JPH09313059A - 植物種子の貯蔵脂質含量を増加させる方法 - Google Patents

植物種子の貯蔵脂質含量を増加させる方法

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JPH09313059A
JPH09313059A JP9018966A JP1896697A JPH09313059A JP H09313059 A JPH09313059 A JP H09313059A JP 9018966 A JP9018966 A JP 9018966A JP 1896697 A JP1896697 A JP 1896697A JP H09313059 A JPH09313059 A JP H09313059A
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plant
pyruvate kinase
sequence
dna
seed
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JP9018966A
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Makoto Murase
誠 村瀬
Junko Murase
淳子 村瀬
Mari Iwabuchi
万里 岩渕
Takahiko Hayakawa
孝彦 早川
Jun Imamura
順 今村
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Mitsubishi Corp
Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Corp
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種子貯蔵脂質含量を増加させた作物を得る。 【解決手段】 植物種子の細胞質型ピルビン酸キナーゼ
の活性値を、該植物種子固有のピルビン酸キナーゼの活
性値よりも実質的に低下させ、好ましくは、さらにホス
ホエノールピルビン酸カルボキシラーゼの活性値を、該
植物種子固有のホスホエノールピルビン酸カルボキシラ
ーゼの活性値よりも実質的に低下させることにより、該
植物の種子貯蔵脂質含量を増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物の種子貯蔵脂
質含量を増加させる方法並びに該方法により得られる植
物及びその種子に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ブラ
シカ植物の種子は約40重量%の脂質を含有しており、
現在世界の多くの場所で油料植物として栽培されてい
る。ナタネ種子においては、有害物質であるエルカ酸や
グルコシノレートの含量減少のために交雑育種法による
変種が作られている。現在のところ、交配育種で種子重
量の約40%の脂質含量を達成されてはいるが、健康志
向に伴い動物油よりも植物油の消費量が増加している
為、ナタネの育種目標の第一に高脂質含量が位置付けら
れるようになり、更に含量を増加させることが望まれて
いる。
【0003】しかしながら、高脂質含量の遺伝子源とし
て交配に用いる品種が無いことや、従来の交配育種は方
向性のない雑多な変異の中から目的の形質を持つものを
選び出し純系を作り挙げるという実に多大な労力と時間
を要するプロセスであることが問題となり、交配育種で
の脂質含量の増加は頭打ちであるのが現状である。
【0004】これに対し、遺伝子操作を用いた組換え植
物の作出は、目的の形質を司る遺伝子のみを対象にして
人工的に改変し導入するので極めて方向性の高い育種法
を提供することが出来る。例えば、アンチセンスDN
A、すなわちアンチセンスRNAをコードするDNA配
列(アンチセンスオリゴヌクレオチド)を導入して植物
中の脂質組成を改変した例として、ステアリン酸不飽和
化酵素のアンチセンス遺伝子をナタネに導入することに
よって、オレイン酸含量が減少し、ステアリン酸含量が
増加する事が知られている。(Proc.Nation
al Acad.Sci. USA,89,2624,
1992)
【0005】種子貯蔵物質はそれを蓄積する植物によっ
て量比は異なっているが主に脂質、タンパク質、炭水化
物がある。これらの物質は種子登熟期のほぼ同様の時
期、細胞伸長の時期に生成し蓄積され、その生合成経路
は密接に絡み合っていることが知られている。つまり光
合成によって生成した同化産物を出発原料としてそれぞ
れの生合成が進み、最終産物として脂質、タンパク質及
び炭水化物が合成され、蓄積される。ピルビン酸もこれ
らの種子貯蔵物質の生合成の中間産物の一つで、脂質、
タンパク質及び炭水化物を合成する基質となり得る。ナ
タネ種子では、主に脂質とタンパク質が貯蔵物質として
蓄積し、炭水化物はほとんど蓄積しない。そこで、種子
貯蔵タンパク質生合成経路のいずれかの反応を阻害すれ
ば、脂質合成も影響を受ける可能性がある。そのひとつ
の方法としてピルビン酸を合成するピルビン酸キナーゼ
と、その基質となるホスホエノールピルビン酸を同様に
基質とするホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ
のアンチセンス遺伝子よる種子貯蔵タンパク質生合成の
阻害が考えられる。
【0006】しかしながら、植物のピルビン酸キナーゼ
遺伝子の葉緑体型と細胞質型の2つのアイソザイムのう
ち、前者はヒマ種子の遺伝子のcDNAの全塩基配列
(Plant Physiol.,96,1238−1
288,1991)と、タバコの遺伝子のcDNAの塩
基配列(Plant Mol. Biol., 27
(1), 79−89, 1995)が、また後者はジ
ャガイモの遺伝子のcDNAの全塩基配列およびヒマ種
子の酵素のアミノ酸配列(Plant Mol.Bio
l.,15,pp665−669,1990)とダイズ
のcDNAの塩基配列(Plant Physio
l.,102,pp1345,1993、Genban
kにL08632の番号で登録されている。)、イネの
遺伝子の塩基配列の一部(EMBL OSAD1172
7)が決定され報告されているものの、貯蔵物質の配分
との関係については明らかにされていない。また、アン
チセンス法による形質転換を用いる場合には、特にその
配列の相同性が重要であり、利用対象からとった遺伝子
を用いることが望ましく、油料作物由来のピルビン酸キ
ナーゼの遺伝子の単離が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種子貯蔵
脂質含量を増加させる目的で検討を重ねた結果、ナタネ
種子、大豆、ひまわり、ゴマ等の、胚に貯蔵タンパク質
と貯蔵脂質を蓄積する植物において、光合成による同化
産物から脂質とタンパク質が主に生合成され貯蔵される
ことに着目し、これらの種子貯蔵物質の生合成経路のう
ちアミノ酸生合成経路のいずれかの反応、特に効果的に
は、多枝にわたるアミノ酸生合成経路のうち初期の反応
を阻害することで貯蔵タンパク質合成へ流入する同化産
物が減少し、その結果、脂質合成の増加が見られること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち本発明の要旨は、植物種子の細胞
質型ピルビン酸キナーゼの活性値を、該植物種子固有の
細胞質型ピルビン酸キナーゼの活性値よりも実質的に低
下させることにより該植物の種子貯蔵脂質含量を増加さ
せる方法、前記植物において、さらにホスホエノールピ
ルビン酸カルボキシラーゼの活性値を、該植物種子固有
のホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼの活性値
よりも実質的に低下させる方法、上記方法により得られ
る種子貯蔵脂質含量が増加した植物、および上記方法に
より得られる種子貯蔵脂質含量が増加した植物の種子、
に存する。
【0009】前記植物としては、その胚に貯蔵タンパク
質と貯蔵脂質を蓄積する植物、より具体的には、油料作
物が、例えばナタネ、ダイズ、ヒマワリまたはゴマが挙
げられる。
【0010】本発明の方法において、細胞質型ピルビン
酸キナーゼの活性値を低下させる方法としては、ピルビ
ン酸キナーゼをコードするDNA配列またはその一部
を、種子細胞中の細胞質型ピルビン酸キナーゼの発現を
抑制させる形で目的植物に導入することが挙げられる。
ピルビン酸キナーゼをコードするDNA配列またはその
一部を、種子細胞中の細胞質型ピルビン酸キナーゼの発
現を抑制させる形で目的植物に導入する方法としては、
アンチセンス法、コサプレッション法、リボザイム法、
またはジーンターゲッティング法が挙げられる。
【0011】ピルビン酸キナーゼをコードするDNA配
列として具体的には、ヒマ、ジャガイモ、ダイズ並びに
イネ由来の細胞質型ピルビン酸キナーゼ遺伝子、及びラ
ット並びに酵母由来のピルビン酸キナーゼ遺伝子又はそ
の一部から選ばれるDNA配列、より具体的には、以下
の(a)または(b)のDNAまたはその一部が挙げら
れる。 (a)配列表配列番号1及び配列番号11〜15のいず
れかに記載の配列。 (b)(a)の配列を有するDNAまたはこれと相同な
配列を有するRNAと生理的条件下でハイブリダイズし
得るDNA。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき詳細に説明す
る。本発明で使用される植物としては、種子貯蔵物質と
して、種子胚に貯蔵タンパク質と貯蔵脂質をほぼ同時期
に生合成し、蓄積する植物であれば何でもよく、具体的
には、油料植物、例えばナタネ、ダイズ、ヒマワリ、ゴ
マ等が挙げられ、ナタネが好ましい植物として挙げられ
る。
【0013】植物種子の細胞質型ピルビン酸キナーゼの
抽出および活性測定は、例えば後述の実施例に挙げたよ
うな、Plant Physiol.,86,1064-1069(1988)に記載され
ている方法等によって行うことができるが、この抽出お
よび活性測定は、対象とする植物の種類、対象とする植
物の部位、対象とする植物の成長時期に併せて、適宜変
更することが可能である。本発明においては、対象とす
る植物種子の細胞質型ピルビン酸キナーゼの活性値を上
記のような方法で測定し、その活性値を、あらかじめ上
記のような方法で測定しておいた植物固有の活性値より
も実質的に低下させることにより、該植物の種子貯蔵脂
質含量を増加させることができる。
【0014】ピルビン酸キナーゼの活性値を低下させる
方法としては、たとえば、ピルビン酸キナーゼをコード
するDNA配列の全部または一部の配列を、種子細胞中
のピルビン酸キナーゼの発現を抑制させる形、例えば該
遺伝子の転写および/または翻訳を抑制させる形で、対
象とする植物に導入する方法が挙げられる。このような
方法としては、詳細には後述するが、アンセチンス法、
コサプレッション法、リボザイム法、ジーンターゲッテ
ィング法等が挙げられる。
【0015】ピルビン酸キナーゼをコードするDNA配
列としては、Plant Mol.Biol,15,6
65‐669(1990)に記載のヒマのアミノ酸配列
から推定される遺伝子、ジャガイモの遺伝子(配列表の
配列番号11)、GenbankにL08632の番号
で登録されているダイズの遺伝子(Plant Phy
siol.,102,pp1345,1993参照)
(配列表の配列番号12)、EMBLに0SADll7
27の番号で登録されているイネの遣伝子(配列表の配
列番号13)等の植物由来の細胞質型ピルビン酸キナー
ゼ遺伝子、およびFEBS Lett.,195,97
−100(1986)に記載のラットのピルビン酸キナ
ーゼ遺伝子(配列表の配列番号14)、J.B.C,2
58,2193−2201(1983)に記載の酵母の
ピルビン酸キナーゼ遺伝子(配列表の配列番号15)等
が既に公知のものとして挙げられる。公知のもの以外で
も、ピルビン酸キナーゼをコードするDNA配列は、上
記のような公知のピルビン酸キナーゼをコードする遺伝
子の塩基配列を基に作成したプライマーを用いてPCR法
により、種々の植物体のmRNAから単離できる。たとえ
ば、ナタネの細胞質型ピルビン酸キナーゼをコードする
遺伝子を単離する場合には、例えばnapus
v. Westarの登熟中の種子から、”Molec
ular cloning”に準じてmRNAを抽出し
てこれを鋳型にcDNAを合成する。このDNAを鋳型
として用いて、上記の公知の遺伝子配列を基に、これら
の遺伝子配列間でホモロジーの高い部分からプライマー
を設定し、PCR法で増幅させる。
【0016】また、本発明を完成させる過程において
は、確実に標的DNA領域を増幅させるために、プライ
マーを変えて2度PCR法により増幅させたが、1度行
うだけでもよい。PCR法(Saiki,Scienc
e,239,pp487−491,1988)は、鋳型
の熱変性、プライマーと鋳型のアニーリング及び耐熱性
ポリメラーゼによる伸長方法からなる工程を繰り返すこ
とにより、標的DNA領域を増幅する方法であり、特に
本発明では、これらの鋳型DNAとプライマーを94℃
で、0〜20秒間程度で熱変性して+鎖と−鎖の1本鎖
に解離し、40〜50℃でプライマーと15〜30秒間
アニーリングした後、耐熱性ポリメラーゼによりDNA
を合成(72℃、1分程度)するという工程を20〜4
0回繰り返して該相補鎖DNAを増幅するのが望まし
い。この増幅させたDNA領域の確認は、例えば、ST
RATAGENE社のpBluescriptII p
hagemid Vectorsにクローニングした
後、”ABI 373A Sequencer”を用
い、そのプロトコールに準じてシークエンスを行える。
配列番号1に記載の塩基配列は他の報告されているピル
ビン酸キナーゼとの比較から転写領域の約30%をカバ
ーすると考えられる。
【0017】本発明に用いるピルビン酸キナーゼをコー
ドするDNA配列としては、上記のような天然のピルビ
ン酸キナーゼをコードする遺伝子、好ましくはそのコー
ド領域、の全部又は導入する植物細胞に合わせて適宜調
製した一部を用いることができる。また、本発明に用い
るピルビン酸キナーゼをコードするDNA配列は、上記
の天然型の遺伝子配列において置換、欠失、挿入、転移
などを有するDNA配列であっても、植物細胞中の細胞
質型ピルビン酸キナーゼ遺伝子又はその転写産物と生理
的条件下、すなわち植物細胞内と同等の条件下でハイブ
リダイズし、細胞質型ピルビン酸キナーゼ遺伝子の転写
および/又は翻訳を抑制することができる限り、用いる
ことができる。さらに、本発明に用いるピルビン酸キナ
ーゼをコードするDNA配列の由来は、cDNAであっ
てもよく、イントロンを含むゲノムDNAであってもよ
い。
【0018】以下、アンチセンス法を用いる場合につい
て具体的に述べる。アンチセンス法は、標的遺伝子の−
鎖の配列と相同な配列、すなわちmRNAの配列と相補
的な配列を有するRNA又はその一部(アンチセンスR
NA)をコードするDNA(アンチセンスDNA)を細
胞に導入して発現させ、このアンチセンスRNAとmR
NAとハイブリッドを形成させることにより、転写およ
び/または翻訳を抑制する方法である。したがって、m
RNAとアンチセンスRNAの塩基配列の相同性が高い
程阻害効率が良い。
【0019】植物のピルビン酸キナーゼには、細胞質型
と葉緑体型の2種類がある。細胞質内で生合成された共
通の前駆体は、その後、細胞質内で起こるアミノ酸合成
と葉緑体内で起こる脂肪酸合成とに配分されると言われ
ている。そのため、細胞質内で起こるTCA回路へ流入
するアミノ酸生合成経路のいずれかを阻害すれば、葉緑
体内に移行する経路が促進される可能性がある。2種類
のピルビン酸キナーゼのうち細胞質内タンパク質合成へ
の配分に関与しているのは細胞質型のピルビン酸キナー
ゼであると考えられる為、細胞質型ピルビン酸キナーゼ
遺伝子のアンチセンスDNAを用いるのが好適である。
以下、植物の細胞質型ピルビン酸キナーゼを、単に「ピ
ルビン酸キナーゼ」ということがある。
【0020】ピルビン酸キナーゼ遺伝子の配列はcDN
A全長が知られている植物種間で、65%以上の高い相
同性があるが、その中でもピルビン酸キナーゼタンパク
質をコードしている領域の相同性は70%以上と高く、
この領域全部又は、一部をアンチセンスDNAとして用
いるのが良い。転写されたアンチセンスRNAの安定性
や転写終了に関与すると考えられる2次構造の解析か
ら、ヘアピン構造を75%以上の確率で取りうる配列が
アンチセンスDNA中に極力存在しないのが良い。これ
らの条件を考慮した上で、本発明の好ましい態様では、
発表のあったジャガイモの配列の345〜898bp部
分にあたるナタネの配列をアンチセンスDNAとして用
いた。また、この配列以外にこれらの条件を満たす配列
も本発明に使用可能である。
【0021】ピルビン酸キナーゼをコードするDNA配
列を植物細胞を導入するには、通常、ベクターに該DN
A配列を挿入した組換えベクターを用いる。本発明に用
いるベクターは、植物細胞への導入方法に応じて、通常
植物細胞の形質転換に用いられているベクターを用いる
ことができる。例えば、アグロバクテリウム法において
はplan系列のプラスミド、エレクトロポーレーショ
ン法においてはpUC系列等、pBR322系等の大腸
菌で増殖可能なプラスミド等が挙げられる。組換えベク
ターの構成は、ピルビン酸キナーゼやホスホエノールピ
ルビン酸カルボキシラーゼの発現を停止させる手法によ
って異なるが、ピルビン酸キナーゼまたはピルビン酸キ
ナーゼとホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼの
両方の量を減少させ効率よく種子貯蔵脂質含量を増加さ
せるためには、種子特異的発現プロモーターを用いるの
がよい。例えば、アンチセンス法を用いる場合、このよ
うな組換えベクターは、種子特異的に発現するプロモー
ターの下流にピルビン酸キナーゼやホスホエノールピル
ビン酸カルボキシラーゼのmRNAに対するアンチセン
スRNAをコードするDNA配列(アンチセンスDN
A)を導入することで得られる。
【0022】種子特異的発現プロモーターとしては、具
体的にはナピン(Plant Mol. Biol.,
26,pp1115−1124, 1994)(Eu
r.J. Biochem., 227, pp316
−321, 1995)、クルシフェリン(Plant
Cell Rep., 14, pp123−13
0, 1994)、ファゼオリン(Plant Cel
l, 1, pp839−853, 1989)、レグ
ミン(Mol.Gen. Genet.,215, p
p326−331, 1989)(Mol. Gen.
