも能力可変型
のものであるため、これによる不都合は生じない。
【0018】(4)請求項4の車両用冷暖房システム
は、請求項1、2又は3記載の車両用冷暖房システムに
おいて、循環流体路はサーモスタットにより開閉可能に
ラジエータ及びエンジンの放熱室と連通されていること
を特徴とする。この車両用冷暖房システムでは、エンジ
ンが自己の発熱により十分に温められるようになれば、
サーモスタットが循環流体路を開き、エンジンの放熱室
によるより効果的な暖房を行ない得るようにできるとと
もに、ラジエータで循環流体を冷却してエンジンが必要
以上に熱くならないように冷却を行なう。
【0019】(5)請求項5の車両用冷暖房システム
は、請求項4記載の車両用冷暖房システムにおいて、ヒ
ータコアはサーモスタットより上流側の循環流体路に連
通されていることを特徴とする。この車両用冷暖房シス
テムでは、循環流体が冷たいことによりサーモスタット
が循環流体路を閉じておれば、少ない流量の循環流体を
ビスカスヒータで加熱できる。したがって、この車両用
冷暖房システムでは、エンジン始動時に早期に車室等の
暖房が可能になる。
【0020】(6)請求項6の車両用冷暖房システム
は、請求項4又は5記載の車両用冷暖房システムにおい
て、循環流体路はビスカスヒータの放熱室を経ないバイ
パス路をもち、循環流体は該バイパス路をも循環すべく
構成されていることを特徴とする。この車両用冷暖房シ
ステムでは、エンジンの発熱により熱くなった循環水が
バイパス水路によりビスカスヒータの放熱室を経ないで
循環流体路を循環するため、循環流体の流路抵抗が小さ
い。したがって、この車両用冷暖房システムでは、ウォ
ータポンプ等の循環流体ポンプの動力低減を実現でき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、各請求項記載の発明を具体
化した実施形態1、2を図面を参照しつつ説明する。 (実施形態1)実施形態1の車両用冷暖房システムは請
求項1〜5を具体化している。
【0022】この車両用冷暖房システムでは、図1に示
すように、エンジン16のシリンダブロック等に放熱室
としてのウォータジャケットが形成されており、このウ
ォータジャケットは図示しないウォータポンプを介して
後述するビスカスヒータ一体冷媒圧縮機VCの入水ポー
トに連通され、ビスカスヒータ一体冷媒圧縮機VCのの
出水ポートにはパイプにより主循環流体路としての主水
路24が接続されている。主水路24は、パイプにより
副循環流体路としての副水路25を分岐した後、サーモ
スタット26に接続され、さらにラジエータ27に連通
され、エンジン16のウォータジャケットに還流されて
いる。ラジエータ27には冷却用ファン28が対面され
ている。また、副水路25は、ヒータコア29に連通さ
れ、エンジン16のウォータジャケットに還流されてい
る。ヒータコア29には車室冷暖房用ファン30が対面
されている。そして、ウォータジャケット、後述する前
部ウォータジャケットFW及び後部ウォータジャケット
RW、主水路24、ラジエータ27、副水路25並びに
ヒータコア29には循環水が入れられている。
【0023】また、ビスカスヒータ一体冷媒圧縮機VC
の吐出ポートにはパイプにより冷媒路31が接続されて
おり、冷媒路31はファン28に対面するコンデンサ3
2に連通され、膨脹弁33を経た後、ファン30に対面
するエバポレータ34に連通され、再びビスカスヒータ
一体冷媒圧縮機VCの吸入ポートに連通されている。ビ
スカスヒータ一体冷媒圧縮機VCでは、図2に示すよう
に、前部ハウジング本体1、前部プレート2、後部プレ
ート3、中部ハウジング4、シリンダブロック5及び後
部ハウジング6が各々積層された状態で複数本の通しボ
ルト7により締結されている。ここで、前部ハウジング
