JPH09309821A - 口腔内溶解型速溶錠の製法 - Google Patents

口腔内溶解型速溶錠の製法

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JPH09309821A
JPH09309821A JP2469297A JP2469297A JPH09309821A JP H09309821 A JPH09309821 A JP H09309821A JP 2469297 A JP2469297 A JP 2469297A JP 2469297 A JP2469297 A JP 2469297A JP H09309821 A JPH09309821 A JP H09309821A
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JP
Japan
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tablet
dissolving
fast
hydrochloride
compression molding
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Application number
JP2469297A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakamichi
孝一 中道
Shiyougo Izumi
正悟 泉
Hiroyuki Anura
浩幸 案浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shinyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 口腔内溶解型速溶錠を簡便大量に製造するこ
とができる製造法を提供することにある。 【解決手段】 水に対する溶解速度の速い医薬品添加
物、医薬品、及び1〜5重量%の水のみを本質的に含有
する練合物を、和菓子自動打物成形機又は角砂糖製造装
置を用いて50〜1000kgの圧縮成形圧で圧縮成形し、その
後乾燥して製造することを特徴とする口腔内溶解型速溶
錠の製法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品を含有する
錠剤であって、口腔内で速やかに溶解する口腔内溶解型
速溶錠に関するものである。当該速溶錠は、通常口腔内
で15秒〜3分以内に溶解する錠剤であり、錠剤服用が困
難な幼児や老人、重症患者等に適用するのに適した製剤
である。
【0002】
【従来の技術】医薬品を経口的に投与する場合には、錠
剤、顆粒剤、散剤、液剤等の剤形が考えられる。シロッ
プ剤等の液剤は、飲み込みやすいために、体力の弱った
老人や乳幼児への投与には適している。しかしながら、
このものは服用の都度正確に秤量をしなければならず、
利便性が欠けている。また、熱や外気等により変質がし
やすく、薬の化学的物理的安定性に劣る欠点を有してい
る。顆粒剤、散剤は、上記の欠点を有してはいないが、
飲み込みやすさに欠けているし、水等を同時に飲用しな
ければ正確に全量を服用しがたい等の欠点を有してい
る。
【0003】錠剤は、正確に一定の容量を投与するに適
しており、含有する薬の化学的物理的安定性にも優れて
いるが、特に幼児や老人、重症患者等にとっては飲み込
み難い欠点を有している。もし、飲み込み難い欠点を克
服することができれば、他の剤形が有している前記欠点
をなくした優れた製剤を提供することができる。この飲
み込み難いという錠剤の欠点を克服するため、最近、水
溶性高分子を主体とした、錠剤の形態を有する凍結乾燥
製剤が開発されている(特開昭53-44619号公報、特開平
3-86837 号公報等)。このものは、製剤を口腔内で速や
かに溶解させることにより、飲み込み難いという錠剤の
欠点を克服したものである。しかし、このものは、凍結
乾燥という特殊な製剤技術を用いなければならず、工業
上大量生産が困難で製造コストが高いこと、物理的安定
性が乏しいこと等の欠点を有している。
【0004】ところで近年錠剤は、錠剤の含有成分を乾
燥した状態で強い力により圧縮成形して作られている。
これは、錠剤というものが元来消化管内で崩壊させ薬物
を吸収させるものであり、製錠後から消化管に到達する
まで物理化学的に安定であることが要求されることか
