JPH09313868A - 超音波アスピレータ - Google Patents
超音波アスピレータInfo
- Publication number
- JPH09313868A JPH09313868A JP8160537A JP16053796A JPH09313868A JP H09313868 A JPH09313868 A JP H09313868A JP 8160537 A JP8160537 A JP 8160537A JP 16053796 A JP16053796 A JP 16053796A JP H09313868 A JPH09313868 A JP H09313868A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- water tank
- ultrasonic
- aspirator
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Physical Water Treatments (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空気中に浮遊する有害ガスや有機
溶媒等を水槽内の液体で回収するようにした超音波アス
ピレータを提供するものである。 【構成】 水槽１内に回収液体２を入れて水槽１を蓋３
で密閉し、この蓋３にガス排出弁４を装着し、又、水槽
１の液体２の中に装着した表面に微小孔を設けた噴出装
置５に導管６を接続し、又、蓋３を通して空気中に一端
が解放する導管７を接続し、この導管７に真空ポンプ８
を接続し、この真空ポンプ８で、導管７の解放部から空
気を取り入れ、この取り入れた空気を噴出装置５から水
槽１の液体２の中に噴出するアスピレータにおいて、水
槽１の底部に装着した超音波振動子１０に発振器１１か
ら発振出力を供給して超音波を発生する。本実施例で
は、発生した気泡９に超音波振動をぶつけると、気泡９
がさらに細かく分裂されるために、分裂した時に、気泡
９の中の有害ガス又は有機溶媒がより多く液体２と接触
するので、より多くの気体が液体２で回収される。
溶媒等を水槽内の液体で回収するようにした超音波アス
ピレータを提供するものである。 【構成】 水槽１内に回収液体２を入れて水槽１を蓋３
で密閉し、この蓋３にガス排出弁４を装着し、又、水槽
１の液体２の中に装着した表面に微小孔を設けた噴出装
置５に導管６を接続し、又、蓋３を通して空気中に一端
が解放する導管７を接続し、この導管７に真空ポンプ８
を接続し、この真空ポンプ８で、導管７の解放部から空
気を取り入れ、この取り入れた空気を噴出装置５から水
槽１の液体２の中に噴出するアスピレータにおいて、水
槽１の底部に装着した超音波振動子１０に発振器１１か
ら発振出力を供給して超音波を発生する。本実施例で
は、発生した気泡９に超音波振動をぶつけると、気泡９
がさらに細かく分裂されるために、分裂した時に、気泡
９の中の有害ガス又は有機溶媒がより多く液体２と接触
するので、より多くの気体が液体２で回収される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気中に浮遊する有害
ガスや有機溶媒等を水槽内の液体で回収するようにした
超音波アスピレータに関するものである。
ガスや有機溶媒等を水槽内の液体で回収するようにした
超音波アスピレータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、空気中に浮遊する有害ガスや有機
溶媒等を回収するシステムとして、図２に示すように、
水槽１内に回収液体２を入れて水槽１を蓋３で密閉し、
この蓋３にガス排出弁４を装着し、又、水槽１の液体２
の中に装着した表面に微小孔を設けた噴出装置５に導管
６を接続し、又、蓋３を通して空気中に一端が解放する
導管７を接続し、この導管７に真空ポンプ８を接続し、
この真空ポンプ８で、導管７の解放部から空気を取り入
れ、この取り入れた空気を噴出装置５から水槽１の液体
２の中に噴出するようにしたアスピレータが知られてい
る。
溶媒等を回収するシステムとして、図２に示すように、
水槽１内に回収液体２を入れて水槽１を蓋３で密閉し、
この蓋３にガス排出弁４を装着し、又、水槽１の液体２
の中に装着した表面に微小孔を設けた噴出装置５に導管
６を接続し、又、蓋３を通して空気中に一端が解放する
導管７を接続し、この導管７に真空ポンプ８を接続し、
この真空ポンプ８で、導管７の解放部から空気を取り入
れ、この取り入れた空気を噴出装置５から水槽１の液体
２の中に噴出するようにしたアスピレータが知られてい
る。
【０００３】このように構成したアスピレータでは、一
定の大きさの多数の気泡９が噴出装置５の微小孔から発
生して、これらの気泡９が液体２の中で撹拌及び循環さ
れることによって、気泡９に含まれた有害ガス又は有機
溶媒を含む気体が液体に取り込まれて回収されるされる
ものである。
定の大きさの多数の気泡９が噴出装置５の微小孔から発
生して、これらの気泡９が液体２の中で撹拌及び循環さ
