JPH09311610A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09311610A
JPH09311610A JP8123744A JP12374496A JPH09311610A JP H09311610 A JPH09311610 A JP H09311610A JP 8123744 A JP8123744 A JP 8123744A JP 12374496 A JP12374496 A JP 12374496A JP H09311610 A JPH09311610 A JP H09311610A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体のユニット収容部を開閉するためのカバ
ー等の構成を簡素化し、プロセスユニットが正しく装着
されたか否かも判別可能とする。 【解決手段】 本体1のユニット収容部1aに収容され
たプロセスユニット2がユニット収容部1aからの排出
方向に付勢され、プロセスユニット2には感光ドラム2
10の支持軸211と、感光ドラム210を支持軸21
1の一端側(左端側)へ付勢するばね216とが設けら
れた画像形成装置において、支持軸211の他端側(右
端側)をばね216の反発力によってプロセスユニット
2の外部へ突出させ、本体1のユニット収容部1aの側
壁101には、プロセスユニット2がユニット収容部1
aの所定位置まで収容された時点で支持軸211の突出
部分211bが嵌まり込む凹部103を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、露光、現像、転
写等の一連の画像形成処理を行なうための構成要素、例
えば像担持体としての感光ドラムや現像装置等を、プロ
セスユニットと称される単一のユニットに集約し、その
プロセスユニットを装置本体のユニット収容部に対して
着脱自在としたものがある。そして、装置の本体には、
ユニット収容部を開閉するための開閉カバーが取り付け
られる。
【0003】上記構成の装置では、プロセスユニットと
本体との間で何等かの力が働いてプロセスユニットがユ
ニット収容部からの排出方向へ付勢されることがある。
例えば、本体からプロセスユニット側へ電源電圧を供給
するための接点がコイルばね状に形成され、その反発力
でプロセスユニットが浮き上がることがあった。そのた
め、従来は開閉カバーにてプロセスユニットをユニット
収容部内へ押さえ付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開閉カ
バーでプロセスユニットを押さえる場合には、プロセス
ユニットからの反力で開閉カバーが開かないように、こ
れを閉位置に強固に拘束する機構が必要となる。プロセ
スユニットからの反力で開閉カバーが変形しないよう、
開閉カバーに十分な剛性を与える必要もあった。そのた
め、開閉カバーやこれに付随した機構に対してコストが
嵩む。
【0005】また、開閉カバーを閉じるまではプロセス
ユニットが浮き上がった状態のままであり、所定位置ま
でプロセスユニットを正しく装着できたかどうか判別し
難いこともあった。
【0006】本発明は、本体のユニット収容部を開閉す
るためのカバーやそれに付随した各種の構成を簡素化し
てコストダウンを達成できる画像形成装置を提供し、さ
らにはプロセスユニットが正しく装着されたか否かを判
別可能とすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、本発明の実施形態
を示す図面に対応付けて本発明を説明する。但し、本発
明は図示の形態に限定されない。
【0008】請求項1の発明は、ユニット収容部1aを
有する本体1と、ユニット収容部1aを開閉するように
本体1に連結される開閉カバー3と、円筒状の像担持体
210及びこの像担持体210の外周面に画像を形成す
るための構成要素(例えば現像装置23)を含み、ユニ
ット収容部1aに対して着脱可能なプロセスユニット2
とを具備し、ユニット収容部1aに収容されたプロセス
ユニット2がユニット収容部1aからの排出方向に付勢
される画像形成装置に適用される。そして、プロセスユ
ニット2を排出方向に付勢する力が開閉カバー3を避け
て設定された経路を介して本体1上の受け部104(図
3参照)で受け止められるようにプロセスユニット2と
受け部104とを接続する経路形成手段40を具備して
上述した目的を達成する。
【0009】この発明では、プロセスユニット2を排出
方向に付勢する力が経路形成手段4により開閉カバー3
を介することなく本体1に伝えられて受け止められる。
従って、開閉カバー3にてプロセスユニット2を押さえ
付ける必要はない。
【0010】請求項2の発明は、ユニット収容部1aを
有する本体1と、ユニット収容部1aを開閉するように
本体1に連結される開閉カバー3と、円筒状の像担持体
210及びこの像担持体210の外周面に画像を形成す
るための構成要素(例えば現像装置23)を含み、ユニ
ット収容部1aに対して着脱可能なプロセスユニット2
とを具備し、ユニット収容部1aに収容されたプロセス
ユニット2がユニット収容部1aからの排出方向に付勢
される画像形成装置に適用される。そして、プロセスユ
ニット2を排出方向に拘束する拘束位置Bと、プロセス
ユニット2の拘束を解除する解除位置Aとの間を移動可