ら、錠剤構成成分同士を圧縮圧により強く結合させる必
要があるからである。古くは湿式錠剤というものがあ
り、湿った状態のまま型にはめこんで錠剤の形に成形
し、乾燥して錠剤を作る方法があった。しかし、この錠
剤も消化管内での崩壊を企図していたため、口腔内で速
やかに溶解するものではなかった。また、この錠剤は、
機械的に強く圧縮されておらず、形態を保つ力が弱いの
で、今日では実用に供しえないものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
凍結乾燥という特殊な製剤技術によらないで、簡便な方
法により製造することができる口腔内溶解型速溶錠を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、水に対する溶
解速度の速い医薬品添加物を錠剤構成成分の主体とする
錠剤を、従来の湿式造粒法による錠剤製法の一部を変更
して製造することにより上記目的を達成しうることを見
出し、本発明を完成した。
【0007】本発明の要旨は、錠剤構成成分の主体が
水に対する溶解速度の速い医薬品添加物であること、
水に対する溶解速度の速い医薬品添加物と医薬品との練
合物を湿った状態のまま圧縮成形するものであること、
の2点にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳述する。水に対
する溶解速度の速い医薬品添加物としては、水溶性の結
晶状、粉末状の固形物質であればよく、例えば、通常賦
形剤として使用されているものを挙げることができる。
しかし、本発明の速溶錠は口腔内で速やかに溶解するも
のであるから、通常は、甘味物質であることが好まし
い。このようなものとしては、例えば、白糖、乳糖、ブ
ドウ糖、果糖等の糖類を挙げることができる。更に、キ
シリット、ソルビット、マンニット等の糖アルコールを
挙げることができる。
【0009】上記の糖アルコールのうちでは、味がよ
く、口腔内での溶解速度が最も速い点でキシリットがよ
り好ましい。また、マンニット及び乳糖は、味、溶解速
度ではキシリットに及ばないが、後記する圧縮性に優れ
ている。本発明においては、これらのものを組み合わせ
て使用することができる。組み合わせることにより、そ
れらの利点のみを取得することもできる。
【0010】本発明に係る速溶錠は、錠剤を湿式造粒法
で製錠する従来の製造法において、圧縮成形に際し、水
に対する溶解速度の速い前記医薬品添加物と医薬品との
練合物を乾燥前に圧縮成形して製造するものである。錠
剤原料を混合し、結合剤を加えて練合等し、次いで乾燥
し、その後圧縮成形して製造する従来の錠剤とは、成形
操作と乾燥操作の順序が逆である点で相違する。
【0011】本発明に係る速溶錠を成形するための圧縮
成形圧力は、比較的低い圧力、例えば50〜1000kgで充分
である。当該圧力が低い程、口腔内溶解時間の短いもの
が得られる傾向にあるが、50kgより低い圧力では通常引
張強度が低下し実用に供し難いものとなる。一方当該圧
力が高い程、引張強度が向上し、より強いものが得られ
る傾向にあるが、1000kgより高い圧力では通常口腔内溶
解時間が長いものとなる。しかしながら、50kg未満であ
っても、二種以上の前記医薬品添加物の組合せによって
は実用に供しうる強度のものを得ることができる場合が
あり、1000kgより高い圧力であっても、二種以上の前記
医薬品添加物の組合せによって口腔内溶解時間の短いも
のを得ることができる場合がある。従って、50〜1000kg
の圧縮成形圧力外で製造された速溶錠であっても本発明
に含まれる。
【0012】ここで、一般に引張強度が5kg/cm2以上の
錠剤であれば、充分に実用に供することができる。但
し、包装形態によりこれ未満のものでも実用に供するこ
とができる場合がある。本発明に係る速溶錠の強度は、
主に水に対する溶解速度の速い医薬品添加物の架橋力に
よって保たれる。なお、一般の錠剤は、圧縮成形圧力50
0 〜3000kg程度で製造される。
【0013】本発明において糖アルコールを適用すると
きには、例えば、キシリットを単独で使用するときは、
圧縮成形圧力を50〜300kg 程度にすることが好ましい。
これ以下では成形をすることが困難であり、一方、これ
以上では引張強度が低くなり実用に供することが難しく
なる(図1参照)。
【0014】糖アルコールとしてキシリットのみを適用
するときは圧縮成形圧力を300kg 以上にすると引張強度