Genet., 225, pp148−157,
1991)、グルテニン(PlantCell, 1,
pp569−578, 1989)(EMBO
J., 6, pp3559−3564, 198
7)、ヘリアンチニン(Mol. Gen. Gene
t., 222, pp49−57, 1990)、グ
ルテリン(Plant Mol. Biol.,16,
pp49−58,1991)、ゼイン(EMBO
J., 7, pp1249−1255, 1988)
等の遺伝子のプロモーターが挙げられるが、その他種子
特異的発現性を有するプロモーターであればよい。
【0023】更に、効率良く遺伝子の転写を終結させ生
成したRNAを安定させるために、植物ではターミネー
ターが用いられる。具体的には、ノパリン合成酵素遺伝
子,NOS,のターミネーター(pBI221、Jef
ferson、EMBO J.,6,3901−390
7,1987)が挙げられるが、その他植物細胞内でタ
ーミネーターとして機能するものであれば良い。
【0024】遺伝子の転写および/または翻訳を抑制さ
せる形とは、アンチセンス法を用いる場合は、標的遺伝
子(細胞固有のピルビン酸キナーゼ遺伝子)のアンチセ
ンスRNAを発現するDNA配列を、コサプレッション
法を用いる場合は、標的遺伝子のセンスRNAを発現す
るDNA配列のことを指す。抑制とは、ピルビン酸キナ
ーゼ遺伝子の転写および/または翻訳が抑制され、種子
の細胞質型ピルビン酸キナーゼの活性値を、該植物種子
固有の細胞質型ピルビン酸キナーゼの活性値よりも実質
的に低下させ、その結果、該植物の種子貯蔵脂質含量を
増加させることができれば、その程度は特に問わない。
すなわち、標的遺伝子の転写および/または翻訳を完全
に抑制してもよく、部分的に抑制してもよい。
【0025】遺伝子の転写および/または翻訳を抑制さ
せる形で目的作物に導入する方法としては、アンチセン
ス法、コサプレッション法、リボザイム法、ジーン・タ
ーゲティング法等の通常用いられる方法であれば、特に
限定されない。
【0026】コサプレッション法は、標的遺伝子の全m
RNA配列と相同な配列を有するRNA、又はその一部
(センスRNA)をコードするDNAを細胞に導入して
発現させ、その遺伝子の転写及び/または翻訳を抑制さ
せる方法で、トランスウィッチ法とも呼ばれ、ペチュニ
ア(Plant Cell 2,279−289,19
90)、トマト(Mol,Gen.Gent.,22
4, 477−481, 1990)、タバコ(Pro
c. Natl. Acad. Sci. USA,
88, 1770−1774, 1991)などの例が
ある。
【0027】リボザイム法は、ハンマーヘッド型の小さ
いRNAモチーフがRNAの特定部分を切断することに
より、翻訳を抑制する方法(Antisens Res
erch and Applications, Cr
ooke,ST and Lebleu B. eds
CRC Press,Inc.,pp83−9619
93)である。
【0028】ジーン・ターゲッティング法とは、ゲノム
上を移動するトランスポゾンやホモロガス・リコンビネ
ーションなどにより、目的のゲノム遺伝子配列を壊すこ
とでその遺伝子の転写を抑制する方法である(Homo
logous Recombination and
Gene Silencing in Plants,
Paszkowski J. ed, Kluwer
AcademicPublishers 199
4)。この場合には、細胞に導入するDNA配列として
は、ピルビン酸キナーゼのコード領域の一部を欠くDN
A配列、あるいは機能しないように改変されたプロモー
ター配列等が用いられる。
【0029】本発明における形質転換法としては、アグ
ロバクテリウム法(Bio/technology,
6,915−922,1988、Bio/techno
logy,5, 1201−1204,1987)また
はエレクトロポーレーション法(Plant Cell
Rep.,10,106−110,1991,Pla
nt Cell Rep.,9,55−60)により形
質転換を行うことが好ましいが、遺伝子銃法(Theo
r.Appl.Genet.,79,337−341,
1990、Plant Cell Rep.,14,8
1−86)、PEG法等、通常の形質転換法によっても
可能である。
【0030】植物形質転換法としてアグロバクテリウム
法を用いる場合、本発明の好ましい態様では、plan
系列のプラスミドを用いたが、他の系列のプラスミドを
用いても良い。プラスミドには、形質転換に使用する外
来遺伝子の他に、目的とする形質転換体を選択する際に
有効な、いわゆる選択マーカー遺伝子を導入するのが好
ましい。選抜マーカー遺伝子としては、通常使用されて
いるものであれば、特に限定はされない。具体的には、
ネオマイシンフォスフォトランスフェラーゼ遺伝子、ハ
イグロマイシンフォスフォトランスフェラーゼ遺伝子、
クロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ遺伝
子、β−グルクロニダーゼ遺伝子等が挙げられる。
【0031】上記のようなピルビン酸キナーゼをコード
するDNA配列又はその一部を、細胞中の細胞質型ピル
ビン酸キナーゼ遺伝子の転写および/または翻訳を抑制
させる形で含み、さらに好ましくは選抜マーカー遺伝子
を含むプラスミドをナタネ下胚軸に導入し、植物体を再
生することによって、貯蔵脂質含量の変化したナタネを
作出する。アグロバクテリウム法による形質転換法は、
無菌発芽させた10〜14日の下胚軸を用いることが出
来る。
【0032】エレクトロポーレーション法による形質転
換は、常法により行うことが出来る。エレクトロポーレ
ーション法で使用するプロトプラストは、常法により作
成することが出来るが、ブラシカ植物由来のプロトプラ
ストを作成する場合、例えば、特開平4ー276069
に記載の方法により効率よく得ることが出来る。例え
ば、ピルビン酸キナーゼ遺伝子のアンチセンスDNAを
導入してnapusを形質転換する際には、
apus cv. Westar由来のプロトプラスト
6×105個/mlに対し、上記のようにして調製した
ピルビン酸キナーゼアンチセンスDNA発現ベクター
(例えば40〜80μg/ml)を、また選抜遺伝子と
してネオマイシンフォスフォトランスフェラーゼ遺伝子
(例えば40〜80μg/ml)を含み、30〜200
mM塩化カリウム、0〜50mM塩化マグネシウム、
0.2〜0.6Mマンニトールを含む緩衝液などの液体
媒体中に懸濁し、これに電気パルスを印加してプラスミ
ドをプロトプラスト中に導入する。
【0033】その後、アグロバクテリウム法であれば、
例えば、Plant Molecular Biolo
gy, 26, pp1115−1124, 1994
に記載の方法に準じて、エレクトロポーレーション法で
あれば、例えば、PlantTissue Cultu
re Lett.,11,199−205,1994に
記載の方法に準じて細胞選抜し、再生個体を得る。得ら
れた再生幼植物の葉からゲノムDNAを、例えば、Mo
l.Gen.Gent.,211,27−34,198
8に記載の方法に準じて単離し、このゲノムDNA30
0ngをPCR法に供することで、ピルビン酸キナーゼ
やホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼアンチセ
ンスDNAの取り込まれた形質転換体を二次選択するこ
とが出来る。この場合、用いるプライマーは、例えば前
述の種子特異的発現プロモーターからピルビン酸キナー
ゼの一部の配列間で増幅できるものを使用する。ピルビ
ン酸キナーゼアンチセンスDNA、および/またはピル
ビン酸キナーゼとホスホエノールピルビン酸カルボキシ
ラーゼの両方のアンチセンスDNAの導入が確認された
幼植物を馴化後、温室にて育成することで3〜6カ月後
に種子を形成する。
【0034】導入遺伝子の存在は、ゲノミックDNAの
サザン解析(Southern,J.Mol.Bio
l.,98,503−517,1975)によって確認
できる。例えばゲノムDNAは(Wolbot et
al,Mol.Gen.Gent.,211,27−3
4,1988)に準じて調整し、その10μgを100
μlの反応系(東洋紡社製)においてEcoRIで切断
する。これをエタノール沈殿した後、更に70%エタノ
ールで洗浄、乾燥し再蒸留水10μlに溶かして泳動用
色素2μlを加えて0.8%アガロースゲル電気泳動
(FMCシーケム社製GTGアガロースゲル,TBE緩
衝液)で分画する。これをアマシャム社ハイボンドNメ
ンブレン取扱説明書の方法に準じて酸部分分解、アルカ
リ変成してハイボンドN膜にブロットする。膜は42℃
で1時間以上プレハイブリダイゼーションする(50%
ホルムアミド、1% SDSを含む4xSSCP,0.
5%スキムミルク,0.25mg/ml ウシ精子DN
A)。
【0035】プローブは形質転換に使用したプラスミド
を上記と同様にEcoRIとHindIIIで切断しエ
タノール沈殿し70%エタノールで洗浄、乾燥し、再蒸
留水5μlに溶かして泳動用色素1μlを加えて0.8
%アガロースゲル電気泳動(FMCシーケム社製GTG
アガロースゲル,TBE緩衝液)で分画して、ピルビン
酸キナーゼアンチセンスを含んだDNA断片をアガロー
スゲルより回収する。そのDNA断片のうち25ngを
アマシャム社マルチプライムラベリングキットと[αー
32P]dCTPにより調整する。熱変性したプローブ
をハイブリダイゼーション液(0.1g,デキストラン
硫酸/mlプレハイブリ液)に混合し、プレハイブリダ
イゼーション液をきった膜にまぶし42度で一晩静置す
る。0.1%SDSを含む2xSSC溶液 100ml
中で室温で15分振とうし、これを2回行う。更に0.