能な状態で本体1に支持された拘束部材40と、開閉カ
バー3の閉動作に伴って拘束部材40を拘束位置Bに移
動させる切り替え手段31、41とを具備して上述した
目的を達成する。
【0011】この発明では、開閉カバー3を閉じるとそ
の閉動作が切り替え手段31、41を介して拘束部材4
0に伝えられて拘束部材40が拘束位置Bへ移動する。
そして、拘束位置Bに移動した拘束部材40により、プ
ロセスユニット2がその排出方向に拘束される。拘束部
材40が本体1に支持されているため、プロセスユニッ
ト2を排出方向に付勢する力を拘束部材40から本体1
に伝えて受け止めることができる。従って、開閉カバー
3にてプロセスユニット2を押さえ付ける必要はない。
【0012】請求項3の発明では、請求項2の画像形成
装置において、開閉カバー3に支持されて前記閉動作時
には拘束部材40を拘束位置B側へ押し退けるように移
動する切り替え部材31を切り替え手段が備えている。
この発明では、開閉カバー3を閉じると、それに支持さ
れた切り替え部材31が拘束部材40を強制的に拘束位
置Bへ切り替える。
【0013】請求項4の発明では、請求項3の画像形成
装置において、開閉カバー3が閉じられるときに切り替
え部材31と接触して弾性変形し、それに伴う一方向へ
の反発力で拘束部材40を拘束位置B側へ付勢するばね
部材41を切り替え手段が具備し、前記弾性変形に伴う
ばね部材41の他方向の反発力により、切り替え部材3
1が本体1に押し付けられる。この発明では、開閉カバ
ー3を閉じるとばね部材41が弾性変形し、それに対す
る反発力で拘束部材40が拘束位置B側へ押し出されつ
つ切り替え部材31が本体10に押し当てられる。押し
当てられた切り替え部材31と本体10との間の摩擦力
により、開閉カバー3がその閉位置に拘束される。
【0014】請求項5の発明では、請求項3の画像形成
装置において、開閉カバー3を所定位置まで閉じた時点
で開閉カバー3の開方向への移動を阻止すべく互いに係
合する一対の係合部310、701が切り替え部材31
及び拘束部材70(図7参照)にそれぞれ設けられてい
る。この発明によれば、拘束部材70を利用して開閉カ
バー3を閉位置に拘束できる。
【0015】請求項6の発明は、ユニット収容部1aを
有する本体1と、円筒状の像担持体210及びこの像担
持体210の外周面に画像を形成するための構成要素
(例えば現像装置23)を含み、ユニット収容部1aに
対して着脱可能なプロセスユニット2とを具備し、ユニ
ット収容部1aに収容されたプロセスユニット2がユニ
ット収容部1aからの排出方向に付勢される画像形成装
置に適用される。そして、プロセスユニット2には、当
該プロセスユニット2内の像担持体210又はこれと平
行な円筒体を支持する支持軸211と、支持軸211上
の像担持体210又は円筒体を支持軸211の一端側
(図1の左端側)へ付勢するばね手段216とが設けら
れ、支持軸211の他端側(図1の右端側)はばね手段
216の反発力によってプロセスユニット2の外部へ突
出し、本体1のユニット収容部1aの側壁101には、
プロセスユニット2がユニット収容部1aの所定位置ま
で収容された時点で支持軸211の突出部分211bが
嵌まり込む凹部103が設けられた画像形成装置によ
り、上述した目的を達成する。
【0016】この発明では、プロセスユニット2がユニ
ット収容部1aの所定位置まで収容されると、その時点
で支持軸211の突出部分211bがばね手段216の
力で凹部103に嵌まり込む。これにより、支持軸21
1がユニット収容部1aからの排出方向に関して抜け止
めされてプロセスユニット2の浮き上がりが防止され
る。支持軸211が凹部103に入り込んだ時点でプロ
セスユニット2の装着感が変化し、プロセスユニット2
を所定位置まで装着できたことが判別できる。
【0017】請求項7の発明では、請求項6の画像形成
装置において、ユニット収容部1aの内部(図1では下
側)に向かうほど側壁101に対する凹部103の深さ
が増加する。この発明では、ばね手段216の力で支持
軸211が凹部103の底面103aに押し付けられ、
その反力で支持軸211がユニット収容部1aの内部に
引き込まれる。
【0018】請求項8の発明では、ユニット収容部1a
及び駆動機構を有する本体1と、円筒状の像担持体21
0及びこの像担持体210の外周面に画像を形成するた
めの構成要素(例えば現像装置23)を含み、ユニット
収容部1aに対して着脱可能なプロセスユニット2とを
具備し、プロセスユニット2がユニット収容部1aへ収
容されたとき、駆動機構の回転伝達要素160、161
とプロセスユニット2の回転伝達要素212、234と
が接続されてプロセスユニット2側への動力伝達が可能
とされる画像形成装置に適用される。そして、ユニット
収容部1aに収容されたプロセスユニット2と係合する
受け部106が本体1に設けられ、駆動機構からプロセ
スユニット2へ伝わる駆動力Fa、Fbにより、受け部
106を中心としてプロセスユニット2をユニット収容
部1aの内部へ引き込む方向のモーメントMcが生じる
ように受け部106の位置が設定されて上述した目的を
達成する。
【0019】この発明では、本体1からプロセスユニッ
ト2へ駆動力Fa、Fbが伝達されると、それに応じて
受け部106の廻りにプロセスユニット2をユニット収