が低下した、口腔内溶解時間の長いものとなる。しかし
ながら、キシリットに乳糖、又はマンニットを混合する
と圧縮成形圧力を300kg 以上にしても充分引張強度の高
い口腔内溶解時間の短いものを得ることができる。例え
ば、キシリットと乳糖とを組み合わせて使用した場合、
キシリットと乳糖とを例えば、8:2の割合で混合する
ことにより口腔内溶解時間を短くしつつかつ充分な引張
強度を保持したものを得ることができる(図2参照)。
【0015】例えば、キシリットとマンニットとを組み
合わせて使用する場合には、例えば、8:2の割合で混
合することにより口腔内溶解時間を短くしつつかつ充分
な引張強度を保持したものを得ることができる(図3参
照)。
【0016】上述のようにキシリットと乳糖又はマンニ
ットを混合することによってキシリット単独のときより
も更に良好な結果を得ることができる。しかし、この結
果はマンニット単独又は乳糖単独の結果からは予想でき
なかったことである。マンニット単独又は乳糖単独の場
合、圧縮成形圧力が300kg 以上では引張強度は高くなる
がそれとともに口腔内溶解時間が著しく増大するからで
ある(図4参照)。
【0017】本発明に係る速溶錠は、口腔内で速やかに
溶解することを特徴とするが、例えば、苦みのきつい場
合等そのままでは弊害の生じる可能性がある医薬品を含
有させる場合には、適宜、マイクロカプセル化、結晶表
面コーティングなどに代表されるマスキング処理を施し
た後に、本発明の速溶錠に含有せしめる等の措置によ
り、そのような弊害を除去することができる。
【0018】水に対する溶解速度の速い医薬品添加物と
医薬品との練合物は、通常、水に対する溶解速度の速い
前記医薬品添加物と適宜処置した薬物とを混合した後、
これに水、結合剤溶液又は糖の飽和溶液を添加し均一に
分散し、練り合わせて製する。添加する水は、圧縮成形
前の錠剤の構成成分において1〜10重量%程度が好まし
く、3重量%前後が最も好ましい。水の添加量があまり
多いと糖アルコールや糖が溶解したり、又は形態を保つ
力が弱くなり、その後の圧縮成形に好ましい結果を得る
ことができず、更には成形物の乾燥が困難となる。水の
添加量があまり少ないと圧縮成形時にキシミなどの打錠
障害が発生し、好ましく実行できず、また、たとえ成形
されてもその強度は弱く、崩れやすいものとなる。添加
する水としては、例えば、精製水等が好ましい。
【0019】圧縮成形は、水に対する溶解速度の速い医
薬品添加物と医薬品との練合物が湿っている状態で行え
ばよく、粒状、顆粒状、軟塊状等いずれの状態において
も行うことができる。圧縮成形機としては、一般の打錠
機、和菓子自動打物成形機、角砂糖製造装置などを挙げ
ることができる。和菓子自動打物成形機は、らくがん等
の砂糖菓子を製造する装置であるから、錠剤の製造に使
用しうることは当初思いも及ばなかった。しかしなが
ら、和菓子自動打物成形機も角砂糖製造装置も、工業的
に砂糖(ブドウ糖)を主体とした湿った練合物を圧縮成
形し、圧縮成形された物を取り出し、その後乾燥して当
該物を製造するのに適した機構・材質を有する装置であ
るから、本願発明のような速溶錠の大量生産に適してい
ることを見出した。
【0020】以上のように、本発明に係る速溶錠は、従
来の湿式顆粒圧縮法による錠剤の製造法を一部変更する
のみで製造することができるものであるから、前記凍結
乾燥技術を用いて製造するよりも簡便で大量に製造する
ことができる。
【0021】本発明においては、製剤物性をさらに改良
することを目的として練合操作の過程で、既に公知の結
合剤を含有させることができる。本発明に適用する結合
剤は特に限定されないが、溶解速度の比較的速い物質が
好ましい。このような結合剤としては、例えば、ポリビ
ニルピロリドン(PVP)、ヒドロキシプロピルセルロ
ース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(HPMC)等を挙げることができる。またアラビアゴ
ム等を適宜含有させることができる。本発明に適用する
結合剤は、圧縮成形前の錠剤の構成成分において 0.1〜
数重量%を含有させることができ、より好ましくは、0.
5 〜1重量%程度を含有させることができる。
【0022】本発明に係る速溶錠は、圧縮成形乾燥後
に、蒸気を1〜数秒当ててグレージングすることによ
り、錠剤表面を滑らかにして見栄えを良くすると共に、
錠剤表面の磨耗を防ぐことができる。本発明に係る速溶