1%SDSを含む0.1xSSC溶液 100ml中で
同様に15分間の洗浄を2回繰り返し、プローブの特異
的な結合をオートラジオグラフィで検出する。種子にお
けるピルビン酸キナーゼアンチセンスDNAの発現は種
子全RNAを常法、例えばMolecular clo
ningに準じて抽出し、導入したアンチセンス部分を
プローブにしてノザン解析を行うことにより調べる。更
に細胞質型ピルビン酸キナーゼの酵素活性を測定するこ
とにより、ピルビン酸キナーゼアンチセンスDNA発現
の程度を判定することが出来る。
【0036】なお、本発明においては、上記のようにピ
ルビン酸キナ―ゼの活性を低下させるだけでなく、併せ
て、ホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼの活性
値も低下させることにより、植物の種子貯蔵脂質含量を
一層増加させることが可能である。ホスホエノールピル
ビン酸カルボキシラーゼの活性値の低下についても、上
記ピルビン酸キナーゼの場合と同様に、ホスホエノール
ピルビン酸カルボキシラーゼをコ―ドするDNA配列又
はその一部を、ホスホエノールピルビン酸カルボキシラ
ーゼ遺伝子の転写および/または翻訳を抑制させる形
で、対象とする植物に導入する方法により行うことがで
きる。
【0037】ホスホエノールピルビン酸カルポキシラ―
ゼをコードするDNA配列としては、タバコ(Plan
t Mol. Biol., 17, 535−53
9,1991)、ソルガム(Gene, 99、 87
−94、1991)、アイスプラント(Nuc.Aci
ds Res.,17, 6743−6744, 19
89)、トウモロコシ(Plant Mol. Bio
l., 12, 579−589, 1989)、大腸
菌(Plant Mol. Biol., 21, 4
87−502, 1993)の遺伝子が知られている
が、上記ピルビン酸キナーゼの場合と同様にしてこれら
の公知の遺伝子配列を基に作成したプライマーを用い
て、PCR法により植物体のmRNAから単離したもの
も使用することができる。また、ホスホエノールピルビ
ン酸カルボキシラーゼをコードするDNA配列又はその
一部の植物への導入方法も、上記ピルビン酸キナーゼの
場合と同様な方法、すなわちアンチセンス法、コサプレ
ッション法、リボザイム法、ジーン・ターゲッティング
法を用いることができる。
【0038】ピルビン酸キナーゼをコードするDNA配
列とホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼをコー
ドするDNA配列を細胞に導入するには、同一のベクタ
ーを用いてもよく、異なるベクターを用いてもよい。
【0039】以下、実施例を挙げて本発明を説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に
限定されるものではない。
【0040】(1)ベクターの構築 まず、napus cv. Westarの種子か
らMolecularcloningに記載の方法に準
じてmRNAを抽出した。すなわち、乳鉢に入れた種子
約750mgに液体窒素を適当量加え乳棒を用いてよく
摺り潰した。それに3mlのmRNA抽出液(1%
((w/v)のSDSを含むトリス−塩酸緩衝液)と同
量のフェノールを加えて更に摺り潰し、抽出物をチュー
ブに移して4000rpmで10分間遠心した。水層を
回収しフェノール、クロロホルムを水層の半量ずつ加え
て攪はんした後、再度遠心し、得られた水層に等量のク
ロロホルムを加え、攪はん、遠心した。水層を回収し
て、10M塩化リチウム水溶液を100分の1量、エタ
ノール2倍量加え、−20℃に1時間以上置いた。10
000×gで5分間遠心し、得られた沈殿物を70%の
エタノールで洗浄後、乾燥させて、滅菌水1mlに溶か
した。この溶液に、10M塩化リチウム水溶液を5分の
1量加えて氷中に一晩放置し、10000xg、10分
間遠心して沈殿を回収した。この沈殿を再び滅菌水に溶
かして、全RNAとした。この全RNAをオリゴdTセ
ルロースカラムにかけてmRNAを精製した。
【0041】次に、得られたこのmRNAからcDNA
を合成した。すなわち、1−2μgのmRNAと1μg
のoligo(dT)プライマーと、細胞質型ピルビン
酸キナーゼには5’CATTGATTCAAGCATC
TGAGTNGC3’(配列番号3)の相補鎖配列を、
ホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼには5’A
AGCACTACATAGAATTTTGGA3’(配
列番号7)の相補鎖配列を用いて、cDNA Synt
hesis Kit(宝酒造社製)のプロトコールに従
い、それぞれのcDNAを合成した。
【0042】得られたcDNAの半量をPCR法に供し
た。プライマーは他の植物で発表させている細胞質型ピ
ルビン酸キナーゼとホスホエノールピルビン酸カルボキ
シラーゼの配列から相同性の高い部分の配列、すなわち
ピルビン酸キナーゼには5’CTTGACACCAAG
GGGCCTGAA(G)AT3’(配列番号2)と、
配列番号3に記載の配列の相補鎖配列を、また、ホスホ
エノールピルビン酸カルボキシラーゼには5’TTTC
ATGAAACTATTTGGAAGGG3’(配列番
号6)と配列番号7に記載の配列の相補鎖配列を用い
た。PCR法は、パーキン エルマー シータス社(P
erkin Elmer Cetus社)製のDNAサ
ーマルサイクラー機(Thermal Cycler
機)を用い、同社のGene−Amp Kitのプロト
コールにより試薬を混合し、調製した反応液100μl
を用いて行った。反応は、ピルビン酸キナーゼ用には、
熱変性94℃で20秒間、アニーリング42℃で30秒
間、耐熱性ポリメラーゼによる伸長反応72℃で1分
間、からなるサイクルを25〜30回行った。ホスホエ
ノールピルビン酸カルボキシラーゼ用には、熱変性をせ
ずにアニーリングを46℃で15秒間、伸長反応を72
℃で30秒間からなるサイクルを35回行った。
【0043】上記のようにして得られたDNA断片がピ
ルビン酸キナーゼやホスホエノールピルビン酸カルボキ
シラーゼであることを確実にするために、2度目のPC
Rを行った。この時、ピルビン酸キナーゼには熱変性は
せずに、アニーリング44℃で15秒間、耐熱性ポリメ
ラーゼによる伸長反応72℃で1分間からなるサイクル
を25〜30回行った。用いたプライマーは5’CTT
GACACCAAGGGGCCTG3’(配列番号4)
と5’GAGATCACCTCGAGCAACCAT
3’(配列番号5)の相補鎖配列を用いた。ここで、
3’側に用いたプライマー(配列番号5)は、確実性を
増すため、一回目に用いたプライマー(配列番号3)よ
りも内側の部分に相当する異なるプライマー配列を用い
て増幅するように設定した。また、ホスホエノールピル
ビン酸カルボキシラーゼには1回目のPCRと同じプラ
イマーを用いて、熱変性をせずにアニーリング50℃で
5秒間、伸長反応72℃で30秒間のサイクルを35回
行った。この場合、アニーリング温度を上げることで確
実性を増すように設定した。
【0044】最終PCR反応液の1/20量をアガロー
スゲル電気泳動で分離し、増幅したバンドを検出した。
ピルビン酸キナーゼアンチセンスDNAは555bpの
バンドに、またホスホエノールピルビン酸カルボキシラ
ーゼアンチセンスDNAは343bpのバンドとなる。
これらのDNA断片を1%FMCシーケム社製GTGア
ガロースゲルで分離し、目的のサイズのバンド部分をそ
れぞれ切り出して55℃15秒間処理して液化した後、
フェノール及びフェノール:クロロフォルム=1:1混
合液で精製したものをエタノール沈殿で回収した。得ら
れた2種類のDNA断片を、それぞれ、クレノー(Kl
enow)処理して平滑末端DNA断片にした後、T4
ポリヌクレオチドカイネース処理し、フェノール:クロ
ロフォルム=1:1混合液で再び精製し、pBlues
criptプラスミド(STRATAGENE社)のE
coRV部位に各々、挿入した。
【0045】細胞質型ピルビン酸キナーゼcDNAの挿
入断片をシークエンスして得られた配列(配列番号1)
と他の植物で報告されている細胞質型ピルビン酸キナー
ゼの配列と相同性を比較して、ナタネ種子で発現してい
る細胞質型ピルビン酸キナーゼをコードするcDNAで
あることを確認した。このプラスミドをXhoI部位で
切断し、クレノー(Klenow)処理して平滑末端と
した後、SacI部位で切断し、増幅DNA断片を含む
DNA断片を種子特異的に発現する発現ペクター(pN
ap、特許第5−073806号)のSmaI,Sac
I部位に挿入した。この時、増幅したピルビン酸キナー
ゼcDNA断片が、本来の酵素の配列とは逆向きに挿入
されているプラスミドを選抜した(以下、このプラスミ
ドをp85と記載する)。
【0046】また、ホスホエノールピルビン酸カルボキ
シラーゼcDNAの挿入断片をシークエンスして得られ
た配列から、5’側プライマーに5’GTGTTCCT
TACAACGCTCCTCTC3’(配列番号8)、
3’側プライマーに5’CAGAAGCTCAAAGG
TGTGCCAAA3’(配列番号9)の相補鎖配列を
選択し、これをプライマーに用いて、ナタネ種子ゲノム
DNAを10ng鋳型にし、熱変性をしないでアニーリ
ング52℃で10秒間、伸長反応72℃1分間のサイク
ルを35回行った。こうして得られた約340bp増幅
断片を1%FMCシーケム社製GTGアガロースゲルで
分離し、目的のサイズのバンド部分を切り出して55℃
で15秒間処理して液化した後、フェノール及びフェノ
ール:クロロフォルム=1:1混合液で精製したものを
エタノール沈殿で回収した。得られたDNA断片を、ク
レノー(Klenow)処理して平滑末端DNA断片に
した後、T4ポリヌクレオチドカイネース処理し、フェ
ノール:クロロフォルム=1:1混合液で再び精製し、
pBluescriptプラスミドのEcoRV部位に
挿入した。
【0047】ホスホエノールピルビン酸カルボキシラー
ゼDNA挿入断片をシークエンスして得られた配列(配
列番号10)と他の植物で報告されているホスホエノー
ルピルビン酸カルボキシラーゼの配列と相同性を比較し
て、2つのイントロンを含むナタネ種子のホスホエノー
ルピルビン酸カルボキシラーゼDNAであることを確認
した。このプラスミドをHindIII部位で切断し、ク
レノー(Klenow)処理して平滑末端とした後、S
acI部位で切断し、増幅DNA断片を含むDNA断片
を、種子特異的に発現する発現ペクターのSmaI,S
acI部位に挿入した。この時、増幅したホスホエノー
ルピルビン酸カルボキシラーゼDNA断片が本来の酵素
の配列とは逆向きに挿入されているプラスミドを選抜し
た(以下、このプラスミドをp84と記載する)。
【0048】続いてホスホエノールピルビン酸カルボキ
シラーゼDNA断片とピルビン酸キナーゼcDNAを以
下のようにして連結した。p84をXbaI,SpeI
で処理してホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ
を含むDNA断片を回収し、p85をXbaI,BAP
処理したプラスミドに連結した(以下、このプラスミド
をp845と記載する)。エレクトロポーレーション法
で形質転換を行う場合にはこれらのプラスミド(p8
5,p845)を用いる。
【0049】続いて、アグロバクテリウム法に用いるプ
ラスミドは次のように構築した。大腸菌選択マーカーに
テトラサイクリン抵抗性遺伝子及びスペクチノマイシン
抵抗性遺伝子を、植物選択用マーカーにノパリン抵抗性
遺伝子を持つプラスミド(pMM444)をXbaI,
HpaIで切断し、フェノール処理及びエタノール沈殿
によりベクターDNAを精製した。p85とp845は
PstIで処理した後、クレノー(Klenow)処理
で平滑末端にし、更にXbaIで切断してベクターDN
A断片と同様に精製して、ピルビン酸キナーゼcDNA
を含むDNA断片、またはホスホエノールピルビン酸カ
ルボキシラーゼDNAとピルビン酸キナーゼcDNAを
含むDNA断片を回収し、先のpMM444と連結させ
た(以下、これらプラスミドをp95、p945と記載
する)。
【0050】これらのプラスミド(p95,945)
で、アグロバクテリウムEHA101株をDNA Cl
oningに記載の方法に準じて形質転換させた。EH
A101のシングルコロニーを一晩YEB培地(0.1
% Yeastextract,0.5% Beef
extract,0.5% ペプトン,0.5% シュ
ークロース,pH7.0)で培養し、その1mlを25
μg/ml カナマイシン,12.5μg/ml クロ
ラムフェニコール,25μg/ml スペクチノマイシ
ン,1μg/ml テトラサイクリンを含んだYEB培
地に加えて30度5〜6時間培養した。その培養液を4
000rpm、5分間遠心分離し、その沈殿に20ml
の10mMトリス−塩酸緩衝液(pH8)を加え洗浄し
た。
【0051】回収した沈殿を400μlのYEB培地に
懸濁し、この懸濁液90μlと先のp95またはp94
5プラスミド10ng/10μlを合わせて−110℃
で5分間、続いて37℃で25分間処理した。これにY
EB400μl加えて30℃で一晩振とう培養した。こ
の培養液を50μlを50μg/ml カナマイシン,
25μg/ml クロラムフェニコール,50μg/m
l スペクチノマイシン,2μg/ml テトラサイク
リンを含んだYEB寒天培地にまいて30℃で二晩培養
し、プラスミドを含んだコロニーを選択した。これらの
コロニーに由来する1ml培養液からDNAをMole
cular Cloingに記載の方法に準じてアルカ
リSDS法で調製し、その全量を制限酵素EcoRI
(p95)又はBglII(p945)で切断して(0.