容部1aの内部へ引き込むモーメントMcが作用する。
そのため、プロセスユニット2の浮き上がりが防止され
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜図6を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図5は本発明の画像形成装置の一
実施形態としてのレーザビームプリンタの概略を示すも
のである。この図から明らかなように、本実施形態のレ
ーザビームプリンタは、ユニット収容部1aを備えた本
体1と、ユニット収容部1aに着脱可能に収容されるプ
ロセスユニット2と、ユニット収容部1aを開閉すべく
本体1の上側に取り付けられる開閉カバー3とを備えて
いる。なお、開閉カバー3はその後端側(図6において
左端側)に設けられる支点部を中心として上下方向に開
閉可能な状態で本体1に連結されている。
【0021】本体1は、樹脂等を素材として形成される
本体フレーム10と、この本体フレーム10の後端側に
取り付けられる給紙ユニット11と、ユニット収容部1
a内に固定されるレーザスキャナユニット12及び定着
ユニット14と、本体フレーム10の前面側に支点部1
50を介して開閉可能に取り付けられる排紙トレイ15
と、本体フレーム10の下面側の開口(不図示)を介し
て本体フレーム10内の一側部に挿入された駆動ユニッ
ト16とを有する。駆動ユニット16の内部には、駆動
源としての電動モータやその回転を伝達するためのギア
列(いずれも不図示)が設けられる。本体フレーム10
の右側上面には開閉カバー3に対する拘束機構4が設け
られるが、その詳細は後述する。レーザスキャナユニッ
ト12はユニット収容部1aの底位置に固定され、その
上方にプロセスユニット2が収容される。
【0022】図6に示すように、給紙ユニット11に
は、用紙Pが積載される押上板110が設けられ、その
上に積載された用紙Pはばね111の力で給紙ローラ1
12及び用紙押さえカラー113に押し当てられる。こ
の状態で給紙ローラ112が図6の矢印方向に回転して
用紙Pが押上板110上から送り出される。このとき、
押上板110の前方に配置された分離壁114の傾き
と、これを給紙ローラ112側に押圧するばね115の
力とによって用紙Pの相互の分離が促され、その結果、
押上板110上に積載された最上位の用紙Pが他の用紙
Pから引き離されてレジストローラ116、117によ
り送り出される。なお、排紙トレイ15に至るまでの用
紙Pの移動経路を図中に一点鎖線PPで示す。
【0023】レーザスキャナユニット12の内部にはレ
ーザ光の発生器120が設けられ、その発生器120か
ら射出されたレーザ光は、図6に矢印で示したように、
ポリゴンミラー121、レンズ122、ミラー123、
レンズ124及びミラー125を介してプロセスユニッ
ト2の像担持体としての感光ドラム210上に導かれ
る。レーザ光の射出に同期してポリゴンミラー121は
その上下軸線の廻りに回転駆動され、その回転に伴って
像担持体としての感光ドラム210の軸線方向(図6の
紙面と直交する方向)にレーザ光が走査される。
【0024】プロセスユニット2は樹脂等で構成される
フレーム20を具備し、そのフレーム20の内部には、
感光ドラム装置21と、帯電器22と、現像装置23
と、転写ローラ装置24とが設けられる。感光ドラム装
置21には像担持体としての感光ドラム210が、転写
ローラ装置24には転写ローラ240がそれぞれ設けら
れ、これらは上述した駆動ユニット16(図5参照)か
ら供給される駆動力によりそれぞれの軸線を中心として
図中の矢印方向に回転駆動される。詳細は後述する。帯
電器22は、コロナ放電を生じさせて感光ドラム210
を帯電させる。帯電した感光ドラム210の外周には上
述したレーザスキャナユニット12からのレーザ光が照
射され、その照射部と非照射部との間で電位差が生じて
静電潜像が形成される。
【0025】現像装置23は、トナーボックス230に
収容されたトナー231を供給ローラ232及び現像ロ
ーラ233を介して感光ドラム210の外周側に供給す
る。供給されたトナー231は感光ドラム210の帯電
状態に応じて感光ドラム210上に付着し、それにより
静電潜像に応じた可視像が感光ドラム210上に形成
(現像)される。
【0026】転写ローラ240は感光ドラム210の上
端と接するように配置され、これらの接触位置には用紙
Pが導かれる。感光ドラム210と転写ローラ240と
の間には一定の電界が形成され、その電界によって感光
ドラム210上のトナー像が用紙Pに転写される。転写
後は、次回の静電潜像の形成に備えて感光ドラム210
上の残留トナーがクリーニングローラ25で除去され、
除電ランプ26にて感光ドラム210の残留電荷が除去
される。なお、クリーニングローラ25に移された残留
トナーは適当なタイミング(静電潜像の形成等の邪魔に
ならないタイミング)で感光ドラム210に戻され、そ
の戻されたトナーは現像ローラ233を介して現像装置
23に回収される。
【0027】定着ユニット14は、プロセスユニット2
に対して用紙Pの搬送方向下流側に隣接して配置され
る。定着ユニット14には一対のローラ140、141
が設けられる。トナー像が転写された用紙Pはこれらの
ローラ140、141の間に導かれて押圧され、その状
態で一方のローラ(例えば140)に設けられたハロゲ