錠に適用することができる医薬品としては、経口投与を
目的とするものであれば、特に限定されることがない。
このような医薬品としては、例えば、以下のものを挙げ
ることができる。
【0023】1.解熱・鎮痛・消炎剤 インドメタシン、アスピリン、ジクロフェナックナトリ
ウム、ケトプロフェン、イブプロフェン、メフェナム
酸、デキサメタゾン、デキサメタゾン硫酸ナトリウム、
ハイドロコーチゾン、プレドニゾロン、アズレン、フェ
ナセチン、イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフ
ェン、塩酸ベンジタミン、フェニルブタゾン、フルフェ
ナム酸、メフェナム酸、サリチル酸ナトリウム、サリチ
ル酸コリン、サザピリン、クロフェゾン、エトドラッ
ク。 2.抗潰瘍剤 スルピリド、塩酸セトラキサート、ゲファルナート、マ
レイン酸イルソグラジン、シメチジン、塩酸ラニチジ
ン、ファモチジン、ニザチジン、塩酸ロキサチジンアセ
テート。 3.冠血管拡張剤 ニフェジピン、二硝酸イソソルビット、塩酸ジルチアゼ
ム、トラピジル、ジビリダモール、塩酸ジラゼプ、メチ
ル 2,6−ジメチル−4−(2−ニトロフェニル)−
5−(2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホリナン
−2−イル)−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボ
キシレート、ベラパミル、ニカルジピン、塩酸ニカルジ
ピン、塩酸ベラパミル。
【0024】4.末梢血管拡張剤 酒石酸イフェンプロジル、マレイン酸シネパシド、シク
ランデレート、シンナリジン、ペントキシフィリン。 5.抗生物質 アンピシリン、アモキシリン、セファレキシン、エチル
コハク酸エリスロマイシン、塩酸バカンピシリン、塩酸
ミノサイクリン、クロラムフェニコール、テトラサイク
リン、エリスロマイシン。 6.合成抗菌剤 ナリジクス酸、ピロミド酸、ピペミド酸三水和物、エノ
キサシン、シノキサシン、オフロキサシン、ノルフロキ
サシン、塩酸シプロフロキサシン、スルファメトキサゾ
ール・トリメトプリム、6−フルオロ−1−メチル−7
−[4−(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
レン−4−イル)メチル−1−ピペラジニル]−4−オ
キソ−4H[1,3]チアゼト[3,2−a ]キノリン
−3−カルボン酸。 7.鎮けい剤 臭化プロパンテリン、硫酸アトロピン、臭化オキサピウ
ム、臭化チメビジウム、臭化ブチルスコポラミン、塩化
トロスピウム、臭化ブトロピウム、N−メチルスコポラ
ミンメチル硫酸、臭化メチルオクタトロピン。
【0025】8.鎮該、抗喘息剤 テオフィリン、アミノフィリン、塩酸メチルエフェドリ
ン、塩酸プロカテロール、塩酸トリメトキノール、リン
酸コデイン、クロモグリク酸ナトリウム、トラニラス
ト、臭化水素酸デキストロメトルファン、リン酸ジメモ
ルファン、塩酸クロブチノール、塩酸ホミノベン、リン
酸ベンプロペリン、ヒベンズ酸チペピジン、塩酸エプラ
ジノン、塩酸クロフェダノール、塩酸エフェドリン、ノ
スカピン、クエン酸カルベタペンテン、タンニン酸オキ
セラジン、クエン酸イソアミニル。 9.気管支拡張剤 ジプロフィリン、硫酸サルブタモール、塩酸クロルプレ
ナリン、フマル酸フォルモテロール、硫酸オルシプレナ
リン、塩酸ピルブテロール、硫酸ヘキソプレナリン、メ
シル酸ビトルテロール、塩酸クレンブテロール、硫酸テ
ルブタリン、塩酸マブテロール、臭化水素酸フェノテロ
ール、塩酸メトキシフェナミン。 10.利尿剤 フロセミド、アセタゾラミド、トリクロルメチアジド、
メチクロチアジド、ヒドロクロロチアジド、ヒドロフル
メチアジド、エチアジド、シクロペンチアジド、スピロ
ノラクトン、トリアムテレン、フロロチアジド、ピレタ
ニド、メフルシド、エタクリン酸、アゾセミド、クロフ
ェナミド。
【0026】11.筋弛緩剤 カルバミン酸クロルフェネシン、塩酸トルペリゾン、塩
酸エペリゾン、塩酸チザニジン、メフェネシン、クロル
ゾキサゾン、フェンプロバメート、メトカルバモール、
クロルメザノン、メシル酸プリジノール、アフロクアロ
ン、バクロフェン、ダントロレンナトリウム。 12.脳代謝改善剤。 塩酸メクロフェノキセート。 13.マイナートランキライザー オキサゾラム、ジアゼパム、クロチアゼパム、メダゼパ
ム、テマゼパム、フルジアゼパム、メプロバメート、ニ
