JPH09312484A - ブロック連結式の電子機器 - Google Patents

ブロック連結式の電子機器

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JPH09312484A
JPH09312484A JP8125381A JP12538196A JPH09312484A JP H09312484 A JPH09312484 A JP H09312484A JP 8125381 A JP8125381 A JP 8125381A JP 12538196 A JP12538196 A JP 12538196A JP H09312484 A JPH09312484 A JP H09312484A
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JP
Japan
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connector
outer frame
functional division
printed wiring
wiring board
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JP8125381A
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English (en)
Inventor
Norimichi Sato
則道 佐藤
Masaru Sato
優 佐藤
Hiroshi Tanzawa
洋 丹沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設計の標準化、装置の拡張性、機能等を損なわ
ずに、電子回路をより効率良く高密度に実装した電子機
器を提供するものである。 【解決手段】個々の機能分割単位はプリント配線基板
と、プリント配線基板の外周を取り囲み、機能分割単位
を連結した際に隙間無く組合わさることによりそのまま
装置全体の筐体となる外枠と、プリント配線基板に実装
されて前段及び後段の機能分割単位と接続するコネクタ
とを有し、前段と接続するコネクタと後段と接続するコ
ネクタの対応する各接続素子同士は結線若しくは一体化
されている。全機能分割単位の連結後、各コネクタの接
続によりシステムバスが構築され、各機能分割単位間の
信号授受はこのバスの規格を満たすものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数に分割された
機能分割単位を接続して全体を1つの装置として動作さ
せる電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電子機器を構成するための電子回
路は、電子部品をプリント配線基板に実装して構成され
る。その際、プリント配線基板の大きさは電子機器の筐
体の大きさにより制限されるため、1枚のプリント配線
基板にて全ての回路を構成できない場合には回路全体を
複数のプリント配線基板(機能分割単位)に分割し、こ
れらを電気的に接続して全体としての機能を満たしてい
る。従来、このようなプリント配線基板を接続する方法
としては各プリント配線基板を接続するためのコネクタ
を有したバックプレーンを使用し、各プリント配線基板
はこのバックプレーンに接続され、バックプレーン上に
構築されたシステムバスを使用して各プリント配線基板
間ではバスの規格に従って信号を授受する、という方法
が一般的に用いられている。この場合の装置のブロック
図を図13に示す。設計者はどのプリント配線基板を設
計する場合でも唯一定められたシステムバスの規格を満
足するよう設計すればよい。このバックプレーン方式を
適用した例は特開昭54−129801号公報、特開昭
61−168998号公報等多数ある。
【0003】これとは別に、プリント配線基板同士を直
接接続して、これら基板同士でそれぞれ規格を定め、必
要な信号を随時授受するという方法もある。この場合の
装置のブロック図を図14に示す。しかしながら設計の
標準化、設計変更の容易さ、装置の拡張性等を重視する
と、共通の規格に基づくシステムバスを使用した前述の
バックプレーン方式の方がはるかに有利である。
【0004】しかしながらバックプレーン方式には以下
のような問題がある。以下図15を用いて説明する。バ
ックプレーン方式では、バックプレーン19とプリント
配線基板21との接続がコネクタ20(バックプレーン
側)とコネクタ22(プリント配線基板側)の接続によ