れることによって、気泡９に含まれた有害ガス又は有機
溶媒を含む気体が液体に取り込まれて回収されるされる
ものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、気泡９
に含まれた有害ガス又は有機溶媒の液体２への回収は気
泡９と液体２の接触面積で決まるので、噴出装置５に設
けた微小孔を小さくして、気泡９を小さくすればよい
が、噴出装置の微小孔をあまり小さくすると、回収時間
が長くなり、又、回収時間を短くするために、微小孔の
径を大きくすると、回収効率が悪くなるという欠点があ
った。
に含まれた有害ガス又は有機溶媒の液体２への回収は気
泡９と液体２の接触面積で決まるので、噴出装置５に設
けた微小孔を小さくして、気泡９を小さくすればよい
が、噴出装置の微小孔をあまり小さくすると、回収時間
が長くなり、又、回収時間を短くするために、微小孔の
径を大きくすると、回収効率が悪くなるという欠点があ
った。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、真空ポンプに
よって吸入した有害ガス又は有機溶媒を含む気体を水槽
の下部に設けた噴出装置で水槽内の液体中に噴出し、強
制的に前記液体を撹拌及び循環して有害ガス又は有機溶
媒を含む気体を前記液体中に回収するようにしたアスピ
レータにおいて、前記水槽に装着した超音波振動子に発
振器からの出力で励振させて超音波を発生し、該超音波
によって噴出装置から発生した泡を破壊して、泡の中の
前記ガス又は気体を前記液体中に回収され易くしたもの
である。
よって吸入した有害ガス又は有機溶媒を含む気体を水槽
の下部に設けた噴出装置で水槽内の液体中に噴出し、強
制的に前記液体を撹拌及び循環して有害ガス又は有機溶
媒を含む気体を前記液体中に回収するようにしたアスピ
レータにおいて、前記水槽に装着した超音波振動子に発
振器からの出力で励振させて超音波を発生し、該超音波
によって噴出装置から発生した泡を破壊して、泡の中の
前記ガス又は気体を前記液体中に回収され易くしたもの
である。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明では、噴出装置の微小孔か
ら発生する気泡を破壊して、気泡を液体中で細かくする
ことにより、気泡中の有害ガス又は有機溶媒を含む気体
を液体中にとりこまれ易くしたものである。
ら発生する気泡を破壊して、気泡を液体中で細かくする
ことにより、気泡中の有害ガス又は有機溶媒を含む気体
を液体中にとりこまれ易くしたものである。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の１実施例の超音波アスピレ
ータの構成図で、１は水槽、２は液体、３は蓋、４はガ
ス排出弁、５は噴出装置、６、７は導管、８は真空ポン
プで、これらの構成は上記従来例と同じであるので説明
は省略するが、本実施例では、水槽１の底部に超音波振
動子１０を装着し、この超音波振動子１０に発振器１１
から発振出力を供給することにより、超音波振動子から
超音波が発生するように構成されている。
ータの構成図で、１は水槽、２は液体、３は蓋、４はガ
ス排出弁、５は噴出装置、６、７は導管、８は真空ポン
プで、これらの構成は上記従来例と同じであるので説明
は省略するが、本実施例では、水槽１の底部に超音波振
動子１０を装着し、この超音波振動子１０に発振器１１
から発振出力を供給することにより、超音波振動子から
超音波が発生するように構成されている。
【０００８】そして、噴出装置５から発生した気泡９に
この超音波振動をぶつけると、気泡９がさらに細かく分
裂されるために、この分裂した時に、気泡９の中の有害
ガス又は有機溶媒がより多く液体２と接触するので、よ
り多くの気体が液体２で回収される。
この超音波振動をぶつけると、気泡９がさらに細かく分
裂されるために、この分裂した時に、気泡９の中の有害
ガス又は有機溶媒がより多く液体２と接触するので、よ
り多くの気体が液体２で回収される。
【０００９】このように、本発明の超音波アスピレータ
では、導管７から真空ポンプ８によって吸入した空気を
噴出装置５から水槽１の液体２の中に入れて気泡９を発
生させ、この気泡９に向けて超音波振動子１０から超音
波を発生すると、気泡９は超音波によって分裂され、さ
らに微小な気泡９になるが、この分裂するときに気泡９
の中の有害ガス又は有機溶媒が液体２の中に取り込まれ
るので、回収効率は従来のアスピレータより２０％も上
げることができた。
では、導管７から真空ポンプ８によって吸入した空気を
噴出装置５から水槽１の液体２の中に入れて気泡９を発
生させ、この気泡９に向けて超音波振動子１０から超音
波を発生すると、気泡９は超音波によって分裂され、さ
らに微小な気泡９になるが、この分裂するときに気泡９
の中の有害ガス又は有機溶媒が液体２の中に取り込まれ
るので、回収効率は従来のアスピレータより２０％も上
げることができた。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波ア
スピレータでは、噴出装置から発生している気泡に超音