トラゼパム、クロルジアゼポキシド。 14.メジャートランキライザー スルピリド、塩酸クロカプラミン、ゾテピン、クロルプ
ロマジン、ハロペリドール。 15.β−ブロッカー ピンドロール、塩酸プロプラノロール、塩酸カルテオロ
ール、酒石酸メトプロロール、塩酸ラベタロール、塩酸
アセブトロール、塩酸ブフェトロール、塩酸アルプレノ
ロール、塩酸アロチノロール、塩酸オクスプレノロー
ル、ナドロール、塩酸ブクモロール、塩酸インデノロー
ル、マレイン酸チモロール、塩酸ベフノロール、塩酸ブ
プラノロール。
【0027】16.抗不整脈剤 塩酸プロカインアミド、ジソピラミド、アジマリン、硫
酸キニジン、塩酸アプリンジン、塩酸プロパフェノン、
塩酸メキシレチン。 17.痛風治療剤 アロプリノール、プロベネシド、コルヒチン、スルフィ
ンピラゾン、ベンズブロマロン、ブコローム。 18.血液凝固阻止剤 塩酸チクロピジン、ジクマロール、ワルファリンカリウ
ム。 19.抗てんかん剤 フェニトイン、バルプロ酸ナトリウム、メタルビター
ル、カルバマゼピン。 20.抗ヒスタミン剤 マレイン酸クロルフェニラミン、フマール酸クレマスチ
ン、メキタジン、酒石酸アリメマジン、塩酸サイクロヘ
プタジン。 21.鎮吐剤 塩酸ジフェニドール、メトクロプラミド、ドンペリド
ン、メシル酸ベタヒスチン、マレイン酸トリメブチン。
【0028】22.降圧剤 塩酸レセルピン酸ジメチルアミノエチル、レシナミン、
メチルドパ、塩酸プラゾシン、塩酸ブナゾシン、塩酸ク
ロニジン、ブドララジン、ウラピジル。 23.交感神経興奮剤 メシル酸ジヒドロエルゴタミン、塩酸イソプロテレノー
ル、塩酸エチレフリン。 24.去たん剤 塩酸ブロムヘキシン、カルボシスティン、塩酸エチルシ
スティン、塩酸メチルシスティン。 25.経口糖尿病治療剤 グリベングラミド、トルブタミド、グリミジンナトリウ
ム。 26.循環器用剤 ユビデカレノン、ATP−2Na。 27.鉄剤 硫酸第一鉄、乾燥硫酸鉄。 28.ビタミン剤 ビタミンB1 、ビタミンB2 、ビタミンB6 、ビタミン
12、ビタミンC、葉酸。 29.頻尿治療剤 塩酸フラボキサート、塩酸オキシブチニン、塩酸テロリ
ジン、4−ジエチルアミノ−1,1−ジメチル−2−ブ
チニル(±)−α−シクロヘキシル−α−フェニルグリ
コレートハイドロクロライド モノハイドレイト。 30.アンジオテンシン変換酵素阻害剤 マレイン酸エナラプリル、アラセプリル、塩酸デラプリ
ル。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る速溶錠は、以下の効果を有
する。 (1)老人、小児、乳幼児、又は飲み込み力の劣る患者等
に対しても安心して投与することができる等のコンプラ
イアンスの向上を期待することができる。 (2)服用時の物理的障害による窒息等の心配がなく、安
全性が増大する。 (3)水分を制限された患者に対しても安心して投与する
ことができる。 (4)持ち運びが容易で、患者が携帯するのに適してい
る。 (5)液剤等の本質的な欠点である秤量が不要である。 (6)錠剤中に医薬品を高い濃度で保持できるので、高い
投与量が必要な医薬品にも適用することができる。 (7)凍結乾燥法に比べ、簡便に効率よく、しかも大量に
工業生産することができる。
【0030】
【実施例】以下に実施例等を掲げて、本発明を更に詳し
く説明する。 実施例1 キシリット 60gに精製水 2mlを加えて混合し、乳鉢にて
練合した。練合物1gをとり、オートグラフ材料試験機
(AG−5000型:島津製作所社製)にて成形圧 100
〜 700kg、圧縮スピード20mm/分で錠径13mmφに圧縮成
形した。その後、ホットエアーサーキュレーシュンオー
ブン(GT-100型:アルプ社製)において、50℃で2時間
放置し、乾燥し、本発明速溶錠を得た。 実施例2 キシリット 48gと乳糖12g とを乳鉢にて均一に混合し、
これに精製水 2mlを加え練合した。練合物1gをとり、オ
ートグラフ材料試験機(AG−5000型:島津製作所
社製)にて成形圧 100〜 700kg、圧縮スピード20mm/分
で錠径13mmφに圧縮成形した。その後、ホットエアーサ
ーキュレーシュンオーブン(GT-100型:アルプ社製)に
おいて、50℃で2時間放置し、乾燥し、本発明速溶錠を
得た。
【0031】実施例3 キシリット 48gとマンニット12g とを乳鉢にて均一に混
合し、これに精製水 2mlを加え練合した。練合物1gをと