5μg/ml RNaseを含む10μl反応系、37
℃で30分間)、プラスミドを有するクローンを選抜し
た。
【0052】(2)形質転換 a)アグロバクテリウム法による形質転換napus cv. Westarの種子を10%
過酸化水素水で25分間滅菌処理して乾燥させ、MS寒
天培地上で照明下(1000〜4000ルクス)2〜3
週間培養した。その無菌下胚軸を2〜5mmの長さに切
断し、前培養培地(B5−ビタミン、1mg/l 2,
4−ジクロロフェノキシ酢酸、3% シュークロース、
0.7% アガロースを含むMS寒天培地上に適当量の
タバコ培養細胞BY−2を敷き詰め滅菌濾紙をかぶせた
培地)上に置いて明所下一晩前培養した。p95又はp
945プラスミドを有するアグロバクテリウムの1コロ
ニーを抗生物質を含むYEB液体培地5ml中、30℃
で一晩培養した。この培養液を3000rpmで10分
間遠心分離し、3%のショ糖を含むMS液体培地で一回
洗浄した後、同じMS培地に懸濁した。このアグロバク
テリウム懸濁液に、先の前培養した下胚軸を入れて25
℃で5〜20分間振とう培養した。この溶液を濾過して
下胚軸のみを取り出し、無菌ペーパータオル上で余分な
アグロバクテリウムを取り除き、元の前培養培地上で二
晩同時培養し、下胚軸にアグロバクテリウムを感染させ
た。
【0053】この後、下胚軸を除菌培地(B5−ビタミ
ン,1mg/l 2,4−ジクロロフェノキシ酢酸,3
% シュークロース,0.7% アガロース,500m
g/l カルベニシリンを含んだMS寒天培地)上に移
して三日培養してアグロバクテリウムの増殖を抑えた。
次に、これらの下胚軸を一次選抜培地(B5−ビタミ
ン,3mg/l ベンジルアミノプリン,1mg/l
ゼアチン,2% シュークロース,0.7% アガロー
ス,30mg/l カナマイシン,500mg/l カ
ルベニシリンを含むMS寒天培地)上に移して2週間培
養した。これによりアグロバクテリウムが感染してp9
5、p945プラスミドを持った形質転換植物細胞のみ
分裂増殖して緑色のカルスを形成することができる。
【0054】更にこれらの下胚軸を二次選抜培地(一次
選抜培地のシュークロース含量を2%から1%に減少さ
せた培地)上に移し3週間培養した。この時形質転換し
たカルスは更に大きくなるので、次にこのカルス部分の
みを発芽培地(二次選抜培地よりカナマイシンを除き、
カルベニシリンを500mg/lから250mg/lに
減少させたもの)に移した。再生した芽は伸長培地
(0.1mg/l ベンジルアミノプリン,250mg
/l カルベニシリン,0.7% アガロースを含むB
5寒天培地)上で成長させ、次に発根培地(0.1mg
/l 1ーナフタレン酢酸、0.01mg/l ベンジ
ルアミノプリン、3% シュークロース、0.8% ア
ガロースを含むMS寒天培地)に移した後、馴化させ
た。
【0055】b)エレクトロポーレーション法による形
質転換 無菌発芽させた下胚軸を酵素溶液(2% セルラーゼR
S、0.01% ペクトリアーゼYー23、0.5M
シュークロース、0.01% MESを含んだMS培地
無機塩溶液、pH5.7)中で、1mm程度に切断した
後、25℃で6時間ゆるやかに振とうした。酵素処理終
了後、濾過して未消化物を除いたろ液を遠心チューブに
移して、その上に20分の1量の洗浄液(125mM
塩化カルシウム、156mM 塩化ナトリウム、5mM
塩化カリウム、5mM グルコース、pH5.8)を
重層し、300rpmで5分間遠心分離した。得られた
プロトプラスト画分を新しい遠心チューブに移し、洗浄
液を適当に加えて再度300rpmで5分間遠心し、プ
ロトプラストを得た。
【0056】続いて、エレクトロポーレーション懸濁溶
液(0.4M マンニトール、5mM 塩化マグネシウ
ム、70mM 塩化カリウム、0.1% MES、pH
5.5)に6×105個/mlの濃度で得られたプロト
プラストを懸濁した。この懸濁液0.5mlに、ピルビ
ン酸キナーゼ遺伝子のアンチセンスDNAを含んだプラ
スミド(p85、またはp845)を40μg/ml、
ウシ精子遺伝子を40μg/mlの濃度になるように加
えた後、X−Cell 450(プロメガ社製)で電気
パルス(電気容量400μF、電圧600V/cm、時
間7.5ミリ秒)を印加して形質転換をした。
【0057】エレクトロポーレーション処理したプロト
プラストは、0.4M グルコース、1mg/l 2,
4−ジクロロフェノキシ酢酸、0.1mg/l ナフタ
レン酢酸、0.4mg/l ベンジルアミノプリンを含
むKM8p培地で1週間培養した後、10mg/l カ
ナマイシンを加えて形質転換細胞を選抜した。3週間後
に得られた形質転換カルスを10mg/l カナマイシ
ンを含んだCN培地、DN培地、K3培地、B5培地、
MS培地に3週間毎に移植し、再生個体を得た。
【0058】(3)ピルビン酸キナーゼアンチセンスD
NA、またはピルビン酸キナーゼとホスホエノールピル
ビン酸カルボキシラーゼの両方のアンチセンスDNAの
導入されたカルスの選抜及び再生 これら両形質転換法で得られた再生植物体からゲノムD
NAを調製し、導入したプラスミドの1部をプライマー
としたPCRを行い、ピルビン酸キナーゼアンチセンス
DNA、またはピルビン酸キナーゼとホスホエノールピ
ルビン酸カルボキシラーゼの両方のアンチセンスDNA
の導入された植物を更に選抜した。ゲノムDNAをMo
l.Gen.Genet.,211,pp27−34,
1988に記載の方法に準じて次のように調製する。カ
ナマイシン耐性植物50〜100mgを緩衝液(15%
ショ糖、50mM トリスー塩酸(pH8)、50m
MNaEDTA,500mM 塩化ナトリウム)中で摩
砕し、核分画を遠心分離する。これを界面活性剤(1.
5%ドデシル硫酸ナトリウム,20mM トリス−塩酸
(pH8),10mM EDTA)で処理し、遊離した
核内成分を0.6容のイソプロパノールで沈殿させて核
酸を得、これを70%エタノールで洗浄した後、乾燥さ
せてゲノム分画とする。
【0059】この分画300ngをPCR法に供した。
この時プライマーは5’側として種子特異的発現プロモ
ーター部分の配列の一部を、3’側としてピルビン酸キ
ナーゼアンチセンスDNA配列の一部(配列番号3)、
またはホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼアン
チセンスDNA配列の一部(配列番号9)を用いて増幅
させた。PCRは、熱変性94℃で15秒間、アニーリ
ング42℃で30秒間、伸長反応72℃で1分間のサイ
クルを30回行った。反応後に反応液10μlをアガロ
ースゲル電気泳動で分析し、増幅したバンドを検出し
た。PCR法で導入遺伝子が確認された植物体は形質転
換体として、また導入遺伝子の確認されなかった植物体
はコントロールとして用いるためにそれぞれ鉢上げし
て、3〜6カ月後に自殖種子を得た。
【0060】(4)種子におけるピルビン酸キナーゼア
ンチセンスDNA、またはピルビン酸キナーゼとホスホ
エノールピルビン酸カルボキシラーゼアンチセンスDN
Aの発現の確認
【0061】a)ピルビン酸キナーゼ活性の測定 ピルビン酸キナーゼの抽出及び活性測定にはヒマで確立
された方法(Plant Physiol. 86,
1064−1069, 1988)に従って下記のごと
く行った。
【0062】コントロールには、形質転換しない
apus cv. Westarの未熟種子を用いた。
脂質含量の増加した形質転換体とコントロールの未熟種
子、各10粒ずつに、0.5mlの酵素抽出液(0.5
M シュークロース、0.5mM EDTA,0.5m
M ジチオエリスリトール、1mM 塩化マンガン、1
mM PMSFを含む100mM ナトリウムーリン酸
緩衝液 pH7.5)を加えてすり潰し、それを300
0rpmで5分間遠心した。得られた上清を更に140
00rpmで10分間遠心し、その上清を60℃で4分
間熱処理して、細胞質型ピルビン酸キナーゼ粗酵素溶液
とした。
【0063】1μlの粗酵素溶液を用いて、バイオラッ
ドプロテインアッセイキット(バイオラッド社製)に記
載の方法に準じて、タンパク質含量を測定した。ピルビ
ン酸キナーゼ活性の測定には、1mlの酵素反応液(1
0mM 塩化マグネシウム、50mM 塩化カリウム、
0.2mg/ml ウシ血清アルブミン、2mM ジチ
オエリスリトール、2U 乳酸脱水素酵素、0.15m
M NADH、2mMADP、2mM ホスホエノール
ピルビン酸を含む0.5M Hepes−水酸化ナトリ
ウム緩衝液 pH6.9)中に50μg分のタンパク質
を含むように粗酵素溶液を添加し、340nmの吸光度
の変化を30秒間測定した。また、2mM ADPを含
まない酵素反応溶液に同量の酵素溶液を加えて同様に測
定し、各粗酵素溶液のバックグラウンドの値とし、この
値を先のADPを含んだ反応溶液で測定した値から差し
引いて、真のピルビン酸キナーゼ活性を求めた。活性は
タンパク質1mg、反応時間1分間当たりにNADHが
1μmol消費する場合を1Unitとして表した。そ
の結果を表1に示す。この結果から、細胞質型ピルビン
酸キナーゼのアンチセンス遺伝子を導入することによ
り、細胞質型ピルビン酸キナーゼの活性が減少している
ことが確認された。
【0064】
【表1】 ─────────────────────────── 測定植物個体 細胞質型ヒ゜ルヒ゛ン酸キナーセ゛活性 授粉後24日目 授粉後28日目 ─────────────────────────── コントロール 1.94 1.26 p95導入個体 0.92 0.64 ───────────────────────────
【0065】b)脂質含量の測定 コントロールには導入遺伝子を持たない再生個体と形質
転換しないnapus cv.Westarの完熟
種子を用いた。得られた形質転換体とコントロールをそ
れぞれ約2gずつ100℃で2時間熱して水分を除去し
た後、ミルなどを用いて破砕して、おおよそ等量に分け
て重量を測定した。破砕物を半量づつジエチルエーテル
溶媒でソックスレー抽出器を用いて粗脂質を抽出し、抽
出された粗脂質を乾燥させてその質量を測定し、重量%
で脂質含量を求めた。一個体に付き2回測定を行い、そ
の平均値をその個体の脂質含量とした。その結果を表2
に示す。この結果からピルビン酸キナーゼアンチセンス
DNA、またはピルビン酸キナーゼとホスホエノールピ
ルビン酸カルボキシラーゼの両方のアンチセンスDNA
を導入することにより脂質含量が増加することが確認さ
れた。
【0066】
【表2】 ─────────────────────── 測定植物個体 総脂質含量(%) ─────────────────────── コントロール 36.1±3.5 p95導入個体1 42.0 p95導入個体2 41.9 p95導入個体3 39.6 p945導入個体1 46.6 p945導入個体2 44.8 ───────────────────────
【0067】(5)ピルビン酸キナーゼアンチセンスD
NA、またはピルビン酸キナーゼとホスホエノールピル
ビン酸カルボキシラーゼの両方のアンチセンスDNAと
種子貯蔵脂質含量増加の後代への遺伝 当代で脂質含量の増加したp95、p945導入個体か
ら得られた自殖種子を発芽させた個体(後代)の葉から
ゲノムDNAを調製し、PCRによりピルビン酸キナー
ゼアンチセンスDNA、またはピルビン酸キナーゼとホ
スホエノールピルビン酸カルボキシラーゼの両方のアン
チセンスDNAの後代への遺伝を確認した。更に、後代
の植物体についた自殖種子の脂質含量を(4)と同様に
測定した。その結果を表3に示す。この結果からピルビ
ン酸キナーゼのアンチセンス遺伝子、またはピルビン酸
キナーゼとホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ
の両方のアンチセンス遺伝子を持った後代は脂質含量が
増加することが確認された。
【0068】
【表3】 ─────────────────────── 測定植物個体 総脂質含量(%) ─────────────────────── 遺伝子を持たない後代 36.1±3.5 p95保持後代個体 44.3 p945保持後代個体 47.0 ───────────────────────
【0069】
【発明の効果】ピルビン酸キナーゼアンチセンスDN
A、またはピルビン酸キナーゼアンチセンスDNAとホ
スホエノールピルビン酸カルボキシラーゼアンチセンス
DNAを同時に導入した種子特異的発現プロモーターを
有するベクターを用いた植物の形質転換により、従来法
より簡便にかつ確実に種子中の脂質含量を増加させるこ
とが可能となる。
【0070】
【配列表】 配列番号:1 配列の長さ:498 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:ナタネ(B.napus cv. Westa
r) アンチセンス:No 配列 CGTACTGGTT TCTTGAAAGA TGGGAACCCT ATACGACTCA AGGAAGGTCC GGAGATCACT 60 ATCACCACTG ACTATGAAAC TTTAGGAGAT GAGACGACGA TCTCCATGAG CTATAAGAAG 120 CTTCCCTTAG ATGTGAAGCC CGGAAACACC ATTCTCTGTG CAGATGGAAG CATAAGTCTA 180 GCTGTCTTAT CATGTGATCC AGAGTCTGAA ACTGTTAGGT GCAGGTGCGA AAACACGGCG 240 ATGCTTGGCG AGAGAAAGAA CGTGAATCTC CCCGGTGTCG TTGTTGATCT CCCCACTCTG 300 ACAGACAAGG ATATTGAAGA TATTATGGGT TGGGGTGTTC CTAACAGCAT CGATATGATT 360 GCGCTTTCTT TTGTCCGTAA AGGCTCAGAT CTTGTTAATG TCAGGAGGGT TCTTGGTTCT 420 CATGCTAAAA GCATAATGCT GATGTCAAAG GTTGAGAACC AGGAGGGAGT TGTTAACTTT 480 GATGAGATAC TGCGCGAA 498
【0071】配列番号:2 配列の長さ:23 鎖の数:1本鎖 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CTTGACACCA AGGGGCCTGA RAT 23
【0072】配列番号:3 配列の長さ:24 鎖の数:1本鎖 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CATTGATTCA AGCATCTGAG TNGC 24
【0073】配列番号:4 配列の長さ:19 鎖の数:1本鎖 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CTTGACACCA AGGGGCCTG 19
【0074】配列番号:5 配列の長さ:21 鎖の数:1本鎖 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GAGATCACCT CGAGCAACCA T 21
【0075】配列番号:6 配列の長さ:23 鎖の数:1本鎖 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 TTTCATGAAA CTATTTGGAA GGG 23