本体1と前部プレート2との間、前部プレート2と後部
プレート3との間及び後部プレート3と中部ハウジング
本体4との間にはガスケット8〜10が介在され、中部
ハウジング4とシリンダブロック5との間にはOリング
11が介在され、シリンダブロック5と後部ハウジング
6との間には吸入弁12、弁板13、吐出弁14及びリ
テーナ一体ガスケット15が介在されている。
【0024】前部プレート2の後端面に凹設された凹部
は後部プレート3の平坦な前端面とともに発熱室41を
形成している。また、前部プレート2は中央に前方軸方
向に延在するボス2aを有し、ボス2a内には前部軸封
装置42が設けられている。後部プレート3の中央には
前部プレート2のボス2aの内周面と同一径で貫通孔3
aが貫設され、貫通孔3aより上方の位置には第1回収
孔3bが後端面まで貫設されている。また、この後部プ
レート3の前端面には、貫通孔3aより下方の位置から
発熱室41の下側外域まで供給溝3cが延在されてお
り、供給溝3cの内よりの位置において第1供給孔3d
がやはり後端面まで貫設されている。
【0025】また、前部ハウジング本体1の内面と前部
プレート2の前端面とが発熱室41の前部に隣接する前
部放熱室としての前部ウォータジャケットFWを形成し
ている。他方、中部ハウジング4にはガスケット10と
当接する内リブ4a及び外リブ4bがリング状に突設さ
れており、後部プレート3の後端面と中部ハウジング4
における外リブ4bより外側の内面とが発熱室41の後
部に隣接する後部放熱室としての後部ウォータジャケッ
トRWを形成しているとともに、後部プレート3の後端
面と中部ハウジング4における内リブ4a及び外リブ4
bで囲まれた内面とが貯溜室ともなる制御室CRを形成
している。
【0026】中部ハウジング本体4の外周面には図示し
ない入水ポート及び出水ポートが隣接して形成され、入
水ポートと出水ポートとは後部ウォータジャケットRW
に連通されている。後部プレート3及び前部プレート2
には各通しボルト7間で等間隔に複数の水路43が貫設
され、前部ウォータジャケットFWと後部ウォータジャ
ケットRWとは水路43により連通されている。
【0027】中部ハウジング本体4の制御室CR内で
は、内リブ4aの底部外周に温度感応型アクチュエータ
としてのバイメタル渦巻ばね44の内端が係止され、バ
イメタル渦巻ばね44の外端には弁体45の軸部45a
が係止されている。このバイメタル渦巻ばね44は、設
定された暖房温度の過強・過弱に基づき、変位のための
所定温度が設定されている。弁体45は軸部45aと一
体にリング状の回転弁45bを有し、この回転弁45b
は第1回収孔3b及び第1供給孔3dの制御室CR側の
開口を閉塞する方向に押圧されている。この回転弁45
bには回転角度により第1回収孔3b又は第1供給孔3
dと連通可能な第2回収孔45c及び第2供給孔45d
が貫設されている。
【0028】中部ハウジング本体4の内リブ4a内には
後部軸封装置46及び後部軸受装置47が設けられてい
る。また、前部ハウジング本体1には前方軸方向に延在
するボス1aが突設され、このボス1a内には前部軸受
装置48が設けられている。そして、シリンダブロック
5には後端に段部をもつ軸孔5aが貫設されており、軸
孔5a内には有底略筒状の作動体49が段部との間に設
けた押圧ばね50により前方に付勢された状態で摺動可
能に設けられている。作動体49の前端には皿ばね51
を介してスラスト軸受装置52が設けられ、皿ばね51
の後方には軸受装置53が設けられている。
【0029】これら前部軸受装置48、前部軸封装置4
2、後部軸封装置46、後部軸受装置47及び軸受装置
53を介して回動可能に支承された駆動軸54は、前端
が前部ハウジング本体1のボス1a内に突出し、後端が
発熱室41内に位置する前部駆動軸54aと、前端が発