り、オートグラフ材料試験機(AG−5000型:島津
製作所社製)にて成形圧 100〜 700kg、圧縮スピード20
mm/分で錠径13mmφに圧縮成形した。その後、ホットエ
アーサーキュレーシュンオーブン(GT-100型:アルプ社
製)において、50℃で2時間放置し、乾燥し、本発明速
溶錠を得た。 実施例4 マンニット 60gを乳鉢にとり、これに精製水 2mlを加え
練合した。練合物1gをとり、オートグラフ材料試験機
(AG−5000型:島津製作所社製)にて成形圧 100
〜 700kg、圧縮スピード20mm/分で錠径13mmφに圧縮成
形した。その後、ホットエアーサーキュレーシュンオー
ブン(GT-100型:アルプ社製)において、50℃で2時間
放置し、乾燥し、本発明速溶錠を得た。
【0032】実施例5 キシリット308g、マンニット77g、ジクロフェナックナ
トリウム12.5g 、ポリビニルピロリドン2.5gをニーダー
(KM-1.5 型: 菊水製作所製) に投入し10分間混合した。
その後、精製水12mlを加え練合した。これを12mmφスク
リーンを装着したフェザーミル(FM-1型:細川ミクロン
社製)で整粒し、この顆粒を強制攪拌装置を備えた打錠
機( クリーンプレスコレクト 12HUK: 菊水製作所製) を
用い、成形圧 200kgで、錠径10.5mmφ、1錠800mg に圧
縮成形した。次いで、この成形された錠剤をホットエア
ーサーキュレーシュンオーブン(GT-100型:アルプ社
製)に投入し、50℃で3時間乾燥操作を加え本発明速溶
錠を得た。 実施例6 ポリビニルピロリドン3g、乳糖100g、塩酸オキシブチニ
ン3gをミクロ型透視式混合機(W-8 型:筒井理化学機器
社製)に投入し、8分間混合した。この混合物106g及び
キシリット394gをニーダー(KM-1.5 型: 菊水製作所製)
に投入し10分間混合した。その後、精製水15mlを加え練
合した。これを12mmφスクリーンを装着したフェザーミ
ル(FM-1型:細川ミクロン社製)で整粒し、この顆粒を
強制攪拌装置を備えた打錠機( クリーンプレスコレクト
12HUK: 菊水製作所製) を用い、成形圧 150kgで、錠径
9mmφ、1錠500mg に圧縮成形した。次いで、この成形
された錠剤をホットエアーサーキュレーシュンオーブン
(GT-100型:アルプ社製)に投入し、55℃で3時間乾燥
操作を加え本発明速溶錠を得た。
【0033】実施例7 アラビアゴム末2.5g、マンニット146g、ニフェジピン10
g をミクロ型透視式混合機(W-8 型:筒井理化学機器社
製)に投入し、8分間混合した。この混合物158.5g及び
キシリット341.5gをニーダー(KM-1.5 型: 菊水製作所
製) に投入し10分間混合した。その後、精製水14mlを加
え練合した。これを12mmφスクリーンを装着したフェザ
ーミル(FM-1型:細川ミクロン社製)で整粒し、この顆
粒をロータリー打錠機(RT-F-9 型: 菊水製作所製) を用
い、成形圧 220kgで、錠径15mmφ、1錠1000mgに圧縮成
形した。次いで、この成形された錠剤をホットエアーサ
ーキュレーシュンオーブン(GT-100型:アルプ社製)に
投入し、55℃で3時間乾燥操作を加え本発明速溶錠を得
た。 実施例8 ポリビニルピロリドン1.5g、キシリット412.5g、乳糖11
1g、セファレキシン125gをニーダー(KM-1.5 型: 菊水製
作所製) に投入し10分間混合した。その後、精製水20ml
を加え練合した。これを12mmφスクリーンを装着したフ
ェザーミル(FM-1型:細川ミクロン社製)で整粒し、こ
の顆粒をロータリー打錠機(RT-F-9 型:菊水製作所製)
を用い、成形圧 180kgで、錠径15mmφ、1錠1300mgに圧
縮成形した。次いで、この成形された錠剤をホットエア
ーサーキュレーシュンオーブン(GT-100型:アルプ社
製)に投入し、55℃で3時間乾燥操作を加え本発明速溶
錠を得た。 実施例9 圧縮成形機として角砂糖自動成形機(森製作所社製、大
阪)を用いた以外は、実施例5と同様に処理し、実施例
5と同様に錠径10.5mmφ、1錠800mg の本発明速溶錠を
得た。
【0034】実施例10 圧縮成形機として和菓子自動打物製造装置(S406NDS
型;葉山精機工業社製、横浜)を用いた以外は、実施例
6と同様に処理し、実施例6と同様に錠径 9mmφ、1錠