【0076】配列番号:7 配列の長さ:22 鎖の数:1本鎖 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AAGCACTACA TAGAATTTTG GA 22
【0077】配列番号:8 配列の長さ:23 鎖の数:1本鎖 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GTGTTCCTTA CAACGCTCCT CTC 23
【0078】配列番号:9 配列の長さ:23 鎖の数:1本鎖 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CAGAAGCTCA AAGGTGTGCC AAA 23
【0079】配列番号:10 配列の長さ:373 鎖の数:2本鎖 配列の型:核酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA (genomic) 起源 生物名:ナタネ(B.napus cv. Westa
r) アンチセンス:No 配列 GTGTTCCTTA CAACGCTCCT CTCATTCAGT TCTCTTCCTG GATGGGTGGA GACCGTGATG 60 GTACCCTACA CTCTTATTAT TACTTCTGTA TCCTCTTGAA AACATGATTT TAACTATCAA 120 ACATGTCTTA ATCCAGGAAA CCCTCGAGTC ACTCCTGAAG TTACAAGAGA TGTATGCTTA 180 CTAGCAAGAA TGATGGCTGC TAATCTCTAC TTCTCCCAGA TTGAAGAACT TATGTTCGAA 240 GTGAAGAAAC GTTTTAACTC ATCACAGCTT CCTTAGTTTC TTTGGTAGTT AANGTTAGGT 300 TTATTGGCAG ATGTCCATGT GGCGTTGCAA TGAGGAACTT CGTGTTCGAG CAGAAGCTCA 360 AAGGTGTGCC AAA 373
【0080】配列番号:11 配列の長さ:2006 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:ジャガイモ(Solanum tuberos
um) アンチセンス:No 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:99..1628 配列 CCTGGCAAAA GCACAAGAAA CAAACAGTAG CACTAAAATC TTGAAGGGGT GGTTTAGCTT 60 GATCTGTAGC TTTTGTTAGT GACTGATAAA TAGAAGAAAT GGCCAACATA GACATAGCTG 120 GAATCATGAA GGATCTCCCA AATGATGGCC GTATTCCAAA GACCAAGATT GTTTGCACGT 180 TAGGGCCATC TTCTAGAACA GTGCCAATGC TGGAGAAGCT TCTCCGTGCT GGCATGAACG 240 TTGCCAGGTT TAACTTTTCT CATGGGACCC ATGAGTACCA TCAGGAGACA TTGGACAATC 300 TTAAGATTGC TATGCAGAAT ACTCAGATCC TGTGTGCTGT CATGCTTGAC ACCAAGGGGC 360 CTGAGATTCG TACTGGTTTC TTAACAGATG GAAAACCGAT TCAGCTTAAG GAAGGTCAAG 420 AAATCACTGT ATCCACAGAC TATACCATAA AAGGAAATGA AGAAATGATC TCAATGAGCT 480 ATAAGAAGTT GGTAATGGAC TTGAAGCCCG GCAATACCAT TTTGTGTGCA GATGGTACCA 540 TAACCCTTAC TGTTTTGTCA TGTGATCCAC CGTCTGGAAC GGTGAGATGT CGCTGCGAGA 600 ATACTGCCAC CTTAGGAGAG AGGAAGAATG TAAACCTTCC AGGTGTGGTT GTGGACCTTC 660 CAACACTTAC AGAGAAGGAT AAAGAAGATA TACTAGAGTG GGGTGTTCCT AACAACATTG 720 ATATGATAGC GCTTTCGTTT GTGCGTAAGG GTTCAGATCT TGTCAATGTT CGCAAGGTTC 780 TTGGTCCACA TGCCAAGCGC ATTCAACTAA TGTCAAAGGT TGAAAACCAA GAAGGGGTAA 840 TCAACTTTGA TGAAATCCTT CGTGAGACAG ATTCTTTTAT GGTTGCTCGA GGTGATCTCG 900 GAATGGAAAT TCCAGTTGAG AAGATTTTCT TGGCTCAGAA AATGATGATA TACAAGTGTA 960 ATCTTGCTGG CAAAGCTGTG GTAACTGCCA CTCAGATGCT TGAATCAATG ATCAAGTCTC 1020 CAGCACCCAC CCGTGCTGAG GCTACTGATG TGGCTAATGC TGTCTTGGAT GGCACTGATT 1080 GTGTTATGTT AAGTGGGGAG AGTGCAGCTG GTGCTTATCC TGAGCTGGCA GTAAAAATCA 1140 TGTCACGAAT CTGCATTGAG GCAGAGTCTT CACTTGACAA CGAGGCTATC TTCAAGGAAA 1200 TGATCAGGTG TACCCCACTG CCAATGAGCC CATTGGAGAG TCTTGCATCA TCAGCTGTCC 1260 GTACGGCTAA CAAAGCTAGA GCAAAACTCA TTGTTGTCCT GACACGTGGC GGGAGTACAG 1320 CAAAGCTGGT TGCCAAGTAT AGGCCTGCAG TTCCTATTCT GTCAGTAGTC GTGCCTGTTT 1380 TGACCACAGA CTCTTTCGAT TGGTCCATCA GCGACGAGAC CCCAGCTAGA CACAGTTTGG 1440 TATATAGGGG CTTGATTCCA CTTCTTGGTG AAGGTTCTGC AAAGGCCACT GATTCTGAAT 1500 CAACTGAGGT AATCCTTGAA GCGGCCCTGA AGTCTGCCGT AACGAGAGGG CTATGCAAAC 1560 CTGGTGATGC TGTCGTGGCA CTTCATCGTA TTGGTTCTGC ATCCGTTATC AAGATTTGCG 1620 TCGTGAAGTA ATCGTCGTGT CACATAACAT ACAAATCTTG AACTCCCTCC ACCTGAGCTC 1680 AGACTGATTT TCATTTATGC TTTCTGGTCT TGATAATGCA TTATTAATAT GCTGATTTTG 1740 TCACAATGTC TTAGGATATC TAGTATTATC ACCAAGGATT ACTATATTTC ATGTTATATT 1800 TCATATCTGC TTCAAACACT GGATTTAAAA TAAATATTCC TTTGGTGCAG CAATATCTTT 1860 ATGTTGTTGT ATGTGGTGTA GGTGGGGGTG ATAAAGGCTG TTTTTTTGAA CTTTCTTGAG 1920 GAATTTTTAA TGTAGGACAC TGGAAAGAGT TTCCATTGGC AACTGATTTA CCATGTTCCA 1980 ATGGTTCTTT CATTTTGGAT AAAAAG 2006
【0081】配列番号:12 配列の長さ:1795 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:ダイズ(Glycine max) アンチセンス:No 配列 TGAGACTGAG GTTGGGTTTG GAAGGCAAGG GCTTGTGTTG TCACAATCCA AGAGAGAAGT 60 AATGGCGAAC ATAGACATCG AAGGGATCTT GAAGCAGCAG CAGCCTTATG ATGGGCGCGT 120 TCCGAAGACG AAGATAGTGT GTACTTTGGG CCCTGCTTCT CGATCCGTAG AAATGACCGA 180 GAAGCTTCTG AGGGCAGGGA TGAACGTTGC TCGTTTCAAT TTCTCTCATG GCACCCACGA 240 CTATCACCAG GAAACCCTCA ACAATCTCAA GACTGCCATG CACAACACTG GCATACTCTG 300 TGCCGTCATG CTTGACACTA AGGGACCTGA GATTCGGACT GGTTTTCTGA AAGATGGAAA 360 ACCTATTCAA CTTAAAGAAG GGCAAGAAGT CACCATAACT ACTGATTATG ACATTAAGGG 420 GGATCCGGAG ATGATATCCA TGAGTTACAA GAAGCTGCCT GTCCACTTGA AGCCTGGAAA 480 TACCATACTG TGCTCTGACG GGACGATTAC TCTCACTGTC TTGTCTTGTG ACCCTGATGC 540 TGGTACTGTT AGATGTCGTT GTGAAAACAC TGCAACGTTG GGTGAGAGAA AAAATGTTAA 600 CCTTCCTGGT GTTGTGGTGG ATCTACCCAC ACTTACTGAG AAGGATAAGG AAGACATTCT 660 TGGATGGGGT GTACCCAACA AGATTGACAT GATTGCTCTT TCATTTGTTC GTAAAGGCTC 720 GGATCTTGTT AATGTCCGCA AGGTTCTGGG GCCACATGCA AAGAATATTC AGTTGATGTC 780 AAAGGTTGAG AATCAGGAGG GAGTCCTGAA TTTTGACGAA ATCCTGCGGG AGACTGATGC 840 ATTCATGGTG GCACGTGGTG ATCTTGGAAT GGAGATCCCA GTAGAAAAGA TTTTCCTGGC 900 ACAGAAGATG ATGATATACA AGTGTAATCT TGTTGGGAAG CCAGTGGTGA CTGCTACCCA 960 AATGCTTGAA TCAATGATAA AGTCTCCCAG GCCAACCCGA GCTGAAGCAA CTGATGTAGC 1020 TAATGCAGTT CTTGATGGAA CAGATTGTGT GATGCTTAGT GGTGAAAGTG CTGCTGGGGC 1080 ATACCCAGAA CTTGCTGTGA AAATCATGGC TCGCATTTGC ATTGAAGCAG AATCATCCCT 1140 TGACTATGGT GCCATCTTCA AAGAGATGAT AAGGTCTACC CCATTGCCTA TGAGTCCATT 1200 GGAGAGCCTT GCATCATCTG CTGTCCGCAC AGCAAACAAG GCCAAAGCAA AACTCATTGT 1260 TGTGCTGACA CGTGGCGGGT CTACAGCCAA GTTAGTTGCC AAGTATAGGC CAGCGGTTCC 1320 AATATTGTCG GTGGTGGTTC CAGTGTTGAG CACGGACTCA TTTGATTGGA CCTGCAGTGA 1380 TGAGACGCCA GCAAGGCACA GCCTGATATA CAGGGGCTTG ATTCCTATAC TGGGCGAGGG 1440 ATCTGCAAAG GCTACCGATG CAGAATCCAC AGAGGTCATT CTCGAAGCTG CTCTTAAGTC 1500 CGCAACAGAA AGGGCCCTTT GTAAGCCTGG TGATGCAGTT GTTGCCCTGC ATCGTATTGG 1560 AGCTGCCTCT GTCATAAAGA TCTGCATAGT CAAATAATGC ATGCTCAACT CAACGTGCCG 1620 CCAACTAATG CAGGGTTATG TTTTGCCTTT TATTTCTTTC TTTCTGCTGT TTATCCGTAT 1680 CATAAAATGG AGGATTTAGT TACTAGCTGT AGATCGAGTG TTTTTTGGTA TACTCTGTTT 1740 ATATTGCGGA GTACTTCTAA ATCAGATTAT CATGGAAATA ATACTCTTAC CTTTT 1795
【0082】配列番号:13 配列の長さ:240 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:イネ(Oryza sativa) アンチセンス:No 配列 GTCGTTTGTC CGTAAAGGAT CAGATTTGGT TACCGTCAGA CAACTTCTTG GACAGCATGC 60 AAAGCGCATC AAGCTGATGT NAAAGGTTGA ATACCAAGAG GGTGTTNGTA AACTTCGCTG 120 NGATCTTGAG GGNAACGNCT GCATTTATGG TTGCTAGAGG TGATCTTGGT ATGGAGATTC 180 CANTTGAGAN GATATNTCTC GCACAGAAGA TACTNATTTA CAAGTGNAAC CNTTCCGGAA 240
【0083】配列番号:14 配列の長さ:13011 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA (genomic) 起源 生物名:ラット(Rattus norvegicu
s) アンチセンス:No 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:join(3212..3218,3766..3948.5917..6008,61
52..6283,6418..6604,6921..7191,7302..7452,7665..78
17.7911..8077,9298..9479,10163..10269) 特徴を表す記号:exon 存在位置:join(3194..3218,3766..3948.5917..6008,61
52..6283,6418..6604,6921..7191,7302..7452,7665..78
17.7911..8077,9298..9479,10163..11594) 特徴を表す記号:intron 存在位置:join(3219..3765,3949..5916.6009..6151,62
84..6417,6605..6920,7191..7301,7453..7664,7818..79
