JPH09312517A - 内蔵アンテナ装置 - Google Patents
内蔵アンテナ装置Info
- Publication number
- JPH09312517A JPH09312517A JP12962696A JP12962696A JPH09312517A JP H09312517 A JPH09312517 A JP H09312517A JP 12962696 A JP12962696 A JP 12962696A JP 12962696 A JP12962696 A JP 12962696A JP H09312517 A JPH09312517 A JP H09312517A
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- antenna
- spacer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エージング、落下等により内蔵アンテナが浮
かないようにし、取り付け位置決めを容易にし、高さ調
整を簡略化する。 【解決手段】 プリント基板6を覆っているシールド金
具1と内蔵アンテナ2の一部に穴3a,3bが設けら
れ、保持用のスペーサ4にキノコ状の突起5a,5bが
上下に設けられ、さらに上下の突起5a,5bの間に何
段かの窪み8が設けられ、突起5a,5bが、それぞれ
シールド金具1および内蔵アンテナ2の穴3a,3bに
差し込まれている。
かないようにし、取り付け位置決めを容易にし、高さ調
整を簡略化する。 【解決手段】 プリント基板6を覆っているシールド金
具1と内蔵アンテナ2の一部に穴3a,3bが設けら
れ、保持用のスペーサ4にキノコ状の突起5a,5bが
上下に設けられ、さらに上下の突起5a,5bの間に何
段かの窪み8が設けられ、突起5a,5bが、それぞれ
シールド金具1および内蔵アンテナ2の穴3a,3bに
差し込まれている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ装置に関
し、特に無線機器に内蔵されるアンテナ装置に関する。
し、特に無線機器に内蔵されるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内蔵アンテナ装置を図3を参照し
て説明する。図3に示すように、従来の内蔵アンテナ装
置は、シールド金具1と内蔵アンテナ2と内蔵アンテナ
保持用のスペーサ4とプリント基板6と両面テープ7
a,7bとにより構成されている。内蔵アンテナ保持用
スペーサ4は、プリント基板6を覆っているシールド金
具1の上に両面テープ7aにより貼り付けられており、
内蔵アンテナ2は、内蔵アンテナ保持用スペーサ4の上
に両面テープ7bにより貼り付けられている。
て説明する。図3に示すように、従来の内蔵アンテナ装
置は、シールド金具1と内蔵アンテナ2と内蔵アンテナ
保持用のスペーサ4とプリント基板6と両面テープ7
a,7bとにより構成されている。内蔵アンテナ保持用
スペーサ4は、プリント基板6を覆っているシールド金
具1の上に両面テープ7aにより貼り付けられており、
内蔵アンテナ2は、内蔵アンテナ保持用スペーサ4の上
に両面テープ7bにより貼り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の内蔵アンテ
ナ装置は、内蔵アンテナを固定する方法として、保持用
のスペーサの上下に両面テープを貼り付け、内蔵アンテ
ナとシールド金具をそれぞれ貼り付けているだけなの
で、エージング、落下等により両面テープが剥がれて内
蔵アンテナが浮いてしまい、そのために内蔵アンテナの
位置がずれて、アンテナ特性が劣化してしまうという問
題があった。
ナ装置は、内蔵アンテナを固定する方法として、保持用
のスペーサの上下に両面テープを貼り付け、内蔵アンテ
ナとシールド金具をそれぞれ貼り付けているだけなの
で、エージング、落下等により両面テープが剥がれて内
蔵アンテナが浮いてしまい、そのために内蔵アンテナの
位置がずれて、アンテナ特性が劣化してしまうという問
題があった。
【0004】また、内蔵アンテナを保持用のスペーサに
貼り付けるときに、内蔵アンテナを指定位置と異なる所
に貼り付けるとアンテナ特性が劣化してしまい、位置決
めが困難であった。
貼り付けるときに、内蔵アンテナを指定位置と異なる所
に貼り付けるとアンテナ特性が劣化してしまい、位置決
めが困難であった。
【0005】さらに、内蔵アンテナの設計時において、
取り付け位置の高さ調整による共振周波数、インピーダ
ンス等の調整は、高さを調整するたびにスペーサの両面
テープを剥がし、スペーサの高さを変更し、両面テープ
により貼り付けなければならないので、工数がかかって
いた。
取り付け位置の高さ調整による共振周波数、インピーダ
ンス等の調整は、高さを調整するたびにスペーサの両面
テープを剥がし、スペーサの高さを変更し、両面テープ
により貼り付けなければならないので、工数がかかって
いた。
【0006】本発明の目的は、エージング、落下等によ
り内蔵アンテナが浮くことのない内蔵アンテナ装置を提
供することにある。
り内蔵アンテナが浮くことのない内蔵アンテナ装置を提
供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、取り付け時の位置決
めを容易にし、内蔵アンテナの取り付け位置の高さ調整
の簡略化により設計工数を削減することのできる内蔵ア
ンテナ装置を提供することにある。
めを容易にし、内蔵アンテナの取り付け位置の高さ調整
の簡略化により設計工数を削減することのできる内蔵ア
ンテナ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の内蔵アンテナ装
置は、プリント基板を覆っているシールド金具と内蔵ア