500mg の本発明速溶錠を得た。 実施例11 圧縮成形機として和菓子自動打物製造装置(S1010N型;
葉山精機工業社製、横浜)を用いた以外は、実施例7と
同様に処理し、実施例7と同様に錠径15mmφ、1錠1000
mgの本発明速溶錠を得た。 実施例12 圧縮成形機として和菓子自動打物製造装置(MR3-1 型;
上原製作所社製、埼玉)を用いた以外は、実施例8と同
様に処理し、実施例8と同様に錠径15mmφ、1錠1300mg
の本発明速溶錠を得た。
【0035】比較例1 キシリット300gを32メッシュ篩を用いて篩過し、この粉
末1gをとり、オートグラフ材料試験機(AG-5000 型:島
津製作所製)にて成型圧50〜1000kg、圧縮スピード20mm
/分、錠径13mmφに圧縮成形し比較試験用錠剤とした。 比較例2 マンニット300gを32メッシュ篩を用いて篩過し、この粉
末1gをとり、オートグラフ材料試験機(AG-5000 型:島
津製作所製)にて成型圧 100〜 700kg、圧縮スピード20
mm/分、錠径13mmφに圧縮成形し比較試験用錠剤とし
た。
【0036】試験例1 実施例1の本発明速溶錠、比較例1の錠剤、及び実施例
1の未乾燥錠剤の各々について各引張強度及び口腔内溶
解時間を測定した。引張強度は、100KGFのロドセルを装
着したオートグラフ材料試験機(AG-5000 型:島津製作
所製)を用いて、圧縮スピード20mm/分、フルスケール
10〜20KGF 、1秒間における荷重低下率がフルスケール
の50%を低下した点を破断点とし、この破断点より下記
に示した計算式に従って、5錠の平均で求めた。
【0037】
【数1】
【0038】口腔内溶解時間は、各錠剤を口の中に含
み、噛まずに放置して、塊が溶解消失するまでの時間を
測定し、5人の平均をとった。その結果を図1に示す。
図1より明らかなように、本発明速溶錠は、成形圧力50
〜300kg で引張強度が3kg/cm2以上であり、口腔内溶解
時間が30秒以内というように速溶錠として優れた特性を
有していた。一方、未乾燥錠剤及び乾式打錠法による錠
剤の引張強度は、成形圧50〜1000kgでいずれも3kg/cm2
以下で実用に供することができないものであった。
【0039】試験例2 実施例2の本発明速溶錠の引張強度及び口腔内溶解時間
を測定した。引張強度及び口腔内溶解時間の測定方法
は、試験例1と同様である。その結果を図2に示す。図
2から明らかなように、本発明速溶錠は、測定した成形
圧の範囲内で引張強度が8kg/cm2以上であり、口腔内溶
解時間が1分以内というように速溶錠として優れた特性
を有していた。 試験例3 実施例3の本発明速溶錠の引張強度及び口腔内溶解時間
を測定した。引張強度及び口腔内溶解時間の測定方法
は、試験例1と同様である。その結果を図3に示す。図
3から明らかなように、本発明速溶錠は、測定した成形
圧の範囲内で引張強度が7kg/cm2以上であり、口腔内溶
解時間が40秒以内というように速溶錠として優れた特性
を有していた。
【0040】試験例4 実施例4の本発明速溶錠、比較例2の錠剤、及び実施例
4の未乾燥錠剤の各々について各引張強度及び口腔内溶
解時間を測定した。引張強度及び口腔内溶解時間の測定
方法は、試験例1と同様である。その結果を図4に示
す。図4より明らかなように、本発明速溶錠は、未乾燥
錠剤及び乾式打錠法による錠剤に比べ遙に高い引張強度
を有し、実用に供することができるものであった。 試験例5 実施例5から8の本発明速溶錠の引張強度、口腔内溶解
時間、崩壊時間、摩損度を求めた。引張強度、口腔内溶
解時間は、試験例1と同様にして求め、崩壊時間は、日
本薬局方に定める方法(水)で求めた。摩損度は、摩損
度計を用いて1錠のみ測定した。その結果を表1に示
す。
【0041】
【表1】
【0042】表1から明らかなように、本発明速溶錠
は、引張強度が7kg/cm2以上であり、口腔内溶解時間が
30秒以内というように速溶錠として優れた特性を有して
いた。 試験例6 試験例5と同様に、実施例9から12の本発明速溶錠の引
張強度、口腔内溶解時間、崩壊時間、摩損度を求めた。
その結果を表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】表2から明らかなように、実施例9から12
の本発明速溶錠も、引張強度が7kg/cm2以上であり、口
腔内溶解時間が30秒以内というように速溶錠として優れ