ンランプ等の加熱手段(不図示)で用紙Pが加熱され
る。この押圧と加熱とによって用紙P上のトナー像が定
着される。定着後の用紙Pは一対の排出ローラ142、
142によって排紙トレイ15上に排出される。
【0028】次に、図1〜図4を参照してプロセスユニ
ット2の浮き上がりを防止するための構成を説明する。
なお、図1〜図3の左右方向は、レーザビームプリンタ
をその前面側(排紙トレイ15が取り付けられる側)か
ら見たときの左右方向と一致する。
【0029】図1はプロセスユニット2を感光ドラム2
10の軸方向に沿って断面視した状態を示している。こ
の図から明らかなように、感光ドラム装置21は、感光
ドラム210と、これを支持するための支持軸211と
を備えている。感光ドラム210は、導電性を有する材
料にて形成された薄肉円筒体(例えばアルミニウム管)
の外周を感光層で覆ったものである。感光ドラム210
の左端側にはギア213が、右端側には支持フランジ2
14がそれぞれ固定され、それらのギア213及び支持
フランジ214の中心部は支持軸211上に回転自在か
つ軸方向に移動自在に支持されている。従って、感光ド
ラム210は支持軸211に同軸に支持されつつ支持軸
211に対して周方向及び軸方向のいずれにも移動可能
である。
【0030】支持軸211は、プロセスユニット2のフ
レーム20に設けられた軸受部200、201により軸
方向に移動可能に支持され、その両端部211a、21
1bはフレーム20よりも外側に突出する(図5参
照)。フレーム20の右側面202からの突出端部21
1bは球面状に丸められている。ギア213の外側には
入力ギア212が一体的に回転可能に取り付けられてい
る。また、支持軸211上に固定された止め輪215と
支持フランジ214との間にはコイルばね216が装着
され、その反発力により感光ドラム210、ギア21
2、213及び支持フランジ214が軸受部200側に
付勢されてそれらの軸方向のがたつきが抑えられる。
【0031】感光ドラム210の上端部には転写ローラ
装置24の転写ローラ240が接触し、その転写ローラ
240は支持軸241を介してフレーム20に回転自在
に支持されている。支持軸241の左端側にはギア24
2が設けられ、そのギア242は感光ドラム装置21の
ギア213と噛み合っている。従って、入力ギア212
に回転を与えると、感光ドラム210及び転写ローラ2
40が互いの軸線廻りに逆方向へ回転する。
【0032】感光ドラム210の下方には帯電器22が
配置されている。この帯電器22は、フレーム20と一
体の左右保持壁220、221と、それらの間に感光ド
ラム210と平行に架設された帯電ワイヤ222と、帯
電ワイヤ222と感光ドラム210との間に配置された
グリッド223とを備える。帯電ワイヤ222は右保持
壁221に支持されたねじりコイルばね224によって
長手方向に引っ張られるとともに、そのねじりコイルば
ね224を介して右保持壁221の下端の電極225と
電気的に接続されている。
【0033】本体1のユニット収容部1aの右底部に
は、上述した電極225と対応して接点部5が設けられ
ている。プロセスユニット2をユニット収容部1aに装
着したときに、この接点部5の電極部材50が電極22
5と接触し、それにより本体1内の不図示の高圧電源回
路から帯電ワイヤ222への電圧印加が可能となる。
【0034】図2に接点部5の詳細を示す。この接点部
5は、コイルばね状に形成された電極部材50と、電極
部材50を支持すべく本体フレーム10に一体に設けら
れた支持筒51と、電極部材50と回路基板6の接点6
0とを導通させる板ばね状の連絡部材52とを有してい
る。電極部材50及び連絡部材52はいずれも導電性を
有する材料にて構成される。
【0035】電極部材50には、図中のX−X線を境と
して、密着巻き部500と、非密着巻き部501とが設
けられ、その非密着巻き部501が支持筒51から上方
に突出してプロセスユニット2側の電極と接触する。密
着巻き部500には、支持筒51の抜き孔510を介し
て連絡部材52の先端側が差し込まれ、それにより電極
部材50が支持される。このような構成によれば、非密
着巻き部501のばね力によって電極部材50とプロセ
スユニット2の電極との接触が確実になされる。しか
も、連絡部材52の差込位置が密着巻き部500の範囲
内で上下に変化しても非密着巻き部501とプロセスユ
ニット2側の電極との間に働くばね力が一定に保たれ
る。
【0036】連絡部材52を差し込む前に、電極部材5
0は支持筒51内に下側から差し込まれる。その段階で
電極部材50を支持筒51に引っ掛けてその落下を防ぐ
ため、電極部材50の下端にはフック部502が設けら
れている。
【0037】連絡部材52はその先端が電極部材50に
差し込まれた後に取付ねじ53によってボス54に固定
される。ボス54は本体フレーム10と一体である。連
絡部材52の先端側には、取付ねじ53のねじ込み方向
と反対側(図2の上側)に向かって凸となる曲げ部52
0が設けられる。取付ねじ53を締め込むと、この曲げ
部520が広がるように連絡部材52が弾性変形し、そ
れに対する反発力で連絡部材52が抜き孔510の内周
面の下端に押し付けられる。これにより、取付ねじ53
の取付位置と抜き孔510との間において連絡部材52
のがたつきが防止され、連絡部材52に支持された電極