10,8078..9297,9480..10162) 配列 GAATTCCAGG GCATCAGCCA AGGATAACCC CAGTGAGCTC ATTACCCCAA AAAGTTGGGC 60 ATCAGGGTAG TTCCAAGAAT CTGGATAGAG AGTGTCCTCT GGTAGGAGCA TGTGCTCAGC 120 TTACTCCTCA CCCAGTCTCC CACGGGTGCT ATTCCCCACT GACCAAACTC TGTGGAAGCC 180 CTGGGACAAA GCCTTTGGCT CCTTGCCCCA AATCAGAGAA GAAGGGGCCA GAGACAGGGT 240 CTGGAGTGAC CCCAGATGCA TGGCACACTC TCCTCAACTC CCTGGGGCCT CCTGTCAGGA 300 CAGGAAAGCA AAAGCATGCC CAGCTGTCAG TCCTGGATTT TAATGATTAA CTGGCACTTC 360 AAACACAGCC TGTGCCAAAC AGGAGTCTTG GATTCCACCA TCTTTTTTCT TTCTTTCTTT 420 TCTTTCTTTC TTTTTTTTTT TTGATATTTT TATTTACATT TCAAATGTTA TTCCCTTCCC 480 CGGTTTCCCT TTCTATGAGG ATGTTCCCCC TCCCCAACCA CCCCCCATTC CTGCCTCTCT 540 CTCTCTCTCT CTCTCTCTCT CACACACACA CACACACACA CACACACACA CACACACACA 600 CTCCTCTGTA CTGGGGGTGG GGTGTGGGTG TCCAGCCTTG GCAGGACCAA GGGCTTCCCA 660 TTGGTGCCCA ACAAAGCTGT CCTCTGCTAC ATATGCAGCT GAAGCCATGG GTCTGTCCAT 720 GTGTACTCTT TGGGTAGTGG TTTAGTCCCT GGAGCTCTGG TTGGTTGGCA TTGTTGTTCA 780 TATGGGGTCT CAAGCCCCTT CAGCTCCTTC AATCCTTTCT CTAAAGGGTT CCACCATCTT 840 AACCCTACTT CCACACTTAC CTCAGTGAAC AACAGACACT TCTCCCCTCC CGCCTGCTTG 900 GGTTATATCA GGGCCCCTTG AAAAGCCCTC TGTGCCTTTT CTCCCTACAG CTCCTCCCTA 960 ATTCTTTGGC TCAAGAGAAG GCCCACCTTG ACCTGGTTGG CCTTTGTGAC TATTGTGGGA 1020 GGTCAGAATC CACTGGAGAC CTCACCCAGT CCGAAGCCTT ATGTCTCACC TCCCCAGGAA 1080 AGCCCTTTGC TCCCCTATCC CAGGAATACA GGGTGTTAGC TATCACATCT TCAAAGGTTG 1140 GCTTCAGAGA AAGATGACTT CCTCCTGCTT GCAGTACCTC AGCACTGGCA GATGGATGGG 1200 ACATTTGACC CCAGAGCAAA ACCAGACTTC TCCATGTTGT ACTCCAAGCA CTGAAAGCCT 1260 CCCTTACCAG TACAGCTCCT CATTCCACTC TGCCTTCCCT TTTCCAAAAC ACATCTCACA 1320 GACTTCTCCC TCCCCACAGT GCCACCCAGG CTAGCCTGTC ACCTCCCACC CTGAGCAACT 1380 CCCAAGACTC ACCTGTGTCT CCCTAATCCA CCACTGACTC CACCACTGAC TCCAGCCAGA 1440 GCAACCGTAA ACTTTACTTG AATTATGTCC CTGGCAGCAA TGCCAGTTGC CGCTCAGTGC 1500 CCAGCTTTAC CATGGCCACG TTCTCCCTCC CAGCTTCTTC TACACGGAAA GGTTTTTCTT 1560 CCTCAGAGTT GTGGGATATA TTTAACCTGC AGAGGAATGT GTGTGTGTGT GTGTGTGTGT 1620 GTGTGTGTGT GTGTGTGTGT GTGTGTTTCC TCTGCCCCTG CTGGTCCCCT CTCATCTTTA 1680 ATAGTGTAGG CAGAATCACA TCAAAGAGAG CCGCATCTTC ATTAGGAGGT ACCTAAGACA 1740 CATCACTGCA ACGCCCGGCC CCTCTACCCA GTACCGAGAT CCATCCCTGA CAGCCCCTGC 1800 CCTGTTTATA GCATTTATTT ATTTGCTAGT AGTCTGTCCC CCACCCCTGC TATACTATAA 1860 TCCACAGACG GGAAAGTTTC CATCTGCCTG ACTCCCACTG TATCCTCAAG GTCTGTCACT 1920 GGCCGGTGTC ATAGTGAGAA TGCCACGGAA GGCCTCCCAG AGAACCCCCC TGTTTTATCA 1980 ACTTTGCGGA ACATGCAAAA CCACCTAAGA CTGGAGTCAG GAGGATCCCC AGAGTAGGGC 2040 CTTCTGGGAT TCAAGAGAGC AGTAAGTGCC AGGTGGTCCC CTTGGTAGTG ATAGGGGATT 2100 CTGCCTGCAG GACTGCAGTT TACCATCATG GTGGTCAACA AGGCAAGGTC ATTCTCCCTG 2160 GTGCTATGGT ATGATCTCCC TGGTGAGATC GATGCCCTTG TGATGGCTGA GGAGATCCCC 2220 TGTACTCAGG TTTCCATGTG TTTATCCATA CGGCTGGTCA ACAACAATAC AAGTTTATGA 2280 GTTAGTGCCT AGGAATGTTC ATGGTTTCAT CTCTGGGTTC TCAGAGGAAC ATGTGCGAGA 2340 AACTGAGAGA CCCTCTAACC TTTAACTACC AAAGGGTATC CCTGTTTTCC ACAGCCTAGT 2400 CCCCACCTTC AAGCTCTTGT TCTGAGAATA CACCTAAGAT TCTCTTCAAT AAAATGCAAA 2460 GAGAAAGGCA TTGTACTGTT GGCAATCAAC CAATCTCTTC TCTAATGATG AGCCAACAAT 2520 GTGAATGGAC TAATGATTGA TCAGGAAAAA ATAGATGACC TAGGGGAAGG GGAGAGATGG 2580 GGGCCCCACA ACAGGCAGTC CTTGAGAAGG GACTCTGTGG GGATGGGGCT GCCTGCTGGG 2640 TGTGCCCCTT TTCTATTCTC TGGCTTCCTC AGATAAGACC AGCAGTTAGG GTACACTCTC 2700 CTCCCAGTCT GCCGTTCTTG CAGACACAGT TCCACGCTTT GGAAGCATGT CTGTCCAGGA 2760 GAACACTCTA CCCCAGCAGC TCTGGCCGTG GATCTTTAGG TCCCAAAAAG ACTTGGCAAA 2820 GTCTGCCTTA AGTGGGGCTC CCGGAGGTAA GAAGAGGAAG GGAAGCCACT GAAGAGAGAG 2880 GAGAATTAGG GTAGAATCAG CGTTGAGAGA TGGAGGCCTT GTGGGGTAGG ATGCCCAATA 2940 TAGCCTCACC TCGGCTAAAT ACAGACCTGA TCTGAGCCTT TGATCCAGGC TCTGCAGACA 3000 GGCCAAAGGG GATCCAGCAG CATGGGCGCA CGGGGCACTC CCGTGGTTCC TGGACTCTGG 3060 CCCCCAGTGT ACAAGGCTTC CGTTGGCAAG AGAGATGCTA GCTGGTTATA CTTTAACCAG 3120 GACTCATCTC ATCTGAGCCA GGCCCCATCC CACTGACAAA GGCGCAGTAT AAAGCAGACC 3180 CACAGACACA GCAGGTAAGC AACGTAGCAG CATGGAAGGT GCTTCTAAAC CGGGTGCTCT 3240 ACTGAGCAGG GCTGGGTCAA GCTACGGATC CAGCGCAGCC TTGAATGGGT GGAGGGAAGG 3300 TGGAGGGGAG GGGAGTGGAG AAGGCCAGAG AATTGCCTGG AGCTGGAAGA AGTAAACAAG 3360 AAAATGAGGG AAAGTAAGCT GAGTGTTTGC AGGCCTAGAT AATGAGGTGC AGGCTTGAAG 3420 GAGGCCTCTG GGAGGGCTGA AGCTGAGTGG TCTGCAGCGG TGTGACGCTT GGGGAAGGTC 3480 TCTGTAGCTT GGGGATAGAC CTGGATTTGA ATCATCTCAC TTGGCTGATG CATTTTTTTT 3540 TTCTTAGACA ATGTATTTTT TTTTCCCCTT GGTCTTTTTC TTACTTGTAA AGTGGGGATA 3600 GAGCAGGACC CTGGAGACTA AACAAAGTAG CGGGTGTGTG ATAGTCAAAT GGGAGGAAGA 3660 CCTCGCACCA TCTGGAGATC TGAATAGACA CAGGGTGCAC TGGCAGGAAG CACATGGGGG 3720 ACAGGCAGGT GTCTGTGCAA GAGCCTGAGT TTCCATCTAC GGCAGGGCCA GCGGGATACC 3780 TTCGACGTGC GAGTGTGGCT CAACTGACCC AGGAGCTGGG CACTGCCTTC TTCCAGCAGC 3840 AGCAACTGCC GGCAGCTATG GCGGACACCT TCCTGGAACA CCTCTGCCTT CTGGATATCG 3900 ACTCACAGCC TGTGGCTGCT CGTAGCACCA GCATCATTGC CACCATTGGT AAGACCACCC 3960 AAGCCCTAGA AGCCACACAG GGCCACCCAC ATGGCTCAGG TGTCTCCTTA CTTTGCTATC 4020 CTTGTTGTGG TCATTCATTC AACAAATATT TGTGAGATTT GTGCAGGGGT AGGGGGTGGG 4080 TTTGTTTTTG TTTTTGTTTT TGTTTTTTTG AGATCGGGTC TTTTTATGTT GTAGCTCTGA 4140 CTGATGGATA GGCAGGTCTC AAATTTAGAA ATCTCCCTAC CTTTGCCTCC TGAGAGTTGG 4200 ACTGGGACCA CCTTGCTCCA CATGAGGCTG GGTTTTTGAG ACAGGGTCTC AGGTAGCCTT 4260 GGATATTTCT AGCTTATTTC ATAGACCCTA TTATATCGTC TTAGCCTGGT GAAAGCATAG 4320 GTATGTGATA CCACACCCAA CTTAACAAAT GCTTGTTGAG TACCTGGAAA ACAAGGTTTG 4380 GAATTGGGGG GTAGACTCTA TCTCAAAAAC AAATAAGAAC GAGGAAAGGT GTCATCTGCA 4440 CACAGATGGC CTTCCAAGGA TAAGGACGGC TGGGATCACA GAGAAGTGAA AGGTATATAT 4500 AATGAACTGA GGACCAGACA GACACACACC TAATACACAC ATGTCACACA ACATACACAC 4560 ACACCACACA CATACACATG CACCACACAC ATACACACAC ACACCACACA TATACTACAT 4620 ACCCACACAC ACACCACTCA CATATCACAC ACATGTACCA CACATACACA CATCTTGCAC 4680 ACACACACAC ACCACACACA TATCACTCAC ACATCACATA CATATACCAC ATATACACAC 4740 AGCACACACA TACACCGTAT ATGCACCATA TCACATACAC ACACACCATT CACACGTCAC 4800 ACACACACAT GCACTATACA CACACACCAC ACATAACACT ACTCACACAT GACACACATA 4860 TACTACACAT ACACAAATCA CTCACACATA CCATTCATAC ACATACATCA TACACACATA 4920 CCACACACCA CTCACATATA CACCACACAC ACAAACATGT ACAGGCCACA CACACACACA 4980 CACACACACA CACACACACA CACACACACA CACCAGTCCT CACACATTAT GGCTCAGCAT 5040 GCTCAGCAGA TAAAGTCTTG TCATGGAGCT GGGTGACCTG AGTTCAATCC CTGAAACCAC 5100 ATGGAGGATT CGGCCACACA CACCAAAAAC AAAAACAGAA CTCAGTCCAG CCAGGCTATG 5160 AGGCCCTGTT TCAAGGAGAG AGGGTGGGCA GTAGCTCTGT TGTTAGAACA CTTGCCTCCT 5220 GCATGAAGCC CTGGGTCCGT CCTAGCGCTA CATAAATTGG CTGTCGTAGA GTACACCCTT 5280 AACCCAGCAC AGGGGAGGAC AGGAGAACCA AGCCCAAGGT TATCCCCAGA AGCCAGAGCA 5340 AACCCAAGGC TAGCCTGGGT TATGGGAGTC CTTGTCTCAG AAGGAAGGAC TGTTATTCCT 5400 AAAGAATGGG AGATAAGGAT GGGTGTAGCT CAGTACTATA GCATTTATTT GCCTCGCATG 5460 TAGAAGGCCC TGGCCTCCAT CTCCAGAGCA GAAAAAAAAA ATGGTGGCCA GGGAAGAAGA 5520 GGGAGGGGGA AGTGCATACA GCGAGCTGCT GCTGCTGCTG CAGGCTGACG TGGATGAAGA 5580 CAGGGACAGA TCTCAGTTCT GTCAGTGAGA TTGCTCAGCT TTCAAAGTGC CTTTTTGACC 5640 TGCCTGGCGT TCTGACCCTT CACAGCCTAC AGTAACCTCC ACAGCATACA CTTATGTCAG 5700 GTCACTTGCT AACAAAGGTC CTGAGGCCTG ACTGAGATTT AGACATTCCA CAAGCTGCCT 5760 TCCCAAGGGC TGTGTACTGG TTGGAGTGGG GGAAAAAAAG AGTTTGTGAG TAGAGGAACT 5820 TCGAAGGACT CCTGGGTAGG GGAGTCTCTC CGATGTTGCA GATGGGTTTG ACTGTCAGGC 5880 TTGGGAGGAC CTTCTTAGTG GGTTCTCTGG TTCCAGGGCC AGCATCCCGC TCTGTGGACC 5940 GCCTCAAGGA GATGATCAAA GCAGGGATGA ACATTGCACG ACTCAACTTC TCCCATGGCT 6000 CCCATGAGGT