ンテナの一部に穴を開け、保持用のスペーサにキノコ状
の突起を上下に設け、その突起をそれぞれシールド金具
とアンテナの穴に差し込むことにより、シールド金具と
内蔵アンテナとの間に保持用のスペーサが挟み込まれる
ように接続されている。また、スペーサには、キノコ状
の上下の突起の間に何段かの窪みが設けられている。
置は、プリント基板を覆っているシールド金具と内蔵ア
ンテナの一部に穴を開け、保持用のスペーサにキノコ状
の突起を上下に設け、その突起をそれぞれシールド金具
とアンテナの穴に差し込むことにより、シールド金具と
内蔵アンテナとの間に保持用のスペーサが挟み込まれる
ように接続されている。また、スペーサには、キノコ状
の上下の突起の間に何段かの窪みが設けられている。
【0009】このような構造により本発明は、内蔵アン
テナのスペーサを通してのシールド金具に対する接着性
が良くなる。さらに、内蔵アンテナ取り付け時の位置決
めが簡単に確定でき、スペーサに何段かの窪みがあるこ
とにより、内蔵アンテナの高さ調整が容易にできる。
テナのスペーサを通してのシールド金具に対する接着性
が良くなる。さらに、内蔵アンテナ取り付け時の位置決
めが簡単に確定でき、スペーサに何段かの窪みがあるこ
とにより、内蔵アンテナの高さ調整が容易にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の内蔵アンテナ装置の一実
施例を示す図であり、図2は、内蔵アンテナを保持する
ためのスペーサを示す図である。図1において、シール
ド金具1は接地導体板であり、内蔵アンテナ2は逆Fア
ンテナであり、携帯用電話機の筐体9に内蔵されてい
る。本実施例では、プリント基板6を覆っているシール
ド金具1の一部に穴3aが設けられ、内蔵アンテナ2の
一部に穴3bが設けられている。保持用のスペーサ4に
は、図2に示すように、上下にキノコ状の突起5a,5
bが設けられ、さらに、上下の突起5a,5bの間に何
段かの窪み8が設けられている。突起5aは、シールド
金具1の穴3aに差し込まれ、突起5bは内蔵アンテナ
2の穴3bに差し込まれている。差し込まれた後は、保
持用のスペーサ4に段差があるために、シールド金具1
および内蔵アンテナ2は共に、穴3a,3bから抜けな
い状態となり、スペーサ4は、シールド金具1と内蔵ア
ンテナ2の間に挟み込まれるように接続される。
施例を示す図であり、図2は、内蔵アンテナを保持する
ためのスペーサを示す図である。図1において、シール
ド金具1は接地導体板であり、内蔵アンテナ2は逆Fア
ンテナであり、携帯用電話機の筐体9に内蔵されてい
る。本実施例では、プリント基板6を覆っているシール
ド金具1の一部に穴3aが設けられ、内蔵アンテナ2の
一部に穴3bが設けられている。保持用のスペーサ4に
は、図2に示すように、上下にキノコ状の突起5a,5
bが設けられ、さらに、上下の突起5a,5bの間に何
段かの窪み8が設けられている。突起5aは、シールド
金具1の穴3aに差し込まれ、突起5bは内蔵アンテナ
2の穴3bに差し込まれている。差し込まれた後は、保
持用のスペーサ4に段差があるために、シールド金具1
および内蔵アンテナ2は共に、穴3a,3bから抜けな
い状態となり、スペーサ4は、シールド金具1と内蔵ア
ンテナ2の間に挟み込まれるように接続される。
【0012】さらに、本発明の内蔵アンテナ装置は、ス
ペーサ4の窪み8に内蔵アンテナ2の穴3a,3bを差
し替えることにより内蔵アンテナ2の高さを調整するこ
とが可能となっている。
ペーサ4の窪み8に内蔵アンテナ2の穴3a,3bを差
し替えることにより内蔵アンテナ2の高さを調整するこ
とが可能となっている。
【0013】なお、上述の実施例においては、携帯用電
話機の内蔵アンテナ装置について説明したが、本発明は
携帯用電話機に限定されることなく、一般の無線機器に
適用されうることはいうまでもない。
話機の内蔵アンテナ装置について説明したが、本発明は
携帯用電話機に限定されることなく、一般の無線機器に
適用されうることはいうまでもない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、従来よりも内蔵アンテ
ナのスペーサを通してのシールド金具に対する接着性が
良くなるので、エージング、落下等により内蔵アンテナ
が浮いて特性が劣化するということがなくなる。また、
スペーサの上下の突起を内蔵アンテナとシールド金具の
穴に差し込むだけであるから、内蔵アンテナを取り付け
るときに、位置決めが簡単に確定できる。さらに、スペ
ーサに何段かの窪みが設けられているため、内蔵アンテ
ナの高さ調整が容易にできるので、内蔵アンテナの設計
時において、高さ調整による共振周波数、インピーダン
ス等の調整が容易にできる。
ナのスペーサを通してのシールド金具に対する接着性が
良くなるので、エージング、落下等により内蔵アンテナ
が浮いて特性が劣化するということがなくなる。また、
スペーサの上下の突起を内蔵アンテナとシールド金具の
穴に差し込むだけであるから、内蔵アンテナを取り付け
るときに、位置決めが簡単に確定できる。さらに、スペ
ーサに何段かの窪みが設けられているため、内蔵アンテ
ナの高さ調整が容易にできるので、内蔵アンテナの設計
時において、高さ調整による共振周波数、インピーダン
ス等の調整が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内蔵アンテナ装置の一実施例を示す図
である。
である。
【図2】本発明のスペーサを示す図である。
【図3】従来の内蔵アンテナ装置の一実施例を示す図で
ある。
ある。
1 シールド金具 2 内蔵アンテナ 3a,3b 穴 4 スペーサ 5a,5b 突起 6 プリント基板 7a,7b 両面テープ 8 窪み 9 筐体
Claims (4)