部材50が上下方向に安定して支持される。連絡部材5
2の後端側の接点部521は、連絡部材52のばね力で
接点60に押し付けられる。
【0038】以上では、接点部5を帯電器22の帯電ワ
イヤ用電極225に対応するものとして説明したが、本
実施形態のプロセスユニット2では、電極225以外に
も各種の高圧電極(例えば帯電器22のグリッド223
や現像装置23の現像ローラ233へ電圧を印加するた
めの電極)がフレーム20の右下面側に並べて設けられ
る。これに対応して本体1のユニット収容部1aの右端
側には、上述した接点部5が複数並べて配置される。従
って、ユニット収容部1aにプロセスユニット2を挿入
したときには、各接点部5の電極部材50によるばね力
でプロセスユニット2の右端側が上方へ押し上げられ
る。
【0039】このようなばね力に対抗してプロセスユニ
ット2をユニット収容部1a内に保持するため、本実施
形態では、上述した感光ドラム装置21の支持軸211
に作用するばね力を利用した拘束手段と、図3に示した
拘束機構4とが設けられている。以下、順に説明する。
【0040】図1に示したように、本体フレーム10の
ユニット収容部1aに臨む側壁101には上下方向に延
びる溝部102が設けられている(図5参照)。プロセ
スユニット2を装着するときに、この溝部102には、
感光ドラム装置21に設けられた支持軸211の突出端
部211bが挿入される。溝部102の底面102a
は、側壁101に対する溝部102の深さがユニット収
容部1aの内部(図1では下側)へ向かうほど減少する
ように傾けられている。そして、溝部102の下端には
凹部103が設けられている。この凹部103の位置
は、プロセスユニット2をユニット収容部1aに対して
所定位置まで挿入したときの支持軸211の突出端部2
11bに合わせてある。凹部103の底面103aは、
側壁101に対する凹部103の深さがユニット収容部
1aの内部へ向かうほど増加するように、鉛直方向に対
して溝部102の底面102aと反対方向に所定角度θ
だけ傾けられている。
【0041】このような構成によれば、プロセスユニッ
ト2を挿入する過程で溝部102の底面102aと支持
軸211の突出端部211bとが接触し、底面102a
の傾きに従って支持軸211がプロセスユニット2の左
側(ギア212、213の設けられる側)にコイルばね
216を押し縮めながら徐々に移動する。プロセスユニ
ット2が所定位置まで挿入されるとコイルばね216の
力で突出端部211bが凹部103内に挿入される。こ
のとき、凹部103の底面103aが上記のように傾い
ているため、コイルばね216の反発力に応じて突出端
部211bには下向きの反力が作用する。従って、プロ
セスユニット2の右端側の浮き上がりが防止される。
【0042】突出端部211bが溝部102の底面10
2aと接触している間はその底面102aの傾きとばね
216の力とによって上向きの反力が突出端部211b
に作用し、しかもプロセスユニット2の挿入量が増すほ
どコイルばね216の反発力が増加するのに比例して突
出端部211bに作用する上向き反力が大きくなる。従
って、突出端部211bが凹部103へ移動した時点で
プロセスユニット2の挿入に対する抵抗が明確に変化し
(この場合は小さくなる)、そのためにプロセスユニッ
ト2を挿入する者は、プロセスユニット2が所定位置ま
で装着されたことを確実に判別できる。
【0043】図3に示したように、拘束機構4は、本体
フレーム10の支持軸104により解除位置A(図3
(a))と拘束位置B(図3(b))との間を回動可能
に支持された拘束部材40と、拘束部材40の突軸40
0に支持されたねじりコイルばね41と、拘束部材40
と本体フレーム10との間に取り付けられて拘束部材4
0を解除位置Aに引き寄せる戻しばね42とを有してい
る。ねじりコイルばね41の一方の腕部410は拘束部
材40のばね掛け部401に係止され、他方の腕部41
1は拘束部材40と本体フレーム10との間に設けられ
た間隙Sに延びている。開閉カバー3の内面30には、
上記の間隙Sに対応してリブ31が形成されている。
【0044】以上の構成では、開閉カバー3が開いてい
ると、拘束部材40が戻しばね42によって解除位置A
に保持される。この状態では、プロセスユニット2のフ
レーム20の右側上端に設けられた係合部204よりも
拘束部材40が側方に後退する。従って、プロセスユニ
ット2をユニット収容部1aに対して自由に着脱でき
る。
【0045】開閉カバー3が閉じられると、リブ31が
ねじりコイルばね41の腕部411を押し下げつつ間隙
Sに侵入する。このときのねじりコイルばね41の反発
力で拘束部材40が支持軸104の廻りに時計方向に押
し出されて拘束位置Bへ移動し、その下端に形成された
凸円弧状の拘束面402がプロセスユニット2の係合部
204に乗り上げる。この状態では、プロセスユニット
2を押し上げる力、すなわち上述した接点部5のばね力
が係合部204と拘束面402との接触位置に働くが、
その力の作用方向に支持軸104を配置することによ
り、プロセスユニット2を押し上げる力の大半を拘束部
材40を介して支持軸104で受け止めることができ
る。プロセスユニット2を押し上げる力の一部は拘束部
材40を解除位置Aへ戻す方向に作用するが、その反対
方向にねじりコイルばね41の力が働くため、開閉カバ