熱室41内に位置し、後端が作動体49内に位置する後
部駆動軸54bとからなる。前部駆動軸54aには、そ
の前端には図示しないボルト穴が形成され、その後端に
は外スプラインが形成されている。後部駆動軸54bに
は、その前端に外スプラインが形成されている。
【0030】前部駆動軸54aの外スプラインと後部駆
動軸54bの外スプラインとには内スプライン及び外ス
プラインをもつスリーブ55が嵌合されており、スリー
ブ55の外スプラインには発熱室41内で回動可能な平
板形状のロータ56が嵌合されている。発熱室41の壁
面とロータ56の外面との間隙には粘性流体としてのシ
リコンオイルが介在されている。
【0031】また、中部ハウジング4がシリンダブロッ
ク5により区画されるクランク室4c内では、後部駆動
軸54bの膨出部にラグプレート57が圧入されてお
り、ラグプレート57と中部ハウジング4の内前面との
間にはスラスト軸受装置58が介在されている。ラグプ
レート58の略後方に延在するアームにはガイド孔58
aが貫設されている。ラグプレート58の後方にはばね
59を介して揺動孔60aに後部駆動軸54bを貫通さ
せた状態で斜板60が設けられている。斜板60の前方
に突出したガイドピン60bの先端には略球状のガイド
60cが設けられており、ガイド60cはガイド孔58
a内に摺動可能になされている。斜板60のリング状の
摺動面にはシュー61を介して複数のピストン62が設
けられており、各ピストン62はシリンダブロック5に
貫設されたボア5b内を各々摺動可能になされている。
斜板60の最小傾角は、駆動軸54の回転にもかかわら
ず、ピストン62がほとんど往復動しない程度に設定さ
れている。
【0032】後部ハウジング6には中央部後端から吸入
弁12、弁板13、吐出弁14及びリテーナ一体ガスケ
ット15を貫通して軸孔5aに連通する吸入ポート6a
が貫設されている。吸入ポート6aの回りには、軸孔5
aと連通するとともに、吸入弁12のリード部を介して
ボア5b内に連通する吸入室6bが形成されている。ま
た、吸入室6bの回りには、吐出弁14のリード部を介
してボア5b内に連通する吐出室6cが形成され、吐出
室6cは図示しない吐出ポートに連通されている。そし
て、後部ハウジング6には吸入ポート6a、吐出室6c
及びクランク室4cと冷媒通路等により連通する容量制
御弁63が装備されている。
【0033】こうして、このビスカスヒータ一体冷媒圧
縮機VCでは、中部ハウジング4を共通化(兼用)する
ことにより、前方に構成される能力可変型ビスカスヒー
タVHと後方に構成される容量可変型冷媒圧縮機CPと
を一体化している。そして、このビスカスヒータ一体冷
媒圧縮機VCは、前部駆動軸54aのボルト穴にボルト
64を螺合させるとともに前部ハウジング本体1のボス
1aとの間に軸受装置65を設けることにより、電磁ク
ラッチに比して安価なプーリ66が固定される。そし
て、ビスカスヒータ一体冷媒圧縮機VCは、図示しない
ブラケットにより、図3に示すように、エンジン16回
りに固定される。ここで、プーリ66は、クランクシャ
フトプーリ17により、パワーステアリングプーリ1
9、ウォータポンププーリ20、オルタネータプーリ2
1及びアイドルプーリ14とともにベルト22で回転さ
れるようになっている。こうして、この車両用冷暖房シ
ステムでは、狭いエンジンルーム内においてエンジン1
6回りの体格をさほど大きくしない。
【0034】この車両用冷暖房システムでは、駆動軸5
4がプーリ66によりベルト22を介してエンジン駆動
されれば、エンジン16が駆動されている間は駆動軸5
4が常時駆動される。このため、容量可変型冷媒圧縮機
CPでは、ピストン62が斜板60の傾角に応じてボア
5b内で往復動し、これにより冷媒を吸入ポート6aか
ら吸入室6bに吸入し、圧縮して吐出室6cに吐出可能