るものだけでは外部応力に対して極めて弱いので、筐体
24にガイドレール23を設けてプリント配線基板21
の両側をそのガイドレール23にて支えている場合が多
い。航空機搭載機器のように高い耐振性能を要求される
ような場合には、ガイドレール23とプリント配線基板
21との接触面積をより大きくし、さらにその接触を密
にしてプリント配線基板21を筐体24に強固に固定し
なければならない。航空機搭載機器の場合にはさらに装
置の小型化が要求されるため、ガイドレール23と接触
する部分の面積がプリント配線基板21全体の面積に対
して占める割合が大きくなり、部品実装面積が著しく縮
小される。なお、この問題はプリント配線基板同士を直
接接続する場合でも存在するものである。またバックプ
レーン19及びバックプレーンを収容、固定するための
容積は電子部品を実装できない領域であり、小型化を要
する装置においては装置内全領域に対してその領域が占
める割合が大きくなる。
【0005】また、ある種の標準規格を満たすバックプ
レーンを採用すれば、使用者は用途に応じて規格を満た
す数種の機能分割単位(プリント配線基板)をバックプ
レーンに接続して所望する機能を実現できるが、機能拡
張等によりバックプレーンに接続したい機能分割単位が
増加するような場合、バックプレーンへの接続可能数に
は物理的制限があるため、それを越える数の機能分割単
位が必要ならばバックプレーン及び筐体を新たに購入或
いは製造しなければならない。また逆にバックプレーン
への接続数が少なくなった場合でも、装置全体の大きさ
は既にあるバックプレーン及び筐体の大きさで決まって
しまうため、やはりバックプレーン及び筐体をを新たに
購入或いは製造しなければ、本来小型化されるべき装置
が小型化できないことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数の機能
分割単位を接続して全体を1つの装置として使用する電
子機器が、機能はもとより、設計の標準化、設計変更の
容易さ、装置の拡張性等の面において従来のバックプレ
ーン方式と同等でありながら、航空機搭載機器のように
高い耐振性能が要求され、かつ装置の小型化が要求され
ているような場合でも、電子回路をより効率良く高密度
に実装した電子機器を提供するものである。
【0007】さらに、機能拡張等により機能分割単位を
追加接続するような場合に、筐体等によって接続数を制
限されることなく容易に追加接続可能であり、さらに使
用者が必要としない機能部分を取り外して使用する等に
より接続数が減少するような場合には、それに応じて装
置全体を容易に小型化することが可能な電子機器を提供
するものである。
【0008】また、機能分割単位を誤った順序で接続す
ると装置の破損や誤動作、さらには人体等に危害を及ぼ
す等の危険性のある電子機器において、使用者が接続順
序を誤ることなく常に正しい接続順序で機能分割単位を
接続できるように考慮された電子機器を提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、個
々の機能分割単位はプリント配線基板と、プリント配線
基板の外周を取り囲み、機能分割単位を連結した際に隙
間無く組合わさることによりそのまま装置全体の筐体と
なる外枠と、プリント配線基板に実装されて前段及び後
段の機能分割単位と接続するコネクタとを有し、前段と
接続するコネクタと後段と接続するコネクタの対応する
各接続素子同士は結線若しくは一体化されている。各機
能分割単位間の信号授受は共通のバス規格を満たすもの
とする。
【0010】請求項2の発明では、請求項1において各
機能分割単位の外枠の接合面形状を同一とし、さらに各
機能分割単位には同一種類のコネクタを使用し、さらに
外枠の接合面に対する各コネクタの嵌合位置を一致させ
る。
【0011】請求項3の発明では、請求項2において機
能分割単位を2列又はそれ以上に連結するための折り返
し手段として、2つ又はそれ以上の機能分割単位の外枠
と同時に隙間無く組み合わさるコの字状の外枠と、2つ
又はそれ以上の機能分割単位のコネクタと同時に接続し
てそれらを電気的に接続する、2つまたはそれ以上のコ
ネクタを有するバス延長基板とを有する、折り返し手段
を使用する。
【0012】請求項4の発明では、請求項1において各
機能分割単位の外枠の接合面形状を異なる形状とする
か、または各機能分割単位には異なる種類のコネクタを
使用するか、または外枠の接合面に対する各コネクタの
嵌合位置をそれぞれ変える。
【0013】
【発明の実施の形態】まず請求項1を適用した装置の実
施例を説明する。本装置は電子回路からなる複数の機能