ー3を開いてリブ31を間隙Sから引き上げない限り、
拘束部材40が解除位置Aへ戻ることはない。しかも、
ねじりコイルばね41の腕部411によってリブ31は
本体フレーム10の受け面105に押し付けられる。こ
のため、リブ31と受け面105との間に摩擦力が働い
て開閉カバー3がその閉位置に保持される。
【0046】以上のように、本実施形態では、プロセス
ユニット2の右端側に作用する接点部5のばね力は、開
閉カバー3を避けて設定された二つの経路、すなわち、
一つはプロセスユニット2のフレーム20から支持軸2
11を介して本体フレーム10の凹部103の底面10
3aに至る経路、他の一つは、プロセスユニット2のフ
レーム20から拘束部材40を介して本体フレーム10
の支持軸104に至る経路、を介して本体フレーム10
に受け止められる。
【0047】次に、本実施形態では、プロセスユニット
2の左側面203(図1参照)側においても浮き上がり
防止手段が設けられているので、これを図4により説明
する。なお、図4の上下左右方向は図6のそれと一致す
る。
【0048】図4に示したように、プロセスユニット2
の左側面203には、上述した感光ドラム210に対す
る入力ギア212と、現像装置23の各部を駆動するた
めの入力ギア234とが設けられている。プロセスユニ
ット2をユニット収容部1aに収容すると、これらの入
力ギア212、234は本体フレーム10内の駆動ユニ
ット16に設けられた駆動ギア160、161とそれぞ
れ噛合し、それにより駆動ユニット16(図5参照)内
の不図示のモータから供給される回転運動が駆動ギア1
60、161を介して入力ギア212、234へそれぞ
れ伝達可能となる。各ギアの回転方向は図中の矢印で示
した通りである。
【0049】ここで、駆動ギア160、161から入力
ギア212、234へ回転が伝達される際には、それら
の噛み合い位置に駆動力Fa、Fbが働く。これらの駆
動力Fa、Fbの作用方向は、各ギアの噛み合い位置に
おける接線Ca、Cbに対して、被駆動側である入力ギ
ア212、234の側へ各ギアの圧力角αに等しい角度
だけ傾いており、それらの鉛直上方への分力でプロセス
ユニット2は排出方向(矢印U方向)に押し上げられ
る。
【0050】そこで、本実施形態では、プロセスユニッ
ト2の後端部に、本体フレーム10の受け部106と係
合する係合部205が設けられている。そして、係合部
205と受け部106の接触点Dの位置は、その接触点
Dの廻りの駆動力Fa、Fbに対応した合成モーメント
Mcが図中の時計方向、すなわち、プロセスユニット2
をユニット収容部1a内に引き込む方向に作用するよう
に設定されている。具体的には、駆動力Fa、Fbの接
触点Dに対する腕の長さをそれぞれLa、Lbとしたと
きに、
【0051】
【数1】Fa・La<Fb・Lb となるように接触点Dの位置が設定されている。
【0052】このため、駆動力Fa、Fbが働くと、こ
れに対応した合成モーメントMcでプロセスユニット2
の左側面20がユニット収容部1a内へ引き込まれる。
なお、合成モーメントMcをあまり大きく設定するとプ
ロセスユニット2にねじりが生じるため、合成モーメン
トMcはプロセスユニット2の浮き上がりを防止できる
最小値又はその近傍に制限することが望ましい。そのた
め、本実施形態では、駆動力Fa、Fbにそれぞれ対応
したモーメントMa、Mbを接触点Dの廻りに互いに逆
向きに作用させ、それらの差が合成モーメントMcとな
るように接触点Dの位置を設定した。なお、3個以上の
ギアが設けられる場合でも同様に考えてよい。
【0053】以上説明したように、本実施形態ではプロ
セスユニット2を開閉カバー3で押さえることなくユニ
ット収容部1a内に拘束できるので、開閉カバー3には
プロセスユニット2を押さえ付ける機構やプロセスユニ
ット2から反力に抗して開閉カバー3を閉位置に拘束す
る機構を設ける必要がない。また、開閉カバー3の剛性
も小さくて良い。従って、開閉カバー3を軽量化すると
ともに、開閉カバー3の開閉や開き止めに必要な部品を
減少させてコストダウンを達成できる。
【0054】なお、本発明は上記実施形態に限ることな
く、種々の変形が可能である。例えば図3の拘束機構4
に代えて図7の拘束機構7を設けてもよい。この拘束機
構7では、プロセスユニット2の右側面202と本体フ
レーム10との間に拘束部材70が設けられている。拘
束部材70はばね材を板状に形成したもので、その下端
において本体フレーム10に固定されている。拘束部材
70の途中にはプロセスユニット2に向かって折れ曲が
るユニット係止部700と、その反対方向に折れ曲がる
カバー係止部701が形成される。開閉カバー3のリブ
31の先端には楔状の拡大部310が設けられる。
【0055】開閉カバー3を閉じたときには、図7
(b)に示すように拡大部310がカバー係止部701
を押し退けつつ拘束部材70と本体フレーム10の受け
面107との間に侵入し、そのために拘束部材70のユ
ニット係止部700がプロセスユニット2と係合する。
これにより、プロセスユニット2を押し上げる力が拘束
部材70を介して本体フレーム10に受け止められる。
また、リブ31は拘束部材70のカバー係止部701に
よって受け面107に押し当てられ、それにより開閉カ
バー3がその閉位置に拘束される。開閉カバー3を開く
