JPH09313739A - 走行遊戯具 - Google Patents

走行遊戯具

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JPH09313739A
JPH09313739A JP17536596A JP17536596A JPH09313739A JP H09313739 A JPH09313739 A JP H09313739A JP 17536596 A JP17536596 A JP 17536596A JP 17536596 A JP17536596 A JP 17536596A JP H09313739 A JPH09313739 A JP H09313739A
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JP
Japan
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main body
spring
rollers
play equipment
leg parts
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Application number
JP17536596A
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English (en)
Inventor
Kazuo Saito
一夫 斉藤
Hiroya Matsui
博八 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体部を木馬状に形成し、本体部上部
に乗った遊戯者が上下に体重移動させるだけで、スムー
ズに、且つ敏速に前進移動することができ、更に、体重
の異なる子供から大人までも使用することを可能とした
走行遊戯具を提供すること。 【解決手段】 遊戯者を乗せる本体部と、該本体部の
下部の前後に配置された脚部と、進行方向を自在に変更
できるハンドル部とからなり、遊戯者が上下に体重を移
動させることにより前進移動する遊戯具に於て、前記脚
部の端部に回転自在のローラを設置し、該ローラに、一
方向の回転のみを係止するL字状のストッパを設置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊戯者が上下に体
重を移動させることにより前進移動する遊戯具に関し、
特に詳細には、本体部分を木馬状に形成し、本体部上部
に乗った遊戯者が体重を上下に移動させるだけで、スム
ーズに、且つ敏速に前進移動することができ、更に、体
重の異なる子供から大人までも使用することができる走
行遊戯具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、代表的な遊戯具の一つとして
木馬がある。その木馬は、スプリングを利用して体重移
動させるものや、湾曲状の板を設置して、ロッキングチ
ェアーのように揺らしながら遊ぶのもが一般化されてい
る。
【0003】また、木馬の本体内部に電動式の駆動部を
設置して、遊戯者が木馬本体に乗った状態で、自動的に
前進移動するものが開発されている。
【0004】また更に、木馬の脚部に前進移動機構を設
置し、遊戯者が木馬本体に乗り、体重を上下に移動させ
ることで前方に進んでいく歩行用木馬も開発されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、木馬にスプリ
ングや湾曲状の板を設置して体重移動させるものは、一
般に幼児向けに開発された遊戯具であり、木馬本体を前
進移動させることはできない。
【0006】また、木馬の本体内部に、電動式の駆動部
を設置して前進移動するものは、製造コストが高くなっ
てしまう。また、作動時に騒音を発してしまうという問
題も生じた。
【0007】また、体重を上下動させることで前方に進
んでいく歩行用木馬においては、バランスをとるのが非
常に難しかった。また、スムーズに、且つ敏速に前進移
動することも困難であった。また更に、前記歩行用木馬
は子供向けに作製されているために、体重の重い大人が
使用することはできなかった。
【0008】本発明は上記の点に鑑み、本体部分を木馬
状に形成し、本体部上部に乗った遊戯者が上下に体重移
動させるだけで、スムーズに、且つ敏速に前進移動する
ことができ、更に、体重の異なる子供から大人までも使
用することを可能とした走行遊戯具を提供することを目
的とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
み、遊戯者を乗せる本体部と、該本体部の下部の前後に
配置された脚部と、進行方向を自在に変更できるハンド
ル部とからなり、遊戯者が上下に体重を移動させること
により前進移動する遊戯具に於て、前記脚部の端部に回
転自在のローラを設置し、該ローラに、一方向の回転の
みを係止するL字状のストッパを設置した。