- 【請求項1】プリント基板を覆う接地導体板と、内蔵ア
ンテナと、内蔵アンテナを接地導体板に保持するスペー
サとを有する無線機器の内蔵アンテナ装置において、 前記接地導体板と前記内蔵アンテナの一部に穴を開け、
前記スペーサにキノコ状の突起を上下に設け、前記上下
のキノコ状の突起をそれぞれ前記接地導体板と前記内蔵
アンテナの穴に差し込むことにより、前記接地導体板と
前記内蔵アンテナとの間に前記スペーサが挟み込まれる
ように接続されていることを特徴とする内蔵アンテナ装
置。 - 【請求項2】前記キノコ状の突起が設けられたスペーサ
の前記上下の突起の間に何段かの窪みを設けることを特
徴とする請求項1記載の内蔵アンテナ装置。 - 【請求項3】前記内蔵アンテナが逆Fアンテナであるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の内蔵アンテナ装
置。 - 【請求項4】前記無線機器が携帯用電話機であることを
特徴とする請求項1,2または3記載の内蔵アンテナ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12962696A JPH09312517A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 内蔵アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12962696A JPH09312517A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 内蔵アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312517A true JPH09312517A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15014146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12962696A Pending JPH09312517A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 内蔵アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09312517A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005102286A (ja) * | 2004-11-08 | 2005-04-14 | Toshiba Corp | 電子機器 |
CN108808226A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-11-13 | 广东电网有限责任公司 | 一种便于更换的蘑菇头天线及组装方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012168B1 (ja) * | 1970-03-25 | 1975-05-09 | ||
JPS6239317B2 (ja) * | 1980-12-27 | 1987-08-21 | Toshiba Ceramics Co | |
JPH01295505A (ja) * | 1988-02-23 | 1989-11-29 | Sanyo Electric Co Ltd | アンテナ装置 |
JPH09153732A (ja) * | 1995-12-01 | 1997-06-10 | Nec Corp | 携帯無線機用平板アンテナ |
JPH09252214A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Kokusai Electric Co Ltd | 逆fアンテナ |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP12962696A patent/JPH09312517A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012168B1 (ja) * | 1970-03-25 | 1975-05-09 | ||
JPS6239317B2 (ja) * | 1980-12-27 | 1987-08-21 | Toshiba Ceramics Co | |
JPH01295505A (ja) * | 1988-02-23 | 1989-11-29 | Sanyo Electric Co Ltd | アンテナ装置 |
JPH09153732A (ja) * | 1995-12-01 | 1997-06-10 | Nec Corp | 携帯無線機用平板アンテナ |
JPH09252214A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Kokusai Electric Co Ltd | 逆fアンテナ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005102286A (ja) * | 2004-11-08 | 2005-04-14 | Toshiba Corp | 電子機器 |
CN108808226A (zh) * | 2018-07-25 | 2018-11-13 | 广东电网有限责任公司 | 一种便于更换的蘑菇头天线及组装方法 |
CN108808226B (zh) * | 2018-07-25 | 2024-06-11 | 广东电网有限责任公司 | 一种便于更换的蘑菇头天线及组装方法 |
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