になる。また、能力可変型ビスカスヒータVHでは、ロ
ータ56が発熱室41内で回動し、シリコンオイルのせ
ん断により前部及び後部ウォータジャケットFW、RW
内の循環水を加熱可能になる。
【0035】この間、冷媒圧縮機CPでは、例えば夏期
において、容量制御弁63によるクランク室4c内の低
圧化により斜板60の傾角が拡大され、吐出容量が確保
される。このため、エバポレータ34により車室の冷房
が行われる。また、例えば冬期において、容量制御弁6
3によるクランク室4c内の高圧化により斜板60の傾
角が縮小され、吐出容量が最小になる。このため、クラ
ンク室4c内に冷媒中の潤滑油を潤滑させた状態で実質
的に冷媒圧縮機CPが無能化される。
【0036】他方、ビスカスヒータVHでは、例えば冬
期において、バイメタル渦巻ばね44が回転弁45bを
正転し、第2供給孔45d、第1供給孔3d及び供給溝
3cを経て制御室CR内のシリコンオイルを発熱室41
内に供給する。このため、発熱量が確保され、早期暖房
化のうれしさが発揮される。また、例えば夏期におい
て、バイメタル渦巻ばね44が回転弁45bを反転し、
第2回収孔45c及び第1回収孔3bを経て発熱室41
内のシリコンオイルをワイセンベルグ効果により制御室
CR内に回収する。ここで、ワイセンベルグ効果(We
issenberg Effect)とは、シリコンオ
イル等の粘性流体が遠心力に逆らって軸芯回りに集合す
る現象をいう。このワイセンベルグ効果は法線応力効果
により生じると考えられる。このため、発熱量が最小に
なり、実質的にビスカスヒータVHが無能化される。
そして、冷媒圧縮機CPとビスカスヒータVHとが中部
ハウジング4を共通化して一体化されているため、外気
温が低い冬期等において、ビスカスヒータVHにより生
じる熱が中部ハウジング4を伝達して冷媒圧縮機CPを
温め、冷媒圧縮機CPのクランク室4c内等を循環する
潤滑油の粘度を低める。このため、エンジン16には小
さな引きずりトルクしか付加せず、車両の燃費の向上に
繋がる。 他方、外気温が高い夏期等においては、エバ
ポレータ34から冷媒圧縮機CPの吸入室6bに循環さ
れる冷媒が低温であるため、外気によって加熱されたビ
スカスヒータVHの熱が中部ハウジング4を伝達して冷
媒圧縮機CPに逃げる。このため、シリコンオイルが冷
却され、シリコンオイルの劣化が防止される。
【0037】また、この車両用冷暖房システムでは、中
部ハウジング4に相当する部品、冷媒圧縮機CPとビス
カスヒータVHとを個別にエンジン16回りに固定する
ためのブラケット、これらを個別に駆動するプーリ(電
磁クラッチ)の点数が減少され、安価に製造可能であ
る。さらに、この車両用冷暖房システムでは、循環水が
冷たいことによりサーモスタット26が主水路24を閉
じておれば、少ない流量の循環水をビスカスヒータVH
で加熱できる。したがって、この車両用冷暖房システム
では、エンジン始動時に早期に車室等の暖房が可能にな
る。
【0038】他方、エンジン16が自己の発熱により十
分に温められるようになれば、サーモスタット26が主
水路24を開き、エンジン16のウォータジャケットに
よるより効果的な暖房を行ない得るようにできるととも
に、ラジエータ27で循環水を冷却してエンジン16が
必要以上に熱くならないように冷却を行なう。したがっ
て、この車両用冷暖房システムでは、エンジンルーム内
においてさほどの搭載スペースを要することなく、かつ
安価に製造可能であるとともに、外気温が低い場合の車
両の燃費悪化と、外気温が高い場合のシリコンオイルの
劣化とを防止しつつ、好適な冷暖房が可能である。
【0039】(実施形態2)実施形態2の車両用冷暖房
システムは請求項1〜6を具体化している。この車両用
冷暖房システムでは、図4に示すように、主水路24が