【0010】また、前記脚部に、作動時と付勢力の異な
るスプリング部を設置した。
【0011】また更に、前記本体部の内部に、外部から
の音響を感知して動物の鳴き声を発する音響装置を設置
した。
【0012】上記構成により、本体部上部に乗った遊戯
者が、体重を上下動させることにより、ローラ部が一定
方向に回転し、前方に移動することができる。また、複
数のスプリングを使用しているために、スムーズに、且
つ敏速に前進移動することができる。更に、鞭で本体部
分を打つことにより、木馬から馬の鳴き声を発声させる
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図1乃至
図8に基づいて説明する。なお、図1は本発明の走行遊
戯具の側面図、図2乃至図4は脚部の作用動作、図5及
び図7はスプリング部の作用動作、図8は使用状態をそ
れぞれ表す。
【0014】本発明の走行遊戯具は、木馬形状をした本
体部1と、該本体部1の上部に設置されたハンドル部1
0と、本体部1の下部の前後に配置された可動自在の脚
部20と、該脚部20に横架されたスプリング部40と
で構成されている。
【0015】前記本体部1は木馬形状をしており、木
製、合成樹脂、または金属等の素材で形成されている。
また、前記本体部1の首部分2と胴部分3とは、接続部
4の部分で回動自在に接続されている。なお、前記本体
部1は木馬形状に限るものではなく、子供に喜ばれるデ
ザイン、例えば犬やライオン、ウサギ等で形成しても構
わない。
【0016】前記本体部1の頭部分5には、本体部1の
進行方向を自在に変更できるハンドル部10が左右に突
設されている。該ハンドル部10は、本体部1の内部の
軸体11に固定されている。また、該軸体11は、接続
部12と基板6を介して前脚部21に接続されている。
【0017】前記ハンドル部10を操作すると、首部分
2と前脚部21とが一体に移動するので、本体部1の進
行方向を自在に変更することができる。
【0018】前記脚部20は、前記本体部1の下部前後
に配置されており、一対の前脚部21と後脚部30との
一端部が、係止板25間に設けられた枢軸26により、
前後方向に回動自在に設置されている。
【0019】前脚部21の他端部は、係止板27を介し
て弾性部材からなるローラ22が回転自在に設置されて
いる。前記ローラ22の上部には、該ローラ22の一方
向の回転(図中b)のみを係止するL字状のストッパ2
3が設置されている。該ストッパ23は、枢軸24によ
り係止板27間に遊着されている。
【0020】前記後脚部30の他端部は、係止板31を
介して弾性部材からなるローラ32が回転自在に設置さ
れている。前記ローラ32の上部には、該ローラ32の
一方向の回転(図中b)のみを係止するL字状のストッ
パ33が設置されている。該ストッパ33は、枢軸34
により係止板31間に遊着されている。
【0021】前記スプリング部40は、前脚部21と後
脚部30との間に設置される第一スプリング部41及
び、第二スプリング部46にて構成されている。
【0022】第一スプリング部41は、前脚部21に設
置される複数の前方スプリング42と、後脚部30に設
置される複数の後方スプリング43とで構成されてい
る。前記前方スプリング42は、前脚部21を保持して
いるL字状の保持板44と、固定板50間に設置されて
いる横架板51との間に装着されている。また、後方ス
プリング43は、後脚部30を保持しているL字状の保
持板45と、横架板51との間に装着されている。な
お、前記第一スプリング部41は、やや付勢力の弱い小
径状をしている。
【0023】第二スプリング部46は、前脚部21に設
置される前方スプリング47と、後脚部30に設置され
る後方スプリング48とで構成されている。前記前方ス
プリング47は、保持板44と、固定板50の下部に固
定されている足載部52間に設置されている。また、後
方スプリング48は、保持板45と足載部52との間に
設置されている。なお、前方スプリング47と後方スプ
リング48とは、付勢力が強い大径状をしており、短い
スプリングを弛んだ状態につなぎ合わせて形成してい
る。
【0024】前記本体部1の内部には、例えば鞭で本体
部1を打つことにより、外部からの音響を感知してスイ
ッチが入力され、動物の鳴き声を発する音響装置53が
内設されている。
【0025】次に、本発明の走行遊戯具の使用方法及び
作用動作を説明する。
【0026】本体部1の胴部分3に乗ってハンドル部1
0を握り、足を足載部52に載せて、体重を上下に移動
させて本体部1を前進移動させる。以下、前進移動の詳
細を図2乃至図4に基づいて説明する。
【0027】図2に於ては、本体部1に重力が加ってい
ない通常の状態を示す。この場合、前脚部21と後脚部
30とは、本体部1の重さとスプリングの付勢力により
一定の角度を有して保持されている。
【0028】図3に於ては、本体部1に重力(体重)が