た特性を有していた。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施例1の本発明速溶錠、比較例1の錠剤、及
び実施例1の未乾燥錠剤の各々について測定した引張強
度及び口腔内溶解時間と成形圧力との関係を示す。横軸
は成形圧力を、左縦軸は引張強度(Kg/cm2) を、右縦軸
は口腔内溶解時間(分) をそれぞれ表す。また図中の各
記号はそれぞれ下記を表す。−■−は、実施例1の本発
明速溶錠について引張強度。−□−は、実施例1の本発
明速溶錠について口腔内溶解時間。−▲−は、実施例1
の未乾燥時の引張強度。−●−は、比較例1の錠剤につ
いての引張強度。図2は、実施例2の本発明速溶錠につ
いて測定した引張強度及び口腔内溶解時間と成形圧力と
の関係を示す。横軸は成形圧力を、左縦軸は引張強度
(Kg/cm2) を、右縦軸は口腔内溶解時間(分) をそれぞ
れ表す。また図中の各記号はそれぞれ下記を表す。−■
−は、実施例2の本発明速溶錠についての引張強度。−
□−は、実施例2の本発明速溶錠についての口腔内溶解
時間。図3は、実施例3の本発明速溶錠について測定し
た引張強度及び口腔内溶解時間と成形圧力との関係を示
す。横軸は成形圧力を、左縦軸は引張強度(Kg/cm2)
を、右縦軸は口腔内溶解時間(分) をそれぞれ表す。ま
た図中の各記号はそれぞれ下記を表す。−■−は、実施
例3の本発明速溶錠についての引張強度。−□−は、実
施例3の本発明速溶錠についての口腔内溶解時間。図4
は、実施例4の本発明速溶錠、比較例2の錠剤、及び実
施例4の未乾燥錠剤の各々について測定した引張強度及
び口腔内溶解時間と成形圧力との関係を示す。横軸は成
形圧力を、左縦軸は引張強度(Kg/cm2) を、右縦軸は口
腔内溶解時間(分) をそれぞれ表す。また図中の各記号
はそれぞれ下記を表す。−■−は、実施例4の本発明速
溶錠についての引張強度。−□−は、実施例4の本発明
速溶錠についての口腔内溶解時間。−▲−は、実施例4
の未乾燥時の引張強度。−●−は、比較例2の錠剤につ
いての引張強度。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水に対する溶解速度の速い医薬品添加物、
    医薬品、及び1〜5重量%の水のみを本質的に含有する
    練合物を、和菓子自動打物成形機又は角砂糖製造装置を
    用いて50〜1000kgの圧縮成形圧で圧縮成形し、その後乾
    燥して製造することを特徴とする口腔内溶解型速溶錠の
    製法。
  2. 【請求項2】水に対する溶解速度の速い医薬品添加物
    が、糖類若しくは糖アルコール又はその両者である請求
    項1記載の口腔内溶解型速溶錠の製法。
  3. 【請求項3】水に対する溶解速度の速い医薬品添加物
    が、キシリット及び乳糖若しくはマンニット又はその両
    者である請求項1記載の口腔内溶解型速溶錠の製法。
  4. 【請求項4】圧縮成形前の練合物に対して、水に対する
    溶解速度の速い医薬品添加物の含有量が90重量%より多
    い請求項1乃至4記載の口腔内溶解型速溶錠の製法。
  5. 【請求項5】圧縮成形に係る圧縮成形圧力が、150 〜10
    00kgである請求項3記載の口腔内溶解型速溶錠の製法。
  6. 【請求項6】圧縮成形前の練合物に、更に結合剤を含有
    する請求項1乃至5記載の口腔内溶解型速溶錠の製法。
  7. 【請求項7】圧縮成形し、次いで乾燥した後に更にグレ
    ージング処理を行うことを特徴とする請求項1乃至6記
    載の口腔内溶解型速溶錠の製法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004175796A (ja) * 2002-11-13 2004-06-24 Asahi Kasei Pharma Kk 排尿障害治療用口腔内崩壊製剤
WO2008120548A2 (ja) 2007-03-13 2008-10-09 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. 口腔内崩壊錠
JP2019089798A (ja) * 2012-12-31 2019-06-13 株式会社コアファームCorePharm Co., Ltd. 不連続相および連続相からなる凝集単位を含む微粒剤形

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