ビスカスヒータ一体冷媒圧縮機VCの入水ポート、後部
ウォータジャケットRW、水路43、前部ウォータジャ
ケットFW及び出水ポートを経ないバイパス路としての
バイパス水路67により連通され、バイパス水路67に
は開閉弁68が設けられている。他の構成は実施形態1
と同一である。
【0040】この車両用冷暖房システムでは、エンジン
16の発熱により循環水が熱くなれば、開閉弁68が開
かれるため、熱い循環水がバイパス水路67により入水
ポート、後部ウォータジャケットRW、水路43、前部
ウォータジャケットFW及び出水ポートを経ないで主水
路24及び副水路25を循環するため、循環水の流路抵
抗が小さい。したがって、この車両用冷暖房システムで
は、ウォータポンプの動力低減を実現できる。他の作用
及び効果は実施形態1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の車両用冷暖房システムの全体構成
図である。
【図2】実施形態1の車両用冷暖房システムに係り、ビ
スカスヒータ一体冷媒圧縮機の縦断面図である。
【図3】実施形態1、2に係り、エンジン回りを示す正
面図である。
【図4】実施形態2の車両用冷暖房システムの全体構成
図である。
【符号の説明】
CP…容量可変型冷媒圧縮機 6b…吸入室 6c…吐出室 31…冷媒路 32…コンデンサ 33…膨脹弁 34…エバポレータ VH…能力可変型ビスカスヒータ FW、RW…放熱室(FW…前部ウォータジャケット、
RW…後部ウォータジャケット) 24、25…循環流体路(24…主水路、25…副水
路) 29…ヒータコア 4…中部ハウジング 54…駆動軸(54a…前部駆動軸、54b…後部駆動
軸) 66…プーリ 16…エンジン 26…サーモスタット 67…バイパス路(バイパス水路)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸入室及び吐出室をもち、冷媒を圧縮して
    吐出する冷媒圧縮機と、冷媒路により該吸入室及び該吐
    出室と連通して該冷媒を循環させるコンデンサ、膨脹弁
    及びエバポレータと、粘性流体のせん断により放熱室内
    の循環流体を加熱するビスカスヒータと、循環流体路に
    より該放熱室と連通して該循環流体を循環させるヒータ
    コアとを有する車両用冷暖房システムであって、 前記冷媒圧縮機は容量可変型のものであり、前記ビスカ
    スヒータは能力可変型のものであり、該冷媒圧縮機と該
    ビスカスヒータとはハウジングを共通化して一体化され
    ていることを特徴とする車両用冷暖房システム。
  2. 【請求項2】冷媒圧縮機とビスカスヒータとは駆動軸を
    共通化していることを特徴とする請求項1記載の車両用
    冷暖房システム。
  3. 【請求項3】駆動軸はプーリにより直接エンジン駆動さ
    れていることを特徴とする請求項2記載の車両用冷暖房
    システム。
  4. 【請求項4】循環流体路はサーモスタットにより開閉可
    能にラジエータ及びエンジンの放熱室と連通されている
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の車両用冷暖
    房システム。
  5. 【請求項5】ヒータコアはサーモスタットより上流側の
    循環流体路に連通されていることを特徴とする請求項4
    記載の車両用冷暖房システム。
  6. 【請求項6】循環流体路はビスカスヒータの放熱室を経
    ないバイパス路をもち、循環流体は該バイパス路をも循
    環すべく構成されていることを特徴とする請求項4又は
    5記載の車両用冷暖房システム。
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