加った状態を示す。本体部1に重力が加ると、前脚部2
1のローラ22はa方向に回転して前方へ移行する。ま
たこの時、後脚部30のローラ32はb方向に回転しよ
うとするが、L字状のストッパ33により、その回転を
抑止され静止した状態となる。
【0029】図4に於ては、スプリングの付勢力によ
り、本体部1が上昇した状態を示す。本体部1が上昇す
ると、後脚部30のローラ32は、ストッパ33による
b方向の回転が解除され、a方向に回転して前方へ移行
する。またこの時、前脚部21のローラ22はb方向に
回転しようとするが、L字状のストッパ23により、そ
の回転を抑止され静止した状態となる。そのため、本体
部1が前方に移行する。
【0030】上記動作を繰り返すことにより、走行遊戯
具を前進移動することができる。
【0031】次に、前進移動中に於けるスプリング部4
0の作用を図6及び図7に基づいて説明する。
【0032】図6に於ては、本体部1に重力が加わった
時の第一段階を表す。本体部1に重力が加ると、脚部2
0(図中後脚部30)が開脚された状態となり、第一ス
プリング部41の後方スプリング43が伸び始める。こ
の時、第二スプリング部46の後方スプリング48は、
弛んだ状態から緊張した状態になる(作動時第一段
階)。なお、体重の軽い幼児が使用する場合では、付勢
力が弱い小径状の第一スプリング部41のみで充分に前
進移動が可能となる。
【0033】図7に於ては、本体部1に強い重力が加っ
た第二段階を表す。本体部1にさらに強い重力が加わる
と、後脚部30がより広く開脚される。すると、第一ス
プリング部41の後方スプリング43はさらに伸び続け
る。また、付勢力が強い大径状の後方スプリング48も
同時に伸び始めるので、付勢力が一層強化される(作動
時第二段階)。そのため、体重の重い大人が使用しても
充分に前進移動が可能となる。
【0034】また、第一スプリング部41と第二スプリ
ング部46を設けたことにより、スプリング部40が多
段階に、しかも幅広く伸縮することができる。そのた
め、ムーズに、且つ敏速に前進移動することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の走行
遊戯具は上述の構成とすることで、以下に示す効果を奏
するものである。
【0036】(1)一方向の回転のみを係止するストッ
パを設置したので、確実に、且つ容易に前進移動させる
ことができる。 (2)複数のスプリング部を設けたので、スムーズに、
その上敏速に前進移動することができる。 (3)作動時と付勢力の異なるスプリング部を設けたの
で、体重が異なる大人から子供まで使用することができ
る。 (4)本体部の内部に、馬の鳴き声を発声させることが
できる音響装置を内設したので、娯楽効果を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走行遊戯具の全体図を表す。
【図2】本発明の走行遊戯具の作用動作を表す。
【図3】本発明の走行遊戯具の作用動作を表す。
【図4】本発明の走行遊戯具の作用動作を表す。
【図5】本発明の走行遊戯具のスプリング部を表す。
【図6】スプリング部の作用動作を表す。
【図7】スプリング部の作用動作を表す。
【図8】本発明の走行遊戯具の使用状態を表す。
【符号の説明】
1 本体部 2 首部分 3 胴部分 4 接続部 5 頭部分 6 基板 10 ハンドル部 20 脚部 21 前脚部 23 ストッパ 30 後脚部 33 ストッパ 40 スプリング部 50 固定板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯者を乗せる本体部と、該本体部下部
    の前後に配置された脚部と、進行方向を自在に変更でき
    るハンドル部とからなり、遊戯者が上下に体重を移動さ
    せることにより前進移動することができる遊戯具に於
    て、前記脚部の端部に回転自在のローラを設置し、該ロ
    ーラに、一方向の回転のみを係止するL字状のストッパ
    を設置したことを特徴とする走行遊戯具。
  2. 【請求項2】 前記脚部に、作動時と付勢力の異なるス
    プリング部を設置した請求項1記載の走行遊戯具。
  3. 【請求項3】 前記本体部の内部に、外部からの音響を
    感知して動物の鳴き声を発する音響装置を設置した請求
    項1または請求項2記載の走行遊戯具。
JP17536596A 1996-05-31 1996-05-31 走行遊戯具 Pending JPH09313739A (ja)

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JP17536596A JPH09313739A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 走行遊戯具

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