GTGGGGAAGA AGTCATGGAG GGTGGAGCTG AGAATGCCCC CAAGGTCCTG 6060 TTCACTTTGC CTTAAGATCC AGGTTTTGTT CTCTCTCTCT CTCTCTCTCT CTCTCTCTCT 6120 CTCTCTCTCT CTCTCGCTTT CTCTCTGGTA GTACCATGCA GAATCCATCG CCAACATCCG 6180 GGAGGCAACT GAGAGTTTTG CAACCTCCCC ACTCAGCTAC AGACCTGTGG CCATCGCCCT 6240 GGACACCAAG GGACCTGAGA TACGAACCGG AGTCTTGCAG GGGGTGAGAA GCCTTTGGGT 6300 CCGAGCTGTC TGGGGCCTGG AGGAGCATGA GAGCCCTGGA GCAAGAGAGA GGGTCCCTAC 6360 CCTCTCAGGG TCCACTTGCA AAACTCAGGC TTCTCTACCC ACCCCACTCC CCTCCAGGGT 6420 CCGGAGTCGG AGGTGGAAAT TGTGAAGGGC TCACAGGTGC TGGTGACGGT GGACCCGAAG 6480 TTCCAGACAA GGGGTGATGC AAAGACAGTG TGGGTGGACT ACCACAATAT CACCCGGGTC 6540 GTTGCAGTGG GGGGCCGCAT CTACATTGAC GACGGGCTCA TCTCCTTAGT GGTACAGAAA 6600 ATCGGTACAG AAATGCATCC TGATCTTATG AGGCGCTCCC AAAACCCTGA AACAGGGCAT 6660 TTTCTCTTCC CTTTGGTTTC TATGTTCTGT CAGCTCCTTA CCCATACCTT CCCCTAGTGG 6720 TGCTTGCTTC TCCACCTGTC CTAGTGGTCC CTGCTGTCAT CATGGGTTGG AGCTGAGCAT 6780 TTGATGCCTC TTCTTGTGTG TGGAGTGAGT GAAGGGTTCA GAAGATTCCA ATTTCTGGAG 6840 GATCCAAGCT TAAGAGTTCC CTCTGCAGTG CCTATATCGC AGCTCAGCCT TACAGACACT 6900 GGTTCTCTCT ATACCCGCAG GCCCAGAGGG ACTGGTGACA GAAGTGGAGC ACGGTGGTAT 6960 CTTGGGCAGC AGGAAGGGTG TGAACTTGCC AAACACTGAG GTGGACCTGC CCGGGCTGTC 7020 TGAGCAAGAC CTTTTGGATC TGCGCTTCGG GGTGCAGCAT AATGTGGACA TCATCTTTGC 7080 CTCCTTTGTG CGGAAAGCCA GTGACGTGTT AGCAGTCCGG GATGCCCTGG GGCCAGAAGG 7140 ACAGAACATC AAAATTATCA GCAAAATCGA GAACCATGAA GGCGTGAAGA AGTGAGGCTT 7200 AGTCTTTGGT CCGTCAGCCC TCTGTTTCTC TTTCCCTCTC TTCTGCATGA TATTTCCTGC 7260 CATCTCCTCC TCTGCCTAGC CTGGATTCCT CCAACCACCA GGTTTGATGA AATTCTAGAA 7320 GTGAGCGATG GCATCATGGT GGCACGGGGT GACCTGGGCA TTGAGATCCC TGCGGAGAAG 7380 GTTTTCTTGG CTCAGAAGAT GATGATTGGA CGCTGCAACC TGGCCGGCAA GCCTGTCGTT 7440 TGTGCCACAC AGGTCTGGAG CAAACCCTTG GGCTTTAAAG GTGCTGAGAA ACCTACATGT 7500 TGCTGTCTGG TGCCTGGTCA CAAAAGACGA TGACATGAAC TTCCAGGGTC TTACTGTGAC 7560 CCTGGCACTC TAAGCGTGCA GGTGCCAGAG AAATAGCGTG GGCGGGTTCG GGTCCCCAGT 7620 CAGAATGTGA CTTCTACAGC TTTGACATCC ATGGTGTCAC TCAGATGCTG GAGAGCATGA 7680 TCACTAAGGC TCGACCAACT CGGGCGGAGA CAAGCGATGT GGCCAATGCC GTGCTGGATG 7740 GGGCTGACTG TATCATGCTG TCCGGAGAGA CCGCCAAGGG CAGTTTTCCT GTGGAAGCTG 7800 TAATGATGCA ACATGCGGTA GGTACTCCGT TCTGAAAAGC TGCTGGGCCA GCGACACAGA 7860 CCCCTCTGGA ACCCCGTTGA CTACTCAACC TGACCTACTG GTCCCTGCAG ATTGCGCGGG 7920 AGGCAGAGGC CGCTGTGTAC CACCGCCAGT TGTTTGAGGA GCTACGCCGG GCAGCGCCGC 7980 TGAGCCGTGA CCCAACTGAG GTCACTGCGA TTGGAGCCGT GGAGGCTTCC TTCAAGTGCT 8040 GTGCAGCAGC CATCATCGTG CTGACGAAGA CTGGCCGGTG AGAAACATAT TGGAAACAGG 8100 GCTTTGGGCA GGGGCGGCTG ACACAGAGGC TAATAAAAAA AGCACTGCTT TAGGGCAAGC 8160 AAAGAAACAG CCATGGATGC TAGAGGCCAG GAGAGGCTAG AGGCTTGGAC AGGTGGCTTT 8220 TTGATGATCT AGAATCAGAG CCAGTGATGG GGGGGGGGGG GCGCACGGGG ACGGGGACGC 8280 AGCAGGTGAT AACCCAAGCA CGTTGGCCTT AGGGTATTTG AAGACCAGGC TCTGACAGAT 8340 CTTCACTGTG CTGAGGTGTT GCTGAAAAAC CCAGTAGGCC CAAGAGCTGA GGATTTTTCT 8400 CAAACTTAGT AGTGAGATCC TAAGTAATTG TTAGGGCTTA CAAGCCTTGA CTCCATGGAT 8460 CTGTGTGAGT TTTTCATTTG TCCCCACCCC ACCCCACCCC CATGGGGTTG TGAGGATTAA 8520 CAAAAAATGG TTAAGAGTCA TATGGAGGTT GGGAATGATG TAAACATATC TTCTAGACAG 8580 TTTTACCCTT TTTTTGTTGT TTGTTTGGTA GGATTTTTCT GACATAGGGA CTTATTAGTC 8640 CTGGCTGGCC TGAAACTTCC TTAGTACCTG AAGTAGCCTT GAACTTAACC CTTTACCCCG 8700 AGGGCTGAGG TTGTGGGCGT GTCTCACCAC GCCTGGCTGG CTTTACATTT CTAATTTTTT 8760 GGAGGATTTA TTACTTTTAT GTGTGCATGT ACAGTTCTAA GGCGAGAAGA GGTTGGACCC 8820 TCTGGAGCTG GAGTTACAGG CAGTTGTAAG GGATTTGATG TGGGTGCTCA GAACCAACTC 8880 TGGTCCTCAG AAAGAGCAGT GCGAGCCTTT AAGAACTGAG CCATCTCTCT AGCCCAGGTT 8940 TTACATTTAT CTTTCAATAT GGATTGACAT TTTGCCTGCC CTTACGTCTG AGCACCATTT 9000 GCATGTCTGG TGCCAGTGAA GGCCAGAAGA GGATGTTAGA GCCCCTGAAA CTGGACTTAA 9060 AAACCATTGT TAGCCACCAT GCTGGTGTTG AAAACGTAAT CCCAGCGTGT GCTCTTAATG 9120 GTGAGCCGTC TCTACATCAG GGTAGGTCTT CTTACTACTT AATGAGAAAG ACAAAGATCA 9180 GAGGAGTATA CCTTACCCAA GGACACAGGG TTTGTTAGTG ACAGTGACAC CTGGAACCAT 9240 AATTCAAACT CGTTTCTTGG GTCAACACTC AGAGCTAACC TTTTCTTCCT CATGCAGTTC 9300 AGCCCAGCTT CTATCTCAAT ACCGACCTCG GGCGGCTGTC ATTGCTGTGA CTCGATCTGC 9360 CCAGGCTGCC CGACAGGTCC ACCTGTCCCG AGGAGTCTTC CCCTTGCTCT ACCGTGAGCC 9420 TCCAGAGGCC ATCTGGGCAG ATGATGTGGA TCGAAGGGTC CAATTTGGCA TTGAAAGTGG 9480 TGAGCCTTGC CCTCTGTTCC ACAGCCTGCC TTCTTACCCC GACTCCAAAG CTCTGTCTGT 9540 CCTCACTGGC CCAAGTTTTC TAGGAATCGC TAAGATGGAC ATGTCTTGGG CTTTATTTTT 9600 GTTTTTTTGT TTGTTTGTTT TTTGTTTTTT TTTTAAAGAT TTATTCATTT ATTATATATA 9660 AGTACACTGT AGCTGTCTTC AGACACACCA GAAGAGGGCA TCAGATTCTG TTACAGATGG 9720 TTGTGAGCCA CCATGTGGTT GCTGGGATTT GAACTCAGGA CCTCTGGAAG AACAGTCAGT 9780 GCTCTTATCC GCTGAGCCAT CTCTCCAGCC CATGTCTTGA GCTTTAAAGC AGGAAGGGTA 9840 GGCTGAGAGG AAAGGAGTGA GAGCAGGACC CCTGAGAAGT CCTTGCTGCT GTCTGCCACA 9900 GCCTAGTAGG ACACATCAGT AAGAGGAGGT TCCAGAAGAG CTGGAACTAA ATTTTAATTT 9960 ATAGTTGTCC TTGTCCCATT AGTGCAGCCA CATGGGTGAA AAGGCTCAAT GCTGAAAAAC 10020 AGTATACAGC ATCCCTCCAC ACACACATCC TCTCAAACCA CTGCCTTTGG TTCCTTTCCC 10080 CTACAGGATA GGTAGCCTTG AGGTGGTCGA TGCTAATGGC TGACCCAGGT TCTTCAATGA 10140 CTGTCATATT TTTCTCCACC AGGAAAGCTC CGTGGTTTCC TCCGTGTGGG TGATCTGGTG 10200 ATTGTGGTGA CAGGTTGGCG GCCTGGCTCT GGCTATACCA ACATCATGCG GGTGCTGAGC 10260 GTATCCTGAA ATGCCTCTCC CCATTCTGAC CCAGTTACAC CCTATTTCTT TCAACCCACA 10320 CCCCTCCCAT AGTCCTACAT CTGCCATCTA GCCCCATCCC TGTGCTTTAC ACAGCCCTGA 10380 ATGTCTGTGT CCAATTATAC AGTGGCCACC GGCAGCATCG GTTGTATATC CCTGTCTCAA 10440 TCCGCTCAGC TGGACTCTAA GATACCCTGA GCCTTTAATC CCAGCCCAGC TGGTGATTCG 10500 ATTCCTTCCG GGTCCCAATC ATTGGAATGG GGGAGTGGAA ACAGGGTGAT CTTGTCCAAT 10560 TTTCATACAA TCATGATTTT AAAACACTGT CTGATATAAC CCTCATGATC AGTTCCTAGC 10620 AAAGTGTCAT CTCCTAATGG CCTCAAGTCA GGGCAGAATA CTCCTTCAAG GAGCACAGCT 10680 CCACACTTTA GGGAAGGCTG GGGCAGCTGG GTACTGGAGA GAACTAAGAC AGGCGGCTTT 10740 TCTCTCTCTC TCTCTCTCTT TTTTTTTTTC TTTTCTTTTT CTTTTTTTCG GAGCTGGGGA 10800 CCGAACCCAG GGCCTTGTGC TTGCTAGGCA AGCGCTCTAC CACTGAGCTA AATCCCAACC 10860 CCAGCTTTTC TCTTTTTAAT ACAAGCTCTC ACTGGCCTCA AACTCCTAAG TCCTCCTGCC 10920 TGGCCCTCCT AAGGGTAGGG ACTACAGGCA TGAGTGACCA GCTGGACTTC GGGTGCCTTA 10980 TTTTCTTACT GACTCCACAA ACCATGGTTG TTCTCCTGCC CACTGCTCTG CTGGGTCAGA 11040 TGATCCAGAA ATTCTTCCAC AACCACTTGG CTCCCACATA CAAATTAGAA GCAAACTGAA 11100 TCTTTTCTTT TAAACCCAAC TGTTTAGGTG CAATTATAAA AACAACTCCC ACAGGCAAAG 11160 AATCCCAGAA TCTCCTACCC TAGGAGATGT ATAGTCCTGG CCCCACCCAT CAATCTGTAG 11220 TATACTCCTG AAGCGGGACA GAACTGGTGG ACAGGGGACT CCTCTTGTCC CTAAGAAAGT 11280 GGAGGCACTG TTGGCCCACC CCTCCTAGGT TTGAATACTC CAGGCCCTCC TCTTAGCACC 11340 AACAGCAAAT CCAGATGAGG AAAAAAAAAT AAGTGCAGTT CTCCTGCTGC CCTCCTCTTT 11400 TCACTACCTC AATACAGCAA GTTTGAGTAT TGCTGCTGAT GGCAGTGTGC AAGGCCACAA 11460 AGATGTCCCC CCTCAGCCCC CTACCAGAAG GTGGAGAGGA CAGAGGAATG AATAATAAAG 11520 TGAATGCGTC AAATTAGCAA ATGAATAAAT AAAATTAATA AGTGACTGAA TAAGACACAG 11580 GGAAAGATAA AAGGTCACAT GAGGATTCAG CCCCTTACCC CCTACCTGGG GGAGCTAGGC 11640 TAGCACAGTA AGGAGGCGCC AAGTATCCCT TAGCTTTAGG GCAACACCAT TGAGTCAGGG 11700 AGCACAGTGA AGAGCAGCTT CTAGTTTACA AAGGTAGTGC TTTCCACACA GGAGCTGCGG 11760 AGGGCAGACT ACAGTGGGCA GAGATACCCG