分割単位にて構成され、これらを電気的に接続すること
により1つの装置として動作する、航空機搭載用電子機
器である。
【0014】図2及び図3に機能分割単位の構成を示
す。機能分割単位は外枠1と、プリント配線基板2と、
プリント配線基板に実装され前段の機能分割単位と電気
的接続をするためのコネクタ3と、プリント配線基板に
実装され後段の機能分割単位と電気的に接続するための
コネクタ4と、プリント配線板2を外枠に固定するため
のネジ5及びナット6で構成される。外枠1にはプリン
ト配線基板をネジ5及びナット6にて固定するためのネ
ジ穴のあいた突出部7が数カ所設けられており、プリン
ト配線基板2にはネジ5を通すためのネジ穴8が数カ所
あいている。これらによりプリント配線基板2は外枠1
に強固に固定される。
【0015】また外枠1には複数の機能分割単位を連結
した後に固定するための長尺ボルトを通すための穴9が
数カ所あいている。さらに外枠1は前段及び後段の外枠
と完全に隙間無く接触するような形状となっている。さ
らに外枠1は前段の外枠12及び後段の外枠13との接
触部分には、図4に示すようにそれぞれ凹部36、凸部
35があり、機能分割単位連結後、振動等により機能分
割単位同士ががたつくのを抑制している。
【0016】プリント配線基板2は、形状及び大きさを
外枠1の内側ぎりぎりまで広げてあり、外枠1の突出部
7と重なる部分及びコネクタ3とコネクタ4を実装する
部分を除く全ての領域に電子部品を実装可能である。
【0017】なお、コネクタ3は前段の機能分割単位の
コネクタ4と嵌合できる位置に前段向きに実装されてお
り、同様にコネクタ4は後段の機能分割単位のコネクタ
3と嵌合できる位置に後段向きに実装されている。また
図5に示すように、コネクタ3とコネクタ4の対応する
各接続素子間はプリント配線基板2上の配線により結線
されている(図中31に該当)。またこれらは必要によ
りプリント配線基板2上の電子回路とも結線されている
(図中32に該当)。これにより各機能分割単位が連結
された状態において、装置内には図14のブロック図の
ように全機能分割単位にわたるシステムバスが構築され
る。従って設計者は各機能分割単位の電子回路を、バッ
クプレーン上のシステムバスに各プリント配線基板を接
続する方式と全く同様に設計することができるから、従
来の基板を直接接続する場合のように、設計の標準化、
設計変更の容易さ、装置の拡張性等の面でバックプレー
ン方式より劣るということはない。
【0018】以上のような構成の機能分割単位の接続形
態について図1に示す。最前段の機能分割単位14の前
面は外枠若しくはフロントパネルで覆われており、最後
段の機能分割単位15の背面は外枠若しくはリアパネル
で覆われている。各機能分割単位は前段及び後段とのコ
ネクタの嵌合によって電気的に接続される。さらに各機
能分割単位の外枠にあけられた穴9に最前段側から長尺
ボルト10を通し、最後段側にてナット11で締めつけ
る。この状態で各機能分割単位内の電子回路は外部から
隔離された状態となる。よって各機能分割単位の外枠に
筐体としての使用に耐えられるだけの強度を持たせてお
くことにより、他に全体を収容する筐体を必要とせず、
各機能分割単位の外枠が装置全体の筐体を形成する。こ
れは即ち筐体の内側ぎりぎりまで電子部品を実装できる
ということを意味する。
【0019】以上により、プリント配線基板同士を直接
接続する方式でありながら、設計の標準化、設計変更の
容易さ、装置の拡張性等の面でバックプレーン方式と同
等であり、かつ耐振性が高く、かつ装置の容積を極めて
効率良く部品実装領域として使用した電子機器を提供で
きる。
【0020】次に請求項2を適用した実施例を説明す
る。
【0021】図6に各機能分割単位の外枠1を示す。各
機能分割単位の外枠1の形状は全て同一である。さらに
前段の外枠との接続面と後段の外枠との接続面には、が
たつき抑制のために凹部36及び凸部35があり、連結
すると完全に隙間無く組合わさるようになっている。さ
らに外枠1の外側にはネジ穴のあいた突出部33があ
り、図7に示すように各機能分割単位同士はこの突出部
33同士を重ね合わせてネジ穴にボルト37を通し、こ
れをナット38で締め付けることにより強固に接続され
る。また外枠1の内側には、プリント配線基板2をネジ
止めするためのネジ穴のあいた突出部7がある。また、
外枠1にはフロントパネル39とリヤパネル40を取り
付けることが可能であり、連結したとき最前段にある機
能分割単位にはフロントパネル39を、最後段にある機
能分割単位にはリヤパネル40を取り付けて使用する。
