JPH09309543A - 流体封入袋 - Google Patents

流体封入袋

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JPH09309543A
JPH09309543A JP14970996A JP14970996A JPH09309543A JP H09309543 A JPH09309543 A JP H09309543A JP 14970996 A JP14970996 A JP 14970996A JP 14970996 A JP14970996 A JP 14970996A JP H09309543 A JPH09309543 A JP H09309543A
Authority
JP
Japan
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fluid
nozzle
space
opening
bag
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14970996A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Inoue
隆 井上
Mototsugu Tamaki
基次 玉城
Hiroko Amamiya
弘子 雨宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09309543A publication Critical patent/JPH09309543A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の流体及び第2の流体を容易に混合する
ことができ、かつ低コストで生産効率を高めることがで
きる流体封入袋を提供する。 【解決手段】 第1ノズル16の開口16a及び第2ノ
ズル17の開口17aから第1流体6及び第2流体8を
同時に押し出すことができる。したがって、第1の流体
6及び第2の流体8を、例えば掌に同時に取り出すこと
ができる。また、2枚積層したシート2,3を圧着する
ことにより流体封入袋1を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状体、クリーム
状体又は粉状体(以下単に「流体」という)などを封入
するように、2枚のシートを積層して、適所を圧着シー
ルして形成する流体封入袋に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧液の中には、2種類の化粧液を個別
に袋に封入しておいて、使用時に各々の化粧液を混合し
て使用するものがある。このような化粧液を使用する場
合の入れ物としては、次の(1),(2)のものが知ら
れている。
【0003】(1)2種類の化粧液を個別の袋に封入し
ておき、これらを使用する際に、まず1種類目の化粧液
の袋を開封して化粧液を使用者の掌に押し出す。つい
で、2種類目の化粧液の袋を開封して、同様に2種類目
の化粧液を使用者の掌に押し出し、掌の上で2種類の化
粧液を撹拌混合して使用する。
【0004】(2)上記以外に2種類の化粧液を混合す
るための2種混合容器がある。この2種混合容器の例と
しては、樹脂ジャー、樹脂ブロー及びチューブ等が知ら
れている。このような2種混合容器を使用すれば、2種
類の化粧液を容易に混合することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(1)の
場合、個別の袋を各々開封し、これらの袋から化粧液を
使用者の掌に押し出し、掌の上で2種類の化粧液を混合
することになり、2種類の化粧液の混合に手間がかかる
という問題がある。また、個別の袋から化粧液を使用者
の掌に押し出すので、各々の化粧液の押し出す位置がず
れる場合があり、2種類の化粧液を均一に混合すること
が困難になるという問題がある。
【0006】(2)の場合には、樹脂ジャー、樹脂ブロ
ー及びチューブは製造コストが高くなり、また生産効率
も比較的低くなる。したがって、例えば、販売促進用の
サンプル化粧液を大量に配布するようなケースでは好ま
しくなかった。
【0007】従って、本発明の目的は上記従来技術が有
する問題を解消し、2種類の化粧液の混合を均一かつ容
易に行えるようにし、また生産効率は高いが、製造コス
トは低いという液体封入袋を提供せんとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、2
枚のシートを積層し、その周囲を圧着シールすることに
より流体封入袋を形成し、該流体封入袋に仕切り圧着シ
ール部を形成することにより第1流体を封入する第1空
間と、第2流体を封入する第2空間とを隔離状態で形成
し、前記第1空間に連通した第1ノズルと、前記第2空
間に連通した第2ノズルとを近接位置に併設し、両空間
内に流体を封入した状態時において両ノズルを封止する
とともに、両ノズルを一度に破断可能となる位置にカッ
トノッチを形成したことを特徴とする。
【0009】カットノッチを破断することにより、第1
ノズルの開口及び第2ノズルの開口から、第1流体及び
第2流体を同時に押し出すことができる。したがって、
第1の流体及び第2の流体を、例えば掌に同時に取り出
すことができるので、第1の流体及び第2の流体を容易
に混合することができる。また、2枚の積層シートを圧
着シールして流体封入袋を形成することができるので、
低コスト化が可能になり、かつ生産効率を高めることが
できる。
【0010】請求項2は、前記第1ノズルの開口から押
し出された第1流体と前記第2ノズルの開口から押し出
された第2流体とを互いに交差状に噴出させることを特
徴とする。したがって、第1ノズルの開口及び第2ノズ
ルの開口から同時に押し出された第1流体及び第2流体
は、互いに交差しながら混合するので、よく混ざり合う
ことになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図に基づいて本発明に係
る液体封入袋の一実施の形態を詳説する。
【0012】図1は流体封入袋の正面図である。流体封
入袋1は、2枚のシート2,3(図2参照)を積層した
状態で圧着シールしたものであり、斜線で示したエリア
が圧着シール部である。
【0013】この流体封入袋1は封入部4と、封入部4
の上部に形成した突出片15とからなり、封入部4は第
1流体6を封入した第1空間7と、第2流体8を封入し
た第2空間9とを備えている。第1空間7と第2空間9
とは、仕切り圧着シール部10で個別になるよう仕切ら
れている。
【0014】突出片15には、第1空間7に連通した第
1ノズル16と、第2空間9に連通した第2ノズル17
と、第1ノズル16及び第2ノズル17を同時に破断し
て開口することができるカットノッチ18とを備えてい
る。このカットノッチ18は第1ノズル16及び第2ノ
ズル17の先端側に形成され、突出片15はカットノッ