TTCTCACGTG GTGTAGACAA GGACGGTCCG 11820 TCCACACGTG GCAGTGAGAG GGAAGATGGT CACACCTAGG GCCCTAGACA TCTGTTGGCT 11880 GTACTAGATA ATTGACAGTA CCCAGCTACG ACAATGGGGA TGGGAAGAAA GGACACACTG 11940 GGCACAACCT GCAGGGTCAC TGACAGGGAG ACAGCCATCT AGTCACTCGG CAGTGAAGGA 12000 AGCAGCAAGT ACTTGTGCTT AATAAAGGCA GGGCTGTGGG CCCAAGCCTG CACCTGGCAG 12060 GACTGTGGCC TGGGGACACC TTGTTAAAGG GCTTTGAGTC ACTTCTACTT GGCAGTGGCT 12120 ACACATTGTA CTTAGCACAA TGCCTTGACG GGGTAGGCAC TGGTACCTAT GACAAATGGG 12180 TATGTGATTA GGATTCGCAG GCTGCAGCTG CTATGAGCTG AGGACACAGA GGACAACTTT 12240 GTGGTAGTAA AGGGCAGTGT GTTAGATCCC CGCAGCCTTC CCCAGGGGCG TCTACCCTCA 12300 GGCACACCTT ATTGCGTGCC AATAGCTAAG GCCAGTGCAA TCTAGGATTT CACATGTTGG 12360 CAGAAATTTG GGGACCTCTG GGGGTAACTG GCTCAGGCAC TGATGACCTG GATGGCTGGA 12420 CAGTCCCTGG AGGCTTGGCC AGGAGCCCCA AGGGCAGCAC GCTCACTTCC AGAGCCTTTG 12480 CGCCTAGGAG AGCCATCCCC CGTGGCTCGC TGAGGCAGAG AGGGTTGAGA GGCAGAGAGT 12540 GGGCGGCCCC TAGGTCCTAG CCTCCGACCA CCTCCTCCTG GGGAGGGCCC AACAGAGACA 12600 CCTGGGAACG CCCTGTCCGG GATAGGCTGG CATGGAGGGT TCGGGCAGGT GGAGGGGGAG 12660 GGCCCAACAG AGACACCTTG GGAACCCCTG TCCGGGATAG GCTGGCATGG AGGGTTCGGG 12720 CAGGTGGAGC AGGCAGGCGA GAAGTGGACG CCCAGGGTCC CCGGGCCAGC AGAGGACCTG 12780 CTCGGACAGG CACCAGTGGG GAGGCTGGGG AGCCTGCTGA GCGTCTAGCA GATCGAGCCA 12840 GGAGGGTGGC TGGAGAATCA GGGGAGAGGG GCAGAGGGCC TCGCTGATGA GTCAAGGCTA 12900 TGGCCACGTT GGAGGTCACA GCAGCTGCCT GCAGAGGTGC GTGTACCAGT GGTTCCCACA 12960 GCACTGGCTT TCCACTGAGG CGAGCTCCTG TGCCCGGAGC CAGACCCCGA A 13011
【0084】配列番号:15 配列の長さ:2885 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA (genomic) 起源 生物名:酵母(Saccharomyces cere
visiae) アンチセンス:No 配列 GATCCAAATG TAAATAAACA ATCACAAGGA AAAAAAAAAA AAAAAAAAAA ATAGCCGCCA 60 TGACCCCGGA TCGTCGGCTT GTGATACGGT CAGGGTAGCG CCCTGGTCAA ACTTCAGAAC 120 TAAAAAAATA ACTAAGGAAG AAAAAAATAG CTAATTTTTC CGGCAGAAAG ATTTTCGCTA 180 CCCGAAAGTT TTTCCGGCAA GCTAAATGGA AAAAGGAAAG ATTATTGAAA GAGAAAGAAA 240 GAAAAAAAAA AAATGTACAC CCAGACATCG GGCTTCCATA ATTTCGGCTC TATTGTTTTC 300 CATCTCTCGC AACGGCGGGA TTCCTCTATG GCGTGTGATG TCTGTATCTG TTACTTAATC 360 CAGAAACTGG CACTTGACCC AACTCTGCCA CGTGGGTCGT TTTGCCATCG ACAGATTGGG 420 AGATTTTCAT AGTAGAATTC AGCATGATAG CTACGTAAAT GTGTTCCGCA CCGTCACAAA 480 GTGTTTTCTA CTGTTCTTTC TTCTTTCGTT CATTCAGTTG AGTTGAGTGA GTGCTTTGTT 540 CAATGGATCT TAGCTAAAAT GCATATTTTT TCTCTTGGTA AATGAATGCT TGTGATGTCT 600 TCCAAGTGAT TTCCTTTCCT TCCCATATGA TGCTAGGTAC CTTTAGTGTC TTCCTAAAAA 660 AAAAAAAAGG CTCGCCACTC AAAACGATAT TCGTTGGCTT TTTTTTCTGA ATTATAAATA 720 CTCTTTGGTA ACTTTTCATT TCCAAGAACC TCTTTTTTCC AGTTATATCA TGGTCCCCTT 780 TCAAAGTTAT TCTCTACTCT TTTTCATATT CATTCTTTTT CATCCTTTGG TTTTTTATTC 840 TTAACTTGTT TATTATTCTC TCTTGTTTCT ATTTACAAGA CACCAATCAA AACAAATAAA 900 ACATCATCAC AATGTCTAGA TTAGAAAGAT TGACCTCATT AAACGTTGTT GCTGGTTCTG 960 ACTTGAGAAG AACCTCCATC ATTGGTACCA TCGGTCCAAA GACCAACAAC CCAGAAACCT 1020 TGGTTGCTTT GAGAAAGGCT GGTTTGAACA TTGTCCGTAT GAACTTCTCT CACGGTTCTT 1080 ACGAATACCA CAAGTCTGTC ATTGACAACG CCAGAAAGTC CGAAGAATTG TACCCAGGTA 1140 GACCATTGGC CATTGCTTTG GACACCAAGG GTCCAGAAAT CAGAACTGGT ACCACCACCA 1200 ACGATGTTGA CTACCCAATC CCACCAAACC ACGAAATGAT CTTCACCACC GATGACAAGT 1260 ACGCTAAGGC TTGTGACGAC AAGATCATGT ACGTTGACTA CAAGAACATC ACCAAGGTCA 1320 TCTCCGCTGG TAGAATCATC TACGTTGATG ATGGTGTTTT GTCTTTCCAA GTTTTGGAAG 1380 TCGTTGACGA CAAGACTTTG AAGGTCAAGG CTTTGAACGC CGGTAAGATC TGTTCCCACA 1440 AGGGTGTCAA CTTACCAGGT ACCGATGTCG ATTTGCCAGC TTTGTCTGAA AAGGACAAGG 1500 AAGATTTGAG ATTCGGTGTC AAGAACGGTG TCCACATGGT CTTCGCTTCT TTCATCAGAA 1560 CCGCCAACGA TGTTTTGACC ATCAGAGAAG TCTTGGGTGA ACAAGGTAAG GACGTCAAGA 1620 TCATTGTCAA GATTGAAAAC CAACAAGGTG TTAACAACTT CGACGAAATC TTGAAGGTCA 1680 CTGACGGTGT TATGGTTGCC AGAGGTGACT TGGGTATTGA AATCCCAGCC CCAGAAGTCT 1740 TGGCTGTCCA AAAGAAATTG ATTGCTAAGT CTAACTTGGC TGGTAAGCCA GTTATCTGTG 1800 CTACCCAAAT GTTGGAATCC ATGACTTACA ACCCAAGACC AACCAGAGCT GAAGTTTCCG 1860 ATGTCGGTAA CGCTATCTTG GATGGTGCTG ACTGTGTTAT GTTGTCTGGT GAAACCGCCA 1920 AGGGTAACTA CCCAATCAAC GCCGTTACCA CTATGGCTGA AACCGCTGTC ATTGCTGAAC 1980 AAGCTATCGC TTACTTGCCA AACTACGATG ACATGAGAAA CTGTACTCCA AAGCCAACCT 2040 CCACCACCGA AACGTCGCTG CCTCGTGTCG CTGCTGTTTT CGAACAAAAG GCCAAGGCTA 2100 TCATTGTCTT GTCCACTTCC GGTACCACCC CAAGATTGGT TTCCAAGTAC AGACCAAACT 2160 GTCCAATCAT CTTGGTTACC AGATGCCCAA GAGCTGCTAG ATTCTCTCAC TTGTACAGAG 2220 GTGTCTTCCC ATTCGTTTTC GAAAAGGAAC CTGTCTCTGA CTGGACTGAT GATGTTGAAG 2280 CCCGTATCAA CTTCGGTATT GAAAAGGCTA AGGAATTCGG TATCTTGAAG AAGGGTGACA 2340 CTTACGTTTC CATCCAAGGT TTCAAGGCCG GTGCTGGTCA CTCCAACACT TTGCAAGTCT 2400 CTACCGTTTA AAAAAAGAAT CATGATTGAA TGAAGATATT ATTTTTTTGA ATTATATTTT 2460 TTAAATTTTA TATAAAGACA TGGTTTTTCT TTTCAACTCA AATAAAGATT TATAAGTTAC 2520 TTAAATAACA TACATTTTAT AAGGTATTCT ATAAAAAGAT AACTTATGTT ATTGTTAACC 2580 TTTTTGTCTC CAATTGTCGT CATAACGATG AGGTGTTCGA TTTTTGGAAA CGAGATTGAC 2640 ATAGAGTCAA AATTTGCTAA ATTTGATCCC TCCCATCGCA AGATAATCTT CCCTCAAGGT 2700 TATCATGATT ATCAGGATGG CGAAAGGATA CGCTAAAAAT TCAATAAAAA ATTCAATATA 2760 ATTTTCGTTT CCCAAGAACT AACTTGGAAG GTTATACATG GGTACATAAA TGCAGATGCC 2820 AGTGAACTAT GTTCAGCTTC TGGCCTTCGT TTGGTGGTTT AATCTATTTT TTATAAAAAA 2880 TGACG 2885
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるベクターの構築を記載したも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12N 5/10 C12R 1:91) (C12N 9/12 C12R 1:91) (C12N 15/09 ZNA C12R 1:91) (72)発明者 岩渕 万里 秋田県秋田市保戸野中町7−20 (72)発明者 早川 孝彦 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 株式会社植物工学研究所内 (72)発明者 今村 順 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 株式会社植物工学研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物種子の細胞質型ピルビン酸キナーゼ
    の活性値を、該植物種子固有の細胞質型ピルビン酸キナ
    ーゼの活性値よりも実質的に低下させることにより該植
    物の種子貯蔵脂質含量を増加させる方法。
  2. 【請求項2】 前記植物が、その胚に貯蔵タンパク質と
    貯蔵脂質を蓄積する植物である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 植物が油料作物である請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 植物がナタネ、ダイズ、ヒマワリまたは
    ゴマである請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 植物がナタネである請求項4記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記細胞質型ピルビン酸キナーゼの活性
    値を、ピルビン酸キナーゼをコードするDNA配列また
    はその一部を、種子細胞中の細胞質型ピルビン酸キナー
    ゼの発現を抑制させる形で目的植物に導入することで低
    下させる請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 ピルビン酸キナーゼをコードするDNA
    配列またはその一部を、種子細胞中の細胞質型ピルビン
    酸キナーゼの発現を抑制させる形で目的植物に導入する
    方法が、アンチセンス法、コサプレッション法、リボザ
    イム法、またはジーンターゲッティング法である請求項
    6記載の方法。
  8. 【請求項8】 ピルビン酸キナーゼをコードするDNA
    配列が、ナタネ、ヒマ、ジャガイモ、ダイズ並びにイネ
    由来の細胞質型ピルビン酸キナーゼ遺伝子、及びラット
    並びに酵母由来のピルビン酸キナーゼ遺伝子又はその一
    部から選ばれる請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 ピルビン酸キナーゼをコードするDNA
    配列が、以下の(a)または(b)のDNAまたはその
    一部である請求項8記載の方法。 (a)配列表配列番号1及び配列番号11〜15のいず
    れかに記載の配列。 (b)(a)の配列を有するDNAまたはこれと相同な
    配列を有するRNAと生理的条件下でハイブリダイズし
    得るDNA。
  10. 【請求項10】 さらにホスホエノールピルビン酸カル
    ボキシラーゼの活性値を、該植物種子固有のホスホエノ
    ールピルビン酸カルボキシラーゼの活性値よりも実質的
    に低下させる請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 請求項1又は10に記載の方法により
    得られる種子貯蔵脂質含量が増加した植物。
  12. 【請求項12】 請求項1又は10に記載の方法により
    得られる種子貯蔵脂質含量が増加した植物の種子。
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