全ての機能分割単位を連結した状態で、外枠1は装置全
体の筐体となる。
【0022】図8にプリント配線基板2及びコネクタ3
4を示す。プリント配線基板2は外枠1の内側ぎりぎり
まで広げられた大きさ及び形状をしており、各機能分割
単位のプリント配線基板2の大きさ及び形状は同一であ
る。また外枠1にネジ止めするための穴8があいてい
る。コネクタ34はプリント配線基板2に実装されてお
り、各機能分割単位ともコネクタ34の実装位置は一致
している。
【0023】図9にコネクタ34の構造を示す。各接続
素子41は雌側素子と雄側素子が一体化したものであ
り、雌側部分は既に雌側コネクタ本体42に固定されて
いる。雌側コネクタ本体42に固定された接続素子41
の雄側部分をプリント配線基板2のスルーホールに挿入
し、プリント配線基板2に電気的接続する。その後雄側
に雄側コネクタ本体43を取り付け、最後に雌側及び雄
側コネクタ本体をネジ止めする。
【0024】各機能分割単位の電子回路は、システムバ
スを使用するバックプレーン方式と全く同様に設計され
る。これは、各機能分割単位を連結したときに装置内に
はバックプレーン方式と同等のシステムバスが構築され
るためである。
【0025】以上の構成の各機能分割単位は、どのよう
な順番でも接続可能であり、かつ動作可能である。ま
た、ある機能分割単位がなくても装置が動作可能な場合
には、それを取り外して装置を小型化することができ
る。また使用者が所有する装置に新たに機能分割単位を
追加接続して機能拡張するような場合でも、接続数に関
して筐体による物理的制限を一切受けずに追加接続する
ことが可能である。
【0026】また上記の外枠1の大きさ及び形状、プリ
ント配線基板2の大きさ及び形状、コネクタ34の種
類、コネクタ34の実装位置、バス規格等を標準規格化
しておけば、いかなる装置を設計する際もそれを使用す
ることにより、装置専用の筐体を設計する必要がなく、
かつ装置の大きさが必要以上に大きくなることもなく、
さらに電子回路の設計も標準化され開発工数を削減する
ことができる。既存の機能分割単位をそのまま流用する
ことも可能である。
【0027】さらに連結する機能分割単位の数が多く、
前後段方向に長くなりすぎるような場合には、図10に
示すような2つの機能分割単位の外枠と同時に隙間無く
組み合わさるコの字状の外枠1と、2つの機能分割単位
のコネクタと同時に接続してそれらを電気的に接続す
る、コネクタ3及び4を有するバス延長基板44とを有
する折り返し手段を使用して、全体を2列に接続するこ
とができる。さらに折り返した列の反対側に折り返し手
段を使用すれば3列以上に接続することも可能である。
また図11に示すような折り返し手段を使用して3次元
的に接続することも可能である。これらは請求項3に該
当する。
【0028】次に請求項4を適用した装置の実施例を説
明する。
【0029】この実施例は、機能分割単位の接続順序を
誤って接続した状態で使用すると、誤動作、装置の故障
若しくは破損、爆発等の人体等に危害を加える現象等を
引き起こす危険性がある場合に適用する。なお、以下の
説明に記述されない事項については請求項1の実施例と
同様の構成である。
【0030】図12に示すように各機能分割単位におい
て、外枠1の前段との接触部分の形状は全て異なる形状
とし、同様に後段との接触部分の形状は全て異なる形状
とする。これにより全ての機能分割単位は特定の相手と
しか電気的接続を得ることができない。これは即ち、使
用者は常に正しい接続順序でしか機能分割単位を接続で
きず、誤接続による前述の危険性を回避するよう生産者
側にて考慮されていることを意味する。
【0031】なお、上述の手段の他、各機能分割単位に
おいてコネクタ3及びコネクタ4の実装位置を変えた
り、コネクタ3及びコネクタ4の種類を変えたり、また
これらの手段を併用することによっても同様の効果が得
られる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、複数の機能分
割単位を接続して全体を1つの装置として使用する電子
機器が、機能はもとより、設計の標準化、設計変更の容
易さ、装置の拡張性等の面において従来のバックプレー
ン方式と同等でありながら、航空機搭載機器のように高
い耐振性能が要求され、かつ装置の小型化が要求されて
いるような場合でも、電子回路をより効率良く高密度に
実装した電子機器を提供できる。
【0033】さらに請求項2の発明によれば、機能拡張
等により機能分割単位を追加接続するような場合に、筐
体等によって接続数を制限されることなく容易に追加接