チ18を切離し開始点として想像線19に沿って破断さ
れる。
【0015】第1ノズル16及び第2ノズル17は互い
に隣接し、各々にテーパ面を形成しており、これらのテ
ーパ面はその延長線が交差点20で交差するようになっ
ている。
【0016】ついで、上述の如く構成された本発明の液
体封入袋の作用を説明する。先ず、使用者の指で突出片
15(図1参照)を挾んで、突出片15を上方に引っ張
ることにより、カットノッチ18を切離し開始点として
想像線19に沿って突出片15が破断される。これによ
り、第1ノズル16及び第2ノズル17は開口される。
【0017】次に、図3に示すように流体封入袋1を逆
向きにして、第1空間7及び第2空間9を指25及び図
示しない指で挾みながら押圧すると、第1ノズル16の
開口16aから第1流体6が押し出され、第2ノズル1
7の開口17aからは第2流体8が押し出されてくる。
【0018】そして、第1ノズル16の開口16aから
押し出された第1流体6と、第2ノズル17の開口17
aから押し出された第2流体8とが、互いに交差状に噴
出されながら掌26に取り出される。したがって、掌2
6上に取り出された第1流体6と第2流体8とは略均等
に混合された状態になる。
【0019】図4は本発明に係る流体封入袋1の他の実
施の形態を示す正面図である。なお、図4において前記
実施の形態と同一類似の部材については同一符号を付し
て説明を省略する。
【0020】前記実施の形態では、第1ノズル16及び
第2ノズル17に各々テーパ面を形成し、これらのテー
パ面の延長線が交差点20で交差するようにしたが、こ
れに限らず、ノズルを図4に示すようにしてもよい。
【0021】すなわち、第1ノズル30と第2ノズル3
1とが延長線上で交差するように、各々のノズル30,
31を徐々に内側に傾斜するよう形成した。これによ
り、第1ノズル30及び第2ノズル31から押し出され
た、第1流体6及び第2流体8を効率よく混合すること
が可能となる。また、第1流体6及び第2流体8を混合
しないで押し出すように第1ノズル及び第2ノズルを形
成してもよい。
【0022】前記実施の形態では化粧液の場合について
説明したが、本発明に係る流体封入袋は化粧液などの流
体の他に、クリーム状体や粉状体などの流体にも適用す
ることができる。また、エポキシ液などの接着剤などに
も適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による請求項
1によれば、第1ノズルの開口及び第2ノズルの開口か
ら第1流体及び第2流体を同時に押し出すことができ
る。したがって、第1流体及び第2流体を、例えば掌に
同時に取り出すことができ、第1流体及び第2流体を容
易に混合することができる。また、2枚積層したシート
を圧着シールして流体封入袋を形成することができるの
で、低コスト化が可能になり、かつ生産効率を高めるこ
とも可能となる。
【0024】請求項2によれば、第1ノズルの開口及び
第2ノズルの開口から、それぞれ同時に押し出された第
1流体及び第2流体は、互いに交差するように掌上に噴
出して混合するので、よく混ざり合うことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体封入袋の正面図である。
【図2】本発明に係る流体封入袋の側面図である。
【図3】本発明に係る流体封入袋の作用説明図である。
【図4】本発明に係る流体封入袋の、他の実施の形態を
示す正面図である。
【符号の説明】
1…流体封入袋 2,3…シート 4…封入部 6…第1流体 7…第1空間 8…第2流体 9…第2空間 10…仕切り圧着シール部 15…突出片 16,30…第1ノズル 16a,17a…開口 17,31…第2ノズル 18…カットノッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のシートを積層し、その周囲を圧着
    シールすることにより流体封入袋を形成し、該流体封入
    袋に仕切り圧着シール部を形成することにより第1流体
    を封入する第1空間と、第2流体を封入する第2空間と
    を隔離状態で形成し、前記第1空間に連通した第1ノズ
    ルと、前記第2空間に連通した第2ノズルとを近接位置
    に併設し、両空間内に流体を封入した状態時において両
    ノズルを封止するとともに、両ノズルを一度に破断可能
    となる位置にカットノッチを形成したことを特徴とする
    流体封入袋。
  2. 【請求項2】前記第1ノズルの開口から押し出される第
    1流体と、前記第2ノズルの開口から押し出される第2
    流体とを互いに交差状に噴出させることを特徴とする請
    求項1記載の流体封入袋。
JP14970996A 1996-05-22 1996-05-22 流体封入袋 Withdrawn JPH09309543A (ja)

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JP14970996A JPH09309543A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 流体封入袋

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JP14970996A JPH09309543A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 流体封入袋

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JPH09309543A true JPH09309543A (ja) 1997-12-02

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JP14970996A Withdrawn JPH09309543A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 流体封入袋

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JP (1) JPH09309543A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11227868A (ja) * 1998-02-16 1999-08-24 Dainippon Printing Co Ltd 包装用袋

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11227868A (ja) * 1998-02-16 1999-08-24 Dainippon Printing Co Ltd 包装用袋

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