波を照射することにより、発生している気泡をさらに細
かく分裂させることによって、この気泡の分裂時に、気
泡に含まれた有害ガス又は有機溶媒が液体２の中に取り
込まれるので、有害ガス又は有機溶媒が非常に多く液体
に取り込まれるという利点がある。
スピレータでは、噴出装置から発生している気泡に超音
波を照射することにより、発生している気泡をさらに細
かく分裂させることによって、この気泡の分裂時に、気
泡に含まれた有害ガス又は有機溶媒が液体２の中に取り
込まれるので、有害ガス又は有機溶媒が非常に多く液体
に取り込まれるという利点がある。
【図１】本発明の１実施例の超音波アスピレータの構成
図である。
図である。
【図２】従来の超音波アスピレータの構成図である。
１ 水槽 ２ 液体 ３ 蓋 ４ ガス排出弁 ５ 噴出装置 ６、７ 導管 ８ 真空ポンプ ９ 気泡 １０ 超音波振動子 １１ 発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 1/36
Claims (1)
- 【請求項１】 真空ポンプによって吸入した有害ガス又
は有機溶媒を含む気体を水槽の下部に設けた噴出装置で
水槽内の液体中に噴出し、強制的に前記液体を撹拌及び
循環して有害ガス又は有機溶媒を含む気体を前記液体中
に回収するようにしたアスピレータにおいて、前記水槽
に装着した超音波振動子に発振器からの出力で励振させ
て超音波を発生し、該超音波によって噴出装置から発生
した泡を破壊して、泡の中の前記ガス又は気体を前記液
体中に回収され易くしたことを特徴とする超音波アスピ
レータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8160537A JPH09313868A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 超音波アスピレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8160537A JPH09313868A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 超音波アスピレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09313868A true JPH09313868A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15717130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8160537A Pending JPH09313868A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 超音波アスピレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09313868A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006289183A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Nano Bubble Kk | ナノバブル生成方法とその装置 |
| CN104888561A (zh) * | 2015-05-07 | 2015-09-09 | 广东工业大学 | 一种超声水震空气过滤装置 |
| JP2021137765A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 国立大学法人長岡技術科学大学 | 気泡発生装置および浮遊選鉱装置 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP8160537A patent/JPH09313868A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006289183A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Nano Bubble Kk | ナノバブル生成方法とその装置 |
| CN104888561A (zh) * | 2015-05-07 | 2015-09-09 | 广东工业大学 | 一种超声水震空气过滤装置 |
| JP2021137765A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 国立大学法人長岡技術科学大学 | 気泡発生装置および浮遊選鉱装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041116 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060725 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061128 |