続可能であり、さらに使用者が必要としない機能部分を
取り外して使用する等により接続数が減少するような場
合には、それに応じて装置全体を容易に小型化すること
が可能な電子機器を提供できる。さらに設計者は外枠、
コネクタ、バス等に関する仕様を標準規格化して以後そ
れを仕様することで、装置専用の筐体を設計する必要が
なく、さらに電子回路の設計も標準化され開発工数を削
減することができる。
【0034】請求項3の発明によれば、請求項2におい
て電子機器が一方向に長くなりすぎることを容易に回避
することができる。
【0035】また請求項4の発明によれば、機能分割単
位を誤った順序で接続すると装置の破損や誤動作、さら
には人体等に危害を及ぼす等の危険性のある電子機器に
おいて、使用者が接続順序を誤ることなく常に正しい接
続順序で機能分割単位を接続できるように考慮された電
子機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の実施例の連結の説明図。
【図2】請求項1の実施例の機能分割単位の説明図。
【図3】請求項1の実施例の機能分割単位の説明図。
【図4】請求項1の実施例の外枠の断面図。
【図5】請求項1の実施例のコネクタ3とコネクタ4と
の間の配線の説明図。
【図6】請求項2の実施例の外枠の説明図。
【図7】請求項2の実施例の外枠同士の連結の説明図。
【図8】請求項2の実施例のプリント配線基板の説明
図。
【図9】請求項2の実施例のコネクタの構造の説明図。
【図10】請求項3の折り返し手段の説明図。
【図11】請求項3の折り返し手段の説明図。
【図12】請求項4の実施例の外枠の説明図。
【図13】従来の基板同士の直接接続の場合の装置のブ
ロック図。
【図14】バックプレーン方式及び本発明の装置のブロ
ック図。
【図15】バックプレーン方式の説明図。
【符号の説明】
1…外枠、 2…プリント配線基板、 3…前段と接続するコネクタ、 4…後段と接続するコネクタ、 34…前段及び後段と接続するコネクタ、 35…外枠の接合面の凸部、 36…外枠の接合面の凹部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機能分割単位からなる電子機器にお
    いて、個々の機能分割単位はプリント配線基板と、プリ
    ント配線基板の外周を取り囲む外枠と、プリント配線基
    板に実装されて前段及び後段の機能分割単位と接続する
    コネクタとを有し、個々の外枠は機能分割単位を連結し
    た際に隙間無く組合わさることによりそのまま装置全体
    の筐体となるものであり、また前段と接続するコネクタ
    と後段と接続するコネクタの対応する各接続素子同士が
    結線若しくは一体化されていることにより、上記機能分
    割単位を連結すると装置内全域にわたるシステムバスが
    構築され、各機能分割単位間は前記システムバスの規格
    に基づき信号を授受することを特徴とするブロック連結
    式の電子機器。
  2. 【請求項2】請求項1において各機能分割単位の外枠の
    接合面形状が同一であり、さらに各機能分割単位には同
    一種類のコネクタが使用され、さらに外枠接合面に対す
    る各コネクタの嵌合位置が一致していることにより、任
    意の順序で機能分割単位を連結でき、また不要な機能分
    割単位を取り外すと装置全体を容易に小型化でき、また
    接続数を制限されることなく必要な機能分割単位を容易
    に追加接続できることを特徴とするブロック連結式の電
    子機器。
  3. 【請求項3】請求項2において機能分割単位を2列又は
    それ以上に連結するための折り返し手段であり、2つ又
    はそれ以上の機能分割単位の外枠と同時に隙間無く組み
    合わさるコの字状の外枠と、2つ又はそれ以上の機能分
    割単位のコネクタと同時に接続してそれらを電気的に接
    続する、2つ又はそれ以上のコネクタを有するバス延長
    基板とを有するブロック連結式の電子機器。
  4. 【請求項4】請求項1において個々の機能分割単位の外
    枠の接合面形状が異なるか、または個々の機能分割単位
    には異なる種類のコネクタが使用されているか、または
    外枠接合面に対するコネクタの嵌合位置が異なっている
    ことにより、連結順序が限定され、誤接続による事故を
    防止できることを特徴とするブロック連結式の電子機
    器。
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