ときは、カバー係止部701を受け面107と反対側に
撓ませつつ拡大部310を引き抜けばよい。
【0056】以上の実施形態では、拘束部材40、70
及び支持軸211が経路形成手段に、リブ31及びねじ
りコイルばね41の組合わせ(図3の場合)、又はリブ
31のみ(図7の場合)が切り替え手段に、図7のリブ
31の拡大部310及び拘束部材70のカバー係止部7
01が一対の係合部にそれぞれ相当する。
【0057】なお、以上の実施形態では、プロセスユニ
ット2の右側が接点部5のばね力で押し上げられ、左側
が駆動力Fa、Fbで押し上げる場合について説明した
が、本発明はそのような例に限ることなく、プロセスユ
ニット2が浮き上がるあらゆる場合に適用できる。拘束
機構4や支持軸211を利用した拘束手段もプロセスユ
ニット2の浮き上がる状態に応じて適宜使い分けてよ
い。感光ドラム210の支持軸211以外に、ばね手段
によって軸方向一端側に付勢された軸がプロセスユニッ
ト2内に存在するときは、支持軸211に代え、あるい
は追加してその軸を経路形成手段として利用できる。ね
じりコイルばね41を省略して拘束部材40とリブ31
とを直接に接触させてもよい。戻りばね42は省略して
もよい。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1〜請求
項8の画像形成装置では、開閉カバーにてプロセスユニ
ットを押さえ付けることなくプロセスユニットをユニッ
ト収容部内に拘束できるので、開閉カバーに高い剛性を
与える必要がなく、そのため開閉カバーは軽量かつ簡単
な構造なもので足りる。プロセスユニットを排出方向に
付勢する力に抗して開閉カバーをその閉位置に拘束する
機構も必要なく、従って、開閉カバーの開閉に必要な各
種機構の部品点数や組立の手間を減らしてコストダウン
を達成できる。
【0059】特に請求項2〜5の発明では、プロセスユ
ニットを拘束する部材を本体に支持させたので、開閉カ
バー側にはその閉動作に伴って拘束部材を拘束位置に切
り替えるための手段の一部を設けるだけでよく、開閉カ
バーが簡素化される。請求項3の発明では、開閉カバー
に切り替え部材を設けるだけでよいため、開閉カバーを
極めて簡素に構成できる。請求項4の発明では、開閉カ
バーの切り替え部材と拘束部材との間に設けられたばね
部材の反発力を利用して拘束部材をその拘束位置へ押し
出しつつ開閉カバーを本体に押し付けて開閉カバーをそ
の閉位置に拘束できるので、開閉カバーの開き止めを別
に用意する必要がなく、コストをさらに圧縮できる。請
求項5の発明では、拘束部材と開閉カバーの切り替え部
材とをプロセスユニットの排出方向に係合させて開閉カ
バーを確実に閉位置に拘束できる。
【0060】また、請求項6、7の発明では、プロセス
ユニット側の支持軸と本体側の凹部とを嵌合させること
により、開閉カバーを介することなくプロセスユニット
に働く力を本体側で受け止めることができる。しかも、
プロセスユニットを装着する際の抵抗感に変化を与え
て、プロセスユニットが所定位置まで正しく装着された
か否かを確実に判別できる。さらに、請求項7の発明で
は、支持軸が凹部の底面に押し付けられた際の反力を利
用してプロセスユニットをユニット収容部の内部へ押し
込むことができるので、プロセスユニットの浮き上がり
を一層確実に防止できる。
【0061】請求項8の発明では、本体側からプロセス
ユニットへ伝えられる駆動力を利用してプロセスユニッ
トの浮き上がりを防止でき、駆動力に抗してプロセスユ
ニットを押さえ付ける機構を別に設ける必要がないた
め、プロセスユニットの浮き上がり防止のために新たな
コストが発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るレーザビームプリン
タに設けられたプロセスユニットの内部構造をその感光
ドラムの軸方向に沿って示した横断面図。
【図2】図1のレーザビームプリンタにおいて、プロセ
スユニットに高圧を供給するために本体に設けられる接
点部の構造を示す断面図。
【図3】図1のプロセスユニットの右端側の浮き上がり
を防止するために設けられた開閉カバーに対する拘束機
構を示す図。
【図4】図1のプロセスユニットの左端側の浮き上がり
を防止するための構造を示す図。
【図5】本発明の実施形態のレーザビームプリンタの概
略を示す分解斜視図。
【図6】本発明の実施形態のレーザビームプリンタの概
略を示す縦断面図。
【図7】図1のプロセスユニットの右端側の浮き上がり
を防止するために設けられた開閉カバーに対する拘束機
構の他の実施形態を示す図。
【符号の説明】
1…本体 1a…ユニット収容部 2…プロセスユニット 3…開閉カバー 10…本体フレーム 31…開閉カバーのリブ(切り替え部材) 40、70…拘束部材 41…ねじりコイルばね(ばね部材) 101…ユニット収容部の側壁 103…ユニット収容部の側壁の凹部 106…本体の受け部 160、161…本体側の駆動ギア 210…感光ドラム(像担持体) 211…感光ドラムの支持軸 212、234…入力ギア 216…コイルばね(ばね手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット収容部を有する本体と、 前記ユニット収容部を開閉するように前記本体に連結さ
    れる開閉カバーと、 円筒状の像担持体及びこの像担持体の外周面に画像を形
    成するための構成要素を含み、前記ユニット収容部に対
    して着脱可能なプロセスユニットと、を具備し、 前記ユニット収容部に収容された前記プロセスユニット
    が前記ユニット収容部からの排出方向に付勢される画像
    形成装置において、 前記プロセスユニットを前記排出方向に付勢する力が前
    記開閉カバーを避けて設定された経路を介して前記本体
    上の受け部で受け止められるように前記プロセスユニッ
    トと前記受け部とを接続する経路形成手段を具備するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ユニット収容部を有する本体と、 前記ユニット収容部を開閉するように前記本体に連結さ
    れる開閉カバーと、 円筒状の像担持体及びこの像担持体の外周面に画像を形
    成するための構成要素を含み、前記ユニット収容部に対
    して着脱可能なプロセスユニットと、を具備し、 前記ユニット収容部に収容された前記プロセスユニット
    が前記ユニット収容部からの排出方向に付勢される画像
    形成装置において、 前記プロセスユニットを前記排出方向に拘束する拘束位
    置と、前記プロセスユニットの拘束を解除する解除位置
    との間を移動可能な状態で前記本体に支持された拘束部
    材と、 前記開閉カバーの閉動作に伴って前記拘束部材を前記拘
    束位置に移動させる切り替え手段と、を具備することを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉カバーに支持されて前記閉動作
    時には前記拘束部材を前記拘束位置側へ押し退けるよう
    に移動する切り替え部材を前記切り替え手段が備えてい
    ることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記開閉カバーが閉じられるときに前記
    切り替え部材と接触して弾性変形し、それに伴う一方向
    への反発力で前記拘束部材を前記拘束位置側へ付勢する
    ばね部材を前記切り替え手段が具備し、 前記弾性変形に伴う前記ばね部材の他方向の反発力によ
    り、前記切り替え部材が前記本体に押し付けられること
    を特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記開閉カバーを所定位置まで閉じた時
    点で当該開閉カバーの開方向への移動を阻止すべく互い
    に係合する一対の係合部が前記切り替え部材及び前記拘
    束部材にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求
    項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 ユニット収容部を有する本体と、 円筒状の像担持体及びこの像担持体の外周面に画像を形
    成するための構成要素を含み、前記ユニット収容部に対
    して着脱可能なプロセスユニットと、を具備し、 前記ユニット収容部に収容された前記プロセスユニット
    が前記ユニット収容部からの排出方向に付勢される画像
    形成装置において、 前記プロセスユニットには、当該プロセスユニット内の
    前記像担持体又はこれと平行な円筒体を支持する支持軸
    と、前記支持軸上の前記像担持体又は前記円筒体を前記
    支持軸の一端側へ付勢するばね手段とが設けられ、前記
    支持軸の他端側は前記ばね手段の反発力によって前記プ
    ロセスユニットの外部へ突出し、 前記本体の前記ユニット収容部の側壁には、前記プロセ
    スユニットが前記ユニット収容部の所定位置まで収容さ
    れた時点で前記支持軸の突出部分が嵌まり込む凹部が設
    けられていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ユニット収容部の内部に向かうほど
    前記側壁に対する前記凹部の深さが増加することを特徴
    とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 ユニット収容部及び駆動機構を有する本
    体と、 円筒状の像担持体及びこの像担持体の外周面に画像を形
    成するための構成要素を含み、前記ユニット収容部に対
    して着脱可能なプロセスユニットと、を具備し、 前記プロセスユニットが前記ユニット収容部へ収容され
    たとき、前記駆動機構の回転伝達要素と前記プロセスユ
    ニットの回転伝達要素とが接続されて前記プロセスユニ
    ット側への動力伝達が可能とされる画像形成装置におい
    て、 前記ユニット収容部に収容された前記プロセスユニット
    と係合する受け部が前記本体に設けられ、 前記駆動機構から前記プロセスユニットへ伝わる駆動力
    により、前記受け部を中心として前記プロセスユニット
    を前記ユニット収容部の内部へ引き込む方向のモーメン
    トが生じるように前記受け部の位置が設定されているこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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